SSS多読通信 第126号 (2006/ 5/11)

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584. SSS多読通信 第126号 (2006/ 5/11)

お名前: いづこ
投稿日: 2006/5/11(01:17)

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        SSS多読通信 第126号 (2006/ 5/11)

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【1】今号の100万語通過者 (4/24-5/7)
【2】今号のお薦め本  「かみなり」〜番外編付
【3】今号の掲示板ダイジェスト (4/24-5/7)
【4】SSS コラム 「ボストンにも春が来ました」(トオル)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                            編集:いづこ
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【1】今号の100万語通過報告者 (4/24-5/7)
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 今号の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
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■バンクーさん  <「はじめまして」広場より>

1年で100万語を達成されました。これは、それ以前の30年間に触れた英語の語
数を上まわっただろうとおっしゃっています。「おお、私も。」「僕も。」と
同調される方、多いんじゃないでしょうか。多読開始当初の、成果への期待は
「過大」だったとのことですが、他にもいろいろ、多読の効果を的確にご報告
くださいました。ペーパーバックだって、きっとそのうち、いつの間にか、だ
と思いますよ。このまま良い感じでHappy Readingをお続けくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=3926] 
……………………………………………………………………………………………
■TUEさん  100万語ちょうどで再スタート

それまでの読了語数が999,998語。あと2語で100万語というところで、あわれ
TUEさんは、「とっても危険な考え」に囚われてしまいます・・・。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5977]

これは、多くの人がきっと身に覚えのある「今までの英語に対する挫折人生」
ゆえのこと。それでもTUEさんは、再び立ち上がられました!みごと100万語
ちょっきり!で通過です!(いづこも少ーしお手伝い・笑)でも、今後も不幸
な挫折感を追求していかれるらしいですよ。何だか楽しみ♪ Happy(ごくたま
ーにUnhappy?)Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5984]
……………………………………………………………………………………………
■ネコの表紙で100万語!  夜行猫さん

夜行猫さんは、一貫して「ネコ」の登場する本を追い求め、100万語街道を歩ん
でこられました。夜行猫さんも100万語読んだ変化は期待されていた程ではない
とのことですが、みなさんからのおめでとうメッセージには、夜行猫さんのご
投稿から読み取れる「変化」がいろいろ記されています。同じようなことをお
悩みのあなたのご参考にもなるかもしれません。好きなテーマでどうぞこれか
らもHappy Readingを!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5988]
───────────────────────────────────
【2】今号のお薦め本 「かみなり」〜番外編付
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「かみなり」が光り、とどろく本を集めました。季節感も何もなくすみません。
紆余曲折がありまして、番外編なぞご紹介するはめに・・・。実はこの番外編
の方がかえって楽しくもなってきて・・・ま、とにかくどーぞ!
……………………………………………………………………………………………
■Flash, Crash, Rumble, and Roll  YL0.6  1,000語
……………………………………………………………………………………………
空気のよどむ夏の暑い日、嵐や雷はこのように発生します、とわかりやすく説
明してくれます。サイエンスなんだけれど、結構身近な感じです。稲光から雷
鳴までの時間で雷までの距離を測るのに、あらこんなものを単位にするんです
ね。1**、2**、3** ・・・(secondではなーい)うまく言えるかな?
安全なのは○の中。◇の中は危険がいっぱいじゃないですか!みなさんご一読
の要ありですよ〜。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003326]
……………………………………………………………………………………………
■Puddles  YL1.0  430語
……………………………………………………………………………………………
大雨と稲光、そしてものすごい雷鳴で始まる絵本!本当に大音響が聞こえる気
がします。嵐が過ぎ去り、何もかもが洗い流されたような美しい朝、子どもた
ちは地面の水溜りで心ゆくまで遊ぶのです。ばばーん!と始まり、あとは軽快
なタッチで奏でられていく、ピアノ曲のような味わいの作品。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010968]
……………………………………………………………………………………………
■Frankenstein … Graded Readers 3作 (タイトルはどれも同じ)
……………………………………………………………………………………………
Frankensteinは、落雷のエネルギーを利用して、死体をつなぎ合わせた体を生
き返らせた。しかし生き返らせただけで育てることをしなかったので、愛を持
たない怪物は人に恐れられるようになる・・・。作者Mary Sehlleyは、ロマン
派詩人のシェリーの奥さん。これを書いたときは、まだ20歳そこそこだったよ
うです。GR3作はどれも違っていて、全部飽きずに読むことができました。し
かも原作も読んでみたいと思いました。以下、3冊の紹介です。
……………………………………………………………………………………………
◇ Macmillan Readers Elementary (MMR3) 版 YL2.8 7,600語
……………………………………………………………………………………………
時間を追って順に展開。シンプルな筋運びで、とても読みやすい。このシリー
ズはやはり似顔絵付の人物リストがあることで、イメージを思い浮かべやすく
て良いです。登場人物を減らしています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000119]
……………………………………………………………………………………………
◇ Oxford Bookworms Library Stage3 (OBW3) 版  YL3.2  10,000語
……………………………………………………………………………………………
最初に現在。その後記憶をさかのぼって過去を語る。ドラマティックな(また
は、よくある)手法。MMR版と異なるところが随所にあって、ときどき両方
をひきくらべて読むのが楽しかったです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001235]
……………………………………………………………………………………………
◇ Penguin Readers Level3 (PGR3) 版  YL3.2  12,000語
……………………………………………………………………………………………
これは映画『フランケンシュタイン』の原作の簡約版です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000764]
……………………………………………………………………………………………
番外編 1
■Ben Franklin and His First Kite  YL1.2   623語
……………………………………………………………………………………………
READY-TO-READ Level 2 Childhood of Famous Americansシリーズ ーベンジャ
ミン・フランクリンです。カミナリ本の王道を行く本!のつもりで買った本で
す・・・。なぜ番外編に入ってしまったか、読んだ人はおわかりで、読んでい
ない人でも、推測できる人もいるでしょう(シリーズ名や、表紙絵から)。ネ
タばれになるかも、と迷いましたが、お買い物情報としてお知らせします。こ
の本、カミナリは出てきません(爆)!私は読み終わって虚脱いたしました。
多読通信のお薦め本「雷」特集、くじけかけました。でも、フランクリン+凧
—で、カミナリでない、って、どういうこと?結構興味わくでしょう?ちゃー
んと面白い本なのですよ!
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007267]
……………………………………………………………………………………………
番外編 2
■Bad Bert in Trouble (Longman Literacy Land, Story Street Step6)
YL0.7  590語
……………………………………………………………………………………………
多読本の世界に「カミナリ親父」っているのかな?と思って探してみました。
なかなか思いつかなかったのですが、イチオシはこの人、Grumpybootsじいさん。
「そこで遊ぶな!」、「木にのぼっちゃいかん!」と、子どもたちにどなりち
らします。でも本当はどんな人?そう「カミナリ親父」ってまさにこういう人
なのでは?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004997]

