「もごもご」奮戦記

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/4/27(06:26)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2943. 「もごもご」奮戦記

お名前: たむ
投稿日: 2007/1/30(13:02)

------------------------------

こんにちは、たむです。

シャドーイング「おとな式」を続けてきましたが、ようやく
「こども式」に移ることができたようです。体験記です。

どうも「こども式」のほうが本物だな、と「多聴多読マガジン」が
出たときから思ってました。「発音訓練をやったことがある」
「単語単位で理解」「集中すると目をつぶる」「歩きながらでは
できない」「せわしない」「速い素材が怖い」…おかしい?!、全部
当ってる!?

ついでに、意味を追うので、わからない箇所でうっとつまる。
また、意味を追えないような速い素材は、最初からあきらめる。
素材を聞いて、自分の声も聞いて、いちいち違いを「批評」する
ので、大変に疲れる。したがって長時間はできない。また、素材を
文字に起こしたスクリプトがないと不安(どうしてもわからないとき
見たくなる)。エトセトラ、エトセトラ。

百聞は一見にしかず。Aさんに「どうしても意味が…」と尋ねたところ、
「意味のことはしばらく忘れて。そのうち、(右手で頭の右上をさして
くるくる回しながら)ここらへんに、漂ってくるようになります。」と。
なるほど、これは決心次第ですね。百万語多読でも、意味はだいたい
わかればいい、そのうちわかるようになる、と言ってたし…。わからな
くったって、死ぬわけじゃないしね。

次に、Bさんに、「もごもご、やってみて」とお願い。ものすごく速い
素材をシャドーイングしながら、(ここから、というふうに合図して)、
モゴモゴ〜。

ハー、これはずいぶん「高級な」もごもごですね、もごもごも英語に
聞こえます。でも、それまでのシャドーイングとは明らかに違う。音の
輪郭がぼやけている感じ。そうか、高級・低級というのも変だけど、
もごもごにも程度があって、最初のもごもごはきっと英語にも聞こえない
ようなものなんだろうと納得。

これで、酒井先生が「しばらくもごもごを続けなさい」の意味もわかる。
もごもごも発達するので、しばらくやってみるといいわけでしょうね。
でも、あんまり慣れて、その蓄積で音を出すようになると、またずれて
しまうのか。あんまりやりすぎないように、というBさんの助言も思い
だします。

ここでもう一度「多聴多読マガジン創刊号」を読み直し。どうもキジマ
くんではなく、ナカイくんのタイプに近いようだと判断。さっそく、先生が
毒薬というNotting Hillを借りてきてシャドーイング。私の英語は、
これを音声だけでたのしめる程度ではありません。たまにわかる程度。
でも、映画がいいのは、映像がつぎつぎ流れていきますから、自分の
もごもごをいちいち、あっまた違うなどと批評している暇があんまり
ないことでしょうか。最初は、映画なんてとてもできない、と思い、
全部ダーディダダダと言ってみようと思いつきましたが、これはやって
みると無理でした。聞こえているものを、無理やりダディに変換する
のも不自然なことなのでしょう。

「もごもご」もやっているうちに、楽しくなります。いくらでも、時間の
あるかぎりできます。意味はとりあえず棚上げ、もごもごは実はすばらしい
ことなんだ、と納得したところで、ようやく「こども式」に着陸しました。

もごもごがすばらしいこと、と言うのは、私は多読との類似で思いつき
ました。多読では、やさしい本から少しずつ読み上げていくわけですが、
根本は「英語に直接向きあう」ことだと思います。英語の音もおなじ、
あれこれ既成の獲得したものをふりまわさないで、英語の音に直接
向きあうことなんでしょう。多読とおなじ、もごもごはすべての生命が
生まれてきた母なる海のようなものなのでしょうか(キマッタ!)。

読み直して、つくづくおとなは屈折しているもんだと感じます。聞こえる
とおりに言ってみる、ただそれだけのことに大騒ぎ、ですね。
お粗末でした。

Happy Reading & Shadowing !!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[脱帽] 2946. Re: 「もごもご」奮戦記

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/1/30(23:16)

------------------------------

たむさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

〉こんにちは、たむです。

〉シャドーイング「おとな式」を続けてきましたが、ようやく
〉「こども式」に移ることができたようです。体験記です。

〉どうも「こども式」のほうが本物だな、と「多聴多読マガジン」が
〉出たときから思ってました。「発音訓練をやったことがある」
〉「単語単位で理解」「集中すると目をつぶる」「歩きながらでは
〉できない」「せわしない」「速い素材が怖い」…おかしい?!、全部
〉当ってる!?

ははは、総当たりですか! 大アタリ? 
満願成就? さすが成田山!

〉ついでに、意味を追うので、わからない箇所でうっとつまる。
〉また、意味を追えないような速い素材は、最初からあきらめる。
〉素材を聞いて、自分の声も聞いて、いちいち違いを「批評」する
〉ので、大変に疲れる。したがって長時間はできない。また、素材を
〉文字に起こしたスクリプトがないと不安(どうしてもわからないとき
〉見たくなる)。エトセトラ、エトセトラ。

〉百聞は一見にしかず。Aさんに「どうしても意味が…」と尋ねたところ、
〉「意味のことはしばらく忘れて。そのうち、(右手で頭の右上をさして
〉くるくる回しながら)ここらへんに、漂ってくるようになります。」と。
〉なるほど、これは決心次第ですね。百万語多読でも、意味はだいたい
〉わかればいい、そのうちわかるようになる、と言ってたし…。わからな
〉くったって、死ぬわけじゃないしね。

Aさんはまた、見事な説明(?)をしたものですね!

