Re: 18世紀英語への道

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/5/17(22:45)]

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1608. Re: 18世紀英語への道

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/8(22:14)

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Ryotasanさん、こんばんは!

〉The U. S. Consititution, Federalists, Edmund Burke, Adam Smith . . .

〉なるほど。Bagehot以外は、どれも18世紀の著作ですね。原著は著作権の期限がとっくに切れているので、安い本が出ているし、電子テキストも無料で公開されています。

18世紀の著作だったんですね・・・ (わかってなかったのか・・・)

〉一方、翻訳された日本語の文章には翻訳者の著作権があるので、印税をはらうためにも、そんなに安くできないのでしょう。

なるほど。
やむにやまれぬ事情があるのですね。
しかし1万6千円は・・・ いやいや、もうやめときます。(笑)

〉上記の著作で僕が実際に読んだのは Consititution の前文だけで、あとは読んだことがありません。それ以外に18世紀の英語で読んだことがあるのは米国の独立宣言、Franklin の自伝や英国の小説などで、合計100万語ぐらいです。

えっ。18世紀の英語だけでもう100万語も読まれているのですか?
す、すごいですね。。。

Franklinは、なんだか他人とは思えない人なので、いつか読んでみたいと思います!

〉その範囲で感じているのは、19世紀の著作の方が18世紀の著作より、文章も論旨も複雑で難しいことです。(部分的に例外はあるかもしれませんが、全般的にそういう傾向があると感じています。)

なるほど。新しいほうが読みやすいというわけでもないのですね。
19世紀は、ひねくれた時代だったのですかねー。

〉ですから、20世紀の英語で書かれた解説書や伝記などを何冊か読んで自信がついたら、19世紀を飛び越えて18世紀の著作を読むというのも良さそうです。20世紀英語で注釈のついているペーパーバックを手に入れれば何とかなると思います。

はい。そうしてみます!
ありがとうございます!

〉手始めは、合衆国の建国に関する解説書あたりでしょうか。子ども向けの本も沢山あるはずです。

沢山あるみたいですね。
合衆国は、建国事情にやかましいぐらいかもしれませんね。

〉VOAの Special English には "The Making of a Nation" という連続物があり、米国の歴史を詳しく紹介しているので、これもVOAの過去ログを検索すれば、参考になると思います。

おー! これおもしろそうです!
ありがとうございます!

〉それでは、たかぽんの船出を祝って、

〉Happy Reading and Happy Journey!

はい。ボン・オヤ〜ジで参ります!


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1612. Re: 18世紀英語への道

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/3/9(15:27)

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こんにちは、たかぽん!

早速ですが、Consititution は間違いでした。正しくは Constitution です。失礼しました。

18世紀は西洋で市民革命の時代というか、近代国家が始まった時代なので、近代的な憲法や政治思想も、この時代に成立したということなのでしょうね。

それから、1万6千円は確かに高いと思います。僕が学生のころから、新刊の翻訳書が原書のペーパーバックより高い例は多かったです。

僕が読んだ18世紀英語の本は Gulliver's Travels とか Tom Jones とか Pride and Prejudice などの小説がほとんどです。これからは、この掲示板の常連さんでも、そういう本を読む人が何人も出てくるでしょう。

19世紀の英語が18世紀より難しいのは、やはりそういう時代だったんだと思います。具体的に言えば、有閑階級で通好みの読者が増え、作家も同意語辞典などを使って凝った文章を書くようになったのかも知れません。


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1616. Re: 18世紀英語への道

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/3/11(01:31)

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Ryotasanさん、こんにちは!

〉早速ですが、Consititution は間違いでした。正しくは Constitution です。失礼しました。

あっ。ぜんぜん気がついてませんでした…
ややこしいですよね。わたしもミシシッピとかぜったい書けません。(笑)

〉18世紀は西洋で市民革命の時代というか、近代国家が始まった時代なので、近代的な憲法や政治思想も、この時代に成立したということなのでしょうね。

そうなんでしょうねー。

〉それから、1万6千円は確かに高いと思います。僕が学生のころから、新刊の翻訳書が原書のペーパーバックより高い例は多かったです。

やっぱりそうですか。
まー、翻訳はありがたいんですけどね。

〉僕が読んだ18世紀英語の本は Gulliver's Travels とか Tom Jones とか Pride and Prejudice などの小説がほとんどです。これからは、この掲示板の常連さんでも、そういう本を読む人が何人も出てくるでしょう。

Pride and Prejudiceを読まれたんですか? すごい!
映画「You've Got Mail」でも出て来てましたが、なんだか分厚い本でした…
(分厚いだけで簡単に威圧されてしまう…)

〉19世紀の英語が18世紀より難しいのは、やはりそういう時代だったんだと思います。具体的に言えば、有閑階級で通好みの読者が増え、作家も同意語辞典などを使って凝った文章を書くようになったのかも知れません。

なるほど。
18世紀より19世紀のほうが、圧倒的に本の読者が増えてるでしょうね。
文筆業というものが成り立つようになったので、文章の意匠に凝るようになったのかもしれませんね。
 
 
いろいろ教えていただきありがとうございました。
またよろしくご教示のほどを!
ではでは〜


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