脳内映像

[掲示板: 〈過去ログ〉読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 658 // 時刻: 2024/4/20(17:33)]

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425. 脳内映像

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/24(23:53)

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※投稿を、Newsからこちらへ移動しました※

ジアスさんが(多読通信で)脳内映像のことを書いているので、
私の場合をお伝えします。

私は子どものときから本を読むときは頭に映像が浮かんでました。読んでいたら勝手に頭の中に映像が展開していきます。何語の本を読んでも同じです。それが自分にとって普通だったので、映像無しに本を読む人がいるのを知ったときは驚きました。私には映像なしに本を読むことが想像できません。

映像の質は本の内容に大きく左右されます。マンガっぽい表現になることもあれば、実写に近いこともあります。なんとなく立体的で色もついてます。これも本によって鮮やかだったりパステルカラーだったりしますが、勝手に映像が浮かぶので自分でコントロールするわけではありません。
音も声も出ます。声はイメージで「こんな感じ」といった程度ですが、怒ったり泣いたり笑ったりなど、感情によって口調が変化します。
情景や人物の描写があるとそのとおりに映像が組みたてられていきます。想像するのが難しいようなものは、組み立てるのに時間がかかります。描写のとおりに想像しますので、必ずしも「美男美女」にはなりません。
ドラマチックな場面や特に面白い場面になるほど迫真の映像になっていきます。
書かれていないことや想像しにくいものについては、勝手に映像が出てきたり、ぼんやりしたまま進みます。

多読をして意外だったのは、アメリカやイギリスの「普通の家」の様子がよくわからないことです。「フルハウス」は絵もないし、ドラマも見たことがありません。ジャクリーン・ウィルソンの「Sleepover」や「Cat Mummy」も家の中の場面が多いです。勝手に出てくる映像では日本の家の洋間みたいになるので、アメリカの映画などを思い出して意識的に想像して家の中の映像を組み立てることになりました。それがけっこう細部まで想像がいきわたらないので苦労しました。
ヒストリカル・ロマンスの貴族のお屋敷の方が想像しやすいです。
また、「Darren Shan」でのCirque de Freakの人たちも想像するのに少々手間がかかりました。

だもんで、好きな本が映画になると絶対「イメージが違う」になってしまいます。自分の脳内映像のとおりにならないのは当然ですので、それはある程度覚悟して見るか、見ないでおくかどちらかです。見たことでかえって映像が鮮明になって補助してくれる場合もあります。
また、映画や写真や絵で見たことの蓄積が、本を読むときの脳内映像の助けになっています。


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429. Re: 脳内映像

お名前: 優輝
投稿日: 2008/5/26(17:21)

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杏樹さん、こんにちは。優輝です。

自分も脳内映像が出る人間です。ほとんどの点で杏樹さんと同じだと思います。杏樹さんが脳内映像派だとわかってホッとしました。自分だけかと思っていたので…。

自分の場合はマンガとドラマと映画、とにかく全部の折衷点に当たる映像が展開されます。色は常にフルカラーかな。
脳内で映画を撮っているような感じで、人物の表情・ポーズ立ち位置、画面のアングル、背景の状態に至るまで詳しく描写されています。文章に書いていない部分、風が吹いたり水が揺れたり、背景の音や会話の間まで設定されていることもしょっちゅう。時にはNGが出ているのか、同じ行を繰り返し読んで脳内の映像を作り直すことも少なくないです。(遅読の言い訳?)
挿絵がある本では、たいてい挿絵の人物が基になります。
極端なことを言うと、脳内で映像が作れていないと一瞬前に読んだ文章の意味が(日本語の本でも)思い出せません。そのくらい、自分にとって脳内映像は読書と一体です。
また一方で、脳内映像化に成功したシーン、自分の好きな演出(?)で出来上がったシーンはいつまでも忘れず記憶に残ります。文章の表現は覚えてないのにシーンだけ残ってたり。(それは多読の意味があるのか?)
多分、映画の名シーンが強く印象に残るのと同じことだと思いますが。(自分の脳内映像が名シーンということではないです。)
そのシーンが感情的に盛り上がっている場合はもちろんなんですが、そうでなくても、ということがあるのでこれは脳内映像の副産物だと思います。

