SSS多読通信 第43号 (2004/08/12)

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138. SSS多読通信 第43号 (2004/08/12)

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2004/8/12(01:57)

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        SSS多読通信 第43号 (2004/08/12)

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【1】今週の100万語通過者(08/02-08/08)
【2】今週のお薦め本  「近々映画化される作品」
【3】今週の特選投稿 
【4】SSS コラム (タイトル)
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記 
                          編集:sumisumi
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【1】今週の100万語通過報告者  (08/02-08/08)
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 今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
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■さば猫さん
GRと絵本を上手に組み合わせて新鮮さを保ち、3ヶ月で100万語を通過してしま
ったそうです。速く通過するのがよいということではありませんが、気持ちよ
く読めたからこそ結果的にそうなったのでしょうね。
LV3くらいを読み始めてから、文節の切れ目(意味の切れ目)がなんとなくわか
るようになってきたそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3958]
……………………………………………………………………………………………
■ドルフィーさん
あこがれの作家で100万語を通過されました。時にはそんな楽しみを持つのも
楽しい多読の秘訣ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3961]
……………………………………………………………………………………………
■たまこさん
1年をかけて100万語を読まれました。
多読との出会いから、停滞克服法まで、読みやすく報告してくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3966]
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【2】今週のお薦め本 近々映画化される作品
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映画化される作品は、観てから読むのも、読んでから観るのも楽しいですが、
今回は、近々劇場で公開になる作品の原作をご紹介します。
公式サイトでまずは予告編から楽しんでみてはいかがでしょう。
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■The Polar Express    YL0.5
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クリスマスの夜のおはなし。眠っていると、突然、家の前に機関車がのりつけ、
その「北極号」に乗ってでかけます。原作は絵本ですが、絵本の精緻さと、
どきどき感を上手に映画化してしまったのですね!
同じ作者の絵本では、JUMANJIも映画化されています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002509]
::: 公式サイト :::
[url:http://polarexpressmovie.warnerbros.com/]
……………………………………………………………………………………………
■The Series of Unfortunate Events    YL4.0 〜 5.0
……………………………………………………………………………………………
SSSでは「不幸本」で通っている人気シリーズがとうとう映画化!
裕福な家庭で両親の愛をうけて育っていた3人きょうだいが、ある日、突然
不幸にみまわれ、その後、これでもかこれでもかと不運が襲うお話です。
作者の語り口がユーモアたっぷりで面白いです。
装丁もこっていて、手にしたときから雰囲気に浸れます。
映画はジム・キャリーが出演、期待できそうです。予告編が面白い!
The Bad Beginning, 
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001954]
The Reptile Room, 
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002119]
The Wide Window, 
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002155]
The Miserable Mill, 
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002209]
::: 公式サイト :::
[url:http://www.unfortunateeventsmovie.com/]
……………………………………………………………………………………………
■Howl's Moving Castle    YL7.5
……………………………………………………………………………………………
ソフィーの住むインガリーは、魔女がいたり、7リーグ靴があったりと、おとぎ
話を地でいく世界。荒地の魔女に老婆の姿に変えられてしまったソフィーは、
評判の悪いハウルが住む、動く城に住み着き...昔話、おとぎ話が好きな人には
こたえられない遊びに彩られ、それぞれのキャラクターも面白く、邦訳、原作
と楽しんだ本です。途中、読んだときにはすぐにわからないエピソードもある
と思うので、余裕を持って時間のあるときに一気に読みたい本。
キリンには苦しいかもしれません。
人気の宮崎アニメでどんな風に表現されるのか、楽しみですね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003913]
::: 公式サイト :::
[url:http://www.howl-movie.com/top.html]
……………………………………………………………………………………………
■Skipping Christmas    YL8.5
……………………………………………………………………………………………
一人娘が旅立って、夫婦だけのはじめてのクリスマス。
主人公は今年はすべてのクリスマス行事をとりやめて夫婦だけで旅行に行こう
と思いつきますが、ことはそうそう簡単にはいかなかったのでした。
法廷サスペンスで人気のグリシャムの軽快なクリスマス騒動を描いた小品です。
YL高めになっていますが、短く、文章も読みやすく、キリンでも大丈夫です。
これまでハードカバーのみでしたが、マスマーケットペーパーバックも発売さ
れます。
映画の題名は、Christmas with the Kranks
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004180]
::: 予告編 :::
[url:http://www.sonypictures.com/movies/christmaswiththekranks/]
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【3】今週の特選投稿 (掲示板ダイジェスト)
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■翁家さん 
表現したい気持ちをはぐくむ100万語
英語が必要でないのに何故英語だったのか?多読とTOEICなど。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=2886]
……………………………………………………………………………………………
■tuckerさん
南ア通信 
南アフリカの英語図書事情などなど、楽しいお話をときどき報告してくださる
そうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1820]
……………………………………………………………………………………………
■カイさん
今の自分に必要な本は、自分自身が一番よく知っている
カイさんの1周年&300万語報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=t&id=2919]
……………………………………………………………………………………………
■虎ファンさん
50万語通過以降のレベルの選択について
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=19781]
……………………………………………………………………………………………
■アトムさん
恒例、絵本報告です。いつもありがとうございます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=13171]