〉次に、Bさんに、「もごもご、やってみて」とお願い。ものすごく速い
〉素材をシャドーイングしながら、(ここから、というふうに合図して)、
〉モゴモゴ〜。

〉ハー、これはずいぶん「高級な」もごもごですね、もごもごも英語に
〉聞こえます。でも、それまでのシャドーイングとは明らかに違う。音の
〉輪郭がぼやけている感じ。そうか、高級・低級というのも変だけど、
〉もごもごにも程度があって、最初のもごもごはきっと英語にも聞こえない
〉ようなものなんだろうと納得。

いや、ここを読んで驚いた!
そうなんです。
高級・低級は変だけれども、ある程度そうなので、
たしかに、輪郭がぼやけている感じ。

〉これで、酒井先生が「しばらくもごもごを続けなさい」の意味もわかる。
〉もごもごも発達するので、しばらくやってみるといいわけでしょうね。
〉でも、あんまり慣れて、その蓄積で音を出すようになると、またずれて
〉しまうのか。あんまりやりすぎないように、というBさんの助言も思い
〉だします。

そうなんですよ。輪郭のぼやけたもごもごが
少しずつ霧の霽れるように(この霽れるという漢字、
感じしかわからないけど好きなんです。若い人は
総なめで読めないんだろうなあ・・・)
輪郭が少しずつ見えてくる・・・

〉ここでもう一度「多聴多読マガジン創刊号」を読み直し。どうもキジマ
〉くんではなく、ナカイくんのタイプに近いようだと判断。さっそく、先生が
〉毒薬というNotting Hillを借りてきてシャドーイング。私の英語は、
〉これを音声だけでたのしめる程度ではありません。たまにわかる程度。
〉でも、映画がいいのは、映像がつぎつぎ流れていきますから、自分の
〉もごもごをいちいち、あっまた違うなどと批評している暇があんまり
〉ないことでしょうか。最初は、映画なんてとてもできない、と思い、
〉全部ダーディダダダと言ってみようと思いつきましたが、これはやって
〉みると無理でした。聞こえているものを、無理やりダディに変換する
〉のも不自然なことなのでしょう。

ここもなるほど!
でも、ダディじゃなくて、ハミングではどうでしょう?
たむさん、やってみてくれませんか?
「mm,mmmmmmmmm」って。

〉「もごもご」もやっているうちに、楽しくなります。いくらでも、時間の
〉あるかぎりできます。意味はとりあえず棚上げ、もごもごは実はすばらしい
〉ことなんだ、と納得したところで、ようやく「こども式」に着陸しました。

うーん、たむさんはいわゆる「発音練習」をきっといっぱい
やったにちがいないと思います。(もちろんぼくも
尋常ならぬ(また昔の言葉)くらいの時間をかけた・・)

それをあっさり捨てたわけでしょ、たむさん?
すごいね、すごいね! よく捨てられたなと、
最近たむさんのシャドーイングを聞く機会があって、思った。

〉もごもごがすばらしいこと、と言うのは、私は多読との類似で思いつき
〉ました。多読では、やさしい本から少しずつ読み上げていくわけですが、
〉根本は「英語に直接向きあう」ことだと思います。英語の音もおなじ、
〉あれこれ既成の獲得したものをふりまわさないで、英語の音に直接
〉向きあうことなんでしょう。多読とおなじ、もごもごはすべての生命が
〉生まれてきた母なる海のようなものなのでしょうか(キマッタ!)。

決まりましたね!

実は、実は、実は、ぼくも数ヶ月前から(と、ここで
先陣争い)多読とこども式シャドーイングの「パラレルな関係」を
言葉にしようと奮闘しています。これはぜひこども式のサイトで
発表しますからね。待っていてください。

〉読み直して、つくづくおとなは屈折しているもんだと感じます。聞こえる
〉とおりに言ってみる、ただそれだけのことに大騒ぎ、ですね。
〉お粗末でした。

ほんとにそうです。
実は(また!)、多聴多読マガジンの記事でそのことを
痛切に実感しているところなのです。次号を読んでくだされば
なんのことか分かるはずです。

〉Happy Reading & Shadowing !!

はい、ぼくもシャドーイングしています。
あまりおもしろくない小説なんだけど・・・

追伸 たむさんの投稿、こども式のサイトに引用していいですか?


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2952. Re: 「もごもご」奮戦記

お名前: たむ
投稿日: 2007/1/31(21:51)

------------------------------

酒井先生、こんばんは。
あちこちでお世話になります。

〉たむさん、こんばんは!
〉さかい@tadoku.orgです。

〉〉こんにちは、たむです。

〉〉シャドーイング「おとな式」を続けてきましたが、ようやく
〉〉「こども式」に移ることができたようです。体験記です。

〉〉どうも「こども式」のほうが本物だな、と「多聴多読マガジン」が
〉〉出たときから思ってました。「発音訓練をやったことがある」
〉〉「単語単位で理解」「集中すると目をつぶる」「歩きながらでは
〉〉できない」「せわしない」「速い素材が怖い」…おかしい?!、全部
〉〉当ってる!?

〉ははは、総当たりですか! 大アタリ? 
〉満願成就? さすが成田山!

