馬本の古典

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2504. 馬本の古典

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/2/2(08:04)

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ちゃかさん、初めまして。

僕が知っているのは古い本ばかりですが、
馬が重要な役割を果たす英語の本で思い出したものを
挙げてみます。

馬と人間が会話する本で古典とも言えるのが Gulliver's Travels の第4部です。
主人公は馬の国へ行きます。
その国の名前も、人間には発音できない馬語です。

あとは馬がしゃべらない本です。

John Steinbeck の The Red Pony も馬の話です。
ただし、可愛らしい題名のわりに結末は悲劇的なので要注意です。
悲しい話が嫌な人は、
Steinbeck自身が脚本を担当した映画の方が良さそうです。
映画の方は結末が違います。

Robert Frost の詩には馬が登場したり重要な役割を果たす作品がいくつかあり、
絵本にもなっています。
Stopping by Woods on a Snowy Evening (ISBN:0525467343)
The Runaway (ISBN:1567922430)
レベルを数字で表わすことはできないんですが、
Stopping by Woods の方は簡単です。
The Runaway の方はいささか表現が文学的です。

それから、 Sherlock Holmes で、行方不明になった馬を探す事件もありますね。
Sherlock Holmes and the Sport of King

最後に、Dick Francis の競馬小説はいかがでしょうか。
むかしは Oxford や Heinemann から多読用に書き直した本が
何冊か出ていました。


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2508. Ryotasanさん、ありがとうございます♪

お名前: ちゃか http://bilingal.blog54.fc2.com/
投稿日: 2008/2/3(23:41)

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Ryotasanさん、はじめまして。
お返事ありがとうございます。

〉馬と人間が会話する本で古典とも言えるのが Gulliver's Travels の第4部です。
〉主人公は馬の国へ行きます。
〉その国の名前も、人間には発音できない馬語です。

へぇ、ガリバーにそんなお話があったなんて初めて知りました。
というよりも、恥ずかしながら小人の国の第一部の要約版みたいなのしか
読んだことがなくて、詳しいお話自体、よく知らないんですよね(^-^;
これは全部通して読んでみたいかも。でも難しそうだなぁ(爆)。

〉John Steinbeck の The Red Pony も馬の話です。
〉ただし、可愛らしい題名のわりに結末は悲劇的なので要注意です。
〉悲しい話が嫌な人は、
〉Steinbeck自身が脚本を担当した映画の方が良さそうです。
〉映画の方は結末が違います。

あ、これ表紙だけ見てamazonの「馬本ウィッシュリスト」に入れてます(入れっぱなしですが、汗)。
私がチェックしてたのはイラストの表紙なのですが、ほんわかした感じだったのに
悲しい話なんですね。意外です。悲しい話は特別好きなわけでもないですが、ダメじゃ
ないので挑戦してみます。映画もあるんですねー。本人の脚本で結末が違うとは…どっちも気になる。

〉Robert Frost の詩には馬が登場したり重要な役割を果たす作品がいくつかあり、
〉絵本にもなっています。
〉Stopping by Woods on a Snowy Evening (ISBN:0525467343)
〉The Runaway (ISBN:1567922430)
〉レベルを数字で表わすことはできないんですが、
〉Stopping by Woods の方は簡単です。
〉The Runaway の方はいささか表現が文学的です。

うわ〜、「Stopping by Woods on a Snowy Evening」素敵な本ですね。
キレイ〜(///▽///) 「The Runaway」の方も装丁がカワイイ♪
詩とは意外なジャンルでした。詩的な文章って、行間を読む力が必要な分、
普通の英語を読むより難しく感じてるんですが、とりあえずは「Stopping〜」の
方から挑戦してみようかな。

〉それから、 Sherlock Holmes で、行方不明になった馬を探す事件もありますね。
〉Sherlock Holmes and the Sport of King

そうなんですか! Holmesは有名どころしか読んでいないので知りませんでした。
Holmes先生だったら図書館で見つかるかも♪ 探してみます(^0^)

〉最後に、Dick Francis の競馬小説はいかがでしょうか。
〉むかしは Oxford や Heinemann から多読用に書き直した本が
〉何冊か出ていました。

のんたさんにも紹介していただいた、ミステリシリーズですよね。
翻訳版をよく目にするのですが、せっかくだから原書で読みたい→でもミステリだし
まだ読む自信がない、ということでまだ手付かずです。たくさん出てるので、
ハマれたらどんどん読めていいですねー。多読貧乏が加速しそうですけど(笑)。

