Re: はじめまして

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/4/28(01:29)]

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1078. Re: はじめまして

お名前: yhiroaki
投稿日: 2007/3/11(19:34)

------------------------------

酒井さん、こんにちは。

>単語本についてはまちがいなく、問題があります。
>いちばん根本的な問題は語彙増強を唱える人は
>「語彙増強は「単語が言葉の最小単位だ」と考えていること」

 単語は文脈と切り離せないということは、日本語の
経験から理解しているつもりです。

 単語のdetailは読書を通じて深めていくことを前提に
して、
 detailを深めるにも大雑把な意味がわからないと深める
こともできないが、
 読書の最中に辞書を引くのは読書が台無しになるから、
読書の時に大雑把な意味が浮かぶ頻度が増えるように
語彙増強をする、

 こうした場合にも、酒井さんの懸念は残るのでしょうか。


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[♪] 1086. Re: Re: はじめまして

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/3/12(18:27)

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yhiroakiさん、こんにちは!
さかい@tadoku.orgです。

〉酒井さん、こんにちは。

〉>単語本についてはまちがいなく、問題があります。
〉>いちばん根本的な問題は語彙増強を唱える人は
〉>「語彙増強は「単語が言葉の最小単位だ」と考えていること」

〉 単語は文脈と切り離せないということは、日本語の
〉経験から理解しているつもりです。

なるほど・・・

〉 単語のdetailは読書を通じて深めていくことを前提に
〉して、
〉 detailを深めるにも大雑把な意味がわからないと深める
〉こともできないが、
〉 読書の最中に辞書を引くのは読書が台無しになるから、
〉読書の時に大雑把な意味が浮かぶ頻度が増えるように
〉語彙増強をする、

〉 こうした場合にも、酒井さんの懸念は残るのでしょうか。

おおざっぱな意味が辞書に書いてあればいいのですが、
かならずしも書いてないですねえ・・・
yhiroakiさんは英和辞典をお使いですか?
だとすると、おおざっぱな意味はまず書いてないと思います。
英英辞典にもめったに書いてないですねえ。

あ、「おおざっぱな意味」ってどういうものかによりますね。
yhiroakiさんのいう「おおざっぱな意味」というのは
たとえばどんなことでしょう?

それから、語彙増強に何を使うかも微妙な問題ですね。
日本語の書いてある単語集は語彙増強大賛成のTinyさんも
すすめないのではないかな? 少なくとも使ってはいないらしいです。

ぼく自身、語彙増強をすすめることがあります。
それは試験や資格取得対策のドーピングとして、ですね。
そういう切羽詰まった状況でない場合は、懸念が残ります。


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1087. 酒井先生へ

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/12(19:41)

------------------------------

酒井先生へ
他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込むのはやめて下さい。
いちいち訂正するのは面倒です。
気づかないで訂正できない場合、私の意見として誤解されたままになります。

〉それから、語彙増強に何を使うかも微妙な問題ですね。
〉日本語の書いてある単語集は語彙増強大賛成のTinyさんも
〉すすめないのではないかな? 少なくとも使ってはいないらしいです。

私は日本語のある単語集を使っても良いと思います。
すすめはしませんが止めもしません。
その人なりに自由にやりたいようにすれば良いと思います。
私が使っていなのは、使えないからです。
1つの単語に対して定義が多過ぎるのが原因です。
1つに対して定義は1つ、品詞が2つあるものはそれぞれ定義は1つまで。
洋書には条件を満たす物があるから使っています。
定義がたくさんある単語についてはその都度覚えます。1つづつ。

酒井先生へお願い。
1. 掲示板では威圧的な言動をとらない、挑発をしない。
2. 他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込まない。
(今後私の名前をかってに出さないで下さい。)

以上、守って頂けない場合「投稿についてのガイドライン」
違反として管理人になんらかの措置を取って頂くよう陳情します。


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[汗] 1089. Tinyさんへ・・・ ごめん!

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/12(23:39)

------------------------------

Tinyさん、こんばんは!

まずとにかく、ごめんなさい!!
ぼくはこどものころからふざけすぎて叱られてきたのです。
(その点はアラベスクさんたちの「さかいのジョージ」も
 多少当たっていると認めざるをえない・・・)
またしてもふざけすぎたのでしょうか、Tinyさんを不快に
させてしまいましたね。

〉酒井先生へ
〉他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込むのはやめて下さい。
〉いちいち訂正するのは面倒です。
〉気づかないで訂正できない場合、私の意見として誤解されたままになります。

その通りですね。一言もありません・・・

〉〉それから、語彙増強に何を使うかも微妙な問題ですね。
〉〉日本語の書いてある単語集は語彙増強大賛成のTinyさんも
〉〉すすめないのではないかな? 少なくとも使ってはいないらしいです。

〉私は日本語のある単語集を使っても良いと思います。
〉すすめはしませんが止めもしません。
〉その人なりに自由にやりたいようにすれば良いと思います。
〉私が使っていなのは、使えないからです。
〉1つの単語に対して定義が多過ぎるのが原因です。
〉1つに対して定義は1つ、品詞が2つあるものはそれぞれ定義は1つまで。
〉洋書には条件を満たす物があるから使っています。
〉定義がたくさんある単語についてはその都度覚えます。1つづつ。

これも、Tinyさんが「英語の単語集を使っている」と言ったことを
勝手に敷衍してしまったのですね。ごめんなさい・・・

〉酒井先生へお願い。
〉1. 掲示板では威圧的な言動をとらない、挑発をしない。

どれが威圧的だったのか、挑発したのか、わかってはおりません。
だから本当に謝っていることにはなりませんが、
わざわざ「どこが威圧的でしたか、挑発でしたか」と
たずねるのはもっと不快にさせてしまうと思うので、
ごめんなさい!だけにしておきます。

〉2. 他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込まない。
〉(今後私の名前をかってに出さないで下さい。)

はい、こちらはなんのことかわかっています。
ごめんなさい。

〉以上、守って頂けない場合「投稿についてのガイドライン」
〉違反として管理人になんらかの措置を取って頂くよう陳情します。

守ります。約束します。


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1091. Re: 酒井先生へ

お名前: 掲示板管理人
投稿日: 2007/3/13(00:41)

------------------------------

"Tiny"さんは[url:kb:1087]で書きました:
〉酒井先生へ
〉他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込むのはやめて下さい。
〉いちいち訂正するのは面倒です。
〉気づかないで訂正できない場合、私の意見として誤解されたままになります。

〉酒井先生へお願い。
〉1. 掲示板では威圧的な言動をとらない、挑発をしない。
〉2. 他人の意見を勝手に想像して掲示板に書き込まない。
〉(今後私の名前をかってに出さないで下さい。)

酒井先生へ

掲示板管理人からもお願いします。


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[♪] 1088. さかぽんへ

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/12(22:17)

------------------------------

さかぽん、こんばんは! (威圧的な人?なので、さしずめ、アル・サカポ〜ン かな(笑))
まったく場違いに、たかぽんです。

「こども式」って大事だなーと、このごろひしひしと感じます。
(あ、私が「こども式」を正確に理解しているかというのは問題でありますが…)
それは、やっぱり、偉い学者先生でも、おそろしく誤読していることがあるということを
知るようになったからです。(気づくのが遅いかな…)

いま、飛田茂雄という、現代アメリカ文学の研究者が書いた『アメリカ合衆国憲法を英文で読む』(中公新書)
という本を読んでます。
各条項について、原文・日本語試訳・解説・従来の訳の問題点、が並んでいるのですが、
う〜ん、法学者の訳がかなりまずかったりするというのが、よくわかります。
訳し方というよりも、明らかに誤読やろ、というのがたくさんあります。
かなり重篤な感じがします…

その間違い方というのが、なんといいますか、学校で習うような、「この単語にはこの日本語」
というような間違い方。several Statesとあれば「数州」と訳してしまう、みたいな。

法学者の人たちって、英語もすごく勉強して、たくさん英語で書かれた本も読んで、
留学もしてる人たちだと思いますのに、なんでこんな間違いするんだ…ってな、
シロウトにもわかるようなポカをやってるんですよね。

で、やっぱりこれは、「こども式」でやってないからなんじゃないかと思ったりしたわけです。

言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
いっぱい引き連れてるといいますか。
そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。
英語の本でボキャビルもいいけれど、その対応する英語・英文のもやもやをカットした受け取り方をしてる場合は、
あんまり良くないだろうなーという感じがします。
もやもやが大事なんですよね。
偉い学者先生でも、結局、もやもやしない一対一対応単語集のところから積み上げた英語だと、
いくら英語で書かれた本を読んでも留学しても、頭の中は「壮大な日本語訳」なので、
だからとんでもない誤読をしてしまうのかなーと、まぁエラそうに言ってみます。(笑)

(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。
誤訳もあるでしょうが、そのあたりあまりこだわらず。
わけわからんこと言うてますかね・・・)

ほんとにねー、私はぜひとも、若い人たちに、こども式で言語を学んでもらって、
ほんとにあちらの知識をつかんでほしいなーと思っています。
そうじゃないと、ほんとに日本はあかんようになる、と、ほんとに思っています。
あ、もちろん、われわれのような若くない人も「こども式」で。(笑)
 
 
てなわけで、お呼びでなかったですね(汗)。こらまた失礼しました。では〜


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[脱帽] 1090. たかぽんへ・・・ ありがと!

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/12(23:56)

------------------------------

たかぽん、ひさしぶりに直接対決で、うれしいなあ!

〉さかぽん、こんばんは! (威圧的な人?なので、さしずめ、アル・サカポ〜ン かな(笑))
〉まったく場違いに、たかぽんです。

古いことはわからない人のために・・・
「アル・カポーン」またの名を「アル・カポネ」ですね。

〉「こども式」って大事だなーと、このごろひしひしと感じます。
〉(あ、私が「こども式」を正確に理解しているかというのは問題でありますが…)
〉それは、やっぱり、偉い学者先生でも、おそろしく誤読していることがあるということを
〉知るようになったからです。(気づくのが遅いかな…)

いわゆる学者先生たちが翻訳をやると悲惨なことになります・・・
もう泣きたくなるくらい・・・

そのへんは「待たれよ、次回作!」

〉いま、飛田茂雄という、現代アメリカ文学の研究者が書いた『アメリカ合衆国憲法を英文で読む』(中公新書)
〉という本を読んでます。
〉各条項について、原文・日本語試訳・解説・従来の訳の問題点、が並んでいるのですが、
〉う〜ん、法学者の訳がかなりまずかったりするというのが、よくわかります。
〉訳し方というよりも、明らかに誤読やろ、というのがたくさんあります。
〉かなり重篤な感じがします…

重篤でしょうね、おそらく。
瀕死の重篤だろうと想像します。

〉その間違い方というのが、なんといいますか、学校で習うような、「この単語にはこの日本語」
〉というような間違い方。several Statesとあれば「数州」と訳してしまう、みたいな。

〉法学者の人たちって、英語もすごく勉強して、たくさん英語で書かれた本も読んで、
〉留学もしてる人たちだと思いますのに、なんでこんな間違いするんだ…ってな、
〉シロウトにもわかるようなポカをやってるんですよね。

はい、よくあるのです、そういうこと。
別宮貞徳さんがかなり長い間そのことを槍玉に挙げていましたね。
ほんとに悲惨としかいいようのない英語の捉え方なんだ、学者先生たちは。

みなさん、どれくらい悲惨か、ぜひぜひ図書館で別宮さんの翻訳批評を
読んでみてください。章ごとに分かれていて、どれ一つでも読めば
悲惨さはわかります。

〉で、やっぱりこれは、「こども式」でやってないからなんじゃないかと思ったりしたわけです。

〉言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
〉もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
〉ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
〉いっぱい引き連れてるといいますか。
〉そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
〉非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。

もやもや部分の大切さが納得できるための条件て、なんだろうね?
語数だけではなさそうなんだな、これが・・・

〉英語の本でボキャビルもいいけれど、その対応する英語・英文のもやもやをカットした受け取り方をしてる場合は、
〉あんまり良くないだろうなーという感じがします。
〉もやもやが大事なんですよね。
〉偉い学者先生でも、結局、もやもやしない一対一対応単語集のところから積み上げた英語だと、
〉いくら英語で書かれた本を読んでも留学しても、頭の中は「壮大な日本語訳」なので、
〉だからとんでもない誤読をしてしまうのかなーと、まぁエラそうに言ってみます。(笑)

「もやもや」は大事!
たかぽんの専門分野にやすやすと引き込まれそうだけど、
目に見えている部分以外に、人間も世界もたーくさんのものを
抱えているんだよね。いわゆる学問の浅薄なところは
そのうちの見えるところだけを相手にしようとしていることかな?
自然科学だってどうも素粒子まで行くと「見えない、理屈に合わない」
ものがいっぱいあるらしい。

それなのに、はるかに複雑だと思われる人間や社会のことを
学者先生たちは自然科学の方法を真似して説明しようとする・・・

あー、たかぽん、これね、ぼくのツボなんだよね、地雷を踏んだね!

でも、もうお風呂だから、突然やめるよ。あしたまた長い仕事が
待っている・・・

〉(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
〉ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。
〉誤訳もあるでしょうが、そのあたりあまりこだわらず。
〉わけわからんこと言うてますかね・・・)

〉ほんとにねー、私はぜひとも、若い人たちに、こども式で言語を学んでもらって、
〉ほんとにあちらの知識をつかんでほしいなーと思っています。
〉そうじゃないと、ほんとに日本はあかんようになる、と、ほんとに思っています。
〉あ、もちろん、われわれのような若くない人も「こども式」で。(笑)

若い人に「こども式」がいいというのは、ほとんど確定だとおもー。
いまのテーマはむしろ、若くない人のための「こども式」を探すこと。

〉てなわけで、お呼びでなかったですね(汗)。こらまた失礼しました。では〜

とんでもない! わたしゃ、としぃとっても、まだまだがんばるからね!
たかぽん、また突然出てきてねー!

きょうはひさしぶりにうれしかったよー!
(みちるさんに、さかぽんとじっくり話したよーって、いっといて)
また待ち伏せしたいねえ・・・


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1092. Re: たかぽんへ・・・ ありがと!

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/13(06:03)

------------------------------

"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1090]で書きました:
〉たかぽん、ひさしぶりに直接対決で、うれしいなあ!

どーも、御無沙汰しています。
先生、自分ウェブにはやく掲示板作ってくださいね(笑)。

〉古いことはわからない人のために・・・
〉「アル・カポーン」またの名を「アル・カポネ」ですね。

アンタッチャブルですな!(スペルが思いつかないよ)

〉〉「こども式」って大事だなーと、このごろひしひしと感じます。
〉〉(あ、私が「こども式」を正確に理解しているかというのは問題でありますが…)
〉〉それは、やっぱり、偉い学者先生でも、おそろしく誤読していることがあるということを
〉〉知るようになったからです。(気づくのが遅いかな…)
〉いわゆる学者先生たちが翻訳をやると悲惨なことになります・・・
〉もう泣きたくなるくらい・・・

書かれてある背景やものの考え方を理解しないで書くとえらいことになりますな。

〉そのへんは「待たれよ、次回作!」

ホンマたのんまっせ!

〉〉で、やっぱりこれは、「こども式」でやってないからなんじゃないかと思ったりしたわけです。
〉〉言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
〉〉もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
〉〉ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
〉〉いっぱい引き連れてるといいますか。
〉〉そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
〉〉非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。
〉もやもや部分の大切さが納得できるための条件て、なんだろうね?
〉語数だけではなさそうなんだな、これが・・・

たくさん読んでいるうちに、もやもやがすーっと晴れるような気がするんですよね。

〉「もやもや」は大事!
〉たかぽんの専門分野にやすやすと引き込まれそうだけど、
〉目に見えている部分以外に、人間も世界もたーくさんのものを
〉抱えているんだよね。いわゆる学問の浅薄なところは
〉そのうちの見えるところだけを相手にしようとしていることかな?
〉自然科学だってどうも素粒子まで行くと「見えない、理屈に合わない」
〉ものがいっぱいあるらしい。

〉それなのに、はるかに複雑だと思われる人間や社会のことを
〉学者先生たちは自然科学の方法を真似して説明しようとする・・・
〉あー、たかぽん、これね、ぼくのツボなんだよね、地雷を踏んだね!

ワシも尻尾踏まれましたわ。
さしずめ、自然科学を社会科学へ適用するさいの注意点としては
マックスウェーバーが”理念型”という方法で提示してくれていますので、参考までに。
ただ恐ろしく分かりにくい本ですな。ウェーバーが分かりにくいというのは訳が悪いからじゃないかと私常々思っているのですが。
ウェーバーはドイツ語はちょっと無理だからとりあえず英語版で読もうかと考えております。
英語版は意外に安いんです。

〉〉(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
〉〉ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。

野球の打者もボールをみているのではなく、ピッチャーの全体をぼやーとみているそうです。

”奥村宏:エンロンの衝撃”を読み終えたのですが、
やっぱり、”スミスとミルは読まなあかんなあ”と感じました。
もう手元にあるんですけどね。
”「諸国民の富」の新訳期待しています”とお伝え下さい。
では。


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1095. さかぽん 猫ぽん!

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/13(23:36)

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こんばんは! たかぽんです。
猫ぽん、ご無沙汰しとります!

さかぽん。別宮さんはタイムリーすぎます・・・
実は、ルソーとかマルクスとかのことを書いてる、Paul Johnsonという人の「Intellectuals」という本に興味があって、
その日本語訳が、別宮貞徳って人かー、ふ〜ん、と思ってたところだったんです。
さかぽん、あんたって人は・・・ (さかぽんに「あんた」は不遜であるが・・・)

〉"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1090]で書きました:
〉〉たかぽん、ひさしぶりに直接対決で、うれしいなあ!

〉どーも、御無沙汰しています。
〉先生、自分ウェブにはやく掲示板作ってくださいね(笑)。

そうですねー。われらに遊び場を(笑)。

〉〉古いことはわからない人のために・・・
〉〉「アル・カポーン」またの名を「アル・カポネ」ですね。

〉アンタッチャブルですな!(スペルが思いつかないよ)

デ・ニーロがよかったですな。オペラ見ながら泣き笑いしてる顔がなんとも。

こども伝記シリーズDead Famousの、Al Caponeはこちら

[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0439011205/sss-22]

〉〉〉「こども式」って大事だなーと、このごろひしひしと感じます。
〉〉〉(あ、私が「こども式」を正確に理解しているかというのは問題でありますが…)
〉〉〉それは、やっぱり、偉い学者先生でも、おそろしく誤読していることがあるということを
〉〉〉知るようになったからです。(気づくのが遅いかな…)
〉〉いわゆる学者先生たちが翻訳をやると悲惨なことになります・・・
〉〉もう泣きたくなるくらい・・・

〉書かれてある背景やものの考え方を理解しないで書くとえらいことになりますな。

けっこう、大変な状況のようですな。

〉〉そのへんは「待たれよ、次回作!」

〉ホンマたのんまっせ!

ホンマホンマ!

〉〉〉で、やっぱりこれは、「こども式」でやってないからなんじゃないかと思ったりしたわけです。
〉〉〉言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
〉〉〉もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
〉〉〉ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
〉〉〉いっぱい引き連れてるといいますか。
〉〉〉そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
〉〉〉非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。
〉〉もやもや部分の大切さが納得できるための条件て、なんだろうね?
〉〉語数だけではなさそうなんだな、これが・・・

〉たくさん読んでいるうちに、もやもやがすーっと晴れるような気がするんですよね。

そうですね!
(晴れるっていうか、もやもやがしっくりくるというか・・・まぁ細かい問題ですが(笑))

ただ、私は、せっかちというか、がまんが足りないというか、プライドが高い(?)というか、
もやもやがもやもやのままだと、耐えられないところがあるんですよね。
なので、こども辞書読んだり、英英辞書引いてお勉強したりといった、
一見「効率のよい」ことに走りがちです。

それ自体は別に悪いことじゃないと思います。ただ、自分の場合それは、
不幸な選択というか、仕方なしにやっている感があることなんですよね。

それはけっきょく何かというと、本の好みがうるさいからなんですよね。
これでも実は頑固で、異常にうるさい人なんです。(あ、知ってた?)

いちど読んだ本を、すぐに再読するのはつまらない。でも、好みがうるさいと、
読める本の範囲がせまいから、最近読んだ本を再読することになる。
でも、それはつまらない。読書が進まない。いきおい、もっと「効率のよい」方法で
学びたくなってしまう。

(また、このような読書ですと、早く内容を理解したいとか、精読するといった傾向も生まれてしまいます。
 2回目読んでるのに、まだよく理解できないと、なんだかガッカリするからです。
 他の本を大して挟まず、すぐ再読してるんだから、理解度が急に上がっているはずもないんですが・・・)

私は、英語でこの小説を読んでみたい!っていうのもあまり無かったし、
こども本でも、これは内容がイヤだ、これは趣味に合わないとか言って、
読めるものを、とっても狭めてしまってます。
このあたりの「素直じゃなさ」が、多読の足を引っ張ってるなーと、自覚あります。
読むものを選びすぎるから、読む量が減って、気持ちよいブレイクスルーも起こらなくなり、
不満から「お勉強」してしまう、という事情です。私の場合。
それが証拠に、面白い本が見つかると、お勉強なんてしませんもん。(笑)

なんでも楽しんで、おもしろいおもしろい!って、どんどん飲み込める性格っていうのが、
「こども式」には有利かなと思います。
理解度1割でも、楽しかったらいい、どんどん読もう!というのが、多読の奥義というか、
最大のコツだなーと思いますから。
そういう読み方(聴き方・歌い方・踊り方?)が、いちばん伸びると思う。

また、好みや性格に応じた、多読メニュー・多読環境が充実することが、
やっぱり大事なんでしょうね。そういう意味で、古川さん達のご尽力には頭が下がります。

〉〉「もやもや」は大事!
〉〉たかぽんの専門分野にやすやすと引き込まれそうだけど、
〉〉目に見えている部分以外に、人間も世界もたーくさんのものを
〉〉抱えているんだよね。いわゆる学問の浅薄なところは
〉〉そのうちの見えるところだけを相手にしようとしていることかな?
〉〉自然科学だってどうも素粒子まで行くと「見えない、理屈に合わない」
〉〉ものがいっぱいあるらしい。

あるらしいですねー。
見る人が見たいことを、見たいように見せるってこともやるらしいですね、自然ってやつは。

〉〉それなのに、はるかに複雑だと思われる人間や社会のことを
〉〉学者先生たちは自然科学の方法を真似して説明しようとする・・・
〉〉あー、たかぽん、これね、ぼくのツボなんだよね、地雷を踏んだね!

〉ワシも尻尾踏まれましたわ。
〉さしずめ、自然科学を社会科学へ適用するさいの注意点としては
〉マックスウェーバーが”理念型”という方法で提示してくれていますので、参考までに。
〉ただ恐ろしく分かりにくい本ですな。ウェーバーが分かりにくいというのは訳が悪いからじゃないかと私常々思っているのですが。
〉ウェーバーはドイツ語はちょっと無理だからとりあえず英語版で読もうかと考えております。
〉英語版は意外に安いんです。

ヴェーバー。プロ倫ですか。(笑)
英語のほうが読みやすいってこと、あるみたいですねー。
英語のほうがより正確でもあるでしょうし。(日本の学者さん、ほんとすみません…)

〉〉〉(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
〉〉〉ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。

〉野球の打者もボールをみているのではなく、ピッチャーの全体をぼやーとみているそうです。

おー! それは面白い話です。
脳から筋肉に伝達するのにけっこう時間がかかるから、少なくとも、
最後までボール見て打ってるわけではないですもんね。
あるていど「当てずっぽう」なんですな。

〉”奥村宏:エンロンの衝撃”を読み終えたのですが、
〉やっぱり、”スミスとミルは読まなあかんなあ”と感じました。
〉もう手元にあるんですけどね。
〉”「諸国民の富」の新訳期待しています”とお伝え下さい。
〉では。

ほんとに、新訳、楽しみですね♪
経済学に詳しいわけでもないのに、なんだかわくわくします。
古典がねー、重要だと思うんすよ、古典が。
あちらの人の考え方の基盤になってるんですよね。早く開国して、そのあたりを探らないと・・・

ふー。楽しかったです。また遊びましょう♪ (あ〜んど、飲みましょう!)


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[かみなり] 1096. 【横レス】Re: うわーーーっ、いつもはおさるの…

お名前: ako
投稿日: 2007/3/14(16:15)

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ジョージ扱いしててゴメンナサーーイ、横レス失礼いたしますのakoです。

あるかぽ〜〜んだとか、たかぽ〜〜〜んだとか、
いろいろお忙しいところお邪魔しますが…

〉いわゆる学問の浅薄なところは
〉そのうちの見えるところだけを相手にしようとしていることかな?
〉自然科学だってどうも素粒子まで行くと「見えない、理屈に合わない」
〉ものがいっぱいあるらしい。
〉それなのに、はるかに複雑だと思われる人間や社会のことを
〉学者先生たちは自然科学の方法を真似して説明しようとする・・・

カミナリマーク、バチバチバチ〜☆!★!☆!★!!
酒井暴走ジョージ先生が、一瞬、
湯川秀樹先生(今年生誕100年)に見えました〜
 (自分の好みを当てはめたとは言え、ほめすぎか…)

ついでにその話、世界史クラブも同じでございますの!!!!!

英語に限りませんの〜!ってことだけ付け加えさせてくださいませっ!

〉でも、もうお風呂だから、突然やめるよ。あしたまた長い仕事が
〉待っている・・・

前々から予告してる本、はやいとこ、出して下さいっっ!

ついでに…

〉もやもや部分の大切さが納得できるための条件て、なんだろうね?
〉語数だけではなさそうなんだな、これが・・・

語数だけだったら、アタシ、非常に困りますーーーっ!!
1年目30万語、以来ずっとスズメの涙リーディングなんすから〜っ


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1138. quantum leap

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/18(20:44)

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さかぽにあん、猫ぽにあん、akoぽにあん、ごろごろにゃ〜ん!(こんばんは!)
たかぽめらにあんです! (犬?)

一部のことですが・・・

〉「もやもや」は大事!
〉たかぽんの専門分野にやすやすと引き込まれそうだけど、
〉目に見えている部分以外に、人間も世界もたーくさんのものを
〉抱えているんだよね。いわゆる学問の浅薄なところは
〉そのうちの見えるところだけを相手にしようとしていることかな?
〉自然科学だってどうも素粒子まで行くと「見えない、理屈に合わない」
〉ものがいっぱいあるらしい。

〉それなのに、はるかに複雑だと思われる人間や社会のことを
〉学者先生たちは自然科学の方法を真似して説明しようとする・・・

〉あー、たかぽん、これね、ぼくのツボなんだよね、地雷を踏んだね!
 
 
関係ある話かわからないのですが・・・昨日読んでた本の読んでたところに、
こんなのがありました。 (Deepak Chopra 「The Spontaneous Fulfillment of Desire」p.168)

... As it happens, the great pioneers of quantum physics also
advanced the cause of spirit by questioning the deeper meaning of
life. Some of these remarkable scientists include Wolfgang Pauli,
who along with Carl Jung first spoke about synchronicity. Erwin
Schrodinger, Paul Dirac, Werner Heisenberg, Max Planck, David Bohm,
and John Wheeler are others who felt that quantum physics could
never be understood unless we included consciousness as a primary
component of fundamental reality.

まぁ、こんなのが書いてあって嬉しかった、というだけの話なのですが・・・
 
 
あ、それからakoさん。
akoさんの書く英語とか見てると、ほんとに、必ずしも語数ということではないんだなと思います。
いえ、皮肉で言ってるんでなく、本気で。
なんなんだろうなーこれは。akoさんの持ってるもので、私に無いものは何だろうか。
う〜む、なんだろう、なんだろう、と、なにげに考えています。 (なにげにか!)
学べるところがあったら学びたい。
そういう目で見られてると思って、ひとつよろしく。 (威圧的?)
 
 
ではでは、なにはともあれ、Enjoy!!


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1239. Re: 語数も、語数以外も。

お名前: ako
投稿日: 2007/3/25(01:36)

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たかぽん、akoです。しばらくここに返答できなくてすみません。
できるだけ、ここの掲示板主旨に沿うように、
でも、たかぽんに書きたい返答は端折らずに、なんとか書いてみたいと思います。

「多読による外国語教育」という観点で、この投稿を有益にできるとすれば、
それは、タイプの違う二人のタドキストが、
互いの相違点を認識しつつも、多読という方法の中で共存できる、という点、
つまり、多読という方法は、
異質な人間同士をも魅了するだけの広範な魅力と可能性をもった方法だ、
ということがわかる良い事例になるかな、といったところでしょうか。

ただし、成人同士の体験談が、
児童・生徒に多読教育をしている先生たちにどのくらいプラスになるかはわかりません。

投稿はたかぽんへの返答という形をとりますが、
人間の多様性という面では、成人も子どももないという部分があると考え、
多読教育関係者ではない者同士の会話の中にも、
子どもさんたちの教育に活かせる要素が文中にあれば、と願って書いています。

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たかぽん、このたびの呼びかけ、どうもありがとう!

わたしが初めてこの掲示板に投稿を始めた頃(3年前です)、
ちょうど1000万語を100万語ほど超えた語数を読んだ、というたかぽん(だったかな)の報告を読みました。

わたしは、そのころ酒井先生の『快読!』を読んだ直後だったから、
100万語という数字自体に驚愕し、「これから読むぞーっ」と思ってはいたものの、
それは、はるかな遠い目標でした。
だから、たかぽんが読了した11,111,111語は、私にはめまいを感じるほど神々しい数字でした。

それだけ大量に読んだ人にとって、英語ってどういう存在になっているんだろう?
自分の中で第二の母語になっているんだろうか?とか、
もはや外国語とは感じてないんだろうか?とか、いろいろ勝手な空想してました。
遠い前方を旅している縁の無い人物だと思ってました。

以前、わたしが10万語報告を書いた時、
あなたはその数値に奢ることなく、
異質な人間かもしれないわたしの多読報告について、公平な感想を書いてくれました。
その文脈はもちろん、わたしの多読体験への励ましであり、肯定でしたから、
わたしはすごく励まされたものです。

格別だったのは、それがわたしの10万語投稿へのお祝い投稿じゃなく、
別の掲示板でのことだった、という点。
1千万語も読んだ人が、わたしの10万語報告なんて読んでないだろうと思ってたから、
ますます嬉しかったんで、忘れないです。
あ、これ、だいぶ前のことだから、たかぽんは忘れてたってかまいません。
こういうことは嬉しかった方が覚えていればいいことだから。

今回いただいた言葉も同様です。
なんだか自分に秘められた才能があるかのような気がして有頂天になってしまいそうですが、
節度を失わない程度に、でも、思いっ切り喜んでます。

〉あ、それからakoさん。
〉akoさんの書く英語とか見てると、ほんとに、必ずしも語数ということではないんだなと思います。
〉いえ、皮肉で言ってるんでなく、本気で。
〉なんなんだろうなーこれは。akoさんの持ってるもので、私に無いものは何だろうか。

うーん、ここに返答するのは野暮なんだけど、
何が違うんだろうって改めて考えるのは難しいですね。

「たかぽんにあって、akoにない」ものが大量にあることも確実だし。
人間の多様性って、そういうものなのでしょう。
それに多様なタイプが集まる集団のほうが、サバイバルできるという話もあります。
いろんなタドキストがいてもいいようにね。

〉う〜む、なんだろう、なんだろう、と、なにげに考えています。(なにげにか!)
〉学べるところがあったら学びたい。
〉そういう目で見られてると思って、ひとつよろしく。 (威圧的?)