動物や物の名前とかがわからなくて映像化できないときがあるのが問題です。食べ物なんかもその筆頭。(笑)
映画化されると、観た後で原作を読むときにイメージが一部修正されてることが多いですかね。まぁ修正されないでそのままのことも、もちろんありますが。


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432. Re: 脳内映像

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/30(23:27)

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優輝さん、こんにちは。

〉自分も脳内映像が出る人間です。ほとんどの点で杏樹さんと同じだと思います。杏樹さんが脳内映像派だとわかってホッとしました。自分だけかと思っていたので…。

私は逆に映像化するのが普通だと思っていました。でも本の話をしても、映像化するかどうかなんてあまり言いませんね。

〉自分の場合はマンガとドラマと映画、とにかく全部の折衷点に当たる映像が展開されます。色は常にフルカラーかな。

ここも私と似ています。

〉脳内で映画を撮っているような感じで、人物の表情・ポーズ立ち位置、画面のアングル、背景の状態に至るまで詳しく描写されています。文章に書いていない部分、風が吹いたり水が揺れたり、背景の音や会話の間まで設定されていることもしょっちゅう。時にはNGが出ているのか、同じ行を繰り返し読んで脳内の映像を作り直すことも少なくないです。(遅読の言い訳?)

脳内映像を作り直すと手間がかかります。あとは記述どおりの光景をきちんと組み立てたり。

〉挿絵がある本では、たいてい挿絵の人物が基になります。
〉極端なことを言うと、脳内で映像が作れていないと一瞬前に読んだ文章の意味が(日本語の本でも)思い出せません。そのくらい、自分にとって脳内映像は読書と一体です。

わたしもそうですね。挿絵があるとそれがベースになります。でも気にいらない挿絵だと修正しようとしてこれまた手間がかかることもあります。本の内容も文章よりも映像を基本に覚えます。

〉また一方で、脳内映像化に成功したシーン、自分の好きな演出(?)で出来上がったシーンはいつまでも忘れず記憶に残ります。文章の表現は覚えてないのにシーンだけ残ってたり。(それは多読の意味があるのか?)

そうなんです。「印象的な場面」と言って覚えてるのは自分の脳内映像で出来上がった場面だったりします。

〉多分、映画の名シーンが強く印象に残るのと同じことだと思いますが。(自分の脳内映像が名シーンということではないです。)
〉そのシーンが感情的に盛り上がっている場合はもちろんなんですが、そうでなくても、ということがあるのでこれは脳内映像の副産物だと思います。

〉動物や物の名前とかがわからなくて映像化できないときがあるのが問題です。食べ物なんかもその筆頭。(笑)
〉映画化されると、観た後で原作を読むときにイメージが一部修正されてることが多いですかね。まぁ修正されないでそのままのことも、もちろんありますが。

優輝さんが書いていることは私とほとんど同じなので「やっぱり同じ人がいる」と思ってうれしくなりました。

それでは…。


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430. Re: 脳内???派

お名前: fiona
投稿日: 2008/5/29(16:37)

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杏樹さん、今日は。fionaです。

私は、脳内映像派でもなく、脳内音読派とも違うようです。

本を読んで、映像が浮かぶこともありますが、浮ばないこともあります。
浮かぶ場合も、ぼんやりとしたイメージのことが多いと思います。
別に、映像が出ないからと言って、読むのに支障はありません。

本を読むとき、脳内で音読しているようにも思いますが、ハッキリした音ではないようです。

どうも、私が本を読んでいる時は、映像、音、肌感覚、それらを総合した雰囲気のようなものを浮かべながら読んでいるようです。
ただ、どれも、それほどはっきりしたものでないことが多いです。
いろいろなイメージの中で、一番ハッキリして、一番基本になっていると思われるのは、人の心、感情の動きやそこから感じる雰囲気のようなもの(?)のようです。

