SSS多読通信 第71号

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249. SSS多読通信 第71号

お名前: あずき http://homepage2.nifty.com/azukihome/book/
投稿日: 2005/3/3(06:41)

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        SSS多読通信 第71号 (2005/03/03)

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【1】今週の100万語通過者(2/21-2/27)
【2】今週のお薦め本 ひなまつり特集「魅力的な女の子たち」
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム   「多聴の実際〜素材の選び方、取り組み方」(トオル)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記    「自分で自分に花丸をあげよう」
                          編集:あずき
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【1】今週の100万語通過報告者 (2/21-2/27)
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 今週の100万語通過報告は6名でした。おめでとうございます!
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■青猫さん
 英語とは縁のない生活を送っていたという青猫さん。英語でもやるか、と、
いろいろと手を出してたどり着いたのは、SSSだったそうです。50万語以降は、
ロマンス小説の読み易さにはまり、勢いがついたとのこと。好きなジャンルを
見つけるのも、多読を続けるコツですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4873]
……………………………………………………………………………………………
■ヨゴロウザさん
 一番つらかったのは、辞書を引かないことへの罪悪感だったというヨゴロウ
ザさん。辞書を引くときは、スペルが頭の中に残っているもののみ後でまとめ
て調べるという一定の基準を決めたそうです。また、児童書が好みにあわず、
過去に読んだことのある本の原書や翻訳物を中心に読み始めた点など、自分な
りに工夫されている様子がうかがえます。自分に合わせて、多読とつきあって
いけば良い、ということがよくわかります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4884]
……………………………………………………………………………………………
■くーさん
 GRを中心に読んできたが、とうとう手元に読むものがなくなって、Marvin
Redpostを引っ張り出して読んでみたら見事にはまってしまったというくーさ
ん。解らない単語もあったけれど、GRほど気にならなかったそう。好きな本
ほど読みやすい、という典型ではないでしょうか。今はMagic Tree House と
Nate the Great に夢中というくーさん、これからも、好きな本を楽しんで読
んでくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4887]
……………………………………………………………………………………………
■Dream catcherさん
 仕事で比較的英語には慣れていたが、ペーパーバックを快適に読める程まで
は至らなかったというDream catcherさん。比較的語彙の少ないGRから読み始
めて、現在では、平台に置いてあるペーパーバックをパラパラめくって面白そ
うなら買うという状態になったそうです。やさしいと感じるところから始めた
ことも大正解だったとのこと。読める!という自信、感覚が一番大事というの
は私も同感です。自信が推進力になり、また、次へ進もうという気にさせるの
だと思います。これからも楽しく読書を!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4908]
……………………………………………………………………………………………
■山本山さん
 登場人物が6人以上となると関係がわからなくなる、文章が長くなると、
主語と動詞の関係を確認するため、返り読みをしてしまうというところが
まだ未習熟という山本山さん。今までの自分を振り返り、これからを考える
ということも報告をする利点ですね。まずは楽しんで読みながら、切りの
良い頃に、また振り返ってみてください。新たな自分が発見できるかと思い
ますよ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4919]
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■めだかさん
 中学生の娘さんと二人で多読を始めたというめだかさん。多読開始1ヶ月
目にオフ会に参加、酒井先生に会って弾みがついたそう。その後もオフ会に
参加し、アドバイスをもらったとのこと。これからもオフ会の仲間と一緒に、
楽しんで多読を続けてくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4924]
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【2】今週のお薦め本 ひなまつり特集「魅力的な女の子たち」
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 素敵な登場人物たちに出会えるのも、多読の面白さ。今週は、ひなまつりに
ちなんで、魅力的な女の子が登場する本を集めてみました。
 天才児から、背伸びしたい女の子、女性の魅力を感じさせる主人公まで、登
場人物の成長や活躍ぶりを大いに楽しんで下さいね。
……………………………………………………………………………………………
■Family Secrets                    YL4.5 45,000語
……………………………………………………………………………………………
 Kateはロンドンに住む都会っ子。ロンドンでカフェを経営する母のもとに
母の故郷アイルランドに住む祖母が心臓発作で入院したという知らせが。
Kateは12歳の夏休みをアイルランドの片田舎で過ごすことになる。開けっぴ
ろげでおおらかな少女Siobhanや少々内気な少年Liamとの交流、田舎での生活、
家族の悩み、かすかな恋心、と、少女の頃を思い出させてくれます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001751]
……………………………………………………………………………………………
■From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler YL6.5 35,000語
……………………………………………………………………………………………
 Claudiaは、日常に飽き飽きし、家出することを決意。滞在先は、なんと、
ニューヨークのメトロポリタン美術館!9歳の割には、しっかり貯金している
弟Jamieをパートナーに選び、資金もぱっちり?入念な計画の末、家出を決行
したはずだったが・・・背伸びをしたいClaudiaとしっかりもののJamieのやり
とりも楽しいですよ。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002125]
……………………………………………………………………………………………
■Matilda                        YL6.5 39,785語
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 Matildaは、3歳には独学で新聞を読み、小学校に上がる前には、図書館に
通って名作まで読み終えてしまうほどの天才。しかし、両親は、お金とテレビ
にしか興味が無い俗物で、Matildaは厄介者扱い。担任の先生は、Matildaを
理解し、才能を生かそうとするが、校長はそれを認めない。Matildaと両親や
校長との対決が痛快なDahlの作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007862]
Penguin Readers Level 3に、GR版があります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000724]
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■The Witch of Blackbird Pond              YL6.5 53,000語
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 カリブ海の豊かな農場主の孫として育てられた娘Kit。祖父の死後、唯一の
身内である叔母を頼って、新天地アメリカへ移り住むが、そこで待っていた
ものは、Kitが経験したことのない、質素をよしとする自給自足の生活だった。
17世紀のアメリカの生活ぶり、当時の魔女裁判、ロマンス、Kitの成長と読み
応えありの1冊です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005776]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■英語のままイメージして理解するには?
 どうしても、日本語に訳してしまい、英語のままイメージして理解すること
ができない、という、bobtailsさんの質問です。たくさんの方が、アドバイス
してくださっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=20626]
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■レベル3は何故難しいのか?
 今、レベル3を読むのが楽しいというfootprintさんの800万語、900万語通過
報告です。読んだ本のリストを見ると、大人向けペーパーバックから児童書ま
で多種多様な本を読んでいらっしゃる様子がうかがえます。footprintさんと、
皆さんとのレベル3は何故難しいのか?というやりとりがとても興味深いです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5034]
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■心のバリアを取り払う
 きゃんちろさんの1周年報告です。今では、英語で、初読の自分好みのミス
テリーも読めるようになったということですが、読めるか読めないかを、自分
の心の中で区切ってしまっていた気がするとのこと。心のバリアを取り払う
ことが、ペーパーバックへの道の大切なポイントなのでしょうね。また、フラ
ンス語では、文章は単語でなりたっているけれど、単語を理解したところで
文章が理解できるわけではないということを、体感したとのこと。他の言語で
も同じことがいえるのではないでしょうか。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5046]
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■面白いと感じる本を読むことが大切
 ここいちさんの2周年&1000万語報告です。多読との出会いから、1000万語に
至るまでの詳細な報告をしてくださっています。GRから児童書へ、そして、易
しいペーパーバックから自分の好みのペーパーバックへと積み上げていった様
子は、ペーパーバックを目標にされている方の指針となることでしょう。これ
からも楽しく読書を!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5049]
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■英語を処理するスピードが上がった
 児童書で300万語を達成したみぃみぃさんの報告です。語数を重ねるにつれ
て英語を処理するスピードが上がり、本を読むスピードや、字幕を追うスピー
どもあがったということです。また、リスニングで全体像を把握する力がつ
いたと報告して下さっています。変化を感じるとさらに楽しくなりますね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5060]
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【4】SSS コラム 「多聴の実際〜素材の選び方、取り組み方」(トオル)
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 前回は「ながらシャドーイング」をきっかけに多聴をしてみようという話
でした。では、実際に多聴ってどんなことしているの、どんな素材を選べば
いいのということを私の場合を例として紹介します。

