高3数学(本科)コース授業案内

「解法の原理」と「解法の多様性」が重要!

多くの塾・予備校では、授業は入試問題の解法を伝えることに主眼が置かれています。授業に出れば確かに「分かる」のですが、「解法の作り方がよく分からないので、問題と解法のパターンを暗記して乗り切ろう」ということになりがちです。
それに対して、SEGの受験数学コースでは、次の2つを重視した授業を行っています。

  1. (1)「 解法の原理」を講義する
  2. (2) 問題を解く際、どの「原理」を使うか、どう「原理」を組み合わせるかを講義する
たとえば、
高3数学_問題1
というような問題は、どの塾・予備校のテキストにも載っています。どの予備校でも、この問題は
高3数学_t-xt+y=0」ことを教えてくれるでしょう。しかし、「方程式の解」に帰着する方法しか知らなければ、
高3数学_問題2
という問題になると、正しく解くのは困難です。さらに、
高3数学_問題3
となると、お手上げでしょう。
SEGでは、問題1を解説する時点で、実数tの存在条件に帰着される解法の原理と、xを固定してtを動かして、yの変域を調べる解法の原理の双方を講義し、それらの長所・短所をいろいろな問題を通じて理解してもらいます。そのような訓練をしていれば、問題3も難なく方針を立てて解けるようになるのです。
SEGの数学は、高3の8月までに「解法の原理」を講義し、問題を解くときに「解法の原理」をどう活用すればよいか、ということを伝えます。テキストでは扱う問題を最小限に厳選し、「1問で多くの原理が学べる問題」を収録しています。このテキストを使った授業により、暗記に頼らず大学入試問題が解ける思考法を鍛えます。
9月以降はテストゼミ形式で問題演習を行い、「解法の原理」の選び方、試行錯誤から正答を導くコツ、ケアレスミスを最小限にするための見直し方法の技術を向上させます。

高3数学各コース年間授業内容

① 受験理系数学FGHコース
2次試験・私大入試に数IIIを含む、理工系・医歯(薬)系受験者のためのコースです。
Hクラス:
数学がかなり得意な方を対象に超ハイレベルな授業を行います。東大入試のやや難~難レベルの問題も積極的に扱い、思考回路をさらに磨いていきます。「標準問題の演習もきちんと行いたい」「志望校の数学の難易度がそこまで高くない(千葉大医、筑波大医など)」という方は、Gクラスが適切です。
Gクラス:
「既に標準的な入試問題については時間をかければ解ける」という方を対象に、ハイレベルな授業を行います。夏期講習までに東大・東工大・難関医学部レベルの入試問題を解く力をつけます。
Fクラス:
高校数学全範囲の既習者を対象に、高校数学の重要事項および標準的な入試問題を解くための思考法を講義します。夏期講習までに標準~やや難の入試問題を解く力をつけることを目指します。
② 受験東大文系数学M、受験文系薬系数学Lコース
2次試験・私大入試に数IIIを含まない、文系・薬系受験者のためのコースです。薬系でも数IIIを必要とする場合は受験数学理系コースを受講してください。
東大文系数学Mクラス:
東大文系・一橋大現役合格を目指すハイレベルなクラスです。近年の文系数学の入試問題は易化しており、年によっては満点近くとることも十分可能です。特に文系は「数学が苦手だから文系に進む」という生徒が多いため、数学で高得点をとった場合のアドバンテージは強烈です。「文系だから高度な数学は不要」と考えるのではなく、「文系だからこそ数学が得意になってやる!!」という意気込みでスタートしましょう。
文系薬系数学Lクラス:
数IIIを必要としない文系・薬系志望者を対象に、今まで教わってきた数学の基礎の確認から始め、典型的な標準問題がスラスラ解けるようになることを目標にします。「本当はMクラスに行きたいんだけどまだ実力が……」という方も、まずはここからスタートすればよいでしょう。

