SSS多読通信 第25号( 2004/04/01)

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93. SSS多読通信 第25号( 2004/04/01)

お名前: くいめい
投稿日: 2004/4/1(00:25)

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        SSS多読通信 第25号 (2004/04/01)

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【1】今週の100万語通過者(3/22-3/28)
【2】今週のお薦め本 「札幌タドキストが選んだおすすめGR」
【3】今週の特選投稿
【4】SSS コラム
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                          編集:くいめい
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【1】今週の100万語通過報告者  (3/22-3/28)  3名
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今週は3名の方が100万語通過されました。おめでとうございます!
2周目も楽しく続けてくださいね。
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■Raquelさん
ロマンス小説が読めるようになりたくて多読を始めたRaquelさん。
多読を知る前は「英語学科に入れば、外国に住めば、魔法のように英語ができ
るようになるだろう」と考えていたそうです。しかし100万語を読んだ今は
「自分が読んだ本がこやしになって、英語の力を育てて行ける、そんな魔法」
と感じているそうです。
多読を始めてからの変化を「読むこと」「聞くこと」「話すこと」
「シャドウイング」別にわかりやすくまとめてくださっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3212]
……………………………………………………………………………………………
■こんちゃおさん
ハリーポッターシリーズはなんとか読んだもののロードオブザリングの手前の
ホビットで頭を抱えていた頃にSSSに出会ったこんちゃおさん。
「英語も読書も好きでしたが、多読を始めてたくさんの量の英語に対しての
尻込みみたいなものが完全になくなったような気がします。なんでも読んでや
るぜ!って自信がつきました。これってSSSの3原則のおかげだと思います。
それから今でも苦手なんですが、冠詞(a,the)の使い分けなどが、頭ではなく
感覚でわかってきたような感じがします。もっともっと読めばもっともっと
自然な英語が口から出てくるのだろうな〜と自分に期待してしまいます。」
お金をかけないようにと63冊での100万語達成です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3214]
……………………………………………………………………………………………
■Kentapbさん
国際学会参加をきっかけに英語を身につけようと多読を始めたKentapbさん。
「多読を始めてから英文の見方が変わりました。レベル0−3までの間で再読
をしている頃から、英文とともに頭の中にイメージがわいて映画のように思え
るときが時々出てくるようになりました。これをさらに続けていくとヒアリン
グ力とかもついてくるのかなあと思っています。」
書評のおかげで相性のいい本に多く出会えたというKentapbさんの次の目標は
レベル4−5で足腰をさらに鍛えてさらに上のレベルへのチャレンジです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3247]
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【2】今週のお薦め本 「札幌タドキストが選んだおすすめGR」
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多読を行ってる人はおそらく一度は目を通すGR。100万語を目指している人
から1000万語を越えた人まで集まる札幌おしゃべり会でタドキストのみなさん
が選んだおすすめGRの一部を紹介します。4月から多読を始める人もぜひ
参考にしてみてください。
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■The Fifteenth Character Oxford (OBW0) 総語数1500 YL0.9 
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サリーは遊園地でキャラクターのぬいぐるみをかぶってアルバイトをしている。
大スターのザップが遊園地に来た日にザップの新曲のCDが何ものかに盗まれた。
怒るザップ。遊園地は大騒ぎ。(マリコさんの書評より)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S005004]
……………………………………………………………………………………………
■Inspector Logan  Cambridge (CER1) 総語数4200 YL1.4 
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女性刑事Loganシリーズ。刑事としての初仕事をLoganは無事解決できるのか。
レベル1で十分楽しめる推理小説。(H.O.さんの書評より)
続編のLogan's Choice(CER2), A Puzzle for Logan(CER3)もおすすめです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S010002]
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■The Elephant Man Oxford (OBW1) 総語数5900 YL2.0 
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髪のない異様に大きな頭、象のように太い足、Merrickはあまりの醜さのため
見せ物小屋に売られていたが、医師Treves博士によって病院で暮らせるように
なり大勢の著名人が彼に会いに来るようになる。(まりあさんの書評より)
実話です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S005023]
……………………………………………………………………………………………
■The Piano Oxford (OBW2) 総語数7000 YL2.8
……………………………………………………………………………………………
倉庫の掃除をしていたとき男の子はねむっていたピアノを見つけ出し弾いて
みました。それは昔小学校のとき習った曲でした。男の子はピアノを知りませ
んでしたが音楽が男の子を選んだのです。(理恵さんの書評より)
表紙の印象とはまったく違って心暖まる感動的な話です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S005076]
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■Chemical Secret Oxford (OBW3) 総語数10000 YL3.2
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数年前に妻を亡くし、職も失い、残された子供たちを一人で養わなければなら
なかったJohn Duncanがようやくありついた仕事は工場が環境に及ぼす影響を
調査するというものだった。(ワタナベさんの書評より)
公害を出している企業に勤務する、研究者を中心とする社会派の物語。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S005106]
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■Two Lives Cambridge (CER3) 総語数15000 YL3.6
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1946年、16歳の少年Huwと少女Meganは恋をしていた。しかしアル中の父親を
もつHuwはカナダの親戚のところにいく決意をする。Huwはカナダから手紙を
毎日書いたが、Huwを良く思っていないMeganの父親は手紙がきたことすら知
らせなかった。父が死んで遺品を整理していた50年後、Meganは・・・。
(あきおさんの書評より) 恋愛物。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S010020]
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【3】今週の特選投稿
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■多読を始めて感じている良い効果についての、がまくんさんの報告。
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「学校英語で習った単語の意味とは別の意味がいろいろわかるようになりまし
た。というかより広い意味でとらえられるようになりました。こういうのは暗
記では難しいと思います。」
最近多読を始めたがまくんさんがどんな点で良い効果があったかを単語や
代名詞などの観点から具体的にまとめてくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=6870]
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■くまくまさんの山あり谷あり300万語報告。
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仕事が忙しかったり気持ちが乗らなかったりしてなかなか読めないとあせった
り、他の人と比べて読むのが遅いとか効果が出ていないのでは?などと悩んだ
りすることはありませんか?
「他の方を全く気にせずとまではいきませんが自分なりの読み方でも進歩は感
じられるし、あまり考えすぎず読みたいと思える本をたくさん読んでいけば
いいんじゃないかなと思います。」
精神的、肉体的停滞を乗り越えて自分なりの読み方で良いんだと思えるように
なったくまくまさんの300万語報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=1314]
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【4】SSS コラム               酒井             
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4月から多読学会が始まるのはみなさんご存じでしょうか?
それとともにSSS英語学習法研究会も少し変わります。