どんな色や形の服を着ているかとか、部屋の装飾などははっきりイメージしないこと、もしくは全くイメージしないこともあります。
それよりは、登場人物の感情や心の動きの方を、強く感じます。

脳内…何派?なんでしょう。
映像でも、音でもなく…???。

言葉が思い浮かばないので、
このへんで……。


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431. Re: 脳内???派

お名前: rfuji http://d.hatena.ne.jp/rfuji/
投稿日: 2008/5/30(13:43)

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fionaさん、こんにちは。
はじめまして。rfuji(アールフジ)と申します。
いつもは掲示板を拝読するだけなのですが、
fionaさんの記事が、私の感じにそっくりだったので、
嬉しくなって、出てきました。

〉私は、脳内映像派でもなく、脳内音読派とも違うようです。

〉本を読んで、映像が浮かぶこともありますが、浮ばないこともあります。
〉浮かぶ場合も、ぼんやりとしたイメージのことが多いと思います。
〉別に、映像が出ないからと言って、読むのに支障はありません。

〉本を読むとき、脳内で音読しているようにも思いますが、ハッキリした音ではないようです。

〉どうも、私が本を読んでいる時は、映像、音、肌感覚、それらを総合した雰囲気のようなものを浮かべながら読んでいるようです。
〉ただ、どれも、それほどはっきりしたものでないことが多いです。
〉いろいろなイメージの中で、一番ハッキリして、一番基本になっていると思われるのは、人の心、感情の動きやそこから感じる雰囲気のようなもの(?)のようです。

〉どんな色や形の服を着ているかとか、部屋の装飾などははっきりイメージしないこと、もしくは全くイメージしないこともあります。
〉それよりは、登場人物の感情や心の動きの方を、強く感じます。

私も、いろいろな感覚がまざりあった雰囲気のようなイメージを
浮かべながら読んでいます。そして、その印象は、人物の感情や
心の動きに強い影響を受けます。音や画像は、はっきりしません。

私は寝ている時の夢もそんな感じです。
だれか好きな人が、傍にいるような感じの夢…みたいな。
温かくて、嬉しくて、優しい気持ちと、大切な人と触れている
肌の感じだけが残っている夢です。
でも大切な人の姿も、声も見えません。

ずっと音や映像を喚起するイメージ力が足りないのかなぁ…と
思っていたのですが、fionaさんの文章を読んで、
感じ方の違いなんだな…と思えてきました。

〉脳内…何派?なんでしょう。
〉映像でも、音でもなく…???。
〉言葉が思い浮かばないので、
〉このへんで……。

何派って呼べばいいのでしょうね。
でも音派と、映像派、以外の感じ方もあるってことですよね。
同じような感じをもっていらっしゃる方がいると知って、とても嬉しいです!
言葉になりにくい感じを、うまく説明してくださって、
ありがとうございます!


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434. Re: 脳内???派

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/30(23:35)

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rfujiさん、こんにちは。

〉いつもは掲示板を拝読するだけなのですが、
〉fionaさんの記事が、私の感じにそっくりだったので、
〉嬉しくなって、出てきました。

〉私も、いろいろな感覚がまざりあった雰囲気のようなイメージを
〉浮かべながら読んでいます。そして、その印象は、人物の感情や
〉心の動きに強い影響を受けます。音や画像は、はっきりしません。

一つ意見が出ると、同じような人が現れる…聞いてみるものです。

〉ずっと音や映像を喚起するイメージ力が足りないのかなぁ…と
〉思っていたのですが、fionaさんの文章を読んで、
〉感じ方の違いなんだな…と思えてきました。

本の読み方にもいろいろあることがわかっておもしろいです。
イメージ力が足りないことを気にするということもあるのですね。私は文章より自分の作った映像で本の内容を覚えるので、果たしてそれでいいのかと思うことがあります。


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435. Re: 脳内???派

お名前: fiona
投稿日: 2008/5/31(18:37)

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rfujiさん、初めまして。

脳内映像とか、脳内音読の話を読んで、「違うなあ」と思っていたのですが、
同じ読み方をしている人も居て、一安心(?)です。

そう言えば、夢も同じような感じですね。
と言うことは、本を読んで脳内映像の出る人の夢は、すごくハッキリした映像が出てくるのでしょうか?

