多聴を始めて、気づいたこと。

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/17(19:25)]

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2860. 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/6(20:04)

------------------------------

こんばんは。のんたです。
この前のタドキスト大会2日目の後の喫茶店で、酒井先生にお話したんですが、
書いておいて!と言ってくださったので、一応書きに参りました。
 私の多聴始め、体験です。

 多読は300万語行ってません。レベル3くらいまでのものしか読めません。
 多聴は、3ヶ月くらい。ORTやLLL、スプリングボードなど、
 ゆっくりのものをすこしずつ始めました。
 タドキスト大会で、ドルフィンリーダーというもののCDを視聴して
 いただきました。あまりのゆっくりさに、みなさん爆笑。

 なぜ、笑ったのでしょう。

 それは、ゆっくりすぎて、かえって聞きづらい、また、不自然だと感じた
 からでしょう。つまり、もう、ある程度の速さに慣れているレベルなのでしょう。

  でも、小さい子供に話す時には、とてもゆっくりしゃべりますよね。
 音に慣れていない初心者には、やはり、ゆっくりすぎるくらいからを
 敢えて選んで聴き始めるというのも必要かもと自分で始めて思っています。
 多読でも、最初から児童書より、ORTやLLLを読もうというのと
 似ています。
  
 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
 難しいと思います。
 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
 からだと思います。
 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

  なので、すでにオーディオで聴けているみなさんは、かなりの上級者
 なわけです。で、そうなると、多読よりも、初期の自分の状態は、耳と
 いう感覚的な部分であるせいか、よけい忘れてしまうのではないかと
 思います。
 
  かくいう私も、本当の最初の頃は忘れているのです。
 それでも、そのゆっくりすぎる音たちを3ヶ月くらい聴いた後、感じたことを書いておきます。
 
 多聴以前。映画のセリフは、時々「あ、わかるのあった」という感じのものが一本に数回ある程度でした。それも2、3語のもの。あとは、雑音というか
なにいってんだろ〜〜な感じでした。

 多聴開始後、久しぶりに映画を聴いていると、単語が見えるんです。もちろん、全部じゃありません。でも今までは、消えていた、雑音でしかなかったものが、単語の羅列として入ってくる。けれども、もともとの読解力、英語力がないので、それを意味としてぱっと取れるものは多くありません。
 それでも、文全体が英語の単語の並びとして聞き取れるようになってきて
いるのを感じて、驚いています。日本語字幕を見ながら、映画を見るのですが
頭の中には、時々、英語のまま残っているのが感じられる時があるんです。
 早口でしゃべられるとさすがに難しいですが、子供向けの映画などだとより
 わかるものが増えます。
 表現力がなくて、どういっていいのか、難しいのですが、とにかく、話して
 いる細かいところが、想像つく。英語独特の文法的な癖のような感じがなんとなくわかってきて、よく出てくる単語などに慣れてくるというか。
 そんな風に今まで聞こえた経験がなかったので、ちょっと自分でもびっくり
している次第です。
 もう少し読めるようになってきたら、聴けそうだな、わかりそうだなという
 期待が持てるようになってきて、ちょっと嬉しく思っています。

 とりとめのない文章ですみません。また、これ、しっかりまとめて書こうと
思うと、結局アップしなそうなので、オンライン書きで失礼いたします。

 ではでは〜〜。

 

 


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[賛成] 2861. Re: 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/12/6(23:55)

------------------------------

のんたさん、こんばんは!
酒井@快読100万語!です。

〉こんばんは。のんたです。
〉この前のタドキスト大会2日目の後の喫茶店で、酒井先生にお話したんですが、
〉書いておいて!と言ってくださったので、一応書きに参りました。
〉 私の多聴始め、体験です。

ありがとー!
お願いしたことを忘れておりました・・・
というか、忘れるから、書いてもらったんですね。
だから、さっそく、保存しました。

というのは・・・

〉 多読は300万語行ってません。レベル3くらいまでのものしか読めません。
〉 多聴は、3ヶ月くらい。ORTやLLL、スプリングボードなど、
〉 ゆっくりのものをすこしずつ始めました。
〉 タドキスト大会で、ドルフィンリーダーというもののCDを視聴して
〉 いただきました。あまりのゆっくりさに、みなさん爆笑。

〉 なぜ、笑ったのでしょう。

〉 それは、ゆっくりすぎて、かえって聞きづらい、また、不自然だと感じた
〉 からでしょう。つまり、もう、ある程度の速さに慣れているレベルなのでしょう。

〉  でも、小さい子供に話す時には、とてもゆっくりしゃべりますよね。
〉 音に慣れていない初心者には、やはり、ゆっくりすぎるくらいからを
〉 敢えて選んで聴き始めるというのも必要かもと自分で始めて思っています。
〉 多読でも、最初から児童書より、ORTやLLLを読もうというのと
〉 似ています。

ここ、保存!