 「おとな式」について、言われていることはゼーンブあたりです。

〉〉ついでに、意味を追うので、わからない箇所でうっとつまる。
〉〉また、意味を追えないような速い素材は、最初からあきらめる。
〉〉素材を聞いて、自分の声も聞いて、いちいち違いを「批評」する
〉〉ので、大変に疲れる。したがって長時間はできない。また、素材を
〉〉文字に起こしたスクリプトがないと不安(どうしてもわからないとき
〉〉見たくなる)。エトセトラ、エトセトラ。

〉〉百聞は一見にしかず。Aさんに「どうしても意味が…」と尋ねたところ、
〉〉「意味のことはしばらく忘れて。そのうち、(右手で頭の右上をさして
〉〉くるくる回しながら)ここらへんに、漂ってくるようになります。」と。
〉〉なるほど、これは決心次第ですね。百万語多読でも、意味はだいたい
〉〉わかればいい、そのうちわかるようになる、と言ってたし…。わからな
〉〉くったって、死ぬわけじゃないしね。

〉Aさんはまた、見事な説明(?)をしたものですね!

 はい、実際にやってらっしゃる方の生声を聞くと、そうかー
 と納得できるものですね。

〉〉次に、Bさんに、「もごもご、やってみて」とお願い。ものすごく速い
〉〉素材をシャドーイングしながら、(ここから、というふうに合図して)、
〉〉モゴモゴ〜。

〉〉ハー、これはずいぶん「高級な」もごもごですね、もごもごも英語に
〉〉聞こえます。でも、それまでのシャドーイングとは明らかに違う。音の
〉〉輪郭がぼやけている感じ。そうか、高級・低級というのも変だけど、
〉〉もごもごにも程度があって、最初のもごもごはきっと英語にも聞こえない
〉〉ようなものなんだろうと納得。

〉いや、ここを読んで驚いた!
〉そうなんです。
〉高級・低級は変だけれども、ある程度そうなので、
〉たしかに、輪郭がぼやけている感じ。

 Bさんのシャドーイングは上手すぎて、聞いた人が怖れれをなす
 という意味で害あり!!です。私はBさんにいろいろ相談にのって
 もらったり、資料をいただいたりして、後押ししてもらいました。

〉〉これで、酒井先生が「しばらくもごもごを続けなさい」の意味もわかる。
〉〉もごもごも発達するので、しばらくやってみるといいわけでしょうね。
〉〉でも、あんまり慣れて、その蓄積で音を出すようになると、またずれて
〉〉しまうのか。あんまりやりすぎないように、というBさんの助言も思い
〉〉だします。

〉そうなんですよ。輪郭のぼやけたもごもごが
〉少しずつ霧の霽れるように(この霽れるという漢字、
〉感じしかわからないけど好きなんです。若い人は
〉総なめで読めないんだろうなあ・・・)
〉輪郭が少しずつ見えてくる・・・

〉〉ここでもう一度「多聴多読マガジン創刊号」を読み直し。どうもキジマ
〉〉くんではなく、ナカイくんのタイプに近いようだと判断。さっそく、先生が
〉〉毒薬というNotting Hillを借りてきてシャドーイング。私の英語は、
〉〉これを音声だけでたのしめる程度ではありません。たまにわかる程度。
〉〉でも、映画がいいのは、映像がつぎつぎ流れていきますから、自分の
〉〉もごもごをいちいち、あっまた違うなどと批評している暇があんまり
〉〉ないことでしょうか。最初は、映画なんてとてもできない、と思い、
〉〉全部ダーディダダダと言ってみようと思いつきましたが、これはやって
〉〉みると無理でした。聞こえているものを、無理やりダディに変換する
〉〉のも不自然なことなのでしょう。

〉ここもなるほど!
〉でも、ダディじゃなくて、ハミングではどうでしょう?
〉たむさん、やってみてくれませんか?
〉「mm,mmmmmmmmm」って。

 ハミング、やってみます。

〉〉「もごもご」もやっているうちに、楽しくなります。いくらでも、時間の
〉〉あるかぎりできます。意味はとりあえず棚上げ、もごもごは実はすばらしい
〉〉ことなんだ、と納得したところで、ようやく「こども式」に着陸しました。

〉うーん、たむさんはいわゆる「発音練習」をきっといっぱい
〉やったにちがいないと思います。(もちろんぼくも
〉尋常ならぬ(また昔の言葉)くらいの時間をかけた・・)

〉それをあっさり捨てたわけでしょ、たむさん?
〉すごいね、すごいね! よく捨てられたなと、
〉最近たむさんのシャドーイングを聞く機会があって、思った。

 「発音練習」からストリカーズさんまで、なんて時間をかけて
 しまったのでしょう。それで役に立たないんだからどうしようも
 ありません。いえ、「あっさり」とはいかなかったのです。

 お忙しいところ、聞いていただいてありがとうございました。

〉〉もごもごがすばらしいこと、と言うのは、私は多読との類似で思いつき
〉〉ました。多読では、やさしい本から少しずつ読み上げていくわけですが、
〉〉根本は「英語に直接向きあう」ことだと思います。英語の音もおなじ、
〉〉あれこれ既成の獲得したものをふりまわさないで、英語の音に直接
〉〉向きあうことなんでしょう。多読とおなじ、もごもごはすべての生命が
〉〉生まれてきた母なる海のようなものなのでしょうか(キマッタ!)。

〉決まりましたね!

〉実は、実は、実は、ぼくも数ヶ月前から(と、ここで
〉先陣争い)多読とこども式シャドーイングの「パラレルな関係」を
〉言葉にしようと奮闘しています。これはぜひこども式のサイトで
〉発表しますからね。待っていてください。

 先生が「こども式シャドーイング」をつくるさいに意識して
 おられなかったのなら…なんかすごいことですね!前にちょっと
 書きましたが、やはりことばに対するのに分析的部品組立の発想
 ではだめだということを(どう関係させるのかわかりませんが)
 示しているような気がします。

〉〉読み直して、つくづくおとなは屈折しているもんだと感じます。聞こえる
〉〉とおりに言ってみる、ただそれだけのことに大騒ぎ、ですね。
〉〉お粗末でした。

〉ほんとにそうです。
〉実は(また!)、多聴多読マガジンの記事でそのことを
〉痛切に実感しているところなのです。次号を読んでくだされば
〉なんのことか分かるはずです。

 楽しみにしています。

〉〉Happy Reading & Shadowing !!