……………………………………………………………………………………………
■yksiさん、えっちゃんさん、たださん
Magic Tree Houseの朗読CDの
録音順序がおかしいとの情報です。
シャドーイングで人気のMagic Tree Houseの朗読CDですが、録音されている順
序が変則的になっているようです。みなさまお気をつけ下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=4979]
……………………………………………………………………………………………
■おむすびさん
図書館を使おう! 
GRは学習参考書と同じとみなされて購入してもらえない館もあるそうですが、
リクエストしたら案外すんなりと買ってもらえるところもあるそうです。ひと
りのリクエストはほんの少しかもしれないけれど、積もれば大きな力となりま
すね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=19769]
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【4】SSS コラム  100万語多読、英語教育学会へ進出す   byマリコ
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 去る8月5日に東京電機大学で関東甲信越英語教育学会が開かれました。
そこで日本多読学会会長の酒井邦秀が「100万語多読指導の実際」と題して
ワークショップを担当しました。
 今までも酒井先生は英語教師を対象とした講演会で100万語多読の成果と
有効性についての話をしてきましたが、いずれも反応は厳しいものでした。
多読授業の三原則である「教えない・押しつけない・試験しない」は現行の英
語教育と大きく異なっているため、その部分を強調すると、文科省を中心とし
た英語教育批判につながることもあって拒否反応を誘発することが多く、多読
のすばらしさに目をむけてもらうところまでいきませんでした。
 しかし、最近では社会人での多読の成果、多読学会の活動、英語教育雑誌で
の特集掲載などで、次第に100万語多読の認知度が高くなるに及んで、現在
の英語教育に問題意識を持っている教育関係者の中から、多読に興味を持ち始
める人が少しずつ増えてきました。また、今まで酒井先生が教師相手に話をす
るときは「どのくらい理解してくれる人がいるだろう・・・」と不安な気持ち
で臨んでいたのが、100万語多読が少しずつ支持者を増やし、塾や学校での
実践例が増えてくるにつれて、講演会内容が「こんなに楽しくていい方法だか
らあなたも試してみませんか」という余裕を感じさせるものに変わってきまし
た。「今日もこの講演会できっとだれかが100万語多読のよさをわかってく
れるはず」という期待と自信に満ちた態度が支持者を増やす良循環のきっかけ
として大きく寄与しているように思います。もちろん反発や批判をものともせ
ず、まっすぐな気持ちで多読の良さを説き続ける酒井先生の情熱も多くの人の
気持ちを惹きつける理由の一つであることは言うまでもありません。
 たくさんの聴衆の中から、たった数人でも自分で100万語の英語を読んで
みようという人がでてくればいいんだという酒井先生の言葉を考えると、おそ
らく、このワークショップは大成功の部類にはいるのではないでしょうか。
ワークショップの最後の盛大な拍手が、酒井先生の魅力的な話術に対してだけ
ではなく、100万語多読への期待に送られる部分も増えてきているのではな
いかと感じています。
 100万語多読の英語教育界でのさらなる発展を祈っています。
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【5】SSS ニュース
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■SEG Bookshopより新セットのお知らせがありました。
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SEGブックショップでは易しいレベルのセットが新たにたくさん加わりました。
いずれも「親子で始める英語100万語!」で紹介されているお薦めのシリーズ
です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-lib&c=e&id=2590]
……………………………………………………………………………………………
■多読通信アンケート募集中
……………………………………………………………………………………………
みなさんのご意見、ご感想をお待ちしています。
どんな本を紹介してもらいたいか、などなど、お気軽にアンケートフォームよ
りお寄せいただけると嬉しいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
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■タドキスト大会のおしらせ
……………………………………………………………………………………………
第二回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
 2004年12月4日(土)〜12月5日(日)
 会場=SEG (東京)
詳細が決定しましたら詳細ページができますので、お楽しみに!
タドキスト大会専用掲示板:
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]
……………………………………………………………………………………………
■「酒井邦秀の多読授業への招待」連載『英語教育9月号』発売
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「【集中連載】酒井邦秀の多読授業への招待」を収録した英語教師向け雑誌
『英語教育9月号』(大修館 定価:800円)が8月13日に発売になります。
7月号からの短期連載の最終回です。お楽しみに。
[url:http://www.taishukan.co.jp/]
※なお、同誌2004年2月号は「多読特集号」として、100万語多読を導入した
授業実践例を多数紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。
 [url:http://www.seg.co.jp/bookshop/personal/sss1ek.html]
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■講演会・セミナーのお知らせ
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◎すでに多読指導を実践されている方、これから行おうという方を対象に、英
語教師のためのセミナーを下記日程で行います。
 9月12日(日) 第1回新人セミナー
 会場=SEG   参加申込締切=9月5日(定員になり次第締切)
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html]
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■『快読100万語 韓国語版』発売!
……………………………………………………………………………………………
酒井先生の『快読100万語』の韓国語翻訳版が韓国で発売されました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/kaidoku-kankoku.html]
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【6】編集後記(sumisumi)
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しばらく前のことですが、学校へ行くことがあり、珍しく夕方の道を一人で歩
きました。夕焼けを見ながら、そよそよとした風を感じつつ、街の音を遠くに
感じて歩いていると、子供のころはこういう時間が大好きだったことを思い出
しました。私は、本を読んでいても、風や緑を感じさせる描写に弱くて、こう
いう描写が素敵だとあっという間にその作品に夢中になってしまいます。
きっと皆さんにもそれぞれの大好きな時間があることでしょう。
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次号の担当はJulieさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで
 掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/] を
 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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139. 発行データ

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2004/8/12(02:07)

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SSS多読通信 第42号 (2004/08/05)発行データ

●発行部数:
2538部
●配送完了日時:
2004/08/12 02:00:28


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