〉 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
〉 難しいと思います。

そうなのです。それで、KLについてのあの集まりになったのですね。

〉 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
〉 からだと思います。
〉 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
〉 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
〉 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

〉  なので、すでにオーディオで聴けているみなさんは、かなりの上級者
〉 なわけです。で、そうなると、多読よりも、初期の自分の状態は、耳と
〉 いう感覚的な部分であるせいか、よけい忘れてしまうのではないかと
〉 思います。

しょしんわするへからすですね。

〉  かくいう私も、本当の最初の頃は忘れているのです。
〉 それでも、そのゆっくりすぎる音たちを3ヶ月くらい聴いた後、感じたことを書いておきます。

はい、ここも保存!

〉 多聴以前。映画のセリフは、時々「あ、わかるのあった」という感じのものが一本に数回ある程度でした。それも2、3語のもの。あとは、雑音というか
〉なにいってんだろ〜〜な感じでした。

〉 多聴開始後、久しぶりに映画を聴いていると、単語が見えるんです。もちろん、全部じゃありません。でも今までは、消えていた、雑音でしかなかったものが、単語の羅列として入ってくる。けれども、もともとの読解力、英語力がないので、それを意味としてぱっと取れるものは多くありません。
〉 それでも、文全体が英語の単語の並びとして聞き取れるようになってきて
〉いるのを感じて、驚いています。日本語字幕を見ながら、映画を見るのですが
〉頭の中には、時々、英語のまま残っているのが感じられる時があるんです。

ここが不思議・・・
読むことでいうと、どういう状態なのだろうか?

〉 早口でしゃべられるとさすがに難しいですが、子供向けの映画などだとより
〉 わかるものが増えます。
〉 表現力がなくて、どういっていいのか、難しいのですが、とにかく、話して
〉 いる細かいところが、想像つく。英語独特の文法的な癖のような感じがなんとなくわかってきて、よく出てくる単語などに慣れてくるというか。
〉 そんな風に今まで聞こえた経験がなかったので、ちょっと自分でもびっくり
〉している次第です。

ここも不思議・・・
なんだか、理解よりも聴解が先へ進んでいる?
読むことでいえば、アルファベットはもうすっかりわかって、
並び方も見えてきて、でもまだ文字の並びと意味が結びつかない?

〉 もう少し読めるようになってきたら、聴けそうだな、わかりそうだなという
〉 期待が持てるようになってきて、ちょっと嬉しく思っています。

うん、読めるよりも、たしかに音の認識が先へ行っているのだから、
あとは認識した音を理解できるようになればいい?

うーん、ひじょーにきょーみぶかいが、わからない・・・

これからもときどき様子を知らせてください。
研究資料にしちゃいます!

では、Happy listening!

〉 とりとめのない文章ですみません。また、これ、しっかりまとめて書こうと
〉思うと、結局アップしなそうなので、オンライン書きで失礼いたします。

〉 ではでは〜〜。

〉 

〉 


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2875. Re: 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: macska
投稿日: 2006/12/12(09:38)

------------------------------

のんたさん、酒井先生、モーリンさん、ありあけファンさん、こんにちは。
みなさんのメッセージを読み、ちょっと方向を変えようと思い立ったmacskaです。

〉 音に慣れていない初心者には、やはり、ゆっくりすぎるくらいからを
〉 敢えて選んで聴き始めるというのも必要かもと自分で始めて思っています。
〉 多読でも、最初から児童書より、ORTやLLLを読もうというのと
〉 似ています。

ここ、ハッとしました。ゆっくりすぎるというとなんか不自然な感じだけど、その位なら聞けるという人にとっては「聞いて分る」素材=楽しいってことだもの。やっぱ楽しくなきゃ続かないです(^^ゞ

〉〉 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
〉〉 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

そうそう、同じVOA Special Englishでも話題によって分ったり分らなかったり全然違いますよね。得意分野なら分るしあまり関心のない分野は全然わからない。背景知識にも左右されます。だからその分ったり分らなかったりってのは1人1人違うってわけで、それをひっくるめてKLにまとめるってのは至難の業だなぁって思います。(フレーフレー、研究していらっしゃる方々!KL表心待ちにしてます。「多聴多読マガジン」の表ももの凄く参考になってます!ありがとうございます)

〉 英語独特の文法的な癖のような感じがなんとなくわかってきて、よく出てくる単語などに慣れてくるというか。

チャンクで英語が聞こえてくるってことかな。これって、やっぱり分り易しいものから聞いてるから掴まえられるんでしょうね、チャンクとして。意味は漠然としていても、場面や内容が想像できていれば、そんなときにいつもくっ付いて出てくる単語などに馴染みができてくる...

〉うん、読めるよりも、たしかに音の認識が先へ行っているのだから、
〉あとは認識した音を理解できるようになればいい?

読む場合、わからないと絵の助けを借りて理解してきました。でも、YLが上がって絵が少なくなってくると、頼れる絵が減ってきますよね。ま、中には不思議と絵がなくYLも高いのに読めちゃったり("Holes"がそうでした)するのもありますが、今の私、YL3,4あたりで躓くということは、まだそれまでのYLの量が足りないってことなのかと思ったりしてます。

でももしかしたら、ここで多聴をKL0からやったら、その壁を突破できるかも...と、そんな気がしてきました。

で、シャドウイングとリスニング。
もちろん両方すれば一番いいんだろうけど、シャドウイングはこども式がいいってことでKL0からってわけではないですよね。だから素材も別になる。そこんとこが私にとってちと問題。

最初に書いた方向転換というのは、シャドウイングの前に多聴をやってみようと思ったってことです。多読を始める前は、私は読むより聞く方が得意だって思ってました。でも今、読んでわかるものでも、読む前に音源で聞いたら分らなかった...

