SSS多読通信 第48号(2004/09/16)

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152. SSS多読通信 第48号(2004/09/16)

お名前: ポロン
投稿日: 2004/9/16(05:14)

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        SSS多読通信 第48号 (2004/09/16)

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【1】今週の100万語通過者(09/06-09/12)
【2】今週のお薦め本 「本の中のお父さん、お母さん」特集
【3】今週の特選投稿 「掲示板ダイジェスト」
【4】SSS コラム   「読書相談会」
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記
                          編集:ポロン
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【1】今週の100万語通過報告者  (09/06-09/12)
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 今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
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■zinkさん
多読開始から約1年9ヶ月で100万語を達成されました。自分のペースで続け
ていれば、必ずその日がやって来るのですね。ゆっくりペースの方にとって、
とても励みになる報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4217]
……………………………………………………………………………………………
■Ron#さん
オーストラリアのカレッジに留学中のRon#さん。けっして英語は得意ではなく、
むしろ苦手科目だったのが、今や「英語そのものを理解できるまでになれたの
は非常にうれしいこと」とおっしゃいます。これこそ多読の成果ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4221]
……………………………………………………………………………………………
■あーさーさん
ご自分を「中級」レベルとおっしゃるあーさーさん。英語を自由に扱えるレベ
ルには達しなかったけれど、「確実に力をつけることが出来る学習法だと実感」
しているそうです。これから先が楽しみですね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4224]
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【2】今週のお薦め本  「本の中のお父さん、お母さん」特集
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本を読んでいると、素敵なお父さん、お母さんの姿に出会います。今週は、私
が読んだ中でも印象に残る父親像・母親像をとりあげてみました。
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■Tales of Oliver Pig     2400語 YL1.4
■More Tales of Oliver Pig   2500語 YL1.4
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幼いぶたの兄妹、Oliver Pig と Amanda Pig の日常を温かく描いたシリーズ
です。その中でも上の2冊は、いつもはやさしいお母さんが、子育てに疲れて
泣いてしまったり、「ひとりになりたい」と言ったり。子育て中の母親像をこ
れほどリアルに描いた本があるなんて!積極的に子どもと触れ合うお父さんの
姿も素敵です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001862]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001754]
……………………………………………………………………………………………
■A Chair for My Mother    1060語 YL2.2
……………………………………………………………………………………………
この絵本のお母さんは、一家を支えるためウェートレスとして働いています。
火事で焼け出されしまったので、食べるのがせいいっぱいの暮らしです。少女
の願いは、お母さんが疲れた体を休めることのできる、ふかふかのいすを買う
こと。毎日、毎日、ガラス瓶に小銭を貯めていきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000006744]
……………………………………………………………………………………………
■One Morning in Maine 2000語 YL2.5
……………………………………………………………………………………………
主人公の Sal は、ある朝歯がぐらぐらしていることに気がつきます。子ども
にとって歯が抜けることは一大事です!海辺の豊かな自然に包まれて成長する
女の子と、それを温かく見守る両親の様子に、気持ちがおおらかになります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002779]
……………………………………………………………………………………………
■Flat Stanley         4000語 YL2.8
……………………………………………………………………………………………
Stanley Lambchop Adventures シリーズの1作目。
Stanley は、ある朝目覚めると、壁にかかっていたボードに押しつぶされてぺ
ちゃんこになっていました!でも、お父さん、お母さんはちっとも動じません。
ぺちゃんこならぺちゃんこなりに、都合のいいこともたくさんあるのです。
Stanleyのまじめぶりがおかしいこのシリーズ、でんとかまえた両親の姿も笑え
ます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003896]
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【3】今週の特選投稿  (掲示板ダイジェスト)
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■初心者にやさしいリンク
Julieさんが、Oxford Reading Tree シリーズの語数表と、ペギー双葉山さん
のHPの中の「入門者Q&A」のリンクを貼ってくれました。ORTを読んでいる方、
多読について悩みがある方、必見です!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=7744]
……………………………………………………………………………………………
■本の購入・再利用について
本をすべて自費購入しているpenpenさんの問いかけに、久子さんが読んだ本の
利用方法、再読について、また、本をどこで購入するかについて、丁寧に答え
てくれています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=20000]
……………………………………………………………………………………………
■虎ファンさん 70万語報告
レベル2を中心に読んでいる虎ファンさん。パンダ読みでOxfordのレベル1を
読んだところ、「これがスラスラだ!」と感じられるほど読む速度が速くなっ
ていたそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=19988]
……………………………………………………………………………………………
■ひでぶさん 「多読本ベスト10」
これまでに約200冊を読んで200万語を通過したひでぶさんが、読んだ本のベス
ト10を紹介してくれました。GR中心のリストが参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=3231]
……………………………………………………………………………………………
■ヨシオさん 550万語と2周年