Grumpybootsじいさんの人柄や事情がわかる、"Tea with Grumpyboots" (Step10
- YL1.8 1700語)も、お薦め。戦争時代の疎開の様子、人間と動物との接し方
など、深い読み応えです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005027]

Grumpybootsじいさんの姿は、これらの作品以外にも見かけます。公園が舞台の
お話がネライ目。Step5の"Wind and Fire Part1,2"の中にもいますよ。探して
みてね。あ、この本、嵐と雷からお話が始まる「カミナリ本」でした!最後に
追加です。(笑)
Part1 (YL0.6 293語)
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004995]
Part2 (YL0.6 301語)
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004990]
おあとがよろしいようで・・・?
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【3】今号の掲示板ダイジェスト (4/24-5/7)
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■感動できる本、泣ける本、おしえてください        もえぎさん 
……………………………………………………………………………………………
続けて泣ける本を読んだことと、子供の頃のように素直に感動できる気持ちを
取り戻したくなったのかもと、もえぎさんが本の情報を求めていらっしゃいま
した。もちろんいつものように、みなさんからたくさんの返信がつきました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7751]
 
みなさんの返信をもとにもえぎさんが一覧表を作って投稿してくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7777]
そしてこのあとにも もえぎさんへの本のお薦め本投稿は続いています。
……………………………………………………………………………………………
■わあーーい 20万語通過                 ハープさん
……………………………………………………………………………………………
ご家族との、暖かく素敵な、また謀略を匂わせる?交流を20万語報告にしたた
めてくださいました。名表現も生まれています(きっと多くの人が同意)。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22619]
……………………………………………………………………………………………
■10万語過ぎました!(長文です)            おかぴーさん
……………………………………………………………………………………………
日本語読書で速読をされるおかぴーさん。英語ではまだ・・・とおっしゃりつ
つも、今後に期待されています。英語で夢を見たご報告もあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=8657]
……………………………………………………………………………………………
■シャドーイングが楽しくなった…            スリーパーさん
……………………………………………………………………………………………
椅子に座って微動だにせずやっていて、楽しくもなかったシャドーイングが、
体を大きく動かすとリズムやイントネーションが楽に真似できるようになった
そうです。とっても納得できる分析。必見です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=t&id=2652#a2652]
……………………………………………………………………………………………
■30時間通過しました。                 さやかさん
……………………………………………………………………………………………
おとなでもこども式が楽しめる! シャドーイングできていること自体が楽し
いとのこと。スリーパーさんと同じく、こちらもキーワードは「リズムに乗る」
なのでしょうね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=2663]
……………………………………………………………………………………………
■ボストンでの英語生活その4               トオルさん
……………………………………………………………………………………………
運転免許取得編です。今号のコラムと合わせてお楽しみください。何だか私た
ち、だんだんボストンに詳しくなってきた気がしますねー。(笑)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=685]
……………………………………………………………………………………………
■仇討ち物語のGR                   On the Wayさん
……………………………………………………………………………………………