というわけで、手前勝手な報告でした<(_ _)>

Happy Listning!


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2880. Re: 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/17(11:45)

------------------------------

macskaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

〉チャンクで英語が聞こえてくるってことかな。これって、やっぱり分り易しいものから聞いてるから掴まえられるんでしょうね、チャンクとして。意味は漠然としていても、場面や内容が想像できていれば、そんなときにいつもくっ付いて出てくる単語などに馴染みができてくる...

 そうです、そうです。簡単なものほど、クチャっといっしょに発音されて
ますよね。その部分が、長い単語より、何いってんだかわからん!ところ
だったんですが、やさしいものを聴くことで、そこがわかるようになってきたようなんです。

〉読む場合、わからないと絵の助けを借りて理解してきました。でも、YLが上がって絵が少なくなってくると、頼れる絵が減ってきますよね。ま、中には不思議と絵がなくYLも高いのに読めちゃったり("Holes"がそうでした)するのもありますが、今の私、YL3,4あたりで躓くということは、まだそれまでのYLの量が足りないってことなのかと思ったりしてます。

〉でももしかしたら、ここで多聴をKL0からやったら、その壁を突破できるかも...と、そんな気がしてきました。

そうですね。私もそれを信じて少し続けてみようかと・・・。

〉で、シャドウイングとリスニング。
〉もちろん両方すれば一番いいんだろうけど、シャドウイングはこども式がいいってことでKL0からってわけではないですよね。だから素材も別になる。そこんとこが私にとってちと問題。

シャドウイングは私にはまだまだ壁です。なかなかトライする気になれず。

〉最初に書いた方向転換というのは、シャドウイングの前に多聴をやってみようと思ったってことです。多読を始める前は、私は読むより聞く方が得意だって思ってました。でも今、読んでわかるものでも、読む前に音源で聞いたら分らなかった...

〉というわけで、手前勝手な報告でした<(_ _)>

いろいろ参考になりました。こちらこそ、ありがとうございました。

〉Happy Listning!


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2883. Re: 多聴を始めて、気づいたこと。

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/17(12:23)

------------------------------

酒井先生、こんにちは!

わかりにくい報告で申し訳ないです(^^;)
でも、コメントくださった方々が、私の言いたかったことをクリアにしてくださり、おかげさまで、私もスッキリしてきました。
 あぁ、みんな最初は同じ感覚を持つんだなぁと。ということは、私も続けていけば、少しはマシになっていくのね!と希望が・・・。
 といいつつ、聴く時間も読む時間もなかなか取れてなくて、亀な歩みですが、
今後ともよろしくお願いいたします。


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[賛成] 2862. Re: 音が聞こえたら、聞いてわかるものを聞く

お名前: モーリン http://wordcount.blog72.fc2.com/
投稿日: 2006/12/7(00:55)

------------------------------

"のんた"さん、こんにちは。
モーリンです。

〉 いただきました。あまりのゆっくりさに、みなさん爆笑。
〉 なぜ、笑ったのでしょう。
〉 それは、ゆっくりすぎて、かえって聞きづらい、また、不自然だと感じた
〉 からでしょう。つまり、もう、ある程度の速さに慣れているレベルなのでしょう。
読む方である程度のものを読めていると、聞く方でやさしいのもに
立ち返るのは抵抗があるのではないでしょうか。
私は昨年の夏からListeningにめざめてVOA Special English と BBC7
の Little Toe から聞き始めました。そのことをここの掲示板に書い
たのですが、VOA Special English や Little Toe はやさしすぎるという
意見があり、Little Toe もBig toe ほどには皆さんの興味を引かな
かったようでした。私は VOA Special English がちょうどよくて
Little Toe はちょっと難しかったので4か月ぐらいは VOA Special
English を中心に聞いていました。

〉 
〉  かくいう私も、本当の最初の頃は忘れているのです。
〉 それでも、そのゆっくりすぎる音たちを3ヶ月くらい聴いた後、感じたことを書いておきます。
〉 
〉 多聴以前。映画のセリフは、時々「あ、わかるのあった」という感じのものが一本に数回ある程度でした。それも2、3語のもの。あとは、雑音というか
〉なにいってんだろ〜〜な感じでした。

〉 多聴開始後、久しぶりに映画を聴いていると、単語が見えるんです。もちろん、全部じゃありません。でも今までは、消えていた、雑音でしかなかったものが、単語の羅列として入ってくる。けれども、もともとの読解力、英語力がないので、それを意味としてぱっと取れるものは多くありません。
〉 それでも、文全体が英語の単語の並びとして聞き取れるようになってきて
〉いるのを感じて、驚いています。日本語字幕を見ながら、映画を見るのですが
〉頭の中には、時々、英語のまま残っているのが感じられる時があるんです。
これよくわかります。
8年前にアメリカのマッサージ学校にいったとき最初は授業が
まったく聞き取れなかったのですが、3か月ぐらい経ったときから
単語が聞き取れるようになりました。聞き取れると書くと意味が
わかると誤解されそうですが、意味はわからなくても単語単位で
聞こえるという状態です。だから、単語全部聞こえたけど、意味は
まったくわからない、というほうが多いのです。のんたさんの
おっしゃるのはこういう状態なのではないかな。

