Re: リスニング10万語報告

[掲示板: 〈過去ログ〉音のこと何でも -- 最新メッセージID: 3373 // 時刻: 2024/5/16(23:16)]

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1786. Re: リスニング10万語報告

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/17(16:26)

------------------------------

 バナナさん、みなさん、こんにちは。秋男です。

 ここに乗っからしてもらって、自分のやってることを少し・・・

・『英語は絶対、勉強するな!』という本の考え方がいいなあと思っています。
 このごろますます、その感を強くしてます。よかったら読んでみてください。

・いまは、映画がおもしろくて、よく見ています。
 字幕を出さず、イヤホンつけて。
 
・意味がわからないところもいっぱいあります。
 むしろ、意味を考えないようにして聴いています。
 なるべく「音」として聴くようにしています。
 俳優の口が映っていれば、口の動きを見ています。

・いろんな映画を見ますが、基本的には、同じ映画を繰り返し見ます。
 繰り返し見るのは勉強とか修行みたいになってイヤだという方もおられるでしょうが、
 繰り返しというのは、コツをつかめばとてもおもしろいものです。
 その「コツ」というのは・・・
 なんて言ったらいいのか・・・
 つまりは、「どういうことを言ってるんだろう」と意味を考えず、
 ただただ聴く、ということに尽きるのですが・・・

・「Thank you.」って聞いたら、どんなに「意味をわかりたくない!」とがんばっても、
 意味がわかってしまいますよね。
 どの英語を聞いてもそういうふうにわかるようになりたい。

・繰り返し聴いてると、わからない部分はもちろん残るものの、
 いやでもわかってしまうところも増えてくる。このへんがとても快感です。
 わかろうとしてないのに意味がわかってしまう。ネイティブの言葉の習得方法って
 こんな感じなのかなーと、ひとり嬉しがる。

・英語が聞こえる→なんて言ったのかなと考える→意味を考える
 そういう方法では、いつまで経ったって聞こえるようになる気がしない。なんとなく。
 すごく勉強すれば聞こえるようになるのかもしれないけれど、なぁ・・・。
 やっぱり、もっと生理的にというか肉体的にというか無意識的にというか、
 そういうふうにわかるようになりたい。

・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
 入ってきてしまうと思うから。

・映画見てても、映像とか前後のこととかで「類推して」意味がわかってしまったりするんだけど、
 そういう頭でっかちな分かり方(日本語で考えた分かり方)はよくないと思って、
 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

・言葉で表現するとこういうふうにむずかしくなるんだけど、
 なんとなく音に気をつけて、ただ好きな映画を楽しんでるというにすぎません。
 このごろ繰り返して見てる映画は、ヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』。
 レイ・ミランドの口調がたまらない。

・やさしいものから段階的に聴いていく、というのは、わからなくてイライラするのを防ぐ、
 わからなくて寝てしまうのを防ぐ、飽きてやめてしまうのを防ぐ、
 という限りにおいて良いと思います。
 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
 このへんは、多読とは違うところです。
 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

・多読は続けていますが、ちょっと、やり方が変わりました。
 っていうのも、多読で大人向けPBが読めるようになるのに、
 聞いたり話したりっていうのが こども程度にもできないってのは、
 すごくいびつなことなんじゃないだろうかと最近悩んでたのです。
 PBを読めればいいという目的の人にはそれでもいいけれど、
 オレは英語でいろいろできるようになりたいしなあ・・と。

 それでまあ、なんというわけでもないのですが、朗読をやってみようかと。
 やっぱり言語は耳と舌だ、と。
 それで、Zack Files なんかを朗読したりしてます。
 なるべく速く読むようにすると、意味をごちゃごちゃと考えることも防げるし、
 リスニングにも効果があるような気がします。

 そして、あんまり難しいものは読まないことにしました。
 ここで「難しいもの」というのは、朗読(ひいては脳内音読)が
 スムーズにいかないようなものです。必ずしも内容が難しいということではなく。
 音がなめらかに行かないものは、知らず知らず日本語的な考えが入ってきてしまって、
 害になってるんだろう、と思ったわけです。