ききき、キンチョー。威圧的に見られてるとなると、こんな恰好でいるわけには…。(方向違う…)

…といった冗談、今日はこの掲示板では書きません。

酒井先生には、「語数だけじゃ非常に困ります〜」なんて書いたわたしですが、
自分に関し、自分なりに考えていることはあります。

語数を多く読もうとしてないわたしではありますが、
だからといって、わたしのゆっくり読みは、ぜんぜん確信でも戦略でもなく、
単純に、苦痛を回避した結果です。

わたし自身も、「量が解決する」という言葉は確信を持って賛同していて、
ハッキリとまとめると、こういう感じ↓です。
*********************************************
読了語数量で得られるものがあるのは確実だ、しかし、さらに、
それとは別の要素として、多読には、
語数だけではないところで、得られるものがある。
(あるいは、得られるタイプの学習者もいる、としたほうが正確かもしれない)
*********************************************

英語にまったく触れない日々(1ヶ月よまないことなどザラ)がありますが、
そういった中断期間があっても、読む力が落ちた感じがしないです。
自転車や水泳のように、長いこと中断して多少下手にはなっても、
たいしてできなく「ならない」ものってありますよね。
別に、選手ってわけじゃないんだから、高度なことができなくたっていい、
という意味で、です。

むかし、高校受験問題集で英語学習した時は、こういう感じになったこと、なかったんです。
(「大学」受験用じゃないってところはイタイのか?(笑))
学習をやめると、英語なんてどんどん忘れてしまって、
やってたことが無駄になった…、って感じだった。

これが今は違う。
すこし中断した後、久しぶりに英語読書を再開すると、
独特の浮揚感(急に上達したなぁという感じ)が得られたことがあります。
毎日毎日、頑張って英語を読み続けた期間には感じられない類の感じです。
(この3年間の中で、もちろん頑張って毎日よんだ時期もあるので、当社比です)

でも、わたし、いつまでも、こういう読み方をしていよう、と決めてるわけじゃないんです。
あくまで今の状態は、自分の過渡期の一局面に過ぎないのではないか、と感じています。
つまり、毎日読んでこそ上達感を実感できる局面も来るのではないか?と思ってるんです。

古代生物の進化の過程に、そういう時期がありませんでした?
アロマノカリス?とか出た頃。
長距離マラソンにおけるランナーズハイのようなもの、と言ってもいいかもしれない。

たかぽんは、そういう時期はありませんでした?
きっとあったんではないかと確信してます。
ふだんの投稿を拝見してればわかります。

わたしは今、語数ではない部分で得られるものを、先に得ている最中なんだと思う。

だから、今、得られるものは、今、十分に得たい。
一冊当たり語数の少ない絵本の多読から得られるものが楽しい。
「楽しい」というか、充足感があるんです。

そしていずれ、語数でこそ得られるものを得る時期が来ればいい、と楽観してます。
そのうち怒涛のように大量に、それこそ語数ひとすじー!という読み方をしたくなるかもしれない。もしかしたらある日突然。

たかぽんが酒井先生宛に引用されたDeepak Chopra氏の英文抜粋部分、
わたしには難しかったです。
知らない単語もあるし、文章も長くて一度で読めない。返り読みしてしまう。
内容は興味津々だけど、多読3原則の「投げ」原則発動です。

通常なら、「一度で読めない〜(泣)」とか「返り読みしてしまう〜(泣)」と表記したくなるところです。
でも、今、この文に「カッコ泣き印」をつけよう、という気持ちが起きなかった。

それは、わたしが、これまでの多読経験を通じて得てきた、
自分の新しい英語力に幻滅を感じてないからだと思います。

子ども時代に、少年少女世界文学を楽しく読んでいた時、
将来、大人になった時の自分の日本語力・読書力のことなど考えたこともなかった。何も考えず、楽しい読書をしてた。
それと同じ心境です。

これって、生意気でしょうか?
それとも、多読の効用を信じすぎている単なるお人好しなんでしょうか?
3年も経過してるのに、コイツ、この程度もロクに読めないのかー、と、
多読を開始したばかりの投稿参加者の人を幻滅させてしまうでしょうか?

語数でないところで得られたものの内容について、
わたしはこれまでずいぶんたくさん、こういう発見があった!という投稿をしてきました。

それらの自分の体験を思い出してみて、今、考えているのは、
「語数の量から得られるもの」と「語数でないところでも得られるもの」には、
あまり違いはないんじゃないか、というものです。
結局、同じものが身についていくんだと思ってるんです。
量で得られるものというのは、わたしにはまだ未体験ゾーンだけど、
それは、今、わたしが得ているものの延長線上にあって、
断絶したものではない、という気がするんです。
線路は続いているんです。どこまでも。

わたしの乗っている多読電車はスピードが遅い分、
(=年間読了語数が、掲示板投稿者の中では比較的少ない30万語)
周囲の風景の詳細がよく見えるっていうだけと思います。

それと、わたしは多分、自分の中の微細な変化を観察するのがすごく好きで、
それを書き記したくなる性分で、
車窓の風景(多読による自分の変化、発見)を、詳細に書きたくなってしまうんです。

書きたい時って、本が読めないです。
易しい英語本を読んで発見したものを観察しているほうが楽しい。
それを書くことが楽しい。
アサガオの観察記録つける楽しさです。(理科好きです)

これまでSSS関係でakoが出会ってきた印象では、
書くより読むほうが好き・ラク、っていう人のほうが多かったですが、
多読開始から特急に乗れる人は、そっちのほうがラクだったってことかなと思いました。
だからどんどん進んでいけばいいと思う。新幹線に乗ったっていい。
誰が一番先に遠くへ行けるかっていう競争って、正直、楽しいから。

でも英語学習は、団体戦で勝つためにしているレースではないから、
競争が面倒くさくなった時は、ぱっと切り換えて各駅停車に変更すればいい。
いつでも、どこからでも。
たくさん読んだ割には得たものが少ない、という人もいるかもしれないけど、
それってもしかして、一時的にホームに降り立ってみないと、
体感できないことなのかもしれないと思う。

動いている列車に乗っている時って、
列車の中にいる自分は静止してる、としか感じられないのに、
地面を基準に考えれば、乗ってる自分はものすごい速度で動いているはずだから。
わたしは、各駅停車を一駅一駅下りるのが楽しいだけかもしれないです。
「読むだけ」ってのをずーっと続けるのは苦痛だけれど、
読んじゃぁ書き、読んじゃぁ書き、って繰り返すのは楽しいです。

(もちろん「書く」というのは、英語を書くというだけじゃなく、
 日本語で発見体験を書くことも含んで)

みな、到達したいと思う方向は、けっこう共通している。
ただ、到達するまでの経路や乗り物の種類が、多少ちがうってだけなんだと思いたい。

なので、この話をこの掲示板の主旨「多読による外国語教育」に応用するなら、
学習者の一人一人が、どんなことならストレスを感じないで外国語を楽しめるのか、
多読だけしたい、多聴は苦痛、という人もいるだろうし、
シャドウイングは苦痛だけど、聞くだけなら楽しめるっていう人もいる。
聞くだけより、シャドウイングが楽しいっていう人もいるかもしれない。
自分にはないが、○○さんにはありそう、といった個々の違いを、
感情的にならずに、
「わたしはアナタとは違います」なんて淋しい言い方をせずに、
人との違いが気になる時は、素朴な謎が発生しただけだと思って、
その違いをどう見つけていって、どう尊重し合えるのか、ということが大事になってくるんでしょうね。

ガンガン読んできたたかぽんが、
一度にスズメの涙しか読めないakoのようなタイプの人物と、
論争も摩擦も起こすことなく、こうして共存できているようにね。

では、たかぽん、いろいろ考えさせてくれるきっかけをくれて、
どうもありがとうございました。
自分はどうだと楽しいのか、自覚的になれたので、とっても満足です。
この満足感が、Happy Readingにつながります。

なので、やっぱり、基本にかえって、Happy Reading !


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1105. severalって

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/16(00:11)

------------------------------

こんばんは。はじめまして。
severalって、「いくつか」以外にどんな意味があるのか、LDOCE引いてしまい
ました。…へえー。
過去に覚えた訳に引きずられることってありますね。でも同時に、多読だけで、
もう一つの意味にたどり着ける人ってどんなひとだろう?とも思います。

少なくとも300万語の私はたどり着けてません。たぶん、これまで見てたとしても
「いくつか」でスルーして違和感なかったんだろうと思います。
「いくつか」じゃ、なんか変。と気づいたひとは相当スゴいと思います。もしおら
れたら、どんなきっかけで気づいたか是非聞かせて欲しいです。

私の印象深い単語としては、beamがあります。光線のイメージから、Someone
beamed. とあると睨んでるような感じかな?と思ってました。それで違和感なく
本は読んでいけてたんですね(かなり語感に鈍いです)。

climbなんかは、はしご降りたり、車に潜り込んだりの描写でそれなりに修正され
たんですけど、なかなか修正されにくい語もありますね。
ではでは


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1107. Re: severalって

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/16(02:01)

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yamasinaさん、こんばんは! はじめまして。(かな?)

〉こんばんは。はじめまして。
〉severalって、「いくつか」以外にどんな意味があるのか、LDOCE引いてしまい
〉ました。…へえー。
〉過去に覚えた訳に引きずられることってありますね。でも同時に、多読だけで、
〉もう一つの意味にたどり着ける人ってどんなひとだろう?とも思います。

〉少なくとも300万語の私はたどり着けてません。たぶん、これまで見てたとしても
〉「いくつか」でスルーして違和感なかったんだろうと思います。
〉「いくつか」じゃ、なんか変。と気づいたひとは相当スゴいと思います。もしおら
〉れたら、どんなきっかけで気づいたか是非聞かせて欲しいです。

そうですねー・・
ただ、やっぱり、アメリカ合衆国憲法の次のような条文を読んだときに、「あれっ?」と思いました。
下院のことを定めた規定です。

 The House of Representatives shall be composed of Members
chosen every second Year by the People of the several States,...

合衆国は13州からスタートしましたが、13がseveralなのかなー?と思いました。
severalは、もっと少ないものを指すと思ってたけど…
下院議員を選出できる特定少数の州があるというわけでもないだろうし…
しかしまぁ、13もseveralのうちに入るのかもしれない。でも、そうだとしたら、
severalって、別に要らないなぁ。the Statesでいいんじゃないのかな?
ここに及んで、このseveralは自分の知らないseveralかもしれないと思って
辞書を引いてみたら、フォーマルな使い方として、separateという意味がありました。
これで意味が通ります。合衆国全体から選出するんじゃなくて、各州で選出するってことだなと。

私は、こういうふうに、疑問に思ったら英英辞書で調べるのは、別に悪いとは思いません。
むしろ、どうしても疑問に思ったときに辞書で調べると、アーハー!となって、
もう二度と忘れられないぐらいに定着すると思います。
(ですが、意地でも調べない、というのも、ひとつの行き方で、おもしろいと思います。)
(severalの疑問も保留しておいて、他の用例からアーハー!とわかるのも楽しいかと。)

あちらの子どもさんも、このようにして、このフォーマルな意味のseveralを
覚えるんじゃないでしょうか。学校で教えてもらったり。
そして更に進めば、その言葉の感じから語源的なところにも気づいていって、
実はseparateの意味の方が元だと理解するかもしれません。

日本語で「いくつか」と覚えるのも、そんなに悪くないかもしれませんが、
ただ、このぐらいの個数はseveral、これだけ多くなるとseveralとは言わない、
というような体験を積むほうがいいと思います。やさしい絵本や、子どもの遊び等を通して。
そうでないと、ある法学者さんのように、severalは「いくつか」だから、
13も「いくつか」に入らないこともないから、これは「数州」と訳せる、として、
何の疑問も持たない、ということになってしまう危険があるように思います。

初めから、「いくつか」と「各」を日本語で覚えてしまうという手もありますが、
なんだかおもしろくなく、そこはかとない危険性を感じますが、そのやり方が
絶対にダメと言い切れる理由を私は持っていません。ただ、自分はやらないなぁ、
直観的に、あまりおすすめできないかなぁ、という程度です。

〉私の印象深い単語としては、beamがあります。光線のイメージから、Someone
〉beamed. とあると睨んでるような感じかな?と思ってました。それで違和感なく
〉本は読んでいけてたんですね(かなり語感に鈍いです)。

このbeamは、こどもの本でよく出てきますね!
やったぜ! どうだー! やるでしょー! すごーい! みたいなときに。(笑)

beamには3つぐらい意味があるなーと思ってるんですが、これは、特に辞書を引こうとは
思いません。

〉climbなんかは、はしご降りたり、車に潜り込んだりの描写でそれなりに修正され
〉たんですけど、なかなか修正されにくい語もありますね。

climbは・・・私も、多読を始めて衝撃的だった単語です。
climb downて何やねん?!(笑)
でも、climberは、下りてこそ意味があるってことで納得しています。
(山登りの人って、下りるのも同じぐらい大変だろうなぁと思うんですよ。)
「ああいう」登り下りのことをclimbと言うんだなと。

〉ではでは

ではでは!


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1114. Re: severalって

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/16(15:52)

------------------------------

こんにちは。

"たかぽん"さんは[url:kb:1107]で書きました:
〉そうですねー・・
〉ただ、やっぱり、アメリカ合衆国憲法の次のような条文を読んだときに、「あれっ?」と思いました。
〉下院のことを定めた規定です。

〉 The House of Representatives shall be composed of Members
〉chosen every second Year by the People of the several States,...

〉合衆国は13州からスタートしましたが、13がseveralなのかなー?と思いました。
〉severalは、もっと少ないものを指すと思ってたけど…
〉下院議員を選出できる特定少数の州があるというわけでもないだろうし…
〉しかしまぁ、13もseveralのうちに入るのかもしれない。でも、そうだとしたら、
〉severalって、別に要らないなぁ。the Statesでいいんじゃないのかな?
〉ここに及んで、このseveralは自分の知らないseveralかもしれないと思って
〉辞書を引いてみたら、フォーマルな使い方として、separateという意味がありました。
〉これで意味が通ります。合衆国全体から選出するんじゃなくて、各州で選出するってことだなと。

〉私は、こういうふうに、疑問に思ったら英英辞書で調べるのは、別に悪いとは思いません。
〉むしろ、どうしても疑問に思ったときに辞書で調べると、アーハー!となって、
〉もう二度と忘れられないぐらいに定着すると思います。
〉(ですが、意地でも調べない、というのも、ひとつの行き方で、おもしろいと思います。)
〉(severalの疑問も保留しておいて、他の用例からアーハー!とわかるのも楽しいかと。)

たかぽんさんって、めっちゃ精読してはるんですねー。
しかも、そこに及んで辞書で確認…。かなり意外!でした(意地でも調べない生き方されてるのかと
思ってました)。

先日、飛行機乗ったんですけど、飛行機って空港内をtaxiするんです。これくらい
意味が違うと分かりやすいんですけどねー。
あ、でもまったく知らない単語として出会ってたら、someともa fewとも違うseveralなりの
印象を持っただろうなあと思いますし、気持ちとしてはそのほうが良いように思うのですが、
その一方でその印象を得るのにどれだけかかるんだろうとも同時に思うわけですね。

例えば、unlearnはせいぜい500万語で済むけれど、無からのlearnには5000万語くらい要るんじゃ
ないかな?とか。これは、皆さんがよく「回り道近道」論を語られるので思うことですが。

ではでは、またよろしく。


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1116. Re: severalって

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/16(20:22)

------------------------------

yamasinaさん、こんにちは!

〉〉そうですねー・・
〉〉ただ、やっぱり、アメリカ合衆国憲法の次のような条文を読んだときに、「あれっ?」と思いました。
〉〉下院のことを定めた規定です。

〉〉 The House of Representatives shall be composed of Members
〉〉chosen every second Year by the People of the several States,...

〉〉合衆国は13州からスタートしましたが、13がseveralなのかなー?と思いました。
〉〉severalは、もっと少ないものを指すと思ってたけど…
〉〉下院議員を選出できる特定少数の州があるというわけでもないだろうし…
〉〉しかしまぁ、13もseveralのうちに入るのかもしれない。でも、そうだとしたら、
〉〉severalって、別に要らないなぁ。the Statesでいいんじゃないのかな?
〉〉ここに及んで、このseveralは自分の知らないseveralかもしれないと思って
〉〉辞書を引いてみたら、フォーマルな使い方として、separateという意味がありました。
〉〉これで意味が通ります。合衆国全体から選出するんじゃなくて、各州で選出するってことだなと。

〉〉私は、こういうふうに、疑問に思ったら英英辞書で調べるのは、別に悪いとは思いません。
〉〉むしろ、どうしても疑問に思ったときに辞書で調べると、アーハー!となって、
〉〉もう二度と忘れられないぐらいに定着すると思います。
〉〉(ですが、意地でも調べない、というのも、ひとつの行き方で、おもしろいと思います。)
〉〉(severalの疑問も保留しておいて、他の用例からアーハー!とわかるのも楽しいかと。)

〉たかぽんさんって、めっちゃ精読してはるんですねー。
〉しかも、そこに及んで辞書で確認…。かなり意外!でした(意地でも調べない生き方されてるのかと
〉思ってました)。

英英辞書はむちゃくちゃ大好きですよー! 既に5冊持ってますもん。(笑)
説明の妙を楽しんでます。

まあ、書いたので長いプロセスに見えますけど、実際は、「several States? ン?」という感じでした。
ここでseveralを辞書で調べたのは、あーこれは自分の知らないseveralだ、何だろう? ワクワク!
というような気持ちです。
かえって、まったく知らないような単語だと、調べないですね。ふ〜ん、て感じです。

もちろん、どんなものでもこれぐらい詳しく読んでるわけじゃなくて、他の本はもっとバーッと読んでますね。
これは法律(憲法)なので、じっくり読んだほうが楽しいと思って、じっくり読みました。
私の本来の性格としては、分析読みも大好きなんですよ。(笑)
ただ、学校英語でやるような、「構文分析」は、まずいと思います。
私も大学受験のときに「構文」をしっかりやってしまったほうなので、これに戻ってしまうと、
また「漢文返り読み」みたいになってしまうので、くわばらくわばら、と気をつけています。
今やってるような精読は、危険だと思って、かなり多読を積むまでやらなかったですね。
バーッとバーッと読むことを、たくさんたくさんやってから、精読はやったほうがよいと思います。

精読自体がいけないなんてことはないと思います。日本語でも、ものによっては精読しますよね。
ものによって、読み方の精粗を変えるのは、当たり前のことだと思います。
英英辞書も、どうしても引きたくなったら引いてもよいですよね。
酒井先生の言ってはる多読もそういうことだろうと思っています。なんでもかんでも
粗読みをしろと言っておられるんじゃなくて、英和辞書的に和訳しながらの精読から始めるんじゃなくて、
あちらの子どもさんがやるように、かんたんなものからいっぱい言葉のシャワーを浴びて、
読めるようになってきたら、これもあちらの子どもさんがやるように、英語の辞書引いたり、
興味あることを調べたり、精読もしてみたりしたらいいんじゃないかな?ということだろうと
私は解釈しています。

severalに関して言えば、確かに、上の用法は、バーッと読んでるだけでは気がつかないでしょう。
でも、多読を積んでたら、「あれっ?」という引っ掛かりは感じると思います。
あちらの子どもさんも、何年生かはわかりませんが、そういうことに気づく時があるのじゃないでしょうか。
その疑問は、もし調べたければ辞書引けばいいし、放っておきたければ放っておいてもいいし、
ということだと思います。
 
 
〉先日、飛行機乗ったんですけど、飛行機って空港内をtaxiするんです。これくらい
〉意味が違うと分かりやすいんですけどねー。

うーむ。。 この場合は、辞書も引かず、何とも思わず、「あー、これもtaxiって言うのね。」
というだけだと思います。
このへんをうまく説明できないのですが・・・
まあ、結論的には、多読(その延長の精読)で、何も問題ないじゃない?ということになりますです。

ちなみに、今日読んでた、Roald Dahlの「LUCKY BREAK How I Became a Writer」に、
taxi、出てきました。(climbも。(笑))

I floated back in time and once again I was in the sizzling hot
desert of Libya, with white sand underfoot, climbing up into the
cockpit of the old Gladiator, strapping myself in, adjusting my
helmet, starting the motor and taxing out for takeoff.
(「The Wonderful Story of Henry Sugar and Six More」p.198)

またその数ページ後に、昨日言ってた beam も出てきて、おもしろかったです。

But do you know why it stank so badly?" the President asked, beaming
at the guests with that famous wide smile of his. (p.202)
 
 
〉あ、でもまったく知らない単語として出会ってたら、someともa fewとも違うseveralなりの
〉印象を持っただろうなあと思いますし、気持ちとしてはそのほうが良いように思うのですが、
〉その一方でその印象を得るのにどれだけかかるんだろうとも同時に思うわけですね。

うーん。そんなにかからないと思いますが。。

〉例えば、unlearnはせいぜい500万語で済むけれど、無からのlearnには5000万語くらい要るんじゃ
〉ないかな?とか。これは、皆さんがよく「回り道近道」論を語られるので思うことですが。

まぁ、私も純粋に無から始めたわけではなく、どちらかといえば学校で英語をしっかりやったほうなので、
なんともいえないのですが、やり方さえ間違わなければ、5000万語はかからないのではないでしょうか?
というのは、どんな言語でも、子どもは10年やそこらで、いっちょまえに使えるようになるからです。
それは大人には無理、というのが従来の考え方で、いやいや、大人でもできるはず、
それを阻害している要素は何だろう・・・ というのが、現在の酒井先生の関心事であると思います。

私なんか、自分で自覚ありますが、かなり何かが阻害しているなーと感じます。
何か、こう、理屈っぽいっていうのかな。素直に楽しめないところが阻害しております。
(学校でしっかりやったのが、かなり尾をひいているのも感じます。)
お名前を出すのは恐縮ですが、はまこさんとか、まつかわ1971さんとか、ぐんぐん伸びていく人と比べて、
自分は何が違うんだろう・・・やっぱりピュアさが違うのかな。うす汚れとるからなぁ、私の心は・・・
とか、いろいろ考えたりします。できるだけ、こういった「こども式の先人たち」に学ぼう、と思っております。

※(追記)「なんでもいいから、書く、話す」っていうところかなーポイントは、と思ったり。
 
 
〉ではでは、またよろしく。

はい。またよろしくお願いします!


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[賛成] 1119. Re: severalって

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/16(22:04)

------------------------------

たかぽんぽん、yamasinaぽん、こんばんは!
さかぽん@tadoku.orgです。

たかぽんぽん、several、しらなかったぞー!!
そんな意味があるんだねえ・・・
法律用語辞典というのがあるけれど、そこには出ているんだろうか?
アメリカの憲法はいっぱい訳されていると思うけど、
severalについて、その意味で訳している例はあるんだろうかね?

〉yamasinaさん、こんにちは!

〉〉〉そうですねー・・
〉〉〉ただ、やっぱり、アメリカ合衆国憲法の次のような条文を読んだときに、「あれっ?」と思いました。
〉〉〉下院のことを定めた規定です。

〉〉〉 The House of Representatives shall be composed of Members
〉〉〉chosen every second Year by the People of the several States,...

〉〉〉合衆国は13州からスタートしましたが、13がseveralなのかなー?と思いました。
〉〉〉severalは、もっと少ないものを指すと思ってたけど…
〉〉〉下院議員を選出できる特定少数の州があるというわけでもないだろうし…
〉〉〉しかしまぁ、13もseveralのうちに入るのかもしれない。でも、そうだとしたら、
〉〉〉severalって、別に要らないなぁ。the Statesでいいんじゃないのかな?
〉〉〉ここに及んで、このseveralは自分の知らないseveralかもしれないと思って
〉〉〉辞書を引いてみたら、フォーマルな使い方として、separateという意味がありました。
〉〉〉これで意味が通ります。合衆国全体から選出するんじゃなくて、各州で選出するってことだなと。

〉〉〉私は、こういうふうに、疑問に思ったら英英辞書で調べるのは、別に悪いとは思いません。
〉〉〉むしろ、どうしても疑問に思ったときに辞書で調べると、アーハー!となって、
〉〉〉もう二度と忘れられないぐらいに定着すると思います。
〉〉〉(ですが、意地でも調べない、というのも、ひとつの行き方で、おもしろいと思います。)
〉〉〉(severalの疑問も保留しておいて、他の用例からアーハー!とわかるのも楽しいかと。)

〉〉たかぽんさんって、めっちゃ精読してはるんですねー。
〉〉しかも、そこに及んで辞書で確認…。かなり意外!でした(意地でも調べない生き方されてるのかと
〉〉思ってました)。

〉英英辞書はむちゃくちゃ大好きですよー! 既に5冊持ってますもん。(笑)
〉説明の妙を楽しんでます。

ぼくもですね、「どうして英語が使えない?」で英英辞典の
使い方を説明していますよ。「えい、この単語、目障りなやつ!」
と思ったら引き時だって。そうすると、1回で忘れないですよ。

〉まあ、書いたので長いプロセスに見えますけど、実際は、「several States? ン?」という感じでした。
〉ここでseveralを辞書で調べたのは、あーこれは自分の知らないseveralだ、何だろう? ワクワク!
〉というような気持ちです。
〉かえって、まったく知らないような単語だと、調べないですね。ふ〜ん、て感じです。

単語カードなんて、何度も何度も見て覚えようとするわけでしょ?
ぼくにはとても時間がもったいなくてできそうもない。
たくさんの単語を覚えたかったら、それだけたくさんの単語について
「目障りなやつ!」と思えるくらいの量を読めばいいと思うのですけどね。
>Tinyさん (アル・サカポーネでしょうか? 威圧的でしょうか?)

〉もちろん、どんなものでもこれぐらい詳しく読んでるわけじゃなくて、他の本はもっとバーッと読んでますね。
〉これは法律(憲法)なので、じっくり読んだほうが楽しいと思って、じっくり読みました。
〉私の本来の性格としては、分析読みも大好きなんですよ。(笑)
〉ただ、学校英語でやるような、「構文分析」は、まずいと思います。
〉私も大学受験のときに「構文」をしっかりやってしまったほうなので、これに戻ってしまうと、
〉また「漢文返り読み」みたいになってしまうので、くわばらくわばら、と気をつけています。
〉今やってるような精読は、危険だと思って、かなり多読を積むまでやらなかったですね。
〉バーッとバーッと読むことを、たくさんたくさんやってから、精読はやったほうがよいと思います。

〉精読自体がいけないなんてことはないと思います。日本語でも、ものによっては精読しますよね。
〉ものによって、読み方の精粗を変えるのは、当たり前のことだと思います。
〉英英辞書も、どうしても引きたくなったら引いてもよいですよね。
〉酒井先生の言ってはる多読もそういうことだろうと思っています。なんでもかんでも
〉粗読みをしろと言っておられるんじゃなくて、英和辞書的に和訳しながらの精読から始めるんじゃなくて、
〉あちらの子どもさんがやるように、かんたんなものからいっぱい言葉のシャワーを浴びて、
〉読めるようになってきたら、これもあちらの子どもさんがやるように、英語の辞書引いたり、
〉興味あることを調べたり、精読もしてみたりしたらいいんじゃないかな?ということだろうと
〉私は解釈しています。

まったくその通りです。多読的精読というのはそういうもんだと思うな。
知らない単語は全部辞書で調べ、文の構造は全部分析するっていうのが
普通の精読なんだろうけど、ちがうよね! 多読をしっかりしていると、
緩急、めりはり、力のいれどころがわかってくるんだよね。
わからないところがあっても放っておいていいところと、
ここはじっくり読もうかっていうところが意識せずにわかってしまう。

でも、たかぽん、ここがね、わかりにくいのだよ。
だんだんわかってきたんだけどね、なかなかわかりにくいらしい。

〉severalに関して言えば、確かに、上の用法は、バーッと読んでるだけでは気がつかないでしょう。
〉でも、多読を積んでたら、「あれっ?」という引っ掛かりは感じると思います。
〉あちらの子どもさんも、何年生かはわかりませんが、そういうことに気づく時があるのじゃないでしょうか。
〉その疑問は、もし調べたければ辞書引けばいいし、放っておきたければ放っておいてもいいし、
〉ということだと思います。
〉 
〉 
〉〉先日、飛行機乗ったんですけど、飛行機って空港内をtaxiするんです。これくらい
〉〉意味が違うと分かりやすいんですけどねー。

〉うーむ。。 この場合は、辞書も引かず、何とも思わず、「あー、これもtaxiって言うのね。」
〉というだけだと思います。
〉このへんをうまく説明できないのですが・・・
〉まあ、結論的には、多読(その延長の精読)で、何も問題ないじゃない?ということになりますです。

そうですです。問題ないですです。

さっきの「精読のコツ」というか「阿吽の呼吸」というか、
引き時と攻め時というか、釣り糸の緩め時と引き時というか、
そういうのはできるようになってから、「そういうことか」って
わかるようなところがあるんだろうね。

〉ちなみに、今日読んでた、Roald Dahlの「LUCKY BREAK How I Became a Writer」に、
〉taxi、出てきました。(climbも。(笑))

〉I floated back in time and once again I was in the sizzling hot
〉desert of Libya, with white sand underfoot, climbing up into the
〉cockpit of the old Gladiator, strapping myself in, adjusting my
〉helmet, starting the motor and taxing out for takeoff.
〉(「The Wonderful Story of Henry Sugar and Six More」p.198)

〉またその数ページ後に、昨日言ってた beam も出てきて、おもしろかったです。

〉But do you know why it stank so badly?" the President asked, beaming
〉at the guests with that famous wide smile of his. (p.202)

yamasinaさん、多読のすべてはこういう経験にあるのだと思いますよ。
たくさん読んでると、次から次へこういう出会い方をします。

〉〉あ、でもまったく知らない単語として出会ってたら、someともa fewとも違うseveralなりの
〉〉印象を持っただろうなあと思いますし、気持ちとしてはそのほうが良いように思うのですが、
〉〉その一方でその印象を得るのにどれだけかかるんだろうとも同時に思うわけですね。

〉うーん。そんなにかからないと思いますが。。

〉〉例えば、unlearnはせいぜい500万語で済むけれど、無からのlearnには5000万語くらい要るんじゃ
〉〉ないかな?とか。これは、皆さんがよく「回り道近道」論を語られるので思うことですが。

〉まぁ、私も純粋に無から始めたわけではなく、どちらかといえば学校で英語をしっかりやったほうなので、
〉なんともいえないのですが、やり方さえ間違わなければ、5000万語はかからないのではないでしょうか?
〉というのは、どんな言語でも、子どもは10年やそこらで、いっちょまえに使えるようになるからです。
〉それは大人には無理、というのが従来の考え方で、いやいや、大人でもできるはず、
〉それを阻害している要素は何だろう・・・ というのが、現在の酒井先生の関心事であると思います。

これもたかぽんぽんのいう通りですね。

逆ですよ、yamasinaさん、ゼロからはじめたら500万語で済むことが、
なまじ学校でしっかり英語をやると5000万語かかる・・・

こんなことをいうと「威圧的」と言われるのかな?と思いつつ
言ってしまって、あとで訂正しようと思いますが、
いつかレベル0の本をぼくがどう読むか、いつかyamasinaさんに
聞いてほしいものだと思っています。聞いていただくと、
学校英語がどれほど英語の理解を邪魔しているかがよくわかります。

あ、おもいついてしまった。OUPにお願いして、
A Cat in the Treeを「こども式」サイトに掲載させてもらって、
学校英語の邪魔ぶりを事細かに解説しよう!
そうしたら、昨年話題になったSくんの話もわかってもらえるかも
しれないぞ!

〉私なんか、自分で自覚ありますが、かなり何かが阻害しているなーと感じます。
〉何か、こう、理屈っぽいっていうのかな。素直に楽しめないところが阻害しております。
〉(学校でしっかりやったのが、かなり尾をひいているのも感じます。)

たかぽんぽんが書いてくださったように、まさにここがぼくの
大きな関心事です。yamasinaさんは学校英語がSくんの合格を助けたと
思っていると思います。そこで、「ほとんど多読だけで」は誇大宣伝だ
と書いたのだと思います。ぼくは反対で、「学校英語にもかかわらず」
多読で合格したのだと考えているのです。

〉お名前を出すのは恐縮ですが、はまこさんとか、まつかわ1971さんとか、ぐんぐん伸びていく人と比べて、
〉自分は何が違うんだろう・・・やっぱりピュアさが違うのかな。うす汚れとるからなぁ、私の心は・・・
〉とか、いろいろ考えたりします。できるだけ、こういった「こども式の先人たち」に学ぼう、と思っております。

〉※(追記)「なんでもいいから、書く、話す」っていうところかなーポイントは、と思ったり。

そう、そうかもしれないね。
たかぽんぽん、ぼくも理屈に走る方だといういうことは何度も
掲示板に書いています。ぼくはTinyさん、yamasinaさんと同じ側なのです。
はまこさん、まつかわ1971さんがうらやましくてならない・・・

きのうも外国人の先生方とやけ酒を飲む機会があったけど、
かなりアルコールを飲んだのに、「汚れ」はとれず、
顔を真っ赤にしながら「きれーな英語」を話しておったのでした・・・
嗚呼

〉〉ではでは、またよろしく。

〉はい。またよろしくお願いします!