高3数学の授業の流れについて

授業本体
  • ・新出事項の解説
    新しい考え方を紹介するときは、その考え方を天下り的に紹介するのではなく、そう考える必然性について、具体例などを交えるなどして講義します。
  • ・問題の解説
    多くの塾・予備校では「解答のみの板書」が主ですが、SEGでは「方針の立て方」の説明に力点を置きます。このため、解答はプリント配布になる場合もあります。
予習復習
春期~夏期は原則として予習前提です。2学期はテストゼミ形式の授業ですので、予習の必要はありません。 復習は必須です。テキストの問題、補充問題の復習を必ずしてください。
家庭学習
SEGのテキストの復習を中心に行ってください。また、テキストとは別に自習用の問題集を配布しています。この問題集で分野別の演習や苦手克服のための演習を行ってください。
発展課題
余裕のある方、意欲的な方のために、毎回、発展課題(チャレンジ問題)を2~3題用意しています。SEGで力をつけ、東大理系や難関医学部に合格した生徒のほとんどが、チャレンジ問題にも取り組んでいます。
クラス分け試験
学期毎に、達成度確認を兼ねたクラス分け試験があります。初回のクラス分け試験が受験できなかった場合やクラス分け結果が不本意だった場合には、別途、再試験を受験してください。

受講生の声

東大図数学(理系)G/H

  • ・どういう問題に対して、どういったアプローチをしていくのかということがこの講座を通じて理解できたように思います。面白かったです。ありがとうございました。(桜蔭)
  • ・市販の問題集の解答などだと「どうしてそんな発想がでてくるのか?」という部分があまり書かれていないが、この講座ではそういった部分も含め、図形問題に対するアプローチの仕方が学べた。式の計算をして答えを求めた後に図形的意味を考えると「当たり前じゃん!」という感動を味わえたのも良かった!(学芸大附属)
  • ・問題それぞれに主題が分かりやすくあって、それを一つひとつ説明してくれることで独学よりずっと効率的だった。先生の板書もただ書き続けるだけでなく、話の内容も興味のわく話題(授業的にも)が多くて面白かった。(麻布)

理系数学テスト演習H

  • ・自分の身についた分野や、苦手な分野がはっきりわかったと思うので、今後により生かしていくことができると思います。テストが難しく、点数は低かったですが、解けたところに対しては少し自信になったので、よかったです。これからもっと頑張ります。ありがとうございました。(女子学院)
  • ・テスト形式で自分がよく分かっていない考え方がどこなのかが明確にわかった。(学芸大附属)
  • ・演習中に解けなかった問題が演習後の休み時間に冷静に考えるとすぐにわかるということが多くて悔しかった。分かっているつもりのところも、もっと定着させていかないとダメだなと思った。(女子学院)

東大図形数学(文系)

  • ・ある一つの解法だけでなく、多くのやり方を示してくれるので、問題を解くという行為において幅が広がったと思う。この講座をとってよかたと思います。(駒場東邦)
  • ・夏休み中に、東大や京大、一橋などの難解で良質な過去問に多数触れることができて良かった。一問一問じっくりと丁寧に説明してくださり、考える力が身についた。(駒場東邦)

どうしても通常授業に出席できないとき

振替
登録クラスに出席できなくなった時は、同レベルの他日程のクラスへの登録変更、あるいは、一時的に振替受講をすることができます。ご希望の際は、事前にお電話または受付窓口にてお申し出ください。
※次の点を、あらかじめご了承ください。
・クラスによって進度や授業構成が若干異なることがあるため、クラス変更や振替受講により、授業で扱う問題に抜けや重複が生じる場合があります。
・変更希望先または振替希望先の申込人数の状況等により、ご希望に沿えない場合があります。
ノートコピー
高校の数学・理科・世界史では、授業ノートのコピーを借りることもできます。受講票を持って、講師室に直接お越しください。原則、15:00~授業終了まで開室しています(土曜日は12:30~、講習時は授業開始1時間前から開室、日曜日は休み)。
※ノートコピーのないクラスもあります。ご了承ください。

面談

1学期、2学期に希望する生徒に対して個別面談を実施します。学習方法、受験大学・学部、将来の進路について講師からアドバイスをします。