〉はい、ぼくもシャドーイングしています。
〉あまりおもしろくない小説なんだけど・・・

〉追伸 たむさんの投稿、こども式のサイトに引用していいですか?

 もちろんですが、お役に立つような部分はありますでしょうか?
 よろしくお願いします。

 先生、これで多読もシャドーイングも、広々としたところに
 出てくることができました!この解放感!!
 ほんとうに感謝いたします。ことばではうまく言い表せません。
 ありがとうございました。

 Happy Reading & Shadowing !!!!!!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[賛成] 2953. Re: 「もごもご」奮戦記

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2007/2/1(00:05)

------------------------------

たむさん、こんばんは!

〉酒井先生、こんばんは。
〉あちこちでお世話になります。

〉〉たむさん、こんばんは!
〉〉さかい@tadoku.orgです。

〉〉〉こんにちは、たむです。

〉〉〉シャドーイング「おとな式」を続けてきましたが、ようやく
〉〉〉「こども式」に移ることができたようです。体験記です。

〉〉〉どうも「こども式」のほうが本物だな、と「多聴多読マガジン」が
〉〉〉出たときから思ってました。「発音訓練をやったことがある」
〉〉〉「単語単位で理解」「集中すると目をつぶる」「歩きながらでは
〉〉〉できない」「せわしない」「速い素材が怖い」…おかしい?!、全部
〉〉〉当ってる!?

〉〉ははは、総当たりですか! 大アタリ? 
〉〉満願成就? さすが成田山!

〉 「おとな式」について、言われていることはゼーンブあたりです。

〉〉〉ついでに、意味を追うので、わからない箇所でうっとつまる。
〉〉〉また、意味を追えないような速い素材は、最初からあきらめる。
〉〉〉素材を聞いて、自分の声も聞いて、いちいち違いを「批評」する
〉〉〉ので、大変に疲れる。したがって長時間はできない。また、素材を
〉〉〉文字に起こしたスクリプトがないと不安(どうしてもわからないとき
〉〉〉見たくなる)。エトセトラ、エトセトラ。

〉〉〉百聞は一見にしかず。Aさんに「どうしても意味が…」と尋ねたところ、
〉〉〉「意味のことはしばらく忘れて。そのうち、(右手で頭の右上をさして
〉〉〉くるくる回しながら)ここらへんに、漂ってくるようになります。」と。
〉〉〉なるほど、これは決心次第ですね。百万語多読でも、意味はだいたい
〉〉〉わかればいい、そのうちわかるようになる、と言ってたし…。わからな
〉〉〉くったって、死ぬわけじゃないしね。

〉〉Aさんはまた、見事な説明(?)をしたものですね!

〉 はい、実際にやってらっしゃる方の生声を聞くと、そうかー
〉 と納得できるものですね。

〉〉〉次に、Bさんに、「もごもご、やってみて」とお願い。ものすごく速い
〉〉〉素材をシャドーイングしながら、(ここから、というふうに合図して)、
〉〉〉モゴモゴ〜。

〉〉〉ハー、これはずいぶん「高級な」もごもごですね、もごもごも英語に
〉〉〉聞こえます。でも、それまでのシャドーイングとは明らかに違う。音の
〉〉〉輪郭がぼやけている感じ。そうか、高級・低級というのも変だけど、
〉〉〉もごもごにも程度があって、最初のもごもごはきっと英語にも聞こえない
〉〉〉ようなものなんだろうと納得。

〉〉いや、ここを読んで驚いた!
〉〉そうなんです。
〉〉高級・低級は変だけれども、ある程度そうなので、
〉〉たしかに、輪郭がぼやけている感じ。

〉 Bさんのシャドーイングは上手すぎて、聞いた人が怖れれをなす
〉 という意味で害あり!!です。私はBさんにいろいろ相談にのって
〉 もらったり、資料をいただいたりして、後押ししてもらいました。

〉〉〉これで、酒井先生が「しばらくもごもごを続けなさい」の意味もわかる。
〉〉〉もごもごも発達するので、しばらくやってみるといいわけでしょうね。
〉〉〉でも、あんまり慣れて、その蓄積で音を出すようになると、またずれて
〉〉〉しまうのか。あんまりやりすぎないように、というBさんの助言も思い
〉〉〉だします。

〉〉そうなんですよ。輪郭のぼやけたもごもごが
〉〉少しずつ霧の霽れるように(この霽れるという漢字、
〉〉感じしかわからないけど好きなんです。若い人は
〉〉総なめで読めないんだろうなあ・・・)
〉〉輪郭が少しずつ見えてくる・・・

〉〉〉ここでもう一度「多聴多読マガジン創刊号」を読み直し。どうもキジマ
〉〉〉くんではなく、ナカイくんのタイプに近いようだと判断。さっそく、先生が
〉〉〉毒薬というNotting Hillを借りてきてシャドーイング。私の英語は、
〉〉〉これを音声だけでたのしめる程度ではありません。たまにわかる程度。
〉〉〉でも、映画がいいのは、映像がつぎつぎ流れていきますから、自分の
〉〉〉もごもごをいちいち、あっまた違うなどと批評している暇があんまり
〉〉〉ないことでしょうか。最初は、映画なんてとてもできない、と思い、
〉〉〉全部ダーディダダダと言ってみようと思いつきましたが、これはやって
〉〉〉みると無理でした。聞こえているものを、無理やりダディに変換する
〉〉〉のも不自然なことなのでしょう。

