Re:エスペラントのこと

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/4/29(12:32)]

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2631. Re:エスペラントのこと

お名前: fiona
投稿日: 2008/5/31(19:53)

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主観の新茶さん、今晩は。

私は、エスペラントについていくらかは知っていますが、それほど詳しいわけではありません。
一つの語幹から、いろいろな派生語を簡単に作ることができるのですが、多分、総ての派生語が使用可能、もしくは実際に使われるのではないと思います。

エスペラントについて、

「エスペラント−異端の言語」 田中克彦著、岩波新書1077、2007年6月発行、740円(税別)、ISBN:9784004310778

は、主観の新茶さんには、面白く読んでいただける本ではないかと思います。
1年程前に出た岩波新書ですので、少し大きな本屋に行けばあると思います。一度、中身を、立ち読みでもして見て下さい。

エスペラントについて、もしくはエスペラントの本の入手については、
関西エスペラント連盟 [url:http://kleg.jp/]
もしくは
日本エスペラント学会 [url:http://www.jei.or.jp/]
まで。

何か、宣伝みたいになってしまいましたが。

ではでは!


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2633. Re: エスペラントのこと

お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/6/3(22:49)

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   fionaさん、こんにちは、新茶です。

   参考文献の岩波新書、立ち読みしました。
   

   実は、今回を機会に、1冊買った本があります。
   エスペラントの本は、皆、真面目で内容がありますね。
   その本にも、岩波新書と同じような内容が書いてあります。
   歴史は、かなり、書いてあります。

   岩波新書は、隷従と圧政の中の自由という点を強調されていますね。
   これは、歴史上、かつ、著者の年齢上、やむを得ないでしょう。
   しかし、これからは、nation stateとglobalizationの双方からの自由が必要なのではないでしょうか。
   隷従や圧政がなくても、なお、自由は、十分ではないからです。
   そのために、エスペラントは、必要です。
   今購入した本を、もう少し読み、さらに、岩波も検討します。

   前回の内容は、CD付きのその本を参考にして、esperantで、作ってみたものです。
   まだ、基本的に、CDのABCの段階もクリアーしていません。
   このアルファベットの発音ができるようにならないと、先に進んでも、意味が薄い。

   ∧という、とんがり帽子の表示の付加された文字がある。
   この発音が、やや難解。
      

   どの点が難解かというと、なぜ、その音を選択したのか。
   これは、わかった気がする。

   特に、CGJSの4個。
   日本語的には、忘れたときのため、「長女上昇」と覚えようかと思っていた。
   しかし、舌の位置及び有声無声の喉の状況から、tと結びつくのは、∫であり、dと結びつくのは、3(∫と3で代用。発音記号は、キーボードをどう操作すれば、出るのでしょうか?)と結びつくとわかって、納得した。

   次に、複数jは、iと異なる発音だが、日本人は、iになってしまうのではないか。あらためて、英語のjとi、たとえば、YEARとEARの発音が、きちんとできるかどうかが、考えさせられる。
   
   rは、このCDだと、ドイツ語の巻き舌みたい。

   まだありますが、省略。

   アルファベットに関し、英語のABCは、末尾の主体が、iという音だと初めて気がつきましたが、知っていましたか?
   私は、エスペラントのアルファベットが、o主体だと書いてあって、初めて気がつきました。
   以前、LMNが、ELEMENであり、ELEMENTの言葉の由来と知ったときの驚きより、大きいか、小さいか?