はい、またよろしく!!


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1120. Re: severalって

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/16(22:55)

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"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1119]で書きました:
〉たかぽんぽん、yamasinaぽん、こんばんは!
〉さかぽん@tadoku.orgです。

どーも猫です。

〉まったくその通りです。多読的精読というのはそういうもんだと思うな。
〉知らない単語は全部辞書で調べ、文の構造は全部分析するっていうのが
〉普通の精読なんだろうけど、ちがうよね! 多読をしっかりしていると、
〉緩急、めりはり、力のいれどころがわかってくるんだよね。
〉わからないところがあっても放っておいていいところと、
〉ここはじっくり読もうかっていうところが意識せずにわかってしまう。

将棋でも序盤、中盤、終盤とあるわけですが、
指している時にピタッと手が止まる時がありますね。
そういう時はかなり読みを入れます。
読書も同じですね。

〉さっきの「精読のコツ」というか「阿吽の呼吸」というか、
〉引き時と攻め時というか、釣り糸の緩め時と引き時というか、
〉そういうのはできるようになってから、「そういうことか」って
〉わかるようなところがあるんだろうね。

あると思いますよ。
そう言えば、beamもheadもよく見かけますね。

〉逆ですよ、yamasinaさん、ゼロからはじめたら500万語で済むことが、
〉なまじ学校でしっかり英語をやると5000万語かかる・・・
〉こんなことをいうと「威圧的」と言われるのかな?と思いつつ
〉言ってしまって、あとで訂正しようと思いますが、
〉いつかレベル0の本をぼくがどう読むか、いつかyamasinaさんに
〉聞いてほしいものだと思っています。聞いていただくと、
〉学校英語がどれほど英語の理解を邪魔しているかがよくわかります。

日本の英語教育は、英語で書かれたものを和訳をさせ、
日本語で理解させるための教育であって、
英語を英語のまま理解させる教育ではない、
だから英語の理解を阻害するのだと思います。

では。


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1140. 名言。多読の効果の違いもここにある?

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/18(20:54)

------------------------------

こんにちはー。

猫さん、これ名言です。

〉日本の英語教育は、英語で書かれたものを和訳をさせ、
〉日本語で理解させるための教育であって、
〉英語を英語のまま理解させる教育ではない、
〉だから英語の理解を阻害するのだと思います。

酒井先生は多読が効果があるという人とそうでない人がいるのはなぜか…と言っていましたが、ここにも原因があるんではないでしょうか。

「日本語で理解させる」教育をそのまま受けてきた人は、語学の勉強はそういうものだと思ってしまいます。それでJulieさんやひまわりさんのように「訳語」に悩んだり、たかぽんのように「構文分析」に悩むことになります。
そういう人が、習ってきたことを洗い流すのに多読は効果があります。
多読はまさに英語を「英語のまま」理解するようになる方法です。「日本語として理解」→「英語のまま理解」に変換できたら「効果があった」と感じることになります。

しかし自分なりの勉強で「英語のまま」の理解に達する人もいるでしょう。そうしたら「英語のまま理解」するのに変換する必要はありません。すると「英語のまま理解する」実感が「日本語で理解」していた人よりも変化の度合いが少なくなり、「効果」として実感が薄くなります。

また、日本の英語教育では「日本語として理解させる」方法が横行しているため、日本で「語学教育」というと、どうしてもこの方式が「正しい」と思われがちです。多読はそうではなくて「英語のまま理解」する方法なので、従来型の語学教育に固執している人には理解してもらいにくい面があるかもしれません。
ですから、今までの語学教育を洗い流すためには、学習方法に対する考え方の転換が必要です。その転換が出来て、納得した人には効果があると感じられ、意識が転換できなかった人には「効果」と思ってもらえないのかもしれません。TOEICでどれだけ点が上がるか、そういう「効果」しか目が行かなかったり。

で、酒井先生は従来型の学習方法には厳しい姿勢を取っていますが、それは「日本語による理解」を洗い流すのには必要なことです。
しかし「英語のままの理解」に達した人には、そういう人向けの「勉強方法」もあるのではないかと思います。
辞書は英英辞典を使う、ボキャビルも英語でやる、文法も英語の本でやる。
これだと「英語のまま理解する」ことを妨げません。
ですから、「勉強」がしたい人には、まず多読で何百万語か読んで、「英語のまま理解」できるようになってから、「英語による」勉強方法を薦めるのがいいと思います。

とにかく「日本語で理解する」教育と、「英語のままわかる」ことにはふか〜い、ふか〜い溝、高〜い高〜い壁があることを認識しないといけませんね。


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1121. 精読とこども式と誇大表現について

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/17(00:04)

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酒井先生、こんばんは。

"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1119]で書きました:
〉まったくその通りです。多読的精読というのはそういうもんだと思うな。
〉知らない単語は全部辞書で調べ、文の構造は全部分析するっていうのが
〉普通の精読なんだろうけど、ちがうよね! 多読をしっかりしていると、
〉緩急、めりはり、力のいれどころがわかってくるんだよね。
〉わからないところがあっても放っておいていいところと、
〉ここはじっくり読もうかっていうところが意識せずにわかってしまう。

〉でも、たかぽん、ここがね、わかりにくいのだよ。
〉だんだんわかってきたんだけどね、なかなかわかりにくいらしい。

精読については、ぜんぜん異論ないんですが、たかぽんさんの辞書話と合わせて
この下りは、「じっくり楽しもうと思ったら、知らない語に関しては辞書が必要
になる」と解釈していいんでしょうか?

〉yamasinaさん、多読のすべてはこういう経験にあるのだと思いますよ。
〉たくさん読んでると、次から次へこういう出会い方をします。

ここも異論ありません。

〉逆ですよ、yamasinaさん、ゼロからはじめたら500万語で済むことが、
〉なまじ学校でしっかり英語をやると5000万語かかる・・・

たかぽんさんへのレスで書こうと思ったことですが、私はこう見えても
「こども式」で言語習得できると思ってますよ。それは自分の300万語の
体験からです。ただ、どれだけの量が必要なのかな?と思ってるだけです。
そして、「それを示すような投稿があるかも」と思ってこの掲示板
ずっと見てるんですけど、残念ながらないですね。あ、sakigoroさんのは
かなりキテますけど、それに続くものがもう数人聞きたいなと。

〉こんなことをいうと「威圧的」と言われるのかな?と思いつつ
〉言ってしまって、あとで訂正しようと思いますが、
〉いつかレベル0の本をぼくがどう読むか、いつかyamasinaさんに
〉聞いてほしいものだと思っています。聞いていただくと、
〉学校英語がどれほど英語の理解を邪魔しているかがよくわかります。

〉あ、おもいついてしまった。OUPにお願いして、
〉A Cat in the Treeを「こども式」サイトに掲載させてもらって、
〉学校英語の邪魔ぶりを事細かに解説しよう!
〉そうしたら、昨年話題になったSくんの話もわかってもらえるかも
〉しれないぞ!

それは、ぜひ聞きたいですね。よろしくお願いします。

〉〉私なんか、自分で自覚ありますが、かなり何かが阻害しているなーと感じます。
〉〉何か、こう、理屈っぽいっていうのかな。素直に楽しめないところが阻害しております。
〉〉(学校でしっかりやったのが、かなり尾をひいているのも感じます。)

〉たかぽんぽんが書いてくださったように、まさにここがぼくの
〉大きな関心事です。yamasinaさんは学校英語がSくんの合格を助けたと
〉思っていると思います。そこで、「ほとんど多読だけで」は誇大宣伝だ
〉と書いたのだと思います。ぼくは反対で、「学校英語にもかかわらず」
〉多読で合格したのだと考えているのです。

せっかく蒸し返していただいたので、あのとき書きそびれたことを書きます。
学校英語が助けたかどうかはわかりません。まあ、受験には助けになったと思います
が、ほんとに言いたかったのはそんなところではありません。
「事実と違うことを言うと信用されない」ということです。
そして、多読の普及のために「信用を落とすようなことはしないでください」
というお願いです。
先生、blogで「信じてもらえない」と愚痴ってましたが、事実と違うことを
言うから信じてもらえないのです。
「多読だけで合格」と発言するなら、本当にそんな事実(学校の英語授業はずっと
ボイコット、期末試験も受けない。ひたすら多読で合格)を持ってこないとだめです。
この掲示板で一般的なひとが「多読で書けるようになった」なら、
センターxx点だったひとが、xxな勉強を挫折した後に多読にであってxx万語読んだら、
こんな文章を書くんです。
とその文章を見せるのです。
そのとき相手が「へえー」と感心するか「こんなもんか」と見下すかわかりませんが、
少なくとも事実であれば、普通の人なら信じます。
「疑問の余地のない事実」には誰も逆らえません。

てなことで、ありがとうございました。ではでは


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1126. 受験と多読

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/17(23:40)

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"yamasina"さん、みなさん こんばんは!

SEGの経験でいえば、
「多読だけで大学合格」した人は残念ながらいないです。

多読クラスで、多読で一定程度英語力をあげたあと、
多読と並行して、「受験勉強」をしています。
センター試験レベルなら、多読だけで、かなりの高得点を
とれると思いますし、長文問題や英作文の問題も自然な英語で
かなり高得点できると思います。 しかし、国公立の和訳とな
るとそれなりの対策が必要です。

1000万語以上読んだ、国立大の付属高校から
京都大学の文系に現役でとおったW君
[url:http://www.seg.co.jp/tadoku/2005-jukousei.htm]
(この文章は、「多読ブックガイド」にものせましたが、面白い!)
ですら、高3の時は、かなり受験勉強をしています。

ただ、ほとんど多読だけ で、早稲田の理工にはいった人は
知っています。

理系で数学・物理・化学が得意なら、多読だけでも、東大理1なら
入れる可能性は十分あると思います。理3となると、難しい
でしょうね。東大文系や一ツ橋でも社会と国語が得意なら多読だけでも
何とかなるでしょう。

基本的に大学入試は「総合点」なので、「多読ではいった」とか
「多読で落ちた」ということはどちらもいえません。英語が、
全く苦手だった人の場合には、「多読ではいった」といってよい
ケースもありえますが。

なお、僕は、多読だけで大学に受かるとかSEGの説明会とかでも
1回もいったことがありません。しかし、大学にはいった後の
ことを考えれば、「中高時代に多読をする」ことは
「単語と規則の暗記で得点する」ことよりはるかに役にたつ
ことは明らかです。そして、多読で「英語を英語のまま理解する
力」をついていれば、1年あれば十分、受験でも高得点とれる
ようになると思いまし、実際に、そうして通った子を何人もみています。


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1137. 多読と受験と立証責任(笑)

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/18(20:19)

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みなさん、こんばんは!
どこにつけたらいいかわからないのですが、とりあえずこのあたりが適当かと思ってここにつけます。
(間者猫さん、happyhopeさん、柊さん、みなみなさん、ありがとうございます!)

英語では、「多読多聴だけで、できるようになる」という証明は難しいかもしれませんね。
英語に関しては、そもそもまったく多読多聴だけでやれるという人が少ないと思います。
学校とかどこかで必ず「習って」しまうから。

でも、だからって、「多読多聴だけでは受験英語はできない」ということが、
証明されたとも思えませんね。
さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)

この問題に関しては、他の言語をやっている人が、風穴を開けてくださる感じがします。
ただ、英語ほど、本とか音とか素材がふんだんにないことが多いので、
なかなか時間はかかるでしょうが。

でも、ものごと、証明されてなければイヤだ!と言う人がいる半面で、
証明なんてどっちでもいいや、おもしろそうだからやってみよう!という人もいますね。

さぁ受験するぞ、という時期には、その学校に応じた対策みたいなものが必要だと思います。
しかし、その対策は、英語の対策というよりは、日本語の対策って感じだったなぁと、
古い記憶をたどって思い返しています。
英文和訳は、ポイントを漏らさない日本語にするっていうことだったし、
和文英訳も、その和文の意味を取る、和文の改造作業だったように思います。
多読で英文に十分になじんで基礎力があれば、あとは受験特有の
「日本語の」対策をすればいいんじゃないかと思います。
しかし、私は大学受験のシロウトなので、受験のプロを前にしては一言もありません。
(これだけ言っておいて・・・)

現実問題、ほんとにどうかもわからない「多読」に賭けるには躊躇する、
という人がいるというのは理解できます。確証が無い、と言われれば、
確証なんて無いですもんね。
結果を出さないといけない人が、100%身をゆだねられるような要素は、
酒井先生の言ってる多読には無いし、これからも無いでしょう。

しかし、これが面白いところで、こういうことっていうのは、その人の姿勢というか、
考え方が、とても影響するんだろうなぁということです。
今日奇しくも、読んでた本にこんな一文がありました。
"What a patient believes can be the deciding factor in his disease."
(Deepak Chopra,M.D. "Return of the Rishi"p.94)
薬が効く効かないも、患者の思いひとつということもあるようですし。

私は、天才酒井(笑)の見せてくれた世界にとても魅かれ、またこの掲示板で出会った
数々のツワモノたちに憧れ尊敬しながら、ひたすら楽しく続けてるというに過ぎません。
何の確証・・・も無いでしょうが、自分の態度ややり方も影響するんだろうなーと思いながら、
すごい人たちを見てすごいなーすごいなー、何か学べるところは無いかなー、
とジロジロ探りながら、楽しんでいます。

私の思い込みなのかもしれませんが、こんな「多読」を言い始めた酒井さんの頭の中は、
何か超越したものがあります。ちょっとおかしいのかも。(爆)
私などの凡人にははかり知れないものを持っておられますね。
(社会人としてはすごく欠けてるところがあるようにも思います(爆))
そしてまた、いろんなツワモノを引きつける、得体の知れぬ引力もあります。
(あ、柊さん、引力トラウマごめん…)
今後、酒井さんの多読世界が、そして周りに集まっているみなみなさんの世界が、
どうなっていくか、とても楽しみに見ている、という感じです。
 
 
え〜、話がわからなくなってきましたが・・・
まぁ、要するに、確証がなければ納得いかない、という行き方もひとつでありましょうが、
踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損という行き方もひとつかな〜
ということであります。

おあとがよろしいようで…


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1139. Re: 多読と受験と立証責任(笑)I Spy....

お名前: Cheeks
投稿日: 2007/3/18(20:54)

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たかぽんちゃま、ストーカーと化したCheeksです。

〉英語では、「多読多聴だけで、できるようになる」という証明は難しいかもしれませんね。
〉英語に関しては、そもそもまったく多読多聴だけでやれるという人が少ないと思います。
〉学校とかどこかで必ず「習って」しまうから。

〉でも、だからって、「多読多聴だけでは受験英語はできない」ということが、
〉証明されたとも思えませんね。
〉さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)

〉この問題に関しては、他の言語をやっている人が、風穴を開けてくださる感じがします。
〉ただ、英語ほど、本とか音とか素材がふんだんにないことが多いので、
〉なかなか時間はかかるでしょうが。

〉でも、ものごと、証明されてなければイヤだ!と言う人がいる半面で、
〉証明なんてどっちでもいいや、おもしろそうだからやってみよう!という人もいますね。

〉さぁ受験するぞ、という時期には、その学校に応じた対策みたいなものが必要だと思います。
〉しかし、その対策は、英語の対策というよりは、日本語の対策って感じだったなぁと、
〉古い記憶をたどって思い返しています。
〉英文和訳は、ポイントを漏らさない日本語にするっていうことだったし、
〉和文英訳も、その和文の意味を取る、和文の改造作業だったように思います。
〉多読で英文に十分になじんで基礎力があれば、あとは受験特有の
〉「日本語の」対策をすればいいんじゃないかと思います。
〉しかし、私は大学受験のシロウトなので、受験のプロを前にしては一言もありません。
〉(これだけ言っておいて・・・)

〉現実問題、ほんとにどうかもわからない「多読」に賭けるには躊躇する、
〉という人がいるというのは理解できます。確証が無い、と言われれば、
〉確証なんて無いですもんね。
〉結果を出さないといけない人が、100%身をゆだねられるような要素は、
〉酒井先生の言ってる多読には無いし、これからも無いでしょう。

〉しかし、これが面白いところで、こういうことっていうのは、その人の姿勢というか、
〉考え方が、とても影響するんだろうなぁということです。
〉今日奇しくも、読んでた本にこんな一文がありました。
〉"What a patient believes can be the deciding factor in his disease."
〉(Deepak Chopra,M.D. "Return of the Rishi"p.94)
〉薬が効く効かないも、患者の思いひとつということもあるようですし。

〉私は、天才酒井(笑)の見せてくれた世界にとても魅かれ、またこの掲示板で出会った
〉数々のツワモノたちに憧れ尊敬しながら、ひたすら楽しく続けてるというに過ぎません。
〉何の確証・・・も無いでしょうが、自分の態度ややり方も影響するんだろうなーと思いながら、
〉すごい人たちを見てすごいなーすごいなー、何か学べるところは無いかなー、
〉とジロジロ探りながら、楽しんでいます。

〉私の思い込みなのかもしれませんが、こんな「多読」を言い始めた酒井さんの頭の中は、
〉何か超越したものがあります。ちょっとおかしいのかも。(爆)

ちょっと?子供達が先生の名前をしゃかいしぇんしぇーと言うのを聞いたとき、釈迦だ!と思いました。次世代の釈迦。(ここだけの話にしてください)
〉私などの凡人にははかり知れないものを持っておられますね。
〉(社会人としてはすごく欠けてるところがあるようにも思います(爆))
〉そしてまた、いろんなツワモノを引きつける、得体の知れぬ引力もあります。
〉(あ、柊さん、引力トラウマごめん…)
〉今後、酒井さんの多読世界が、そして周りに集まっているみなみなさんの世界が、
〉どうなっていくか、とても楽しみに見ている、という感じです。
〉 
〉 
〉え〜、話がわからなくなってきましたが・・・
〉まぁ、要するに、確証がなければ納得いかない、という行き方もひとつでありましょうが、
〉踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損損という行き方もひとつかな〜
〉ということであります。
〉おあとがよろしいようで…

私には、たかぽんちゃまも釈迦チーマーに思えてならない。この掲示板には、たくさんの釈迦チーマーがいるように思えて仕方がないです。
OSHOの読み過ぎかなー。。。


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1142. Re: 【ほんとに雑談です…】梅干しは…

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/19(00:09)

------------------------------

Cheeksさん、こんばんは!

(ちゃまとは、まだ言えません。私ももうひと皮むけないと…)

〉たかぽんちゃま、ストーカーと化したCheeksです。

ストカと化した。しかと可とす。 (久々回文。膝に蚊がブ〜ン。)

〉ちょっと?子供達が先生の名前をしゃかいしぇんしぇーと言うのを聞いたとき、釈迦だ!と思いました。次世代の釈迦。(ここだけの話にしてください)

そこまで偉くはないような・・・(笑)
まぁ、甘茶をかけると喜ばれそうですね。
その子どもさんたちがかわいいですね。しぇんしぇーって。かんばっくしぇーん。 (古すぎ…)

〉私には、たかぽんちゃまも釈迦チーマーに思えてならない。この掲示板には、たくさんの釈迦チーマーがいるように思えて仕方がないです。
〉OSHOの読み過ぎかなー。。。

誰が三歩進んで二歩下がるんですか!! あ、それはチータか。
釈迦チーマー? それって蒸気がシューシュー出るやつですか?
あ、お返事はけっこうです。ここであんまり盛り上がってもあれなんで…
ありがとうございました!ではでは!


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1145. Re: 多読と受験と立証責任(笑)

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/19(01:40)

------------------------------

たかぽん、みなさん、こんばんは。

〉どこにつけたらいいかわからないのですが、とりあえずこのあたりが適当かと思ってここにつけます。

私もどこにつけたらいいかよくわからないのでここに…。

〉英語では、「多読多聴だけで、できるようになる」という証明は難しいかもしれませんね。
〉英語に関しては、そもそもまったく多読多聴だけでやれるという人が少ないと思います。
〉学校とかどこかで必ず「習って」しまうから。

〉でも、だからって、「多読多聴だけでは受験英語はできない」ということが、
〉証明されたとも思えませんね。
〉さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)

どうして「証明」がいるんでしょう?そこがよくわかりません。

〉この問題に関しては、他の言語をやっている人が、風穴を開けてくださる感じがします。
〉ただ、英語ほど、本とか音とか素材がふんだんにないことが多いので、
〉なかなか時間はかかるでしょうが。

でも「英語」の習得のことなら、学校で何らかの学習をしてしまいますので、完全に多読だけ、ということにはならないでしょう。どうしても「多読だけ」で言語が習得できるか、ということを証明しなくてはならない、なんてことはないと思うんですけど。

〉でも、ものごと、証明されてなければイヤだ!と言う人がいる半面で、
〉証明なんてどっちでもいいや、おもしろそうだからやってみよう!という人もいますね。

〉さぁ受験するぞ、という時期には、その学校に応じた対策みたいなものが必要だと思います。
〉しかし、その対策は、英語の対策というよりは、日本語の対策って感じだったなぁと、
〉古い記憶をたどって思い返しています。
〉英文和訳は、ポイントを漏らさない日本語にするっていうことだったし、
〉和文英訳も、その和文の意味を取る、和文の改造作業だったように思います。
〉多読で英文に十分になじんで基礎力があれば、あとは受験特有の
〉「日本語の」対策をすればいいんじゃないかと思います。
〉しかし、私は大学受験のシロウトなので、受験のプロを前にしては一言もありません。
〉(これだけ言っておいて・・・)

いえいえ、受験対策としてはそれが妥当な方法ではないかと。多読で英語が理解できるようになって、日本語による出題やパターンや和訳方法を覚える、で対応する、と。
だから無理矢理「多読だけ」で結果を出した、という結論に走ろうとする必要はないと思うのですが…。「多読が役に立った」でいいんじゃないですか。

〉現実問題、ほんとにどうかもわからない「多読」に賭けるには躊躇する、
〉という人がいるというのは理解できます。確証が無い、と言われれば、
〉確証なんて無いですもんね。
〉結果を出さないといけない人が、100%身をゆだねられるような要素は、
〉酒井先生の言ってる多読には無いし、これからも無いでしょう。

でも多読のおかげで英語が怖くなくなって、英語コンプレックスから解放されて、楽しく英語の本を読んでいる、という人がたくさんいますので、それで充分「効果」になると思うのですが、それじゃダメなんでしょうかね。
「多読だけで受験合格!」とか「TOEIC○点アップ!」なんてキャッチフレーズ、「○ヶ月でペラペラ!」という世間に流通してる教材と同じじゃないですか。しとげた人はその通りになるかもしれませんが、挫折してその効果に達することが出来なかった死屍累々…。

〉しかし、これが面白いところで、こういうことっていうのは、その人の姿勢というか、
〉考え方が、とても影響するんだろうなぁということです。
〉今日奇しくも、読んでた本にこんな一文がありました。
〉"What a patient believes can be the deciding factor in his disease."
〉(Deepak Chopra,M.D. "Return of the Rishi"p.94)
〉薬が効く効かないも、患者の思いひとつということもあるようですし。

「プラシーボ効果」というのもあります。偽薬でも思い込みで効いてしまう。

〉私は、天才酒井(笑)の見せてくれた世界にとても魅かれ、またこの掲示板で出会った
〉数々のツワモノたちに憧れ尊敬しながら、ひたすら楽しく続けてるというに過ぎません。
〉何の確証・・・も無いでしょうが、自分の態度ややり方も影響するんだろうなーと思いながら、
〉すごい人たちを見てすごいなーすごいなー、何か学べるところは無いかなー、
〉とジロジロ探りながら、楽しんでいます。

たかぽんなら、「構文分析」から解放されたことが「確証」になるんじゃないでしょか。

〉私の思い込みなのかもしれませんが、こんな「多読」を言い始めた酒井さんの頭の中は、
〉何か超越したものがあります。ちょっとおかしいのかも。(爆)
〉私などの凡人にははかり知れないものを持っておられますね。
〉(社会人としてはすごく欠けてるところがあるようにも思います(爆))

まったくそのとおりで。この常人離れした人が一生懸命文法の勉強をしていたなんて信じられません。

〉そしてまた、いろんなツワモノを引きつける、得体の知れぬ引力もあります。
〉(あ、柊さん、引力トラウマごめん…)
〉今後、酒井さんの多読世界が、そして周りに集まっているみなみなさんの世界が、
〉どうなっていくか、とても楽しみに見ている、という感じです。

たかぽんも観察対象筆頭ですよ。

ま。こんなところで。


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1146. そうか! 「確証」は人それぞれ(笑)

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/19(06:55)

------------------------------

杏樹ぽん、ぽぽん! (小林聡美さんファン)

(珍しく簡短反応します…)
 
 
〉どうして「証明」がいるんでしょう?そこがよくわかりません。
 
 
〉でも「英語」の習得のことなら、学校で何らかの学習をしてしまいますので、完全に多読だけ、ということにはならないでしょう。どうしても「多読だけ」で言語が習得できるか、ということを証明しなくてはならない、なんてことはないと思うんですけど。
 
 
〉だから無理矢理「多読だけ」で結果を出した、という結論に走ろうとする必要はないと思うのですが…。「多読が役に立った」でいいんじゃないですか。
 
 
〉でも多読のおかげで英語が怖くなくなって、英語コンプレックスから解放されて、楽しく英語の本を読んでいる、という人がたくさんいますので、それで充分「効果」になると思うのですが、それじゃダメなんでしょうかね。
〉「多読だけで受験合格!」とか「TOEIC○点アップ!」なんてキャッチフレーズ、「○ヶ月でペラペラ!」という世間に流通してる教材と同じじゃないですか。しとげた人はその通りになるかもしれませんが、挫折してその効果に達することが出来なかった死屍累々…。
 
 
〉たかぽんなら、「構文分析」から解放されたことが「確証」になるんじゃないでしょか。
 
 
ほんと、おっしゃるとおりです。。。 
私個人を考えてみると、じゅうぶん「確証」を感じて、やってますね。
どんな「証拠」でもって、「多読はいい!」とか「多読はすごい!」と思うかは、
人それぞれなんですよね。オフ会で酒井先生におかずを取られたことで、
「こんな人が言ってる多読ってすごい!」と思う人がいるかもしれないし。(いないか)

けっきょく、これも「自由心証主義」ってことなんだな。ブツブツ… (笑)

ナイスフォローをありがとうございました!
 
 
〉たかぽんも観察対象筆頭ですよ。
 
 
それだけはご勘弁願います。
(そのわりには出張ってますけどね…(笑))
 
 
〉ま。こんなところで。
 
 
ありがとうございました!


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1157. Re: 多読と受験と立証責任(笑)

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/20(15:21)

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杏樹さん、こんにちは。

"杏樹"さんは[url:kb:1145]で書きました:
〉いえいえ、受験対策としてはそれが妥当な方法ではないかと。多読で英語が理解できるようになって、日本語による出題やパターンや和訳方法を覚える、で対応する、と。
〉だから無理矢理「多読だけ」で結果を出した、という結論に走ろうとする必要はないと思うのですが…。「多読が役に立った」でいいんじゃないですか。

〉でも多読のおかげで英語が怖くなくなって、英語コンプレックスから解放されて、楽しく英語の本を読んでいる、という人がたくさんいますので、それで充分「効果」になると思うのですが、それじゃダメなんでしょうかね。
〉「多読だけで受験合格!」とか「TOEIC○点アップ!」なんてキャッチフレーズ、「○ヶ月でペラペラ!」という世間に流通してる教材と同じじゃないですか。しとげた人はその通りになるかもしれませんが、挫折してその効果に達することが出来なかった死屍累々…。

百万語多読は、既に実証された「効果」だけでも十分スゴイと思います。
さらに誇張する必要などないと思うわけで、
これらは、S君がらみで私のまさに言いたいところです。
なんか、言い方が悪いせいか酒井先生にあまり伝わってないような気も
するので、私より距離の近い杏樹さんから諫言いただきたく、よろしう
お願いします(笑)。

ではでは。


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1180. ♪Anything Goes!(酒井先生、見てます?)

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/22(01:40)

------------------------------

yamasinaさん、こんにちは。

〉百万語多読は、既に実証された「効果」だけでも十分スゴイと思います。
〉さらに誇張する必要などないと思うわけで、
〉これらは、S君がらみで私のまさに言いたいところです。
〉なんか、言い方が悪いせいか酒井先生にあまり伝わってないような気も
〉するので、私より距離の近い杏樹さんから諫言いただきたく、よろしう
〉お願いします(笑)。

諫言しても聞いてくれるでしょうかね。
なんだかですね、酒井先生は「勉強」に対してかなりな敵愾心を燃やしているようなのですよ。上でも書いたとおり、「日本語での理解」の勉強なら英語を理解する妨げになりますが、「英語のまま」の理解に達した人が「英語のまま」ボキャビル、文法やるのはかまわないと思うのですが。
しかし「勉強はダメだ」→「多読がいい」→「多読だけするのがいい」に展開しているようです。

ここまでいろいろ他の人の投稿を読んだり自分で考えたりしたことを総合してみますと、多読の最も大きな効果は「日本語で理解」から「英語のままの理解」に移行できることではないでしょうか。ですから多読のことを知らない人、多読に疑問を持つ人には「英語のまま理解できる」ことが多読の効果だと説明できるんじゃないかと思います。

日本での英語教育はまず学校では「日本語による理解」で進められます。それで多くの人は語学の勉強とはそういうものだと思っています。「ダーリンは外国人」の「ダーリン」トニーさんは、日本の語学番組は日本語が多すぎると言っています。日本語での説明、日本語での文法用語、訳語…日本語で説明してもらわないと「語学の勉強」にならないと思っているのかもしれません。
だからこそそれを「英語を英語のまま理解する」という発想に転換し、「英語のままわかる」状態に達することが出来るのは大きな効果だと言えます。

ついでに、勉強したい人は結局英語が好きなんですよ。「英語の勉強」が好きなのかもしれませんし、何か目標があるのかもしれません。ですから「英語のままわかる」境地に達して、さらに勉強がしたい人には好きに勉強させておけばいいんじゃないですか。私だったら全然勉強する気になりません。したい人はする、したくない人はしない、自分の好きなように楽しくやってれば勉強しようがするまいが「Anything Goes」ではないでしょうか。


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1187. 【雑談】♪Anything Goes!

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/22(18:04)

------------------------------

杏樹さん、みなさん、こんにちは!

Anything Goes!といえば、私は、インディー・ジョーンズシリーズの、
なにやらコッペパンのような石を奪いに行く巻の作品の冒頭で、
チャイナドレスで、白人の女の人(「ブラックレイン」にも出てる人)が、
この歌を歌ってたのを思い出します。

中学生のころにTVで見たんだったかな… Anything Goes が、Anything Gold(?)に聞こえて、
「なんでもええねん。金で出来とったら。」という意味かと思っていました。。。
山口百恵の歌に「イミテーション・ゴールド」という歌があるので、その影響ですかね。
(百恵ちゃんのせいにするなー!)

では…


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1193. Re: 【雑談】♪Anything Goes!

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/22(23:54)

------------------------------

たかぽん、ぽぽぽん、ぽん!

〉Anything Goes!といえば、私は、インディー・ジョーンズシリーズの、
〉なにやらコッペパンのような石を奪いに行く巻の作品の冒頭で、
〉チャイナドレスで、白人の女の人(「ブラックレイン」にも出てる人)が、
〉この歌を歌ってたのを思い出します。

「インディ・ジョーンズ」見ました。
「エニシング・ゴーズ」は1937年にブロードウェイで上演されたミュージカルで、タイトルと同じ歌がこれ。コール・ポーターの作曲で、歌だけでもヒットしました。ですからインディ・ジョーンズはちょうどこの時代なので、ステージのショー場面で当時のショーの雰囲気を出すために使われたのです。多分アメリカ人はこの歌を聞いたら時代設定を感じるんじゃないでしょうか。日本人が古賀政男の歌を聞くと時代を感じるように…。


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1195. 【雑談】あ、コール・ポーターか!

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/23(00:17)

------------------------------

杏樹ぽーんぽん!