〉〉ここもなるほど!
〉〉でも、ダディじゃなくて、ハミングではどうでしょう?
〉〉たむさん、やってみてくれませんか?
〉〉「mm,mmmmmmmmm」って。

〉 ハミング、やってみます。

〉〉〉「もごもご」もやっているうちに、楽しくなります。いくらでも、時間の
〉〉〉あるかぎりできます。意味はとりあえず棚上げ、もごもごは実はすばらしい
〉〉〉ことなんだ、と納得したところで、ようやく「こども式」に着陸しました。

〉〉うーん、たむさんはいわゆる「発音練習」をきっといっぱい
〉〉やったにちがいないと思います。(もちろんぼくも
〉〉尋常ならぬ(また昔の言葉)くらいの時間をかけた・・)

〉〉それをあっさり捨てたわけでしょ、たむさん?
〉〉すごいね、すごいね! よく捨てられたなと、
〉〉最近たむさんのシャドーイングを聞く機会があって、思った。

〉 「発音練習」からストリカーズさんまで、なんて時間をかけて
〉 しまったのでしょう。それで役に立たないんだからどうしようも
〉 ありません。いえ、「あっさり」とはいかなかったのです。

そこでですね・・・

どうして捨てることができたんでしょう?
ご自分が大人式だと納得したからでしょうか?
そして、こども式のほうが当たりだなと思われたのは?
多読と似ていたから?

今後たくさんの人を説得しなければならないので、おたずねします。

〉 お忙しいところ、聞いていただいてありがとうございました。

〉〉〉もごもごがすばらしいこと、と言うのは、私は多読との類似で思いつき
〉〉〉ました。多読では、やさしい本から少しずつ読み上げていくわけですが、
〉〉〉根本は「英語に直接向きあう」ことだと思います。英語の音もおなじ、
〉〉〉あれこれ既成の獲得したものをふりまわさないで、英語の音に直接
〉〉〉向きあうことなんでしょう。多読とおなじ、もごもごはすべての生命が
〉〉〉生まれてきた母なる海のようなものなのでしょうか(キマッタ!)。

〉〉決まりましたね!

〉〉実は、実は、実は、ぼくも数ヶ月前から(と、ここで
〉〉先陣争い)多読とこども式シャドーイングの「パラレルな関係」を
〉〉言葉にしようと奮闘しています。これはぜひこども式のサイトで
〉〉発表しますからね。待っていてください。

〉 先生が「こども式シャドーイング」をつくるさいに意識して
〉 おられなかったのなら…なんかすごいことですね!前にちょっと
〉 書きましたが、やはりことばに対するのに分析的部品組立の発想
〉 ではだめだということを(どう関係させるのかわかりませんが)
〉 示しているような気がします。

〉〉〉読み直して、つくづくおとなは屈折しているもんだと感じます。聞こえる
〉〉〉とおりに言ってみる、ただそれだけのことに大騒ぎ、ですね。
〉〉〉お粗末でした。

〉〉ほんとにそうです。
〉〉実は(また!)、多聴多読マガジンの記事でそのことを
〉〉痛切に実感しているところなのです。次号を読んでくだされば
〉〉なんのことか分かるはずです。

〉 楽しみにしています。

〉〉〉Happy Reading & Shadowing !!

〉〉はい、ぼくもシャドーイングしています。
〉〉あまりおもしろくない小説なんだけど・・・

〉〉追伸 たむさんの投稿、こども式のサイトに引用していいですか?

〉 もちろんですが、お役に立つような部分はありますでしょうか?
〉 よろしくお願いします。

〉 先生、これで多読もシャドーイングも、広々としたところに
〉 出てくることができました!この解放感!!
〉 ほんとうに感謝いたします。ことばではうまく言い表せません。
〉 ありがとうございました。

「もごもごは母なる海」とい、
「広々としたところに出てきた解放感」といい、
言い得て妙ですね。使わせてもらいます!

ではでは、また様子を知らせてくださいね。

Happy reading and shadowing!!

〉 Happy Reading & Shadowing !!!!!!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2955. Re: おとな式を捨てる

お名前: たむ
投稿日: 2007/2/1(11:54)

------------------------------

先生、こんにちは。たむです。

〉そこでですね・・・

〉どうして捨てることができたんでしょう?
〉ご自分が大人式だと納得したからでしょうか?
〉そして、こども式のほうが当たりだなと思われたのは?
〉多読と似ていたから?

多聴多読マガジン創刊号を読んですぐ、こども式に変えた
ほうがいいと思うと同時に、もごもごに抵抗というのか
できないという感じもしました。もごもごしないように
練習してきたのに、という感じです。

自分で実際にもごもごをやってみるまで、あれこれ
考えました。

おとな式があまり効果がないような気が、前からして
いました。一つの素材を丁寧にやって、十分にやった
と思っても、どうもそれほど聴くちからにも話すちから
にもなっていないようだ、と。これはどうしてなのか、
何年も前から気になっていました。

もごもごから、素材をゆっくりめのものに下げてゆくと
あるところでカタカナに戻ってしまう、という説明があり
ました。

これで、こんな構図が浮かびました。英語を聴くとき、
だれでもあるフィルター装置のようなものを通して
聴いている。この装置は、それまでの英語経験から
できあがっている。経験が多かろうとすくなかろうと
だれにもある。

カタカナは自分の経験で処理できる範囲なので、
存分にフィルター装置を使って聴き、口から出す。
もごもごは、自分のフィルターで処理できる範囲
を超えているので、どうしようもなくて、もごもごに
なる、と。

そうすると、発展途上の私としては、このフィルター
装置そのものを改良というか、つくり変えなくては
ならない。あるいは、どんどん進歩してゆくような
構造が必要なんだ、と。

おとな式は、このフィルター装置におおきく依存した
ままで、改良しないわけではないけれども、ほとんど
効果がない、のではないか。それで、投じたエネルギー
のわりに、あまりちからがついた気がしないのでは?

