分類について

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/3(18:32)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2882. 分類について

お名前: こるも
投稿日: 2008/12/22(11:29)

------------------------------

だんだんマニアックになっていきますが。

ウサギ科(Leporidae)の、分類についてです。
出典がwikiなので、あまり信用できないかもしれませんが。

・rabbit
 属         種
 Pentalagus   アマミノクロウサギ(Amami Rabbit)
 Bunolagus   Riverine Rabbit
 Nesolagus   Sumatran Striped Rabbit, Annamite Striped Rabbit
 Romerolagus  Volcano Rabbit
 Brachylagus  Pygmy Rabbit
 Sylvilagus   Cottontail Rabbit, etc..
 Oryctolagus  European Rabbit
 Poelagus    Bunyoro Rabbit

・hare
 属        種
 Lepus    European Hare, Jackrabbit, Arctic Hare, Snowshoe Hare,ニホンノウサギなど。
 ( Caprolagus and Pronolagusをhareとする場合もあり。)


これを見ると、hareと呼ばれるのはノウサギ属(Lepus)のみで、それ以外をrabbitと呼んでいるようです。

一般に私たちがrabbitと呼んでいる(飼いウサギにもなっている)european rabbitはアナウサギ属(Oryctolagus)で、一属一種です。
european rabbitはもともと、北アフリカと南ヨーロッパにしかいなかった。
それを人間があちこちに持ち込んで、世界中に広まってしまったウサギです。

それに比べると、ノウサギ属(Lepus)というのはたくさん種類があり、しかも世界中に生息しています。

同じrabbitという名前でも、属が違えば姿形も、習性も違うのは当然かもしれないな、と思います。


 

上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2891. Rabbit, Jackrabbit & Giant Jackrabbit

お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2008/12/29(09:25)

------------------------------

こるもさん、
調査ごくろうさまです。

Jackrabbit について、
思い出したことを少し書いておきます。

米国の方言や話し言葉で書かれた文章の中で、
jackrabbit に何度かであったことがあります。
印象としては、
体が大きく、
性質が大胆で、
農作物への被害などもあるようです。
この単語を使っている人たちは、
愛玩用として jackrabbit を飼おうなどという気持ちは無いようです。
要するに、
rabbit とは別の生き物という感じです。
実質は hare と同じと言うか、
hare に相当する方言という感じがします。

米国南部などの平原には、
"giant jackrabbit" という巨大な動物が棲息しているという
伝説というか、
ほら話があります。
観光客用の絵はがきにもなっているらしく、
映画『ショーシャンクの空に』でも、
この絵はがきが出てきます。

以上、
自然科学的にはメチャクチャな話をしましたが、
多読を通して得た理解は、
こんなところです。

きょうからしばらく旅に出るので、
掲示板には書き込めない日が続きそうです。

Happy reading and a happy new year!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2892. Re: Rabbit, Jackrabbit & Giant Jackrabbit(ちょっと追記)

お名前: こるも
投稿日: 2008/12/29(11:05)

------------------------------

Ryotasanさん、こんにちは。

〉こるもさん、
〉調査ごくろうさまです。

いえいえ。全くの趣味です。
興味のある方は、ほとんどいらっしゃらないのではないかと。

〉Jackrabbit について、
〉思い出したことを少し書いておきます。

〉米国の方言や話し言葉で書かれた文章の中で、
〉jackrabbit に何度かであったことがあります。
〉印象としては、
〉体が大きく、
〉性質が大胆で、
〉農作物への被害などもあるようです。
〉この単語を使っている人たちは、
〉愛玩用として jackrabbit を飼おうなどという気持ちは無いようです。
〉要するに、
〉rabbit とは別の生き物という感じです。
〉実質は hare と同じと言うか、
〉hare に相当する方言という感じがします。

なるほど。
確かにjackrabbitって、かわいくないですよね。

「シートン動物誌」(「動物記」ではありません)に、jackrabbitとcottontailについての詳しい記述がありました。
jackrabbitは大発生して農民を困らせていたようです。
農民たちはjackrabbitを囲い込み、撲殺を行いました。
何百(千かも)というウサギです。
シートンは見るに忍びなく、その現場には行かなかったみたいです

そういえば、jackrabbitは耳が異様に長いです。
その長さについて、シートンは「雨が降ったときに、耳を傘代わりにして、体毛を濡らさないためではないか?」
と、考察していました。
というのも、平原では、森の中に比べると物音に敏感である必要がないからだそうです。
ちょっと面白い考察ですよね。本当かどうかは?ですが。

あと、rabbitsは年に何度も繁殖するのですが、「ふしだら」と談じていました。
haresの方が「貞淑」で「より進化している」とも。
キリスト教の影響でしょうか。

〉米国南部などの平原には、
〉"giant jackrabbit" という巨大な動物が棲息しているという
〉伝説というか、
〉ほら話があります。
〉観光客用の絵はがきにもなっているらしく、
〉映画『ショーシャンクの空に』でも、
〉この絵はがきが出てきます。

giant jackrabbitって、面白いですね。
ひょっとして、ずーっと昔には存在していたのかもしれません。
ずーっと昔には、巨大カンガルー(3mとか?)が存在していたように。

〉以上、
〉自然科学的にはメチャクチャな話をしましたが、
〉多読を通して得た理解は、
〉こんなところです。

ええと。すみません。
今回、いろいろと調べちゃいましたが、純粋に興味があったので調べたのみです。
で、調べたら、書きたくなっちゃったんです。
Ryotasanさんの深い知識にわたしがかなうわけはありません。

〉きょうからしばらく旅に出るので、
〉掲示板には書き込めない日が続きそうです。

〉Happy reading and a happy new year!

ご旅行ですか。いいですね。
いいお年をお迎えください。
また来年も、よろしくお願いいたしますね。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.