〉「インディ・ジョーンズ」見ました。
〉「エニシング・ゴーズ」は1937年にブロードウェイで上演されたミュージカルで、タイトルと同じ歌がこれ。コール・ポーターの作曲で、歌だけでもヒットしました。ですからインディ・ジョーンズはちょうどこの時代なので、ステージのショー場面で当時のショーの雰囲気を出すために使われたのです。多分アメリカ人はこの歌を聞いたら時代設定を感じるんじゃないでしょうか。日本人が古賀政男の歌を聞くと時代を感じるように…。

ありがとうございます!
打てば響くとは、杏樹さんのことですね。ぽぽぽん!(笑)
コール・ポーターについての映画「五線譜のラブレター」でもこの歌を聴いたのでした! 思い出しました!
コール・ポーター、ほんとにいいですよね。長調と短調の間の微妙なところを行くような、笑いながら泣いてるような、
きれ〜いな旋律が大好きです。 (大好きなわりには忘れていたが…)
でも、私の耳は古いのかなぁ。古賀政男も大好きだしなぁ。。。


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1196. Re: 【雑談】あ、コール・ポーターか!

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/23(00:23)

------------------------------

"たかぽん"さん!

投稿がだんだん掲示板の趣旨から
ずれてきていますので、
「雑談の広場」の方で続きをお願いします。

掲示板管理人


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1200. あ、すみません!

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/23(00:32)

------------------------------

古川さん、ありがとうございます!
 
 
〉"たかぽん"さん!

〉投稿がだんだん掲示板の趣旨から
〉ずれてきていますので、
〉「雑談の広場」の方で続きをお願いします。

〉掲示板管理人


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1189. Re: ♪Anything Goes!

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/22(21:20)

------------------------------

Tiny です。

〉ここまでいろいろ他の人の投稿を読んだり自分で考えたりしたことを総合してみますと、多読の最も大きな効果は「日本語で理解」から「英語のままの理解」に移行できることではないでしょうか。ですから多読のことを知らない人、多読に疑問を持つ人には「英語のまま理解できる」ことが多読の効果だと説明できるんじゃないかと思います。

多読前、既に「英語のままの理解」ができる人にとって(私もそのうちの一人)
多読の最も大きな効果が無いということですね。
私は「快読100万語!ペーパーバックへの道」を読んで、多読の最も大きな
効果は語彙が増える事だと思っていましたが結果は違っていました。
少ししか増えませんでした。
リスニングは壊滅状態になるし(本にはリスニングが向上すると書いてありましたが)
語彙は増えないし私の2年間はいったいなんだったのか・・・

〉日本での英語教育はまず学校では「日本語による理解」で進められます。それで多くの人は語学の勉強とはそういうものだと思っています。「ダーリンは外国人」の「ダーリン」トニーさんは、日本の語学番組は日本語が多すぎると言っています。日本語での説明、日本語での文法用語、訳語…日本語で説明してもらわないと「語学の勉強」にならないと思っているのかもしれません。
〉だからこそそれを「英語を英語のまま理解する」という発想に転換し、「英語のままわかる」状態に達することが出来るのは大きな効果だと言えます。

インターネットの英語学習サイトには、「訳読しない」「英語は前から読む」
を実行すれば英語のまま理解できるようになると書いてある所が1998年当時
でもたくさんありました。
多読でなくても「英語を英語のまま理解する」のは可能です。
私はGR3冊とEssential Grammar in Useを使い英語のまま
読んで理解できるようになりました。
リスニングは会話の音声(教材、ドラマ等)ひたすら聞いていました。
日常会話がほとんどのイギリス映画は字幕無しで見ていました。

英語のまま英文を読み、ある程度英語が聞き取れる人には
多読をやっても効果があまりないという事でしょうか?

酒井先生は「樽に穴が開いた状態」だったと思っているみたいですが。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5384]

どちらでも良いし多読の効果も別にどうでも良いし
私も♪Anything Goes!


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1197. Re: ♪Anything Goes!

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/23(00:27)

------------------------------

Tinyさん、こんにちは。

〉多読前、既に「英語のままの理解」ができる人にとって(私もそのうちの一人)
〉多読の最も大きな効果が無いということですね。
〉私は「快読100万語!ペーパーバックへの道」を読んで、多読の最も大きな
〉効果は語彙が増える事だと思っていましたが結果は違っていました。
〉少ししか増えませんでした。
〉リスニングは壊滅状態になるし(本にはリスニングが向上すると書いてありましたが)
〉語彙は増えないし私の2年間はいったいなんだったのか・・・

なぜ「語彙が増える」と思ったのでしょうか?そういったことはあまり言われてないように思いますが。
多読で「言葉を獲得する」というのは、「climb」は「登る」じゃないとか、「have」は「持つ」じゃないとか、「morning」は「朝」じゃないとか、日本語の訳語では表せない意味を感じ取って、ニュアンスが身についていくことでしょう。

〉インターネットの英語学習サイトには、「訳読しない」「英語は前から読む」
〉を実行すれば英語のまま理解できるようになると書いてある所が1998年当時
〉でもたくさんありました。
〉多読でなくても「英語を英語のまま理解する」のは可能です。
〉私はGR3冊とEssential Grammar in Useを使い英語のまま
〉読んで理解できるようになりました。
〉リスニングは会話の音声(教材、ドラマ等)ひたすら聞いていました。
〉日常会話がほとんどのイギリス映画は字幕無しで見ていました。

それは英語の勉強ができる人がたどり着くところですね。私も英語は「英語のまま」理解するのが理想でした。訳読しないで語順どおりに理解したいと思っていました。
多分高校で私が英語に挫折したのは、学校で教える英語がどう見ても「言葉じゃない」としか思えなかったのも原因だと思います。学校では「日本語の説明による理解」や問題パターンの暗記ばかりで、こんなことをしても言葉としての英語は獲得できないということをなんとなく感じてたように思います。教科書はわからないし、文法もわからないし、それ以外に勉強する方法もわからないくせに、「こんなの言葉じゃない」と思ってやる気をなくしてしまったから、結局英語は落ちこぼれてしまいました。
日本では「日本語による理解」が横行しているのは事実です。NHKの語学講座もそれを引きずっています。にもかかわらず英語を英語のまま理解できる境地に達することが出来る人は、本人の努力プラス言葉に対する姿勢が他の人と違っていたのだと思います。

〉英語のまま英文を読み、ある程度英語が聞き取れる人には
〉多読をやっても効果があまりないという事でしょうか?

私は「英語が出来ない」サイドにいますので、英語が出来る人の効果については推測するしかありません。しかも「英語が出来る」のに多読を始めた人は、TOEICで高得点を取っても本も読めない、スムーズに会話もできないとか、勉強は出来るけど応用が利かないとか、それまでの勉強法で行き詰まりを感じていて、多読で打開の方法が見つかった、と言う場合が多いです。すでに英語を英語のまま理解し、映画も字幕なしで見られるほど英語を身につけた人が多読をやったらどうなるか、私にはよくわかりません。

ただ、絵本や児童書をたくさん読むことによって、ネイティブなら子どもの時に身につけたはずの英語のリズム感や言葉の感覚を追体験することが出来ますので、それまで身につけた英語を補強することができると思うのですがどうでしょうか。絵本でどんな英語が身につくかは、akoさんがいい証明になると思います。


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1205. Re: ♪Anything Goes!

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/23(19:50)

------------------------------

杏樹さん、こんばんは

〉なぜ「語彙が増える」と思ったのでしょうか?そういったことはあまり言われてないように思いますが。

「快読100万語!ペーパーバックへの道」
本一冊読んでこう思いました。
本の中から該当箇所をすべて取り出すのは無理なので
p88, p240を読んでみて下さい。

〉多読で「言葉を獲得する」というのは、「climb」は「登る」じゃないとか、「have」は「持つ」じゃないとか、「morning」は「朝」じゃないとか、日本語の訳語では表せない意味を感じ取って、ニュアンスが身についていくことでしょう。

読書で何か身に付いたかどうか例が全くでてこないので分からないです。
聞いて身に付いたのはすぐ浮かびます。
・honeyは恋愛関係がない人にも使う
ウィル & グレイス で機械が苦手なカレン(従業員)がグレイス(雇用主)に
"Honey, machinery" と言ってました。
・handsome は女性にも使う。
文だと
・"This is a pen." は「鉛筆を貸して欲しい」と言ったら「ペン」を渡された時に使う。
ER で見ました。
「ホース(hose)持って来て」と頼んだら馬(horse)を持ってきた時
"This is a horse."って使えるかも。
"This is 〜 " ツッコミ用。

「climb」は「登る」じゃないっていうのはどういう事でしょう?
動詞+前置詞又は副詞で意味が違うのは別の事なので置いておいて。
climb 一語では上の方に行く事なので「登る」「上る」「昇る」
意味の多少の差はありますが、訳語では表せない事はないし。
私、何か間違ってるのかな?
分からないので説明して下さい。


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1206. ♪Climb Every Mountain

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/23(21:51)

------------------------------

杏樹さん、Tinyさん、こんばんは! たかぽんです。
横からちょっと失礼いたします…

〉 ・honeyは恋愛関係がない人にも使う
〉 ウィル & グレイス で機械が苦手なカレン(従業員)がグレイス(雇用主)に
〉 "Honey, machinery" と言ってました。

う〜む…
たぶん、ふつうの相手には使わないほうが無難。
 
 
で、climbですが、私はclimbといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」の
修道長さんが歌うこの歌を思い出します。

♪Climb every mountain. Follow every stream. (でしたっけ杏樹さん?)

登るばかりなら全ての山には登れないなぁと思ったり…
 
 
よけいな茶々入れでした。お続けください…


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1213. Re: ♪Climb Every Mountain

お名前: tribird http://members.at.infoseek.co.jp/tribird9/
投稿日: 2007/3/24(03:11)

------------------------------

こんばんは、たかぽん。
〉横からちょっと失礼いたします…

 
〉で、climbですが、私はclimbといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」の
〉修道長さんが歌うこの歌を思い出します。

〉♪Climb every mountain. Follow every stream. (でしたっけ杏樹さん?)

〉登るばかりなら全ての山には登れないなぁと思ったり…

「先日、富士山へ登って来たよ。」って言われたら、当然帰って来たわけで
場合によっては登るの中に含みとして降りるが入っている場合もあるのか
なぁ、なんて、あっこれは思わぬ発見!なんて今思ったんですけどこういう
のはこじつけでしょか?
 
〉よけいな茶々入れでした。お続けください…

おなじくチャチャ入れすいません。

日本語の遠いも
「縁遠い」「遠い目をした」「待ち遠しい」「遠足」など
いろいろな遠いがあるなと思う今日この頃。
「遠足」:遠い足ってなんでしょうね。身体から離れた足とか外国の
人は思ったりするのでしょうか。

tribird


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1214. Re: ♪Climb Every Mountain

お名前: tribird http://members.at.infoseek.co.jp/tribird9/
投稿日: 2007/3/24(03:20)

------------------------------

〉「遠足」:遠い足ってなんでしょうね。身体から離れた足とか外国の
〉人は思ったりするのでしょうか。

遠くまで足で行くかな?遠足では説明不足だよなぁ。遠くまで足で
行くでは遠足の楽しさより辛さばかりが伝わってくるようなってじぶんで
つっこむ(ぼけ?)

tribird


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1215. Re: ♪Climb Every Mountain

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/24(07:31)

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tribirdさん、こんにちは!

〉〉で、climbですが、私はclimbといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」の
〉〉修道長さんが歌うこの歌を思い出します。

〉〉♪Climb every mountain. Follow every stream. (でしたっけ杏樹さん?)

〉〉登るばかりなら全ての山には登れないなぁと思ったり…

〉「先日、富士山へ登って来たよ。」って言われたら、当然帰って来たわけで
〉場合によっては登るの中に含みとして降りるが入っている場合もあるのか
〉なぁ、なんて、あっこれは思わぬ発見!なんて今思ったんですけどこういう
〉のはこじつけでしょか?

これ、きのうから考えてたんですが、まず正確には歌詞は以下のようです。

Climb every mountain, search high and low,
Follow every byway, every path you know.
Climb every mountain, ford every stream,
Follow every rainbow, 'til you find your dream!

(fordだったんですね。followが続くからおかしいなと思ってたんですが…)

で、このclimbを見ると、登るというよりか、極端に言えば「歩き方のひとつ」
みたいな感じがします。
登頂することが目的じゃなくて、「踏破しなさい!」って感じでしょ。
あらゆるところに行ってみなさい。山も谷も。って感じ。

で、日本語の「登る」ですが、確かにおっしゃるように、下りるの含みがある
場合もあると思うんですが、やっぱり上に行くことを指す言葉だと思います。
山頂に着いてから「さぁ、登るよ!」とは言いませんし、「下へ登ろう」とも言いません。
climbも、山頂に着いてから、単にLet's climb!とは言わないと思うんですが、
climb downは言うことがあると思います。

(でも、言ったしりから何ですが、山の場合はあえてclimb downとは言わないと思います。
単にgo downを使うかな、と思います。
climb downを使うのは、一見、しゅーっと下りたりする可能性がある場所を、
こつこつ下りました、ということを示す言葉のような気がします。)

「登る」は、上に行くことを主な内容にした言葉で、
「climb」は、上に行くことも内容にするけれど、
ある特定の「行き方」を内容にする言葉なのかなぁ、という感じがします。

でも、こういうことは、考え込まなくてもいいことで、多読とか多聴とかで、
climbのイメージをつかんでいけばいいことなんだろうと思いますね。
これだけ考え込んでおいて言うのも何なんですが…
辞書は、割り切れないものをあえて割ってみている感じがしますので、かえって、
ことばのイメージから遠ざかってしまうことがあるかもしれませんね。


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1216. Re: ♪Climb Every Mountain

お名前: 久子
投稿日: 2007/3/24(07:51)

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たかぽんさん tribirdさん、こんにちは!

〉〉〉で、climbですが、私はclimbといえば、「サウンド・オブ・ミュージック」の
〉〉〉修道長さんが歌うこの歌を思い出します。

〉〉〉♪Climb every mountain. Follow every stream. (でしたっけ杏樹さん?)

私も以前はこれでしたが、最近よく読んでいる本の影響で 変わりつつ

〉「登る」は、上に行くことを主な内容にした言葉で、
〉「climb」は、上に行くことも内容にするけれど、
〉ある特定の「行き方」を内容にする言葉なのかなぁ、という感じがします。

うんうん。
良く目にするのは、climb into bed が多いためか
あまり登るという感じはしませんが、19世紀初頭の
お金持ちの家の bed がどんなものか知らないので
なんともですけどね。

〉でも、こういうことは、考え込まなくてもいいことで、多読とか多聴とかで、
〉climbのイメージをつかんでいけばいいことなんだろうと思いますね。
〉これだけ考え込んでおいて言うのも何なんですが…
〉辞書は、割り切れないものをあえて割ってみている感じがしますので、かえって、
〉ことばのイメージから遠ざかってしまうことがあるかもしれませんね。

流れるままに、感じるままに、近づいたり、遠のいたり
そのうち なんとかなるさぁ が私にはあっているかなぁ と思います。


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1230. Re: ♪Climb Every Mountain

お名前: tribird http://members.at.infoseek.co.jp/tribird9/
投稿日: 2007/3/25(00:25)

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たかぽん、久子さん、こんばんは。

〉でも、こういうことは、考え込まなくてもいいことで、多読とか多聴とかで、
〉climbのイメージをつかんでいけばいいことなんだろうと思いますね。
〉これだけ考え込んでおいて言うのも何なんですが…
〉辞書は、割り切れないものをあえて割ってみている感じがしますので、かえって、
〉ことばのイメージから遠ざかってしまうことがあるかもしれませんね。

茶々いれといてなんですが。^^;

僕のclimbのイメージは文字では無くて両手両足に焦点があたったイメージが頭の中に
浮かぶくらいです。(両手両足に関しては、以前にも書かれた方が数名いたと。。。)

久子さんと同じでclimb into bedとかclimb into the carなど良く読んでいて見かけました。
物語りの中でなくて、ここでclimb into bedだけ想像すると「疲れて、手をつきながらベッドに
潜り込む感じ」とか「自分の背丈のサイズに合わないベッドを使っているこども」とかそんな
イメージが出て来たりします。clime into the car だと「前屈みになりながらよつんばいっぽく
乗り込む感じとか」山に絡んでclimbが出てくると「手に枝を杖代わりに持ってる」とか普通に
歩いている時よりも手の動きに思考が向かいます。ちょっと疲れて膝に手を休んでいる様子とか
勝手にイメージ広げたりして。

辞書に関して言えば、多読のみでなんとなくイメージできるようになった言葉もあるし
全然イメージできなくて、辞書を引く時もあります。辞書をひいた言葉は忘れる確立
がなんとなくイメージできるようになったものより高いですが。

多読をしていて「couldn't budge」がずっとわからなくて、ある時ASTRO BOY(鉄腕アトム)を
読んでいて、建物が倒壊して、交通渋滞が起きてあちこちで怪我人が出た時「救急車はどうした?」
とかいうシーンがあって救急車はcan't budgeと書かれてあって、それでやっとこの言葉がわかった
のでした。(僕が今までこの言葉に出会った時、ほぼcouldn't budgeの形)今ではこの言葉を見る
と鉄腕アトムを思い出します。「渋谷の交差点」とか「駅の改札」なんかも連想します。

辞書には載って無い自分のイメージや文字がbudgeを中心にその周辺にあるような覚え方というか。
日本語でも「遠足」という言葉だと「バナナ」とか「乗物酔い」とかがその周りにあったりします。
辞書に載ってある言葉だけだと忘れてしまいます、自分の場合。だから辞書を引いた時に自分の中の
何かイメージや読んだもののイメージとかが上手く絡めば、そういう言葉はその辞書の中の言葉と
ともに残っています、そしてしばらくして辞書の中の言葉を忘れてしまい、なんとなくイメージだけが
残った言葉もあります。

それで、間違ってイメージしててもそれはそれでいいかなと、ある時気づくかもしれないし。忘れる
たびに辞書を引いているより、しっかり間違えておくことも大事かなとも思ったりします。(そう
いいながらも、辞書もつかいますが)

「鳥肌がたつ」って言葉がありますよね、僕にとってこの言葉の周辺には「恐怖」とか「気持ち悪い」
という言葉があって、「ある歌に感動して」とか「快感」を現す使い方をする人に対して
僕は違和感があったんですけど、これって辞書にどう載っていようとすんなり受け入れることは
たぶんできなかったと思うんです。(最近は慣れたかな)

結局、言葉は使って(読んでetc)なんぼのものなのかな。。。と思いながらも、たまに辞書は引くかなぁ。

(文章ちょっと変でも、お許しを)

tribird


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1207. She is handsome.

お名前: 久子
投稿日: 2007/3/23(22:28)

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Tinyさん 杏樹さん、こんばんは

単なる横レスです。
自分が今読んでいる本に handsome な女性が出てきたので おぉ!と思ったので。 (^_^;)

〉 ・handsome は女性にも使う。

男性だと good-looking って意味でほぼ決まりなんすけど
女性だと なかなか意味深な感じで、You are handsome. と
言われたら 微妙な気分になりそうです。
ちなみに読んでいるのは、Slightly Scandalous いわゆるロマンス本です。

ではでは 余計な割り込みでした。


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1210. Re: ♪Anything Goes!

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/24(01:23)

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Tinyさん、こんにちは。

〉〉なぜ「語彙が増える」と思ったのでしょうか?そういったことはあまり言われてないように思いますが。

〉「快読100万語!ペーパーバックへの道」
〉 本一冊読んでこう思いました。
〉 本の中から該当箇所をすべて取り出すのは無理なので
〉 p88, p240を読んでみて下さい。

Tinyさんのように多読前から語彙が豊富だった人が「さらに増える」のではなく、高校卒業時で3000語ぐらいなど基本的な語彙を獲得するという主旨だと思いますが。
PGR6で3000語、CER6で3800語です。ここまでなら多読で獲得できる、と言ってもいい語彙数だと思います。

〉「climb」は「登る」じゃないっていうのはどういう事でしょう?
〉 動詞+前置詞又は副詞で意味が違うのは別の事なので置いておいて。
〉 climb 一語では上の方に行く事なので「登る」「上る」「昇る」
〉 意味の多少の差はありますが、訳語では表せない事はないし。
〉 私、何か間違ってるのかな?
〉 分からないので説明して下さい。

climb down
は多読を始めた人の多くが「?!?」になります。私の場合は忘れもしません、OBW0の「Girl on a Motorcycle」で出会いました。よく出てくるのでそのうちイメージがつかめて納得できるようになりました。
climb in
climb out
などもよく出てきます。どれも「登る」では説明がつきません。その場の状況を見ても「登って」いません。

さて、私のお返事の仕方はまずかったと反省しております。
そもそも私よりも遥かに英語力が高くて1000万語も読んだ人に「多読の効果」を説こうと言うのが間違いでした。上で私が「多読の効果」と言っているのは、多読を知らない人、これから始めようとしている人に対する説明として有効ではないかというものです。

ですからお返事のしなおしをします。

Tinyさんは100万語や200万語ぐらいのころでも「効果がない」と感じていたのでしょうか。もしそのころに効果があったと感じたなら、それがTinyさんにとっての「多読の効果」です。もし効果がないと思っていたとしたら、どうして1000万語まで続けたのでしょうか。

多読は一応のガイドラインはありますが、決まった教材がなく、決まったコースもなく、自分が楽しい本、好きな本を選んで読んでいく方法です。ここでは自分にとって「楽しい、おもしろい」のが基準ですので、自分の感覚だけが頼りです。

ですから自分にとって「楽しい、おもしろい」を基準にしていくと、イレギュラーな人も現れます。「快読100万語!」では否定されている音読を貫いたはまこさん、絵本ばかり読んでいるakoさん。語数数えが面倒だから100万語以前に数えるのをやめた人も一人ならずいます。「快読100万語!」では分速を計ることが書かれていますが、速度が上がらなくて悩む人が出てきました。そうしたら「がんばって読みなさい」などと言う人はいなくて「気にしなくていいよー」という人ばかり。そうしたらそのうち分速を問題にする人がいなくなっていきました。自分の速度を知りたい人は計っているでしょうけれど。
そんな風に自分が楽しく続けられる方法を追求していったら、「標準的な方法」なんかどうでもよくなります。人と比べることもありません。平均値を気にすることもありません。

Tinyさんは多読で何か「楽しい、おもしろい」ことを見つけましたか?
私よりはるかにレベルの高い英語力と語数を持っている人にはこれしか言えません。多読をして、英語の本を読んだり英語に触れて楽しく思ったこと、うれしいことを見つけられたらそれが「効果」になるでしょう。
「効果がない」と思ったら、そこで自分にとってうまくいくやり方を自分で工夫して、自分なりのやり方で進めたらいいのではないでしょうか。


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1212. 動詞と動詞+前置詞/副詞

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/24(02:35)

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杏樹さん、こんばんは

〉Tinyさんのように多読前から語彙が豊富だった人が「さらに増える」のではなく、高校卒業時で3000語ぐらいなど基本的な語彙を獲得するという主旨だと思いますが。
〉PGR6で3000語、CER6で3800語です。ここまでなら多読で獲得できる、と言ってもいい語彙数だと思います。

多読ではこれ以上は増えないという事ですね。

〉〉「climb」は「登る」じゃないっていうのはどういう事でしょう?
〉〉 動詞+前置詞又は副詞で意味が違うのは別の事なので置いておいて。
〉〉 climb 一語では上の方に行く事なので「登る」「上る」「昇る」
〉〉 意味の多少の差はありますが、訳語では表せない事はないし。
〉〉 私、何か間違ってるのかな?
〉〉 分からないので説明して下さい。

〉climb down
〉は多読を始めた人の多くが「?!?」になります。私の場合は忘れもしません、OBW0の「Girl on a Motorcycle」で出会いました。よく出てくるのでそのうちイメージがつかめて納得できるようになりました。
〉climb in
〉climb out
〉などもよく出てきます。どれも「登る」では説明がつきません。その場の状況を見ても「登って」いません。

climb の動詞+前置詞/副詞の説明を求めた訳ではありません。
(わかるように色を変えておきました。)
動詞の定義と動詞+前置詞/副詞の定義は違います。
あくまでも climb だけの意味です。例文もつけて説明して下さい。
私は動詞と動詞+前置詞/副詞は別の言葉として認識しています。
例えばtake
take after, take away, take out, take off
2つで1つの言葉として認識しtakeとは違う言葉だと思っています。
これが間違いであればどなたか指摘して下さい。
間違いは早いうちに直した方が良いので。

〉Tinyさんは100万語や200万語ぐらいのころでも「効果がない」と感じていたのでしょうか。もしそのころに効果があったと感じたなら、それがTinyさんにとっての「多読の効果」です。もし効果がないと思っていたとしたら、どうして1000万語まで続けたのでしょうか。

効果についてはサイトにも100万語報告にも杏樹さんの投稿があるスレッド
にも書いています。皆さん過去ログ見ないのでしょうか?
100万語までは「多読の効果」があったから1000万語まで
止める踏ん切りがつきませんでした。200〜300語程度語彙が増えて
それ以後語彙は増えていません。(何回目かなこの文章書くの。)

〉Tinyさんは多読で何か「楽しい、おもしろい」ことを見つけましたか?

いいえ。

〉私よりはるかにレベルの高い英語力と語数を持っている人にはこれしか言えません。多読をして、英語の本を読んだり英語に触れて楽しく思ったこと、うれしいことを見つけられたらそれが「効果」になるでしょう。

飛ばす事がストレスになるので多読ではそういう事は見つけられません。
多読以外では楽しい事はあります。
洋楽は四半世紀以上歌っているし、飛ばさずに本が読めた時はうれしい。
辞書読みも楽しい。

〉「効果がない」と思ったら、そこで自分にとってうまくいくやり方を自分で工夫して、自分なりのやり方で進めたらいいのではないでしょうか。

そうしたら良いのでは。私は2年前からそのようにしています。


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1219. Re: 動詞と動詞+前置詞/副詞

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/24(13:09)

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Tinyさん、こんにちは。

Climb を一語だけで定義するとすれば、手や足を使って猿の様に移動するということでしょうね。移動の方向は上にも下にもなります。方向を示さなくても前後関係で分かるばあい、前置詞や副詞はつかないというか省略されます。人間や猿の体の姿勢を考えると、最も多いのは上になります。

日本語の「登る」(上る、昇る) は本質的に上へ行くと言う意味だと思います。

Climb の方向が下であれば climb down で、中であれば climb in(to) です。外へ出るばあいは climb out ですね。上に行く場合でも、状況によっては up をつけて方向を示す必要があります。たとえば climb up a ladder などと言います。

動詞のあとに前置詞や副詞がついた組み合わせを一つの言葉として認識するばあい、たとえば takeup と言った書き方をします。これを take up と書いているなら、やはり二つの言葉が並んでいると認識するのが自然です。


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1244. Re: 動詞と動詞+前置詞/副詞

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/25(09:08)

------------------------------

Ryotasanさん こんにちは

〉Climb を一語だけで定義するとすれば、手や足を使って猿の様に移動するということでしょうね。移動の方向は上にも下にもなります。方向を示さなくても前後関係で分かるばあい、前置詞や副詞はつかないというか省略されます。人間や猿の体の姿勢を考えると、最も多いのは上になります。

〉日本語の「登る」(上る、昇る) は本質的に上へ行くと言う意味だと思います。

〉Climb の方向が下であれば climb down で、中であれば climb in(to) です。外へ出るばあいは climb out ですね。上に行く場合でも、状況によっては up をつけて方向を示す必要があります。たとえば climb up a ladder などと言います。

わかりました。説明ありがとうございました。

〉動詞のあとに前置詞や副詞がついた組み合わせを一つの言葉として認識するばあい、たとえば takeup と言った書き方をします。これを take up と書いているなら、やはり二つの言葉が並んでいると認識するのが自然です。

この場合の take up は動詞+方向の意味で句動詞とは別と考えて
良いのでしょうか?
A. 句動詞以外の動詞+前置詞/副詞は二つの言葉が並んでいると認識
するのが自然。
B. 句動詞も含め動詞+前置詞/副詞は二つの言葉が並んでいると認識
するのが自然。

Aだと思うのですが確認の為に教えて下さい。


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1271. Re: 動詞と動詞+前置詞/副詞

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/30(11:28)

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お待たせしました。Tinyさんの質問にお答えします。

〉この場合の take up は動詞+方向の意味で句動詞とは別と考えて
〉良いのでしょうか?
〉A. 句動詞以外の動詞+前置詞/副詞は二つの言葉が並んでいると認識
〉するのが自然。
〉B. 句動詞も含め動詞+前置詞/副詞は二つの言葉が並んでいると認識
〉するのが自然。

〉Aだと思うのですが確認の為に教えて下さい。

僕はBで理解しています。文法というのは、実際に使われている言葉のうち、政治的に正しいとか標準的だと考えられている言葉づかいを体系的に説明するための仮説だと僕は考えています。その人にとって最も理解しやすい仮説を採用するのが一番です。

動詞とか前置詞とか副詞といった区別を日本では「品詞」という概念で説明していますが、僕は機能の違いだと認識しています。リード・ギターとリズム・ギターの区別の様なもので、楽器の違いと言うより役割の違いだと考えた方が僕には分かりやすいのです。


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1233. Re: 動詞と動詞+前置詞/副詞

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/25(00:25)

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Tinyさん、こんにちは。

〉多読ではこれ以上は増えないという事ですね。

Tinyさんレベルの人に私からyesかnoかは言えません。Tinyさんのようにレベルの高い人が多読をして、それも1000万語読んだのはレアケースですので、はっきりした答えは出ないんじゃないでしょうか。

〉climb の動詞+前置詞/副詞の説明を求めた訳ではありません。
〉(わかるように色を変えておきました。)
〉動詞の定義と動詞+前置詞/副詞の定義は違います。
〉あくまでも climb だけの意味です。例文もつけて説明して下さい。
〉私は動詞と動詞+前置詞/副詞は別の言葉として認識しています。
〉例えばtake
〉take after, take away, take out, take off
〉2つで1つの言葉として認識しtakeとは違う言葉だと思っています。
〉これが間違いであればどなたか指摘して下さい。
〉間違いは早いうちに直した方が良いので。

私は文法はよくわかりませんので、Tinyさんの要求が理解できませんでした。
しかし「climb」一語では上へ登るか、下へ降りるか、平行移動か、断定できない言葉です。ですから「登る」に限定してしまう訳語では、正確に意味を表しているとは言えません。
Ryotasanの答えが一番適切だと思います。

「Climb を一語だけで定義するとすれば、手や足を使って猿の様に移動するということでしょうね。移動の方向は上にも下にもなります。方向を示さなくても前後関係で分かるばあい、前置詞や副詞はつかないというか省略されます。人間や猿の体の姿勢を考えると、最も多いのは上になります。」

〉効果についてはサイトにも100万語報告にも杏樹さんの投稿があるスレッド
〉にも書いています。皆さん過去ログ見ないのでしょうか?
〉100万語までは「多読の効果」があったから1000万語まで
〉止める踏ん切りがつきませんでした。200〜300語程度語彙が増えて
〉それ以後語彙は増えていません。(何回目かなこの文章書くの。)

私も何度も読みました。これ以上書かなくてもいいんじゃないですか?
掲示板で多読の効果について書いたら、Tinyさんがそのつど「私には効果がありませんでした」と付け加えることはないと思います。多読のガイドラインや多読法に関する本や講演会で多読を進めるときに「効果のない人もいました」という例を挙げるべきだということでしょうか。だったら私個人ではなく、酒井先生か古川さんに要求を出すべきでしょう。

〉〉「効果がない」と思ったら、そこで自分にとってうまくいくやり方を自分で工夫して、自分なりのやり方で進めたらいいのではないでしょうか。

〉そうしたら良いのでは。私は2年前からそのようにしています。

自分にとって効果のある方法で英語を勉強しているのなら、掲示板で何度も「多読は効果がなかった」と書くことはないのではないですか。


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1245. 杏樹さんへ

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/25(09:58)

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杏樹さん、こんにちは

〉〉〉Tinyさんは100万語や200万語ぐらいのころでも「効果がない」と感じていたのでしょうか。もしそのころに効果があったと感じたなら、それがTinyさんにとっての「多読の効果」です。もし効果がないと思っていたとしたら、どうして1000万語まで続けたのでしょうか。

〉私も何度も読みました。これ以上書かなくてもいいんじゃないですか?

