SSS多読通信 第69号

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234. SSS多読通信 第69号

お名前: ポロン
投稿日: 2005/2/17(06:03)

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        SSS多読通信 第69号 (2005/02/17)

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【1】今週の100万語通過報告者  (2/7-2/13)
【2】今週のお薦め本  「レベル3のお薦め児童書」特集
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム    「読み聞かせの技術を磨こう!」  (Kian)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記    
                          編集:ポロン
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【1】今週の100万語通過報告者  (2/7-2/13)
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今週は、100万語通過の報告はありませんでした。次号をお楽しみに!

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【2】今週のお薦め本    「レベル3のお薦め児童書」特集
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今100万語をめざしている方も、多読が進んで分厚い本を楽しんでいる方も、
今週はレベル3にご注目!読みごたえがあり、大人も心揺さぶられる本が多く
なるのがレベル3前後の児童書ですね。今週は私の本棚の中から、とびきりの
お気に入りをご紹介します。
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■Love That Dog YL3.5 3,900語
……………………………………………………………………………………………
「ぼく、書きたくないよ。詩なんて、女が書くものだ。」
男の子が先生に出す「詩」についてのレポートから成る小説です。男の子の稚
拙な言葉は、やがて詩になり、彼自身の物語が影絵のように浮かび上がってき
ます。切なさに思わず涙がこぼれ、胸がキュン。作者 Sharon Creech の力量に
感嘆せずにいられない、素敵な作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003046]
……………………………………………………………………………………………
■Pleasing the Ghost YL3.5 11,000語
……………………………………………………………………………………………
父親を亡くして以来、9歳の少年 Dennis の寝室には、さまざまな幽霊が訪れ
るようになりました。ある日、おじさんの幽霊が現れて、Dennis に頼みごと
をします。愛情とユーモアに満ちあふれた、心温まる物語です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003084]
……………………………………………………………………………………………
■The Storm YL3.5 4,500語
……………………………………………………………………………………………
人気作家 Cynthia Rylant が描く、The Lighthouse Family シリーズ第1巻。
猫の Pandora は誇り高き灯台守。ある日遭難した犬の船乗り・Seabold を救
います。やがて季節が巡り、傷も癒え、再び海に戻ろうとする Seabold でし
たが・・・。二人の出会いが、さらなる美しい出会いを生み出します。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004365]

物語は2巻以降、『The Whale』『The Eagle』と続きます。優雅なイラストも
素晴らしいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008706]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008707]
……………………………………………………………………………………………
■The Dragonling YL3.5 7,300語
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9歳の少年 Darek は、ドラゴン狩りでドラゴンを仕留め、勇者の仲間入りす
ることに憧れています。ところがある日、彼はドラゴンの赤ちゃんを見つけ、
仲間の元に帰してやるため、ドラゴンを連れた旅に出ることになりました。
少年、その父、母、村人たち、登場人物それぞれの心情がきめ細やかに描かれ、
ファンタジックでありながら、リアリティにもあふれた作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003184]

このシリーズの1〜3巻までの合本もありますが、残念ながら第4巻以降は、
2005年2月現在、絶版となっているようです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008899]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■はじめの一歩 どの本から読めばいい? 
これから多読を始めたいというあゆみさんの質問に、カイさんが、GRと児童書
の説明をまじえながら、お薦めセットを紹介してくれています。どこで本を購
入するかについてもお答えがあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=t&id=7979]
……………………………………………………………………………………………
■SSS大阪絵本の会 第33回&番外編 活動報告
大阪絵本の会の例会、今回は酒井先生をゲストにお迎えしての番外編と合わせ
て、2回分の報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=6247]
……………………………………………………………………………………………
■絵本報告 その31   アトムさん
アトムさんのおなじみ絵本報告。今回は、イースターと聖書に関する絵本の特
集です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=669]
……………………………………………………………………………………………
■リスニング10万語報告   バナナさん 
先週に引き続き、バナナさんからのリスニング報告です。多読・聞き読み・リ
スニングの効果か、昔から持っていたCDを聴いたところ、以前よりずっと楽に
聴けたそうです。GRの音源についても、たくさんの貴重な情報があります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1767]
……………………………………………………………………………………………
■親子でデルトラ、DSA   happyhope さん 
happyhope さんは英語で、小学生のお子さんは日本語で、Deltora Quest や
Dragon Slayers Academy シリーズの親子読書を楽しんでいるそうです。お子
さんの読書について、「何より本の世界の楽しさを知っていくのはうれしいな」
というhappyhope さん。親子で会話もはずむでしょうね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=2570]
……………………………………………………………………………………………
■500万語、地味に通過   杏樹さん
杏樹さんがジャンルにとらわれずに読んだ中から、掘り出しもの、おもしろか
った本、どんどん読めた本、難しかった本、投げた本について報告してくださ
いました。何をどう読むか、いかに楽しむか、杏樹さんの多読ライフをご覧下
さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4942]
……………………………………………………………………………………………
■二周年と快読700万語の報告   Hank さん
600万語まで Sidney Sheldon を読み続けた Hank さんが、他の作家のPB(ペー
パーバック)にもトライ。各本の感想は、これからPBをめざす方にとって参考
になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4969]
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【4】SSS コラム  「読み聞かせの技術を磨こう!」     (Kian)
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 絵本の読み聞かせは楽しいですよ!と、前回の私のコラムでお知らせしまし
た。今回は、「楽しいだけでも嬉しいけど、少しは上手になりたいな」という
方へ、私の練習方法などをお知らせします。