きっと、こう言うのとは、違った読み方をしている人もいるんでしょうね。
良いとか、悪いとかはないんでしょうけど、イメージの仕方は人それぞれ何でしょうか?
みなさん、どんな読み方をされているんでしょうね???
気になるところです。

ではでは!!


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438. Re: 脳内???派

お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2008/6/1(13:25)

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脳内??を楽しんでいる(?)みなさま、こんにちは。かのんです。

ものごとのとらえかた、感じ方って人それぞれ。
わかってたつもりなのに、こんなにちがうの〜?という
発見があって楽しい話題ですね。
 
 
わたしは、英語多読に関していうと、どうやら脳内映像が強いほうでしたが、
最近少しづつ、音の要素も加わってほしいなぁ、と思っているところです。

日本語読書では、絵も音もほとんどない。
感覚でとらえているだけ。fionaさん、rfujiさんの感覚に近いのかも。

日本語読書では絵も音もないのに、
英語読書では絵が浮かぶのが面白いなぁと、ずっと感じていました。
 
 
脳内??の話とは少し違うかもしれないのですが、参考までに。

『優位感覚』ということばがあるそうです。
もともとは心理学の一分野で使われることばのようです。

ふだん、五感を通してものごとを知覚するのだが、
ひとによって異なった五感を使ってとらえている。
見ることで捉えるのが得意な人、音で捉える人、など。

わたしが読んだ本では、
(1)視覚優位、(2)聴覚優位、(3)身体感覚優位、(4)言語優位、
という分類でした。
ネットでは、たとえばこんなページがみつかりました。
[url:http://www.geocities.jp/angelic_coaching/yuui.html]
 
 
同じ情報を材料にしても、人によって捉え方がそれぞれ違う、ということを
わかりやすく単純化(モデル化)してみたものとして、
わたしはおもしろいなぁ、と思っています。

(ひとりの人の中でもいろいろまじってる、と捉えたほうがいいと
 わたしは思っていますけど)
 
 
脳内??派、というのも、これに似たような話なのかもしれませんね。

ではではー。


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440. Re: 脳内???派

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/6/1(22:58)

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かのんさん、こんにちは。

〉ものごとのとらえかた、感じ方って人それぞれ。
〉わかってたつもりなのに、こんなにちがうの〜?という
〉発見があって楽しい話題ですね。

本当にいろいろな読み方があって面白いです。
 
〉わたしは、英語多読に関していうと、どうやら脳内映像が強いほうでしたが、
〉最近少しづつ、音の要素も加わってほしいなぁ、と思っているところです。

〉日本語読書では、絵も音もほとんどない。
〉感覚でとらえているだけ。fionaさん、rfujiさんの感覚に近いのかも。

〉日本語読書では絵も音もないのに、
〉英語読書では絵が浮かぶのが面白いなぁと、ずっと感じていました。

おもしろいですね。日本語では絵も音も無しなのに英語だと浮かぶなんて…。
〉 
〉 
〉脳内??の話とは少し違うかもしれないのですが、参考までに。

〉『優位感覚』ということばがあるそうです。
〉もともとは心理学の一分野で使われることばのようです。

〉ふだん、五感を通してものごとを知覚するのだが、
〉ひとによって異なった五感を使ってとらえている。
〉見ることで捉えるのが得意な人、音で捉える人、など。

〉わたしが読んだ本では、
〉(1)視覚優位、(2)聴覚優位、(3)身体感覚優位、(4)言語優位、
〉という分類でした。
〉ネットでは、たとえばこんなページがみつかりました。
[url:http://www.geocities.jp/angelic_coaching/yuui.html]

こういう話は聞いたことがあります。それで私は自分が視覚優位だなと思いました。その話をした人は触覚優位だそうです。
ついでに、私が数学が苦手なのは映像人間だからじゃないかと言う気がします。数式は絵にならないので理解できないんです。
 