1月はじめにBさんが講演会とシャドーイングの会を
開いてくれました。ここでAさんのお話で、意味のことは
棚上げ、大丈夫だから、と聞いて、多読とおなじだなと
はげまされました。Bさんには、モゴモゴを実際にやって
みてとリクエストしました。これで、モゴモゴも奥が深そう
と思いました。理想的な英語があるとすれば、それと
モゴモゴは接続しているものだろう、別の断絶したもの
ではなさそうだ、と思いました。

こういう流れで、自分のフィルター装置そのものを変えよう
と思いました。おとな式では、先行き短いのにらちがあかない!
それに、おとな式だと気持ちが萎縮してしまって、いろいろな
素材を聴きたいと思いながら、やれる範囲をこつこつと、という
感じでしたから。(この点で、多聴多読マガジンにいろいろな
素材が入っていたことも、とても役に立ちました。)

要するに、早くもごもごをやってみればよかったのに、
あれこれ考えこんでしまいました。我ながらいい性格では
ないようです。「下手の考え休むに似たり」でした。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[賛成] 2960. Re: おとな式を捨てる

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/2/2(11:56)

------------------------------

たむさん、こんにちは!

〉先生、こんにちは。たむです。

〉〉そこでですね・・・

〉〉どうして捨てることができたんでしょう?
〉〉ご自分が大人式だと納得したからでしょうか?
〉〉そして、こども式のほうが当たりだなと思われたのは?
〉〉多読と似ていたから?

〉多聴多読マガジン創刊号を読んですぐ、こども式に変えた
〉ほうがいいと思うと同時に、もごもごに抵抗というのか
〉できないという感じもしました。もごもごしないように
〉練習してきたのに、という感じです。

よくある反応は「こども式って、なんか変・・・」というもの
だろうと思います。

(これは多読に対して「おとなが絵本からはじめるのか?」という
反応が返ってくるのと似ているかな?)

もごもごに抵抗というのはよくわかります。
ぼくもできるだけ正確に「発音」するために
さまざまな勉強をした覚えがあります。
ほとんど半世紀くらい、それをやってきた。
(で、いまだに口は不自由です。)

そして、ここがシャドーイング?原則の一つの候補でしょうね。
一つ一つの音を正確に発音できるようになれば
それをいくつか連ねて単語が発音できるようになり、
単語をいくつか連ねて文が言えるようになる・・・
というのが、これまでの音声訓練の道筋でした。
(それ以外の通り道は提案されたことが多分ない)

「こども式シャドーイング」では正確さはいつかついてくると
仮定しています。
(多読で語の使われ方がすこしずつはっきりしてくるのと似ている)

(この点ではしおさんのシャドーイングを聞かせてもらったことが
大きなヒントになりました。しおさん、ありがとー!)

〉自分で実際にもごもごをやってみるまで、あれこれ
〉考えました。

〉おとな式があまり効果がないような気が、前からして
〉いました。一つの素材を丁寧にやって、十分にやった
〉と思っても、どうもそれほど聴くちからにも話すちから
〉にもなっていないようだ、と。これはどうしてなのか、
〉何年も前から気になっていました。

そう、それはぼく自身が感じていたことでもあります。
それにくらべるともごもごからはじめるこども式は
おっそろしく早く英語特有の音がでるようになる・・・と、
思われるような気がしないでもない・・・ような気がする。

(おっそろしく早く、というのはもちろん人によりますが、
 数十時間!)

〉もごもごから、素材をゆっくりめのものに下げてゆくと
〉あるところでカタカナに戻ってしまう、という説明があり
〉ました。

〉これで、こんな構図が浮かびました。英語を聴くとき、
〉だれでもあるフィルター装置のようなものを通して
〉聴いている。この装置は、それまでの英語経験から
〉できあがっている。経験が多かろうとすくなかろうと
〉だれにもある。

なるほど・・・

〉カタカナは自分の経験で処理できる範囲なので、
〉存分にフィルター装置を使って聴き、口から出す。
〉もごもごは、自分のフィルターで処理できる範囲
〉を超えているので、どうしようもなくて、もごもごに
〉なる、と。

はい、わかります。

〉そうすると、発展途上の私としては、このフィルター
〉装置そのものを改良というか、つくり変えなくては
〉ならない。あるいは、どんどん進歩してゆくような
〉構造が必要なんだ、と。

なるほど・・・

〉おとな式は、このフィルター装置におおきく依存した
〉ままで、改良しないわけではないけれども、ほとんど
〉効果がない、のではないか。それで、投じたエネルギー
〉のわりに、あまりちからがついた気がしないのでは?

ははー、つまりフィルターが自然な音の排除に関わっていると・・・

〉1月はじめにBさんが講演会とシャドーイングの会を
〉開いてくれました。ここでAさんのお話で、意味のことは
〉棚上げ、大丈夫だから、と聞いて、多読とおなじだなと
〉はげまされました。Bさんには、モゴモゴを実際にやって
〉みてとリクエストしました。これで、モゴモゴも奥が深そう
〉と思いました。理想的な英語があるとすれば、それと
〉モゴモゴは接続しているものだろう、別の断絶したもの
〉ではなさそうだ、と思いました。

それがいまのぼくの仮定です。
もごもごからつながった先に一つ一つの音も英語特有の音がある・・・

〉こういう流れで、自分のフィルター装置そのものを変えよう
〉と思いました。おとな式では、先行き短いのにらちがあかない!

