Re: the road wherever it goes

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/22(06:15)]

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2061. Re: the road wherever it goes

お名前: ako
投稿日: 2004/5/29(02:13)

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ケルアックさん、300万、おめでとうございます!

いつぞやは、ケル様みっけ〜〜等と背後からおどかしてすみませんでした。
また、ジャック・ケルアックの詩をご紹介くださって、
ありがとうございました。

何と「路上派詩人」が、「図書館派絵本読み」にもなられたと伺い、びっくりしています。akoもブッククラブに行くのが遠いと思う日は、地元の図書館で洋書絵本読みしております。

〉「おじちゃんご本好きなの?」
〉「おじさんご本読んでるんだから静かにしなさい」

あははは! 
見たいなぁ しぶ〜い紳士のケル様がお子ちゃまに囲まれてる図!

〉「六本木のかっこいい喫茶店でペーパーバックを読む私」と随分違います。

ある時は六本木PBタドキスト、ある時は路上派詩人、
そしてまたある時は図書館でミッフィーちゃん。
紳士はさまざまな顔を持っている・・・ 
うーん、ケル様、かっこよすぎ!

〉「Grasshopper on the Road」  Arnold Lobel
〉これはon the Roadですから、路上派タドキストとしては読まないわけにはいきません。

何とまたまた奇遇中の奇遇。akoも今週よんだばかりです。
嬉しい、10万語にもならないakoが、300万語のケルアックさんと同じ本を読んでいたなんて!
実はかなり気に入ったところがあって、自分のノートに写しちゃってるのがあるのですが、ちょっと聞いていただけますか。
(akoは英語でも日本語でも、これ名言!って思うとすぐ書き写してしまうのが習慣でして・・・)

[イントロ] I will follow that road wherever it goes.
これは完全に路上派ケルアックさんからの影響を受けちゃってます。
road という文字を見ると、もはや、ただの道路とは思えないアタマになってます。
この一行、まさに生きてる、ってこういうことか、と。

[A New House]
This is a fine time for me to find a new house.
聖書「新しい皮袋に入れよ」というのが浮かんできました。何か関係が…?

[The Sweeper][The Voyage][Always]
I will make this road as clean as can be.
Rules are rules. Rules are still rules.
I know more about sailing than anyone else around here.
You are sitting on our place. This is the mushroom we always sit on.
あ〜、こんな風に頑固に思い上がる時が自分にもあるかもしれない…。
自分の世界だと思い込んでいる小さなぬるま湯の中で、
変化を嫌い、人を束縛し、裸の王様になっているような時があるのかも…と。

[At Evening]
"We are flying fast. You are only walking," said the dragonflies.
"I like to walk," said the Grasshopper.
He was happy to be walking slowly down the road.
次々と100万語を通過する同期を見てきた自分を見るようでした。
でも、I like to walk と言い切って平然と我が道を行く Grasshopper 氏のカッコよさに惚れた。

[裏表紙]
They wonder why Grasshopper isn't more like them.
But he is happy just walking down the road.
人と違うことに価値を置く文化なのだと感じました。
私もケルアックさんのように誰とも群れず組せず、自分の road を歩いていける人間になりたいです。
(宴会好きなのでこれが実に難しい・・・)

そしてまた少年は旅立つ(これは海のトリトン最終回・・・思い出しちゃった)
The road would still be there.
[We] kept on walking down the road........

〉「The Velveteen Rabbit」   Margery Williams
〉美しい、非常に美しい物語だなあ。
〉絵本というにはちょっと難しめかもしれませんが、超お奨めですね。

特別な感慨を持たれた本なのですね。
ako読書手帳「タドキスト別オススメ本一覧」に書き加えました。

〉Bible (New International Version)
〉118300 語

引き続き、これぞケルアックさん!って感じ。

〉300万語読んで、レベル6くらいでも疾走感を持って読めるようになったな。
〉なんかすごく力がついてるなっつう実感があります。
〉迷いはなくなったぞ。
〉これからもビュンビュン読みまーす!

多読で疾走できるようになる!
多読歴の浅い自分には、すごく響く言葉です。

〉    「さあ、これから面白くなるぞ」
〉       −「路上」 ジャック・ケルアック−

おぉ・・・ ジャック・ケルアック第2弾!
次元大介の名セリフって、実はジャック・ケルアックから来てたのかも???

懐かしのTVアニメ『ルパン三世』(ルパンの上着が緑色の最初のバージョン)で、
私が一番に思い出す次元のセリフなんです。
ルパンと次元の二人が、やばい、ピンチだ!っていう時に次元が言うんです。
「面白くなってきやがった!」

メンタルに辛い時、このセリフを思い出すんです。
素敵な報告と「路上」のご紹介、ありがとうございました。


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2065. akoさん ありがとうございます

お名前: ケルアック
投稿日: 2004/5/29(08:38)

------------------------------

〉ケルアックさん、300万、おめでとうございます!

