100万語通過 & 200万語報告

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4288. 100万語通過 & 200万語報告

お名前: moka
投稿日: 2004/9/26(02:52)

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mokaと申します。

昨年の5月に多読を始めて、今年3月に100万語を超えました。(10ヶ月)
そして9月15日、200万語になりました。(6ヶ月)
100万語を通過したときに報告しそびれたのでここでご報告します。

☆ 〜100万語(10ヶ月、79冊)
絵本  32冊
GR   32冊
児童書 6冊  (およそ1万語以内の本MTH, MRP など)
PB  9冊  (およそ1万語以上の本ハリーポッター、ドリトル先生など)

100万語を越えたら、どんな景色が見えるだろうと思って期待していました。景色は何も変わらないけれど、今まで何十年(?)も、一歩も前に進めないと思っていた英語の道が、一歩だけ進んだ気がしました。たった一歩ですが、私にとっては、大きな一歩でした。大きな車輪を1cmでも動かすのはとても大きなエネルギーが必要なように。でも、回り出した車輪は、だんだん動かすエネルギーが少なくても回り始め、回り続けるように、どんどんシュポシュポ行くのではないかという期待が込められている一歩でした。

大きな一歩と思うひとつに、ハリーポッター1〜5巻を読み終えることが出来たことです。まだまだ何でも読めるわけではなく、レベル的には2〜3だと思っているのですが、ハリポタを読みたい一心で始めた多読です。まだまだ読むのは早いと思いつつ、待ちきれずに読んでしまいました。辞書を引かない、わからなかったらとばす、という規則さえ体得できれば、結構読めるものですね。(後はちょっとした忍耐。愛は耐えることって、誰か言いませんでしたっけ?)ハリポタで難航したのは、形容詞の多さですが、必殺moka方式、わからない形容詞はすべて「おどろおどろした」と思うことにしました。「おどろおどろした」という日本語自体、雰囲気はわかっても、意味のよくわからないことばなので、ちょうどよいのだと思います。初めの頃、まだ多読を知る前だったこともあって、辞書をひいていたのですが、ほとんどが、「邪悪な、よこしまな、悪意に満ちた、気味の悪い、重々しい・・」というような、暗〜い、重苦し〜いような言葉が多かったので、こんな技を身につけてしまいました。
もちろんこれは、日本語のハリポタを何度も読み(1〜3巻を娘に音読した経験もあり。)映画も何度も見たからできる事だと思います。
(J. K. ローリングさんごめんなさい。貴女の選び抜いた言葉を、こんな簡単にまとめてしまって。必ず、再読しますから!)

最近ハリポタの5巻の日本語が発売になりましたね。9月1日8時に書店に買いに行きました。答え合わせのつもりで一気に読みました。感想は「結構読めてるじゃん!」です。ストーリーも、雰囲気もだいたいつかめていたと思います。ただ、違いは時間です。英語は1ヶ月以上かかりましたが、日本語では2日です。この差!!

☆ 〜200万語(6ヶ月、282冊)

絵本    90冊
ORT   106冊
GR     20冊
児童書   55冊
PB     11冊

100万語まではハリーポッターのせいで册数が少なめなので、基本に戻り、ORTから読み直しました。
200万語までのトピックスは、ローラインガルスワイルダーの大草原シリーズです。200万語通過本は、シリーズ7冊目のLittle Town on the Prairieです。このシリーズは大学生の時買ったのですが、かれこれ数十年というのはちょっとオーバーだけど、読めずに持っていた本です。友人に「洋書飾るの趣味?」なんてイヤミを言われながらも引っ越し9回にも耐え、持ち歩いた甲斐がありました。端が茶色く黄ばんでいるのを見ると、自分の「英語できない暦」の長さを物語っているなあと思います。
本棚の既読本が増えるのがとてもうれしく思いますが、先日未読本を数えたら、まだ100冊以上ありました。(読むスピードより、買う方が多いし、何よりオフ会でお借りする本もたくさんあるので・・・)
本棚には赤毛のアンのシリーズがあります。オールコットの全集もあります。レイ・ブラッドベリの“Dandelion Wine" も飾ってあります。まだ購入していないけど読みたい本に、ナルニアがあり、ゲド戦記があります。アーサーランサムの「ツバメ号とアマゾン号」も読みたいです。
こうして見ると私の多読は、昔読んだ児童書を原書で読み返す旅のようだと思います。

☆これから・・・
これから、まずは300万語。そして、ひたすら1000万語を目指します。
(ひたすら、はまずいかなSSS的には)
1000万語に到達したら、記念に自分の大好きな本を1冊翻訳してみたいと思います。今はそれが夢です。
大好きな作品を自分のことばで置き換えられたら・・・。
1000万語に行くまでにはまだ数年あると思うので、それまで英語のインプットと日本語の感性を磨いておかなくては。

☆最後に自己紹介(英語歴)

ハリーポッターを読みたくて多読にたどり着いた人も多いはずです。
そんな方達の参考になればと思い、英語歴を書いておきます。
(こんな私でもハリポタ読めました・・・)

40代主婦
英文科卒
英検2級
TOEIC(多読前)615点
10年前、1年間アメリカ滞在経験あり。

英語コンプレックスの固まりで、ここまで来ました。
「英文科卒」のくせに、原書を1冊も読み通せない、というのがコンプレックスの核だったと思います。アメリカに1年、主人の仕事について行っていたときも、英語ができないコンプレックスを強くしただけでした。でも、SSSに出会い、ハリーポッター5冊を読み終えて、少しだけコンプレックスの固まりが溶け始めたようです。
あこがれの「英語ができる」レベルへの道はまだまだ長くて、気が遠くなりそうですが、掲示板を頼りに、ゆっくり楽しく歩いて行きたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

moka


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