新聞に載っていた、ある作家による「現代には仇討ち小説がない」との言葉に
反応し、「仇討ち小説」が読みたくなったとのこと。返信も結構集まりました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1558]
……………………………………………………………………………………………
■絵本報告 その46                   アトムさん
……………………………………………………………………………………………
今回は、「おはよう」「おやすみなさい」「クマさん」「Vera B. Williamsさ
ん」を特集。どの本が紹介されているか、予想してから↓ここをクリック!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1564]
……………………………………………………………………………………………
■Jane Austenを楽しく読もう!簡単やさしい方法      ゆきんこさん
……………………………………………………………………………………………
Jane Austenは、難しそうな「古典」ではなく、ロマンス本のようなもの。心の
垣根を取り去り、なるべく簡単に楽しむ具体的方法を教えてくださっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-netabare&c=e&id=689]
……………………………………………………………………………………………
■GRは買わずに大学図書館でかりるべし!   ゆうやんさん(スレッド)
……………………………………………………………………………………………
大学図書館には、GRを所蔵しているところが結構あるそうです。ゆうやんさ
んのご投稿に応えて、いくつかの大学図書館情報が集まりました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=t&id=216]
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【4】SSS コラム 「ボストンにも春が来ました」(トオル)
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 みなさん、こんにちは。トオルです。長い冬が終わり、ボストンにもようや
く春が来ました。今回はボストンの春について報告します。

その1:メジャーリーグ開幕
ボストンは野球、バスケット、アイスホッケー、アメリカンフットボールでプ
ロチームを持っており、気軽にスポーツ観戦を楽しむことができます。ボスト
ンの野球チームはボストン・レッドソックスで一昨年ワールドチャンピョンに
なった古豪のチームです。
4月にボストン・レッドソックス対シアトル・マリナーズの試合を観戦に行っ
てきました。試合が行われたフェンウェイ球場はコンパクトで、観客席からグ
ランドまではとても近く、内野席だと選手の表情を見ることができます。ボス
トンではレッドソックスはとても人気があって、試合のチケットを取るのは至
難の業で、インターネットでチケットを再販している業者がたくさんあります。
マリナーズはイチロー、城島の2人の日本人メジャーリーガーがいるので、ど
うしても注目してしまいますよね。試合が始まり、先頭バッターはイチローで
す。期待するもののファウルフライでアウト。残念でした。
席がラッキーにもライト側内野席にとれたので、周りはレッドソックスファン
で盛り上がっています。周りと一緒に盛り上がっている4回表のイチローの第
2打席。イチローがピッチャーゴロでアウトになるも周りと一緒に盛り上がり、
そんなに残念に思わなくなってきました。あれ?
その後、5回裏にレッドソックスは1点とり、6回表に3塁に走者をおいて、
イチローの打席。イチローをよく知っているレッドソックスファンは1つスト
ライクをとるごとに盛り上がります。そして、空振り三振。とても嬉しく周り
と一緒に大盛り上がり。初めてのメジャーリーグをとても楽しめて、レッドソ
ックスファンになっちゃいました。

その2:ボストンマラソン
日本人ランナーが数多く優勝しているマラソン大会で、日本でも有名です。せ
っかくボストンに来たのだからということで、マラソン観戦に行ってきました。
ゴールまであと少しのところで観ることができました。到着がチョッと遅れて
トップの選手達を見ることはできなかったけど、一生懸命走ってる選手達を見
て「すごいな〜」と感心しました。
そして私たちも一家も沿道の人達と一緒に選手に拍手と声援を送りました。沿
道の人達は選手が来る度に熱狂的な声援をおくります。
声援は自分の知り合いだろうがそうでなかろうが関係無しに選手達に大きな拍
手と「go!go!」と言った声援をおくっていました。しかもなかなか帰らない。
普通トップの選手が通過すると後はみんなバラバラと帰るものですが全然帰る
気配がない。
次の日のボストングローブ(地元新聞)には完走者全員の順位と名前が出ます。
完走者だけで約2万人です。その他の参加者や沿道で応援している人をあわせ
ると15万人以上ボストンマラソンに来ていると思います。とても温かいマラ
ソン大会で、もし走ることができたらボストンマラソンに出てみたいと思いま
した。