〉 もう少し読めるようになってきたら、聴けそうだな、わかりそうだなという
〉 期待が持てるようになってきて、ちょっと嬉しく思っています。
私は7か月のアメリカ滞在のあとに日本に戻ってから多読を始める
まで4年ほどFENを聞いていましたが単語が聞き取れても話してい
ることがわかるようにはなりませんでした。少しずつ意味がわかる
ようになったのは、多読を始めてからです。
よく考えれば単語が聞き取れるというのは、読むことで言えば書いてある単語が見えただけ。知ってる単語ばかりでも文章になると
意味がとれないのはみんな知っていることです。聞く方も同じ。単語が
全部聞き取れて全部知っている単語でも何をいっているかわからない
のは当然なのです。
英語の音に慣れて単語レベルで聞こえるようになったら、次は
多読と同じで、聞いて理解できるものを聞きながらすこしずつ
レベルを上げていくことです。その意味でゆっくりしゃべって
くれる音源は貴重だと思います。

私は、VOA Specail English -> Kid cast -> Little Toe と中心的な音源
が少しずつ難しい方へ移行していますが、聞き始めて8か月で
TOEICのListeningのスコアが110点伸びて400点を超えました(この
結果はもちろん多読の実践があってのものだと思いますが)。

長くなりましたが、今まで考えていたこを書いてしまいました。
のんたさん、ありがとう。

では、そのうちまた絵本の会で。
Happy Readind & Listening!!


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2881. Re: 音が聞こえたら、聞いてわかるものを聞く

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/17(11:51)

------------------------------

モーリンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

〉読む方である程度のものを読めていると、聞く方でやさしいのもに
〉立ち返るのは抵抗があるのではないでしょうか。
〉私は昨年の夏からListeningにめざめてVOA Special English と BBC7
〉の Little Toe から聞き始めました。そのことをここの掲示板に書い
〉たのですが、VOA Special English や Little Toe はやさしすぎるという
〉意見があり、Little Toe もBig toe ほどには皆さんの興味を引かな
〉かったようでした。私は VOA Special English がちょうどよくて
〉Little Toe はちょっと難しかったので4か月ぐらいは VOA Special
〉 English を中心に聞いていました。

おぉ、モーリンさんでもそうだったのですか。私がわからなくて当たり前だぁ。

〉これよくわかります。
〉8年前にアメリカのマッサージ学校にいったとき最初は授業が
〉まったく聞き取れなかったのですが、3か月ぐらい経ったときから
〉単語が聞き取れるようになりました。聞き取れると書くと意味が
〉わかると誤解されそうですが、意味はわからなくても単語単位で
〉聞こえるという状態です。だから、単語全部聞こえたけど、意味は
〉まったくわからない、というほうが多いのです。のんたさんの
〉おっしゃるのはこういう状態なのではないかな。

そうそう、そんな感じです。言葉はわかるけど、意味はわからない。
あぁ、なんかすっきりぃ。そうなんです。

〉私は7か月のアメリカ滞在のあとに日本に戻ってから多読を始める
〉まで4年ほどFENを聞いていましたが単語が聞き取れても話してい
〉ることがわかるようにはなりませんでした。少しずつ意味がわかる
〉ようになったのは、多読を始めてからです。
〉よく考えれば単語が聞き取れるというのは、読むことで言えば書いてある単語が見えただけ。知ってる単語ばかりでも文章になると
〉意味がとれないのはみんな知っていることです。聞く方も同じ。単語が
〉全部聞き取れて全部知っている単語でも何をいっているかわからない
〉のは当然なのです。
〉英語の音に慣れて単語レベルで聞こえるようになったら、次は
〉多読と同じで、聞いて理解できるものを聞きながらすこしずつ
〉レベルを上げていくことです。その意味でゆっくりしゃべって
〉くれる音源は貴重だと思います。

〉私は、VOA Specail English -> Kid cast -> Little Toe と中心的な音源
〉が少しずつ難しい方へ移行していますが、聞き始めて8か月で
〉TOEICのListeningのスコアが110点伸びて400点を超えました(この
〉結果はもちろん多読の実践があってのものだと思いますが)。

 具体的な体験談、すごく参考になりました。私の中の遠く頂上が見えないリスニング山への山道が、少し霧が晴れて見えてきた感じです。
 ありがとうございました。

〉では、そのうちまた絵本の会で。
〉Happy Readind & Listening!!

 こちらこそ、楽しみにしております。今度リスニングの話も聞かせてください!


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[投票] 2863. Re: 私もKL0から始めています

お名前: ありあけファン
投稿日: 2006/12/8(01:15)

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のんたさん こんにちは
ありあけファン@253万語(多読)/5万5000語(多聴) です

〉この前のタドキスト大会2日目の後の喫茶店で、酒井先生にお話したんですが、
〉書いておいて!と言ってくださったので、一応書きに参りました。
〉 私の多聴始め、体験です。

〉 多読は300万語行ってません。レベル3くらいまでのものしか読めません。

私も今,まさにこの段階です.
で,多聴は?