〉同じ情報を材料にしても、人によって捉え方がそれぞれ違う、ということを
〉わかりやすく単純化(モデル化)してみたものとして、
〉わたしはおもしろいなぁ、と思っています。

〉(ひとりの人の中でもいろいろまじってる、と捉えたほうがいいと
〉 わたしは思っていますけど)

読み方も人それぞれですが、一人の人の中でも混ざってたり境界があいまいだったりすることはあると思います。
実は私は音読しても絵が浮かびます。日本語読書は声に出して読むよりはるかに早いので音はありませんが(映像はあります)、英語はだいたい音読に近い速さで読みますので、脳内音読になりやすいです。それと同時に映像も浮かびます。

それでは…。


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442. Re: 脳内???派

お名前: rfuji http://d.hatena.ne.jp/rfuji/
投稿日: 2008/6/2(16:24)

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fionaさん、杏樹さん、かのんさん、こんにちは。

rfujiです。
fionaさん、おもしろい話題を提供してくださってありがとうございます。
私も、暇があったら、お友達みんなに聞いてみたいテーマだなぁ…と思います。
聞いた人の数だけ、異なるイメージがでてきそうですよね。

〉〉ものごとのとらえかた、感じ方って人それぞれ。
〉〉わかってたつもりなのに、こんなにちがうの〜?という
〉〉発見があって楽しい話題ですね。

〉本当にいろいろな読み方があって面白いです。
〉 
〉〉わたしは、英語多読に関していうと、どうやら脳内映像が強いほうでしたが、
〉〉最近少しづつ、音の要素も加わってほしいなぁ、と思っているところです。

〉〉日本語読書では、絵も音もほとんどない。
〉〉感覚でとらえているだけ。fionaさん、rfujiさんの感覚に近いのかも。

〉〉日本語読書では絵も音もないのに、
〉〉英語読書では絵が浮かぶのが面白いなぁと、ずっと感じていました。

〉おもしろいですね。日本語では絵も音も無しなのに英語だと浮かぶなんて…。

杏樹さんに同感!
英語と日本語で、喚起されるイメージが違うって、本当に面白いです。
かのんさんの話をうかがっていると、読書の状況や言語、
読む本によって、喚起されるイメージが変わる可能性もあるのですねー。
他の言語を試すと、違うのかしら…  
面白そうなので、別の言語にチャレンジしてみたいなぁと思いました(^^)。

〉〉脳内??の話とは少し違うかもしれないのですが、参考までに。

〉〉『優位感覚』ということばがあるそうです。
〉〉もともとは心理学の一分野で使われることばのようです。

〉〉ふだん、五感を通してものごとを知覚するのだが、
〉〉ひとによって異なった五感を使ってとらえている。
〉〉見ることで捉えるのが得意な人、音で捉える人、など。

〉〉わたしが読んだ本では、
〉〉(1)視覚優位、(2)聴覚優位、(3)身体感覚優位、(4)言語優位、
〉〉という分類でした。
〉〉ネットでは、たとえばこんなページがみつかりました。
〉〉[url:http://www.geocities.jp/angelic_coaching/yuui.html]

〉こういう話は聞いたことがあります。それで私は自分が視覚優位だなと思いました。その話をした人は触覚優位だそうです。
〉ついでに、私が数学が苦手なのは映像人間だからじゃないかと言う気がします。数式は絵にならないので理解できないんです。

なるほどー。
優位感覚って言葉を初めて知りました。読んでみると触覚系の説明にぴったり。
新しい機械を使う時は、マニュアルを見ないで使ってみて、
壊れた時にあわててマニュアルを見る…って、私そのもの?