知っていてあえて聞いた意図はなんですか?私は質問に答えただけです。
書いて欲しくなければ質問しなければ良いでしょう。
これが質問で無ければ、そうとられない文章を書いて下さい。

〉掲示板で多読の効果について書いたら、Tinyさんがそのつど「私には効果がありませんでした」と付け加えることはないと思います。多読のガイドラインや多読法に関する本や講演会で多読を進めるときに「効果のない人もいました」という例を挙げるべきだということでしょうか。だったら私個人ではなく、酒井先生か古川さんに要求を出すべきでしょう。

必要があれば書くし、なければ書きません。
私は杏樹さんに何も要求してはいませんし、誰にも何も要求はしていません。
考えても無いです。

〉自分にとって効果のある方法で英語を勉強しているのなら、掲示板で何度も「多読は効果がなかった」と書くことはないのではないですか。

*「はじめまして」の掲示板5380
*「オフ」掲示板10903

のことだと思いますが、「オフ」の方はこの投稿の前に「挑発」をされています。
ですから書いたまでです。「はじめまして」はその前の投稿への返答です。
両方ともタイトルは当事者の名前になっています。

これ以上は「雑談」の掲示板へ移るかメールにして下さい。


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1255. Re: Tinyさんへ

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/25(23:22)

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Tinyさん、こんにちは。

〉知っていてあえて聞いた意図はなんですか?私は質問に答えただけです。
〉書いて欲しくなければ質問しなければ良いでしょう。
〉これが質問で無ければ、そうとられない文章を書いて下さい。

私が「多読の効果」について書いた投稿について、Tinyさんの方からレスをつけたんですよ。

「多読前、既に「英語のままの理解」ができる人にとって(私もそのうちの一人)
多読の最も大きな効果が無いということですね。
私は「快読100万語!ペーパーバックへの道」を読んで、多読の最も大きな
効果は語彙が増える事だと思っていましたが結果は違っていました。
少ししか増えませんでした。
リスニングは壊滅状態になるし(本にはリスニングが向上すると書いてありましたが)
語彙は増えないし私の2年間はいったいなんだったのか・・・」

私はTinyさんのこのレスにお答えしようとしただけです。私も何か言われたら返事を書きたくなるほうですので。多読をしたことは無駄だった、効果が無かったと言っているようですが、100万語、200万語読んで効果があったと思ったとして、今はそれも無駄だったと思っているのか…。


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1156. Re: 多読と受験と立証責任(笑)

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/20(15:04)

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こんにちは。

1121の投稿は別に証明を求めてないですけど、証明の話が出たので。

〉さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)

証明(というか実証)はしたいほうが、することになるでしょう。
「学校英語なしのほうが良い」が実証されれば、古川さんだって
中1に文法教えないでしょうし、多くの中学高校で導入が促進され易くなります。
実際問題、実証することは役に立ちます。

「多読多聴だけでは受験英語はできない」を証明するのは難しいですが、
「多読多聴だけで、できるようになる」は、実証できると思いますよ。
例えば、おっしゃるとおり他言語の試みによって、あるいは小学生とか。

〉結果を出さないといけない人が、100%身をゆだねられるような要素は、
〉酒井先生の言ってる多読には無いし、これからも無いでしょう。

怪しい壺の購入効果は測定不能ですけど、英語力が伸びるってのは、そこまで
測定不能なことではないですから、「これからもない」ってことはないんじゃない
でしょうか?
酒井先生はもうちょっと確たるものをもってはるように思いますけど。

ではでは。


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1168. Re: 多読と受験と立証責任(笑)

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/20(23:41)

------------------------------

yamasinaさん、こんにちは!

〉こんにちは。

〉1121の投稿は別に証明を求めてないですけど、証明の話が出たので。

〉〉さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)

〉証明(というか実証)はしたいほうが、することになるでしょう。

証明または実証する、ということになれば、立証責任というものがつきまといます。
立証責任とは、判定者が、どちらとも決められない場合に、当事者の一方が受ける不利益、
というような意味です。
たとえば刑事裁判で、被告人が犯罪をしたのかしていないのか、裁判官が決めかねた場合に、
被告人に有利に、無罪とすることになっています。(建前としては。。)
これを、「検察官に立証責任がある」といいます。

ここで、「多読だけで受験に対応できるかどうか(英語ができるようになるかどうか)」、
という問題を考える場合に、それを証明なり実証なりしなければならないということであれば、
「多読だけで受験に対応できる」と主張する側が立証責任を負うのか、それとも
「多読だけでは受験には対応できない」と主張する側が立証責任を負うのかが
決まっていなければなりません。つまり、どちらとも決められない場合に負けるほう、
を決めておかなくてはなりません。

しかし、今はこの問題が裁判になっているわけでもなく、「英語学習法審問所」(笑)
にかかっているわけでもないので、そもそも証明とか実証が要求されているわけではありません。

それで、「さぁ、どちらが証明しなければいけないのでしょうか?(笑)」→
どちらに立証責任があるのでしょうか?(笑)→そんなものはありませんよね、と
反語的に申し上げたのでした。

(なお、証明が難しいことは、「証明します」と言ったほうが不利になります。
自ら、立証責任を負いますと言っていることになっているからです。すなわち、
どちらとも言えない場合は負けにしてください、と言っていることになるからです。)

そして、ここまで言ったことでおわかりかもしれませんが、証明や実証には、
誰が?という、判定者の問題があります。誰に判定してもらう問題なのでしょう?
また、何をもって実証されたことになるのでしょう? そんな基準はあるのでしょうか?

要するに、私は、判定者や判定基準も無いような問題に証明も実証もナンセンスであり、
結局のところ、各人の「納得」しか無いのではないかと思います。
証明も実証もしようがないけれど、それぞれの人が、酒井先生の話を聞いたりして、
「多読はいいぞ!」と思えば、それでいいんではないかと思います。

〉「学校英語なしのほうが良い」が実証されれば、古川さんだって
〉中1に文法教えないでしょうし、多くの中学高校で導入が促進され易くなります。
〉実際問題、実証することは役に立ちます。

だから、実証はできないと思います。

〉「多読多聴だけでは受験英語はできない」を証明するのは難しいですが、
〉「多読多聴だけで、できるようになる」は、実証できると思いますよ。

そうでしょうか?
「多読多聴だけで、できるようになった人がいる」ということを提示できるとは思います。
しかし、「多読多聴だけで、できるようになる」ことを実証できたことにはならないと思います。
「できるようになった人がいる」例を聞いて、「納得」する人が出てくるということだと思います。

〉例えば、おっしゃるとおり他言語の試みによって、あるいは小学生とか。

そうですね。ただ、「実証」はできません。

それと、英語の場合は、大学受験までのどこかの時点で必ず「習って」しまうようになっているので、
「純粋に多読だけで大学受験ができる」例が出てくるのは難しいと思います。

〉〉結果を出さないといけない人が、100%身をゆだねられるような要素は、
〉〉酒井先生の言ってる多読には無いし、これからも無いでしょう。

〉怪しい壺の購入効果は測定不能ですけど、英語力が伸びるってのは、そこまで
〉測定不能なことではないですから、「これからもない」ってことはないんじゃない
〉でしょうか?

「絶対に多読だけで大丈夫ですか?」と聞かれて、「絶対に大丈夫です」と保障できることは
永遠にないでしょうという意味でした。
「英語力が伸びる」ぐらいのことだったら、既に多くの人が体験済みなのではないですか?
それでも、多読で必ず英語力が伸びることが「実証された」とは思いませんけれど。

それと、怪しい壷の購入効果ですけれど、これも、心の底からありがたいと思って買った人は、
幸せになれるのかもしれません。
「怪しい」壷だと思っている人には、ありがたくなくて、幸せをもたらさないでしょう。
その人の気の持ち方というか、心の問題がすごく大きいんですよね。
言語習得にしても、主観的な要素がとても大きいと思います。
「ことば」は、そう簡単に測定できるものではなくて、ものすごく曖昧模糊としたもので、
何を良しとするかという、本人の満足感とか幸福感なども絡んでくるので、
ほんとに一概に言えないです。

〉酒井先生はもうちょっと確たるものをもってはるように思いますけど。

そうですね。
酒井先生の理論というか、センスというものは、多読多聴が良いということを
確として嗅ぎ取って、いわゆる学校文法はダメであると断固として言っておられます。
私も、酒井先生のおっしゃることに、なるほど、そうだろうなぁと、
自分の英語経験に照らして感じています。
しかし、この問題は、「実証」になじまない問題だと思います。
それに、これはほんとうにひとりひとりの問題で、どう思って、何を選択するかは
最終的には各人の勘みたいなものになってくると思います。
酒井先生は、ご自身の考えから、You don't know what you're missing!!とばかり、
こんなふうにすればもっと楽しくラクに英語ができるようになるんだよー!!
と訴えておられるわけですが、よけいなお世話だよ、という人は、それでいいんだとおもいます。
人それぞれ性格も違えば、何もかも違いますからね。

ただ、物事にはプラシーボ効果というか、それを信じてるとどんどん効果が上がるってこともあります。
ただの粉を飲んでるのに、薬と思ってるから、病気が治るようなものです。
なので、あんまり何でも疑ってかかると、自分の上達の妨げになる面はあるのかもしれません。

〉ではでは。

私の思うところをきちんとご説明できているか、はなはだ心もとありませんが・・・

ではでは!


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[脱帽] 1175. えーと、白旗(笑)

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/21(10:00)

------------------------------

たかぽんさん、こんにちは。

繰り返しますが、私は証明を求めてないですよ?
ともあれ、実証という言葉を軽々しく使ってごめんなさい。
使い方を間違ってたようですね。「実証できる」は撤回します。

「提示」はできるってことですので、
1156の投稿は、全ての「実証」を「提示」に置換して読んでいただければと思います。あまり趣旨は変わりません。
その上で、またコメントあればよろしくお願いいたします。

英語の場合の実例としては、帰国子女の方でもよいかもと思います。

ではでは


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[脱帽] 1177. Re: えーと、白旗(笑)

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/21(11:56)

------------------------------

yamasinaさん、こんにちは!

〉「提示」はできるってことですので、
〉1156の投稿は、全ての「実証」を「提示」に置換して読んでいただければと思います。あまり趣旨は変わりません。
〉その上で、またコメントあればよろしくお願いいたします。

いえいえ。特にありません。
これは酒井先生とゆっくり話し合われたほうがよい問題だと思いましたので、
あとは酒井先生にゆだねます。   (さかぽん、ごめんなー(笑))

ではでは!


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1185. そんなつれないこと言わないで

お名前: yamasina
投稿日: 2007/3/22(14:51)

------------------------------

たかぽんさん、こんにちは。

"たかぽん"さんは[url:kb:1177]で書きました:
〉いえいえ。特にありません。
〉これは酒井先生とゆっくり話し合われたほうがよい問題だと思いましたので、
〉あとは酒井先生にゆだねます。   (さかぽん、ごめんなー(笑))

そんなこと言わずに「英語の獲得」とは何ぞやトーク(笑)に
参加してくださいよ。いつまで続くかわかりませんけど。

ではまた


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1186. Re: そんなつれないこと言わないで

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/22(17:47)

------------------------------

yamasinaさん、こんにちは!

〉そんなこと言わずに「英語の獲得」とは何ぞやトーク(笑)に
〉参加してくださいよ。いつまで続くかわかりませんけど。

いやー、『「英語の獲得」とは何ぞや』に、あまり興味がないので・・・
それはもう、それぞれの人に、「こうなりたい」像があるんじゃないでしょうか。

私個人は、しおさんとか、sakigoroさんとか、はまこさんとか、まつかわさんとか、
みちるさんとか、慈幻さんとか、Julieさんとか、MOMAさんとか、akoさんとか、
柊さんとか、パピイさんとか、○○さんとか、AMINOさんとか、たこ焼ぽんさんとか、
冠者猫さんとか、(順不同)、ここには挙げきれませんけれど、たくさんの方々のお話を聞いて、
すごいなーすごいなー、あんなふうになりたいなー、とパワーをいただきながら
多読を進めています。

多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、
ぐらいに思っています。
これもまたひとつの出会いなので。

つれなくてごめんなさいね。(笑)
ではでは〜


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1188. 漢字まちごうてるでぇ(笑)。

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/22(19:49)

------------------------------

"たかぽん"さんは[url:kb:1186]で書きました:
〉yamasinaさん、こんにちは!

〉私個人は、しおさんとか、sakigoroさんとか、はまこさんとか、まつかわさんとか、
〉みちるさんとか、慈幻さんとか、Julieさんとか、MOMAさんとか、akoさんとか、
〉柊さんとか、パピイさんとか、○○さんとか、AMINOさんとか、たこ焼ぽんさんとか、
〉冠者猫さんとか、

漢字まちごうてるでぇ(笑)。
あっ、わしもSakigoro師匠みたいになりたいです。

〉すごいなーすごいなー、あんなふうになりたいなー、とパワーをいただきながら
〉多読を進めています。

なにをおっしゃいますやら。
たかぽんはんもムッチャ読んではりまっせ!

〉多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、
〉ぐらいに思っています。

まあ所詮多読は本を読むだけですから。
読めてるのかどうかなんて指図されたないですしねえ。
しかも日本語の本を読んで、
”国語力がついたなあ”ってあんまり考えてませんからね。
”ワシ漢字知らんなあ”っちゅうのはありますけど(笑)。

”諸国民の富”読んで、本談義しましょう。では。


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[脱帽] 1192. Re: 漢字まちごうてるでぇ(笑)。

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/3/22(23:06)

------------------------------

yamasinaさん、たかぽんさん、杏樹さん、Tinyさん、間者猫さん、こんばんは!
なにがなにやらすっかりわからなくなっているさかい@tadoku.orgです・・・

〉"たかぽん"さんは[url:kb:1186]で書きました:
〉〉yamasinaさん、こんにちは!

〉〉私個人は、しおさんとか、sakigoroさんとか、はまこさんとか、まつかわさんとか、
〉〉みちるさんとか、慈幻さんとか、Julieさんとか、MOMAさんとか、akoさんとか、
〉〉柊さんとか、パピイさんとか、○○さんとか、AMINOさんとか、たこ焼ぽんさんとか、
〉〉冠者猫さんとか、

〉漢字まちごうてるでぇ(笑)。
〉あっ、わしもSakigoro師匠みたいになりたいです。

〉〉すごいなーすごいなー、あんなふうになりたいなー、とパワーをいただきながら
〉〉多読を進めています。

〉なにをおっしゃいますやら。
〉たかぽんはんもムッチャ読んではりまっせ!

〉〉多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、
〉〉ぐらいに思っています。

〉まあ所詮多読は本を読むだけですから。
〉読めてるのかどうかなんて指図されたないですしねえ。

そうそう、やりたくない人にやれといったことはないのですよ、そもそも。

そうそう、大学で何年か前に英語の同僚が「酒井さんの多読の授業は
うまくいっているようなので、1年生全員に多読をやらせたらどうか」
という提案があって、ぼくはそれはやめてくださいと言ったのでした。
選べるから成果があるんで、全員必修なんてことになったら
多読に「乗る」人はほんとに少なくなってしまうだろうと思った。

〉しかも日本語の本を読んで、
〉”国語力がついたなあ”ってあんまり考えてませんからね。
〉”ワシ漢字知らんなあ”っちゅうのはありますけど(笑)。

〉”諸国民の富”読んで、本談義しましょう。では。

もうすぐですね、発売日! (あ、3月20日だったか?)

いやそういうことを書こうとしたのではなくて・・・
実証と根拠ということについて書こうと・・・

もうはっきりしたようですが、実証は無理ですね。
なにしろ言葉の正体が判明していないのだから、
言葉の獲得の実証というのは演繹的な意味でも、帰納的な意味でも
ありえないでしょう。

でも正体はわかっていなくても、わたしたちは「あ、この人の
話はわかりやすい」とか、「この人の日本語は変だ」とか、
わかりますね。

それとおなじような「勘」を働かせて、
「Sくんは多読だけで受験に成功した」
と判断することは可能だと思います。

Sくんに働いた学校英語の影響の大きさ(小ささ)を
「なんとなく」判断しているしているわけですね。
これは誇大宣伝ではないとぼくは思っています。

誇大宣伝かどうかは、「ひとのおかずを取るようなサカイ」、
「いつもとんでもないことを掲示板にかいているサカイ」を
みなさんがどう判断するか次第ですね。
根拠について、いちばん大事なのはこうした「勘」だと思います。

ぼくとしてはどう判断されようとかまわない。
みなさんが、サカイにどういう「勘」を働かせるか、つまり
サカイを掲示板で知っている人が誇大宣伝だと判断しようと、
本当かもしれないとはんだんしようと、それはぼくの力の
及ぶところではありません。というか、それはもう
「Sくんは多読だけで受験に成功した」と書く前に
そこまでのサカイの実績でどう判断されるか決定済みのことですね。

誇大宣伝ととられかねませんという、yamasinaさんのご心配は
ありがたいのですが、ぼくはこの掲示板の人たちが大事なのであって、
だからこの掲示板に書いているのであって、この掲示板をふらっと
読みに来た人が誇大宣伝と思おうと、どうしようと、すこしも
気になりません。そういう掲示板外の「一般の人たち」のことを
気にしたら「ほぼ」とか「ほとんど」とか「おおむね」とかいった
形容詞(副詞?)修飾部分が問題になるのかもしれませんが、
そういう人たちのことはぼくはとりあえず気にしないので
一般的に受け入れられる表現をする気にならないのです。
ぼくが誇大宣伝をする人間かどうか、「勘」でわかっている
人たちだけがぼくのいうことを聞いてくれればいい・・・

「勘」だけが根拠というのでは、あまりに納得できないという
ことであれば、もう一つ、「疫学的調査」という根拠を挙げます。

これはご存じでしょうか、要するに演繹的にはもちろん、
帰納的にも評価が不可能というときに、統計的に「真実」を
あぶり出そうとする方法ですね。

つまり「サカイ」とか、「たむさん」といった一人の人間の
「勘」は信用できないという緊急事態を想定して、
数で攻めようという・・・

疫学的調査はたとえばカロチンの健康への影響とか、
緑茶とガンの関係とかを調べるために、何万人という人を
10年も20年も追いかけるやつです。

これはなにしろ数が多いし、期間が長いので、信頼性はかなりあると
思いますが、別にこの掲示板ではそんな大がかりなものに頼ることは
ない! 長年知り合った、信頼できる人が観察して報告してくれる
ことを「根拠」に自分のやり方を決めるということで、
十分だと思います。

とりあえず、ここまで・・・ yamasinaさん、みなさん、また
質問をお待ちしています!


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1199. Re: 漢字まちごうてるでぇ(笑)。

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/23(00:32)

------------------------------

あんな大胆な間違い方、わざとと違いますやろか。なにしろたかぽんはいちびりやさかいな。

さて、酒井先生、こんにちは。

〉疫学的調査はたとえばカロチンの健康への影響とか、
〉緑茶とガンの関係とかを調べるために、何万人という人を
〉10年も20年も追いかけるやつです。

〉これはなにしろ数が多いし、期間が長いので、信頼性はかなりあると
〉思いますが、別にこの掲示板ではそんな大がかりなものに頼ることは
〉ない! 長年知り合った、信頼できる人が観察して報告してくれる
〉ことを「根拠」に自分のやり方を決めるということで、
〉十分だと思います。

で、Tinyさんのように英語を「英語のまま」わかるようになるほど勉強をしてきた人が多読をしたらどんな効果があるか、考えてもらえませんか。私では納得してもらえそうにありません。


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[♪] 1208. Re: 漢字まちごうてるでぇ(笑)。

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/23(23:56)

------------------------------

杏樹さん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

〉あんな大胆な間違い方、わざとと違いますやろか。なにしろたかぽんはいちびりやさかいな。

〉さて、酒井先生、こんにちは。

〉〉疫学的調査はたとえばカロチンの健康への影響とか、
〉〉緑茶とガンの関係とかを調べるために、何万人という人を
〉〉10年も20年も追いかけるやつです。

〉〉これはなにしろ数が多いし、期間が長いので、信頼性はかなりあると
〉〉思いますが、別にこの掲示板ではそんな大がかりなものに頼ることは
〉〉ない! 長年知り合った、信頼できる人が観察して報告してくれる
〉〉ことを「根拠」に自分のやり方を決めるということで、
〉〉十分だと思います。

〉で、Tinyさんのように英語を「英語のまま」わかるようになるほど勉強をしてきた人が多読をしたらどんな効果があるか、考えてもらえませんか。私では納得してもらえそうにありません。

はは・・・
いえ、その・・・
また、威圧的って言われそうな気がするので、
口が重くなりますねえ・・・

でもまあやってみるか・・・

たとえば多読学会の役員でもあるある大学の英文学の先生が、
米国に留学されたあとのことですが、これ以上は伸びないだろうと
思っていた読む力がやさしい本の多読(多読クラスのために読んでいた)
で、読むのが速くなったと述懐しておられますね。

英語を英語のままわかるようになったというTinyさんは、
なぜ多読に向かったんでしょうね? 多読に何を求めたのか?
それ次第では多読の役割もあると思いますが、
ここで急にTinyさんに振るのかな?

Tinyさん、英語を英語のまま理解できているなら、
もう多読なんてやらなくてもいいのでは? と思う人は
いっぱいいると思いますが、その辺の疑問を解いてくださいな。

あ、それから多読のいちばんの特長が「英語を英語のまま理解すること」
だけとはぼくには思えないなあ・・・ それだけだったら
辞書と文法でもある程度までは行くからなあ・・・
ぼくが見てきた日本人の英語の先生たちもほとんどは、
英語を読むときいちいち日本語に訳しているとは思えない。
でも、英語ができると思える人はほとんどいないものなあ・・・
あ、ぼく自身も入れてですよ。ぼくも辞書と文法の影響を
まだ色濃く残しているので。(間者猫さんがよくいうんです。
酒井さんは多読してないって。それは本当。)
たおてば英和辞典を作っている人たちは英語を一生懸命「勉強」し
続けている人たちだろうけど、それでも大きくずれているし・・・

やっぱり多読のいちばんの特長は「物語の力」かな?


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1211. また名前がある。やれやれ

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/24(01:39)

------------------------------

こんばんは
名前があったので来ました。

杏樹さんへ
勝手に名前をださないでください。名前を見つけたら書かずには
いられない性分なので。

〉英語を英語のままわかるようになったというTinyさんは、
〉なぜ多読に向かったんでしょうね? 多読に何を求めたのか?
〉それ次第では多読の役割もあると思いますが、
〉ここで急にTinyさんに振るのかな?

「快読100万語!ペーパーバックへの道」を読んで
語彙が増えると思ったからです。本を読んだだけで語彙が増えたら
楽なので。辞書を引きながら本を読むと語彙は増えますが
大変ですから。
p88, p240あたりを読むと「多読をすれば語彙が増える」と書いて
あるようにとれます。

〉Tinyさん、英語を英語のまま理解できているなら、
〉もう多読なんてやらなくてもいいのでは? と思う人は
〉いっぱいいると思いますが、その辺の疑問を解いてくださいな。

・精読で全ての本を読むのは大変。
・とりあえず多読の方法で読んでみて面白かったら精読。
・ボキャビルで覚えた単語が本の中ででてくると定着が良い。
(たくさん読めば遭遇する頻度は高くなります。)

以上理由です。


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1237. すみませんねえ

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/25(00:45)

------------------------------

Tinyさん、こんにちは。

〉杏樹さんへ
〉勝手に名前をださないでください。名前を見つけたら書かずには
〉いられない性分なので。

すみません。でも酒井先生の意見を聞いてみたかったので。

〉〉Tinyさん、英語を英語のまま理解できているなら、
〉〉もう多読なんてやらなくてもいいのでは? と思う人は
〉〉いっぱいいると思いますが、その辺の疑問を解いてくださいな。

〉・精読で全ての本を読むのは大変。
〉・とりあえず多読の方法で読んでみて面白かったら精読。
〉・ボキャビルで覚えた単語が本の中ででてくると定着が良い。
〉(たくさん読めば遭遇する頻度は高くなります。)

〉以上理由です。

だったら「私はこういうスタイルで「多読」しています」ということを書いたほうがいいと思うんですけど。「多読は効果がなかった」と書くよりも「自分はこうしている」と書いたほうが建設的ですし、議論を呼ばずに済みます。
別のレスでも書きましたが、多読はみんなが好きなように進めていって、「標準」的な方法、「快読100万語!」に書いてある方法からはずれた人も出ます。それでも続けていればそれは「その人のケース」として認識されるようになっていきます。
「英語のレベルがものすごく高くて、多読をしても語彙は増えない、楽しくない、でも上記の理由で多読はしています、というケース」として認識されたら迷惑でしょうか。


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1240. Tiny さん、名前を出してごめんなさい

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/25(01:56)

------------------------------

"杏樹"さん、Tiny さん みなさん こんにちは!

〉だったら「私はこういうスタイルで「多読」しています」
>ということを書いたほうがいいと思うんですけど。
>「多読は効果がなかった」と書くよりも「自分はこうしている」
>と書いたほうが建設的ですし、議論を呼ばずに済みます。

Tinyさんは、「英英辞書を積極的に活用して、多読を楽しんでいる」
タドキストの方だと思います。

「(英英)辞書を積極的に活用して、多読を楽しむような人は
タドキストではない」、「辞書をひかなければ、どんどん英語力が
伸びる」っていう雰囲気が掲示板では支配的なので、
ああいう言い方をされただけなのではないかと
(勝手に)思っています。

掲示板読者のみなさんへ

  「掲示板での多読指導」は、参加者がみんな無料でボラン
ティアでやっているものであり、あくまで大人に対して「ひとつ
の方法」を提案しているだけです。「それをどう利用するか」は
みなさん個人の問題で、多読に足りないところがあれば、みなさ
んの判断で自由に補っていただけばよいと思っています。

ですので、私たちのすすめる多読方式が自分に合わないと思えば、
やらなくてもよいし、自分用にアレンジして代えてかまわないも
のです。各自が行っている多読について私たちは誰も責任をとれ
ないですし、そんな立場ではないです。

ですから、みなさんには、自分の選択で自分にアレンジした多読
をし各自ていただきたいと思います。

もちろん、多読をしていく上で、いろいろな疑問がおこることが
あるでしょう。それに対して、先輩としての経験にもとづいた意
見を私自身もこれからもしていくつもりですし、今後もいろんな
方が自分なりの意見を述べていくでしょう。

みなさんは、それに納得できれば取り入れればよいし、納得でき
なければ、取り入れる必要はありません。

(でも、だまされたと思って、30万語位は読んでもらいたいですが)

多読が面白いと思われれば続ければ良いし、つまらない、役に
たたないと思えばやめればよいのです。

(でも、多読は楽しいですから、一人でも多読をする仲間は 
 増えて欲しいですが。)

Tiny さんへ

かってに名前を出してしまってすみません。
私には、Tinyさんも大事なタドキストです。


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1242. Re: すみませんねえ

お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/3/25(10:52)

------------------------------

杏樹さん こんにちは

〉だったら「私はこういうスタイルで「多読」しています」ということを書いたほうがいいと思うんですけど。「多読は効果がなかった」と書くよりも「自分はこうしている」と書いたほうが建設的ですし、議論を呼ばずに済みます。

「自分はこうしている」と書いています。
*「オフ」掲示板10903
*「1000万語」の掲示板60
*「はじめまして」の掲示板5380 書いてある箇所へのリンクのみ

3つのうち、上から2つの投稿は杏樹さんは読まれている筈です。その上での言葉ですか?
それとも読まずに返答されていますか?

私には自分の結果を報告する自由があるはずです。(書き方も含めて)
ガイドラインに違反してはいません。別に特定の誰かを避難している
わけでもありません。あくまで結果です。
その投稿をどう読むか、それについて投稿するのもその人の自由です。
議論するのも自由な筈です。(勝手に他人の名前を出さないとか
管理人の指示に従うという前提ですが)
できれば書いてある事はきちんと読んでからに欲しいですけど。

〉別のレスでも書きましたが、多読はみんなが好きなように進めていって、「標準」的な方法、「快読100万語!」に書いてある方法からはずれた人も出ます。それでも続けていればそれは「その人のケース」として認識されるようになっていきます。
〉「英語のレベルがものすごく高くて、多読をしても語彙は増えない、楽しくない、でも上記の理由で多読はしています、というケース」として認識されたら迷惑でしょうか。

一点事実と違う点があります。
「英語のレベルがものすごく高くて」・・・まったく違いますから。
質問の意図がわからないので返答のしようがありません。


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1261. Re: すみませんねえ

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/3/27(00:58)

------------------------------

Tinyさん、こんにちは。

〉〉「英語のレベルがものすごく高くて、多読をしても語彙は増えない、楽しくない、でも上記の理由で多読はしています、というケース」として認識されたら迷惑でしょうか。

〉一点事実と違う点があります。
〉「英語のレベルがものすごく高くて」・・・まったく違いますから。
〉質問の意図がわからないので返答のしようがありません。

多読をする前にすでに英語が英語のまま理解できていて、Grammer in Useもすでにやっていて、映画を字幕なしで見ている、というのは相当なレベルに思います。TinyさんにはTinyさんの理想的な英語レベルがあって、それにはまだ足りないと思っているかもしれませんが。
多読を始める人は、PGR0を読んで「英語の本なのに読めた!」と感激するレベルだったり、ORTがちょうどよかったり、英語の勉強をいろいろして挫折したり、訳語を覚えたり訳読をするのが英語が出来ることだと思ってたり、そんな人がたくさんいます。そういう人たちが「こうなったらいいな」と思い描くようなレベルに、多読前に到達してたというのがすごいです。
すぐ下で間者猫さんが書いてるように「そんなん、普通の人できまへんでぇ」というレベルです。
PGR0で「英語の本が読めた!」と喜んでいるところから始めた私のようなレベルで「すごい」と言われても納得できないかもしれませんが。
それだけの英語力のある人とPGR0レベルで始めた私とではやっぱり話がかみ合わないのかな、多読をしている仲間、という意識でいたらまずいのか、という気がしてきたので、それが「迷惑」の意味です。yes,noで答えるような「質問」ではなくて、「…かな?」程度の素朴な疑問です。


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1221. 先生、ワシらの遊び場をはよ作ってくださいね。

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/24(15:24)

------------------------------

"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1208]で書きました:
〉杏樹さん、こんばんは!
〉さかい@tadoku.orgです。

〉たとえば多読学会の役員でもあるある大学の英文学の先生が、
〉米国に留学されたあとのことですが、これ以上は伸びないだろうと
〉思っていた読む力がやさしい本の多読(多読クラスのために読んでいた)
〉で、読むのが速くなったと述懐しておられますね。
〉あ、それから多読のいちばんの特長が「英語を英語のまま理解すること」
〉だけとはぼくには思えないなあ・・・ それだけだったら
〉辞書と文法でもある程度までは行くからなあ・・・

先生、そんなん普通の人できまへんでぇ(笑)。

〉ぼくが見てきた日本人の英語の先生たちもほとんどは、
〉英語を読むときいちいち日本語に訳しているとは思えない。
〉でも、英語ができると思える人はほとんどいないものなあ・・・
〉あ、ぼく自身も入れてですよ。ぼくも辞書と文法の影響を
〉まだ色濃く残しているので。(間者猫さんがよくいうんです。
〉酒井さんは多読してないって。それは本当。)

英語にしろ日本語にしろ
文章を読んだ瞬間分かっていることがよくありますから
日本語で理解なのか、英語で理解なのかは分かりませんです。
でもそんなんいちいち考えとったら本読めませんしね。
読んで面白かったらそれでええんちゃいますか?
もちろん面白くない本もあって、最後まで読んで
”全然面白くなかった(怒)”ってのもありますけど。

〉やっぱり多読のいちばんの特長は「物語の力」かな?

たしか井上ひさしさんが
人間は言葉で世界を作るっておっしゃっていたような気がします。
また調べておきますね。

では。


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[チェック] 1226. そう、このこと・・・Re: 先生、ワシらの遊び場をはよ作ってくださいね。

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/24(22:38)

------------------------------

間者猫さん、こんばんは!

〉"酒井@快読100万語!"さんは[url:kb:1208]で書きました:
〉〉杏樹さん、こんばんは!
〉〉さかい@tadoku.orgです。

〉〉たとえば多読学会の役員でもあるある大学の英文学の先生が、
〉〉米国に留学されたあとのことですが、これ以上は伸びないだろうと
〉〉思っていた読む力がやさしい本の多読(多読クラスのために読んでいた)
〉〉で、読むのが速くなったと述懐しておられますね。
〉〉あ、それから多読のいちばんの特長が「英語を英語のまま理解すること」
〉〉だけとはぼくには思えないなあ・・・ それだけだったら
〉〉辞書と文法でもある程度までは行くからなあ・・・

〉先生、そんなん普通の人できまへんでぇ(笑)。

そう、本当には、できない・・・
でも、表面的な理解でよければ、辞書と文法でも「ある程度」はできる。

英語の先生というのはほとんどが、超人的な努力でその「ある程度」を
達成して、「自分は英語ができる!」と思っている!