〉 多聴は、3ヶ月くらい。ORTやLLL、スプリングボードなど、
〉 ゆっくりのものをすこしずつ始めました。

ORT,LLL いいですね!
スプリングボードはまだ知らないけど,一度聴いてみたい.

〉 タドキスト大会で、ドルフィンリーダーというもののCDを視聴して
〉 いただきました。あまりのゆっくりさに、みなさん爆笑。

〉 なぜ、笑ったのでしょう。

〉 それは、ゆっくりすぎて、かえって聞きづらい、また、不自然だと感じた
〉 からでしょう。つまり、もう、ある程度の速さに慣れているレベルなのでしょう。

〉  でも、小さい子供に話す時には、とてもゆっくりしゃべりますよね。
〉 音に慣れていない初心者には、やはり、ゆっくりすぎるくらいからを
〉 敢えて選んで聴き始めるというのも必要かもと自分で始めて思っています。

ゆっくり,ゆっくり,でも不自然でなく ← こういうのって,必要ですね!

〉 多読でも、最初から児童書より、ORTやLLLを読もうというのと
〉 似ています。

賛成! 賛成!!

〉  
〉 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
〉 難しいと思います。
〉 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
〉 からだと思います。
〉 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
〉 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
〉 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

だから,KL(聴きやすさレベル)が必要ですよね!!
特に,ORTはKLが0.0〜0.8ぐらいまで段階的によくできていると思います.
(でも,これは,Trunk Stories にのみ当てはまり,More A や More B は
時として,KLの飛躍があるように思います.
詳細なリストは,酒井先生に提出済みですので近々発表していただけると期待しています.)

〉  なので、すでにオーディオで聴けているみなさんは、かなりの上級者
〉 なわけです。で、そうなると、多読よりも、初期の自分の状態は、耳と
〉 いう感覚的な部分であるせいか、よけい忘れてしまうのではないかと
〉 思います。

ですよね!!!

 本当に,音声は入門者にとって,想像以上に険しいと思います.
実際,3年前の私がそうでした.
シャドウイングなんてとんでもない,そんな感じです.
いろいろと試したのですが,読むことに関してはどんなに易しい素材でも,
聴くとさっぱりの連続でした.
レベル3が読めるようになったら,レベル0〜1でシャドウイングもしよう
としたのですが,ことばか雑音かわからない感じでした.
(今思うと,この試行錯誤が『多聴多読マガジン』でいう「こども式シャドウイング」
の練習になっていたのかもしれませんが...)
そうして,たどり着いたのがORTだったのです.

〉 
〉  かくいう私も、本当の最初の頃は忘れているのです。

 私も不思議なほど,よく覚えていないです.
多読開始の時のことはあれほど鮮明に覚えているのに...

〉 それでも、そのゆっくりすぎる音たちを3ヶ月くらい聴いた後、感じたことを書いておきます。
〉 
〉 多聴以前。映画のセリフは、時々「あ、わかるのあった」という感じのものが一本に数回ある程度でした。それも2、3語のもの。あとは、雑音というか
〉なにいってんだろ〜〜な感じでした。

〉 多聴開始後、久しぶりに映画を聴いていると、単語が見えるんです。もちろん、全部じゃありません。でも今までは、消えていた、雑音でしかなかったものが、単語の羅列として入ってくる。けれども、もともとの読解力、英語力がないので、それを意味としてぱっと取れるものは多くありません。
〉 それでも、文全体が英語の単語の並びとして聞き取れるようになってきて
〉いるのを感じて、驚いています。日本語字幕を見ながら、映画を見るのですが
〉頭の中には、時々、英語のまま残っているのが感じられる時があるんです。
〉 早口でしゃべられるとさすがに難しいですが、子供向けの映画などだとより
〉 わかるものが増えます。

私も,前回までは,全くの暗号だった『ネバーエンディングストーリー』
などはよく聴き取れるようになりました.
その間やったことといえば,
  MTHのL&R
  ORT1〜6のシャドウイング(1と1+は音読も)
  100English のシャドウイング
程度だったと思います.

多聴も,やさしくたくさん,が予想以上に効果がありそうです.

〉 表現力がなくて、どういっていいのか、難しいのですが、とにかく、話して
〉 いる細かいところが、想像つく。英語独特の文法的な癖のような感じがなんとなくわかってきて、よく出てくる単語などに慣れてくるというか。
〉 そんな風に今まで聞こえた経験がなかったので、ちょっと自分でもびっくり
〉している次第です。
〉 もう少し読めるようになってきたら、聴けそうだな、わかりそうだなという
〉 期待が持てるようになってきて、ちょっと嬉しく思っています。

〉 とりとめのない文章ですみません。また、これ、しっかりまとめて書こうと
〉思うと、結局アップしなそうなので、オンライン書きで失礼いたします。

〉 ではでは〜〜。

とても共感することの多い報告ありがとうございます.
これからも,楽しく多聴もつづけていきましょうね.

Happy listening!!!!!


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[汗] 2865. Re: 私もKL0から始めています

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/12/8(23:23)

------------------------------

のんたさん、ありあけファンさん、こんばんは!

