「歌真似」なら何とかなりそうですが・・・(苦笑)

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/6/2(17:41)]

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2184. 「歌真似」なら何とかなりそうですが・・・(苦笑)

お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/7/12(23:11)

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どうも慈幻です。

"greenorange"さんは[url:kb:2170]で書きました:
〉続きを、もう少しだけ。
〉自分のフィルターでろ過してくださいね…。

了解です(笑)

〉〉ただ、「モデル化できる」からといって、「実践できる」訳ではな
〉〉いのが悲しいですが…(苦笑)

〉そんなことないと思いますよ。
〉多読を始めたとき、怪し〜い方法かもって、ちょっと疑いながら始め
〉ませんでしたか(笑)?

いえ、今でも、何故出きるのかが不思議だから、「自分の内部感覚」や
他の人の報告例を「分析」し続けてます(笑)

〉とりあえず、始めてしまう。やりながら修正していく。で、いいんじゃ
〉ないですか?

はい。「方針」としては問題ないと思います。

〉〉要は、「キーボード」からの「文字入力」と「ディスプレイ」への
〉〉「文字出力」だけで「遊ぶ」感覚ということですね。

〉そうです!
〉でも、この当たり前に見える標準出力と標準入力の組み込み関数(?)
〉でさえも、 製品化するときはバグやマシン依存性が減るように、非常
〉に慎重にチューニングするんだと思います。
〉今の場合、人間の入出力を調整しようとするので、更に試行錯誤が必要
〉なんでしょうね。

多分、「微調整の手間」は工業製品の比ではないかと。基本的に、人間は
「オーダーメイド」の「一点モノ」ですから(笑)

〉丸暗記って雛形を形成する段階では、非常に有効な手法だと思います。
〉(無駄な雛形をたくさん作ってしまうことを、心配しているのかもしれ
〉ませんが、再利用率の低い雛形は忘れ去られて行っちゃうんじゃないで
〉しょうか…。)
〉いったん雛形を作ってしまうと、無数の応用が可能の気がします。
〉プログラムでも雛形を完成させてから、どこを改良しようかなって?
〉考えたりします。
〉典型的な形態を知っているっていうのは、すごく効率を向上させる気が
〉します。
〉ただ、私の場合は、とりあえず試行錯誤をして帰納法的にたどり着いて
〉いるような感じがしてますが…。

成る程。単なる「丸暗記」で終わらせるのではなく、「基盤」として
そこから応用を目指すということですね。

ただ、それをやるには、「シャドウイング」の「原理」や「意義」につ
いてもっと議論されるべきだし、「どのようなものが『典型』として
相応しいか」という「素材」の選定基準についても、もっと注意が向け
られても良いような気がします。

〉これは、「未知の言語」での方法があるので、慈幻さんのような方が
〉実行すると、どんな反応を起こすのか、実は興味しんしんです(笑)。

「未知の言語」だと、そもそも「気力」が湧きません(苦笑)

〉なんだか重症ですね〜。
〉私も作業中などは歌が入った音楽は煩わしいなと思ってしまいます。
〉なので多くの場合、器楽曲を聞くことが多いです。歌がないのもダメ
〉だったりします!?

いえ、「意味のない音」だと思えば、「音楽」を聴くことは平気です。

私が駄目なのは、「意味のある言語」を「理解不能な音」として聴く
ことです(笑)

〉「生麦、生米、生卵」みたいな早口言葉にも
〉「意味あるんか〜?」みたいな拒絶反応が起きちゃいますか?

「口の訓練」だと「意義」や「目的」を自分に言い聞かせれば、「短
時間なら我慢できます」(苦笑)

それでも、かなりの苦痛を伴うというのが正直なところです。

〉シャドウィングが面白いと思う人は、こんな風に口がもつれちゃう
〉感じを、「何じゃこりゃ!?」って感じで楽しんでるんだと思いま
〉す。

〉でも、慣れちゃうんですよ、しばらくすると不思議と。
〉完全ではないけどそれっぽくはなって、もう少しすると飽きてくる…。

う〜ん。その辺は、「音楽的知能」の発達度や、「音楽」そのものに
対する「好み」とかが関係してそうですね。

まだ克服できてないので、「ピアノの挫折体験」のように上手く言語化
できないのですが、「音楽」に関しては、他にも山のように「トラウマ」
があるので、そこら辺の「心理的障壁」をどうにかしないと無理なのか
もしれません(苦笑)

