[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/11/11(04:44)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
1984. Re: おすすめ:「桃色(ピンク)の店」(THE SHOP AROUND THE CORNER)
お名前: 秋男
投稿日: 2005/6/3(23:17)
------------------------------
杏樹さん、こんばん○。
〉〉 …それはともかく、ハンガリーに関する知識って、かなりマイナーだと思うんですけど、
〉〉 あいかわらずよくご存じですねー。
〉〉 (ん? でも、オーストリア=ハンガリー帝国とか聞いたことがあるから、昔はすごかったんでしょうか、ハンガリー。)
〉〉 (↑ほんとに世界史知らずで・・・)
〉高校の教科書に載ってます、「オーストリア・ハンガリー二重帝国」。なんて不思議な国名…と強く印象に残りました。いつかハンガリーへ行きたいと思って、実際に行ってみたらすっかりハマってしまいました。「ハンガリー」は英語名で、現地語では「マジャロルサーク」といいます。マジャール・オルサーク、つまり「マジャール人の国」という意味です。本当はハンガリー語の多読もしたいんですが、素材が手に入りにくい上、これ以上手を広げる余裕がなくて…。
実際に行ってみたっていうのが、杏樹さんらしくてスゴイですねー。
「まじゃろるさーく」って、「ハンガリー」とぜんぜん違いますねー。なんで「ハンガリー」っていうんだろう。
「ハン」とか「フン」とかが関係してると聞いたような気が微かにします。
ハンガリー語も、あきらめないで、是非やっていただきたいです。ハンガリー精神で。
〉〉〉ふっふっふ。見るべき映画がまた増えましたねえ。私はBSでやったときに見ました。
〉〉 おー! ぬかったー!
〉〉 これは意地でも見ないと!
〉ふふふふふふ…勝った!
杏樹さんに勝てるわけがないです・・・。
〉〉 テレビでやってる映画は要チェックですねー。特に、古い映画は。意外とチャンスが無いから。
〉〉 だいぶ前ですけど、プレストン・スタージェス監督の映画をWOWOWでやってたんですが、
〉〉 その時は何とも思ってなかったので、見そこなってしまったんですよねー。あ〜、痛恨。
〉時々古い映画をさりげなく放送しているので要チェックです。一時期、番組誌で年代をチェックして30年代の映画をこまめに見ていたことがあります。
やってますねー。さすが!
〉〉 マルクス兄弟の「我輩はカモである」を見てみたいんですよねー。
〉〉 AFI(American Film Institute)が選ぶ映画100の中にも入ってたし。
〉「ザッツ・エンタテイメント」にもホテルに人がギュウギュウ詰めになる場面が入ってますね。私は似たようなことを実体験したことが…。こんな狭い部屋にこんなたくさんの人が…とあきれて笑ってしまったというようなことが…。
「ザッツ・・・」に入ってましたか? 2か3かな。
狭い部屋にギュウギュウ詰めって、僕も若いころに何度かやりました。
誰でも一度は経験するのかなー。
〉〉〉〉 そ、それでもいいと思います。 (弱い…)
〉〉〉なんでそんなに弱気なんですか?
〉〉 サンセット大通りの邸に迷い込んだ脚本家のような心境に…
〉私がノーマのようだとでも…。
いえ、決して、そんな…。
〉〉〉おお、多読精神。楽しく大量インプットの効果が出ているようですね。
〉〉 そういう気がするだけかもしれないけれど・・・
〉自分が楽しかったらそれでいいんです。気のせいでその気になるならそれでオッケー!
そうですね! その気になったもん勝ち!
〉〉〉ついでに、「踊らん哉」のミュージカル・ナンバーを作曲をしたのはガーシュインです。
〉〉 おー! さすが杏樹さん、ミュージカル王!
〉〉
〉〉 ガーシュインは、有名ですけど、「ラプソディー・イン・ブルー」が、たまらん好きですねー。
〉〉 タタタ、タララン、タタ っていう、不安定な、都会のメランコリックな遊興の感じがいい。
〉「巴里のアメリカ人」もガーシュインですよ。ジーン・ケリーのMGMミュージカル。
そうですね! 「ザッツ・エンタテインメント」のラストにたっぷり入ってました。
〉〉 アメリカ人にとっては、古賀メロディーぐらいにスタンダード・ナンバーなのかなぁ。
〉〉 (たぶんちがうなぁ。)
〉時代を感じるという点では違うこともないかも。コール・ポーターの歌はそれこそ日本人にとっての古賀メロディーなみに親しまれてきたのではないかと思います。
なるほどねー。メロディーが、とってもきれいですもんねー。
〉〉 「Gay Divorce」とは、なんとも意味深なタイトルですねー・・・。
〉〉 でもほんと、昔の映画は群舞が凄いですよね。カラーよりも豪華な感じがする。
〉〉 「コンチネンタル」も是非見てみます!
