SSS多読通信 第28号(2004/04/22)

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101. SSS多読通信 第28号(2004/04/22)

お名前: minami
投稿日: 2004/4/22(00:33)

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        SSS多読通信 第28号 (2004/04/22)

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【1】今週の100万語通過者 (4/12-4/18)
【2】今週のお薦め本   サイトも見たい絵本・児童書シリーズ
【3】今週の特選投稿   朗読カセットの話題など
【4】SSS コラム     中澤賢治さんのご冥福をお祈りします 
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                      編集:みなみ(minami)
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【1】今週の100万語通過報告者 (4/12-4/18)
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今週の100万語通過報告は4名でした。おめでとうございます!
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■ネルさん
色々な英語学習法を模索してきたけれど、いずれも苦痛で長続きしなかったと
いうネルさん。SSSに出会い、往復の通勤時間、通院の待ち時間などの隙間
時間を有効活用する方法で、自分のペースをつかめたそうです。「細く、長く、
趣味として」何年もかけて多読に取り組んでいきたいと考え、夢中になりすぎ
て短期間で興味を失わないように、できる限り日常生活のパターンを変えずに
読書を続けることを心がけたネルさんの報告をぜひお読み下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3338]
……………………………………………………………………………………………
■Ernieさん
TOEICで高得点を取っても、ペーパーバックも英字新聞も読めず、会話も片言
の域という状況を打開したいと思い、SSSブッククラブに入会したそうです。
Ernieさんは仕事で英文を日常的に読むので「構えずに読める」ようになりたい
とのこと。3ヶ月という短期間での100万語達成です。今の時点で英語力が
アップした実感はないそうですが、以前、決して、英語力を伸ばすために見続
けた訳ではない映画が今の力になったという経験で、多読は大きな土台になる
と確信しているそうです。ひたすらにただ楽しく続けられている多読は本当に
素晴らしい。100万語はあくまでも一通過点という報告は、こちら。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3344]
……………………………………………………………………………………………
■ぷあるさん
「ハリーポッターを原書で読みたい!」と多読を始めたぷあるさん。本を読む
のが好きなので「今日から読みます英語100万語!」に出会い、まさに自分
向けと思ったそうです。実際読んでみたらすらすらと読めて「なんだ。私って
英語読めるんだ」という幸せな発見から約8ケ月、325冊目での100万語
通過。果てしなく遠いと思われた100万語に到達した今はまだまだハリポタ
をすらすら読めるわけではないけれど、これからもあせらずゆっくり楽しく続
けていきたいとのこと。たくさんのすばらしい本にめぐり合うことが出来るの
が多読のいいところですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3357]
……………………………………………………………………………………………
■ありあけファンさん
様々な英語学習法を模索し、ご自分で「文法の簡単な復習→分析的方法→音読
→多読→速読」という方法を確立していたありあけファンさん。SSS式で始め
だんだんと多読そのものをそのまま受け入れるようになったそうです。以前も
直読直解は出来ていたけれど、今はずっと深く理解できるようになり、また、
訳語による誤解に気がつくことが多くなったそうです。そして何よりも忙しく
ても続く多読に出会った喜びに満ちた報告は、共感する人も多いはず。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3358]
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【2】今週のお薦め本  サイトも見たい絵本・児童書シリーズ
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今週は、児童書・絵本シリーズを英語サイトとともにご紹介いたします。
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■Clifford the Big Red Dog シリーズ 200-450語  YL0.5-0.7
……………………………………………………………………………………………
Curious Georgeは大人にも人気の絵本ですが、案外文章が長いので、もし
難しく感じたら、これがお薦めです。お猿のジョージの黄色い絵本と装丁は
似てますが、一ページ当たりの語数が少なく、比較的短い文章で読みやすい
はず。子犬の時は、人並(?)だったのに、成長して巨大になった心優しい
赤い犬のCliffordが巻き起こす騒動や活躍ぶりが微笑ましいです。
Clifford the Big Red Dogの書評はこちら。20冊以上あります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S101896]
 Clifford the Big Red Dog のサイトは親子一緒にどうぞ。短い話の一部、
音声が聞けます。
[url:http://pbskids.org/clifford/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■Yoko & Friends the School Days シリーズ  600-1000語 YL1.0-1.8
……………………………………………………………………………………………
日本人(日系?)キャラクターのネコの小学生Yokoが主人公です。お母さん
は着物をきています。カルチャーギャップを感じながらも、みんなと仲良く
してゆく様がほのぼのと描かれます。本の装丁は、SIR、AAR, HR等と同じ。
第1作では、Yokoはお寿司の弁当をクラスメートにからかわれます。担任の
先生のアイディアがいいのです。10冊ほど出ているシリーズです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102558]
 Yoko & Friends the School Daysの著者Rosemary Wellsのサイトで新作
や本の表紙が見られます。ただし紹介のみ。
[url:http://www.rosemarywells.com/books.html]
…………………………………………………………………………………………
■Magic School Bus Chapter Bookシリーズ 5000-7500語 YL3.0-4.0
……………………………………………………………………………………………
Magic School Busの絵本サイズはおなじみの人気シリーズ。でも電車の中で
読むには気がひけますね。こちらはChapter Bookシリーズで、普通の児童書
の大きさです。子供向きに書かれていますが、内容はかなり本格的で専門家
も楽しめる科学ものです。Magic Tree Houseの科学版でしょうか。
The Truth about Batsが第1作。15冊以上出ているシリーズです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100853]
 サイトには、本だけでなくCD-ROM, DVD, Videoの紹介もあります。
[url:http://www.scholastic.com/magicschoolbus/]