とりあえず一番最初は「The Red Pony」かな?
いろんなジャンルからご紹介いただいてありがとうございました。
いつか全部読めるといいな o(^^)o


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2513. Re: Ryotasanさん、ありがとうございます♪

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/2/5(08:21)

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ちゃかさん、おはようございます。

Gulliver's Travels の原書は18世紀の英語で書かれています。
でも19世紀の英語よりは読み易いです。
飛ばし読みのできる人なら、
英語学習者むけに書き直された本で概要を理解してから、
挿絵の多い原書を入手できれば、
楽しく読める可能性はあります。
ネット上には電子本もあります。
SSSの書評データベースは参考になるはずです。

The Red Pony は映画の方が入り易いです。
カラーですが、安いDVDもあります。

Stopping by Woods on a Snowy Evening (ISBN:0525467343) は短い詩なので、
あっというまに読み終えてしまうでしょう。
冬の読書にお薦めです。

The Runaway (ISBN:1567922430) は少々難しいです。

Sherlock Holmes and the Sport of King は、
多読用に書き直された Oxford Bookworms の題名です。
原作は短編で、
本当の題名は "The Silver Blaze" です。
原作は19世紀の英語で書かれています。
電子本はあるはずです。

Dick Francis の競馬小説は、
Oxford Bookworms に1冊あるはずですが、
僕は読んでいません。
Penguin Readers にも1冊あるはずです。

80年代に、
Oxford University Press から、
Alpha Readers という大人の英語学習者むけ多読教材が出ていました。
Oxford Bookworms の前身と言っても良いシリーズですが、
夢中になって読みまくったことがあります。
本格的な薄めのペーパーバックと同じ装丁で、
展開の工夫でぐいぐいと読ませる話が多かったんです。
そのシリーズに Dick Francis の競馬ミステリーが3冊あり、
どれも面白かったです。
(犯罪ものにありがちな殺伐とした雰囲気もありますが。)

Flambards もこの Alpha Readers にはあったんですが、
僕は手を出しませんでした。
買っておけばよかったなあと、
後悔しています。


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2516. Re: Ryotasanさん、ありがとうございます♪

お名前: ちゃか http://bilingal.blog54.fc2.com/
投稿日: 2008/2/5(23:21)

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Ryotasanさん、こんばんは。

〉Gulliver's Travels の原書は18世紀の英語で書かれています。
〉でも19世紀の英語よりは読み易いです。

うひゃ〜、18世紀!

〉飛ばし読みのできる人なら、
〉英語学習者むけに書き直された本で概要を理解してから、
〉挿絵の多い原書を入手できれば、
〉楽しく読める可能性はあります。

飛ばし読みは得意ではないのですが、この方法で挑戦したいと思います。
まっすぐ原書はかなり…というかほぼ絶対の自信をもって無理です(笑)。

〉Stopping by Woods on a Snowy Evening (ISBN:0525467343) は短い詩なので、
〉あっというまに読み終えてしまうでしょう。
〉冬の読書にお薦めです。

あ、そうですね。表紙となか見!検索で見れるページをのぞいただけですが、
素敵な雰囲気の本で、正に雪降る今の季節にぴったりという感じでした。
う〜、これはすぐにでもポチらなくては。太陽の降り注ぐ季節になってからでは
作品の魅力が半減してしまいそうです。

〉Sherlock Holmes and the Sport of King は、
〉多読用に書き直された Oxford Bookworms の題名です。
〉原作は短編で、
〉本当の題名は "The Silver Blaze" です。
〉原作は19世紀の英語で書かれています。
〉電子本はあるはずです。

題名が違うのですか〜。原題まで教えてくださってありがとうございます(^^)
友人がHolmes全集を持ってるので聞いてみようかな。
あ、でもあの分厚くて重たい本を読むのはかなりツライかも(-_-;

〉Dick Francis の競馬小説は、
〉Oxford Bookworms に1冊あるはずですが、
〉僕は読んでいません。
〉Penguin Readers にも1冊あるはずです。

正直に告白してしまうと、私、GRって苦手なんですよね・・・。
やっぱり展開が不自然というか。教えていただいた「Alpha Readers」が
その点、どんな感じに仕上がっていたのかとっても気になります。

Flambardsは、馬好きさんよりむしろ飛行機好きさんに興味深いかもしれません。
あ、でも全体通してみれば女性が主人公の恋愛モノなのでそういうわけでもないか(-''-)


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2517. Re: 電子本について(横レスです)