 それから、気に入ったものはよく再読するようになりました。
 これは、同じ映画を何回も見るのと同じような理由からです。
 The Message of a Master という1万語ぐらいの本は、ふた月で24回読みました。
 よ〜く意味を考えたい本は、立ち止まって考えずに、何回も何回も繰り返し読むのが
 いいかなーと思った次第です。

・なんかややこしいことをごちゃごちゃと書きましたけど・・・ 
 なにかの御参考になれば幸いです。
 
・Playscripts の紹介、ありがとうございました。
 Sherlock Holmes Two Plays は、多読のいちばん最初、初めて買ったGRで、
 京都河原町の丸善で買って、河原町三条のカレー屋「スパイシー」で
 カレーを待つあいだも惜しく読み始め、「おー!英語が読める!」と感動した
 忘れられない本です。(っていうか、いま思い出しました。)
 ぜひテープを手に入れて聴いてみたいと思います。

 では〜


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1787. 秋男さんへ

お名前: バナナ
投稿日: 2005/2/17(23:52)

------------------------------

"秋男"さんは[url:kb:1786]で書きました:
〉 バナナさん、みなさん、こんにちは。秋男です。

おひさしぶりです。バナナです。

〉・『英語は絶対、勉強するな!』という本の考え方がいいなあと思っています。
〉 このごろますます、その感を強くしてます。よかったら読んでみてください。

おお、読んで見ますね。

〉・いまは、映画がおもしろくて、よく見ています。
〉 むしろ、意味を考えないようにして聴いています。
〉 なるべく「音」として聴くようにしています。
〉・いろんな映画を見ますが、基本的には、同じ映画を繰り返し見ます。
〉 つまりは、「どういうことを言ってるんだろう」と意味を考えず、
〉 ただただ聴く、ということに尽きるのですが・・・
〉・繰り返し聴いてると、わからない部分はもちろん残るものの、
〉 いやでもわかってしまうところも増えてくる。このへんがとても快感です。

なるほど。そういうのは理想ですよね。
日本語もそうですもんね。日本語を聞くときは、
「リスニング」してるわけではないですもんね。

こういうふうになりたいなと思いますねー。

「僕は、目で英語を理解することはできるようになった
けど、耳では理解できない」「これってどうすればいいんだろ」
「どうやったら,耳で理解できるようになるんだろ」というのが
ここ1年くらい、なんとかしたいなと思っていることなのですね。

それがあって、LRやったり、シャドウイングやったりしてるのです。
(もちろん、きっかけはそうなのですが、それとは別に、
 LRとかシャドウイングというのは、それ自体かなり快感なの
 だな、ということに気がついて、実はその楽しみを味わうほうが
 いまや主目的となっているのですが、それはまた別の話)

ところで、ところで、秋男さんのやってる方法ってとても興味が
あるのです。
以前、秋男さんがね、「miffyちゃんのビデオを見てる」という
投稿をしてるのをみて、これがずーっと気になっていたのですね。

たぶん、その延長で、「映画繰り返し見る」というのをやってらっしゃる
んじゃないかと。

「Miffy」->「xx」->「ダイヤルM」といくのがいいのか?
それとも
「ダイヤルM」(好きな映画)でいいのか?

このへん、興味あるのです。まあ、むりにレベルにこだわる必要は
ないと思うのですが。「おもしろければいい」というのはそうですが
やっぱり初期はわかりやすい方がおもしろいのかなと。

どうなんでしょうね?