 私は多聴によっていろいろな英語を聞いて、理解できるようになりたいです。
理由は様々な国の人と英語で話をすることがあるからです。その場合、
苦労するのは相手の英語の発音に慣れることです。母音の発音が少し違うだけ
で英語を聞き取るのが大変になるからです。
 自分がどうなりたいのか明確にすることで選ぶ多聴の素材が変わると思って
ます。英語はできるだけ聞くようにしているんだけど、あまり上手くなって
いるように思えないという人は「どうなりたいか」を再度考えてみるといいと
思います。

 実際に素材を選ぶ方法ですが、多読をするときに本を選ぶのと考え方は同じ
で、自分がちょうど楽しめるレベル、楽に聞こえるレベル、目的にあった少し
難しいレベルをそのときの体調に合わせて聞いています。素材の英語の速さを
基準にすると他の人と情報交換しやすいので選びやすくなると思います。
他にもナレーターが男性か女性か、会話が多い、少ないで聞こえ方は変わって
きます。私の場合、素材の英語の速さとナレータの声が好きか嫌いかで選ぶ
ことが多いです。今の私にとって、ちょうど楽しめるレベルはSecret of Droon
のAudio CD(ISBN: 0307206920)、楽に聞こえるレベルはFrog and Toadの
Audio CD(ISBN: 0060740531)、少し難しいレベルはHarry PotterのUK版CD
(ISBN: 1855496704)です。普通は多聴するだけですが、ときには本を読み
ながら聞いたりします。聞きながら読むときは聞いている素材がUnabridged
(要約されていないもの)かどうかを必ずチェックして下さい。abridged
(要約されたもの)だと、本とCDとで話が異なるので聞きながら読むことが
できません。映画はとてもいい素材だと思いますが、今の私には難しいのか
一度観たらもういいかと思ってしまい、何回も聴いてません。雑誌について
いるインタビューも聞きますが、ストーリー性がないのですぐに飽きてしま
います。