お二人のやりとりからKL(聴きやすさレベル)の大事さが
わかります。

〉〉 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
〉〉 難しいと思います。
〉〉 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
〉〉 からだと思います。
〉〉 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
〉〉 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
〉〉 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

〉だから,KL(聴きやすさレベル)が必要ですよね!!
〉特に,ORTはKLが0.0〜0.8ぐらいまで段階的によくできていると思います.
〉(でも,これは,Trunk Stories にのみ当てはまり,More A や More B は
〉時として,KLの飛躍があるように思います.
〉詳細なリストは,酒井先生に提出済みですので近々発表していただけると期待しています.)

そうなんです。KL設定についてみなさんの意見をうかがいたくて、
いろいろ準備しているのですが、これがお二人のいうように本当に難しい!

たとえば、wpm一つとっても、どうやって測るのか?
本全体の総語数を、朗読CDのケースに書いてある録音時間数で
割る! これだと相当ゆっくりめのwpmになります。

または多聴多読マガジンの編集資料としてしおさんが作ってくださった
1章の時間をCDのディスプレーで調べて、章と章の間の無音時間を
引いて、その章の総語数を割る! これはすこし早めのwpmになる。

実はさらに、科学研究費でお金を出して、バイトくんにしゃべっている
速さの実測をだしてもらいました。

いくつかのセンテンスを、音が聞こえてきたらすぐストップウォッチを
押して、センテンスが終わったらすぐにストップウォッチを止める。
バラツキや癖が出ないように、おなじセンテンスを聴きながら3人の人に
計測してもらって、平均を出すというやり方で測りました。
計測センテンス数は5つくらい。

すると、相当遅く聞こえる朗読でも、本当に読み上げている声の
部分だけ取り出すと、180wpmくらいにはなるようです。
そうすると、多読の時のYLとおなじで、やはり「印象」に頼るのが
いちばんかなという気がしてきました。

センテンスとセンテンスのあいだの「ため」や、章と章のあいだの
無音時間は、実は多読で言えば「まばら度」にあたるものかも
しれません。つまり、そうした無音時間があると「聴きやすさ度」が
上がる! つまり、つまり、無音時間は単なる無の時間ではなくて、
癒しの時間(?)になっている?

というようなことを考えはじめるとなかなかありあけファンさんの
アクセスによる表や、ほかの方々が提供してくださった表も
すぐには公表できない状況です・・・

どこかで思い切って、生のデータだけを公表して、それについて
みなさんの意見を寄せていただいて、その上でYL設定のときの
道しるべのようなKLを比較するための「とりあえず基準」を
決めて、それとの比較でさまざまな音声素材のKLを決めることに
なるかなと思っています。

最初の予定では多聴多読マガジン第2号でという話でしたが、
いまのところかなり遅くなりそうな気配です・・・

もうしわけないです・・・
「多読的文法論(仮題)」の第1稿が書き上がったら、
とりかかります。KL表はぼくの「シャドーイング本」の
大事な柱になるはずです。皆さんのご協力をいまから
お願いしておきます。

多聴とシャドーイングの際には素材の比較をいつも頭に
置いておいてくださいな。ごく個人的な、偏見に満ちた比較で
結構です。むしろそういう個人的な気持ちの集積としてKLが
できあがることがぼくの願いです!

丸善の○西さんが、V.O.A.のSpecial Englishよりやさしい、
本当にゼロからのKL表を作りたいとおっしゃってくださって、
僕たちの背中を押してくれました。大変ありがたいことでした。
○西さんのためにもなんとかKL表を作り上げたいとおもっているのです。

よろしくお願いします!!


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[脱帽] 2873. Re: 私もKL0から始めています

お名前: ありあけファン
投稿日: 2006/12/12(00:52)

------------------------------

酒井先生 こんにちは

〉お二人のやりとりからKL(聴きやすさレベル)の大事さが
〉わかります。

〉〉〉 「聴ける」というのは、「読める」より、ずっとその進歩の判断が
〉〉〉 難しいと思います。
〉〉〉 「読める」以上に、知らないうちに少しずつ「聴ける」ようになっていく
〉〉〉 からだと思います。
〉〉〉 また、教材に、GRや読みやすさレベルのようなレベルわけがないこと。
〉〉〉 言葉が難しくなくても、速いもの。単語が少なくても、ストーリーが
〉〉〉 取れないもの。など、いろいろなパターンがあるからだと思います。

〉〉だから,KL(聴きやすさレベル)が必要ですよね!!
〉〉特に,ORTはKLが0.0〜0.8ぐらいまで段階的によくできていると思います.
〉〉(でも,これは,Trunk Stories にのみ当てはまり,More A や More B は
〉〉時として,KLの飛躍があるように思います.
〉〉詳細なリストは,酒井先生に提出済みですので近々発表していただけると期待しています.)

〉そうなんです。KL設定についてみなさんの意見をうかがいたくて、
〉いろいろ準備しているのですが、これがお二人のいうように本当に難しい!

ほんとうに,KLに影響を及ぼす因子を考え始めるととても難しいですね.