あと興味あるのは、「繰り返しって何回?」ってことです。
僕も好きな映画は何度か見返すのですが、なんだかそんなレベルの
回数でもないようなので。

〉・英語が聞こえる→なんて言ったのかなと考える→意味を考える
〉 そういう方法では、いつまで経ったって聞こえるようになる気がしない。なんとなく。
〉 すごく勉強すれば聞こえるようになるのかもしれないけれど、なぁ・・・。

ここは、そう思います。ほんとに。
テープを聞いていると、ときどき、
・話に引き込まれる
・頭が耳になる
・考えないでわかる
という状態になるときがあります。ほんとうにまれですが。

〉 やっぱり、もっと生理的にというか肉体的にというか無意識的にというか、
〉 そういうふうにわかるようになりたい。

〉・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
〉 入ってきてしまうと思うから。

ここはですね、LR60ミチルの人間としていうとですね、
ちょい違うのです。

LRって、僕にとっては、Listeningではなく、
Readingなのです。

Readingって、普通は一人で読みますよね。
「本vs自分」の世界。

でもですね、LRっていうのは、「読み聞かせられ」
「本vs自分&朗読者」の世界。

朗読する人の表現力とか声の魅力とかに助けられて、
自分一人で読んでたら、感じられなかったような、
楽しみを味わえるのですね。

ただ、Listeningとして考えると「意味を考えるが
入ってきてしまう」というのは、わかります。

僕がLをやり始めて、かつ同時にReadingとLRを
ちょい中断しているのも、「字を介しないで理解する」世界に
入って見たいなと思ってるためですし。

〉・映画見てても、映像とか前後のこととかで「類推して」意味がわかってしまったりするんだけど、
〉 そういう頭でっかちな分かり方(日本語で考えた分かり方)はよくないと思って、
〉 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
〉 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

うーん、むつかしそう。
たぶん、本当に単純な映画だとそれができるような気はしますが。

〉・言葉で表現するとこういうふうにむずかしくなるんだけど、
〉 なんとなく音に気をつけて、ただ好きな映画を楽しんでるというにすぎません。

なるほど。
今度やって見ようかな。

〉・やさしいものから段階的に聴いていく、というのは、わからなくてイライラするのを防ぐ、
〉 わからなくて寝てしまうのを防ぐ、飽きてやめてしまうのを防ぐ、
〉 という限りにおいて良いと思います。
〉 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
〉 このへんは、多読とは違うところです。
〉 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

このへんは、ぼくもいろいろ疑問があるところ。
実はですね、今日レベル4のGRのテープを聞いたら、
レベル1のGRのテープと同じなのですね、分かる度合いが。
なんなんだろうなと思っているのです。
あとね、ヒアリングマラソンのCDはわからん度合いがGRより
高いのですが、「集中しないでわかる度合い」は高いのです。
(うまく表現できませんが)

まあ、結論を出すのはあせらず、いろんなものを聞きつづけよう
かと思っていますが。

あ、あと、関係するようなしないような話なのですが、
実は僕、多読をやって、
「英語が英語のまま分かるようになる」そういう風に
自分が変わる、っていうのを感じたがとても新鮮だったのですね。
たぶん、子供のころ、こうやって「ことば」を使えるように
なっていったんだろうなと。
「そういう経験を、大人の今、できた」というのが
なんだかうれしいのですね。
だから、実は、「今は耳で英語が分からないけど、
そのうち、耳でも分かるようになる。その瞬間の経験を
これからできるのだ」というのが、ひそかな楽しみなのです。

〉・なんかややこしいことをごちゃごちゃと書きましたけど・・・ 
〉 なにかの御参考になれば幸いです。

いえいえ、とても参考になります。
ぼーっと見るのにいい映画、他にもあったら
今度教えて下さい。

〉・Playscripts の紹介、ありがとうございました。
〉 Sherlock Holmes Two Plays は、多読のいちばん最初、初めて買ったGRで、
〉 京都河原町の丸善で買って、河原町三条のカレー屋「スパイシー」で
〉 カレーを待つあいだも惜しく読み始め、「おー!英語が読める!」と感動した
〉 忘れられない本です。(っていうか、いま思い出しました。)
〉 ぜひテープを手に入れて聴いてみたいと思います。

