Re: れなさん、納得力も英語の力のうちなのでは、

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/4/26(02:54)]

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[提案] 10023. Re: れなさん、納得力も英語の力のうちなのでは、

お名前: ちんげん斎
投稿日: 2004/2/8(20:25)

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れなさん、こんにちは。

〉一番驚いたのは、この私が「すごい人」の1人にカウントされていたことですが(笑)。
〉でもここで私が「すごくないです」と言うのは
〉それはそれである種の無責任なのかもしれないですね。ちょっと複雑です。

あっはっはっ、それってわたしのコメントかな?
私みたいに、多読的にはなんにも取り柄のない人間でも
人からすれば、「すごい人」に入れられちゃう世の中だから、
れなさんは、もうみんなの認めるところと思ってました。

〉前述の友人もそうです。文章の中の本当に重要な部分だけを見つけ出し、その先に
〉ある、文章になっていない部分を読むことができれば、そして、作者が書きたかった
〉ことを感じ取ることができれば、たとえわからない単語ばかりであろうとも
〉私たちは読めてしまう。それは、英語力とは全然別の、日本語読書で培った
〉能力によるものです。私と友人はそれを「納得力」と呼んでいます。

納得力の説明とても興味深く読ませていただきました。
なるほど、納得です。
しかも、そういう方々が結構おられるのですね。

わたしの周囲にはそういう人がほとんどいないようで
ある意味驚きでした。

さて、タイトルの件ですが
「納得力」系のみなさんが、
ほぼ一様に英語力が低いとおっしゃっている様なのですけど
「納得力」も英語の力のうちなのではないでしょうか?

英語の力というのが適切でなければ、基礎的言語能力とでもいいましょうか。

自分ではうまく説明できないので、
以下sasoさんのWebサイトから勝手に引用します。
[http://www.hbs.ne.jp/home/saso/toeic%20item85.htm]

ーーーーーーーー(引用します)ーーーーーーーーーーーーーーー

あんまり意識されていないことだと思うのですけど、
第二言語の能力は、母国語の能力に左右されると思うのです。

日本語でも歯切れが悪く何を言っているのかわかりにくい人が、第二言語の英語で歯切れ良く明快な論理で会話をしていくことができますか?できません。

日本語でも書いては消し、消しては書きと文書作成に苦労する人が、第二言語の英語ですらすらと文書作成ができるでしょうか?できません。

日本語で一を聞いて十を知るどころか、十を聞いても一しか分からない人が、第二言語の英語で文句ないlistening能力を発揮できるでしょうか?できません。

日本語の能力は英語の能力の基盤としてきわめてダイレクトに影響します。表面的に言えば国語力です。さらに言えば、その人の頭の切れの良さとか、そういった根本的なcapabilityにかなり影響されると思います。

ーーーーーーーー(引用終わり)ーーーーーーーーーーーーーーーー

確かに「納得力」は、従来の英語の試験では計りにくいので
これまでいわゆる英語力の中に入れてもらえていなかったと思います。

でも、上に挙げた他の英語能力と同じように母国語のベースの上に成り立つ英語力として認めちゃってもいいんじゃないかと思います。

だって、英語でなにかをする能力として有効に働いているようですから。
#逆に英語の単語をいくら覚えていても、実際に使えないのであれば単語力があるとは言えないと思います。

だから、どうしたの?
といわれても困るのですが、
みなさん、立派な英語力(=納得力×いわゆる狭義の英語力)をお持ちなんですから
そう認めるのが自然なのではないかと思って。

テストで評価される力ではないかもしれませんが、
わたし自身を考えても
読みたい英文が読めるようになりたいわけですから、
納得力で読んでも、他の力で読んでも結果は同じだと思います。
#わし、納得力ってあんまりなさそうだから、
#そういう力ってうらやましいよぅ

ってね。


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10026. Re: タイルと目地、だと思っています

お名前: れな
投稿日: 2004/2/8(21:55)

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ちんげん斎さん、こんばんは。
正攻法ですね。良かったー。って何が?
ごめんなさい、気が弱いんですー(笑)。

〉さて、タイトルの件ですが
〉「納得力」系のみなさんが、ほぼ一様に英語力が低いとおっしゃっている様
〉なのですけど 「納得力」も英語の力のうちなのではないでしょうか?
〉英語の力というのが適切でなければ、基礎的言語能力とでもいいましょうか。

そうですね、基本的言語能力という意味では、もちろん力のうちだと思います。
実際、納得力の話をする友人達とは、「もともとの言語能力の違いはあるよね」
といった話もしてました。

でも、それを即、英語の力だと言うことは私にはできません。
英語のためになっている力ならば、結局は英語力なのだとは、まだ思えないのです。
いつかはそう思うかもしれないですが、今のところ、英語力と納得力は私の中で
別の存在です。

例えば、私が全然知らない言葉、スワヒリ語でもパーリ語でも古代言語でも
何でもいいですが、に出会って、それを読もうとしたら、もちろん全然わかりません。
そこにはとっかかりは全くなくて、言語能力の出番もないです。
英語だったら、少しはとっかかりがあります。言語能力をフルに発揮すれば、
それなりに読めます。でも、足りないんですよね、そのとっかかりが。
自分ではそれがわかるんです。残念ながら。

私の中で、英語力と納得力は、タイルと目地のようなものです。
タイルという確固たるものがあって、目地はそれをつなぐもの。本当は、タイルが
メインで目地はちょっとあればいいはず(なくても困るけど)だし、目地ばっかり
多かったらもろくて見た目も何だか変な壁に仕上がってしまう。

それでも外から見たら同じだよ、と言われるかなって思います。壁になってれば
いいじゃないか、って。それって手抜き工事?(笑) なんだかカビも沢山
生えそう(爆)。

こういうのって、本当に心の中の問題なのかもしれません。
周りのみんなが認めてくれていても自分では認められないことの1つだろうと
いう考え方もあるでしょう。あ、でもとりあえず、皆さん自分の「納得力」には
自信があると思いますよ? それは誇ってると思います。それを英語の力には
カウントしないだけで。

〉#わし、納得力ってあんまりなさそうだから、
〉#そういう力ってうらやましいよぅ

ありがとうございます。私の「すごい」は納得力がすごい、と思っていただけると
とっても嬉しいです。で、英語力がすごいってことになっちゃうのかなあ?
地震が来たらばらばらになっちゃいますねー。

では、これからもよろしくお願い致します。


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