SSS多読通信 第11号 (2003/12/18)

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55. SSS多読通信 第11号 (2003/12/18)

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2003/12/17(14:12)

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      SSS多読通信 第11号 (2003/12/18)  配送数 1038

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                        担当:sumisumi
【1】今週の100万語通過者 (12/9-12/14)
【2】今週のお薦め本 
【3】今週の特選投稿  
【4】編集担当者コーナー
【5】SSS News
【6】編集後記 

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【1】今週の100万語通過者 (12/9-12/14)
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■エスロボさん
「語学の勉強はだいたい間があくとリセットされてしまってやる気がそが
れてしまうのですが、多読だと読んだものは結果として積みあがっていくので
ちょっと嬉しい」というエスロボさんは1年半で100万語を読まれました。
お子さんが日本語で読む本を英語で読んで感想を語り合っているそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2565]
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■ちゃりりんさん
「学生時代、英語は好きで、おおむね得意でもありましたが、会社でTOEICを
受け、実力とはかけ離れた点数をとって以後何とかして本当の英語力をつけたい
と思っていたときに「快読100万語」に出会いました。」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2568]
                            担当:sumisumi
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【2】今週のお薦め本 
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■最近読んだ絵本のなかから
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Harold and the Purple Crayon YL0.6
ある晩、Haroldは手にしていた一本の紫色のクレヨンを手に月夜のお散歩を
しようと思った。でも、月が出ていなかったから月を描き…クレヨンが
描き出す世界をお散歩し始める…イマジネーション豊かな絵本でした。
この絵本はシリーズになっていて、An I Can Read Book Level1にもあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100802]
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The Boy Who Wouldn't Go to Bed YL1.2
もう眠る時間なのに、彼はNO!といって、愛車(おもちゃの)に乗って
家を飛び出します。行く先々でであったおもちゃたちは、皆もう眠くて
遊んではくれませんでした…かわいいベッドタイムストーリーです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103275]
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The Tiger Who Came to Tea YL0.8
ドアをノックする音が聞こえます。誰だろう?開けてみると、それは1頭の
トラでした。トラははらぺこなので、お茶をご馳走してくださいといいます。
この一家のおおらかさがすてきです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103274]

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■戦争を考えてみる特集
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自衛隊派遣を総理が発表しましたね。
もう一度、戦争について考えてみるというのはいかがでしょう。
書評登録されたものからピックアップしてみました。
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Number the Stars YL3.8
このレベルの子供向けでありながら本物の味わいのある本です。
ナチス占領下のデンマークでのお話です。描写もすばらしく読む喜びを
感じながら、戦争下の市民のくらしに思いを馳せることが出来ます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100491]
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Picture Bride: A Novel YL6.0
英語はとても読みやすいです。第2次大戦以前から対戦中の日系人の物語。
著者の体験にも基づいていますがフィクションです。戦争についても
考えさせられますが、一女性の生涯としての色合いのほうが強いです。
主人公は夫となるはずの人の写真一枚を握り締めて一人アメリカへ渡ります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102913]
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Schindler's List  Penguin Readers 6 YL6.0
映画「シンドラーのリスト」のGR版。
第2次大戦下のあるナチス党員 Oscar Schindler氏の実話。
Shindler氏は、彼の工場の従業員を中心に多くのユダヤ人の命を救いました。
映画では触れられなかったより詳しい事実がこのGRにはかかれています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102711]
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Captain Corelli's Mandolin  Penguin Readers 6 YL6.0
ギリシャを舞台に第二次世界大戦を背景にしたラブストーリー。
映画「コレリ大尉のマンドリン」のGR版。
原作ではもっと時代背景が描きこまれていて、GRでは恋愛に的を絞っている
ようです。「自分は戦争というものをわかってなかったなと痛感しました
−中略−もっと戦争というものの素姓を知らないといけないと思いました。」
(秋男さんのレビューより)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S000356]
                            担当:sumisumi
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【3】特選投稿とお役立ち情報
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■多読歴28年のsakigoroさんの貴重な体験談です。ぜひお読みください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=6194]
……………………………………………………………………………………………
■「辞書は引かない」と辞書を引いてもいいとき
Julieさんの投稿です。わかりやすく納得できる説明です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=6168]
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■もはや恒例、アトムさんの絵本報告です。
その12はクマさん特集です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=8489]
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■はじめてのPBには?
新設のペーパーバックの広場では、初めて読んだPBの話題です。
憧れの本を本棚の目立つところに飾っておくのは酒井先生のおすすめですね。
読みたい本が基本だけれど、初PB選びは出来れば成功させたいのも人情。
ぽんたさんの質問に答えて読みやすくて面白い本がいろいろ紹介されました。
上級者向けという説明にひるまずにどんどん書き込んでくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2]
……………………………………………………………………………………………
■ペギー双葉山さんによる停滞定義のまとめが発表されました
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-level3&c=e&id=145]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-level3&c=e&id=146]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-level3&c=e&id=147]
停滞原因チェックシートまでつくってくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-level3&c=e&id=152]
                            担当:sumisumi
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【4】編集者コーナー
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英語以外に語彙の悩み?
最近、パンダ読み、キリン、コンダラetcのSSS用語がわからないという話を
何人かの人から聞きました。そんな人のため用語がわかるコーナーと
利用方法をご紹介します。

