多読通信 第50号

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160. 多読通信 第50号

お名前: Julie
投稿日: 2004/10/1(12:08)

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        SSS多読通信 第50号(2004/09/30)

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【1】今週の100万語通過者(09/20-09/26)
【2】今週のお薦め本 文字のない絵本特集
【3】今週の特選投稿
【4】SSS コラム ヨーロッパ旅行で感じたこと
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                           編集:Julie
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【1】今週の100万語通過報告者  (09/20-09/26)
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 今週の100万語通過報告は 4 名でした。おめでとうございます!
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■むねさん
 掲示板初投稿のむねさん。「過去、5年おきぐらいに英語のマイブームが
やってきては挫折」してきましたが、多読で英語の芯ができてきた、そうです。
「それは、ちょうど結晶の芯のようなものかなと思います。芯があってある程
度の濃度に浸かり続けていると、結晶はどんどん大きくなってきます」大きな
英語の結晶を使って、2周目いってらっしゃい♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4251]
……………………………………………………………………………………………
■NEO さん
 「本を読む事で話せるようになるの?」と言っていた NEO さん、本の世界
に入りこんで自分が英語を話しているような感覚になるそうです。「今は日常
会話につながる教材では多読に勝る物ないんじゃないの〜?」と多読を薦めて
くれたお姉さんに感謝しているそうです。姉妹で多読、素敵ですね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4279]
……………………………………………………………………………………………
■あらたさん
 掲示板初投稿のあらたさん。ボケ防止に英語でも、というきっかけが素敵で
すね。昨年10月の札幌講演会にこっそり出席し「隠れタドキスト」として生
きてきたそうです。「記録することで、チャレンジ心を呼び戻して何とか達成
できた」そうで「表」に出てきてくださいました♪また報告にきてください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4283]
……………………………………………………………………………………………
■mokaさん
 英語コンプレックスの固まりだったという moko さん。冊数の少なかった
100万語通過の後、ORT から読み直しハリポタ1〜5巻を読んでの200万
語通過を兼ねた報告です。ハリポタでは、「必殺moka方式、わからない形容詞
はすべて『おどろおどろした』と思うことにしました」面白いですね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4288]
……………………………………………………………………………………………
♪♪5月15日にご報告の秀麻呂さんまでのみなさま♪♪
まりあさんがおめでとうの星を配ってくださってます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?num=30&b=sss-million]
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【2】今週のお薦め本 文字のない絵本特集
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 言葉はなくても物語はそこにあります。文字のない絵本を読むと、本から物
語が浮かび上がってくる感覚が戻ってきて、純粋に物語を楽しもう、言葉の表
面にこだわるのはやめて物語を追いかけて飛ばして読もうという気になります。
また、絵に物語をつけたい気分になれば、英語アウトプットの道も開けそう。
総語数はタイトルの文字数だけ。ゆっくりページをめくって、物語の世界にひ
たってください。
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■The Snowman 総語数 2語 YL0
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 雪だるまをつくった少年に訪れた幻想的な一夜です。温かい色鉛筆のタッチ
がぴったり。漫画のようなコマ割りになってます。最後はせつない。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004459]
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■Free Fall 総語数 2語 YL0
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 『Tuesday』の作者が描く、これは芸術的な絵本。夢の中で少年の発想が広
がり飛んで行きます。イメージの変化がみごと。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007249]
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■Sector 7 総語数 2語 YL0
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 同じく『Tuesday』の作者が描く、これはくすっと笑っちゃう絵本。精緻な
絵が美しい。漫画のようなコマ割りになってます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007250]
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■A Day, a Dog 総語数 4語 YL0
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 荒っぽい鉛筆の白黒のデッサン画。疾走する車から投げ出された犬。主人の
車を追いかけ、追いつけず、途方にくれ、……泣いてしまう1冊です。原題は
フランス語で『Un Jour, un Chien』。邦題『アンジュール』。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005759]
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■たまご‐L’OEUF 総語数 ?語 YL0
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邦題ですみません。『A Day, a Dog』と同じ作者です。英語版がまだ出てない
ようなのでAzazon の和書をリンクします。突如、巨大なたまごが出現。右往
左往する蟻のような人間たち。手塚治虫氏絶賛の作品です。
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4892389560/sss-22/]
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【3】今週の特選投稿
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■情報満載:Paperbacks の広場
Hank さんの Sidney Sheldon全巻制覇報告。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=290]
その話の流れから、間者猫さんの John Grisham(中間報告)。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=298
そして、ポロンさんのHarry Bosch シリーズと Myron Bolitar シリーズ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=302]
お互いに良い影響を与え合いながら、PB 入門者にぴったりの作家・シリーズ
の紹介が揃い踏みとなりました。必見です!