 まず、誰もが気になるのが「英語の発音」ですよね。人前で読むのですから
(笑)。大切なのは、「はっきり、恥ずかしがらないで」読むことです。その
ために、家でも何度も読んでみましょう。まず、いつも本を読んでいる姿勢で
声を出す。次に、読み聞かせの持ち方で、読んでみる。ここで、「読みにくい
なあ」と思うはずです。だから理想は「読まなくてもいいように覚える」こと
ですね。でもそれは、なかなか出来ることではありません。せっかく「暗記不
要」のSSSの多読になじんでいるのですから(笑)、「覚えなければ!」とは
思いたくないですよね。
 
 その絵本の音源を使ってみましょう。聞きながら、まねして声に出して読ん
でみましょう。これは英語の発音だけでなく、リズムとイントネーションをも
のにする最適の方法だと思います。初めは速くてついていけないところもあり
ますが、繰り返しているうちに、ついていけるところが多くなると思います。
 
 「だいたいお話の流れが頭に入ったな」と思えたら、次はシャドーイングで
す。絵本を読み聞かせの持ち方で持ち、音源を聞きながら声を出すのです。こ
れなら、暗記していなくても「読みにくい」と困ることもありません。ページ
をめくる箇所に合図が入っている音源なら、なおいいですね。

 絵本の音源は、情感たっぷりに読んでいるものが多いです。ですから、ゆっ
くり読む、速く読むの、メリハリがあります。何冊も聞いて読んでみると、楽
しくて、「これ、読み聞かせしてみたいな」と思うでしょう。この「読み聞か
せしてみたいな」という気持ちが、とても大切だと思います。少しぐらい練習
不足でも、「みんな、聞いてー!」と思える仲間がいれば、その気持ちはさら
に大きくなるに違いありません。

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【5】SSS ニュース
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■横浜講演会のお知らせ
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◆「絵本から始める100万語多読」講演会
 日時:4月17日(日) 午後2時〜
 会場:フォーラムよこはま ランドマークタワー13階

横浜で、多読初心者を対象とした講演会が開催されます。
講演会は入場無料・要予約です。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■エデュカブッククラブ ホームページ公開のお知らせ
……………………………………………………………………………………………
いよいよ3月1日、横浜にエデュカブッククラブがオープンします。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.educa.co.jp/sss/index.html]

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【6】編集後記    「食べず嫌い」        (ポロン)
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 子どもが食べず嫌いなのは、親にとっては困りもの。でも、実は私も食に関
してはけっこう嗜好が片寄っていて、トマトソースは大好きだけど、クリーム
ソースは苦手だったのです。
 ところがある日、入ったお店でランチ・セットになっていたのが、「生ハム
とかぶのクリームソース・スパゲティ」。おいしそうな具材の取り合わせに、
ついふらっと注文してしまいました。
 目の前に出てきたお皿は、それほどソースが濃厚そうでもなく、一口食べて
みると実においしい!それ以来、クリームソースも好物になり、食事の選択肢
が広がりました。今までの人生、損してた!(笑)
 多読でも、「食べず嫌い」でもったいなかった、ということがありますね。
今週ご紹介した『The Dragonling』という本は、ドラゴン・クエスト系の話と
聞いてそれほど食指が動かなかったのですが、読んでみるとすぐお話の世界に
引き込まれ、見事につぼにはまってしまいました。
 こういう幸せな出会いがあるから、多読はやめられません。薦めてくれたタ
ドキスト仲間に感謝です♪
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次号の担当は たこ焼 さんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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