お名前: fiona
投稿日: 2008/2/5(23:55)

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ちゃかさん、今晩は。Ryotasanさん横からすみません。

Gulliver's TravelsとSilver Blazeとは、Gutenbergからダウンロードもしくは、そのまま閲覧できます。

Gulliver's Travelsは、
[url:http://www.gutenberg.org/browse/authors/s#a326]
です。本のマークは文書、スピーカのマークのは朗読です。
「Plain textのnone」が良いと思います。「main site」から開くのが最も無難です。
ページを開いたら、使っているブラウザソフトで、そのページを保存すれば、いつでもみることができます。
ただ、馬の出てくる話、どこか探すのが大変です。

Silver Blazeは、
[url:http://www.gutenberg.org/browse/authors/d#a69]
で、「The Memoirs of Sherlock Holmes」の一番最初に入っています。
これは、一番最初の話なので、すぐ見つけることができます。

以上、お金をかけず、すぐに読むならこちらでどうぞ。

では、Happy Reading!!


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2520. Re: Ryotasanさん、ありがとうございます♪

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/2/7(09:16)

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ちゃかさん、おはようございます。

Gulliver's Travels と Sherlock Holmes の原書は、
fiona さんが電子本のありかを示して下さったので、
どのくらい難しいか、
ご自身で判断して下さい。
Gulliver の第1部も第2部も英語の読みやすさは同じです。

Gulliver は英国の子ども向けに書き直された本もあるので、
そちらの方が多読教材よりは文章を味わえるかもしれません。

Dick Francis の原書はアマゾンで一部を閲覧できるので、
これも読みやすさの判断ができると思います。
Oxford の Alpha Readers は細かい描写を省略して、
展開の面白さで読ませる本です。
でも20年ぐらい絶版になっているので、
入手は難しいと思います。


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2527. ありがとうございます♪

お名前: ちゃか http://bilingal.blog54.fc2.com/
投稿日: 2008/2/7(22:46)

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fionaさん、Ryotasanさん、たくさん情報ありがとうございます。

Gutenberg、すごいですね! こんなサイトがあるなんて(゜◇゜)
洋書版「青空文庫」って感じでしょうか。

他にもたくさん心惹かれる作品があって、目移りしちゃいそうです(^^;
まだ時間がなくて、全部はチェックしきれていないのですが、これから
少しずつ目を通して行こうと思います。ありがとうございました。


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2528. Re: Gutenberg

お名前: fiona
投稿日: 2008/2/8(00:26)

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ちゃかさん、今晩は。

Gutenbergですが、メインページから、著者、作品名で検索をすることができます。
[url:http://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page]
ここの、左上のところです。

また、メインページのやはり左、「Browse Catalog」をクリックすると、Author、TitleのABC別のリストを出すことができます。また、各言語別のリストやAudio Bookのリストも出ます。
[url:http://www.gutenberg.org/catalog/]
例えば、ここの、Authorsの「A」をクリックすると、Aで始まる著者とその作品のリストが出てきます。

あと、メインページの「Browse Catalog」の下、「Bookshelf」をクリックすると、いろんなトピック別のリストのページへ行きます。
[url:http://www.gutenberg.org/wiki/Category:Bookshelf]
このBookshelf、トピックによってはまだまだ作りかけの感じのものから、非常に整っているものまであるようです。リストの中身は、ときどき更新されて行っています。
何か気になるトピックがあれば、のぞいて見ると良いと思います。
私は、「Children's Picture Books」や「Children Book Series」、「Science Fiction」などを良くのぞきます。
「Children's Picture Books」だと、こんな感じです。
[url:http://www.gutenberg.org/wiki/Children%27s_Picture_Books_%28Bookshelf%29]
絵本は、HTMLのファイルで見ないと、絵がないので面白くないです。
ここには、ピーター・ラビットシリーズも全部ではないですが入っています。

このGutenberg(USA)のほとんどの作品は英語で、今見たら、その数が20986になっていました。

ずっと小規模ですが、オーストラリアのGutenbergもあります。
[url:http://www.gutenberg.net.au/index.html]
また、ドイツのGutenbergもあるようですが、USA、オーストラリアとはやり方と言うか考え方が異なっているらしいです。→[url:http://gutenberg.spiegel.de/]

また、このサイト、世界のいろんな児童書が見られておもしろいですよ。
[url:http://www.icdlbooks.org/]
簡単な使い方は、こちらを→[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-n-e&c=e&id=1485]

ではでは。


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