〉たとえば、wpm一つとっても、どうやって測るのか?
〉本全体の総語数を、朗読CDのケースに書いてある録音時間数で
〉割る! これだと相当ゆっくりめのwpmになります。

〉または多聴多読マガジンの編集資料としてしおさんが作ってくださった
〉1章の時間をCDのディスプレーで調べて、章と章の間の無音時間を
〉引いて、その章の総語数を割る! これはすこし早めのwpmになる。

〉実はさらに、科学研究費でお金を出して、バイトくんにしゃべっている
〉速さの実測をだしてもらいました。

〉いくつかのセンテンスを、音が聞こえてきたらすぐストップウォッチを
〉押して、センテンスが終わったらすぐにストップウォッチを止める。
〉バラツキや癖が出ないように、おなじセンテンスを聴きながら3人の人に
〉計測してもらって、平均を出すというやり方で測りました。
〉計測センテンス数は5つくらい。

さすが酒井先生,アプローチ方法が科学的です!

〉すると、相当遅く聞こえる朗読でも、本当に読み上げている声の
〉部分だけ取り出すと、180wpmくらいにはなるようです。

私は,KLとwpmは関係ないと思っていました.
でも,酒井先生が検証されている実質wpmとなると関係がありそうですね.

〉そうすると、多読の時のYLとおなじで、やはり「印象」に頼るのが
〉いちばんかなという気がしてきました。

やはりそうなのでしょうか!
ORTのKLを決める時に,YL以上に「第一印象」を基準にしていました.
音というのはとらえどころがないのか,考え始めるとわからなくなるのですね.
でも,適当に主観でKLを決めても3ヶ月前に決めたKLとピタリと一致していることが多かったです.

〉センテンスとセンテンスのあいだの「ため」や、章と章のあいだの
〉無音時間は、実は多読で言えば「まばら度」にあたるものかも
〉しれません。つまり、そうした無音時間があると「聴きやすさ度」が
〉上がる! つまり、つまり、無音時間は単なる無の時間ではなくて、
〉癒しの時間(?)になっている?

無音時間が音楽でいう休符の役割を演じるとかいうこともあるのでしょうか?
CDによっては,バックミュージックの役割も無視できなかったりするようです.

〉というようなことを考えはじめるとなかなかありあけファンさんの
〉アクセスによる表や、ほかの方々が提供してくださった表も
〉すぐには公表できない状況です・・・

〉どこかで思い切って、生のデータだけを公表して、それについて
〉みなさんの意見を寄せていただいて、その上でYL設定のときの
〉道しるべのようなKLを比較するための「とりあえず基準」を
〉決めて、それとの比較でさまざまな音声素材のKLを決めることに
〉なるかなと思っています。

楽しみにしています.

〉最初の予定では多聴多読マガジン第2号でという話でしたが、
〉いまのところかなり遅くなりそうな気配です・・・

多聴多読マガジン第2号,買いました!
wpmの分布など,予想していなかっただけに大いに参考になりました.

〉もうしわけないです・・・
〉「多読的文法論(仮題)」の第1稿が書き上がったら、
〉とりかかります。KL表はぼくの「シャドーイング本」の
〉大事な柱になるはずです。皆さんのご協力をいまから
〉お願いしておきます。

〉多聴とシャドーイングの際には素材の比較をいつも頭に
〉置いておいてくださいな。ごく個人的な、偏見に満ちた比較で
〉結構です。むしろそういう個人的な気持ちの集積としてKLが
〉できあがることがぼくの願いです!

最近,シャドウイングの語数が停滞気味なので,またはじめなければ...
まだ未聴のORTのパッケージの封を開けようかな?

〉丸善の○西さんが、V.O.A.のSpecial Englishよりやさしい、
〉本当にゼロからのKL表を作りたいとおっしゃってくださって、
〉僕たちの背中を押してくれました。大変ありがたいことでした。
〉○西さんのためにもなんとかKL表を作り上げたいとおもっているのです。

〉よろしくお願いします!!

よろしくお願いします!!!


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[賛成] 2877. Re: 私もKL0から始めています

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/12/12(23:29)

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ありあけファンさん、こんばんは!

〉さすが酒井先生,アプローチ方法が科学的です!

へへ・・・ ありあけファンさんにそんなこと言われると
うれしくなってしまう・・・

〉〉すると、相当遅く聞こえる朗読でも、本当に読み上げている声の
〉〉部分だけ取り出すと、180wpmくらいにはなるようです。

〉私は,KLとwpmは関係ないと思っていました.
〉でも,酒井先生が検証されている実質wpmとなると関係がありそうですね.

それはまだわかりませんが、wpmだけでもいろいろあるわけで・・・

〉〉そうすると、多読の時のYLとおなじで、やはり「印象」に頼るのが
〉〉いちばんかなという気がしてきました。

〉やはりそうなのでしょうか!
〉ORTのKLを決める時に,YL以上に「第一印象」を基準にしていました.

はい、どうもYL以上に「勘」が大切らしい・・・

〉音というのはとらえどころがないのか,考え始めるとわからなくなるのですね.
〉でも,適当に主観でKLを決めても3ヶ月前に決めたKLとピタリと一致していることが多かったです.

これはおもしろい話しですね!