〉タイトルの意味は映画を見ればわかります。アステア&ロジャースの映画はみなコメディですので、意味深というのではないですね。
意味は無くってもいいですよね。楽しければ♪
〉〉 あの映画を見ると、なんか買いたくなりますよね。
〉〉 コステロとかが歌ってたので、「五線譜のラブレター」のサントラを買ってみよかなーとか思ってますが、
〉〉 DVDが出たら、それでもいいのか・・・。
〉まあ、どちらでも…。私はどうしても古い音源で欲しかったので。
杏樹さんらしいこだわりですねー。
〉このころのミュージカル映画ではロングでずーっと踊ってる場面を映し続けてます。ヘンにカット割りするよりダンスのすごさが伝わってきます。アステアは練習に時間をかけ、本番は一回で収録する主義でした。ロングでワンカットです。
ほんとにすごいですよねー。
ぜんぜん、そんな、がんばって練習したっていう感じじゃないですよね。ものすごく軽い。
effortless。粋だわ。
〉アマゾンで検索したらアステアの本がいくつかヒットしました。自伝もありました。日本語訳の伝記は一冊持ってますが、多読をしてるからには英語で読んでみたいです。自伝などおもしろそう。
そうですねー。
わたし中学生のころ、チャップリンにハマってたことがありまして、
(杏樹さんのハマりかたを見ると、「ハマってた」と口にするのが恥ずかしいですが…)
チャップリンの自伝を、新潮文庫か何かで読んだことがありました。
確か上下に分かれてて、上しか無かったんじゃないかなー。(そんなことはないか…)
今だったら、原書にチャレンジしてみてもいいんだなー!
〉〉 (英語の学習からは、どんどん遠ざかっていきますが・・・)
〉サイレント映画は字幕がありますので、英語字幕のみで見たら英語学習になると思います。日本には弁士がいて説明するのが普通でしたが、外国に弁士はいなくて、演奏だけつけて上映しました。ですからセリフの字幕だけで内容がわかるように作られています。
なるほど。トーキーよりもサイレントのほうが、より「多読的」だということですね。(笑)
サイレント映画だったら、それこそ日本語字幕がなくてもわかるのが多いから、
北米とかで出てる安いソフトを手に入れて、リージョンフリーのDVDプレーヤーとかで見る
っていうのが良さそうですね。
それにしても、外国に弁士はいなかったんですか! それは知らなかった。
〉サイレント時代は映画は音がないのが「当たり前」だったので、その状態で映画表現を極めたのです。私もサイレント映画を見始めたら、すごい作品がいっぱいあってビックリしました。
「散り行く花」(Broken Blossoms 1919年)を見ました。D.W.グリフィス監督。リリアン・ギッシュの。
はかなげで可愛らしいギッシュと中国人青年との純愛がいじらしかったですわ。サイレントならではって感じです。
(それにしても、私もついに1910年代の映画を見てしまったって感じです。80年以上も前の…)
チャップリンも、言わずと知れたサイレントの王様で、極めましたねー。
〉サイレント映画の話題なんか振ったら、もっともっと掘り下げて語ってしまいますので、この辺にしておきます。
そうですか…。
〉それでは…。
では…。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: 杏樹
投稿日: 2005/6/4(02:10)
------------------------------
秋男さん、こんにちは。
スペースをとるのでタイトルを短くしてみました。
ずっと雑談ばかりでいいのかと思って、内容もできるだけ短くするよう心がけてみました。
〉 杏樹さん、こんばん○。
こんばんみ?
