Re: 【ねたばれ】Re: R.B.McCammon "Boy's Life"（ネタばれ始まります）

バナナさん、お待たせしてしまってごめんなさい！
あずき＠東京から帰って2日目やっと復活です。

〉実はぼくもマキャモンはこの「Boy'sLife」しか読んでないんですよね。
〉でも、この一冊で大ファンになってます。

Boy's Lifeは、マキャモンの転機になった作品でもあるみたいですよ。
それまでは、ホラーが中心だったのですが、ホラーではないものが書きたい
ということで書いた1冊ということらしいです。Speaks the Nightbirdも
Boy's Life以降の作品なので、ホラーではなくて、サスペンス仕立てに
なっています。でも、この作品もまた、いろいろなエピソードが絡み合う
ところがいいですよ(^^

では、私も、ここからネタばれなので、ずずっと改行。
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〉一番初めにしたいお話は『すきなエピソードは何でした？』なんです。

〉僕は、第二章の野球の天才少年の話。出会う話とお別れする話です。
〉出会う話は、まさに一気読み。あの少年のピッチングにはびっくり。
〉お別れの話は、その天才少年がボールを空に向かって投げるシーン、
〉最後に友人と自転車をこいでいくシーン、とても印象的で、とても
〉好きなシーンです。

私も、自転車のシーンはすごく好きです。
ペダルをこいでいく姿がするりと頭に浮かんできて、とてもきれいだった。
ふたりの関係を象徴しているみたい。男の子っていいなあ、なんて思い
ました。

それから、私の一番好きなシーンはLadyのところにCoryが行くところ。
といっても、Lady自体が好きなので、ひとつのエピソードにしぼれない
のですが、町から離れ、異端者として、嫌われ、ある意味、恐れられて
いたLadyに対し、最初は、恐れの念を抱きながらも、CoryはLadyに近
づいていく。反対に、LadyもCoryに自転車をプレゼントするほど気に
入っている。なんというか、あの頃、教会に行かなきゃ人じゃない、
みたいな南部で、Coryの真剣さ、素直さがすごく良かった。

他にもあるなあ、むむむ。

〉なんだか、書いていてもう一度読みたくなってきました。

〉ではでは

私も読みたくなってきました。ほんとに読もうかな？
ではでは！

"あずき"さんは[url:kb:786]で書きました:
〉バナナさん、お待たせしてしまってごめんなさい！
〉あずき＠東京から帰って2日目やっと復活です。

あずきさん、こんばんは、バナナです。

今日東京出張したので、本屋によって、マキャモンのナイトスピークを
買おうかと思っていたのですが、残念ながらおいてなかったです。
うーん、ざんねん。

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〉〉一番初めにしたいお話は『すきなエピソードは何でした？』なんです。

〉私も、自転車のシーンはすごく好きです。
〉ペダルをこいでいく姿がするりと頭に浮かんできて、とてもきれいだった。

そうそう、ここを映画化にぴったり。

〉ふたりの関係を象徴しているみたい。男の子っていいなあ、なんて思い
〉ました。

ですよね。うちの子ももう少しすると、この年代。こういう友人関係を
味あわせてあげたい。

〉それから、私の一番好きなシーンはLadyのところにCoryが行くところ。
〉といっても、Lady自体が好きなので、ひとつのエピソードにしぼれない
〉のですが、町から離れ、異端者として、嫌われ、ある意味、恐れられて
〉いたLadyに対し、最初は、恐れの念を抱きながらも、CoryはLadyに近
〉づいていく。反対に、LadyもCoryに自転車をプレゼントするほど気に
〉入っている。なんというか、あの頃、教会に行かなきゃ人じゃない、
〉みたいな南部で、Coryの真剣さ、素直さがすごく良かった。

Ladyで一番印象的なのは、後半で父親がLadyのところについに行くシーン
です。「癒し」というのは、まさにこういうことをいうのだなと、感じま
した。うるうるでした。（スタホロですね）

そうそう、男だからかもしれませんが、森のなかで、裸の女の子に出会う
シーンがあって、Coryはその子に憧れのような気持ちを抱いているのです
が、あれがね、心がウルウルしました。

そういや、僕も中学のころ、こんなふうに思った子がいたなーって。

女性には、今ひとつのシーンかもしれませんが。

最後の章で、Ｃｏｒｙが結婚してるじゃないですか。で奥さんが出てくる。
「おっ、ついにあの娘と結婚できたのか！」と思ったのですが、違った。
あれは、個人的ウルウルからいうとがっくりでしたが、まあ、そうなると
ちょっと作品としての重みは下がっちゃうでしょうねー、安易すぎて。

でもなー、個人的ウルウルも捨てがたいんですねー

なんか、深夜にこんな話を書いてると明日の朝起きて日常生活に
戻れなくなりそうなんで、今日はこのへんで失礼します。

ではでは