ぼくもおなじです。

〉それに、おとな式だと気持ちが萎縮してしまって、いろいろな
〉素材を聴きたいと思いながら、やれる範囲をこつこつと、という
〉感じでしたから。(この点で、多聴多読マガジンにいろいろな
〉素材が入っていたことも、とても役に立ちました。)

どうも、いろいろな録音素材はたくさんの人の役に立っているようです。

あ、そういえば!
コスモピアからうれしい連絡がありました。

なんと「多聴多読マガジン」の創刊号がまた増刷(3刷目)だそうです!
雑誌で3刷目なんてあるんですかねえ・・・

〉要するに、早くもごもごをやってみればよかったのに、
〉あれこれ考えこんでしまいました。我ながらいい性格では
〉ないようです。「下手の考え休むに似たり」でした。

ぼくはその下手の考えを50年近くやってましたからね。
よくも休んだ、休みに休んだっていう気がします。
でもまあ最後に大逆転の目が出てきたので、まあよかったかな。

音のこども式、もうちょっと追求します。

たむさん、Happy shadowing!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2964. モゴモゴ?ブツブツ?/部分反応です

お名前: けん
投稿日: 2007/2/2(23:03)

------------------------------

たむさん、酒井先生、こんばんは!

このところ、忙しくて掲示板もチラッとROMするのがせいぜいで失礼していますが、ちょっと部分的に反応します。全体の話題とずれていたらごめんなさい。

〉〉・・・・・・・・・・・・・・・・モゴモゴも奥が深そう
〉〉と思いました。理想的な英語があるとすれば、それと
〉〉モゴモゴは接続しているものだろう、別の断絶したもの
〉〉ではなさそうだ、と思いました。

〉それがいまのぼくの仮定です。
〉もごもごからつながった先に一つ一つの音も英語特有の音がある・・・

〉〉こういう流れで、自分のフィルター装置そのものを変えよう
〉〉と思いました。おとな式では、先行き短いのにらちがあかない!

〉ぼくもおなじです。

よくわかりませんが、ここで言われているモゴモゴと、ブツブツとは違うものなんでしょうか?
日本語の2つの言葉のイメージを言ったって始まらないかも知れませんが....。

なんとなく、モゴモゴって全体的に「こもっている」、つまり不明瞭。
それに比べてブツブツは、不明瞭プラス声が低い(「小さい」含む)とか、口先だけで言っているという感じなんでしょうか?

昨年9月からシャドーイングを始めましたが、その頃は、自分でやっているシャドーイングはブツブツシャドーイングと思っていました。
だってなかなか朗々とやるチャンスがないからです。通勤途上ではどうしてもブツブツが多くなります。それにノームチョムスキーもブツブツで何言ってるかわからないからいいや、と開き直っていたのでした。

しかし、その後、そのブツブツ代表格と思っていたチョムスキーのスピーチを改めてしっかり聴くと、ブツブツしゃべっているようだけど、けっこう一つ一つの音はしっかり英語の発音(当たり前!)ではありませんか。まいった。

・・・・って、まいることは勿論ないんですが、とにかくあんまり深く考えたても始まらないので、ブツブツでも朗々でもモゴモゴでもなんでもいい、とにかくやらないよりはマシと思って続けて現在132時間まで来ています。

でも普段のシャドーイングではまだまだカタカナだと感じています。しかし、簡単な本を読んだときには、自分でもちょっと英語っぽく読んでるな〜と思うようになりました。これって進歩のような気がします。

昨年50時間ぐらい経った頃だったでしょうか、スカイプで酒井先生に聞いて頂いた時は、おもぃっきりカタカナ発音というお墨付き^^;)を頂いたので、
その後何回かはモゴモゴになる速めの音源を探そうとしてみたのですが、今ひとつもモゴモゴになっているのか、なんだかわからず、そのままテキトーにやってます。

ま、そのうち道が開けるだろう、楽しければいいと思って続けています。私の場合は退屈とか苦痛と言うことはほとんどありませんでした。「シャドーイングの時に、意味を取らないように」と言われていますが、ついつい意味を聞いてしまいます。

そのために音的には進歩は少ないのかも知れませんが、楽しいのでいいやと思っています。ちなみに普段しているのはだいたいがPodcastです。BBC、NBC、CNN、ABC、CBC、DemocracyNow!、VOA-special Englishなどのニュースや、ESL-PodcastやOnDemand-Englishといったゆっくり素材も入っています。

そうそう、ときどきですが、Latin American Spanishという英語とスペイン語のCDをシャドーイングもしています。シームレス?にシャドーイングするのも面白いです。

いずれにしてもシャドーイングは、単なるリスニングより聞き取りに効果があるということは間違いないと思います。

長々と失礼しました。明日は同僚たちと一日中仕事なので、シャドーイングはほとんどできそうにありません。残念!
結局シャドーイング阻害要因は、私にとっては通勤時間に知人と出くわしたり、雑用をする時間がない日のようです。頭を使わないでいい雑用は大歓迎です。(^^)

ではでは、どなた様も Happy Shadowing!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[賛成] 2965. Re: モゴモゴ?ブツブツ?/部分反応です

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/2/2(23:32)

------------------------------

けんさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

〉たむさん、酒井先生、こんばんは!