〉 実際に行ってみたっていうのが、杏樹さんらしくてスゴイですねー。
〉 「まじゃろるさーく」って、「ハンガリー」とぜんぜん違いますねー。なんで「ハンガリー」っていうんだろう。
〉 「ハン」とか「フン」とかが関係してると聞いたような気が微かにします。
〉 ハンガリー語も、あきらめないで、是非やっていただきたいです。ハンガリー精神で。
なんで「ハンガリー」なのか、私も謎に思っています。フン族に関係あるのかどうなのか…。「実際に行ってみた」って、高校卒業して○年もたってますよー。
〉〉〉 マルクス兄弟の「我輩はカモである」を見てみたいんですよねー。
〉〉〉 AFI(American Film Institute)が選ぶ映画100の中にも入ってたし。
〉〉「ザッツ・エンタテイメント」にもホテルに人がギュウギュウ詰めになる場面が入ってますね。私は似たようなことを実体験したことが…。こんな狭い部屋にこんなたくさんの人が…とあきれて笑ってしまったというようなことが…。
〉 「ザッツ・・・」に入ってましたか? 2か3かな。
〉 狭い部屋にギュウギュウ詰めって、僕も若いころに何度かやりました。
〉 誰でも一度は経験するのかなー。
あー、「2」だったかも。ビデオ回して確かめてるヒマがありません。ギュウギュウ詰めはそんなに若い時でもなかったんですけどね…。
〉〉〉 「Gay Divorce」とは、なんとも意味深なタイトルですねー・・・。
〉〉〉 でもほんと、昔の映画は群舞が凄いですよね。カラーよりも豪華な感じがする。
〉〉〉 「コンチネンタル」も是非見てみます!
〉〉タイトルの意味は映画を見ればわかります。アステア&ロジャースの映画はみなコメディですので、意味深というのではないですね。
〉 意味は無くってもいいですよね。楽しければ♪
そうそう、多読でもなんでも楽しいかどうか、が全ての基準。
〉〉〉 あの映画を見ると、なんか買いたくなりますよね。
〉〉〉 コステロとかが歌ってたので、「五線譜のラブレター」のサントラを買ってみよかなーとか思ってますが、
〉〉〉 DVDが出たら、それでもいいのか・・・。
〉〉まあ、どちらでも…。私はどうしても古い音源で欲しかったので。
〉 杏樹さんらしいこだわりですねー。
というか、なぜか古いレコードの音に妙に心惹かれるんです。蓄音機時代のレコードを復刻したものを聞くと心が騒ぎます。
〉〉このころのミュージカル映画ではロングでずーっと踊ってる場面を映し続けてます。ヘンにカット割りするよりダンスのすごさが伝わってきます。アステアは練習に時間をかけ、本番は一回で収録する主義でした。ロングでワンカットです。
〉 ほんとにすごいですよねー。
〉 ぜんぜん、そんな、がんばって練習したっていう感じじゃないですよね。ものすごく軽い。
〉 effortless。粋だわ。
そう!!!アステアの一番の特徴はあの軽やかさです。すべるようになめらかで、心が浮き立つような軽やかさ。実はあの軽さは鍛錬の賜物です。どんなことでもむずかしそ〜にやってるうちは半人前。軽々とこなせるのが一流の証。
〉〉アマゾンで検索したらアステアの本がいくつかヒットしました。自伝もありました。日本語訳の伝記は一冊持ってますが、多読をしてるからには英語で読んでみたいです。自伝などおもしろそう。
〉 そうですねー。
〉 わたし中学生のころ、チャップリンにハマってたことがありまして、
〉 (杏樹さんのハマりかたを見ると、「ハマってた」と口にするのが恥ずかしいですが…)
〉 チャップリンの自伝を、新潮文庫か何かで読んだことがありました。
〉 確か上下に分かれてて、上しか無かったんじゃないかなー。(そんなことはないか…)
〉 今だったら、原書にチャレンジしてみてもいいんだなー!
そうそう、原書にチャレンジ!です。上しかなかったのは途中で挫折したのかもしれません。今なら原書で全部読めるのでは?