〉〉ぼくが見てきた日本人の英語の先生たちもほとんどは、
〉〉英語を読むときいちいち日本語に訳しているとは思えない。
〉〉でも、英語ができると思える人はほとんどいないものなあ・・・
〉〉あ、ぼく自身も入れてですよ。ぼくも辞書と文法の影響を
〉〉まだ色濃く残しているので。(間者猫さんがよくいうんです。
〉〉酒井さんは多読してないって。それは本当。)

〉英語にしろ日本語にしろ
〉文章を読んだ瞬間分かっていることがよくありますから
〉日本語で理解なのか、英語で理解なのかは分かりませんです。
〉でもそんなんいちいち考えとったら本読めませんしね。
〉読んで面白かったらそれでええんちゃいますか?
〉もちろん面白くない本もあって、最後まで読んで
〉”全然面白くなかった(怒)”ってのもありますけど。

「おもしろかった」「つまらなかった」ですませられないのですよ。
ふつーは・・・ なにしろ学校教育の烙印は深いので、
「自分は本当にわかっているんだろうか?」などと考え出す・・・
そういう人はたくさんいます。いや、すべての人の中に、
多かれ少なかれそういう「自己チェック」みたいな機構はあるなじゃ
ないかな?

多読はそういう縛りを解いてくれるのだという気がする。
あ、それがいちばんの特長?

〉〉やっぱり多読のいちばんの特長は「物語の力」かな?

〉たしか井上ひさしさんが
〉人間は言葉で世界を作るっておっしゃっていたような気がします。
〉また調べておきますね。

井上ひさし・・・ いいですね!

で、問題の件名だけど・・・ 
古川さんに遊び場ソフトの入手法を教えてもらって、
準備はできてます、2週間前から。
でもね、公開したら邪魔がすごいと思うので、
(思わぬところから来ると思う)
監視態勢を考えなきゃならない・・・
ただでやってもらうのは悪いし・・・
てなわけで、なかなか進んでいないのですよ。

猫さん、もうちょっと待っててね!


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1248. ぼちぼちいきましょ。

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/25(12:36)

------------------------------

おはようございます。

〉そう、本当には、できない・・・
〉でも、表面的な理解でよければ、辞書と文法でも「ある程度」はできる。

大体、PB数ページで挫折しますね。

〉英語の先生というのはほとんどが、超人的な努力でその「ある程度」を
〉達成して、「自分は英語ができる!」と思っている!

そうなんですか。
誰でも続けられる方法でないと意味が無いと思うのですが。

〉〉〉まだ色濃く残しているので。(間者猫さんがよくいうんです。
〉〉〉酒井さんは多読してないって。それは本当。)

なのに多読を提唱して下さった。
そこが凄い所なんです。

〉「おもしろかった」「つまらなかった」ですませられないのですよ。
〉ふつーは・・・ なにしろ学校教育の烙印は深いので、
〉「自分は本当にわかっているんだろうか?」などと考え出す・・・
〉そういう人はたくさんいます。いや、すべての人の中に、
〉多かれ少なかれそういう「自己チェック」みたいな機構はあるなじゃ
〉ないかな?
〉多読はそういう縛りを解いてくれるのだという気がする。
〉あ、それがいちばんの特長?

そうかもしれません。
でも私は英文を読む時は間違いなく和訳して理解していました。
英語を英語のまま理解する、なんて言われても
きっと意味が分からなかったと思います。

〉で、問題の件名だけど・・・ 
〉古川さんに遊び場ソフトの入手法を教えてもらって、
〉準備はできてます、2週間前から。
〉でもね、公開したら邪魔がすごいと思うので、
〉(思わぬところから来ると思う)
〉監視態勢を考えなきゃならない・・・
〉ただでやってもらうのは悪いし・・・
〉てなわけで、なかなか進んでいないのですよ。

たしかに有意義な議論よりも
無益な誹謗中傷が多いかもしれませんね。
言語獲得の理論構築は、先生がオフ会などで我々を観察、議論しながら
ある程度の形を理念型として提示する方がいいかもしれませんです。

メールだけでも大変だよなあと思いますので、
遊び場はゆっくりやって下さい。
急いては事をし損じるといいますから。

では。


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[賛成] 1257. Re: ぼちぼちいきましょ。

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/3/26(20:44)

------------------------------

猫さん、ありがと!

〉おはようございます。

〉〉そう、本当には、できない・・・
〉〉でも、表面的な理解でよければ、辞書と文法でも「ある程度」はできる。

〉大体、PB数ページで挫折しますね。

〉〉英語の先生というのはほとんどが、超人的な努力でその「ある程度」を
〉〉達成して、「自分は英語ができる!」と思っている!

〉そうなんですか。
〉誰でも続けられる方法でないと意味が無いと思うのですが。

〉〉〉〉まだ色濃く残しているので。(間者猫さんがよくいうんです。
〉〉〉〉酒井さんは多読してないって。それは本当。)

〉なのに多読を提唱して下さった。
〉そこが凄い所なんです。

〉〉「おもしろかった」「つまらなかった」ですませられないのですよ。
〉〉ふつーは・・・ なにしろ学校教育の烙印は深いので、
〉〉「自分は本当にわかっているんだろうか?」などと考え出す・・・
〉〉そういう人はたくさんいます。いや、すべての人の中に、
〉〉多かれ少なかれそういう「自己チェック」みたいな機構はあるなじゃ
〉〉ないかな?
〉〉多読はそういう縛りを解いてくれるのだという気がする。
〉〉あ、それがいちばんの特長?

〉そうかもしれません。
〉でも私は英文を読む時は間違いなく和訳して理解していました。
〉英語を英語のまま理解する、なんて言われても
〉きっと意味が分からなかったと思います。

〉〉で、問題の件名だけど・・・ 
〉〉古川さんに遊び場ソフトの入手法を教えてもらって、
〉〉準備はできてます、2週間前から。
〉〉でもね、公開したら邪魔がすごいと思うので、
〉〉(思わぬところから来ると思う)
〉〉監視態勢を考えなきゃならない・・・
〉〉ただでやってもらうのは悪いし・・・
〉〉てなわけで、なかなか進んでいないのですよ。

〉たしかに有意義な議論よりも
〉無益な誹謗中傷が多いかもしれませんね。
〉言語獲得の理論構築は、先生がオフ会などで我々を観察、議論しながら
〉ある程度の形を理念型として提示する方がいいかもしれませんです。

〉メールだけでも大変だよなあと思いますので、
〉遊び場はゆっくりやって下さい。
〉急いては事をし損じるといいますから。

猫さん、ありがと!


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1203. Re: 部分反応です

お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2007/3/23(08:30)

------------------------------

酒井@tadoku.org先生、おはようございます。

こども式サイト酒井先生のお考えが垣間見えて楽しく拝見しています。

〉〉〉多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、ぐらいに思っています。
〉〉まあ所詮多読は本を読むだけですから。
〉〉読めてるのかどうかなんて指図されたないですしねえ。
〉そうそう、やりたくない人にやれといったことはないのですよ、そもそも。

〉そうそう、大学で何年か前に英語の同僚が「酒井さんの多読の授業は
〉うまくいっているようなので、1年生全員に多読をやらせたらどうか」
〉という提案があって、ぼくはそれはやめてくださいと言ったのでした。
〉選べるから成果があるんで、全員必修なんてことになったら
〉多読に「乗る」人はほんとに少なくなってしまうだろうと思った。

4月から新入生40人に「必修」、(80人選択)の多読授業をしますけれど、私的には、好きな人間がすればいいのだと思っております。授業自体も多読一色ではなく、いままで教科書と精々NHK英語しか見ていない学生に英語世界に触れる時間、チャンスということです。でないと、TOEICの問題集、演習、基準点突破で終わりなのが、現実です。決して安くはない学費を出して、大学で学んでいるなら、まあ英語を英語で理解するとっかかりをと。絵本を授業用に買ってもらったので、Graded Readersから始めるよりは面白がる人間もいるかなあと思っています。

廻りの同僚も、単語集をしっかり覚えた、辞書を引きまくった人が多く、先生の御講演を聴いた後は、そうだったのか!といわれましたが、またゆり戻して???という状態です。最初に単語、その後多読(専門分野ですけれど)多聴をされているわけで。まあよくわからんけれど、でも多読で英語体験を学生に積ませるのは、どちらにしろいいんじゃないかという大まかかつ、いい加減な判断で、いい加減な人間にまかせてGo!となりました。

来年度のシラバスを見ておりますと、英語の先生も、「訳読はしない!」と「英英辞書は引く」「英和辞典をしっかり引く」と様々です。

では、ケセラセラ、お邪魔しました。


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[賛成] 1204. Re: 部分反応です

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/3/23(19:00)

------------------------------

Oh!Mah!Ah!さん、ご無沙汰しております。

〉酒井@tadoku.org先生、おはようございます。

〉こども式サイト酒井先生のお考えが垣間見えて楽しく拝見しています。

あちらはだんだん遠慮なくなって行きそうです・・・
垣間見えているうちが花かもしれませぬ。

〉〉〉〉多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、ぐらいに思っています。
〉〉〉まあ所詮多読は本を読むだけですから。
〉〉〉読めてるのかどうかなんて指図されたないですしねえ。
〉〉そうそう、やりたくない人にやれといったことはないのですよ、そもそも。

〉〉そうそう、大学で何年か前に英語の同僚が「酒井さんの多読の授業は
〉〉うまくいっているようなので、1年生全員に多読をやらせたらどうか」
〉〉という提案があって、ぼくはそれはやめてくださいと言ったのでした。
〉〉選べるから成果があるんで、全員必修なんてことになったら
〉〉多読に「乗る」人はほんとに少なくなってしまうだろうと思った。

〉4月から新入生40人に「必修」、(80人選択)の多読授業をしますけれど、私的には、好きな人間がすればいいのだと思っております。授業自体も多読一色ではなく、いままで教科書と精々NHK英語しか見ていない学生に英語世界に触れる時間、チャンスということです。でないと、TOEICの問題集、演習、基準点突破で終わりなのが、現実です。決して安くはない学費を出して、大学で学んでいるなら、まあ英語を英語で理解するとっかかりをと。絵本を授業用に買ってもらったので、Graded Readersから始めるよりは面白がる人間もいるかなあと思っています。

それはもうまちがいないと、電気通信大学の経験では、考えます。

〉廻りの同僚も、単語集をしっかり覚えた、辞書を引きまくった人が多く、先生の御講演を聴いた後は、そうだったのか!といわれましたが、またゆり戻して???という状態です。最初に単語、その後多読(専門分野ですけれど)多聴をされているわけで。まあよくわからんけれど、でも多読で英語体験を学生に積ませるのは、どちらにしろいいんじゃないかという大まかかつ、いい加減な判断で、いい加減な人間にまかせてGo!となりました。

このところ揺り戻しがあちこちで起きております。
やはりね、というところで、ぼくは「こども式」サイトで
揺り戻しに抵抗しようと思っています。

いい加減な人間がいい加減にのらりくらり歩んでいると
思いがけなく遠くまで行ける・・・と思っています。

〉来年度のシラバスを見ておりますと、英語の先生も、「訳読はしない!」と「英英辞書は引く」「英和辞典をしっかり引く」と様々です。

でしょうね。たくさん見てきました。
揺り戻しで引き戻される人は一定の割合でいるもので、
それは多読の裾野が広がったのだから当然です。

〉では、ケセラセラ、お邪魔しました。

大好きです、あの歌。
ケセラセラを気持ちの底に置いておくと、
たいていのことはしのげますね。
ひょっとするとぼくの一生のテーマ・ソングか?

Oh!Mah!Ahさん、またお話ししましょう!


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1254. Re: ほんまやなぁ(笑)。

お名前: はまこ
投稿日: 2007/3/25(22:02)

------------------------------

にゃーさん、たかぽんさん、yamasinaさん、皆さん、こんにちは。はまこです。
 
 
〉〉私個人は、しおさんとか、sakigoroさんとか、はまこさんとか、まつかわさんとか、
〉〉みちるさんとか、慈幻さんとか、Julieさんとか、MOMAさんとか、akoさんとか、
〉〉柊さんとか、パピイさんとか、○○さんとか、AMINOさんとか、たこ焼ぽんさんとか、
〉〉冠者猫さんとか、
〉漢字まちごうてるでぇ(笑)。
〉あっ、わしもSakigoro師匠みたいになりたいです。

(Sakigoroさん最近見かけませんねぇ。淋しいな。)

たか師様、そうそうたるメンバーの末席にわたくしめの名前もついでに
連ねていただけるなど光栄至極でございますです。

雑談の横入りで失礼します。
今月の初め頃でしたか、たか師を見つけたらぜひともお礼を言わねばー
とずっと思っていたところ、「英語で読みたいかな」の投稿を見つけました。
なんかかしこい人がかしこい話をしてる〜、と思っているうちに
あれよあれよとかしこき人々がつどいつどいて盛り上がってたので、
声をかけそびれてしまいました。
なんやかやと読みそびれてしまいましたが、たこ師だけではなく
にゃー師の投稿も見かけたときには読むので、
ここらへん〜と思い書かせてもらいます。
 
  
  
ありがとうね。

これが言いたかったの。

好き。

これも言いたかったの。

あ、もちろん男女の恋愛がらみの話ではありませんので
あしからず(笑)

にゃーさんも好き。
yamasinaさんも好き。
みんな好き。

英語で言ったら「I love you」だなーと思いながら、
日本語で言うと「好き」がぴったりかな。

(この頃心の壁がさらにどんどん下がっているから、
大丈夫かなーと思ってたけど、何だか大丈夫みたい。)

あ、なんで「ありがとう」といいたかったかというと、
たか師とたこ師に導いてもらったのが大きなきっかけで
(雑談の広場で「私は母だなー」とか言ってた頃の話ね)
さらにえらいことが私の中で起こりつづけて、
なんだかずいぶん変わりました。
人生観とか。時間や空間の捉え方とか。物の見え方とか。
まだまだ途中なんだけど、遠くまできたなぁ、という気もするし。

たか師、たこ師と書いたけど、私にとっては掲示板(だけじゃないけど)の
皆さん全てが「師」なんだなぁとしみじみ思うわけです。
ありがたいなぁ。幸せだなぁ。です。
皆様これからもご指導くださいませませ。

ところで、今までここの掲示板って「森」みたいなイメージで、
いろんな人がいろんなところで思いを発すると、
直接だったり、いろいろと反響しあった後にやってきたものを
私が受け取って、わかる。

同じように本という場所だったり、家族や友だちやその他のコミュニティだったり
そういうものが別々に存在していて、私はそれぞれからわかるんだ、
と思っていたんだけど、それってイメージの中での目が近すぎたなー、と
古代インドの聖典「ヴェーダ」の一節を読んで(もちろん日本語訳。)
ガーン!でした。
 

インドラの網
 宇宙には、
 無限の網がはりめぐらされている。
 横糸は空間。
 縦糸は時間。
 糸の交差する点の一つ一つにそれぞれの人間がいる。
 一人一人の人間は水晶の玉である。
 大いなる神の光は、
 水晶の玉すべてを照らし、貫いている。
 水晶の玉はみな、
 網の上のほかのすべての水晶の光だけでなく、
 宇宙全体のあらゆる光の反射の反射をも、
 すべて反射している。
       (DREAM HEALER/ADAM著/ケイ・ミズモリ監修/杉本詠美訳より)

これを読んだ時、私の意識も一気に空間に投げ出されて、
俯瞰図を一緒に眺めている感覚があって、
「なるほどー、すべて繋がっている」と納得したの。
余談ですが:余談しかしてないけど(笑)
この本を読んだ時、「私の中の限界はまだまだつけなくっても大丈夫!」
と勇気付けられたのです。詳しい話をすると長いのではしょりますが。
雑談の広場じゃないしね。あ、そもそも英語の話じゃない(笑)
掲示板とタドキストの皆さんへ感謝している話だと受け取って
もらえると嬉しいです。

いつも通りだーっと書き綴りました。
いつも通りわかりづらい文章だったらごめんしてねー。
 
 
〉〉すごいなーすごいなー、あんなふうになりたいなー、とパワーをいただきながら
〉〉多読を進めています。

〉なにをおっしゃいますやら。
〉たかぽんはんもムッチャ読んではりまっせ!

ほんまやねぇ。

〉〉多読に何か感じるものがある人はやればいいし、そうでない人はやらなければいいし、
〉〉ぐらいに思っています。

〉まあ所詮多読は本を読むだけですから。
〉読めてるのかどうかなんて指図されたないですしねえ。
〉しかも日本語の本を読んで、
〉”国語力がついたなあ”ってあんまり考えてませんからね。
〉”ワシ漢字知らんなあ”っちゅうのはありますけど(笑)。

〉”諸国民の富”読んで、本談義しましょう。では。

富は無限。
愛は無限。

限が無っていいなー。
本談義からはずれちゃった(^^)

ではでは〜。


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1258. Re: ほんまやなぁ(笑)。

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/26(22:32)

------------------------------

はまこさん、こんばんは。 たかぽんです。

(「たか師」は、横山たかしひろしみたいですわ… あ、いや、たかしさん好きやけど。)

観蛇猫さん、おおきにー! 諸国民の富ってもう出てます?

〉あ、もちろん男女の恋愛がらみの話ではありませんので
〉あしからず(笑)

えらい念入りにことわるねぇ。(笑)

〉あ、なんで「ありがとう」といいたかったかというと、
〉たか師とたこ師に導いてもらったのが大きなきっかけで
〉(雑談の広場で「私は母だなー」とか言ってた頃の話ね)
〉さらにえらいことが私の中で起こりつづけて、
〉なんだかずいぶん変わりました。
〉人生観とか。時間や空間の捉え方とか。物の見え方とか。
〉まだまだ途中なんだけど、遠くまできたなぁ、という気もするし。

はま師の変わり方って、なんだかcosmic。(笑)
心開けばこんなに変われるんだなぁと思って見させてもらってる。おおきに!

〉たか師、たこ師と書いたけど、私にとっては掲示板(だけじゃないけど)の
〉皆さん全てが「師」なんだなぁとしみじみ思うわけです。
〉ありがたいなぁ。幸せだなぁ。です。
〉皆様これからもご指導くださいませませ。

〉ところで、今までここの掲示板って「森」みたいなイメージで、
〉いろんな人がいろんなところで思いを発すると、
〉直接だったり、いろいろと反響しあった後にやってきたものを
〉私が受け取って、わかる。

〉同じように本という場所だったり、家族や友だちやその他のコミュニティだったり
〉そういうものが別々に存在していて、私はそれぞれからわかるんだ、
〉と思っていたんだけど、それってイメージの中での目が近すぎたなー、と
〉古代インドの聖典「ヴェーダ」の一節を読んで(もちろん日本語訳。)
〉ガーン!でした。
〉 

〉インドラの網
〉 宇宙には、
〉 無限の網がはりめぐらされている。
〉 横糸は空間。
〉 縦糸は時間。
〉 糸の交差する点の一つ一つにそれぞれの人間がいる。
〉 一人一人の人間は水晶の玉である。
〉 大いなる神の光は、
〉 水晶の玉すべてを照らし、貫いている。
〉 水晶の玉はみな、
〉 網の上のほかのすべての水晶の光だけでなく、
〉 宇宙全体のあらゆる光の反射の反射をも、
〉 すべて反射している。
〉       (DREAM HEALER/ADAM著/ケイ・ミズモリ監修/杉本詠美訳より)

〉これを読んだ時、私の意識も一気に空間に投げ出されて、
〉俯瞰図を一緒に眺めている感覚があって、
〉「なるほどー、すべて繋がっている」と納得したの。
〉余談ですが:余談しかしてないけど(笑)
〉この本を読んだ時、「私の中の限界はまだまだつけなくっても大丈夫!」
〉と勇気付けられたのです。詳しい話をすると長いのではしょりますが。
〉雑談の広場じゃないしね。あ、そもそも英語の話じゃない(笑)
〉掲示板とタドキストの皆さんへ感謝している話だと受け取って
〉もらえると嬉しいです。

ヴェーダか・・・
う〜ん。いま読んでるDeepak Chopraさんの世界そのものではないか。(笑)
世界はつながっていて、世界は自分だし、自分は世界だし。
っていうこと、毎日のように唱えている。(笑)
でも、読んだ時に、意識が「一気に空間に投げ出され」るのが、はま師らしいし、
すごいなー。私はまだ投げ出されない。毎日唱えて、ちょっとずつちょっとずつ、
感覚できるようになってきた、かな?
でも、はま師をはじめ、皆さんに導かれて、ここまで来たって感じはすごくする。
いま、こうして在るのは、皆さんのおかげ。
ありがとうございます。

あ。限界なんて、まだまだまだまだ、つけなくってよいでしょう?

〉いつも通りだーっと書き綴りました。
〉いつも通りわかりづらい文章だったらごめんしてねー。

ごめんしなくてよかった。わかりやすかったよ。(笑)
 
 
ありがとうね。和ませてもらった。(笑)
ではではね〜


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1262. Re: ほんまやなぁ(笑)。

お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2007/3/27(06:27)

------------------------------

"はまこ"さんは[url:kb:1254]で書きました:
〉にゃーさん、たかぽんさん、yamasinaさん、皆さん、こんにちは。はまこです。

はま師、かたぽん、みなさんおはようございます。
  
〉ありがとうね。
〉これが言いたかったの。
〉好き。
〉これも言いたかったの。
〉あ、もちろん男女の恋愛がらみの話ではありませんので
〉あしからず(笑)

私も。

〉英語で言ったら「I love you」だなーと思いながら、
〉日本語で言うと「好き」がぴったりかな。

"愛しあってるかい?"ってなんか気恥ずかしかったけど、
やっぱり”LOVE”なんですよね。
まさに”Love & Peace”だ。

〉たか師、たこ師と書いたけど、私にとっては掲示板(だけじゃないけど)の
〉皆さん全てが「師」なんだなぁとしみじみ思うわけです。
〉ありがたいなぁ。幸せだなぁ。です。
〉皆様これからもご指導くださいませませ。

みんなつながってるし、刺激されて自分も変わっていく。
面白いね。

〉 〉インドラの網
〉 宇宙には、
〉 無限の網がはりめぐらされている。
〉 横糸は空間。
〉 縦糸は時間。
〉 糸の交差する点の一つ一つにそれぞれの人間がいる。
〉 一人一人の人間は水晶の玉である。
〉 大いなる神の光は、
〉 水晶の玉すべてを照らし、貫いている。
〉 水晶の玉はみな、
〉 網の上のほかのすべての水晶の光だけでなく、
〉 宇宙全体のあらゆる光の反射の反射をも、
〉 すべて反射している。
〉       (DREAM HEALER/ADAM著/ケイ・ミズモリ監修/杉本詠美訳より)

なんかガンジー読みたなってきました。
自分で引いている一線を取り払うには勇気がいりますねえ。
でも人間は後悔を嫌う動物らいいので、きっとこの勇気が備わっているのでしょう。

なんの話かわからんようになってきた。

ではこの辺で。

みんなありがとう。


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1265. Re: ほんまやなぁ(笑)。

お名前: はまこ
投稿日: 2007/3/27(13:35)

------------------------------

にゃーさん、たかぽん、皆さん、こんにちはー。

〉〉ありがとうね。
〉〉これが言いたかったの。
〉〉好き。
〉〉これも言いたかったの。
〉〉あ、もちろん男女の恋愛がらみの話ではありませんので
〉〉あしからず(笑)

〉私も。

ね。

〉〉英語で言ったら「I love you」だなーと思いながら、
〉〉日本語で言うと「好き」がぴったりかな。

〉"愛しあってるかい?"ってなんか気恥ずかしかったけど、
〉やっぱり”LOVE”なんですよね。
〉まさに”Love & Peace”だ。

うんうん。

〉〉たか師、たこ師と書いたけど、私にとっては掲示板(だけじゃないけど)の
〉〉皆さん全てが「師」なんだなぁとしみじみ思うわけです。
〉〉ありがたいなぁ。幸せだなぁ。です。
〉〉皆様これからもご指導くださいませませ。

〉みんなつながってるし、刺激されて自分も変わっていく。
〉面白いね。

気持ちいいねー(^^)

〉〉 〉インドラの網
〉〉 宇宙には、
〉〉 無限の網がはりめぐらされている。
〉〉 横糸は空間。
〉〉 縦糸は時間。
〉〉 糸の交差する点の一つ一つにそれぞれの人間がいる。
〉〉 一人一人の人間は水晶の玉である。
〉〉 大いなる神の光は、
〉〉 水晶の玉すべてを照らし、貫いている。
〉〉 水晶の玉はみな、
〉〉 網の上のほかのすべての水晶の光だけでなく、
〉〉 宇宙全体のあらゆる光の反射の反射をも、
〉〉 すべて反射している。
〉〉       (DREAM HEALER/ADAM著/ケイ・ミズモリ監修/杉本詠美訳より)

〉なんかガンジー読みたなってきました。
〉自分で引いている一線を取り払うには勇気がいりますねえ。
〉でも人間は後悔を嫌う動物らいいので、きっとこの勇気が備わっているのでしょう。

にゃーさん、素敵。

〉なんの話かわからんようになってきた。

〉ではこの辺で。

〉みんなありがとう。

またね〜。
 
 
*みにはまが起きそうだから、たかぽんへのレスは明日書くねー。


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1124. Re: 部分反応・辞書の引き方

お名前: 柊
投稿日: 2007/3/17(15:48)

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 yamasinaさん、酒井先生、こんにちは。たかぽん、ぽん! 間者猫さんもお見かけしましたが、そちらより下につくんでしょうか。念のため、間者猫さん、こんにちは。柊です。
 severalとは関係がないのですが、部分反応で。

〉〉〉〉私は、こういうふうに、疑問に思ったら英英辞書で調べるのは、別に悪いとは思いません。
〉〉〉〉むしろ、どうしても疑問に思ったときに辞書で調べると、アーハー!となって、
〉〉〉〉もう二度と忘れられないぐらいに定着すると思います。
〉〉〉〉(ですが、意地でも調べない、というのも、ひとつの行き方で、おもしろいと思います。)
〉〉〉〉(severalの疑問も保留しておいて、他の用例からアーハー!とわかるのも楽しいかと。)

 私も場合によるようです。引かないでそのうち覚えようという単語と、これがわからないと何もわからないという単語(何もわからなくてもいいこともあります。本棚にお帰りいただくだけ)と。どうしても引かねばというのは、本のタイトルですね。タイトルがわからないと買おうかどうしようか、判断できないので。当然ながら、一度で覚えます。

〉〉もちろん、どんなものでもこれぐらい詳しく読んでるわけじゃなくて、他の本はもっとバーッと読んでますね。
〉〉これは法律(憲法)なので、じっくり読んだほうが楽しいと思って、じっくり読みました。
〉〉私の本来の性格としては、分析読みも大好きなんですよ。(笑)
〉〉ただ、学校英語でやるような、「構文分析」は、まずいと思います。
〉〉私も大学受験のときに「構文」をしっかりやってしまったほうなので、これに戻ってしまうと、
〉〉また「漢文返り読み」みたいになってしまうので、くわばらくわばら、と気をつけています。
〉〉今やってるような精読は、危険だと思って、かなり多読を積むまでやらなかったですね。
〉〉バーッとバーッと読むことを、たくさんたくさんやってから、精読はやったほうがよいと思います。

〉〉精読自体がいけないなんてことはないと思います。日本語でも、ものによっては精読しますよね。
〉〉ものによって、読み方の精粗を変えるのは、当たり前のことだと思います。
〉〉英英辞書も、どうしても引きたくなったら引いてもよいですよね。
〉〉酒井先生の言ってはる多読もそういうことだろうと思っています。なんでもかんでも
〉〉粗読みをしろと言っておられるんじゃなくて、英和辞書的に和訳しながらの精読から始めるんじゃなくて、
〉〉あちらの子どもさんがやるように、かんたんなものからいっぱい言葉のシャワーを浴びて、
〉〉読めるようになってきたら、これもあちらの子どもさんがやるように、英語の辞書引いたり、
〉〉興味あることを調べたり、精読もしてみたりしたらいいんじゃないかな?ということだろうと
〉〉私は解釈しています。

〉まったくその通りです。多読的精読というのはそういうもんだと思うな。
〉知らない単語は全部辞書で調べ、文の構造は全部分析するっていうのが
〉普通の精読なんだろうけど、ちがうよね! 多読をしっかりしていると、
〉緩急、めりはり、力のいれどころがわかってくるんだよね。
〉わからないところがあっても放っておいていいところと、
〉ここはじっくり読もうかっていうところが意識せずにわかってしまう。

〉でも、たかぽん、ここがね、わかりにくいのだよ。
〉だんだんわかってきたんだけどね、なかなかわかりにくいらしい。

 と、ここに反応しました。
 多読より前、オズの魔法使いを2、3冊読みました。最初はわからない単語を片っ端から引いていましたが、そのうちに、「この単語はこういう意味かな」と思って引くと大当たりで、「この単語はわからなくても関係ないや」と思って引かない単語も増え、「話がわかるからいいや」と思っていた単語は、結局引かないまま意味がわかりました。
 そういう感じで、多読以前に辞書(英和。英英はまだわかりませんでした)を引き引き本を読んだのですが、他の人の「辞書を引き引き」はもしかしてこれと違う場合もあるんだろうかと、そんなようなことを思って書きに出てきました。
 辞書を引き引き読んでいると、そのうちわからない単語が無くなるということを書いている人を見て、そういうやり方もできるはずと、オズの経験から思っていましたが、「わからない単語がなくなる」の定義が全く違うということに気がつきました(ちなみにこの掲示板の人ではありません)。
 構文解析は、日本語だろうが何語だろうができません。日本語ですら、わかるのは「動詞」「名詞」「形容詞(確か「い」で終わるやつ)」ぐらいで、日本語変換ソフトに単語登録をするときに訳がわからなくなっています。英語だと動詞と主語ぐらいでしょうか。あとは、何か補足説明するやつだと思っています。普段読むときは、何も考えません。

〉〉severalに関して言えば、確かに、上の用法は、バーッと読んでるだけでは気がつかないでしょう。
〉〉でも、多読を積んでたら、「あれっ?」という引っ掛かりは感じると思います。
〉〉あちらの子どもさんも、何年生かはわかりませんが、そういうことに気づく時があるのじゃないでしょうか。
〉〉その疑問は、もし調べたければ辞書引けばいいし、放っておきたければ放っておいてもいいし、
〉〉ということだと思います。

 引っかかったら調べましたし、ファンタジーなので「そういう生き物なのね」と流したものもありました。他の本には出てこない、もしくはオズ・シリーズの中での特別な意味がある言葉(空想上の動物など)に関しては、読んでいればわかりますし、それ以外の方法ではわからないので。

〉〉〉先日、飛行機乗ったんですけど、飛行機って空港内をtaxiするんです。これくらい
〉〉〉意味が違うと分かりやすいんですけどねー。

〉〉うーむ。。 この場合は、辞書も引かず、何とも思わず、「あー、これもtaxiって言うのね。」
〉〉というだけだと思います。
〉〉このへんをうまく説明できないのですが・・・
〉〉まあ、結論的には、多読(その延長の精読)で、何も問題ないじゃない?ということになりますです。

〉そうですです。問題ないですです。

 税金の話かと思いました、一瞬。同じ単語でも私は気にしないですが、試しに引いたら違う単語でしたね。活用が変わると、違う単語だと思っていることが多いと思います(数えてないので推測ですが)。

〉さっきの「精読のコツ」というか「阿吽の呼吸」というか、
〉引き時と攻め時というか、釣り糸の緩め時と引き時というか、
〉そういうのはできるようになってから、「そういうことか」って
〉わかるようなところがあるんだろうね。

日本語に置き換えるとよくわかります。辞書に載っていない何かの含みを持たせている、とか。

〉〉ちなみに、今日読んでた、Roald Dahlの「LUCKY BREAK How I Became a Writer」に、
〉〉taxi、出てきました。(climbも。(笑))