これ、御薦めですよ。ほんとに。
でもですね、このシリーズの「ロミオとジュリエット」も
いいのですよ。とても。

〉 では〜

ではでは


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1789. 聴いてるようで聴いてない。

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/18(02:16)

------------------------------

 バナナさん、こんばんは。
 
 
〉「僕は、目で英語を理解することはできるようになった
〉けど、耳では理解できない」「これってどうすればいいんだろ」
〉「どうやったら,耳で理解できるようになるんだろ」というのが
〉ここ1年くらい、なんとかしたいなと思っていることなのですね。

〉それがあって、LRやったり、シャドウイングやったりしてるのです。
〉(もちろん、きっかけはそうなのですが、それとは別に、
〉 LRとかシャドウイングというのは、それ自体かなり快感なの
〉 だな、ということに気がついて、実はその楽しみを味わうほうが
〉 いまや主目的となっているのですが、それはまた別の話)
 
 
 この、「別の話」が面白そうですね。(笑)
 
 
〉ところで、ところで、秋男さんのやってる方法ってとても興味が
〉あるのです。
〉以前、秋男さんがね、「miffyちゃんのビデオを見てる」という
〉投稿をしてるのをみて、これがずーっと気になっていたのですね。

〉たぶん、その延長で、「映画繰り返し見る」というのをやってらっしゃる
〉んじゃないかと。

〉「Miffy」->「xx」->「ダイヤルM」といくのがいいのか?
〉それとも
〉「ダイヤルM」(好きな映画)でいいのか?

〉このへん、興味あるのです。まあ、むりにレベルにこだわる必要は
〉ないと思うのですが。「おもしろければいい」というのはそうですが
〉やっぱり初期はわかりやすい方がおもしろいのかなと。

〉どうなんでしょうね?
 
 
 やっぱり、わかりやすいものからやっていったほうがいいかもしれませんね。
 (言ってること違うじゃん、て言われそうだけど・・・)

 ほんとは、ほんとは、むずかしいのをいきなりやってもいいと思ってるんです。
 っていうのは、まず「英語の音に慣れる」ことを目ざすのがいいと思っているので、
 英語の音に慣れるためだったらレベルはなんでもいいと思うからです。

 ただ、こどもならいざ知らず、大人になると、あまりにもわけわからないものを
 聴き続けるのは、けっこうつらいですわね。(眠くなる。飽きてくる。)
 そういう意味で、あんまり難しすぎず、面白そうと思えるものを素材に選んでいくのが
 いいかと思います。

 私の場合、はじめ、あんまり子どもみたいなのも面白くないかと思って、
 「ナチュラルスピードに挑戦」という大人の会話CDとか、
 「What's New?」という、NHKラジオ英会話の冒頭の1分ばなしを集めたCDとか、
 「英語は絶対、勉強するな!」の会話CDなどを聴いていました。

 ミッフィーちゃんを見たのは去年だったかな。
 初見でほとんどすべてわかるという体験を初めてして、英語を聞いてわかってる自分
 ていうのがすごく嬉しかったです。

 いろいろ教材的なものを聴いてきたわけですが、要は自分は映画を聞けるように
 なりたいんだから、映画を見ればいいんではないかと思うようになり、
 いろいろリスニングしてきたおかげで(多読のおかげもあって)映画がまったく
 わけわかんないということもなくなってきたので、去年の暮れあたりから
 本格的に映画をよく見るようになりました。
 
 
〉あと興味あるのは、「繰り返しって何回?」ってことです。
〉僕も好きな映画は何度か見返すのですが、なんだかそんなレベルの
〉回数でもないようなので。
 
 
 自分なりの基準としているのは、「音が全部聞こえるようになるまで」です。
 意味がわかるまで、ではなく。
 意味はたぶん、何回聴いても、わかるようにならないと思う。
 意味は、いろいろ見たり聴いたり本を読んだり英英辞書を引いたりという
 経験を通してわかるようになると思うので、気にしない。
 まず音をぜんぶキャッチすることが大事だと思います。

