100万語通過後に読んだ児童書

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/6(04:51)]

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620. 100万語通過後に読んだ児童書

お名前: 久子
投稿日: 2003/4/30(20:37)

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こんばんは 久子です。

100万語を過ぎて、多読が日常生活に組み込まれたように感じます。
だいたい150万語をすぎたあたりです。
最近はすっかり児童書にはまっていて、児童書と図書館のLadybird booksを
中心に読んでいます。
大人向けのPBには、読みたい本/読める本があまり無いので手をだしていません。

Ladybird booksはレベル0〜2程度なのですが、いつの間にか図書館にあるもの
全巻制覇がコンダラになってしまったようです。あと残り僅かなのですが、mummyとか
Frankenstein、Invisibleman など怖そうな挿絵がありそうなものばかりで今後は
苦行になりそうな予感がします。
Ladybird booksは全ページにカラー挿絵があり、私は怖い挿絵が夢にでてきそうで
苦手なのです。文章だけなら大丈夫なのですが...

100万語通過後から、今までに読んだ児童書です。
レベル4あたりで100万語を通過した人が、読んだ本の参考になればと思います。
なるべく書評にあるものは、レビューにのせるようにしているので重複する
ものも多いと思います。
書評に無い本のレベルについては、えいやっ と決めてしまったので
ご意見のある方はお願いします。

On Top of Concord Hill
Little Houseシリーズ、キャロライン(ローラのMa)の4巻です。
この巻でキャラロラインの家族に大きな変化があります。このことに対しての
家族それぞれの心の動きが中心になります。
知っている人には想像がつくと思いますが、知らない人には思いっきり
ネタばれなので....書かないほうがいいと思います。
レベル4

The Last of the Really Grate Whangdoodles
女優のジュリー・アンドリュースが書いたファンタジー
幻のWhangdoodlesを求めてWhangdoodles landを旅する3兄妹と教授の物語。
Whangdoodles landの景色の描写が楽しいですが、ストーリの展開は
やや平板に思いました。
レベル4

A Bad Spell for the worst Witch
Worst Witchシリーズの3巻目。ミルドレッドの学校は2学期制で、一学期が
1巻になっているため2年生の一学期目の物語です。魔法世界のお話というより
学園物の色彩が強いです。
レベル3

Over the Moon and Far Away
ちょっと変わった転校生の女の子がきたことで、子供たちの日常が少しずつ
変わっていきます。彼女は何者なんだろう....子供たちは彼女の正体をつき
とめようとします。
うーん、先が気になって最後まで読みましたが、ちゃんと理解できているか
今ひとつ不安です。なんとなく読みにくく感じました。
レベル4

The Vicar of Nibbleswicke
きっとここで笑うんだろうな とは分かるけれどあまり楽しめませんでした。
レベルのわりに読みにくかったです。
レベル3

Docter Dolittle's Caravan(ドリトル先生のキャラバン)
井伏鱒二さんの訳がすばらしいことを改めて認識しました。
子供のころにはあまり感じなかったのですが、人間に対する風刺/批判が
かなり盛りこまれていると感じました。
かなり語数が多い(約80000)ので、後半だれてしまって読むのが苦しくなって
しまいました。もう少し読速があがってからの方が良かったと思います。
この本を読む前に、ドリトル先生のサーカスを読んだほうがいいです。
レベル6

Bridge to Terabithia
後半は胸が痛くなりました。大人の読書に絶える本だと思います。
図書館で見かけて表紙にNewberyとあたので、よく見ないで借りたのですが
難しかったです。あとで書評をみてレベル7なのにびっくりしました。
アマゾンの書評には、かなり詳しく粗筋が書かれているのでややネタバレ
します個人的には読まないほうがいいと思います。
レベル7

Windchaser(Dinotopia#1):ミヤビさんの紹介で購入
知性をもつ恐竜と人が共生する島dinotopiaのお話、シリーズ物ですが
一応1巻でお話が完結します。
船が遭難して見知らぬ島に流れ着いた2人の少年の友情と少年とWindchaser
という名の巨大な翼竜の交流の物語。
設定は目新しいですが、物語の展開には特に目新らしいところはありません。
なぜか日本人Hikaro(男性)が登場します。いったいどこからそんな名前を
思いついたのでしょうか?
レベル5

Riding Freedom
馬が大好きな女の子Charlotteは一人で生きていくため、また馬とかかわりあって
生きるために男として生きる道を選びます。
とても読みやすくて一気に読み終えました。自分の心の声に従い一生懸命に生きる
Charlotteの数奇な運命にハラハラドキドキしました。
レベル4

