SSS多読通信 第348号 (2014/1/9)

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1521. SSS多読通信 第348号 (2014/1/9)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2014/1/9(09:21)

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        SSS多読通信 第348号 (2014/1/9)

        〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

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【1】100万語通過報告 (1/1-1/5)
【2】今号のお薦め本  「午の本」特集            (acha758)
【3】SSSコラム   「ハレからケへ」        (近眼の独眼龍)
【4】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                     編集:acha758

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【1】100万語通過報告 (1/1-1/5)
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新年早々の100万語通過報告はありませんでした。冬休みだからたくさん読めた
方も、帰省や旅行などで忙しかった方も、また普段の生活リズムの中で読書が
進むといいですね。
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【2】今号のお薦め本 「午の本」特集           (acha758)
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 今年は午年ということで、ウマにまつわる本をご紹介します。日本の都会で
生まれ育った私にはウマと接する機会は皆無なのですが、本を通して知って
みると、奥が深くて面白いです。未知の世界を疑似体験できるのも、読書なら
ではの醍醐味ですよね。
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■ Horses, Horses, Horses (Rookie Read-About Science)  YL1.2  278語
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 電車や車が発明される前も今も、馬は人間にとって大切な動物でした。人間
と馬のいろいろなかかわり、馬の種類や年齢に応じた呼び方、馬の世話の仕方
が簡単な英語でシンプルにまとまっています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006700]
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■ Why Do Horses Neigh? (Puffin Easy-to-Read 3) YL1.5〜2.5 1817語
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 このシリーズには"Why Do Cats Meow?"と"Why Do Dogs Bark?"がありますが、
イギリスではネコやイヌと並ぶくらい、ウマは人間と密接な動物なのでしょう。
その証拠に、英語ではウマは雌雄や年齢によって呼び方が変わったり、走り方
にも種類があったりします。ウマの顔の見分け方、ウマのキモチの読み取り方
なども興味深いです。ウマが主人公の本を読むときに、この本を読んでおくと
ちょっと便利かもしれません。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008716]
……………………………………………………………………………………………
■ My Little Pony - Very Lucky Ponies (ICR1)   YL0.4〜0.6  288語
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 My Little Ponyは絵文字入りのかわいいシリーズです。Serendipityは四葉の
クローバーを見つけました。それを摘むとすぐに雨があがり、太陽が顔を出し、
虹が現れました。この四葉のクローバーはポニーたちに様々な幸運をもたらして
くれたのです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014428]
……………………………………………………………………………………………
■ The Horse in Harry's Room (ICR1)         YL0.5  425語
……………………………………………………………………………………………
 Harryの部屋にはウマがいます。Harryは部屋でウマに乗ったり、ベッドを
飛び越えたりしますが、Harryの他には誰も見えません。学校でその話をすると、
彼は友達に笑われました。そしてHarryの両親は、農場で本物のウマを彼に見せ
ます。するとHarryの心に変化が・・・。Syd Hoffさんのイラストが明るく、
子供にも大人にもおすすめの絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002352]
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■ Buffalo Bill and the Pony Express (ICR3)   YL1.6〜2.0  1306語
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 舞台は1860年のアメリカ。まだ車や道路もなく、電報も普及していなかった
ため、速達の手紙は少年たちがポニーに乗って運んでいました。しかしそれは
自然や強盗も相手にしなければならない、危険と責任を伴う仕事でした。Billは
15歳でこのPony Expressに志願し、知恵と勇気で数々の危険を乗り越えながら、
優秀な乗り手として有名になってゆきます。母親宛に定期的に書く手紙がまた
しぶくてかっこいいのです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002586]
……………………………………………………………………………………………
■ A Horse Named Seabiscuit (AAR3)         YL1.6〜2.0  1524語
……………………………………………………………………………………………
 Man o' Warを祖父に持つSeabiscuitは、周囲の期待とは裏腹に全く勝てない
気分屋な競走馬でした。しかし、調教師Tom Smith氏との出会いが彼の運命を
変えたのです。一躍アメリカ中の人気者となり、大恐慌時代に人々に希望を
与えたSeabiscuitの生涯は、American dreamを体現しているのでしょう。。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008852]
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■ Twincletoes (Princess Poppy)            YL1.2  1143語
……………………………………………………………………………………………
 Honeyの部屋にある木馬で遊んでいたPoppyは、従姉のDaisyが本物のポニーを
飼っていることを思い出し、牧場に遊びに行くことにしました。すると迷い馬
のTwinkletoesがいて、PoppyとHoneyで世話をすることになりました。
ふたりが一生懸命世話をする様子、それを見守る周りの人たちの温かさが、
かわいらしいイラストと読みやすい文章で描かれています。CDには気持ちの
込もったイギリス人女性の朗読と効果音が、Poppyの世界に誘ってくれます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014302]
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■ Black Beauty (UYR2)              YL1.6〜2.2  2100語
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 Black Beautyは顔と背中に白い印がある黒く美しい、気立ての良い馬でした。
彼は母親と別れてさまざまな人間の手に売られてゆき、新しい仲間と出会って
ゆきます。当時の馬はひどい虐待を受けることもあり、どんな馬主に出会うか
によって幸せにも不幸せにもなる運命だったのです。19世紀の英国の生活を馬
の視点で語る物語です。英語はやや難しめですが、イラストが多く、朗読CDも
速めですが効果音が盛り上げてくれます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018736]
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■ Coming Home (Heartland #1)           YL4.5〜5.0 29894語
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15歳になったばかりのAmyは直感や気持ちに真っ直ぐに生きる女の子。母親の
Marionは心や身体に傷を負った馬を癒し、心を開く牧場をVirginiaで運営して
います。父親とは幼い時に別れ、姉とも疎遠に。Amyは家族と寄り添い、時には
ぶつかりながら、問題を抱えた馬たちと向き合っていきます。
全20巻+特別版5巻のシリーズで、カナダではドラマが続いています。生死に
かかわるアクシデントの連続で、ハラハラしながらページをめくりました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003871]
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【3】SSSコラム 「ハレからケへ」           (近眼の独眼龍)
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 年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?私はたくさん本を読むつもり
でしたが、結局読むべき本が増えただけで、ほとんど読めませんでした。

