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860. SSS多読通信 第186号 (2007/7/26)
お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2007/7/26(09:15)
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SSS多読通信 第186号 (2007/7/26)
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【1】今週の100万語通過 (7/16-7/22)
【2】今週のお薦め本 「映画の助けを借りて・・」
【3】今週の掲示板ダイジェスト (7/16-7/22)
【4】SSSコラム「2年間のボストン生活で英語は身についたか?」トオル
【5】SSSニュース
【6】編集後記
編集:近眼の独眼龍
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【1】今週の100万語通過報告 (7/16-7/22)
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今週の100万語通過報告は1名でした。おめでとうございます!
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■やっと通過できました(長いです) びっちゃんさん
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ちょっと最後の10万語に時間がかかってしまったそうですが、無事通過。
「あっという間だったなぁ」そして「なんと密度の濃い期間であったことか」
と感じられたそう。100万語過ぎて一息つくどころか、次を読みたくて仕方
ないそう。どうぞどうぞ、これからもどんどんお読みください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=6869]
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【2】今週のお薦め本 「映画の助けを借りて・・」
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なかなかGRの外に飛び出せないとか、PBへ踏み出せないとかありませんか?
こんな時、例えば映画など映像の助けを借りると、案外うまく乗り越えられる
ことがあります。ということで、映画の助けを借りて読む、あるいは映画を楽
しむ時の助けになるような本を、ほんの数冊ですが、サンプルとしてご紹介。
……………………………………………………………………………………………
■The Chronicles of Narnia - Welcome to Narnia YL1.3 470語
……………………………………………………………………………………………
ご存知の方の多いナルニア。ほとんどのページに、映画からの写真が使われて
いて、かつこの語数で導入が分かる。字幕なしの映画に挑戦して、その後、原
作に挑戦!というのは、ちょっと無謀かもしれませんが、でもなかなか魅力的
でしょ、こういう戦略も。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010406]
……………………………………………………………………………………………
■Pirates of the Caribbean : The Curse of the Black Pearl
YL3.0 18.000語
……………………………………………………………………………………………
ディズニーランドのアトラクションから生まれた映画。そのノベライズです。
少なくとも1作目は、結構分かり易い。しかも充分PBを読んだ気分になれるの
で、お得感がありますよ。
The Curse of the Black Pearl
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006296]
第2作目、3作目もありますよ。3作目は、まだ書評があがっていないので、
アマゾンのリンクを載せました。
□Dead Man’s Chest(2作目)
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011542]
□At World’s End(3作目)
[url:http://www.amazon.co.jp/Pirates-Caribbean-Worlds-Junior-Novelization/dp/1423103777/]
……………………………………………………………………………………………
■The Sixth Sense YL5.0 27,432語
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映画とタイアップした本です。ネタばれ厳禁系(?)なので、筋にはまったく
ふれませんが、こういう話は映画より本の方がずっといいな、と私は思いまし
たよ。あなたはどうかな?
[url:http://www.amazon.co.jp/Sixth-Sense-Film-Tie/dp/0439201632/]
……………………………………………………………………………………………
■The Day After Tomorrow YL6.0 67,243語
……………………………………………………………………………………………
地球規模の気候異変を扱っていますが、やはりハリウッドなので、娯楽映画と
して仕上がっています。このノベライズ、語数が多いので、YL6ですけれど、
英語自身はかなり分かり易い感じ。一見専門用語が多そうで、実はそうでもあ
りません。地球温暖化が問題になっている今ならより簡単に読めるかも。
[url:http://www.amazon.co.jp/Day-After-Tomorrow-Whitley-Strieber/dp/0743489063/]
……………………………………………………………………………………………
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【3】今週の掲示板ダイジェスト (7/16-7/22)
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■はじめまして! の掲示板から
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今週は、6名のみなさんが初投稿してくださいました。SSS広場へようこそ〜♪
●Mackeyさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5855]
●もんちゃんさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5859]
●エルモ773さん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5868]
●Lilyさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5873]
●秋猫さん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5874]
●かれんさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5879]
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■頭のなかでの音読について♪ Pooh-chanさん
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ときどき話題になる=みんなの関心が高い、音読、脳内音読のお話です。正解
というのはないのでしょうけれど、でも他の方の意見はやはり参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=t&id=23977]
……………………………………………………………………………………………
■”What?”と”A what?” こるもさん
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以前NHKの英語講座を聞いて、ピンとこなかった”What?”と”A what?”。
MTHを読んでいて腑に落ちて、ちょっと嬉しかったそうです。レスも含めて、
こういうささやかな喜びをシェアしませんか?
