SSS多読通信 第107号 (2005/12/08)

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485. SSS多読通信 第107号 (2005/12/08)

お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2005/12/8(01:17)

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        SSS多読通信 第107号 (2005/12/08)

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【1】今週の100万語通過者(11/28-12/04)
【2】今週のお薦め本 「表紙買い?の児童書 動物もの特集」
【3】今週の掲示板ダイジェスト(11/28-12/04)
【4】SSS コラム 「イランの児童映画のGRを読みませんか?」(古川)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                           編集:かのん
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【1】今週の100万語通過報告者(11/28-12/04)
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■摩周湖さん
 2月に多読を開始して11月に100万語を通過された摩周湖さんの報告です。
スレッド内で、摩周湖さん流楽しく読む方法や、おススメGRを紹介してくださ
いました。映画好きなので、映画と映画GRをうまくリンクさせることで、多読
を継続できたそうです。これからも摩周湖さん流の楽しみ方をいろいろ工夫し
て楽しく多読を続けてくださいね。おめでとうございます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5595]
……………………………………………………………………………………………
■Yokoさん
 Dahl の『Charlie and the Chocolate Factory』ですっかり多読にはまった
とおっしゃる Yokoさんの100万語通過報告です。半年くらいで100万語?
と思っていたら多忙のため1年かかっての通過となりました。YL0〜1のやさし
いレベルで面白い本にたくさん出会えたおかげで、生徒さんや生徒の保護者の
方に折にふれて「こんな本がありますよ」とすすめることができたそうです。
多読と出会えてよかった、多読が楽しいという Yokoさんの気持ちが文章から
熱く伝わる報告です。Yokoさん、これからもその笑顔で Happy Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5597]
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【2】今週のお薦め本  「表紙買い?の児童書 動物もの特集」
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 多読での本えらびのポイントは、自分にとって読みやすくて面白いものを選
ぶことに尽きます。こんなに面白いのになぜこんな表紙なの〜?という本もあ
りますが(笑)、絵が好みだとつい惹かれて手をだしてしまいます。今回は、
眺めて良し読んでまた良しの「表紙買い?の児童書 動物もの特集」です。
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■Bear at the Beach              総語数 670 YL1.0
……………………………………………………………………………………………
 大好きな Clara と幸せに暮らしている Bear。でも、心の中でお父さんを恋
しく思っています。そこで Bear はお父さんを探しにでかけますが…。パステ
ルカラーの水彩画がかわいいほのぼのストーリーです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010349]
……………………………………………………………………………………………
■Akimbo and the Elephants           総語数 8,200 YL3.5
……………………………………………………………………………………………
 Akimbo はアフリカのサバンナに暮らす少年。お父さんは、野生動物保護監視
官です。Akimbo はゾウが大好きですが、密猟者に殺されたゾウを見て、これ以
上ゾウが密猟者の犠牲にならないようにしたいと心に決めます。さて、Akimbo
の計画とは…? 常に危険と隣り合わせの大自然の中、野生動物たちと触れ合
いが印象的です。多読通信第104号でしおさんが紹介された「The No.1 Ladies'
Detective Agency」シリーズの著者 Alexander McCall Smith の作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010350]
 Akimboのお話はこれ以外に、ライオンのお話、ワニ観察に同行するお話の2
冊があります。
……………………………………………………………………………………………
■Little Wolf's Book of Badness        総語数 11,000 YL3.5
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 オオカミたるもの大きくなったら悪い大人にならねばならぬ。よい子すぎて
行く末を案じた両親は、Little Wolf を悪い子修行の旅に出します。でも悪い
子になるのも意外と楽じゃない!? 両親にあてた手紙形式のシリーズです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005614]
……………………………………………………………………………………………
■Jenny and the Cat Club            総語数 12,000 YL3.5