〉個人的には、せっかく音の練習をするなら、「入力」と「出力」どち
〉らも平均的に練習した方が、それぞれ補い合うような機能なので、効
〉率よく習得できると思います。

確かに、「入力」と「出力」を均等に訓練する方が良いというのは、
同意します。

ただ、それを「同時並行に行う」必要があるのか、という点について、
意見が食い違っているのではないかと。

ある程度、「音楽的知能」が発達している方や、「音楽」が好きな方
であれば、「音の判別」・「音の模倣」そのものを「楽しむ」ことが
できるので、「同時並行」にやるほうが「効率的」と言うのは、私に
も理解できます。

しかし、そこまで「音楽的知能」が発達していない方や、私のように
「音楽」に関して色々と複雑な思いを抱いていると、その両方の作業
を「同時並行」にやるのは「かなり難しい課題」なのではないかと。

その意味で、「音の判別」と「音の模倣」を分解して、個別に練習
する方が「やりやすい」のではないか、と言っている訳です。

〉シャドウィングは万人向けの方法ではないのかもしれませんが、
〉特殊能力開発法でもありません(笑)。

はい。「特殊能力」とは私も思ってません。

ただ、「適性」によっては、「通常能力」すら覚束ないこともある、
と言うだけです(苦笑)

〉音を知っているか知らないかが決定的に重要で、それに気付くきっか
〉けを与えてくれる練習法の1つだと思います。
〉ここでの「知る」ということは、発音記号や口の形を覚えてといった
〉知識を得ることではありません。
〉その音がその音でしかないことを実感することです。

はい。そのことは非常に重要だと思います。

ただ、何度も言うように、それに気づく為の訓練を、「シャドウイング」
で、というのは、少なくとも、

「私にとっては要求レベルが高すぎる」

ということです(苦笑)

〉ぜひ一度、お試しを!
〉体感しないと、おそらくこれは理解できないと思います(笑)。

いえ、「シャドウイング」なら、既に嫌と言うくらい「挫折」を繰り返し
てます(苦笑)

ここ半年くらい、非常にゆっくりとした音源で何度も試してますが、

1 10秒くらいで舌がもつれ始める。
2 15秒くらいで「苦痛」を感じ始める。
3 20秒くらいで耐えられなくなる。

ということを繰り返し、大抵、三日持てば良いほうです(爆)

ですから、期間的には半年くらい挑戦してますが、累計は30分にも
達してないでしょう(苦笑)

まあ、そういう訳で、この「シャドウイング」という「方法」は、

「少なくとも私向きの訓練法ではない」

という結論に達した訳です(苦笑)

そこで、私なりに試行錯誤を繰り返した結果、

「音真似は無理でも、歌真似なら何とかなりそう」

ということで、「多唱」を考案したのです(笑)

〉不思議ですね。
〉日本語で会話をしてるときに、「漫画の吹き出しみたいに文字が浮
〉かんでくるなんて想像できない!」
〉って考えてみると、直ぐに分かりそうなのに…。みんながあの吹き
〉出しを感じていたらどうしようー(汗)。

みんなではないですが、感じてる人も居ます。

それと、自覚してなくても、「脳内カタカナ変換」をしている多くの
日本人は、「無意識に高速で文字と対応させている」可能性が高いと
思います(笑)

〉私が会話中に文字を感じるのは、四字熟語的発言時と数字関連の
〉言葉を聞いたときくらいです。
〉でも、この辺の感覚は他人とは共通ではないかもしれませんね。

はい。正に、そのことに気づいてもらうというのも、私が「モデル」を
提示した理由の一つです(笑)

〉とりあえず母語で自分のタイプを考えてみることが、ヒントになり
〉そうですね。

はい。ただ、「自己分析」は「慣れ」てないと、「無意識に高速処理
している内容は自覚できない」可能性が高いです(苦笑)

以上、要件のみですが、今回はこれで失礼します。


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2194. 慈幻さんへ:「明日のために」

お名前: 杏樹
投稿日: 2005/7/13(01:14)

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慈幻さん、こんにちは。

私は別にシャドウイングはしてもしなくても本人の好きなようにすればいいと思っていますが…。レスが伸びるほど慈幻さんが「シャドウイングがいかにできないか」を訴える調子になってきていますので、慈幻さんがシャドウイングをする方法をちょっと考えてみました。

