「大聖堂」の絵本はすごくいいですね

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/4/26(06:35)]

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11189. 「大聖堂」の絵本はすごくいいですね

お名前: maria2
投稿日: 2004/3/22(22:27)

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MOMA親爺様

翻訳の本をお読みとの事、一般とはいえ専門知識が高そうですね。
英語のスペシャリストのパーセンテージが高いサイトなのだと感じます。

ご紹介いただいた本は、私日本語版をかつて美学(哲学)専攻の方に絶賛されて日本語版を読んで感動したことがあります。そうか、思いも付かなかったけど、あのシリーズの英語版という手があるのか、、。歴史建築には最高かも。今すぐには無理なのですが、ぜひそのうちチャレンジしてみたいです。普段は絵本を読んでいるレベルの私には第一歩として最適ですね。

舞台になっているのは特定はできませんが、上記の人によるとシャルトル大聖堂ではないかと思われます。パリから電車で60分くらいかな。古い村の雰囲気を残していてすばらしいです。泊まればよかったなあ。学生時代ヨーロッパを始めてみたときに訪れなかったら、その人にバカ呼ばわりされて、何年か前やっと見に行ってきました。おすすめの場所です。バラ窓が怖いほど鮮やかでした。ゴシック建築は後ろから見るのも面白いのです。いかに高い塔をフライングバットレス(飛梁)で支えたかを見れます。皆さんも機会があれば後姿を試してください。

先日一冊、簡単な建築家の経緯に関したを電車の中で開き、早くも挫折したところです。さらにGRでドキュメンタリーものが面白かったので、NATIONAL GEOGRAPHICにチャレンジしてまた挫折し、絵本に戻ったり。何年先になるのかわからなくなってきましたが、ふう。ベーシックな語彙が一番問題みたいです。くじけず岩壁を登らねば、、。目標です。

ご親切な教えをありがとうございました。
あの本は本当にすばらしいと思います。

ps:いつも勝手なことを書いていますが、この掲示板を訪れると本当に励みになり多読を続けられるときもあります。感謝。


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11219. Re: 「大聖堂」の絵本の感想などなど・・・

お名前: MOMA親爺
投稿日: 2004/3/23(00:09)

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maria2さん、こんばんは!

〉英語のスペシャリストのパーセンテージが高いサイトなのだと感じます。

   SSSのサイトのことですか?英語のスペシャリストはいないんでは・・?
   酒井先生は別として、スペシャリストだったら、ここにいる必要は
   ないかもしれませんよね(笑)こんなこと書くと怒られるかも・・

〉ご紹介いただいた本は、私日本語版をかつて美学(哲学)専攻の方に絶賛
〉されて日本語版を読んで感動したことがあります。

   そうなんですか!昔、どこかの本屋さんで見たことがあるような
   気がしていました。

〉そうか、思いも付かなかったけど、あのシリーズの英語版という手がある
〉のか、、。歴史建築には最高かも。今すぐには無理なのですが、ぜひそのうち
〉チャレンジしてみたいです。普段は絵本を読んでいるレベルの私には第一歩
〉として最適ですね。

   英語のシリーズ版があるようですね。イラストが素晴らしいから、
   私も他の本を読んでみたいと思いましたよ。

〉舞台になっているのは特定はできませんが、上記の人によるとシャルトル大
〉聖堂ではないかと思われます。

   そうです。シャルトルでした(なんと発音するのかわからなかった)

〉パリから電車で60分くらいかな。古い村の雰囲気を残していてすばらしい
〉です。泊まればよかったなあ。学生時代ヨーロッパを始めてみたときに訪れ
〉なかったら、その人にバカ呼ばわりされて、何年か前やっと見に行ってきま
〉した。

   機会があれば私も行ってみたいです。

〉バラ窓が怖いほど鮮やかでした。

   バラ窓とは、あのステンドグラスのことですか?ガラスの作り方が大変
   面白かった。板ガラスなのに、最初はふいごで膨らませて、いそいで
   くるくる回して、遠心力で平べったくするんですね。それをカッターで
   切っていく。あの当時は、平面の薄いガラスを作る技術がなかったんで
   しょうね。

〉ゴシック建築は後ろから見るのも面白いのです。いかに高い塔をフライング
〉バットレス(飛梁)で支えたかを見れます。

   このフライングバットレスというのが、何回も何回も登場するんです。
   私は、もうばっちりイメージ出来ましたよ。高い塔、というか柱(pier)
   が高さを増していく内に、だんだん読者の私は不安になるわけです。
   風が吹いたらどうなるんだろう、地震がきたら一発で倒れそうだし。
   それで、その支えがフライングバットレスなんですね。思ったんだけど、
   maria2さん、あえて日本語の訳なんていらないんじゃないですか?
   少なくとも私には、いりませんわ。
   さて、大聖堂の天井、というか天蓋を作るところもおもしろかったですね。
   あれ、屋根裏がしっかりあるんですね。あと雨樋の先(gargoyle
   ってやつです)が面白かった。これ怪物の格好をしているでしょう。
   雨が降ると逆立ちした怪物の口から滝のように水が飛び出してくる。

〉絵本に戻ったり。何年先になるのかわからなくなってきましたが、ふう。
〉ベーシックな語彙が一番問題みたいです。くじけず岩壁を登らねば、、。目標です。

   あまり待たずに、あのシリーズ読まれたらどうでしょう?
   日本語の専門語に変換するのは将来にするとして、とりあえず英語で
   先にいっちゃう、というのも一つの方法かもしれませんよ。
   まあ、求めるレベルはこんな児童書レベルではないというのは、充分
   わかりますが・・・それでも、お勧めしたいです。