ありがとうございます。

〉いつぞやは、ケル様みっけ〜〜等と背後からおどかしてすみませんでした。
〉また、ジャック・ケルアックの詩をご紹介くださって、
〉ありがとうございました。

ケルアック好きが一人でも増えたらうれしいです。

〉〉「Grasshopper on the Road」  Arnold Lobel
〉何とまたまた奇遇中の奇遇。akoも今週よんだばかりです。
〉嬉しい、10万語にもならないakoが、300万語のケルアックさんと同じ本を読んでいたなんて!
〉実はかなり気に入ったところがあって、自分のノートに写しちゃってるのがあるのですが、ちょっと聞いていただけますか。
〉(akoは英語でも日本語でも、これ名言!って思うとすぐ書き写してしまうのが習慣でして・・・)

おおー!読みましたか!
しかも気に入ってメモまで!
自分が気に入ったのを人も気に入ったってすごくうれしいですねえ。

〉[イントロ] I will follow that road wherever it goes.
〉これは完全に路上派ケルアックさんからの影響を受けちゃってます。
〉road という文字を見ると、もはや、ただの道路とは思えないアタマになってます。
〉この一行、まさに生きてる、ってこういうことか、と。

そうそう!最初っからググッと惹かれました。

〉[A New House]
〉This is a fine time for me to find a new house.
〉聖書「新しい皮袋に入れよ」というのが浮かんできました。何か関係が…?

でも結局同じリンゴなんですよね。
変わるんなら思いっきり変われ!

〉[The Sweeper][The Voyage][Always]
〉I will make this road as clean as can be.
〉Rules are rules. Rules are still rules.
〉I know more about sailing than anyone else around here.
〉You are sitting on our place. This is the mushroom we always sit on.
〉あ〜、こんな風に頑固に思い上がる時が自分にもあるかもしれない…。
〉自分の世界だと思い込んでいる小さなぬるま湯の中で、
〉変化を嫌い、人を束縛し、裸の王様になっているような時があるのかも…と。

彼らと自分を比べて劣等感を持つことなく
かといって優越感をもって
「俺が正しい」というわけでもなく
批判したり議論したりするでなく
かといってほっとくわけでなく
淡々と道を歩いていく
淡々と黙々と

〉[At Evening]
〉"We are flying fast. You are only walking," said the dragonflies.
〉"I like to walk," said the Grasshopper.
〉He was happy to be walking slowly down the road.
〉次々と100万語を通過する同期を見てきた自分を見るようでした。
〉でも、I like to walk と言い切って平然と我が道を行く Grasshopper 氏のカッコよさに惚れた。

I like to walk

正しいとか間違っているという基準ではなく
いいでも悪いでもなく

「好きだから」

と言い切る
たしかにかっこいいです。

〉[裏表紙]
〉They wonder why Grasshopper isn't more like them.
〉But he is happy just walking down the road.
〉人と違うことに価値を置く文化なのだと感じました。
〉私もケルアックさんのように誰とも群れず組せず、自分の road を歩いていける人間になりたいです。
〉(宴会好きなのでこれが実に難しい・・・)

But he is happy

いい言葉ですねえ。
いろいろある。いろいろあるけど

But I am happy!

好きだし楽しいし幸せなんだぜ!

〉そしてまた少年は旅立つ(これは海のトリトン最終回・・・思い出しちゃった)
〉The road would still be there.
〉[We] kept on walking down the road........

すーいーへーいーせーんの彼方にはーーーー
なーにーがーあーるーとーいうのだろー
Go! Go! Go! Go! Go!

〉〉「The Velveteen Rabbit」   Margery Williams
〉特別な感慨を持たれた本なのですね。
〉ako読書手帳「タドキスト別オススメ本一覧」に書き加えました。

これはですねえ、
と、いろいろ書こうと思ったけどakoさんが読むまで待ってますね。

300万語読んであらためて思うのは

「単語を身につけるってこういうことなんだ」

っていう感覚ですね。

例えば単語帳で

road=道

って覚えても面白くもなんともないけど、

いろんな本を読んだり、こうして話したりすると

road

っていうたった一つの単語でも
ものすごくイメージが広がるし
感情が喚起されますよねえ。

言葉って面白いです。
 

「面白くなってきやがったぜ!!!」
 
 
ではでは、いろいろあるし考えるけど

But Happy Reading!


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