その1.
日本語のシャドウイングをする。
NHKニュースを聞いてシャドウイングします。最初は意味にとらわれて意味のかたまりごとに復唱する、ということになりやすいです。それを音に注意を払って、一字ずつ文字通り「影のように」ついていくようになるまで練習します。音に注意を払っても、日本語ですから意味はわかるはず。

それができるとシャドウイングはどのようなものか、自分の身体で実感することができます。
シャドウイングは通訳メソッドの一つですが、実際本当のシャドウイングをする前にNHKのニュース(日本語として一番発音がきれい)を使ってシャドウイングの練習をすることがあるのです。

その2.
ごくやさしい、短い素材でLRをする。
「やさしい」というのはまず自分がはっきり聞き取れてわかるもの。

その3.
その素材をLRをしながら声を出す。

その4.
RをやめてLだけにする。

その5.
音に集中して「シャドウイング」にする。

というのでいかがでしょうか?
本当は音のみに集中するために「未知言語を真似してみる」というのをお勧めしたかったんですが、意味がわからないものを聞くのはどうしても無理なようですのでやめました。
でも各国語ニュースを聞いているなら、それを真似してみる、というのはできませんか?「シャドウイング」でなくて「真似」程度で。

それでは…。


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2200. Re: 「歌真似」なら何とかなりそうですが・・・(苦笑)

お名前: greenorange
投稿日: 2005/7/14(11:30)

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杏樹さんが提示してくれている方法は、とってもスタンダードでおすすめだと思います!
逆に、期間を空けてしばらく音のことは考えないのもいいかも知れません。



〉〉〉ただ、「モデル化できる」からといって、「実践できる」訳ではな
〉〉〉いのが悲しいですが…(苦笑)

〉〉そんなことないと思いますよ。
〉〉多読を始めたとき、怪し〜い方法かもって、ちょっと疑いながら始め
〉〉ませんでしたか(笑)?

〉いえ、今でも、何故出きるのかが不思議だから、「自分の内部感覚」や
〉他の人の報告例を「分析」し続けてます(笑)

 なんだか文章を読んでいて、悩みが深そうだという気がしてきました。
自分で必要だと思ったときに始めればいいと思うので、今はその時期じゃない
のかもしれませんね。出会いはとは概してそんなもので、自分が必要だと思った
ときには「あの方法かも!」って思い出せればそれだけで充分かもしれませんね。

私は実用レベルで英語が使えた方が仕事が楽なので、仕方なく(?)多読を始めた
クチです。なので、私の場合は「多読の方法論の理解」より「英語の理解」の方が
はるかに優先順位が高いため「とりあえず実行」的発言が多いのですが、「方法へ
の疑問」が湧くのもよく分かります。

でも現状では、確立した方法とは言い難いので、自分で試行錯誤しながらやってみる
しかない様で、「こうやってみよう、ああやってみよう」と考えながら(ここが結構
楽しい!)やっています。それに、失敗の中にたくさんヒントがあるので、始めから
「最高の方法」だったら得られない、失敗したときの「あっ、そっかー!」という
気付きは、自分の方法を修正するのにとっても役立ちます!

文法を分析する精読や多読の方法論自体を分析するよりも、単純に「質より量!」と
気楽に続けているほうが、実質的な経験を遥かに多く積めて、自分の中に自然と文法
が生成されてゆくと思います。

私はリスニングも同じだと思っています。私なりにいろいろ試行錯誤して、今のリス
ニングの土台を作ってくれているのは、「意味を無視したシャドウィング」だと感じ
ているので、お薦めしてみました。おそらくこれは、「ひらがなの練習」の類なので、
人によっては「無意味で退屈」な作業であることは分かります。

ではなぜ私が退屈な「ひらがなの練習」をしたかというと(ハングルでもアラビア文字
でもいいんですが…)、いくら音を聞いていても雑音にしか聞こえず、せいぜい地名や
人名がたまに認識できる程度で、リスニングが非常に苦手だったことによります。

テープを一本聞くなんて、私には拷問(睡眠薬?)のようなもので、退屈に耐えられま
せんでした。なので、集中して「聞く」だけではなく、ちょっとした作業の伴うシャド
ウィングは私にはとっても好都合でした。慈幻さんはただ聞くだけのほうが楽ですか?
私にとってシャドウィングは、意味不明な音をただ聞くよりも、「聞くことに集中した
上でする作業」を課してくれるうまい方法だったのです。

ある程度、識字(識音?)ができるようになってからは、多読と同じように意味の理解
が自然と進んだように思えます。

慈幻さんにも、良い方法が見つかるといいですね!

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