その3:桜吹雪がない桜
ボストンでも桜が咲きました。しかし、花びらが散りにくい桜なんです。風が
吹くと桜の花びらが舞う桜吹雪がないとなんか桜って気がしません。日本にい
るときは花びらがちりにくい桜を見てもきれいな桜だなあって思っていたので
なんか不思議な感覚です。やっぱり日本人なんでしょうか。日本にいるときは
「日本人」って感覚はなかったのですが、アメリカに来てから自分は「日本人」
だって思うときがよくあります。日本とは異なる土地や文化の中で生活するこ
とが「日本」をよく考えるきっかけになるし、自分を考えるきかっけにもなる
のでとても大切なことだと感じています。

アメリカに来て半年が経ち、ボストン生活を楽しんでいます。4年前に多読を
始める前は想像もしなかった生活です。
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【5】SSS ニュース
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■多読講演会 セミナーの予定
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5月14日(日) 蒲郡 蒲郡市立図書館
5月20日(土) 札幌 紀伊国屋札幌店
5月26日(金) 東京 ネリーズ浅草橋本店
6月 3日(土) 藤沢 藤沢産業センター
7月 1日(土) 新宿 SEG

各地詳細は、こちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■『ミステリではじめる英語100万語』発売中!
……………………………………………………………………………………………
酒井邦秀先生と佐藤まりあさん共著の『ミステリではじめる英語100万語』が
発売されました。ぜひ手にとってごらんください!

 書籍データ:218ページ
 出版社:コスモピア株式会社
 価格:1,680円(税込)
 ISBN:4902091402

■英語100万語多読に「ミステリ・コース」登場!■
英語習得法として多読に興味はあるが、絵本や児童書からスタートするのは
ちょっと……という人のために、ミステリ・コースを本書がご案内します。
■読みたいミステリがすぐに見つかる■
英米の小学生や中高生に大人気のシリーズ、日常生活の表現がたっぷり学べる
コージー・ミステリ、そしてもちろんジョン・グリシャムやパトリシア・コー
ンウェルまで、8段階のレベル別にたくさんの洋書を紹介。
■早く結末が知りたいミステリは多読に最適!■
一度読み始めると、どうしても結末が早く知りたくなるミステリは多読には
最適の素材といえます。

Amazon.co.jp で販売中です。
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902091402/sss-22/ref=nosim]
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【6】編集後記                       (いづこ)
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いづこの「お薦め本特集」七転八倒記——紹介できなかった本たちへの鎮魂歌
(ムダに長文ですので、みなさん得意の読み飛ばし技を繰り出してください!)

みなさん、楽しい連休をお過ごしになりましたか?陽光うららかなこの季節に
「かみなり」特集たぁ、どういう発想?と首をひねられた方も多いでしょう。
テーマ自体が、物事を深く考えさせる魅力あるものになる編集委員さんもいら
っしゃいます。ぜひ紹介したい1〜数冊の本に合う「テーマ」をしつらえ、そ
れに合う、他にも良い本は〜?と集めることもあるようです。私は後者です。

今回私の発想元本は、PGR2の"The Earthquake"でした。大地震発生に恋愛
話がからんでいるのですが、ひとびとの避難の様子、病気の母親などが描かれ
短い(4,600語)のに、読後も心に残る本でした。また、火事場の動物感動実話、
ALL Aboard Readingの"The Bravest CAT!"も目にとまり、「地震、雷、火事、
おやじ」っていう特集にしようと思っていたんです、実は・・・

連休中は、そのあたりの本をたくさん読みまくり、幸せだったのですが、いざ
まとめ始める段になって、地震や火事って、被害に合って苦しんでいる人もい
らっしゃるだろうに、特集していいのか?と、気持ちにブレーキがかかり・・
「雷」と「カミナリ親父」だけ残すことにしたのです。「捨て」た本は6冊。
雷だって被害は出るけどー、と後めたくも思いつつ、Go。こんなことをぎりぎ
りまで悩んでいました。

全く別のテーマに変えてしまいたい衝動にもかられました。3つほど思いつき
ましたが、急に思いついたのは、やはり本が集まらないのです。「***」っ
ていうテーマなら当然この本が出てくるはずでしょ!と、読者のみなさんに期
待されそうな本を自分では読んでいなかったり。その3つのうちのひとつが、
番外編でとりあげたGrumpybootsじいさんです。LLLの中の彼の本を探すうちに、
この人でも特集できそう、いや、Grumpybootsじいさん(LLL)vs. Gran(ORT)
なーんて、面白いかも!とか考えていました。でも生半可なことを書くと、子
どもファンたちの目が厳しそうだしなあ。

編集委員になって1年。まだこんなふうに七転八倒しております。私が"お薦め
本特集"をさらりと仕上げ、こんな裏話的な編集後記でなく、素敵な時候のご挨
拶や、優雅な読書・英語生活をご提案するようなことを書ける日は来るのでしょ
うか。いや、無理っぽい。(笑)
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は 古川さん です。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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▼返答


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