〉〉I floated back in time and once again I was in the sizzling hot
〉〉desert of Libya, with white sand underfoot, climbing up into the
〉〉cockpit of the old Gladiator, strapping myself in, adjusting my
〉〉helmet, starting the motor and taxing out for takeoff.
〉〉(「The Wonderful Story of Henry Sugar and Six More」p.198)

〉〉またその数ページ後に、昨日言ってた beam も出てきて、おもしろかったです。

〉〉But do you know why it stank so badly?" the President asked, beaming
〉〉at the guests with that famous wide smile of his. (p.202)

〉yamasinaさん、多読のすべてはこういう経験にあるのだと思いますよ。
〉たくさん読んでると、次から次へこういう出会い方をします。

 面白い文章だと思うと、覚える気がなくても覚えたりします。CatwingsでAlexsanderが木から下りられなくなるところは、一発で覚えました。長くなるとまだ覚えられないので、単語3つとか4つとかですけど(aとかinとかは単語としてカウントしていないようです、私の頭は)。

 回り道近道論はわかりませんし、私の場合は多読を始める前にも色々試していたので、「それは本当に多読で身に付いたのか」ということを考えると訳がわからなくなりますが、ただ、百万語読むと百万語分の、「面白かった本を読んだ思い出」が残ります。読書が好きなので、それだけで充分嬉しいです。あとは、人生の上でどれが回り道かわからないとか、そっちの方向に行ってしまうので、英語と関係なくなります。
 それ+ある程度(どの程度かは気分によって相当変わります)の「前読めなかった本が読めるようになった」もしくは「前より細かいところがわかってもっと面白くなった」「楽に読めるようになった」などがあれば、私は「英語力がぐんぐん身について、その上楽しいから満足」という心境になります。

 実は先程、子どもの頃に読んで好きになったシリーズの日本で未翻訳の巻がネット書店から届きました。まだ読めるかどうか、読んでみていないのでわかりませんが、とりあえず注文してみるようになったのも、その時読めなくてもいずれ読めるようになるという確信が、これは確実に他の方法ではなく多読を通じて育ったからです。
 まあ、また停滞にでも突入したら、泣き言を書きに出没するかもしれませんが。
 では。


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1123. Re: さかぽんへ

お名前: happyhope
投稿日: 2007/3/17(21:18)

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たかぽんさん、酒井先生、みなさま、こんにちは。
happyhopeです。

部分反応です。

〉言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
〉もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
〉ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
〉いっぱい引き連れてるといいますか。

この辺、激しく同感です。
ORTでnastyというと、ドラゴンの火を吐いている感じとか、言葉ってそれと一緒に暗い、明るいさわやか、どろどろ、いろんなイメージがついているんですよね、
だから、子供と読むときは訳語を教えるのではなく、「こんな感じ」と絵を指してよく言っています。この雰囲気、こんな感じをたくさんたくさん体験するのが本当に大切だな、と思います。

〉そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
〉非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。
〉英語の本でボキャビルもいいけれど、その対応する英語・英文のもやもやをカットした受け取り方をしてる場合は、
〉あんまり良くないだろうなーという感じがします。

逆に多読をたくさんやってみてのボキャビルは「なるほど、この感覚がこうなって、日本語ではこういうのね、」という発見があってなかなか変な意味でかな、おもしろいです。とはいってもすぐ飽きるので続かないです、もちろん多読のほうがよほど楽しいですし。

昨日篠原良子さんとハワイ出身の歌手の方が話していました。
その歌手の方(NANAの曲を歌っている)は日本語で一番好きな言葉は「せつない」、だそうです。でもそれに対応する言葉は英語にはない、どうしても、というのならbittersweetなんですって。(私も同じ言葉が浮かんでいたので内心やった!ととてもうれしかった)「でもこの言葉はやっぱり違うふんいきですよね。」とお二人お話していました。
日本語と英語は全く別物です。この例を見ても、完全に対応する言葉はない、なるべく意味の近い言葉でいいかえているんですよね。(酒井先生かおっしゃっていた意味がようやくわかってきました)訳されたものは全く違う味付けになってしまいます。だからこの掲示板に集まる人はみんな原書で味わいたいんですよね。

〉もやもやが大事なんですよね。
〉偉い学者先生でも、結局、もやもやしない一対一対応単語集のところから積み上げた英語だと、
〉いくら英語で書かれた本を読んでも留学しても、頭の中は「壮大な日本語訳」なので、
〉だからとんでもない誤読をしてしまうのかなーと、まぁエラそうに言ってみます。(笑)

子供たちが英語の本を読んでいると、突然日本語でその内容を言い出すときがあります。
あたかもお話の内容がたまってあふれてくるような。
そういう時ってそのお話に入り込んでいるんですね。
だから、英語でお話を体験していて、それが日本語になって感極まって一緒に表現している、感じです。
個々の単語を寄せ集めて、苦労して文を作るのではなく英語の体験が自分の感じた表現で出てくる、そして言っていることがお話の内容に合っている!
そういう子供の体験に居合わせると、もう、なんか最高です。

〉(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
〉ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。

ほんとうにーーー!!

〉ほんとにねー、私はぜひとも、若い人たちに、こども式で言語を学んでもらって、
〉ほんとにあちらの知識をつかんでほしいなーと思っています。

これが多読でnativeの感覚ができてくる、ということですよね。
子供を見ていて本当にそう思います。

〉そうじゃないと、ほんとに日本はあかんようになる、と、ほんとに思っています。
〉あ、もちろん、われわれのような若くない人も「こども式」で。(笑)

了解です(^^)

ではまた、失礼しました。


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[賛成] 1194. Re: さかぽんへ

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/3/22(23:58)

------------------------------

happyhopeさん、こんばんは!

〉たかぽんさん、酒井先生、みなさま、こんにちは。
〉happyhopeです。

〉部分反応です。

〉〉言語って、「もやもやのところ」がすごく大きくて、このもやもやのところを、
〉〉もやもやのままどっぷり受け取ろうというのが、「こども式」だと私は思っています。
〉〉ことばって、もやもやしてるんですよね。目に見えない、まっくろくろすけみたいな精霊を
〉〉いっぱい引き連れてるといいますか。

〉この辺、激しく同感です。
〉ORTでnastyというと、ドラゴンの火を吐いている感じとか、言葉ってそれと一緒に暗い、明るいさわやか、どろどろ、いろんなイメージがついているんですよね、
〉だから、子供と読むときは訳語を教えるのではなく、「こんな感じ」と絵を指してよく言っています。この雰囲気、こんな感じをたくさんたくさん体験するのが本当に大切だな、と思います。

そう!
(古川さんとの論争にからめていうと、「こんな感じ」をテストで
 はかれますか? って、聞きたい!)

〉〉そのあたりが、日本語の一対一対応単語集だと、もやもや部分がごそっとカットされて、
〉〉非常に良くないなー、という感じは、多読を何年かやってきて、とってもよくわかってきました。
〉〉英語の本でボキャビルもいいけれど、その対応する英語・英文のもやもやをカットした受け取り方をしてる場合は、
〉〉あんまり良くないだろうなーという感じがします。

〉逆に多読をたくさんやってみてのボキャビルは「なるほど、この感覚がこうなって、日本語ではこういうのね、」という発見があってなかなか変な意味でかな、おもしろいです。とはいってもすぐ飽きるので続かないです、もちろん多読のほうがよほど楽しいですし。

そう、英和辞典はそういう意味ではおもしろいよ。
でも、腹は立ち続けるからなあ・・・

(英和辞典を作ってる人たちって、ほんとに英語を知らないのですよ、
 恐ろしいくらい。最悪なのは「ジーニアス」ですね。
 「ジーニアス」の編集者は「正しい英語」ていうのにしか興味が
 ないらしくて、やたら細かいところまで分類して、正しいのは
 この表現!って、決めていく。大修館書店の雑誌「英語教育」に
 「クエスチョン・ボックス」っていう連載があって、あれが
 いかんなあ・・・ ジーニアスはあのせせこまさをそのまま
 もちこんでいる。せせこましいだけじゃない、くだらない!
 つい興奮しました・・・ 往時忘れがたく候・・・)

〉昨日篠原良子さんとハワイ出身の歌手の方が話していました。
〉その歌手の方(NANAの曲を歌っている)は日本語で一番好きな言葉は「せつない」、だそうです。でもそれに対応する言葉は英語にはない、どうしても、というのならbittersweetなんですって。(私も同じ言葉が浮かんでいたので内心やった!ととてもうれしかった)「でもこの言葉はやっぱり違うふんいきですよね。」とお二人お話していました。

ここ、おどろいた、感心した!
「せつない」にbittersweetっていうのはぼくも考えていたけど、
それはつい15年くらい前かな? 語感でもみなさんに追いつかれて
きているのか?と思った・・・

〉日本語と英語は全く別物です。この例を見ても、完全に対応する言葉はない、なるべく意味の近い言葉でいいかえているんですよね。(酒井先生かおっしゃっていた意味がようやくわかってきました)訳されたものは全く違う味付けになってしまいます。だからこの掲示板に集まる人はみんな原書で味わいたいんですよね。

おー、うれしいぞ!
Happyhopeさん、その線で、またいつかなにか感じたら、
発言をお願いしますね。

〉〉もやもやが大事なんですよね。
〉〉偉い学者先生でも、結局、もやもやしない一対一対応単語集のところから積み上げた英語だと、
〉〉いくら英語で書かれた本を読んでも留学しても、頭の中は「壮大な日本語訳」なので、
〉〉だからとんでもない誤読をしてしまうのかなーと、まぁエラそうに言ってみます。(笑)

ここはたかぽんへ: その通り!
僕の知っている英語の先生で英語国に留学した人たちは
全員なにも変わらずに帰ってくる・・・

〉子供たちが英語の本を読んでいると、突然日本語でその内容を言い出すときがあります。
〉あたかもお話の内容がたまってあふれてくるような。
〉そういう時ってそのお話に入り込んでいるんですね。
〉だから、英語でお話を体験していて、それが日本語になって感極まって一緒に表現している、感じです。
〉個々の単語を寄せ集めて、苦労して文を作るのではなく英語の体験が自分の感じた表現で出てくる、そして言っていることがお話の内容に合っている!
〉そういう子供の体験に居合わせると、もう、なんか最高です。

うーん、そういう現場は目撃したことないなあ・・・
大学ではなかなかそこまで素直なやつはいないかもしれない。
もちろんぼくがもっと読み聞かせをすればいいのかもしれないけど。

〉〉(シマウマ読み?は、いいかなと思っています。ただその場合は、あんまりコン詰めて精読しないで、
〉〉ぼや〜っと読むのがいいような感じがします。なるべく「もやもやオーラ」の重なりを浴びるような感じ。

〉ほんとうにーーー!!

ほんとうにーーーー!!!

〉〉ほんとにねー、私はぜひとも、若い人たちに、こども式で言語を学んでもらって、
〉〉ほんとにあちらの知識をつかんでほしいなーと思っています。

〉これが多読でnativeの感覚ができてくる、ということですよね。
〉子供を見ていて本当にそう思います。

そうだと思いますが、こども式はまだまだ多読のようにたしかな
やり方ではないですよ。これからしっかり確かめていきましょう。
こども式ってどういうものなのか?
こども式って、どういう風に「効く」ものなのか・・・

〉〉そうじゃないと、ほんとに日本はあかんようになる、と、ほんとに思っています。
〉〉あ、もちろん、われわれのような若くない人も「こども式」で。(笑)

〉了解です(^^)

〉ではまた、失礼しました。

happyhopeさん、たかぽんぽん、またね!


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1202. Re: さかぽんへ

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/23(01:20)

------------------------------

"酒井@tadoku.org"さん  こんばんは!

>だから、子供と読むときは訳語を教えるのではなく、「こんな感じ」と絵を指してよく言っています。この雰囲気、こんな感じをたくさんたくさん体験するのが本当に大切だな、と思います。

上記のHappyhopeさんの意見には、100%賛同ですよ!

〉(古川さんとの論争にからめていうと、「こんな感じ」をテストで
〉 はかれますか? って、聞きたい!)

私は、「テストで 英語力のすべてを測れる」なんて一回もいってませんよ。
「テストで 英語力の一部を測れる」とは思っていますが。

人の名前を勝手に使って、私の意見を勝手に作らないでくださいね。

蛇足ですが、「こんな感じ」っていうのは、テストで測れますよ。
「だって、どんな感じ?」って聞けばいいだけですから?
採点は大変かもしれませんけどね。(笑)


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[汗] 1220. 「どんな感じ?」

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/24(14:14)

------------------------------

Julie です。

古川さんはよくわかった上で書いてらっしゃるのでしょうが、
多読になれていない方が読んで誤解しないように、蛇足です。

〉>だから、子供と読むときは訳語を教えるのではなく、「こんな感じ」と絵を指してよく言っています。この雰囲気、こんな感じをたくさんたくさん体験するのが本当に大切だな、と思います。

〉上記のHappyhopeさんの意見には、100%賛同ですよ!

〉〉(古川さんとの論争にからめていうと、「こんな感じ」をテストで
〉〉 はかれますか? って、聞きたい!)

〉私は、「テストで 英語力のすべてを測れる」なんて一回もいってませんよ。
〉「テストで 英語力の一部を測れる」とは思っていますが。

〉人の名前を勝手に使って、私の意見を勝手に作らないでくださいね。

〉蛇足ですが、「こんな感じ」っていうのは、テストで測れますよ。
〉「だって、どんな感じ?」って聞けばいいだけですから?
〉採点は大変かもしれませんけどね。(笑)

多読の初期の段階で「どんな感じ?」と聞くのはやめてください(笑)。
その子のなかの、せっかくの英語の芽がつぶれます。
聞くとしたら、happyhope さんがいうような
「こんな感じをたくさんたくさん体験」したあと、
その子のなかから「こんな感じ」があふれてきたとき、ですね。
で、そんなタイミングをはかるのは非常に難しい・・・。

このテストって、もやもやがまだ充分な形をとらなくて説明できず
バツをもらった子には、トラウマを残すでしょうね(笑)。
もやもやを感じ取ろうといいながら結局「正解」を求められるのかあ
という不信感にもつながります。

ひとり一人をよくみて、「こんな感じ」があふれてきた
奇跡的な瞬間をとらえられる先生なら
「どんな感じ?」と聞いても害は少ないかもしれませんが・・・。

以上、古川さんはわかって書いているのだろうけれど、蛇足でしたー。


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1222. Re: 「どんな感じ?」

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/24(15:56)

------------------------------

"Julie"さんは[url:kb:1220]で書きました:
〉Julie です。

〉古川さんはよくわかった上で書いてらっしゃるのでしょうが、
〉多読になれていない方が読んで誤解しないように、蛇足です。

古川〉〉蛇足ですが、「こんな感じ」っていうのは、テストで測れますよ。
古川〉〉「だって、どんな感じ?」って聞けばいいだけですから?
古川〉〉採点は大変かもしれませんけどね。(笑)

Julie〉多読の初期の段階で「どんな感じ?」と聞くのはやめてください(笑)。
Julie〉その子のなかの、せっかくの英語の芽がつぶれます。
Julie〉以上、古川さんはわかって書いているのだろうけれど、蛇足でしたー。

もちろん、分かってますよ(笑)

”テストが可能” とうこととそれが”教育的にプラスか”
ということは全く別のことですから。”原理的には可能”というのが
私の主張で、”そういうテストをすべき”という意見では全くないですよ。


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[汗] 1228. Re: 「どんな感じ?」

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/24(23:55)

------------------------------

古川さん、こんばんは。Julie です。

古川さんあてじゃなくて、この掲示板を読んでいるかもしれない
英語の先生方にむかって書いたつもりだったんですが、
呼び出しちゃってごめんなさい。

では〜


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1093. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/13(22:58)

------------------------------

酒井さん、こんにちは

>おおざっぱな意味が辞書に書いてあればいいのですが、
>かならずしも書いてないですねえ・・・
>yhiroakiさんは英和辞典をお使いですか?
>だとすると、おおざっぱな意味はまず書いてないと思います。
>英英辞典にもめったに書いてないですねえ。

 辞書は英和も英英も使っていないですね。英英は
買ったことがないし、和英は中学生の時に買ったやつが
本棚にあるのはありますが。

 あそうだ、ごくごくたまに読了後まで良く出てきた
単語のspellingを覚えていたら、アルクの英辞朗で調べる
ことはあるので、英和を使ってることになりますね!
でも、読了後まで覚えてることはほとんどないです。

 多読と平行して単語本によるvocablary buildingを
やっていても、辞書を使わないこととは相反しない
ですよね?

>あ、「おおざっぱな意味」ってどういうものかによりますね。
>yhiroakiさんのいう「おおざっぱな意味」というのは
>たとえばどんなことでしょう?

 おおざっぱな意味と僕が言っているのは、例えば、
"head"は「頭」とかです。

 例えば、今日読んだMagic Tree House #9にもheadは
"Where we headed, boss?"というセリフで出てきます。
これはあるグループが馬に乗って走っていて、ところで
何処に向かってるんだっけ?ボス、という状況(だと
思うのですが)で使われています。

 この時、headが頭だと知っていて、ニヤッとそういう
使い方もするんだねーと思うのが今の僕の読み方です。
そういう気づきを読書の目的にしているわけではない
ので、一瞬こころによぎる、くらいの感覚ですが。
 でも本当にまれに、headって頭だけど、そういえば
後頭部じゃなくて、おでこのイメージだよなあ、
プロレスのヘッドバット(!)にしても、と思う時も
あります。

 ですので、僕にとっては、単語本に求めるものの中で、
英英辞典のような"単語の定義"は必須ではありません。
あったらあったで、それを読んだだけでほぅっとイメージが
広がるのでしょうけれど、僕はイメージを広げるのは
読書を通じてでいいかなと今のところ思っています。

 単語本で「おおざっぱな意味」の知識を増やさず、
読書を通じてだんだんとheadが形作られる、というのも
頭ではわかるのですが、
 "headは頭"から入って膨らましたり修正したりしていく
やり方もありなんじゃないかと思っています。
 というか、僕は後者のほうが効率がいいのではないか
と思って、今のところを後者を選択しています。

>ぼく自身、語彙増強をすすめることがあります。
>それは試験や資格取得対策のドーピングとして、ですね。
>そういう切羽詰まった状況でない場合は、懸念が残ります。

 試験や資格取得という意味で切羽詰った状況にはないです。

 ざっと20年以内にnon-nativeとして英語圏で生活できる
ようになりたいと思っているので、本当は切羽詰っているの
かもしれないですが。


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1097. Re: Re: はじめまして

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/14(18:28)

------------------------------

こんばんは、yhiroakiさん。

場つなぎに、少し書きますね。

英語の head という単語は、頭からアゴの先までを含むんです。プロレスだったら headlock というのもありますね。

首無し男の幽霊が馬に乗って夜道を徘徊するという怪談話があり、英語では "Headless Horseman" と言います。この幽霊は、通りかかった人間に自分の head を投げつけることもあります。

The Beatles の歌詞で "his eyes in his head" というのがあります。これも頭の中に目があるわけではなく、あたりまえの人の顔をあらわしています。

単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だという考え方もあるというわけです。

勿論、ここで述べたような考え方は少数派というか、日本では異端に近いかも知れません。(^-^;)

いずれにしても、どんどん疑問をぶつけて下さい。


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1099. 【ごめんなさい。雑談です…】 head

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/15(00:30)

------------------------------

yhiroakiさん、Ryotasanさん、こんばんは!
いま、子母沢 寛の『新選組始末記』を読んでいるので、ついついお邪魔しました。

head、head、head。とっても血なまぐさいんです…
headとtorsoが離れる話が多く…
ちなみに、torsoを英英で引いてみますと、「the main part of the body,
not including the head, arms or legs」とありました。

昔の日本語では「くび」ですね。今は「生首」と言わなければ、この意味になりませんが。
しかし、「クビになる」の「クビ」は、この用法の名残りだろうと思います。

サッカー(正式にはfootball。サッカーと言うは、卓球をピンポンと言うがごとし)に、
ヘディングという技がありますが、理屈からは、顔面を使ってもいいことになりますね。
そんな人はいませんが… (わたしはやったことがありますが…)

「考えろ。頭を使え。」と言う場合、brainを使うのかなと思ったのですが、
「use your head」でよいみたいですね。「ダブル・ジョパディー」という映画で
そう言ってました。Think. Use your head.

あっ! このごろよく話題にしてるGHQのHもheadだ!
英和辞書的イメージだと「頭」だから、考えるだけの機関に思えるけど、
headだから、頭脳でもあるが、ちゃんと目を光らせて、よく聞いて、
口で内部・外部に表示したりする機関、てことなんだな。

とすると、さっきの「ダブル・ジョパディー」の例も、単によく考えろってだけでなく、
目や耳や口を存分に使え、ってことなのかもしれない。

(あ。でも、いま英英を引いてみたら、the mind or brain という意味もある…)

う〜ん、おもしろい。
あ、すみません。ひとりでおもしろがって・・・


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1100. 読書の楽しみ

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/15(03:15)

------------------------------

yhiroakiさん、10万語通過おめでとうございます♪

〉 例えば、今日読んだMagic Tree House #9にもheadは
〉"Where we headed, boss?"というセリフで出てきます。
〉これはあるグループが馬に乗って走っていて、ところで
〉何処に向かってるんだっけ?ボス、という状況(だと
〉思うのですが)で使われています。

〉 この時、headが頭だと知っていて、ニヤッとそういう
〉使い方もするんだねーと思うのが今の僕の読み方です。
〉そういう気づきを読書の目的にしているわけではない
〉ので、一瞬こころによぎる、くらいの感覚ですが。

これ、いいですねえ。
いい感じで読まれてますねえ。
こういう一瞬のニヤッがあるから多読が続きますね。(^^)

さて、私は自分の体験を話すしかないのですが。

私はかなり単語を覚えてから多読をはじめたクチです。
しかし、読み進めて、単語の意味が広がってきてからも、
昔暗記した報いで、単語を見た瞬間にポップアップのように
頭の中に特定の「訳語」が浮かぶようになりました。
多読をはじめたばかりの頃は、これが便利だったんですが(爆)、
読み進めるうちに、邪魔になりました。
だって、あきらかにそうじゃないとわかっていても、
その「訳語」が浮かんで打ち消してからじゃないと先に進めなくて、
読書の邪魔になるんです。(^^;;;
多読的に単語を習得するにしたがって悩みはじめ、
100万語通過した頃が一番苦しんでいたと思います。
300万の頃もまだ苦しんでました。
500万語読んでやっと消えました。
でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。

もう一つの体験。
多読してから出合った単語についてです。

あるとき本を読んでいたら、その単語のところで
ふわっと風が吹いて木の葉がさらさらと鳴る音がしたんです。
(頭の中で、ですよ)
気持ちのよい、さわやかな光景が広がりました。
たぶんそれまでにもその単語に何度も出会っていたのでしょう。
そして、それは、なにか楽しい、気持ちのいいシーンと
繋がっていたのだと思います。
その単語のところで、いままで知らず知らずのうちに溜っていた情景が
さあっと流れてきたのだと思います。

もし私がその「訳語」を暗記しちゃっていたら、
たぶん、暗記した単語が出てきたな、やったー、
としか思わなかったと思います。
辞書にはたぶん、「(木の葉が)揺れる」としか
書いてないんじゃないかな。

以上、体験談でしたー。

yhiroakiさんも、Happy Reading♪


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1104. Re: 読書の楽しみ

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/15(23:20)

------------------------------

Julieさん、こんにちは。

体験談ありがとうございます。
"邪魔になる"ですか。そして"苦しい"
それは考えてもみなかったですね。

今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
例えばどんな単語が一番苦しかったですか?

例えば、"head=頭"だと暗記していて、それが
おでこだったり首から上だったりにadjust
されても、僕は苦しいと思わないんです。

例えば、someとかanyとかですかね。
学校で肯定文で使う"いくつかの"はsome、
疑問文と否定文んで使う"いくつかの"はany
というひどいことを習った後10年以上たって、
時々触れる英文を通じて、今は
完全に特定されてないけれどある程度
このあたりという目星のついている"何か"
という時にsomeと、何でもいいからとにかく
"何か"という時にanyという感触に変わって
きました。この感触がnativeと共有できる
ものかどうかはともかく、もともと覚えていた
意味とは大分違ってきています。
でも、そのことで苦しいと感じたことは、
僕はないんですよねえ。

僕も100万語くらい読めば苦しむのかなあ。
そうだったとしても、Julieさんの体験談の
おかげで、原因がわかっているだけにJulieさん
よりは苦しまないかもしれないですね!


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1106. Re: 読書の楽しみ

お名前: ひまわり
投稿日: 2007/3/16(01:37)

------------------------------

Julieさん、yhiroakiさん、はじめまして、こんばんは。
わたしも、横から、失礼いたします。ひまわりと申します。

実は、きょう昼間にJulieさんの体験談を読んだとき、
「まさに!そう!そう!」と、ひとこと書かずにいられないような思いでおりました。
いままで自分ではうまく表現できなかったわたし自身の「訳語」の悩みを、
Julieさんが、あまりに的確な表現で書き表してくださっていて、うれしかったからです。

そして、今、Julieさんの体験に対するyhiroakiさんの、

〉体験談ありがとうございます。
〉"邪魔になる"ですか。そして"苦しい"
〉それは考えてもみなかったですね。

に始まるコメントを拝読しているうち、
Julieさんと同じ体験をしている者が、実は、ここにも一人いますと、
やはりわたしもひとこと、書かせていただいても悪くはないかな・・・という思いが強くなり、
おそるおそる出てまいりました。

(Julieさんの体験談)
〉私はかなり単語を覚えてから多読をはじめたクチです。
〉しかし、読み進めて、単語の意味が広がってきてからも、
〉昔暗記した報いで、単語を見た瞬間にポップアップのように
〉頭の中に特定の「訳語」が浮かぶようになりました。
〉多読をはじめたばかりの頃は、これが便利だったんですが(爆)、
〉読み進めるうちに、邪魔になりました。
〉だって、あきらかにそうじゃないとわかっていても、
〉その「訳語」が浮かんで打ち消してからじゃないと先に進めなくて、
〉読書の邪魔になるんです。(^^;;;
〉多読的に単語を習得するにしたがって悩みはじめ、
〉100万語通過した頃が一番苦しんでいたと思います。
〉300万の頃もまだ苦しんでました。
〉500万語読んでやっと消えました。
〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。

わたしは、昨年12月に300万語を通過し、今、360万語です。
わたしも100万語をこえたあたりから、「訳語」に悩まされはじめました。
Julieさんが書かれていたのとまったく同じ状況です。

Julieさんの体験談に対し、yhiroakiさんが、

〉今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
〉例えばどんな単語が一番苦しかったですか?

とたずねていらっしゃいますね。
そのあと、「例えば」と、yhiroakiさんが「someとかany」の例を挙げていらっしゃいますが、
わたしの「訳語が邪魔になる」「苦しい」という実感は、それとはすこし感じがちがうかな・・・という感触でした。

わたしの場合(Julieさんとまったく同じというわけではないと思いますが)、
とくに文中の短いセリフや簡単なことばを読むときに、
ぎこちない一対一対応の「訳語」が音声多重放送のように重なって頭の中で響きはじめ、
その日本語の響きが英語を邪魔して具合が悪い、ということが続き、大変苦しみました。

(具体例を、と思ったのですが、ごめんなさい、今は「訳語」からようやく解放されつつあるところで、すぐには思い出すことができません。また、無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安があるので、もうすこし余裕ができてから、そういうことは考えることにしたいです。)

とにかく、それ以来、英語で読書をするとき、頭の中に響く日本語をどうやって消すか?ということが、
わたしにとっての大きな課題になっています。

そのことについて、300万語の通過報告に書きました。
そのとき、何人かの方が同じ悩みを抱いているという返信をくださり、
この悩みは、わたし一人の悩みではなかったのだということを、初めて知りました。

yhiroakiさんも、

〉僕も100万語くらい読めば苦しむのかなあ。

と書かれています。
そうですね。yhiroakiさんも、同じように苦しむ日がくるのかもしれませんね。

そして、

〉そうだったとしても、Julieさんの体験談の
〉おかげで、原因がわかっているだけにJulieさん
〉よりは苦しまないかもしれないですね!

とも書かれていますが、この点については、わたしは、どうかな?という気持ちです。
その苦しさは、原因がわかっていれば軽くて済む、というものでもないかもしれないと、
自分の体験を通しては、感じています。
日本語をまとった英語を頭に染みこませてしまった者が、英語で英語を読めるようになるためには、
英語が、頭に刻まれた日本語の殻を脱皮しなくてはならないのだと思います。
この苦しさは、その脱皮に伴う必然的な苦しさなのではないかな、と、わたしは思っています。

また、300万語通過報告の時、同じ悩みを抱えていると返信してくださった方たちが、
同時に「多読を続けるうちにその悩みは消えてきたように思う」というような内容も添えてくださいました。
どうやって、日本語を脱皮するかのヒントも、そのときのやりとりでいくつかもらったように思います。
yhiroakiさんにもそういうふうに苦しむときが訪れるかも知れませんが、
そんなときは、この掲示板でのやりとりがきっと色んな意味で支えになると思います。

Julieさんの、
〉500万語読んでやっと消えました。
〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。

ここを読んで、これから先、500万語、1000万語と、
自分も進んでいく多読の道の行方を、なんとなく思い描くことができた気がします。
体験談を伺うのは、とてもいいものですね。Julieさん、ありがとうございました。

Julieさんの「もう一つの体験」についても、「そう!そう!」という思いがあったのですが、
それについては、省略することにします。

yhiroakiさん、突然、横から失礼いたしました。

それでは、yhiroakiさんも、Julieさんも、Happy Reading!

(急いで書いたので、あれこれ、余計なことを書いたり、逆に肝心なことを書いてなかったり、と、いろいろあるかとは思いますが、どうぞおゆるしください)


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1108. Re: 読書の楽しみ

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/16(09:37)

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ひまわりさん、みなさん、こんにちはー! Julie です。
昨日は掲示板読んだのだけど、返信を書いてられませんでした。(^^;


で、ひまわりさんへ、唐突ですが(笑)。

文字なし絵本いいですよ〜♪
Tuesday なんか大好き♪(あ、これは12語)

言葉のない世界でね、言葉になる前の世界で物語を楽しむのがここちよい。
休憩にいいよ〜〜♪



以下、チョッキンします。(^^)
(ごめんなさい。でも、すごーく、すごーくわかるの)

〉その苦しさは、原因がわかっていれば軽くて済む、というものでもないかもしれないと、
〉自分の体験を通しては、感じています。
〉日本語をまとった英語を頭に染みこませてしまった者が、英語で英語を読めるようになるためには、
〉英語が、頭に刻まれた日本語の殻を脱皮しなくてはならないのだと思います。
〉この苦しさは、その脱皮に伴う必然的な苦しさなのではないかな、と、わたしは思っています。

うん、脱皮の苦しさですね。
ひまわりさん、うまいこと言うなあ。

〉Julieさんの、
〉〉500万語読んでやっと消えました。
〉〉でも、1000万語読んだ今でも、うっかりすると出てきます。

〉ここを読んで、これから先、500万語、1000万語と、
〉自分も進んでいく多読の道の行方を、なんとなく思い描くことができた気がします。

安心してください、500万で消えます。(私の場合だけど・爆)
300万語のころ酒井先生に相談したら
「量が解決する」とおっしゃっていただきました。
本当でしたよ、先生。

今は、日本語と英語と別々に切り離して鑑賞できるような感じかな。

ではでは、ひまわりさんも Happy Reading♪


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1110. Re: 読書の楽しみ

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/16(12:59)

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みなさん、こんにちは! たかぽんです。

〉(具体例を、と思ったのですが、ごめんなさい、今は「訳語」からようやく解放されつつあるところで、すぐには思い出すことができません。また、無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安があるので、もうすこし余裕ができてから、そういうことは考えることにしたいです。)

私もそういうことあった、と思い出しました。。
「無理に思い出そうとすると、今はまだ同じ苦しさの中に落ちてしまいそうな不安が」ありました。
たぶん、500万語ぐらいのころにもそういう悩みを書いていたと思います。

今は(推定2000万語?)、あまりそういう不安は無くなりました。
英和辞書もここ何年も引いたおぼえが無いし、学校英語から遥かに遠ざかったので(爆)、
いい具合に洗い流されたんだと思います。
というのもありますし、日本語と英語と、別々の体系が頭の中にできたような感じもあります。
別人格が頭の中に生まれたような感じというか。
「すべての訳語は、どうせ誤訳だ」と思って、落ち着いています。(笑)

しかし、ちょっと、別の苦しみ期に入っている感じもあります。つまり、
今まで日本語の干渉というか介添えでなんとかやっていた子どもが、
自分ひとりでやっていかないといけないような感じ。

イメージとしては、親がひとりいて、ふたりの兄弟がいるような感じ。
兄の名は日本吾、弟の名は英吾。
今までは、英吾が宿題をしてると、日本吾がしょっちゅうちょっかいを出していた。
これはこういうことだよ、あっそれまちがってる、などと。
もー、お兄ちゃんうるさい!! と英吾も思う反面、宿題手伝ってくれるから、
ついつい甘えてしまっていた。
しかーし、これではいくら経っても少しも成長しないし、かえって、間違ったことを
覚えてしまうのではないかと気がついた。
(気がついたというか、近所の落ち着きのないやんちゃ坊主、さかぽんの助言もあったのだが。)
そこで英吾は、兄のいるところでは勉強をしないようにした。宿題は学校で済ませたり。
そんな弟の態度を寂しく思う兄は、奇襲攻撃的に、「この単語の意味知ってる?」などと、
弟に何かを教えようとするのだが、弟は、頑なになるばかりで、兄の言うことを聞かない。
兄もようやく、弟も自分の力で成長しようとしてるんだなー、と理解できた。
もう弟に干渉するのはやめようと思う、日本吾であった。そして、何か、
どうしても弟に教えたい場合は、親に言って、親から弟に教えてもらう、
ということにした。(完)

この最後の部分は、シマウマ読みはいいかな、ということです。
この単語はこの意味、という読み方をするんじゃなくて、ボーッと、ボーッと、
その文章の流れを日本語で読む、という感じ。
ハートに直接訴えかけるという感じです。
(ますますわからんで・・・)

今の私の英吾の状態は、兄の干渉をやっと抜けたものの、放り出されたような感じです。
英語を見ても、なんか、一種のゲシュタルト崩壊的な感じで、かえって、
すらすら読めなくなっています。
自分の、生の意識(無意識?)の部分(上で言う「親」)に直接つながってきつつある、
という感じがして、そこに怖さというか、嫌に反発したい気持ちもあります。

・・・まぁ延々とわけのわからない話をしてきました。
私の今のこうしたグズグズも、たくさん、楽しみながら読んでいくことで
解消されていくだろうと思います。
這えば立て 立てば歩めの親心 (?)
 
