VOA の Billie Holiday 特集

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/3(08:44)]

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3069. VOA の Billie Holiday 特集

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/31(20:57)

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Billie Holiday と VOA Special English の話題が出たところでお知らせです。

3/25に VOA Special English で Billie Holiday の特集が放送されたようです。以下のリンクで放送の原稿を閲覧できるし、音声も聴けます。少しだけ歌も聴けます。

http://voanews.com/specialenglish/2007-03-25-voa1.cfm

そのうち自伝を読んでみたいですね。


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3079. ちょっとだけ補足

お名前: 春告魚
投稿日: 2007/4/7(10:10)

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わたしもVOAのPeople in AmericaのBillie Holiday聞いたのですが、
Billie Holiday はJazz Vocalのなかではどちらかというと聞きづらいほうです。
このプログラムでも5〜6曲歌ってますが、聞きやすいのはMore Than You Know と次のI Wished on the Moonくらいでしょうか。
歌手の声の質と歌の内容で聞きやすさは随分変わります。
More Than You Know のようなかわいらしい恋心の歌を歌うときはさすがのBillieもかわいい声で歌っていてとても聞きやすく感じます。
Strange Fruit、これはムリですね。

今まで聞いたところでは
(1)ラブソングは聞きやすい。
(2)1950年代、クリス・コナーやヘレン・メリルなどの白人歌手のほうが聞きやすい
(3)メロディに上下が多い曲(どちらかというとポピュラーな曲に多い)はむしろ聞き取りにくい
と感じます。みなさんはいかがでしょうか。


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3080. さらに補足

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/4/7(18:39)

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歌手として一番伝えたいことを正直に、一つ一つの言葉を大事にして歌ったのが "Strange Fruit" だと僕は感じています。こういう歌を聴いて不快に思う人もいるし、聞きづらいと思う人もいるし、ムリだと思う人の方が世の中には多いかも知れませんね。

僕もクリス・コナーやヘレン・メリルの様な白人歌手からジャズ・ヴォーカルの世界へ入っていった方だし、今でもそういう歌手は好きです。ビリーの歌い方からアクの強さを上手に抜き取ったような歌い方で、それでも胸に迫る歌になっています。

いきなり "Strange Fruit" を聴いてジャズ・ヴォーカルが嫌いになってしまう人もいるかもしれません。そういう意味では、あまり気軽に紹介すべきではなかったのでしょう。

ジャズに興味があって、米国の人種問題にも興味のある人に限定してのお薦めとしましょう。


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3081. Re: さらに補足

お名前: 春告魚
投稿日: 2007/4/8(00:58)

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何か勘違いをさせていたら申しわけありません。

聞きづらいというのは、Billie Holidayの歌が聞き取りにくいということです。
ムリというのはわたしには聞き取りがムリだと書いているのですが。

白人と比べてではなく、Sarah VaughanやEllaとくらべても聞きづらいと思うのですが、わたしだけかもしれません。

しかしながら、VOAで出てくる例えば1曲目は"God bless the child"以外何を歌っているのかわかりません。
これがわかってしまうのでしょうか?


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3083. Re: さらに補足

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/4/10(06:01)

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とりあえずご質問にだけお答えしておきます。(^-^;)

僕は "Strange Fruit" をCDで何度も聴いたことがあり、内容も覚えています。米国の学校の教科書に歌詞が転載されているのを読んだこともあります。ですから VOA の番組であの歌を一部を聴いただけでも、情景が浮かんでしまいます。これでは聴きやすさの判定はできませんね。

その他の曲も、DVDで発売されている最近と映画と同程度には聴き取っています。(字幕無しで聴くことが多いです。その方が理解しやすいことが多いのです。)


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3089. Re: さらに補足

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/4/15(18:51)

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ご無沙汰しています。少し時間が出来たのでジャズ・ヴォーカルについて整理してみます。

春告魚さんがおっしゃっているように、ジャズ・ヴォーカルは1950年代が聴き取りやすいです。ジャズの録音は20年代からありますが、50年代になって録音技術が格段に向上し、子音を聴き取りやすくなったからだと思います。勿論60年代以降も聴き取りやすいですが、歌の世界はロックやそれに近いポップスが主流になり、ジャズ・ヴォーカルの録音はそれほど多くなかったと思います。(1960年代は、かつてジャズ・ヴォーカルの大御所だったフランク・シナトラがスロー・ロックのリズムで "My Way" を歌って一度は引退した時代です。)

歌の種類によっても聴き取りやすさは違います。勿論、早口で機関銃のようにまくしたてる歌よりは、ゆっくり、しっとりの歌の方が聴き取りやすいです。結果的に love songs が多いです。

個人的にお薦めなのは、Chet Baker の CHET BAKER SINGS です。(白人男性で、アイドル的な人気もありました。)

蛇足ですが、恋の歌でも、ローズマリー・クルーニーが早口でまくしたてる "Come on-a My House" などは聴き取りが大変かもしれません。(この歌の作詞は小説家の William Saroyan ですが。)


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