 音って、けっこう、聞こえてないんです。
 「あ、いま、〜〜って言った!」と喜んでたら、そのあとのボソボソっというセリフを
 よく聴いてなかったってことありませんか。
 日本語でも、テレビなんかで字幕が出ると、声のほうはしっかり聴いてなかったりする。
 耳ってのは、けっこう容易にふさがりやすい。邪魔されやすい。

 なので、ぜんぶ聞こえるまで聴くことを目ざしています。
 単語はわからなくても、なんか音としてこんなふうにゴニャゴニャ言ってた、
 というのがわかったらOKという感じ。
 (口で音を再現できたらなお良いのでしょうが・・・)

 というのがまあ理想ではありますが、ここに至るまでに飽きてしまう場合も多々あります。。。
 
 
〉〉・英語が聞こえる→なんて言ったのかなと考える→意味を考える
〉〉 そういう方法では、いつまで経ったって聞こえるようになる気がしない。なんとなく。
〉〉 すごく勉強すれば聞こえるようになるのかもしれないけれど、なぁ・・・。

〉ここは、そう思います。ほんとに。
〉テープを聞いていると、ときどき、
〉・話に引き込まれる
〉・頭が耳になる
〉・考えないでわかる
〉という状態になるときがあります。ほんとうにまれですが。
 
 
 ミッフィーちゃんを見たときにこんな感じになって、
 「ああこれが、英語をそのままわかるっていう感じかー」と思いました。
 今にして思えば、ひとつのブレイクスルーだったかも。
 
 
〉〉・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
〉〉 入ってきてしまうと思うから。

〉ここはですね、LR60ミチルの人間としていうとですね、
〉ちょい違うのです。

〉LRって、僕にとっては、Listeningではなく、
〉Readingなのです。

〉Readingって、普通は一人で読みますよね。
〉「本vs自分」の世界。

〉でもですね、LRっていうのは、「読み聞かせられ」
〉「本vs自分&朗読者」の世界。

〉朗読する人の表現力とか声の魅力とかに助けられて、
〉自分一人で読んでたら、感じられなかったような、
〉楽しみを味わえるのですね。
 
 
 なるほど。なっとくしました。
 そういうことなら面白そう。
 
 
〉ただ、Listeningとして考えると「意味を考えるが
〉入ってきてしまう」というのは、わかります。

〉僕がLをやり始めて、かつ同時にReadingとLRを
〉ちょい中断しているのも、「字を介しないで理解する」世界に
〉入って見たいなと思ってるためですし。
 
 
 けっきょく、「聴く」と「理解」を切り離したほうがいいんじゃないかと思うんです。
 理解しようとするから、音が聞こえなくなる、というか。
 まずは音が忠実に聞こえる耳をつくることが先決かと。
 意味は、まあ、いろいろやってればそのうちわかるだろう、と。
 
 
〉〉・映画見てても、映像とか前後のこととかで「類推して」意味がわかってしまったりするんだけど、
〉〉 そういう頭でっかちな分かり方(日本語で考えた分かり方)はよくないと思って、
〉〉 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
〉〉 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

〉うーん、むつかしそう。
〉たぶん、本当に単純な映画だとそれができるような気はしますが。
 
 
 いえいえ。かえって、まるっきりわからない映画のほうがこれは容易なんです。
 なまじわかりやすい映画だと、わかってる部分に注意が行ってしまって、
 わかってない部分が聞こえていない。
 内容がつかみにくい映画のほうが、なんかアイワーダンビュルーミェルバオーラー
 みたいに言ってるぞーと、音として聞けるのでやりやすい。

 このあいだ、アメフトのスーパーボウルの実況を英語で聴いてまして、
 なんだか、内容を理解してるんだかしてないんだかわからないのですが、
 しゃべってる音は、しっかりはっきりくっきり聞こえてて、嬉しかったです。
 いつまでも聴いていたいような感じ。
 あんまりよくわからなかったんで、よく聞けたんだと思います。
 