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=t&id=1508]
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【4】SSS コラム「2年間のボストン生活で英語は身についたか?」(トオル)
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みなさん、こんにちは。ボストンのトオルです。8月末に帰国することが決
まり、今回がボストンから発信する最後のコラムです。2年間のボストン生活
で英語は身についたか?を振返ってみたいと思います。
私の場合、企業から大学に派遣されましたが、周辺に会社の人間は誰もいな
いし、また前任者もいないので、全くゼロから生活を立ち上げました。MIT
の新学期は9月からなのですが、私はビザの関係があり、着任したのは10月
下旬で周りに私と同じような日本人は誰もいませんでした。コラム104号で
お伝えしたように最初の1ヶ月はサバイバル生活で、英語だけの生活に慣れる
前に「生の英語」に放り込まれて、もがきました。
仕事のセットアップは何も準備されておらず、物置になっていた机を使って
いいか確認して、掃除から始めました。日本から持ってきたラップトップが
インターネットにつながるように全て自分で行い、研究室の秘書に何度も聞き
ながらメールやVPN接続設定をやりました。学生の場合はオリエンテーショ
ンがしっかりしていて、全て言われたとおりにやればいいし、秘書がフォロー
してくれて、かなり楽なことが後でわかりました。教授のスケジュールがわか
らず、いつオフィスにいるかわからない、一緒に仕事をする学生は毎日、研究
室に来るわけではない、秘書は突然いなくなる(バケーションだったことが後
でわかる)、何もわからない、相談しようにも相談する相手がいない中で、
仕事を立ち上げました。
生活・仕事立上げの後、全てが順調だったかというとそうではありません。
日本にいたときとは全く違う仕事のやり方で、それに対応していく必要がある
し、MITでのやり方を日本の会社が受け入れられるように説明していくのは
とても難しいことでした。日本の会社とMITの板ばさみです。トラブルが
起こったときの経緯を説明しても、日本の会社ではなかなか受け容れ難い経緯
で、毎週の深夜のミーティング(日本と14時間時差があり、ミーティングは
ボストンの夜9時半から行っていました)で毎週同じことを違う言い方で説明
していました。日本から派遣されている方はみんな経験していることだと思い
ます。また日本で海外にいる方と仕事をしている方はどうして簡単なことが
相手は理解できないんだ、当たり前のことなのにという経験があるかもしれま
せん。これは、自分の常識は相手の常識とは異なっている、相手の常識は自分
の常識ではない、ということを理解できていないためです。具体例を上げると
切がありません。
辛いことが多かったですが、楽しいこともたくさんありました。昨年の夏は
ボストン郊外にある教授宅でサマーキャンプを行いました。すごい邸宅で、
野球場と同じくらいの庭があり、庭でトラックやクルマを走らせることができ
ます。ガレージは木工所と鉄工所ができるくらいの工具があり、家にあるほと
んどの家具は教授の手作りです。高校のロボット部、MITのロボット部の
監督として数々のロボットも作ってきたそうです。この2年間で数十回遊びに
行きましたが、仕事でもの作りをしたり、まき割りしたり、先日はダイニング
テーブルの天板を大きな丸太から切り出す作業をしました。サンクスギビング
に招かれたり、スキーに一緒に行ったり、妻の誕生日パーティをやってもらっ
たり、公私ともにお世話になりました。
このように海外留学や海外研修とは異なる2年間を通して、実用的な英語力
が身についたと思います。たった2年なのでまだまだ不十分な英語力だと感じ
ますが、このまま多読・多聴・シャドーイングを続けていけば、さらに必要な
英語力を磨いていけると実感しています。
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【5】SSSニュース
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■多読完全ブックガイド 第2版 7月26日発売!
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多読ガイドの改訂版(ISBN:978-4902091502)が、7月26日に、コスモピア社
から発行されます。(予価 2600+税)
みなさんから寄せられた意見とデータをもとに、
1)リストの本を従来の9000冊から12000冊に
2)リストの本を、レベル別から、一本化
3)索引を充実し、より使いやすく
しました。これにともない、SSSの書評システムの方も、一括修正プログラムが
正常に稼動次第、修正予定です。
ミスプリ等の指摘や、データの提供をしていただいた、699分の1さん、
夜行猫さんをはじめとするタドキストの皆さん協力ありがとうございました。
もうすぐ、店頭に並びます。 (編著者代表 古川昭夫)
※アマゾンでは、表紙デザインのイラスト中の本の題名が「ヘン」ですが、
本物ではキチンと修正されています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/Bookguide-2007.html]
と
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490209150X/sss-22/ref=nosim]
で表紙をみくらべてくださいね。
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■「英語耳・英語舌 #26」が「多読・多聴特集」
……………………………………………………………………………………………
2007年7月14日発行の「英語耳・英語舌 #26」(学習研究社)に、酒井先生
への取材を中心とした「多読・多聴を楽しもう!!」(p4-p42)という特集記
事がでています。
素材とし、The Magic Button (LLL3)(全文)Little Women (PAR1)(一部)
も掲載されています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=856]
……………………………………………………………………………………………
■多読講演会 セミナーの予定
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7月28日(土) 豊田 絵本からの多読(酒井邦秀)
7月29日(日)名古屋 絵本からの多読(酒井邦秀)
8月11・12日 新宿 多読学会ワークショップ
上記の詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
酒井先生の講演会等の活動は、下記に詳しい情報があります。
[url:http://tadoku.org/workshop.html]
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【6】編集後記 (近眼の独眼龍)
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メガネを落としてしまいました。実際に近眼で独眼である私にとっては、大事
件です。ついでに乱視も、それに少し老眼もあるしね。で、こんなときに限っ
て特に忙しくて、メガネ店に行く暇もないし。一つ前のメガネを引っ張り出し
て使っているけれど、はやりピントがうまく合わないですね。
というのが、4月から最終巻が発売になるまでの間に、ハリー・ポッターを1巻
から6巻まで読み終えようという計画が完遂できなかった言い訳です。今号が
出る頃には、6巻を読み終えて最終巻に取り掛かっている、ハズです。
もうハリー・ポッターの最終巻を読み終わった方もいるのかなぁ?
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多読通信、次号もお楽しみに!
〜読める本、読みたい本をお気楽に〜
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
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多読通信の過去記事&マガジン内検索
[url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]を
利用して発行しています。
配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html]
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発行:SSS英語学習法研究会( [url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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●マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信 第186号
●発行部数
6280