 昔ながらの正月風景は減ってきているし、私自身もあまり伝統を守る方では
ないのですが、でも年末には少しは掃除をし、紅白歌合戦をなんとなく見て、
正月は少しとはいえお節を食べ、箱根駅伝を見る。実家にも行き、妹や甥や姪
にも会って、談笑する。意外と読書時間がなくなっていました。

 でも、ブックオフでセールをやっていると知ると、正月早々、実家に向かう
途中によって、なんだかんだと20冊くらい洋書を買ってしまう。で、読まずに
買うんだから、当初の思惑の逆で未読本が増えてしまったということ。

 実は、これはここ数年同じことを繰り返しています。懲りないなぁ。

 普段、習慣としてとか、なんとなく自然にやっていることは、連休とか盆暮
れには、かえってできないですよね。

 多読も最初は意識してやっていたけれど、いつのまにか普通のことになって
いるんだろうと、まぁ、喜んでおきます。多読がハレからケになっているんで
すね。

 今年は、自分の多読はもう意識しないで、多読を普通にやってしまうことと
感じる人、仲間を増やすことに少しだけ力を入れようかな、というのが、私の
ゆる〜い新年の抱負です。さて、一年後、どう振り返るでしょうか?

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【4】 SSSニュース             (SSS英語多読研究会)
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多読関連セミナー・講演会のお知らせ
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1/13 新宿 レベル0からレベル2までの多読指導   古川昭夫
1/25 新宿 ゼロからでも大丈夫・英語多読への招待  繁村一義
2/23 西宮 関西多読指導新人セミナー         日本多読学会
 詳しくは、[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]  をご覧の上、
直接主催者までお申込みください。
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朝日小学生新聞 C'mon! Tadokids! "Good Old Mum" (Oxford)
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今月のC'mon Tadokids! では、Oxford University Press の Oxford Reading
Tree Kipper Series Stage 1+ から、 "Good Old Mum"を紹介しています。
oldには、「古い、年をとっている」の意味の他に、「大好きな」「親愛なる」
という意味があるのですが、それがよくわかるストーリーになっています。
文章・イラスト・音声は、下記からどうぞ。
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]
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【5】編集後記                      (acha758)
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 ここ数年、年始には干支にまつわる本を読んでいるのですが、ウマが主人公
の物語は、どれも読んだ後に穏やかな気持ちになるものが多い気がしました。
ウマと接するときは、心を通わせることが大切なんだろうな、と思いましたし、
虐待や事故を扱った作品でも、救ってくれる人やなぐさめてくれる仲間が出て
くるのは、作者がきっとウマを愛する人たちだったからでしょうね。
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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html]
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発行:SSS英語多読研究会( http://www.seg.co.jp/sss/)
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1522. Re: SSS多読通信 第348号 (2014/1/9) 発行データ(発行部数:8,459部)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2014/1/9(09:25)

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●マガジンタイトル
  SSS多読通信
●件名
  SSS多読通信第348号(2014/1/9)
●発行部数
  8,459部


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