〉このところ、忙しくて掲示板もチラッとROMするのがせいぜいで失礼していますが、ちょっと部分的に反応します。全体の話題とずれていたらごめんなさい。

〉〉〉・・・・・・・・・・・・・・・・モゴモゴも奥が深そう
〉〉〉と思いました。理想的な英語があるとすれば、それと
〉〉〉モゴモゴは接続しているものだろう、別の断絶したもの
〉〉〉ではなさそうだ、と思いました。

〉〉それがいまのぼくの仮定です。
〉〉もごもごからつながった先に一つ一つの音も英語特有の音がある・・・

〉〉〉こういう流れで、自分のフィルター装置そのものを変えよう
〉〉〉と思いました。おとな式では、先行き短いのにらちがあかない!

〉〉ぼくもおなじです。

〉よくわかりませんが、ここで言われているモゴモゴと、ブツブツとは違うものなんでしょうか?
〉日本語の2つの言葉のイメージを言ったって始まらないかも知れませんが....。

〉なんとなく、モゴモゴって全体的に「こもっている」、つまり不明瞭。
〉それに比べてブツブツは、不明瞭プラス声が低い(「小さい」含む)とか、口先だけで言っているという感じなんでしょうか?

〉昨年9月からシャドーイングを始めましたが、その頃は、自分でやっているシャドーイングはブツブツシャドーイングと思っていました。
〉だってなかなか朗々とやるチャンスがないからです。通勤途上ではどうしてもブツブツが多くなります。それにノームチョムスキーもブツブツで何言ってるかわからないからいいや、と開き直っていたのでした。

〉しかし、その後、そのブツブツ代表格と思っていたチョムスキーのスピーチを改めてしっかり聴くと、ブツブツしゃべっているようだけど、けっこう一つ一つの音はしっかり英語の発音(当たり前!)ではありませんか。まいった。

〉・・・・って、まいることは勿論ないんですが、とにかくあんまり深く考えたても始まらないので、ブツブツでも朗々でもモゴモゴでもなんでもいい、とにかくやらないよりはマシと思って続けて現在132時間まで来ています。

なるほど・・・
ぶつぶつともごもごは違いますね。

でも、もごもごとあわあわはどう違うんだと言われると思うし、
近いうちにこども式サイトに「もごもご」と「あわあわ」の
シャドーイングを音声ファイルで掲載します。
それを聞いてくださったら、また意見を聞かせてください。

〉でも普段のシャドーイングではまだまだカタカナだと感じています。しかし、簡単な本を読んだときには、自分でもちょっと英語っぽく読んでるな〜と思うようになりました。これって進歩のような気がします。

〉昨年50時間ぐらい経った頃だったでしょうか、スカイプで酒井先生に聞いて頂いた時は、おもぃっきりカタカナ発音というお墨付き^^;)を頂いたので、
〉その後何回かはモゴモゴになる速めの音源を探そうとしてみたのですが、今ひとつもモゴモゴになっているのか、なんだかわからず、そのままテキトーにやってます。

近いうちにまた聞かせてくださいな!
それに、Mさんに聞いてもらう話はどうなった?

〉ま、そのうち道が開けるだろう、楽しければいいと思って続けています。私の場合は退屈とか苦痛と言うことはほとんどありませんでした。「シャドーイングの時に、意味を取らないように」と言われていますが、ついつい意味を聞いてしまいます。

〉そのために音的には進歩は少ないのかも知れませんが、楽しいのでいいやと思っています。ちなみに普段しているのはだいたいがPodcastです。BBC、NBC、CNN、ABC、CBC、DemocracyNow!、VOA-special Englishなどのニュースや、ESL-PodcastやOnDemand-Englishといったゆっくり素材も入っています。

進歩が早い必要がある人は急いでもいいけれど、
急ぐひつようがないなら楽しくやればいいんですよね。

〉そうそう、ときどきですが、Latin American Spanishという英語とスペイン語のCDをシャドーイングもしています。シームレス?にシャドーイングするのも面白いです。

〉いずれにしてもシャドーイングは、単なるリスニングより聞き取りに効果があるということは間違いないと思います。

〉長々と失礼しました。明日は同僚たちと一日中仕事なので、シャドーイングはほとんどできそうにありません。残念!
〉結局シャドーイング阻害要因は、私にとっては通勤時間に知人と出くわしたり、雑用をする時間がない日のようです。頭を使わないでいい雑用は大歓迎です。(^^)

〉ではでは、どなた様も Happy Shadowing!

はい、Happy shadowing!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2968. Re: モゴモゴ?ブツブツ?/部分反応です

お名前: たむ
投稿日: 2007/2/3(01:34)

------------------------------

けんさん、こんばんは。
先生、お返事ありがとうございます。

なるほど…、上に書いたBさんのもごもごは、確かに
もごもごの感じがしました。見本としてやってくれた
もので、音が不明瞭という以外はまったく英語の感じ
でした。

しかし、私が Notting Hill で初めてやってみたときは、
私の出す音声は、モデルとの近しさはまったくなく!自分
でも言ったとたんにまったく違うことがわかるようなもの
でした。もごもごと言うのもちょっとおこがましかったか?
ただ声を出している(素材と同タイムで)ということでした。
ともかく何か声を出さないといけないかと思ったものです
から。聞こえるのとは違ったことを発声している、という
感じに近いかも。

それから、意味のことですが、とりあえず棚上げと思って
気は楽になったのですが、どんな難しい素材でも一言でも
わかると、全体の意味をのぞいているような感じがします。
わからなくてもいいと思って、何でもどんどん聞けるように
はなりました。

では。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.