……………………………………………………………………………………………
 New York の Tinkerさん家で暮らす黒ネコ Jenny はとても恥ずかしがりや
さん。近所のネコたちが集う Cat Club に入りたいのに、いつも家の中から見
てるだけ。そんな Jenny のために Tinker さんはまっ赤なスカーフを編んで
くれます。黒ネコ Jenny と Cat Club のお話を5編収録した短編集。
 1944年にはじめて出版されたこのシリーズ、近年ハードカバーで復刊されま
した。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009440]
……………………………………………………………………………………………
■The Owl Who Was Afraid of the Dark     総語数 9,300 YL4.0
……………………………………………………………………………………………
 フクロウなのに暗いのが苦手な Flop。父さんに夜の狩りに誘われても、しり
ごみしてしまいます。そんな Flop は母さんのアドバイスで、夜の楽しさや良
さをいろんな人に尋ねてみることにします。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007529]
 ほかに、早く大きくなりたいと願うゴリラ、フランスの海辺に住んでいたの
にうっかり英国へ渡ってしまった子ネコ、自分はどんな動物なのかよくわかっ
ていない子どもの Aardvark など、動物の子どもが出会いや経験をつうじて成
長してゆく様子を描くほのぼのシリーズです。
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■The Last Polar Bears            総語数 6,700 YL4.0
……………………………………………………………………………………………
 ある秋の日、おじいさんは家族に内緒で旅に出ます。道連れは愛犬 Roo、め
ざすは北極、シロクマさがしです。孫にあてた手紙形式で物語がすすみます。
手紙はコミカルなイラストつき。ユーモラスでちょっぴり皮肉も入っていると
ころが英国らしい。このおじいさんはもうすぐ80歳。「死ぬ前に一度は北極へ」
なんて夢みたいなことを言ってるマイペースなおじいさんと、「寒いよ、家に
帰りたいよ」と言いながらしっかり非常食を隠し持っていたりする、やけに現
実的な愛犬 Roo とのコンビが絶妙です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004278]
 おじいさんと愛犬 Roo の珍道中は、このお話のあとも続き、アメリカ西部や
無人島に行ったりします。
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■The Velveteen Rabbit            総語数 3,800 YL4.5
……………………………………………………………………………………………
 クリスマスの朝、ぬいぐるみのうさぎが男の子への贈り物としてその家にやっ
てきます。最初は男の子に見向きもしてもらえませんでしたが、やがてほんと
うに大切にしてもらえるようになると、うさぎに不思議なことが…。短いお話
ですが、ラストには心打たれます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002479]
……………………………………………………………………………………………
■The Little Gentleman            総語数 27,000 YL5.0
……………………………………………………………………………………………
 少女 Bet は老人から頼まれ事を引き受けます。その依頼とは、牧場に行って
なるべく大きな声でこの本を読んでほしいというもの。言われるとおり本を読
んでいると、ひょっこり顔を出したのは1匹のモグラでした。本を読んでもら
うのが好きなそのモグラとはいったい…? 種によって異なる天与の寿命と時
間の重み、そして誠実さや友情を織り交ぜて描くフィリパ・ピアスの作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009872]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■80万語通過しました            ねこさん
 ねこさんの80万語報告です。読み始めた頃とその後の変化、今の様子を報
告してくださいました。読むことはスムーズにできるようになってきたけれど、
聞くことができていないというねこさんに、アドバイスが届いています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=21990]
……………………………………………………………………………………………
■80万語通過報告と、GRの読みにくさ     さやかさん
 今、児童書に走っています、というさやかさんの80万語報告です。最近読
んで楽しかった児童書(YL2〜3)を紹介してくださっています。一方、GR(Graded
Readers)を読みたいのに読みにくく感じる。どうしたらいい?という疑問も。
さやかさんが読みたいGR、いつか気持ちよく読めるといいですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=21962]
……………………………………………………………………………………………
■Sidney Sheldonで200万語通過です     matsukawa1971さん
 100万語達成後、児童書を中心に読んできたというmatsukawa1971さんの
200万語通過報告です。「多読にめぐりあうまで、英語学習は修行の一種だ
と思っていました。でも、英語って楽しんでかかわっていくことができるんだ
と教えてもらえたのが多読から得たもっとも大きなものでした」ということば
が光ります。お宝(本)探しも多読の楽しみのひとつ。これからも楽しい本に
たくさん出会えますように。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7075]