多読2周年を迎えたヨシオさんが500万語以降読んでいるのは、レベル5〜7が
中心です。肩の力を抜いて自然に読書を楽しんでいることが、詳しいレビュー
からよくわかります。こんな風になれたら素敵ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=3244]
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【4】SSS コラム   読書相談会 (マリコ)
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 東京の社会人ブッククラブでは、月に5回読書相談会が開かれます。相談員
によって内容も進め方もかなり違うと思いますが、今日はわたしが相談員の時
の相談会の様子をちょっと紹介して、この会の果たす役割を考えてみようと思
います。
 多読が初めてという人がいる時は、SSSの多読について多読三原則などの基
本的なことを説明したあとに、実際に本を読んでもらいます。その間個別相談
の必要な人にアドバイスをしていきます。最近は易しい本が豊富なせいか、深
刻な悩みはあまりありません。共通の悩みになりそうなものは、そのたびにみ
んなの意見や経験談を求めます。たくさんの具体例を聞いてもらったほうが、
わたしの説明だけより納得してもらえるだろうと思っているからです。
 みんな本当によいアドバイスをしてくれます。上手にアドバイスをする技術
があるというより、同じ悩みをかかえて、そこを通過しながら何万語、何十万
語と読んできているから、悩みに共感できてさらにそれに対してアドバイスが
できるのだと思います。
 「今日から100万語」に書いたのと同じようなことが、タドキストたちの
口から、経験談として語られるのを聞いていると、びっくりしたり嬉しくなっ
たりします。
 わたしは、読書相談会の一番の役割は仲間がであう場を提供することではな
いかと思っています。相談会に出てみると、人にいうほどではない小さな悩み
でも、自分だけが感じているのではないことがわかるし、楽しかった、感動し
たなど、自分の感情を表現できて、それを聞いてくれる仲間がいることは、孤
独な大人にとって嬉しいことです。そして、相談会に来て、仲間と本の話をす
ると、読む本への期待が高まり、意欲が湧いてくるような気がします。だから、
相談会と言っても、特別悩みのないタドキストたちが大勢集まってきてくれる
のだと思います。
 最初はこんな悩みにはどんなアドバイスをしようなどといろいろ考えたもの
ですが、最近は、つい足を運んでしまいたくなるような楽しい会にするのが相
談員であるわたしの役割ではないかと思うようになりました。
 東京以外の方は、うらやましく感じる方もいらっしゃるかもしれません。こ
の読書相談会と同じ役割を果たしているのが、掲示板であり、各地で開かれて
いる自主オフ会だと思います。ブッククラブも各地に少しずつできています。
そこでの読書相談会もさかんになっていくでしょう。また、ブッククラブがな
くても、近くの人たちと開く自主読書相談会が増えて、たくさんの人が東京の
読書相談会と同じような経験ができるといいなと思っています。みなさんもち
ょっと勇気を出して、仲間を募って読書相談会を開いてみませんか?
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【5】SSS ニュース
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■札幌、大分、仙台で講演会が開催されます
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◎札幌講演会 
9月18日(土) 松崎ビル会議室(2階)
◎大分講演会
10月16日(土) 大分市コンパルホ−ル アートルーム(4階)
◎仙台講演会
10月30日(土) 仙台市情報・産業プラザ セミナールーム(6階)
講演会は要予約です。詳細はこちらをご覧ください。
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html]
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■NELLIE'S ELT WORKSHOP & BOOK FAIR 2004
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◎英語教材専門書店「ネリーズ」による英語教師向けのセミナーです。
 10月17日(日) ELT Workshop & Book Fair 2004
 主催:ネリーズ 協力:SSS英語学習法研究会
 会場:エビスビル AAホール 大阪府大阪市中央区淡路町3-2-9
 講演内容:絵本から始める多読(古川昭夫)
 講演時間:10:40-11:30
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html#oska-nellies]
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■タドキスト大会のおしらせ
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第2回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
 12月4日(土)〜12月5日(日)
 会場=SEG (東京)
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/Tadokists-2004-12.htm]
 タドキスト大会専用掲示板:
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]
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【6】編集後記 (ポロン)
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 私の大好きな絵本に、Robert McCloskey の"Time of Wonder"があります。
お薦め本でご紹介した"One Morning in Maine"と同じ作者によるものです。
作者一家の住むアメリカ・Maine 州の海辺の風景と暮らしを描いた絵本で、
豊かな自然を表す水彩の絵がことのほか美しいのです。この作品を知ってから、
まだ見ぬ Maine の海の素晴らしさを、この目で確かめたいと思うようになり
ました。
 その後、掲示板で評判の児童書、"Sarah, Plain and Tall"でも、Maineとい
う土地が重要な要素となっていることに気がつきました。19世紀の西部開拓時
代、Sarah は、花嫁募集広告に応じて東海岸から西の大草原にやってきますが、
故郷を忘れることができません。ここで Sarah が恋しく想うのが、故郷 Maine
の海なのです。
 それを知ってますます、Maine の海ってどんな表情をしているんだろう?こ
れほどまでに人を惹きつける魅力は何だろう?と思うようになりました。
 いつか、かの地を訪れるのが夢です。もちろん、手には"Time of Wonder"を
携えて♪
 本を読んでいると、いろいろな土地に思いを馳せることがありますね。みな
さんがいちばん訪ねてみたいところはどこですか?

"Time of Wonder"と"Sarah, Plain and Tall"の書評はこちらです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004031]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001676]
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は、ジアスさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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153. 発行データ

お名前: ポロン
投稿日: 2004/9/16(05:22)

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SSS多読通信 第48号(2004/09/16)発行データ

●発行部数      :2715部
●配送開始日時    :2004/09/16 03:00:22


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