〉〉センテンスとセンテンスのあいだの「ため」や、章と章のあいだの
〉〉無音時間は、実は多読で言えば「まばら度」にあたるものかも
〉〉しれません。つまり、そうした無音時間があると「聴きやすさ度」が
〉〉上がる! つまり、つまり、無音時間は単なる無の時間ではなくて、
〉〉癒しの時間(?)になっている?

〉無音時間が音楽でいう休符の役割を演じるとかいうこともあるのでしょうか?
〉CDによっては,バックミュージックの役割も無視できなかったりするようです.

そう、それも無視できません。いやそれどころか(In fact)、
学生の反応を見ていると、Black Catがとても人気があるのは
まさにそうしたもろもろの効果音のせいかもしれない。

〉〉というようなことを考えはじめるとなかなかありあけファンさんの
〉〉アクセスによる表や、ほかの方々が提供してくださった表も
〉〉すぐには公表できない状況です・・・

〉〉どこかで思い切って、生のデータだけを公表して、それについて
〉〉みなさんの意見を寄せていただいて、その上でYL設定のときの
〉〉道しるべのようなKLを比較するための「とりあえず基準」を
〉〉決めて、それとの比較でさまざまな音声素材のKLを決めることに
〉〉なるかなと思っています。

〉楽しみにしています.

〉〉最初の予定では多聴多読マガジン第2号でという話でしたが、
〉〉いまのところかなり遅くなりそうな気配です・・・

〉多聴多読マガジン第2号,買いました!
〉wpmの分布など,予想していなかっただけに大いに参考になりました.

〉〉もうしわけないです・・・
〉〉「多読的文法論(仮題)」の第1稿が書き上がったら、
〉〉とりかかります。KL表はぼくの「シャドーイング本」の
〉〉大事な柱になるはずです。皆さんのご協力をいまから
〉〉お願いしておきます。

〉〉多聴とシャドーイングの際には素材の比較をいつも頭に
〉〉置いておいてくださいな。ごく個人的な、偏見に満ちた比較で
〉〉結構です。むしろそういう個人的な気持ちの集積としてKLが
〉〉できあがることがぼくの願いです!

〉最近,シャドウイングの語数が停滞気味なので,またはじめなければ...
〉まだ未聴のORTのパッケージの封を開けようかな?

〉〉丸善の○西さんが、V.O.A.のSpecial Englishよりやさしい、
〉〉本当にゼロからのKL表を作りたいとおっしゃってくださって、
〉〉僕たちの背中を押してくれました。大変ありがたいことでした。
〉〉○西さんのためにもなんとかKL表を作り上げたいとおもっているのです。

〉〉よろしくお願いします!!

〉よろしくお願いします!!!

よろしくお願いします!!!!


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2882. Re: 私もKL0から始めています

お名前: のんた
投稿日: 2006/12/17(12:20)

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ありあけファンさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

〉私も今,まさにこの段階です.

わ、本当に同じくらいのところですね。仲間だぁ〜!

〉ORT,LLL いいですね!
〉スプリングボードはまだ知らないけど,一度聴いてみたい.

スプリングボードは、サイトで全部無料で聴けたと思います。
URLがどこかへいってしまった。探してみます。

〉だから,KL(聴きやすさレベル)が必要ですよね!!
〉特に,ORTはKLが0.0〜0.8ぐらいまで段階的によくできていると思います.
〉(でも,これは,Trunk Stories にのみ当てはまり,More A や More B は
〉時として,KLの飛躍があるように思います.
〉詳細なリストは,酒井先生に提出済みですので近々発表していただけると期待しています.)

ほんとに聴きやすさレベルがあると、継続していこうという時、助かりますよね。徐々にレベルをあげるのって、リスニングはとても難しい。

〉 本当に,音声は入門者にとって,想像以上に険しいと思います.
〉実際,3年前の私がそうでした.
〉シャドウイングなんてとんでもない,そんな感じです.
〉いろいろと試したのですが,読むことに関してはどんなに易しい素材でも,
〉聴くとさっぱりの連続でした.
〉レベル3が読めるようになったら,レベル0〜1でシャドウイングもしよう
〉としたのですが,ことばか雑音かわからない感じでした.
〉(今思うと,この試行錯誤が『多聴多読マガジン』でいう「こども式シャドウイング」
〉の練習になっていたのかもしれませんが...)
〉そうして,たどり着いたのがORTだったのです.

先をいく先輩の具体的な経験談、とても参考になります。皆始めは同じなのねぇととても心強いです。

全くの暗号だった『ネバーエンディングストーリー』
〉などはよく聴き取れるようになりました.
〉その間やったことといえば,
〉  MTHのL&R
〉  ORT1〜6のシャドウイング(1と1+は音読も)
〉  100English のシャドウイング
〉程度だったと思います.

〉多聴も,やさしくたくさん,が予想以上に効果がありそうです.

みなさんのご意見を聞いて、私のもやもやっとしていたところがクリアに
なった感じがします。簡単なものを聴くをとりあえず、ぼちぼちしていきたいと思います。

〉とても共感することの多い報告ありがとうございます.
〉これからも,楽しく多聴もつづけていきましょうね.

こちらこそ、とても勇気付けられました。ありがとうございます!!

〉Happy listening!!!!!


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