酒井は多読学会の会長になり、SSS英語学習法研究会からははずれます。
どちらもそんなに喜んでというわけではないのですね。学会なんてもう何年
も一つも入っていないし、まして会長なんて、いかにもぼくにはそぐわない
と思いますが、ま、最初の会長はぼくがやるしかないかな・・・と。で、ま
あ、そのぉ・・・みんなで多読についていろいろ考察してみようかなと・・・。

SSS英語学習法研究会の方は抜けることができてちょっぴりうれしく、か
なりさびしい・・・。 うれしいのは「学習法」という名前がいやだから。
さびしいのは・・・無理ないですよね。気に入らない名前とはいえ、この会
で3年近くも活動して、多読がここまで広がり、深まり、高まってきたのだ
から・・・。(古川さん、マリコさん、まりあさん、ほんとにありがとう!)

多読学会がこの先どうなるか、わかりません。SSS英語学習法研究会がこ
の先どうなるか、わかりません。

でもはっきり言えることは、掲示板も多読普及活動もいままでとほとんど変
わりません。で、まあ、試行錯誤しつつ、ぐにゅぐにゅと変わっていくはず
・・・。 先へ行ってどうなるかはまったくわかりません。2年前つまり
SSSのウェブサイトができて半年たったころには、多読がこんな風に歓迎
されるなんて、だれも思っていなかったくらいだから、「なんだ先の見通し
もない組織替えか」なんて言わないでくださいな。

なんといっても多読には掲示板という足場と掲示板の仲間とのつよーい絆が
あります。すべては掲示板に聞けば、見通しなんかすーっと自然に現れてき
ます。頼りにしてます!

みなさん、これからもSSS英語学習法研究会をよろしく!
そして多読学会をよろしく!

そして、どなたさまも、Happy Reading!

                        酒井 邦秀
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SSSの掲示板・多読通信のみなさんへ

酒井先生、3年間お疲れさまでした。今後も、多読学会会長として頑張って
いただくようお願いします。酒井先生はSSSの代表をおりられることにな
りましたが、顧問として残られるので、今後も、掲示板には今まで通り、登
場していただけると思います。より自由な立場になったので、より歯に衣を
着せぬ発言も期待できるかと思います。

SSSの方は、当面は、古川、マリコ、まりあの共同代表制で、重要なこと
は運営委員会で話し合う体制をとらさせていただきます。今年のタドキスト
大会で今後のことを話し合う予定です。
 
それでは、みなさん、今後もSSSをよろしく。
また、SSSでも、多読学会を全面的に支援したいと思います。
 
みんなで一緒に Happy Reading!

              河手真理子・佐藤まりあ・古川昭夫
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【5】SSS ニュース
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■札幌にブッククラブ誕生
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東京、大阪に次いで3箇所目のブッククラブが札幌に誕生しました。
書店では入手しづらいMacmillan Guided Readersの全セットを始め、Penguin,
Oxford, CambridgeのGraded Readers, I Can Read Books,
Step into Reading, その他、絵本、児童書などが揃っています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/ims.html]
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【6】編集後記                     (くいめい)
……………………………………………………………………………………………
今日から4月。入学式や入社式が行われ、何か新しいことを始めたくなる月
ですね。今年こそは英語を身につけようと多読を始められた方も多いことと思
います。始めたばかりの頃は本の選び方、購入方法、多読の進め方、記録のつ
け方、書評の探し方、掲示板への参加方法などいろいろとわからないことが出
てくると思います。そんなときにはSSS英語学習法研究会トップページに出てい
るサイトマップをぜひ活用してください。サイトマップではSSSのサイトにどん
な情報があるのか一覧できますので情報が探しやすくなっています。実は私も
最近までこの便利なサイトマップの存在をすっかり忘れていたのですが、先日
久しぶりに見てみてサイトの充実ぶりに改めて驚きました。みなさんも便利な
サイトマップをぜひ利用してください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/sitemap.html]
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次号の担当は Kian さんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで
 掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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