〉〉〉 (英語の学習からは、どんどん遠ざかっていきますが・・・)
〉〉サイレント映画は字幕がありますので、英語字幕のみで見たら英語学習になると思います。日本には弁士がいて説明するのが普通でしたが、外国に弁士はいなくて、演奏だけつけて上映しました。ですからセリフの字幕だけで内容がわかるように作られています。
〉 なるほど。トーキーよりもサイレントのほうが、より「多読的」だということですね。(笑)
たしかにそう言えるかもしれませんね。画面が変わる前に読むという時間制限はありますが。…一時停止したらいいか。
〉 サイレント映画だったら、それこそ日本語字幕がなくてもわかるのが多いから、
〉 北米とかで出てる安いソフトを手に入れて、リージョンフリーのDVDプレーヤーとかで見る
〉 っていうのが良さそうですね。
セリフもあまり複雑ではないものが多いと思います。
〉 それにしても、外国に弁士はいなかったんですか! それは知らなかった。
弁士は日本の文化です。語り物の伝統を引き継いでいるのかもしれません。
〉〉サイレント時代は映画は音がないのが「当たり前」だったので、その状態で映画表現を極めたのです。私もサイレント映画を見始めたら、すごい作品がいっぱいあってビックリしました。
〉 「散り行く花」(Broken Blossoms 1919年)を見ました。D.W.グリフィス監督。リリアン・ギッシュの。
〉 はかなげで可愛らしいギッシュと中国人青年との純愛がいじらしかったですわ。サイレントならではって感じです。
〉 (それにしても、私もついに1910年代の映画を見てしまったって感じです。80年以上も前の…)
「散りゆく花」いいですねー。リリアン・ギッシュの可憐なことったら!まさしく薄幸の少女。(この可憐な少女が80過ぎても現役女優を続けてるというのがまたすごい。)それにこの映画は当時のアメリカ人が作ったにしては中国人に対する偏見がほとんど見られないのも驚異です。グリフィス監督&リリアン・ギッシュはいいですよぉ〜。おすすめは「国民の創生」「嵐の孤児」です。「イントレランス」は気合を入れて見ないといけません。
〉 チャップリンも、言わずと知れたサイレントの王様で、極めましたねー。
でもハロルド・ロイドとバスター・キートンと「三大喜劇王」といわれていた時代は、3人見比べると遜色ありません。差がついたのはトーキー以後ですかね。チャップリンは自分で監督も主演も全部こなして水準以上のものを作り続けることができましたが、キートンはある時期から脚本や監督に恵まれなかったようです。
〉〉サイレント映画の話題なんか振ったら、もっともっと掘り下げて語ってしまいますので、この辺にしておきます。
〉 そうですか…。
「散りゆく花」とチャップリンであれだけ語ったということは…。
このへんにしておくのがよろしいようで。
------------------------------
○杏樹さん、こんばんは。
〉スペースをとるのでタイトルを短くしてみました。
〉ずっと雑談ばかりでいいのかと思って、内容もできるだけ短くするよう心がけてみました。
お気遣いありがとうございます。本来なら私が配慮すべきところ・・・。
〉なんで「ハンガリー」なのか、私も謎に思っています。フン族に関係あるのかどうなのか…。「実際に行ってみた」って、高校卒業して○年もたってますよー。
いやー、たとえ○年たってても、行ってみるっていうのは素晴らしい!
しぶとく夢を実現するのは素晴らしい!
私にはそういう夢があるかなあ・・・。
今とりあえずホットドッグが食べたいとかそんなんやな・・・。
〉〉〉〉 マルクス兄弟の「我輩はカモである」を見てみたいんですよねー。
〉〉〉〉 AFI(American Film Institute)が選ぶ映画100の中にも入ってたし。
〉〉〉「ザッツ・エンタテイメント」にもホテルに人がギュウギュウ詰めになる場面が入ってますね。私は似たようなことを実体験したことが…。こんな狭い部屋にこんなたくさんの人が…とあきれて笑ってしまったというようなことが…。
〉〉 「ザッツ・・・」に入ってましたか? 2か3かな。
〉〉 狭い部屋にギュウギュウ詰めって、僕も若いころに何度かやりました。
〉〉 誰でも一度は経験するのかなー。
〉あー、「2」だったかも。ビデオ回して確かめてるヒマがありません。ギュウギュウ詰めはそんなに若い時でもなかったんですけどね…。
あー、なるほどね…。
マルクス兄弟のギュウギュウ詰めは、「オペラは踊る」のようですね。
〉〉〉まあ、どちらでも…。私はどうしても古い音源で欲しかったので。
〉〉 杏樹さんらしいこだわりですねー。
〉というか、なぜか古いレコードの音に妙に心惹かれるんです。蓄音機時代のレコードを復刻したものを聞くと心が騒ぎます。
うーむ。
そう言われてみると私も古い音が好きですねー。大正・昭和初期の日本の歌なんかいいですね。SP盤てやつ。
プツプツ雑音が入って、高い声は割れてしまうんですけど、それがいいんですよねー。
ほんとに声の振動をそのままレコード盤に刻んだ、って感じがして、なまなましいですよね。
〉〉〉このころのミュージカル映画ではロングでずーっと踊ってる場面を映し続けてます。ヘンにカット割りするよりダンスのすごさが伝わってきます。アステアは練習に時間をかけ、本番は一回で収録する主義でした。ロングでワンカットです。
〉〉 ほんとにすごいですよねー。
〉〉 ぜんぜん、そんな、がんばって練習したっていう感じじゃないですよね。ものすごく軽い。
〉〉 effortless。粋だわ。
〉そう!!!アステアの一番の特徴はあの軽やかさです。すべるようになめらかで、心が浮き立つような軽やかさ。実はあの軽さは鍛錬の賜物です。どんなことでもむずかしそ〜にやってるうちは半人前。軽々とこなせるのが一流の証。
そうですねー。タップ自体がうまい人はいくらでもいるけれど、あの軽やかさと華麗さは随一ですね。
〉〉〉アマゾンで検索したらアステアの本がいくつかヒットしました。自伝もありました。日本語訳の伝記は一冊持ってますが、多読をしてるからには英語で読んでみたいです。自伝などおもしろそう。
〉〉 そうですねー。
〉〉 わたし中学生のころ、チャップリンにハマってたことがありまして、
〉〉 (杏樹さんのハマりかたを見ると、「ハマってた」と口にするのが恥ずかしいですが…)
〉〉 チャップリンの自伝を、新潮文庫か何かで読んだことがありました。
〉〉 確か上下に分かれてて、上しか無かったんじゃないかなー。(そんなことはないか…)
〉〉 今だったら、原書にチャレンジしてみてもいいんだなー!