 実際の多聴をどのようにしているかですが、車や電車の中で聴くことが多い
です。そのときは本を一緒に読んだりはできないので、聴いていることが多い
ですが、「ながらシャドーイング」はよくやってます。聴いているだけでは
耳では聞こえているけど頭に全然入らないときには「ながらシャドーイング」
すると頭に入ってきます。会話が多い素材のときは会話部分だけシャドー
イングすることもあります。多読では再読はほとんどしませんが、多聴では
Audio Bookを何回も聴いてます。多聴では素材がいいと楽しくなりますが、
聞きながら読むとか、ながらシャドーイングとか、自分が楽しめる聴き方を
見つけるとさらに楽しくなります。

Happy Listening!!
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【5】SSS ニュース
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■「教室で読む英語100万語」、「100万語多読入門」3月発行!
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中学・高校・児童英語・高専・大学の英語の先生方対象とした
『教室で読む英語100万語』(酒井邦秀・神田みなみ編著)
(大修館書店 ISBN 4-469-24504-6 税込1575円)
これから多読を始める英語学習者を対象とした
『100万語多読入門(CD付)』(古川昭夫・伊藤晶子著・酒井邦秀監修)
(コスモピア ISBN 4-902090-24-0 税込1890円)
がそれぞれ、3月23日、29日に全国で発売される予定です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/100mango-kyoshitsu_nyumon.html]
お近くの書店でご予約下さい。アマゾンでの、予約は、もう1〜2週間お待
ち下さい。また、Active English (アルク)は4月号(3/8発売)から10月
号まで、半年にわたって、「100万語多読」特集となります。
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■あたらしく「児童英語と多読」ページができました!
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多読学会・児童英語グループの方がまとめてくださいました。

◆児童英語グループのみなさんより
児童英語の世界でも今、多読が大変注目されています。
実際に多読をとりいれている児童英語の先生方にアンケートの協力をお願いし
たところ、26教室からお返事いただきました。アンケートのまとめを柱として、
児童英語と多読のサイトをSSSHPからリンクさせました。
ぜひ、参考になさってください。

◆児童英語と多読
[url:http://www.seg.co.jp/sss/teaching/kids/index.html]
◆サイトマップからは、
Teaching-SSS英語教授法 → 英語教師のためのページ → 児童英語と多読
より、見ることができます。
◆日本多読学会
[url:http://www.seg.co.jp/era/index.html]
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■横浜講演会のお知らせ
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◆「絵本から始める100万語多読」講演会
 日時:4月17日(日) 午後2時〜
 会場:フォーラムよこはま ランドマークタワー13階

横浜で、多読初心者を対象とした講演会が開催されます。
講演会は入場無料・要予約です。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
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■横浜にブッククラブがオープンしました!
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3月1日、横浜にエデュカブッククラブがオープンしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
◆エデュカブッククラブホームページ
[url:http://www.educa.co.jp/sss/index.htm]
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【6】編集後記  「自分で自分に花丸をあげよう」(あずき)
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 多読通信の編集をしていると、多くの報告を目にすることになります。とい
う私も、報告をすることが大好きでした。自分が今、どんな位置に立っている
のか、どんなことで悩んでいるのか、文章にすることで、明快になったからで
す。また掲示板で、皆さんに励まされることで、自分が気がついていない変化
を教えてもらうことや、悩みを解決するきっかけになったりと、報告は、私の
多読を続ける原動力になったと思っています。
 書き込みをするしないに関わらず、語数だけでなく、半年、1年めなど、区
切りの良いときに、自分自身を振り返ってみる、というのも良いものです。
このとき、とても大切なのは、どんな小さな変化でも見つけて、自分を誉める
こと。例えば、易しい本しか読めないと悩むより、易しい本でも一冊英語で
読めた!と考える方が、また読みたい、という気持ちになりませんか?何より、
一冊も読まないより、一冊読んだことの方が多く英語に触れたことになります。
英語を聞いても全部わからないと嘆くより、単語がぽろぽろと聞こえるように
なった、それは、次へのステップです。ぜひ、自分を誉めましょう。
 ひとりで多読を続けていると不安になることも多いですが、効果とは劇的な
変化ばかりではありません。効果は少しずつ、少しずつ、現れることも多いで
す。その少しずつの変化に気づいて下さい。そして、もし気がついたら、自分
で自分に花丸をあげましょう。少しずつの変化に耳を傾け、花丸の数が増えた
とき、大きく振り返れば、思いもしなかった自分自身の変化に気がつくのでは
ないでしょうか。
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は、近眼の独眼龍さんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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多読通信に関するみなさまのご感想・ご要望・ご意見等をお待ちしております。
 ・メール sss-web-magazine@seg.co.jp
 ・掲示板への投稿
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
 ・多読通信アンケートフォーム
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/] を
 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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