その人それぞれに優位感覚がありそうだけれども、状況によって
喚起されやすいイメージが変わったりする…のかな。
状況に応じて、変化しうる可能性については、今まで意識しなかったので、
面白い視点だなーと思いました。

ではでは。


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433. Re: 脳内???派

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/30(23:31)

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fionaさん、こんにちは。

〉私は、脳内映像派でもなく、脳内音読派とも違うようです。

やはり聞いてみるものです。人によっていろいろですね。

〉本を読んで、映像が浮かぶこともありますが、浮ばないこともあります。
〉浮かぶ場合も、ぼんやりとしたイメージのことが多いと思います。
〉別に、映像が出ないからと言って、読むのに支障はありません。

〉本を読むとき、脳内で音読しているようにも思いますが、ハッキリした音ではないようです。

〉どうも、私が本を読んでいる時は、映像、音、肌感覚、それらを総合した雰囲気のようなものを浮かべながら読んでいるようです。
〉ただ、どれも、それほどはっきりしたものでないことが多いです。
〉いろいろなイメージの中で、一番ハッキリして、一番基本になっていると思われるのは、人の心、感情の動きやそこから感じる雰囲気のようなもの(?)のようです。

雰囲気ですか。そういう読み方もあるのですね。

〉どんな色や形の服を着ているかとか、部屋の装飾などははっきりイメージしないこと、もしくは全くイメージしないこともあります。
〉それよりは、登場人物の感情や心の動きの方を、強く感じます。

〉脳内…何派?なんでしょう。
〉映像でも、音でもなく…???。

「雰囲気派」でしょうか?「感情読み取り派」…なんか収まりが悪いですね。

〉言葉が思い浮かばないので、
〉このへんで……。

新たな読み方を教えてくれてありがとうございました。


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436. Re: 脳内???派

お名前: fiona
投稿日: 2008/5/31(18:47)

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杏樹さん、今晩は。

私の読み方は、上に書いた通りで、「細かな映像が出てくる」とか「映像がきちんと浮かばないと読めない」と言うようなことを言われると、「へーぇ、そんなこともあるんだ!」と思ってしまいます。

きっと、100人に聞いたら、いろんなイメージの仕方が出てくるんでしょうね。
多分、100通りではなく、数通りにまとまるのではないか…という気はします。
その、タイプによって、お薦めの多読本が変わったり…するのかな?

まさか、「におい」とか「味」がイメージの中心の人はいないと思うんですが、これだけは聞いてみないと分かりませんね。

暇があったら、たくさんの人に聞いてみて、分類してみるのも面白いかも知れません。

ではでは。


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437. Re: 脳内???派

お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/31(20:13)

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杏樹さん、優輝さん、rfujiさん、fionaさん、こんにちは。
極楽トンボです。

みなさんのお話を読んで、なぜわたしがORTが苦手なのかわかりました。とくにステージの下のほう。文より絵の方が雄弁に語っています。こういう場合、絵から得た印象を主にして、これに文から得た印象をすり合わせてゆく形で読むということが行われると想像します。わたしの場合は、絵から得た印象と文から得た印象がなかなか融合しないのです。

Look at me, Mum! Look at me on my bike!ときて、Oh, Look at me.で終わるステージ1+がありますよね。あれなんか、字だけ読んだだけでは、全然お話が見えません。わたしは一応、絵のほうも見ているんだけど、しばらく考えてからやっと、お母さんがチップの自転車に泥をはねられて困っているセリフだということがわかるんです。もっというと、絵の順番も大事なのですが、この絵の順番がときどきわかんなくなるんです。なぜかというと、文がかんたんすぎて印象が薄く、これにうまく絵から順番のある物語を紡ぎだしてあわせるのが難しいのです。何も考えずに絵本をぱらぱら見てるとこういうことになりがちなんです。字は気にしないで絵だけ見ることにすればまた違った感じになるかもしれませんが。


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439. Re: 脳内???派

お名前: 杏樹
投稿日: 2008/6/1(22:44)

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極楽トンボさん、こんにちは。

〉みなさんのお話を読んで、なぜわたしがORTが苦手なのかわかりました。とくにステージの下のほう。文より絵の方が雄弁に語っています。こういう場合、絵から得た印象を主にして、これに文から得た印象をすり合わせてゆく形で読むということが行われると想像します。わたしの場合は、絵から得た印象と文から得た印象がなかなか融合しないのです。

