Re: TOEIC対策をすればスコアが伸びるのか?

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/5/15(02:43)]

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10412. Re: TOEIC対策をすればスコアが伸びるのか?

お名前: marin
投稿日: 2004/2/21(21:02)

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KYOさん、はじめまして。marinといいます。

KYOさんの、英語に対する真摯な意見は、いつも興味深く読ませて頂いています。

私は、TOEICでドーピングは可能ということを書きましたので、その責任の
意味もあり、自分の実体験をお話します。ただ、KYOさんのこの質問の一番の意図
が、英語力が本来十分でない人に、なにかTOEICで点数をあげさせるいい方法がない
かだとすると、それには、多分、全然、お役にたてなくて申し訳ないのでが。。。

私は、過去3回、TOEICを受けていて、今から6〜8年前くらいに3回とも受けて
います。(かなり昔ですみません。)
私は、仕事で英語が必要で、自分の英語力が知りたく、会社で受けれる機会が
あったのでうけました。ですので、始めの2回は全く、TOEICの対策はしていま
せん。それこそ、1回目は、ListeningセクションがI〜IVあってというそういう
ことも知らずにうけました。今、会社ではないので、正確な点数がわからないので
すが、1回目が600点台の後半、2回目が700点台の前半、3回目が805点(多分。。)
でした。

〉TOEICは、50点ぐらいのスコアの変動は誤差の範囲、
〉何もしないで受けた1回目と問題に慣れた2回目ではかなりのスコア差がでるような試験ですが、
〉対策だけで100点以上スコアがあがるという方法があるということなのですよね。
〉それってどんなものか是非是非知りたいです。

ちょっと、私の例が、KYOさんのこの前提をクリアできてるのか良くわからないの
ですが、1回目と2回目との差を誤差として(自分としては英語力がついたものと
思ってたのですが。。。)、1回目と3回目の差が100点以上あるのでクリアで良い
ですか?

で、3回目のTOEICですが、いい点を取りたいためでなく、試験対策をすると
点数があがるかを確かめたくて、TOEICのための勉強をしました。まさに、KYO
さんの標題の実験をして、私としては、”スコアは伸びる”が解でした。(何で、
こんなことするの?と聞かれると返答に困るのですが、試してみないと気がすま
ないのです。(理系人間だからかな?)大学の時も、全然勉強しないで、ぎりぎり
で単位取る人がいるじゃないですか。私もできるのかな〜と全然勉強しないで、
試験に臨み、無駄に単位落としたことがあります。<ばかかも。)

TOEIC対策として使用したのは、CD付きで、TOEICの各Sectionの傾向と対策が
書かれてる本でした。どこにあるのか、今、見つからないので、タイトル等がわか
らないのですが、本をさらっと見て、使えそうと思って購入しました。
本がない上、6年以上前のことなので、きちんと覚えてないのですが、本から得られ
たのは下記だったと思います。

<Listening section>
この本で、私がわかったのは、まず、ひっかけ問題があるということ。TOEICを2回
ほどうけて、回答のうち2つがあってるように聞こえた問題がいくつかあり、これ
か!と思いました。その本ではひっかけのパターンがのっていて、これが役に立ち
ました。また、質問と回答のパターンがのせてあり、質問のどこら辺を注意深く
聞けば、回答にたどりつけるのかのヒントになりました。

<Reading section>
問題を解く上での時間配分に関して書かれていました。最初の穴埋め問題より、
文章題(?)の方が簡単なのでそちらから必ず解くこと。また、TOEICは時間
勝負なので、まず、ざっと見てできそうだったら解く、できなさそうならとばすを
うまく繰り返して時間を有効に使う、で、これもすごく有効でした。

これで、TOEIC800点台を叩き出しました。上でわかると思いますが、全て、試験の
ためのテクニックで点数を伸ばし、英語力をあげることによって点数をあげたわけ
ではありません。

だから、ドーピングは可能。でも、私は以前にも書いたのですが、TOEICはきちんと
英語能力の振り分けはできるものと思っていて、いくらドーピングをしても、英語
力のない人が高得点を出すのは無理だと思っています。変な言い方になりますが、
その人の実力にあったドーピングまでしかいけない。

KYOさんが読まれたどうかは、わからないのですが、私が、TOEICは英語力を計れる
けど、ドーピングは可能というのはこういう意味です。

〉しかし、このサイトの掲示板で、TOEIC対策の勉強などしても英語の本来の運用力はつかない云々
〉ということがいろいろな方の発言に書かれているのを読み、
〉自分があまり関係してこなかった数年の間にTOEIC対策の有効な手段が見つかったらしい、
〉日本人のスコアを上げたいという根性みたいなものがETSを出し抜いたってことなんだな、
〉試験対策でスコアをあげられるということは、TOEICという試験の信頼性や妥当性が打ち砕かれたということなんだと理解していました。

〉でも最近、英語力が本来十分でないのに、対策授業や受験テクニックを教えて英語力に見合わないスコアを
〉あげさせることができるものなのかちょっと疑問に感じるようになってきました。

なので、上記のようなことは全然思っていないので、あんまりいい回答でも
なかったかもしれませんね。

それでは。


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10449. 自己レスです。

お名前: marin
投稿日: 2004/2/23(22:23)

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皆さん、こんばんは。marinです。

会社でTOEICの点数を確認しましたので、訂正とともにお詫びします。
昔の記憶は美しいものに変わってしまっていたようで、1回目の点数はもっと
悪かったです(汗)。< 確認してから書けば良かった。。。。

〉すが、1回目が600点台の後半、2回目が700点台の前半、3回目が805点(多分。。)
〉でした。

これは忘れて下さい。。受けた年月も含め、全て書くと、下記です。

1回目 : 1997年1月
L : 320 R : 295 TTL : 615 <どこが600点後半だか。。。

2回目 : 1997年11月
L : 385 R : 335 TTL : 720

3回目 : 1998年10月
L : 420 R : 385 TTL : 805

それで、1回目と2回目の差のうち、50点が誤差、残りは実力、2回目と3回目の差
が実力分とドーピングと言いたいのですが、上の数字みてそうなのかどうか全然
わからないですよね(汗)。うまく、数字で具体例が示せると思ったのですが、
失敗くさいです。でも、3回目にドーピングが含まれてるのは事実なんですよ〜。

ちなみに、私が使用した本に書いてあったことを、ちぎれた電動パイプさんと
涼音さんのレス見て、1つ、思い出しました。

Whoで始まる問いの答えですが、名前が答えになる場合ももちろんあるのですが、
そうでない問いがひっかけの形であります。

例えば、「ここにあった本は誰がもっていきましたか?」の問いで、「わかりま
せん。その時、私はいませんでしたので。」は正しい答えになりますが、名前は
入っていません。それが正解の時、TOEICではひっかけの答えとして、「田中さん
です。私の上司は田中さんです。("私の上司の"ではないですよ)」のようなもの
を用意しています。

対処法は、だまされずにきちんと聞くということです。私の上司は田中さんです
が正しく聞ければ、それが間違いだとわかります。ですので、基本的に間違い部分
を聞き取れない人は結局、この問題は正しく回答できません。ここが、私がドー
ピングに限界があると思う所以でもあります。

なんだか、まとまりがなくなりましたが、それでは。


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