   たった16しかないという触れ込みの規則は、途中までです。16しかないといっても、さらに、派生する細則がある規則もあります。
   ここを全部通過する前に、あきらめてしまう人も、多いが、それだと、結局、何もわからずじまいになってしまうと書いてあります。

                                                     それでは、また。


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2634. Re: エスペラントの発音など

お名前: fiona
投稿日: 2008/6/4(00:58)

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主観の新茶さん、今晩は。

エスペラントの発音、多分、これが絶対という発音はないと思います。
エスペラントには、英語やフランス語のように、標準となるネイティブの発音と言うものはありません。
例えば、rの発音ですが、人によって巻き舌だったり、英語みたいな発音だったりします。普通は、フランス人はフランス式、ドイツ人はドイツ式、アメリカ人はアメリカ式の「r」の発音だと思います。

他の発音も同じなのですが、聴いて「r」だと分かればOKだと思います。
聴いていて、1つ1つの母音、子音がどの音であるか区別がつけばよいわけです。100人いて、100人とも発音の仕方が違っていても、各子音、母音の区別さえきちんとつけば、コミュニケーションは可能です。

ただ、(しゃべるのが)上手い人の発音、もしくは聴いていて聴き易い発音は、スペイン語とかイタリア語のような感じの発音です。「r」は、巻き舌ですね。

発音記号って、当てになるのやらならないのやら。「r」でも、言語によって発音が違いますし、「l(エル)」も違うようです。
そう言えば、あいまい母音を表す、「e」を逆さにした発音記号。英語では「ア」に近い感じだけど、ドイツ語では「エ」に近い感じ、フランス語では「ウ」に近い感じだそうです。
発音記号といっても、発音の目安程度なんでしょうね。その言語の発音をきちんと知っていれば、記号の示す発音が「ああ、あれか」とわかる程度の目安なのではないでしょうか。
発音記号、どうやればパソコンで書けるんでしょう?何か特別なソフトがいるのかもしれません。

文法の規則、私は、一通りざっとやってから(多分10〜20分くらい。英語と結びつけて、こんな感じか…くらいで)、すぐ文章に入りました。文章を読みながら、(あまりきちんと覚えていませんでしから)忘れたり曖昧な部分を、再度確かめました。
文法については、骨格だけ押さえておいて、後は文章を読みながら身につけたという感じです。

最後に、アルファベットですが、一応気付いてました。
英語だけでは気がつかなかったと思いますが、ドイツ語だと、「アー」「ベー」「ツェー」「デー」と末尾の主体は「e」ですし、そのあと、エスペラントをやりましたから。
そう言えば、フランス語も「e」ですね。「アー」「ベー」「セー」…だったと思います。

ではでは。


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2639. Re: エスペラントの発音など

お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/6/5(22:09)

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1 fionaさん、どうもありがとうございます。
  新茶です。

2 アルファベットの末尾
  ドイツ語とフランス語は,ABCの末尾が,e主体でしたか。
  なるほど。

3 エスペラントの学び方
  fionaさんの学び方は,最速,かつ,正しい。
  しかし,仕事が終了した後の心身のコンディションがあるのです。
  ボーとしている時間その他も,あるのですがね。これがまた大事で。
  というわけで、CD5分聴くのも,時間を割く気がしない。
  読むのと比し,聴くは,格段に,ながら思考可能だから,これが高じると,CDを止めてしまうのであります。
  これが,私にとって,音楽以外に,CDを聴くのを耐えることができない理由の1つだと思う。
  1日が,24時間ではなく,48時間あると良い。48というのは,たとえ。


4 エスペラントの発音
  なるほど,合点。
  ひょっとしたらと思っていたが,エスペラントの発音に絶対なし。
  そうか。
  CDのぬしは,ドイツ人かも。

5 発音記号
  発音記号のヒミツも,なにやら,合点。
  発音の 記号はあてに なるのやら ならないのやら あてにしてるが。

6 発音と聴き取り
  私は,英語の聴き取りができない。
  これは,別のところで少し話をした。
  なにせ,聴き取りなどした絶対時間数がない。
  不遜だが,お許しを願えば,たとえば,起きてから寝るまでの会話,秘書が事務室でする会話,こんなもの,ちっともおもしろくないし,私は,日本語でさえ,たとえば,秘書が事務室でするような会話は,しない。
  普段,外人と話をすることは,ない。
  今自分が話したいことの英会話がしたいのである。
  ところで,オズの魔法使いのCDが発売されていたので購入したが,裏声が多すぎる。
  日本語も,裏声をすると,唇の動きなどが,全然違う。
  すぐに聴くのが嫌になった。