……………………………………………………………………………………………
■400万語になりました。          真空管さん
 Louis Sachar の『Holes』で400万語を通過された真空管さんの報告です。
200万語までは朝5時に起きて多読する時間を作っていたけれど、その後、
精神的余裕ができて通勤時間と昼休みだけのペースに落ちついたそうです。
 最近は単語力強化のために、単語学習ソフトを利用しているとのこと。多読
と併用することで、単語学習ソフトの欠点をうまくカバーできるそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-mini-report&c=e&id=150]
……………………………………………………………………………………………
■特に何もないけれど・・・          ピアノさん
 主に親子の広場に投稿をされているピアノさんの投稿1周年報告です。2人
のお子さんとご自分のこの1年を振り返ってまとめてくださいました。ときに
は読むペースが落ちたりしたけれど、「ペースが落ちても本を読むことを続け
ていれば、下がりっぱなしということはないんだな〜。その時の子どもの気分
にあった本さえ探して置いておけば、忘れた頃にペースが上がっている。本当
に不思議」とのこと。お母さまがありのままのお子さんのペースを大切にされ
ている様子が伝わります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=3090]
……………………………………………………………………………………………
■Louis Sachar の新作にそなえて Holes を読もう♪   Julieさん
 タドキストの間で人気が高い作家 Louis Sachar。待望の新作『Small Steps』
の情報です。2006年1月10日発売、『Holes』の続編とのこと。楽しみですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1254]
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■「A Bad Case of Stripes」の読み聞かせが聞けます  いづこさん
 多読通信第106号で紹介された「A Bad Case of Stripes」の朗読が、絵本読
み聞かせサイトで聴けると、いづこさんが情報を寄せてくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1256]
……………………………………………………………………………………………
■Charlie and the Chocolate Factory DVD情報     AMINOさん
 映画『Charlie and the Chocolate Factory』のDVDをAmazon.UK (※1)で
購入してみたという AMINO さんの情報です。Disc2の音声は7ヶ国語収録だそ
うです。日本では来年2月発売予定。日本版はどんな仕様になるのでしょうね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=2465]
 ※1.ヨーロッパ仕様版は、日本版と同じリージョン2ですが、映像方式が
PAL式で日本版とは異なります。再生環境によってはうまく再生できない場合が
あります。
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■読書前と読書後を見分けるには?           macska さん
 SSSのHP内の書評システムでは、個人の読書記録を登録することができます。
読書登録の際の「読書前に登録」と「読書後に登録」を見分ける方法は?という
macskaさんの質問とその返答のスレッドです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&c=t&id=1404]
 書評システムについては下記ヘルプも参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/shohyou/help.html]

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【4】SSS コラム 「イランの児童映画のGRを読みませんか?」 (古川)
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 普段は、コラムでは、SEGBookshopの宣伝的なことはしないのですが、今回
は、Amazonでは決して入手できないシリーズをぜひ紹介したいと思います。
 僕は、英米の児童文学はかなり好きです。大人向けのPBは年数冊しか読ん
でいませんが、小中学生向けの児童書は年数百冊は読んでいます。とても面白
いものが多いとはいうものの、欧米以外の文化の児童小説で平易な英語で書か
れたものがないかと常日頃思っていました。
 そんな時、Iranian Cinema Collection ([url:http://www.ili.ir/f.product.htm])
というイランの文部省の外郭団体が出版している、YL2〜3のイラン児童映
画の台本をもとにしたGraded Readers を発見しました。
 運動靴を無くしてしまった兄と妹の苦難を描く『運動靴と赤い金魚』、
友達にノートを返すため家を探し歩く『友だちのうちはどこ?』などは、日本
でも、かなりヒットしたので、ご存じの方もいるでしょう。
 発展途上国の経済的には極度に貧しいけれどその中で頑張っている子供達の
生活を子供の視点で描いているこれらのGraded Readers は、先進国の作品と
はまた違った感動を味わえて非常にお薦めです。
 このシリーズは、東京国際ブックフェアで発見し、その場で読んで感激し、
早速連絡をとったのですが、航空便なのに、東京まで1ケ月以上かかるし、ま
た、イランがアメリカから経済制裁下にある事情から、イランにドルでは送金
できないなど、いろいろな事情でようやく販売にこぎ着けました。
 印刷は悪いし、製本も悪いですが、中身は濃いです。アメリカやイギリスと