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■読書のコツと用語集の広場 
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次々と用語が増えているためなかなか見つけられない人もいるようです。
用語を一覧表示で探すには、掲示板上部の
《先頭(B) | <前(P) | ▽(R) | ↓(E) | 次(N)> | 最新(T)》
のうちの↓(E)をクリックし、次に▽(R)
それから表示件数を多くしてみてください。500など。
そうすると現在登録されている用語、コツの親記事の
タイトルだけが先頭から表示され一覧でみることができます。
読みたい記事のタイトル最後の▼ をクリックすると
子記事もまとめて読むことが出来ます。

また、知りたいことばがひとつだけ決まっているときには検索機能が
便利です。一覧表示(W):のプルダウンメニューの一番下にある
「メッセージの検索」を選択して「表示」をクリック
またはEnterキーを押すと検索画面が表示されますのでお試しください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi]

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■appleさんのサイト
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また、楽しく読めるのはappleさんのHPです。
広場には無い用語、略語も面白く解説してあります。
[url:http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/5353/]

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■「いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!」
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基本的な用語については、古川さん、マリコさん共著の
この本にもわかりやすく説明されています。
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534035721/sss-22]
                            担当:sumisumi
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【5】SSS News
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■タドキスト大会・英語教育ワークショップのアンケートの集計ができました。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=52]
■2003/11/08 丸善心斎橋 アンケート集計結果はこちら
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2003-11-shinsaibashi.xls]
■2003/11/15 丸善日本橋 アンケート集計結果はこちら
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2003-11-nihonbashi.xls]
■2004/01/15 豊田 酒井講演会の詳細は
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=49]
■2004/01/15 千葉 古川・河手講演会の詳細は
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=50]
■2004/01/24 ジュンク堂 大阪本店 講演会のお知らせは、
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=54]
                              担当:古川
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【6】編集後記
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■MOMA親爺さんが、「SSS多読支援ページ」を作られました。
[url:http://homepage.mac.com/philadelphiro/index.html]
SSS書評の多い人気本が目玉です。
SSSの推薦セットに入っているものが多いですが、もちろん、面白いから
推薦セットにはいっているのです。MOMA親爺さんのページも参考にして、
推薦セットの中身の更新や新しい推薦セット組を今後もしていきたいと思い
ます。これらからどんな本を読もうかと考えられている方にもとても参考に
なるURLなので紹介させていただきました。
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■辞書を引く・引かない!?
辞書を引く・引かないというのは、初めて多読の世界に入って来る人には
とても大きな問題のようにみえるのは仕方がないと思います。でも、それは
それほど大きな問題ではないと私は思っています。初期の段階で辞書を多少
引いたからといって、たくさん読んでいるうちにそんなことはどうでも良く
なってきてしまうからです。最初は多少辞書をひいていた人も、読書が進む
につれて、ほとんど引かなくなっています。多読を始める方には、「辞書を
引かなくても読書は楽しめる」・「読書を楽しむには辞書を引かない方が良
い」ということだけを理解して、とりあえず数十万語読んでいただければと
思います。「絶対に辞書は引かないようにする」かどうかは個人の自由で良
いと私は思っています。何百万語とたくさんの英語の本を読む中、自分にと
って一番自然な読書スタイルを各自で作り上げていけば良いのだと思います。
でも、辞書を引くと読書が止まってしまうので、読書を楽しみたいなら、辞
書を引く回数は少なくければ少ないほど楽しめるということは、もはや、多
くの人が実感している普遍的な事実といえると思います。
                             担当:古川
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は MRK こと マリコ さんです。

  今 週 も H a p p y  R e a d i n g !
                             
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]
 利用して発行しています。
 配信中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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