7 英語とドイツ語の発音
  私は,外人に話すと,発音は,概ね正しいといわれる。
  思い当たる節は,

(1) 中学1年,英語に初めてお目にかかった際,英語の教師で元米軍の通訳をしていた日本人に,ABCの発音を始め,英語を習った。

(2) しかし,中学1年の英語の教師は,カタカナ英語もカタカナ英語,ひどかった。周りに,外人皆無。

(3) 今でも,上の二人の声と顔が,脳裏に思い出される。

(4) 中学校では,教師から、辞書を買うな,買うと高校入試に落ちるといわれていたので,辞書を買わなかった。

(5) だから,初めて出会った英単語について,発音記号をセットでノートに書いていたのは,高校からかもしれないし,中学からかもしれないが,基本的に,英単語が発音されると,脳裏に,英単語と発音記号が浮かぶ。ただし,簡単な英語の中には、発音記号が,2重に浮かぶ。たとえば,オーだったか,オウだったか,正解が単一にならない。これは,音声で覚えていないからである。発音記号で迷う単語は,概ね,中学で習ったようなアングロサクソン固有の単語であると思われる。

(6) 英単語を丸暗記しようとしたことは,ほとんどない。カードなどで,単語帳を作るという作業は,全くなかったとはいわないが,ほとんどなかった。

(7) だから,「試験に出る英単語」は,当時,ほとんどの人が買っていたと思うが,私は,嫌悪感から,買わなかった。今思えば,そのような狭い心は,持つべきではなかった。語源や接頭辞が載っていたとは,知らなかった。

(8) 中学校や高校の教科書は、今はもう、手元にない。この復刻版は、ないものか。出版社は、販売すれば、相当数売れると思うが。

(9) 大学の第2外国語は,ドイツ語だった。会話クラスに入ったので,当時,できたばかりの視聴覚教室みたいな建物の中で,イヤフォンを身につけ,テキストはドイツ語だけの気がするが,文法はそっちのけで,ドイツ語を聴く羽目になった。

(10) その経験で,6年も学んだ英語より,聴くだけなら,ドイツ語の方が,よく聴き取れるというような印象を、当時、持った。ドイツ語は,聴き取れるが,内容がわからない、英語は,聴き取れないが,文章を示されれば,内容はわかる,という具合である。もっとも,レベルは,どちらもお粗末なものである。

(11) 以後,語学は,30年の浦島太郎。30年を経たから,記憶の変容は著しいかもしれないが,忘れていなかった単語が,残っているのである。それに,5年ほど前から,邦語文献に【】して出てくる英単語は,チェックしていた。昔は,【】内の英語やドイツ語は,飛ばしていたね。また,氾濫するカタカナ語に,オドロキ,ムカツキナガラ,これも,チェックした。

(12) 浦島太郎の間の日本の実践英語界の歴史は,「晴山陽一氏の近著:英語ベストセラー本の研究:2008年5月31日第1刷発行」で,少しわかりました。別の項目で,載せております。

(13) 私の英語の聴き取り,なんとか,ならんものかのう。

(14) 私が,たとえば,話したい内容は,「150兆年の宇宙及び生物の歴史」,「17世紀に始めて起こった人間の合理的意思及びその後の歴史、資本主義社会の意味」,「20世紀に生きる意味」,「合理的人間の中に潜む非合理性と,非合理的人間に時折現れる合理性の意味」,「21世紀の予測」などなのである。

(15) 英米人が,子供から大人になるまでに学び,大人になってからも使う,日本にはない英米固有の発想の会話文章も,学びたいね。並行して。こちらのCDは、今聴いているものがある。
                                   それでは、また


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