Sarah,Plain and Tall
大草原の生活が淡々と描かれるなか、Sarahと3人の心情が綴られていきます。
草原に海を感じる場面や子供たちが故郷を思うSarahの気持ちを察する場面が
良かったです。
レベル3

The world around the corner
ひょんなことから魔法のめがねを手に入れたCarolineは、不思議な出来事に
巻き込まれていきます。このめがねにはどんな秘密が隠されているのでしょうか
先が気になってドンドン読んだのですが、結末にもう一ひねり欲しかったです。
レベル4

Ballet Shoes
化石の収集家に拾われた3人の女の子が、それぞれの歩む道を見つけるまでの
物語です。舞台がショービジネスなので、舞台用語/バレエの用語が多くでてきます。
いかにもといった感じの女の子向けストーリです。
子供のころに読んだけど、細かいところは適度に忘れてて、そうそうそうだったのよ
と思い出しながら読みました。
レベル5

The Ordinary Princess
Godmatherの妖精にOrdinaryにとの祝福を受けたため、まったくPrincessらしくなく
成長したお姫様のお話。昔話風で、ある意味ストーリー展開が予想できてしまいます。
と思ってよく見ると、子供が楽しめるお話と裏表紙に書いてありました。
この本を読むとOrdinary の意味がわかります。
レベル4

ではでは Happy Reading!


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624. Re: 100万語通過後に読んだ児童書

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/5/1(15:28)

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久子さん、こんにちは
ひょっとして、はじめましてでしょうか、sumisumiです。
違ったらごめんなさい。

〉100万語を過ぎて、多読が日常生活に組み込まれたように感じます。
〉だいたい150万語をすぎたあたりです。

すばらしー!ぱちぱちぱち☆

〉Frankenstein、Invisibleman など怖そうな挿絵がありそうなものばかりで今後は
〉苦行になりそうな予感がします。
〉Ladybird booksは全ページにカラー挿絵があり、私は怖い挿絵が夢にでてきそうで
〉苦手なのです。文章だけなら大丈夫なのですが...

どうか、無理なさらずに!といいつつ、無事、制覇できるといいですね。

〉On Top of Concord Hill
〉Little Houseシリーズ、キャロライン(ローラのMa)の4巻です。
〉この巻でキャラロラインの家族に大きな変化があります。このことに対しての
〉家族それぞれの心の動きが中心になります。
〉知っている人には想像がつくと思いますが、知らない人には思いっきり
〉ネタばれなので....書かないほうがいいと思います。
〉レベル4

すごいですねー。書評でみて、本当に本当に大好きなんだろうなあと
思っていました。

そのほか、素敵な本がそろっていますね!
また積読本が増えそう…それでは、Happy Reading!


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626. Re: 100万語通過後に読んだ児童書

お名前: はらぺこあおむし
投稿日: 2003/5/1(16:25)

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久子さん、こんにちは〜。

はらぺこあおむし@もこもこ190万語、Neverending Storyに挑戦中です。

いやぁ、いつ読もうかと待機中の2冊がでてきたので、
うれしくなってでてきました。(^^)

〉The Last of the Really Grate Whangdoodles
〉女優のジュリー・アンドリュースが書いたファンタジー
〉幻のWhangdoodlesを求めてWhangdoodles landを旅する3兄妹と教授の物語。
〉Whangdoodles landの景色の描写が楽しいですが、ストーリの展開は
〉やや平板に思いました。
〉レベル4

〉Bridge to Terabithia
〉後半は胸が痛くなりました。大人の読書に絶える本だと思います。
〉図書館で見かけて表紙にNewberyとあたので、よく見ないで借りたのですが
〉難しかったです。あとで書評をみてレベル7なのにびっくりしました。
〉アマゾンの書評には、かなり詳しく粗筋が書かれているのでややネタバレ
〉します個人的には読まないほうがいいと思います。
〉レベル7

これとこれ、待機中なんですぅ〜。
あ〜、今からわくわくするなぁ〜。

〉Riding Freedom
〉馬が大好きな女の子Charlotteは一人で生きていくため、また馬とかかわりあって
〉生きるために男として生きる道を選びます。
〉とても読みやすくて一気に読み終えました。自分の心の声に従い一生懸命に生きる
〉Charlotteの数奇な運命にハラハラドキドキしました。
〉レベル4

レベル4の児童書もボツボツ読んでいるところなんです。
これも読みたくなってきました。
先月買い込み過ぎで今月は自粛モードのはずなんだけど、
またクリックしてしまいそう・・・・(^^;;

興味深いレビューをまとめてありがとうございます!

書評のページもマメにのぞいているはずなんですが、見落としも多いので、
こんな風にまとめて紹介してもらえるのも、とってもありがたいです!