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【3】今週の特選投稿
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■yamikumoさんの「ペーパーバックを読み始めて思うこと」は洋書の和書
にはないところを指摘。バックカバーに内容の紹介や賛辞が載っていること
が多いですが、これが分からなくても、本は楽しめるそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11563]
……………………………………………………………………………………………
■英語の本を読んでいると、朗読の音声も聞きたくなりますね。バナナさん
の「新!LRクラブ ミーハー分科会」は有名俳優の朗読紹介。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11525]
 親子で楽しむ多読の広場で、よっちぃままさんの「面白いカセットブック
ないですか?」の質問に、Frog and Toad4冊分が入ったテープ等、数々
のテープやCDが紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=1626]
 sumisumiさんからは幼い子供向けの紹介。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=1627]
 はらぺこあおむしさんからは、以下の投稿。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=1631]
 emmieさんはストーリーもののCD、テープの紹介しています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=1648]
 また、はらぺこあおむしさんの、お子さんに「お願い」して英語カセット
を流す工夫は、↓に、その愉快な様子が報告されています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=1635]
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【4】SSS コラム 中澤賢治さんのご冥福をお祈りします   (酒井)
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4月19日、中澤賢治さんの告別式に行ってきました。53歳でした。ぼくは
がっかりしてしまって、涙々の弔辞になってしまいました。20歳の息子さん
はぼくなどよりはるかに大きな悲しみだろうに、けなげに耐えてお父さんへの
手紙を読み上げられました。
 中澤さんは掲示板にはほとんど投稿されませんでしたが、白朋セミナー支援
の贈書プロジェクトに協力して下さった方はご存じでしょう。神奈川県で独自
の私塾を経営されていました。
 SSSへはちょうど2年ほど前にメールをいただき、ぼくはすぐさま中澤さん
の卓見に気がついて、何かと中澤さんを意識するようになりました。minami
さんの言葉を借りれば「特別な人」であり、まちがいなく稀有の存在でした。
 中澤さんの塾には子どもを本当に大切にする人故のある雰囲気があったよう
です。それを中澤さんは「場」と書いています。告別式にご一緒した栄泉さん
はその「場」の不思議さをご存じです。息子さんによれば「小学生が3時間も
集中して自分の学びたいことを学んでいる不思議な場所」だということです。
 多読でぼくがめざしているのもそういう「場」を作ることなのかもしれませ
ん。ぼくより5歳も若い中澤さんですが、ぼくはこれからもずっと中澤さんを
北極星として、自分の航路を決めていくと思います。
 中澤さんのご冥福と、ご家族の幸せを祈りたいと思います。
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【5】SSS ニュース
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■書評システムの本番移行に伴う利用制限について
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新書評システムのベータ版から本番機へのデータ移行を、4月20日(火)
から23日(金)に行います。この期間は「新規書籍登録」「登録本修正」
をしないようお願いいたします。移行スケジュールの詳細はこちら↓です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&c=e&id=147]
……………………………………………………………………………………………
■新書評システムの「マイページ」機能
……………………………………………………………………………………………
新書評システムでは、新たに「マイページ」機能が出来ました。今まで書評
登録したり、レビューを書いた本が記録されるだけでなく、読書記録と語数
集計もできる便利なものです。ぜひご利用下さい。詳しくはこちら↓で。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=18964]
……………………………………………………………………………………………
■4月〜5月のイベント予定
……………………………………………………………………………………………
4月〜5月の各地のイベント予定は以下のURLをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3753]
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【6】編集後記                    (minami)
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新年度が始まり、皆さん、新たな気持ちでSSS多読を続けていると思います。
先日、電気通信大学の酒井先生のクラスの見学に出かけました。多読クラス
の3原則の一つは「教えない」とのことですが、酒井先生は学生一人一人に
実に細やかな「アドバイス」をしていました。本が難しくないか、どんな本
が好きか、楽しめたか、これが面白かったら次はこれ、つまらないならこれ、
といろいろな話が出てきます。多読を勧める酒井先生が一番の多読実践者で
あることが分かります。多読を楽しみながら続けるためのアドバイスを受け
ることができる学生達は実に恵まれていると思いました。
 その帰りの電車の中、GRを読んでいる人を見かけました。順調に読んで
いるようでしたが、誰でも読み方や本の選択で迷うこと、楽しめないときが
あるはずです。そういう時にSSSの掲示板を利用して欲しいと、その人を見
ながら、私は考えていました。
 掲示板に投稿すると、大勢の皆さんが、様々な体験談、貴重なアドバイス
を書いてくれます。同じことでもいろいろな考えや方法がありますが、共通
しているのは「楽しむこと」というのがSSS多読です。そして他の人のやり
とりを読むだけでも得るところは多いものです。心に響くメッセージにSSS
の掲示板で必ず出会えると思います。掲示板の総合案内はこちらです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/index.html]
 そして、この多読通信も掲示板同様、皆さんの多読の励み、楽しみの共有
の場になることを願って、お届けしています。来週の多読通信もお楽しみに。
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次号の担当は、トオルさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで
 掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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102. 発行データ

お名前: minami
投稿日: 2004/4/22(10:59)

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●発行部数:
1828部
●配送完了日時:
2004/04/22 04:03:22


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