２周年＆１０００万語ご報告

皆様、はじめまして。ここいちと申します。
報告は初めてです。平成１７年２月２３日に１０００万語の達成ができました。
以下その経緯を報告させてください。

多読前
週刊ＳＴの購読をしていましたが日本語だけ読んで読んだ気になってました。
ドリカムの吉田美和が「ハリポタの英語本を読んだ。中学３年レベルの英語。」と雑誌に
書いていたので果敢にも挑戦。
しかし、１ページ３０分もかかり５０ページ位でギブアップしました。

多読との出会い
平成１５年２月。渋谷のブック１で酒井先生の「快読１００万語」の本と出合う。
2月２７日。新宿ブッククラブに入会。その日の読書相談会で、酒井先生と古川さんに
お会いでき話を伺う。
古川さんから「２００or３００万語でTOEICは８００点ぐらいになる。」と言われました。
本当か？と疑問を持ちながらも多読生活に突入。

０〜１００万語：2003.2.27〜5.13：2.5ヶ月
主にＧＲのＰＧＲ０からＰＧＲ４ぐらい。
ＣＥＲが好きでブッククラブのＣＥＲはほぼ制覇したかも。

１００〜２００万語：5.13〜7.21：2ヶ月
ＧＲ中心にFull House MichelleシリーズやNancy Drew Note booksシリーズ、
Jacqueline Wilsonも交えて読みました。ＧＲはＭＧＲをよく読んでました。

２００〜３００万語：7.21〜9.16：2ヶ月
あまりＧＲを読まなくなってNancy Drew Note books、Full House Stephanie、
Full House Sistersが中心。後半はNancy Drew Mysteryを読み始めました。
1冊だけシェルダンのSky is Fallingを２８０万語あたりで読みました。
その次に調子に乗ってシェルダンのBest Laid Plansを読みましたが読めませんでした。

３００〜４００万語：9.16〜11.28：2.5ヶ月
Nancy Drew Mysteryが中心。あとLouis Sacharも読み始めました。
この頃、家人と大喧嘩をしました。英語の本を読むのを禁止令がでて
半月ぐらい読めませんでした。

４００〜５００万語：11.28〜2004.1.30：2ヶ月
410万語でシェルダンのBest Laid Plansが読めました。それからCER6、OBW6を
読んで、後半からシェルダン三昧になりました。
ＰＢが読めるようになったのでブッククラブをやめました。
10時半にＳＥＧに着いて１０分ぐらいで本を借りて、とみん銀行近くのエクセルシオール
でモーニングを頼み（１１時までならモーニングが食べれる）５分ぐらいで食べて
仕事へ行くまでの12時までの１時間、多読しました。
この時間が一番集中できて良かったです。
測ったことはありませんが250w／分位いってたかも。普段はそんなにいきません。
週に１、2回とても楽しい時間でした。
あとこの頃から公営の図書館でＰＢを借りるようになりましたが、ある日
In Search of a Important Manという本を見つけました。
「重要な男を捜すんだ。ミステリーかな？でも表紙がエッチぽいな。。でもいいか。」
とその本を借りて読んでいましたが、読めども読めども恋愛模様ばかりです。
おかしいと思いもう一度表紙を確認しました。
ImportantではなくImpotentでした。
それ以来ブックカバーに気をつかうようになったのは言うまでもありません。
家では家人の意向によりインターネット禁止令がでていたので
ＳＳＳの掲示板はマンガ喫茶か仕事場で見るしかできませんでした。
しかし、今となれば他人と比べることなく、５００万語まで
マイペースで多読ができたなと思います。

５００〜６００万語：1.30〜5.21：4ヶ月
この頃、引越しがあり２ヶ月間、本をまったく読みませんでした。
気を使わないようで使っていたんですね。
引越し先に福岡市総合図書館があり、事前に蔵書を電話で聞いていましたが
あまり期待せずに行ってみました。
感動の一言です。これほど洋書の蔵書がある図書館は他にはないのでは。
本棚を前にここの本を全部読んでやると決意を新たにしました。
シェルダン以外にもニコラス、Linda Howardも読むようになりました。
ニコラスは読みやすいのですが、じれったい作家だと思います。
特にThe Notebookなんか後半がまんできなくて、この一人称は誰なんだと
最後の方を読んでしまい、その後まったく楽しめませんでした。
そして、５月から福岡オフ会に参加させてもらっています。
楽しい仲間ができたことはとても大きな励みです。

６００〜７００万語：5.21〜7.27：2ヶ月
ダニエル・ステイールも多読に加わりました。
読みやすくていいのですが、男の方には勧められません。
後ろぐらいところがある方はさいなませるでしょう。女性にはお勧めです。

７００〜８００万語：7.27〜9.27：2ヶ月
James PattersonのThe Beach House、Harlan CobenのGone for Good、
Michael ConnellyのBlood Workを読みました。
どれも各作家の代表作ですごく良かったです。
Maroon5のShe will be Lovedが頭のなかでリフレインしてきて、ホントいいです。
初めての作家の本はすごく大切だと思います。
最初に読んだものがいいと駄作を読んでも
「違う。James Pattersonはもっといいはずだ。」と他の作品を読むことができます。
最初に食べたトロの握りがおいしいと多少まずいトロの握りを食べても
トロの握りを食べることを止めないことと同じということでしょうか。

８００〜９００万語：9.27〜12.7：2ヶ月
Kane and Abelを読みました。ラストのＮＹのシーンがすばらしい。
高校生の頃、日本語で読んで感動した状況が蘇ってきました。
しかも英語で感動できているので２重に感動しました。

９００〜１０００万語：12.7〜2005.2.23：3ヶ月
1月から仕事を始めたので、時間が取れなくなってきました。
2周年で１０００万語達成をしたかったので、９００万語の後半はパトリシア・コーウエル
と決めていましたが、間に合いそうもないのでV.C.AndrewsのHudsonシリーズを
読みました。開きの絵がオドロオドロしているので敬遠していましたが、結構いいです。

１０００万語達成で思うことは面白いと感じる本を読むことが大切だということです。
力がつく順番は
(1)難しくておもしろい（めったにお目にかかれません）
(2)やさしくておもしろい　
(3)やさしくてつまんない
(4)難しくてつまんない
多分、面白い本を読んでいる時に良いホルモンが出てきて、脳を活性化させるのでは
ないでしょうか。

今まで読まないと死んじゃうという勢いで多読していましたが、
これからはマイペースで続けていきたいと思っています。
でも未読本が沢山あるし（図書館に）、今度は伝記とかエッセイとかも読んでみたい。

まだまだ当分、大忙しの多読生活は続きます。

では、皆様楽しい読書を！！！