読書速度が購入速度に追いつかないのは、頭がイタイんだけど、
読みたい本が次から次へと出てくるのはやっぱりうれしぃ〜。(むふふ)

Happy Reading!!


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664. sumisumiさん、はらぺこあおむしさんへ まとめレスです

お名前: 久子
投稿日: 2003/5/5(23:11)

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sumisumiさん こんばんは
お返事ありがとうございます。

>ひょっとして、はじめましてでしょうか、sumisumiです。
>違ったらごめんなさい。

こちらの掲示板では 初めてのような? ごめんなさい 私も記憶が曖昧です。
ladybird booksは、少しずつ負担にならない程度に怖そうなものを借りています。
図書館には意外にも児童書があったので、片端から借りて好みの作家を見つけ
ようと思っています。

大草原の小さな家は本当に大好きで、一気に読んでしまうのがもったいなくて、
今のところお休み中です。200万語を超えたら1冊ずつじっくり読みたいと
思っています。

すっかり忘れていたのですが、こんなことを思い出しました。
アメリカを旅行したとき飛行機の隣の席の人がウィスコンシン州の方で、
「ローラの話を知ってる? 日本でもテレビでやっているでしょ?」
と話し掛けられて、片言の英語でお話したのですが、思っていることの半分も
話せなかったのが残念でした。

はらぺこあおむしさん こんばんは
お返事ありがとうございます。
200万語リーチですね! あっ、プレッシャーになったら ごめんなさい

The Last of the Really Grate Whangdoodles
Bridge to Terabithia
この2冊お勧めですよぉ〜 期待を裏切らないと思います。
ジュリー・アンドリュースが書いたMandyは待機中、こちらはファンタジーでは
なさそうです。

Riding Freedom は活字も大きめでレベル4とは思えないほど読みやすかったです。

>読書速度が購入速度に追いつかないのは、頭がイタイんだけど、
>読みたい本が次から次へと出てくるのはやっぱりうれしぃ〜。(むふふ)

まったく同感。読む速度は速くなっているはずなのに積読本が一向に減りません。

ではでは Happy Reading!!


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674. Re: 久子さん、本のご紹介ありがとうございます。

お名前: ポロン
投稿日: 2003/5/6(09:47)

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久子さん、こんにちは。ポロンと申します。
遅レスですみません。

150万語通過、おめでとうございます!
そして、詳しい児童書のご紹介、ありがとうございます。
どれも気になる本だったのですが、特に

〉Docter Dolittle's Caravan(ドリトル先生のキャラバン)
〉井伏鱒二さんの訳がすばらしいことを改めて認識しました。
〉子供のころにはあまり感じなかったのですが、人間に対する風刺/批判が
〉かなり盛りこまれていると感じました。

以前からドリトル先生も読みたいと思っていたのですが、
久子さんの感想、「人間に対する風刺/批判」というところに
おおいにひかれました。
大人になってから読むと、また視点が違ってきますよね。

〉Bridge to Terabithia
〉後半は胸が痛くなりました。大人の読書に絶える本だと思います。

これは、前から持っていたのですが、久子さんがレビューをあげられたときに
拝見して、是非読もうと思っていました。
感動作ということなので、家族に邪魔されない、静かなときをねらって
読んでみたいと思います。

これからも、どんどん読まれた本の感想を聞かせてくださいね!

Happy Reading


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740. Re: ポロンさん ありがとうございます。

お名前: 久子
投稿日: 2003/5/8(01:08)

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ポロンさん こんばんは

ちょうど、Island of the Blue Dolphins を読み終わったところです。
12才のnative Americanの少女がたった一人太平洋の孤島で生き延びていくお話です。
1960年newbery賞受賞作で、レベル4 32000語くらいでしょうか
巻末のAuthor's Noteでは、この本のモデルとなった女性についてかかれており、
それを読むとズシーンと心に重く響きます。なんともいえない悲しさをかみ締めています。

〉150万語通過、おめでとうございます!
〉そして、詳しい児童書のご紹介、ありがとうございます。
ありがとうございます。
客観的に本を紹介するのは難しいですね。
★をつけようかとも思ったののですが、好みは人それぞれ 単純に紹介するだけに留めました。

「ドリトル先生アフリカ行き」をざっと読んだだけで、判断すべきではないと思いますが
初期の作品よりも後から発表されたものの方があくが強いと感じました。

〉感動作ということなので、家族に邪魔されない、静かなときをねらって
〉読んでみたいと思います。
Bridge to Terabithia は、前半は途切れ途切れでも大丈夫だと思いますが、
後半は一気に読むのがお勧めです。

ではでは Happy Reading


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