〉そうそう、原書にチャレンジ!です。上しかなかったのは途中で挫折したのかもしれません。今なら原書で全部読めるのでは?
うーむ、どうかなぁ・・・。
なんて迷ってたらS先生に怒られますね。とりあえず買っとこう!
〉〉〉〉 (英語の学習からは、どんどん遠ざかっていきますが・・・)
〉〉〉サイレント映画は字幕がありますので、英語字幕のみで見たら英語学習になると思います。日本には弁士がいて説明するのが普通でしたが、外国に弁士はいなくて、演奏だけつけて上映しました。ですからセリフの字幕だけで内容がわかるように作られています。
〉〉 なるほど。トーキーよりもサイレントのほうが、より「多読的」だということですね。(笑)
〉たしかにそう言えるかもしれませんね。画面が変わる前に読むという時間制限はありますが。…一時停止したらいいか。
一時停止すると音楽が切れますしねぇ…。
でも、時間制限内に読むことで返り読みを防止し、飛ばし読みを身につける訓練になるかも!
(映画で訓練しなくてもいいか…)
〉セリフもあまり複雑ではないものが多いと思います。
そうですねー。ただ、言いまわしが古風だったりしますけどねー。
〉〉 それにしても、外国に弁士はいなかったんですか! それは知らなかった。
〉弁士は日本の文化です。語り物の伝統を引き継いでいるのかもしれません。
なーるほど!
〉〉 「散り行く花」(Broken Blossoms 1919年)を見ました。D.W.グリフィス監督。リリアン・ギッシュの。
〉〉 はかなげで可愛らしいギッシュと中国人青年との純愛がいじらしかったですわ。サイレントならではって感じです。
〉〉 (それにしても、私もついに1910年代の映画を見てしまったって感じです。80年以上も前の…)
〉「散りゆく花」いいですねー。リリアン・ギッシュの可憐なことったら!まさしく薄幸の少女。(この可憐な少女が80過ぎても現役女優を続けてるというのがまたすごい。)それにこの映画は当時のアメリカ人が作ったにしては中国人に対する偏見がほとんど見られないのも驚異です。グリフィス監督&リリアン・ギッシュはいいですよぉ〜。おすすめは「国民の創生」「嵐の孤児」です。「イントレランス」は気合を入れて見ないといけません。
う〜む。見るぞー!
いやはや、サイレントもあなどれませんねー。
リリアン・ギッシュは90歳のときに「八月の鯨」で79歳のベティ・デイヴィスと共演。すごい…。
〉〉 チャップリンも、言わずと知れたサイレントの王様で、極めましたねー。
〉でもハロルド・ロイドとバスター・キートンと「三大喜劇王」といわれていた時代は、3人見比べると遜色ありません。差がついたのはトーキー以後ですかね。チャップリンは自分で監督も主演も全部こなして水準以上のものを作り続けることができましたが、キートンはある時期から脚本や監督に恵まれなかったようです。
そうでしたかー。
チャップリンは「キッド」以降、一本一本に数年かけて、じっくり作っていきましたねー。
キートンは「サンセット大通り」にちょろっと出て、「ライムライト」でチャップリンの相方役を演りますね。
〉〉〉サイレント映画の話題なんか振ったら、もっともっと掘り下げて語ってしまいますので、この辺にしておきます。
〉〉 そうですか…。
〉「散りゆく花」とチャップリンであれだけ語ったということは…。
〉このへんにしておくのがよろしいようで。
ほんとに恐ろしい埋蔵量で…。
またいろいろ教えてください。ありがとうございました♪