これはまた面白い現象ですね。絵と文が融合しないんですか。

〉Look at me, Mum! Look at me on my bike!ときて、Oh, Look at me.で終わるステージ1+がありますよね。あれなんか、字だけ読んだだけでは、全然お話が見えません。わたしは一応、絵のほうも見ているんだけど、しばらく考えてからやっと、お母さんがチップの自転車に泥をはねられて困っているセリフだということがわかるんです。もっというと、絵の順番も大事なのですが、この絵の順番がときどきわかんなくなるんです。なぜかというと、文がかんたんすぎて印象が薄く、これにうまく絵から順番のある物語を紡ぎだしてあわせるのが難しいのです。何も考えずに絵本をぱらぱら見てるとこういうことになりがちなんです。字は気にしないで絵だけ見ることにすればまた違った感じになるかもしれませんが。

文字の少ない絵本は絵が主で、文は従になっているものが多く、絵だけ見たらだいたいの内容がわかるようになっています。言葉は補足のようなものです。字を隠して絵だけで内容を追ってみて、それから本文を読んでみればどうでしょうか?
ORTもそうですが、絵本の絵は「挿絵」ではなく、言葉には表現されていないたくさんのことが描かれています。ですから絵本を真剣に読もうとするとけっこう時間がかかります。絵をゆーっくりながめればどんな状況かわかりますので、それから字を見ると「こういう状況のときはこんな言葉が出るのか」ということがわかってくると思います。


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441. 絵と文の乖離(補足)

お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/6/2(13:02)

------------------------------

"杏樹"さんは[url:kb:439]で書きました:
〉極楽トンボさん、こんにちは。

〉〉みなさんのお話を読んで、なぜわたしがORTが苦手なのかわかりました。とくにステージの下のほう。文より絵の方が雄弁に語っています。こういう場合、絵から得た印象を主にして、これに文から得た印象をすり合わせてゆく形で読むということが行われると想像します。わたしの場合は、絵から得た印象と文から得た印象がなかなか融合しないのです。

〉これはまた面白い現象ですね。絵と文が融合しないんですか。

〉〉Look at me, Mum! Look at me on my bike!ときて、Oh, Look at me.で終わるステージ1+がありますよね。あれなんか、字だけ読んだだけでは、全然お話が見えません。わたしは一応、絵のほうも見ているんだけど、しばらく考えてからやっと、お母さんがチップの自転車に泥をはねられて困っているセリフだということがわかるんです。もっというと、絵の順番も大事なのですが、この絵の順番がときどきわかんなくなるんです。なぜかというと、文がかんたんすぎて印象が薄く、これにうまく絵から順番のある物語を紡ぎだしてあわせるのが難しいのです。何も考えずに絵本をぱらぱら見てるとこういうことになりがちなんです。字は気にしないで絵だけ見ることにすればまた違った感じになるかもしれませんが。

〉文字の少ない絵本は絵が主で、文は従になっているものが多く、絵だけ見たらだいたいの内容がわかるようになっています。言葉は補足のようなものです。字を隠して絵だけで内容を追ってみて、それから本文を読んでみればどうでしょうか?
〉ORTもそうですが、絵本の絵は「挿絵」ではなく、言葉には表現されていないたくさんのことが描かれています。ですから絵本を真剣に読もうとするとけっこう時間がかかります。絵をゆーっくりながめればどんな状況かわかりますので、それから字を見ると「こういう状況のときはこんな言葉が出るのか」ということがわかってくると思います。

わたし、実は寝る前にこどもに日本語の絵本を読み聞かせるようになってもう6年たちます。だから、絵本に慣れていない、というわけではないと思うんです。読み聞かせの時には、こういう現象はあまりないと思います。寝かしつけるのに必死であまり絵本の内容理解などかまっていられないので、気が付かないだけかもしれませんが。いずれにせよ、やさしい英文だからといって英文和訳的でない多読の力でねじふせてやるー、みたいな力の入れ方はよくないと思いました。何言ってんだかよくわからなくてごめんなさい。


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