〉ご親切な教えをありがとうございました。
〉あの本は本当にすばらしいと思います。

   おもしろい本を読むきっかけを作ってくださり、こちらこそ感謝です。
   ではでは


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11264. Re: 「大聖堂」の絵本の感想などなど・・・

お名前: maria2
投稿日: 2004/3/28(16:51)

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MOMA親爺さん、こんにちわ

〉   SSSのサイトのことですか?英語のスペシャリストはいないんでは・・?
〉   酒井先生は別として、スペシャリストだったら、ここにいる必要は
〉   ないかもしれませんよね(笑)こんなこと書くと怒られるかも・・

あ、そうなんだ。英語の調査はやめてくださいみたいなことが書かれてたことをちらっと見たので、先生とかいっぱいいるのかと思ってしまった。その時だけかもですね。
〉   あまり待たずに、あのシリーズ読まれたらどうでしょう?
〉   日本語の専門語に変換するのは将来にするとして、とりあえず英語で
〉   先にいっちゃう、というのも一つの方法かもしれませんよ。
〉   まあ、求めるレベルはこんな児童書レベルではないというのは、充分
〉   わかりますが・・・それでも、お勧めしたいです。

そうですね。実は今アマゾンで調べたらペーパーバックが出てるんですね。本当のところ、よくあんなに高額な絵本をよく買うなあぐらいに思っていたのです。日本のは2000円以上しそうな本でしたから。(未調査)
英語版すぐ買います。
日本語に英語を変換しようとか、翻訳をしようとかいう気持ちはなくって、その内容さえわかれば英語のままでいいと思っています。うまく説明できないけど、どうやってできているか、どうしてそうなっているかとか知りたいのです。あと歴史が専門ではないので素人同然です。ちょっと方向はちがうんですが、面白そうなので、この作者のもの読んでみようっとと思っています。皆にもすすめたいので、掲示板に別にひとつ立ち上げてみようかと思います。

子鬼君のドレイン処理(雨水のひきまわし)もにくいですよね。大聖堂の用語は私はよく知りませんが、日本には無いものなので、直訳か現地語もしくは英語のままで日本でも通じるはずです。飛び梁よりフライングバットレスがメジャーな言葉です。

シャルトルはお薦めですよ。私が数年前に行ったときは半分修復中でしたが。バラ窓というのは丸いステンドグラスの窓です。花みたいでしょう。シャルトルの青という言葉があり、青いガラスが有名です。フラットなガラスをつくるのには、狭い知識のなかなので間違っていたらすみませんが、円筒形につくったものを切り開き、平らにする方法と、真ん中に中心があって遠心力で引き伸ばす方法(よく中央に丸いわっかみたいなのがついている分厚い窓ガラスありますよね)と2種類あるかも。時代はわからないけど。今は溶けた金属の上に浮かべて工場でつくります。(日本はガラスの値段が高いけど、ヨーロッパは競争があり安いので、モダンな建物にガンガンガラスが使えてうらやましい。)透明なガラスを作るのはちょっと面倒で、よくガラスが外国にいくと青いのは、そのためですね。韓国のガラスは青いのが多いですね。

もしパリに行かれることがあれば、岡野さんという人が書いた「エッフェル塔のかけら」という本を読んでみられるといいと思います。ヨーロッパにいた建築家(関西空港は実質は彼の設計ともいえる。)の本ですが、まったく専門書ではなく、誰でも読めます。エッセイの良書です。彼はシャルトルではなく、北にあるもっと高い有名な、、(名前忘れた)大聖堂を気に入っているみたい。

では。


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[喜] 11468. Re: 「大聖堂」の絵本の感想などなど・・・

お名前: マリコ@SSS
投稿日: 2004/4/10(22:22)

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"MOMA親爺さん、maria2さん、こんばんは!マリコ@SSSです。

秋男さんの「大聖堂」の絵本の感想の投稿があったので、ここにたどりつきました。

〉〉ゴシック建築は後ろから見るのも面白いのです。いかに高い塔をフライング
〉〉バットレス(飛梁)で支えたかを見れます。

〉   このフライングバットレスというのが、何回も何回も登場するんです。
〉   私は、もうばっちりイメージ出来ましたよ。高い塔、というか柱(pier)
〉   が高さを増していく内に、だんだん読者の私は不安になるわけです。
〉   風が吹いたらどうなるんだろう、地震がきたら一発で倒れそうだし。
〉   それで、その支えがフライングバットレスなんですね。

ここいいなぁと思って。
児童書って特にそうですよね。
なんども別の英語で書かれているから、ほんとにどんな意味の単語なのかがイメージとしてわいてくる。
MOMA親爺さんが不安にさえなるところが、多読ってほんっとにすごいなぁって思います。

この本の話からはずれちゃいましたけど・・・
では、では。


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11523. Re: 「大聖堂」の絵本の感想などなど・・・

お名前: MOMA親爺
投稿日: 2004/4/12(19:37)

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マリコさん、こんばんは!

〉秋男さんの「大聖堂」の絵本の感想の投稿があったので、ここにたどりつきました。

  おお!

〉ここいいなぁと思って。
〉児童書って特にそうですよね。
〉なんども別の英語で書かれているから、ほんとにどんな意味の単語なのかがイメージとしてわいてくる。
〉MOMA親爺さんが不安にさえなるところが、多読ってほんっとにすごいなぁって思います。

 この本は、特別その感覚が強いと思います。ちゃちなミステリーよりは
 面白いと思いましたよ。
 
 ではでは。


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