 
自分でもよくわかってないので、あまり真剣に読まないでくださいね。(もう遅い?)

ではでは!


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1109. Re: 読書の楽しみ

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/3/16(10:55)

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yhiroaki さん、こんにちは! Julie です。

〉今の僕にはあまり実感がわかないのですが、
〉例えばどんな単語が一番苦しかったですか?

えっと、、、、。たぶん潜在的には
丸暗記した単語全部です(爆)。
(だからこそ「うっとおしい」ともいう・・・)

あ、わたしも多読をはじめたばかりの頃は
yhiroaki さんと同じく、単語の説明が広がっても
それが苦しいとは思いませんでした。(^^)
むしろポップアップのように訳語が浮かぶのが便利だなー
と思ってましたよ(爆爆)。
たかぽんさんが上で例をあげてくれてるように、
climb をみるたびに、頭の中で登ったり降りたりして(笑)
回り道して読むようになるとは思いもしませんでした。
(それが回り道だなって感じるまでに100万語かかったのかも。
最初は回り道でも着くとこには着けるんだからいーじゃんって
おもってましたー 爆)

いやー、一回learnしたものをunlearnするのって
たいへんですわ〜。


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1130. Re: 読書の楽しみ

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(01:31)

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ひまわりさん、Julieさん、たかぽんさん、こんにちは。

 多読を続けていくと暗記した単語が邪魔になる体験談
ありがとうございます。

 ひまわりさんの300万語通過のメッセージを拝見しま
したが、ご自分で対処策を編み出して対処されて
いましたね。100万語通過のメッセージは見つけられ
なかったのですが。

 このまま単語本も続けるにせよ、続けないにせよ、
学校英語などを通じてすでにlearn済みのことは
それなりにあるので、同じ苦しみに陥った時には
参考にさせていただきます。

 さあ、みなさんのメッセージを読んで、このまま
多読と平行して単語本を続けるか、100万語くらい
までは単語本は一旦封をするか迷い始めました。
 せっかく覚えたことが邪魔になるというのは、
やはりインパクトが大きいです。

 ただ、いずれにせよ自分で自分の責任のもと決める
ことです。他のかたも含め、せっかくいただいた
みなさんの意見も参考にして決めたいと思います。


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1103. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/15(22:50)

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Ryotasanさん、たかぽんさん、こんにちは。

headはそう確かに首から上全体に使いますね。それでも
その中でおでこ中心のあたりに意味の上での重心がある
印象が僕にはあります。
おでこのあたりを含む時は首から上全体にひろげて言う
けれど、例えばアゴを指してheadとは言わない、という
ような。

そして、この"おでこ中心"という感触がnativeと違って
いたら、Ryotasanさんの次のコメントにつながりますかね。
>単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、
>多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だ
>という考え方もあるというわけです。

この時、どちらが近道なんでしょうねえ。
徐々に徐々にheadが形作られていくのと、
head=頭とまず覚えてそこから修正していくのと。

例えば、DUO3.0の中にoverlookとう単語が出てきていて
・例文で使われているのは、「〜を見落とす(見過ごす)」
 なのですが、
他の意味として
・「(場所が)を見渡せる」と、
・「(過ちなど)を大目に見る」
が紹介されています。
これを3つの別の意味として暗記するんじゃなくて、3つ
まとめて1つのイメージ、全体としては視界に入っているが
細かいところは見ない・見えない、として把握するような
ことは、単語本を使う上でも心がけているのですが。

ところで、The Beatlesの"his eyes in his head"は
"The Fool On The Hill"ですよね。この曲は僕がBeatlesの
曲で唯一カラオケで歌ったことのある曲です。
いや、オチなしの余談です。

headquaterのheadは基本的にはbrainとしてのheadのような
気が僕はします。どこかの経営者が年頭の挨拶とかで、
いやいや目も耳も口もあるんだよとoverhead部門の社員に
訓示していそうですが!


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1111. Re: Re: はじめまして

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/16(14:24)

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〉Ryotasanさん、たかぽんさん、こんにちは。

こんにちは yhiroaki さん。もう少し head やその他の単語について考えてみましょう。

〉headはそう確かに首から上全体に使いますね。それでも
〉その中でおでこ中心のあたりに意味の上での重心がある
〉印象が僕にはあります。

多読や多聴を通してそういう印象が形成されたのなら良いんですが、僕は逆の経験をしてきました。多読をすればするほど head の範囲が広がっていき、今はもう頭やおでこだけを指して head と呼ぶ感覚は無いのです。

〉おでこのあたりを含む時は首から上全体にひろげて言う
〉けれど、例えばアゴを指してheadとは言わない、という
〉ような。

アゴの部分に限定するなら jaw とか chin ですね。おでこを指すなら forehead ではないでしょうか。どこが中心かときかれたら brain だと思います。

〉そして、この"おでこ中心"という感触がnativeと違って
〉いたら、Ryotasanさんの次のコメントにつながりますかね。
〉>単語集や英和辞典などで head = 頭 と暗記した人が、
〉>多読の中でこういう修正をしていくのは無用な回り道だ
〉>という考え方もあるというわけです。

〉この時、どちらが近道なんでしょうねえ。
〉徐々に徐々にheadが形作られていくのと、
〉head=頭とまず覚えてそこから修正していくのと。

英語文化圏の子どもたちのために基礎的な英単語を解説した絵本などを見れば、head がどこを指すのか一目瞭然です。これが最も簡単だと思いますが、いかがでしょう。

画像検索の結果も示しておきます。よかったらご覧下さい。
http://tinyurl.com/2n5jy6

〉例えば、DUO3.0の中にoverlookとう単語が出てきていて
〉・例文で使われているのは、「〜を見落とす(見過ごす)」
〉 なのですが、
〉他の意味として
〉・「(場所が)を見渡せる」と、
〉・「(過ちなど)を大目に見る」
〉が紹介されています。
〉これを3つの別の意味として暗記するんじゃなくて、3つ
〉まとめて1つのイメージ、全体としては視界に入っているが
〉細かいところは見ない・見えない、として把握するような
〉ことは、単語本を使う上でも心がけているのですが。

上記の記述を拝見しても僕は overlook の感じを映像化できません。昔からそうでした。でも、ペーパーバックを読んでいて、まとまった内容がある文章の中で同じ単語に出会えば、たちどころに映像化できます。そういえば The Shining の舞台になった建物の名前は Overlook Hotel でした。

〉ところで、The Beatlesの"his eyes in his head"は
〉"The Fool On The Hill"ですよね。この曲は僕がBeatlesの
〉曲で唯一カラオケで歌ったことのある曲です。
〉いや、オチなしの余談です。

そうです。多読を始めるまえ、この曲を聴いても "his eyes in his head" というのがどういうことなのか、さっぱり分かりませんでした。

〉headquaterのheadは基本的にはbrainとしてのheadのような
〉気が僕はします。どこかの経営者が年頭の挨拶とかで、
〉いやいや目も耳も口もあるんだよとoverhead部門の社員に
〉訓示していそうですが!

書き込みを拝見していると、yhiroaki さんが優れた知性の持ち主であると分かります。あなたのような人のことを形容する表現の一つに "You have a good head on your shoulders" という決まり文句があります。これは brain の宿る場所として head を位置づけている表現ですが、"on your shoulders" と言っているとおり両肩と接触しているんです。おでこや頭だけに限定していると考えるには無理があります。おそらく neck までを含んで head と言っているのではないでしょうか。つまり headquarters に相当する日本語は、首脳部なのだと思います。


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1129. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(01:10)

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Ryotasanさん、こんにちは。

>多読や多聴を通してそういう印象が形成されたのなら
>良いんですが、僕は逆の経験をしてきました。多読を
>すればするほど head の範囲が広がっていき、今はもう
>頭やおでこだけを指して head と呼ぶ感覚は無いのです。

 #1093で書いた"向かう"というイメージから、後頭部
というよりは前頭部、それも脳と結びつきの強い(距離的
に近い)おでこのイメージを持つにいたっていました。

 掲示板のやり取りを通じて、首から上のイメージに
修正されつつあるのですが。やはりこうやって文章に
して書き込んでいると強い印象として記憶に残って
いきます。

>英語文化圏の子どもたちのために基礎的な英単語を
>解説した絵本などを見れば、head がどこを指すのか
>一目瞭然です。これが最も簡単だと思いますが、
>いかがでしょう。

 僕が例として持ち出したheadのような単語はそう
かもしれないですね。
 headよりもう少し抽象的だったり専門的だったり
して難しい単語の場合はどうでしょう。

 別のtreeで#1114や#1121でyamasinaさんが挙げ
られている、例えばの話としての
unlearn500万語vs無からのlearn5000万語
的な話になっていくような気がしますが。

>上記の記述を拝見しても僕は overlook の感じを
>映像化できません。昔からそうでした。でも、
>ペーパーバックを読んでいて、まとまった内容が
>ある文章の中で同じ単語に出会えば、たちどころに
>映像化できます。

 なるほど。これは人によって違いそうですね。

 僕の場合はNHKで放送していた「ハートで感じる
英文法」等の大西泰斗氏の影響も結構受けている
ので、単語は訳語を1つ1つ暗記するんじゃなくて
根底にあるイメージで理解する、というのを
心がけようとしていて、
 overlookのように一見全然違う意味を持つ語が
登場すると挑戦意識が芽生えるようです。

 #1114でyamasinaさんが挙げていたtaxiに
ついても語に対する挑戦意識を掻き立てられ
るのですが、こちらは1つのイメージに結べて
いません。"徘徊する乗り物"として結びつける
のは強引な気がするし。語源が違うのかしら。

>多読を始めるまえ、この曲を聴いても
>"his eyes in his head" というのがどういう
>ことなのか、さっぱり分かりませんでした。

 僕はこの歌詞については、なんの違和感も
なく受け入れていました。このあたりも個人差が
あるようですね。

 多読をしていても、むしろ受け入れすぎて
記憶に残らずささっと読み進んで、結果として
効果が挙がらないんじゃないかと不安になったり
もします。

 ただ、多分、僕みたいに感じる人もいっぱい
いるんだろうなあと思うし、効果がある・ないは
結局自分である程度のところまでやってみないと
判断がつかないのであまりつべこべ考えず、読み
進んでいこうと思っています。


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1132. Re: Re: はじめまして

お名前: 久子
投稿日: 2007/3/18(11:36)

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yhiroakiさん Ryotasanさん みなさん こんにちは。

yhiroakiさんと皆さんのやり取り興味深く拝見しています。

活字を読むのが好きで、文章を味わって読むより 意味が
少々分からなくても 適当に自分で分からないところを埋め
ながら ドンドン読んでしまう方です。
日本語なら、読むものがなければ 品質表示やマニュアル
辞典など 読書対象になりにくいものでも読みます。

楽して英語が読めるようになるなら、こりゃいいや と
多読に飛びついた口です。仕事で英文を読む必要があるため
これが早く読めればOKで、他は必要ない と考えていたと
いうもの多読になじみやすかったのだと思います。
現在は、聞く、話す、書く すべてが必要になり シャドウイング
英文日記、セルフトーキング など あれこれ手を出しています。

多読は4年半くらい 読書記録によると 1000万語以上
学校での英語学習は、対訳や文型がなかなか覚えられないので
成績は悪かったです。単語集の暗記も苦手、単語集の例文ではダメで
ある程度の長さのある文章で使われてないと覚えられません。

酒井先生 曰く 「多読の王道を行っている」のだそうです。
これは、自分の出来ることだけをやった結果がそうなっただけで、
本人としては 「えっ そうだったの」といった感じです。

前置きが長くなりましたが、一点だけ yhiroakiさんの疑問に
少しお答えできるかと思いまして、出てきました。

〉 多読をしていても、むしろ受け入れすぎて
〉記憶に残らずささっと読み進んで、結果として
〉効果が挙がらないんじゃないかと不安になったり
〉もします。

少なくとも私の場合は、ただただ読むだけでも記憶に
残り、次第にそれぞれの単語のイメージが固まって
きました。ただし、日本語でうまく説明できないので
自分としては本当に分かっているのか? との疑念は
抜け切れません。
日本語で説明できないと判った気がしない ようです。
仕事では正確さが要求されるので、辞書は英英も英和も
両方使ってましたから、ただ読むだけで習得したのか
どうかは、測定することはできませんし、回り道しているのか
近道しているのかも分かりません。

最近、大西泰斗氏の本を何冊か読んだところ その本に
書いてある単語のイメージと自分がうまく日本語で説明
できないでいたイメージは大きく重なっていました。
これで、自分はそれなりに英語分かっているのだと 少し
安心しました。

私の経験からすると 単語集も辞書も 対訳を覚えるのではなく
自分の中のイメージを膨らませせる補助として利用するのは
いいのかな と思います。
いずれにしろ 回り道でも近道でも 継続できないことには
始まらないので、自分に負担や無理がかからなく、やりたい
ことを我慢するなどもしない方法で 長く続けることの方が
重要です。


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1169. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/20(23:53)

------------------------------

久子、こんにちは。

>少なくとも私の場合は、ただただ読むだけでも記憶に
>残り、次第にそれぞれの単語のイメージが固まって
>きました。

 すばらしいですね!僕自身に効果があるかどうかは
まずは一定量を読んでみないと判断しようがないと
思っていますが、他の人の体験談は勇気づけられます。

>最近、大西泰斗氏の本を何冊か読んだところ その本に
>書いてある単語のイメージと自分がうまく日本語で説明
>できないでいたイメージは大きく重なっていました。
>これで、自分はそれなりに英語分かっているのだと 少し
>安心しました。

 大西泰斗氏の「文法も単語もイメージで捉える」という
考え方は、根底では多読の英語を英語のまま理解する
という考え方に通じるものだと思います。ただ、その文法
なり単語なりのイメージを記憶に留めるための方法論が
提示されていないと感じています。
 多読の場合は、少なくとも掲示板のみなさんのmessageを
みるかぎり、単語なりを記憶のイメージが記憶に留まって
いるようで有効な方法かもしれないと思って取り組んで
います。

>いずれにしろ 回り道でも近道でも 継続できないことには
>始まらないので、自分に負担や無理がかからなく、やりたい
>ことを我慢するなどもしない方法で 長く続けることの方が
>重要です。

 そのですね。負担に感じず続けられる範囲で取り組んで
いきたいと思います。みなさんの掲示板のmessageの最後に
Happy Reading!で結ばれているのをみるたびにそのことを
思い返しています。


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1141. 前方を指し示す head

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/18(22:20)

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たしかに、We're headed for といった表現には前へ進んでいく感じがあります。似たような表現で go forward を意味する go ahead も前向きな head を示しているようです。

僕がこれまで多読をして出会ってきた中で、こういう headed や ahead が使われている例は、どれもその主体が移動中という文脈でした。

そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性がないでしょうか。自動車であれば headlight のある箇所が head です。これは頭というより front だと思います。

ちなみに headfirst とか headlong という単語もあり、これは何も考えずしゃにむにつっこんでいく感じのようです。

それから over に関しては、上の方とか、上方を飛び越してむこうがわという感覚で理解していればそれで良いと思います。

ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね? 具体例を出して下さればお答えできると思いますが、別のスレッドにした方が良いかも知れません。


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1171. Re: 前方を指し示す head

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/21(00:01)

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Ryotasanさん、こんにちは。

>そこで考えたんですが、これは船首とか馬の首など、乗り物の
>head という感覚で捉えた方が、首全体を指す head と整合性が
>ないでしょうか。

 なるほど。そうかもしれないですね!

 僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
コメントに対し、
 僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
イメージ)なんです、ということをお知らせしようと思った
ものですが、
 こうやって、1つの言葉についてイメージを語るのは面白い
ですね。#1129でも書きましたがRyotasanさんとのやりとりを
通じてさらにイメージが修正されつつあります。

>ほかの単語はどうなのか疑問をお持ちのようですね?
>具体例を出して下さればお答えできると思いますが、
>別のスレッドにした方が良いかも知れません。

 #1111でRyoutasanが書いてくれた「英語文化圏の子ども
たちのために基礎的な英単語を解説した絵本などを見れば、
head がどこを指すのか一目瞭然です。」というコメントに
対し、
 基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
ないかと思ったわけです。
 ですので具体的な単語を想定したものではありません
でした。

 そして、これは、基礎的でない単語の場合に、
・無から多読で単語のイメージを築くか、
・単語本で基本的な意味を把握した後で多読で修正して
 いく(unlearn)か、
どちらが効果的かの議論になるので、別treeの議論と
重複するなと後になって築いた次第です。


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1182. Re: 前方を指し示す head

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/22(08:11)

------------------------------

おはようございます, yhiroaki さん。

そろそろ別のスレッドにした方が良さそうなところですが、二つだけお答えします。

〉 僕が#1129に書いた「#1093で書いた"向かう"というイメージ
〉から」以降は、Ryotasanさんが#1111で「多読や多聴を通して
〉そういう印象が形成されたのなら良いんですが、」という
〉コメントに対し、
〉 僕の、10万語通過したばかりの乏しいものではありますが
〉多読によるイメージ(少なくとも読書を通じて修正された
〉イメージ)なんです、

これは移動中の場面で headed が使われたりする例ですね。そういう風に場面と繋げて理解するのは非常に良い方法だと思います。移動中であることが分からないと、乗り物の head という発想にはたどり着けませんから。

〉 基礎的なものより難度の高い英単語の場合、基礎的な
〉ものと違って、英単語を解説した絵本が存在しないのでは
〉ないかと思ったわけです。

これも至極当然の疑問ですね。答の一つは「場面」です。基礎的な単語で書かれた箇所を理解することで場面が分かれば、そこで見慣れない単語に出会っても、そういう出会いを繰り返すうちに、その単語と場面が繋がってきます。そうなれば、ほぼ理解したも同然で、覚えるのも早いです。


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1223. Re: 前方を指し示す head

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/24(17:03)

------------------------------

Ryotasanさん、こんにちは。

 そうですね!

 多読を通じての効果は場面と関連付けられる
ことだと想像しています。

 この効果を期待して読み進んでいきたいと
思います。


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1122. Re: Re: はじめまして

お名前: トオル
投稿日: 2007/3/17(05:58)

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yhiroakiさん、こんにちは。
アメリカ、ボストンに住んでいるトオルと申します。

〉 ざっと20年以内にnon-nativeとして英語圏で生活できる
〉ようになりたいと思っているので、本当は切羽詰っているの
〉かもしれないですが。

英語の習得方法には私も自分の考えがありますが、
英語の習得方法よりも、yhiroakiさんのこの目標を大切にしてください。

私は今、多読を始めて5年ですが、3年半でアメリカに来ることが
できました。
きっかけは多読を始めて1年経ったころに、
ボストンにある会社を訪問し、それがきっかけで一緒に仕事を
することになったことでした。
多読を始める前は、英語に全く自信がなかったのですが、
多読を始めて1年後には一緒に仕事をしても何とかなるだろうと
思えたことが自信につながりました。
(まあよく思えたもんだと思いますが、若かったからですね)
だから、私は多読を始めてよかったと今でも思っています。

目標さえ決まれば、手段はなんとかなるものです。

ところで、yhiroakiさん。
英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
もっと具体的なことをイメージすると、
自分がやるべきことが見えてきます。
極端な話、ほとんど英語を話さなくても英語圏で生活はできるので。
ただし、ものすごい疎外感、孤独感があるので、
英語はできるだけ自由に使えたほうがいいです。
ボストンに来て思ったのは、
日本で身に付けた自分の常識をアメリカの常識だと思わないで、
生活したほうが楽しめるということです。
unlearnしないと楽しめないところが面白いと思っています。


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1131. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/18(02:17)

------------------------------

トオルさん、こんにちは。

>英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
>もっと具体的なことをイメージすると、
>自分がやるべきことが見えてきます。

 少し個人的な計画の話になるので、元の書き込み
では控えたのですが、僕の計画は次のようなものです。

 約20年後に妻と一緒に海外に移住します。1つの
ところに留まるわけではなくて、ビザや季節など
色々な条件で変わりますが、1〜6ヶ月程度で転々と
したいと思っています。いろんな国を渡り歩きたい
のです。

 目的は観光です。海外で働くつもりはありません。
ピラミッドを観てみたい。エアーズロックに登りたい。
マチュピチュにいってみたい。ストーンヘイジを
訪れたい。世界各地の料理を本場で食べたい。
などなど。

 20年後には、こどもも独り立ちしてくれる予定(!)
ですし、それ以上後になると今度は僕自身の体力が
不安になってきます。

 そのためには、financial independenceを達成
することが必要ですので、目標額を決めて資産形成に
努めているところです。

 同じように語学力が欠かせないと思っています。
数年前にハワイのマウイ島にに旅行した時にも、
オアフ島と違い日本語は全く通じませんでした。
そして、この程度の観光旅行でも、
 例えばレンタカーを日本で予約していったら、
一緒に頼んでおいたチャイルドシートがついていなくて、
カウンターの女性にその旨申し出ると、彼女の手元の
伝票にはチャイルドシートのことは書いてないと
言われて、1時間近く交渉する羽目になりました。
結局、交渉のかいあって、次の日にホテルに届けて
くれることになりましたが。
 ホテルも日本の代理店を通じて予約していったら、
朝食つきのプランだったはずなのに朝食代をcharge
され、frontにその旨を言うとやはり1時間近く交渉
する羽目になり、最後には朝食のcouponをもらえたの
ですが、すでにchargeされた朝食代はこちらでcancel
しておくからと言われて、checkoutの時に確認して
みたら、案の定chargeされたままで再度交渉する
ハメになったり・・・。

 と、やっぱり観光であっても語学力というか、
それなりのコミュニケーション能力は欠かせないん
だなと実感したわけです。

 多聴多読マガジンの創刊号に、こちらが客だったら
相手が聞こうと努力してくれる、という趣旨のことが
書いてありました。まだ契約前だったらこれは真実だと
思うのですが、契約した後に契約時に合意したはずの
サービスを受けられない場合の交渉はこちらが客で
あってもほとんど対等のコミュニケーションを要求
される、というのが僕の印象です。
 特に契約相手とサービスを提供してくれる人が違う
場合は顕著にそうだと思いました。

 本当は色々な国にいこうと思っているので、英語だけ
では足りないのですが、英語がわかるのとわからないのと
では大きな差があると思っています。

 僕が目指す英語の習得のレベルは、non-nativeとして
nativeとスムースに会話ができるところです。nativeと
同じレベルになろうとは思っていません。こいつは
nativeじゃねーな、と思われてかまわない。

 もし、英語力が早い時期にこのレベルに達することが
できたら、英語を深追いするのではなくて、別の言語を
使えるようになりたいと思っています。

 というくらいにはイメージは固めているつもりです。
いや、具体的にどこにいくかとかは全然固まっていない
のですが、それはその時の僕のいろいろな状況によるし
世界情勢がどうなっているかにもよるので、今の時点で
これ以上具体化することは考えていません。

 この夢というか、目標のために多読を再開し、
単語本もやり始めました。

 もし、その目的だったら、こうしたほうがいいのでは
ないかというアドバイスがあれば、ぜひお願いします!


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1133. Re: Re: はじめまして

お名前: トオル
投稿日: 2007/3/18(13:40)

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yhiroakiさん、こんにちは。

〉>英語圏で生活できるってどういうことでしょうか?
〉>もっと具体的なことをイメージすると、
〉>自分がやるべきことが見えてきます。

〉 少し個人的な計画の話になるので、元の書き込み
〉では控えたのですが、僕の計画は次のようなものです。

〉 約20年後に妻と一緒に海外に移住します。1つの
〉ところに留まるわけではなくて、ビザや季節など
〉色々な条件で変わりますが、1〜6ヶ月程度で転々と
〉したいと思っています。いろんな国を渡り歩きたい
〉のです。

〉 目的は観光です。海外で働くつもりはありません。
〉ピラミッドを観てみたい。エアーズロックに登りたい。
〉マチュピチュにいってみたい。ストーンヘイジを
〉訪れたい。世界各地の料理を本場で食べたい。
〉などなど。

〉 20年後には、こどもも独り立ちしてくれる予定(!)
〉ですし、それ以上後になると今度は僕自身の体力が
〉不安になってきます。

〉 そのためには、financial independenceを達成
〉することが必要ですので、目標額を決めて資産形成に
〉努めているところです。

yhiroakiさんの計画は素敵ですね。
是非、実現してください。
私の中では、短期の観光旅行・出張と
数ヶ月であっても住むというのは全然違うことなので、
以下は観光がメインだという前提で書きます。

〉 同じように語学力が欠かせないと思っています。
〉数年前にハワイのマウイ島にに旅行した時にも、
〉オアフ島と違い日本語は全く通じませんでした。
〉そして、この程度の観光旅行でも、
〉 例えばレンタカーを日本で予約していったら、
〉一緒に頼んでおいたチャイルドシートがついていなくて、
〉カウンターの女性にその旨申し出ると、彼女の手元の
〉伝票にはチャイルドシートのことは書いてないと
〉言われて、1時間近く交渉する羽目になりました。
〉結局、交渉のかいあって、次の日にホテルに届けて
〉くれることになりましたが。
〉 ホテルも日本の代理店を通じて予約していったら、
〉朝食つきのプランだったはずなのに朝食代をcharge
〉され、frontにその旨を言うとやはり1時間近く交渉
〉する羽目になり、最後には朝食のcouponをもらえたの
〉ですが、すでにchargeされた朝食代はこちらでcancel
〉しておくからと言われて、checkoutの時に確認して
〉みたら、案の定chargeされたままで再度交渉する
〉ハメになったり・・・。

担当者は客のクレームに対して、
判断する権限を与えれていないので
担当者にいくら言っても話は進みません。
マネージャを呼んで、クレームをいうのがいいと思います。
もし、マネージャにクレームを言ってもダメな場合は
会社のカスタマーセンターに経緯とマネージャの名前を言って
クレームします。
私はクレームに対し、ある程度の時間はかかると思っていて、
それは英語の問題ではないと考えています。

〉 と、やっぱり観光であっても語学力というか、
〉それなりのコミュニケーション能力は欠かせないん
〉だなと実感したわけです。

英語でクレームを言えるなら、その国のシステムを理解したほうが
いいかもしれません。
短期間の滞在でどこまでその国のシステム、考え方を理解できるか
わかりませんし、どこまで理解する必要があるかもわかりません。
しかし、旅行での経験は今後、役に立つと思います。

〉 多聴多読マガジンの創刊号に、こちらが客だったら
〉相手が聞こうと努力してくれる、という趣旨のことが
〉書いてありました。まだ契約前だったらこれは真実だと
〉思うのですが、契約した後に契約時に合意したはずの
〉サービスを受けられない場合の交渉はこちらが客で
〉あってもほとんど対等のコミュニケーションを要求
〉される、というのが僕の印象です。

私もお金を支払う前と支払った後では全然対応がちがうと思います。
お金を支払った後でも、客として強く出る唯一の方法は
「キャンセル」です。
自分の要求したものと対価が見合わないので「やめる」というのが
アメリカでの考え方だと理解しています。

〉 特に契約相手とサービスを提供してくれる人が違う
〉場合は顕著にそうだと思いました。

日本で代理店を通して契約した場合は、
すぐに「キャンセル」ができないので、客としての立場は弱くなるかも。
私なら、チャージされた朝食は日本の旅行代理店に請求します。

〉 本当は色々な国にいこうと思っているので、英語だけ
〉では足りないのですが、英語がわかるのとわからないのと
〉では大きな差があると思っています。

〉 僕が目指す英語の習得のレベルは、non-nativeとして
〉nativeとスムースに会話ができるところです。nativeと
〉同じレベルになろうとは思っていません。こいつは
〉nativeじゃねーな、と思われてかまわない。

〉 もし、英語力が早い時期にこのレベルに達することが
〉できたら、英語を深追いするのではなくて、別の言語を
〉使えるようになりたいと思っています。

 自分が達成すべきレベルがわかっているのであれば、
比較的早く達成できると思います。
3〜5年以内ぐらい。もっと早く達成できるかもしれません。
達成したと思ったら、アメリカでウィークリーマンションの
ような短期のアパートをかりて、1週間程度「住んで」みたら
いいと思います。これで判断できると思います。
短期アパートはボストンにはありますし、
ニューヨークやLAにもあります。
(他のエリアはよくわかりません)

〉 というくらいにはイメージは固めているつもりです。
〉いや、具体的にどこにいくかとかは全然固まっていない
〉のですが、それはその時の僕のいろいろな状況によるし
〉世界情勢がどうなっているかにもよるので、今の時点で
〉これ以上具体化することは考えていません。

〉 この夢というか、目標のために多読を再開し、
〉単語本もやり始めました。

〉 もし、その目的だったら、こうしたほうがいいのでは
〉ないかというアドバイスがあれば、ぜひお願いします!


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1172. Re: Re: はじめまして

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/3/21(00:08)

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 トオルさん、こんにちは。

>yhiroakiさんの計画は素敵ですね。
>是非、実現してください。

 ありがとうございます!

 そして観光旅行の際の交渉の心構え、いろいろとありがとう
ございました。

> 自分が達成すべきレベルがわかっているのであれば、
>比較的早く達成できると思います。
>3〜5年以内ぐらい。もっと早く達成できるかもしれません。

 多読を始めるかたは、「ペーパーバックを原書で読みたい」
を目標にしているcaseが多い印象があります。
 僕の目標にfitするのか不安になることもありますが、
今のところ代替案が思いつかないので、多読と多聴に取り組んで
いきたいと考えています。

>達成したと思ったら、アメリカでウィークリーマンションの
>ような短期のアパートをかりて、1週間程度「住んで」みたら
>いいと思います。これで判断できると思います。
>短期アパートはボストンにはありますし、
>ニューヨークやLAにもあります。
>(他のエリアはよくわかりません)

 そうですね!20年後の計画実行の時には、いまのところ
日本に生活基盤は残さないつもりなので、短期滞在を
試してみるのがいいのでしょうね!
 そういう計画を立てないといけないlevelに早くなり
たいもんです。


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