は全く違う生活をしているイランの小学生の生活を、ぜひ知って下さい。
 8冊セットで、2400円です。詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/bookshop/personal/sss2ili.html]
をご覧下さい。

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【5】SSS ニュース
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■多読による英語教育 研究会のお知らせ        (日本多読学会)
……………………………………………………………………………………………
1月14日(土)15:00-17:45     場所 SEG(東京・新宿)
内容 「多読と評価」吉岡貴芳(豊田高専)
コメンテーター:酒井邦秀(電気通信大学)
参加費 1,000円 (定員30名)
申込みは、1月10日(火)までに email: kanda@hiu.ac.jp へ。詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■多読による英語教育 第3回新人セミナーのお知らせ  (日本多読学会)
……………………………………………………………………………………………
1月22日(日)10:00-17:30     場所 SEG(東京・新宿)
参加費 一般 3,000円 多読学会会員 無料  懇親会費 5,000円程度
申込期間 1月10日(火)まで。定員30名になり次第締切
申込みは email: era-jimu@seg.co.jpへ 詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/era/workshop/index.htm]
……………………………………………………………………………………………
■「今日から読みます英語100万語 台湾語版」発売
……………………………………………………………………………………………
「今日から読みます! 英語100万語!」(古川昭夫・河手真理子著・酒井邦秀
監修・日本実業出版)の台湾語の翻訳が智富出版有限公司から発行されました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/kyokara-taiwan.html]
……………………………………………………………………………………………
■SEG Bookshopよりお知らせ
……………………………………………………………………………………………
 マクミランの新刊、オーストラリアの GR、はじめての児童書としてお薦め
のCorgi Pups が、それぞれセットになって発売中です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=e&id=131]
……………………………………………………………………………………………
■SSSの掲示板を利用されているみなさまへ
……………………………………………………………………………………………
 掲示板を利用するためのルールやパスワードを忘れた場合の対応方法などの
お知らせです。
 お互いの顔が見えない環境で文字だけで情報交換する掲示板をみんなが気持
ちよく利用するためのルールです。「掲示板利用のルールなんてあったの?
知らなかった」という方や「そういえば以前読んだけど、忘れちゃったなぁ」
という方、一読してみてくださいね。新たな発見があるかも?
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=480]
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【6】編集後記                     (かのん)
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 洋書を読むようになり、どうも自分で思っていた読書の好みと洋書の好みは
違うようだと気がつきました。わたしは洋書だとかわいい系、ほのぼの動物系
にいってしまう傾向がありますが、和書だとそうでもないので、なーんでいつ
も気がつくと動物ものばかり読んでるのかなぁ?と我ながら可笑しくなります。
 今回のおススメ本は、わりとYLが偏ってしまいました。本の見た目はやさし
いのに、読んでみると意外とわかりにくいと感じるものもあり、結果として、
YL3.5〜5の本が中心になりました。
 同レベルの本でも、人間世界の視点で語ったものは比較的読みやすく感じる
のに、動物が主人公の場合は、動物の視点や舞台になじみが薄いためか、わか
りにくく感じることが多いようです。「かわいい顔して動物ものは意外と手ご
わい」というのが、わたしの印象です(あくまで主観ですが)。
 けれども、物語舞台の理解が少々あやしくても、勢いにさえ乗ってしまえば
楽しめる、知らない世界だからこそ発見が多くて面白い。わかる・わからない
と面白い・つまらないは必ずしも比例しないところが、洋書読書の面白みのひ
とつなのかもしれません。
……………………………………………………………………………………………
次号の担当はまことさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
 ・メール sss-web-magazine@seg.co.jp
 ・掲示板への投稿
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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※メールでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う場合があります。
 ご了承ください。
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 利用して発行しています。
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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