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■TUCKER さんの南アフリカ通信最終号。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1917]
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■多読的 TOEIC 談義。
のびのびこ〜たさんの受験体験談から話が広がり巨大ツリーになりました。
その中から、ちんげん斎さんの文法についてと
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=t&id=13806#a13857]
カイさんの TOEIC 面白かった♪報告がオススメです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=t&id=13824]
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【4】SSS コラム ヨーロッパ旅行で感じたこと(Kian)
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 多読を始めてから、初めてヨーロッパへ行ってきました。16日間でドイツ、
オーストリア、ベルギー、オランダの4カ国への旅でしたが、とてもいい経験
になりました。
 ヨーロッパへは、以前2度ほど行ったことがあるのですが、オーストリア、
スイスのドイツ語圏(ドイツ語は第2外国語で勉強したので、少し分かります)
だったので、今回は英語圏でもドイツ語圏でもないベルギー、オランダへも行
くことがとても楽しみでした。私には多読で培った「分からなくても大丈夫!」
という度胸がありますから!
 とにかく、その地域の言葉の「こんにちは」と「ありがとう」を覚えれば後
は英語で何とかなりました。「こんにちは」だけ言って後は英語で話しても、
最後には相手の言葉で「ありがとう!」。これでサイコーの笑顔を何度も見る
ことができました。
 今回の旅行で実感したことは「コミュニケーションには視線を合わせること
が大切だ」ということです。「こんにちは」「ありがとう」という言葉は、も
ちろん大切です。また、「笑顔で話しましょう」ともよく言われますよね。で
も、実は一番大切なのは「言葉」より「笑顔」より「相手の目をしっかり見る」
ことなのでは?と思いました。言葉だけ「こんにちは」「ありがとう」と言う
のではなく、「相手の目をしっかり見る」ことで、どこの国でも毎日をとても
気持ちよく過ごすことが出来たのです。電車で隣り合わせた時、レストランで
のオーダーやチェックの時、場所を譲ったり譲られたりした時など、ほんのち
ょっとした時にでも、相手の目をしっかり見ることです。
 一番印象的だったのは、ホテルでの朝食の時のこと。安ホテルなので(笑)
テーブルとテーブルの間がとんでもなく狭い。何かのスポーツのチームの人達
が背中合わせに座っていました。ちょうど私が立っていた時、その人達が退席
し始めました。ぞろぞろと通っていく人達を立ったまま待ちましたが、私の横
を通る時、みんながしっかり私の目を見ていくのです。私も全員の目をしっか
りと見ました。頷くほども、言葉や笑顔を交わすほどもない、短い時間です。
それでもお互いの視線を合わせることで「立って待ってくれてたこと、分かっ
てたよ」という相手の気持ちが、手に取るように分かるのです。
 大げさに言えば「視線を合わせることはお互いの存在を認めること」だと思
いました。笑顔で言葉を発しても、ちゃんと相手の目を見て言わなければ「誰
に言ってるの?」ということですよね。エレベーターに乗り合わせただけでも、
お互いの目を合わせることで「あなたがここにいること、私は分かってるよ」
という気持ちになります。あたたかい気持ちになれます。こんな気持ちを知ら
ない人達と共有できたことが、今回の旅行の一番の思い出です。
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【5】SSS ニュース
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■大分、仙台で講演会が開催されます
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◎大分講演会
10月16日(土) 大分市コンパルホ−ル アートルーム(4階)
◎仙台講演会
10月30日(土) 仙台市情報・産業プラザ セミナールーム(6階)
講演会は要予約です。詳細はこちらをご覧ください。
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html]
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■NELLIE'S ELT WORKSHOP & BOOK FAIR 2004
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◎英語教材専門書店「ネリーズ」による英語教師向けのセミナーです。
 10月17日(日) ELT Workshop & Book Fair 2004
 主催:ネリーズ 協力:SSS英語学習法研究会
 会場:エビスビル AAホール 大阪府大阪市中央区淡路町3-2-9
 講演内容:絵本から始める多読(古川昭夫)
 講演時間:10:40-11:30
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html#oska-nellies]
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■タドキスト大会のおしらせ
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第2回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
 12月4日(土)〜12月5日(日)
 会場=SEG (東京)
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/Tadokists-2004-12.htm]
 タドキスト大会専用掲示板:
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]
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■SSS多読通信 第50号になりました
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来週で一周年になります。バナナさんが企画・編集してくださった第1号は
568部でしたが、先週で発行部数2753部に増えました。来週は、もっと増える
といいですね。過去のメルマガは、こちら。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&num=100]
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【6】編集後記(Julie)
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 先日ハリーポッターの4巻を読んだところ、嬉しいことがありました。背表
紙にまったく折り目をつけずに読みきることができたのです。SSS 多読に出合
う前、辞書を引きながら数ヶ月かけて1冊のペーパーバックを読んでいたとき
は、背表紙が何箇所もパックリと折れて縦に白い筋が何本も入っていました。
そうなるものだとずっと思っていたのに、SSS をはじめてから読んだ Grisham
の『The Firm』では、白い筋が1本だけですんだのです。薄い本から徐々に厚
くして読んでいくと、こんな効果もあるんですね。ハリポタ4巻はシワはつい
てしまったのですが、白い筋はつきませんでした。今は5巻をシワもつけずに
読めるか挑戦中です。しかし、背表紙で机に立つあの厚さ。ベキッとへし折り
たい衝動と戦いながら読んでます。握力つきます。
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次号の担当は、くいめいさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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161. 発行部数 2796部

お名前: Julie
投稿日: 2004/10/1(12:11)

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ちょっとずつ増えてますね♪

●発行部数      :2796部
●配送開始日時    :2004/09/30 03:30:24


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