 
〉〉・言葉で表現するとこういうふうにむずかしくなるんだけど、
〉〉 なんとなく音に気をつけて、ただ好きな映画を楽しんでるというにすぎません。

〉なるほど。
〉今度やって見ようかな。
 
 
 ぜひ。
 
 
〉〉・やさしいものから段階的に聴いていく、というのは、わからなくてイライラするのを防ぐ、
〉〉 わからなくて寝てしまうのを防ぐ、飽きてやめてしまうのを防ぐ、
〉〉 という限りにおいて良いと思います。
〉〉 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
〉〉 このへんは、多読とは違うところです。
〉〉 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

〉このへんは、ぼくもいろいろ疑問があるところ。
〉実はですね、今日レベル4のGRのテープを聞いたら、
〉レベル1のGRのテープと同じなのですね、分かる度合いが。
〉なんなんだろうなと思っているのです。
〉あとね、ヒアリングマラソンのCDはわからん度合いがGRより
〉高いのですが、「集中しないでわかる度合い」は高いのです。
〉(うまく表現できませんが)
 
 
 ヒアリングマラソンとかって、(よく知らないのですが、)大人な話題が多い?
 としたら、断片的に聞こえたとしても、内容の当たりがつけやすいのかもね。
 
 
〉まあ、結論を出すのはあせらず、いろんなものを聞きつづけよう
〉かと思っていますが。
 
 
 そうですねー。
 
 
〉あ、あと、関係するようなしないような話なのですが、
〉実は僕、多読をやって、
〉「英語が英語のまま分かるようになる」そういう風に
〉自分が変わる、っていうのを感じたがとても新鮮だったのですね。
〉たぶん、子供のころ、こうやって「ことば」を使えるように
〉なっていったんだろうなと。
〉「そういう経験を、大人の今、できた」というのが
〉なんだかうれしいのですね。
〉だから、実は、「今は耳で英語が分からないけど、
〉そのうち、耳でも分かるようになる。その瞬間の経験を
〉これからできるのだ」というのが、ひそかな楽しみなのです。
 
 
 スリリングですよねー!!

 リスニングって特に、「肉体的な」変化を起こすから、おもしろいですねー。
 
 
〉〉・なんかややこしいことをごちゃごちゃと書きましたけど・・・ 
〉〉 なにかの御参考になれば幸いです。

〉いえいえ、とても参考になります。
〉ぼーっと見るのにいい映画、他にもあったら
〉今度教えて下さい。
 
 
 「ジョー、満月の島へ行く」って映画、好きですねー。
 トム・ハンクスとメグ・ライアン。メグ・ライアンが3役なんです。
 ちょっとおバカ系かな。
 
 
〉〉・Playscripts の紹介、ありがとうございました。
〉〉 Sherlock Holmes Two Plays は、多読のいちばん最初、初めて買ったGRで、
〉〉 京都河原町の丸善で買って、河原町三条のカレー屋「スパイシー」で
〉〉 カレーを待つあいだも惜しく読み始め、「おー!英語が読める!」と感動した
〉〉 忘れられない本です。(っていうか、いま思い出しました。)
〉〉 ぜひテープを手に入れて聴いてみたいと思います。

〉これ、御薦めですよ。ほんとに。
〉でもですね、このシリーズの「ロミオとジュリエット」も
〉いいのですよ。とても。
 
 
 ぜひ聴かせていただきます。オリビア・ハッセー好きなので。
 
 
 では〜


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1791. Re: 秋男さんへ

お名前: みちる http://blog.goo.ne.jp/michiru_tsukiusagi/
投稿日: 2005/2/18(15:40)

------------------------------

バナナさん、こんにちは。
L報告楽しく読みました。

LRのところ、そうそうと読みました。
これって、やっぱりリーディングなのですよね。
でも、イメージがふくらんできて、二次元の世界が三次元になる
ような楽しさがある。
でも、やっぱりたくさん聞くと耳の方もそれだけ慣れているの
ですよね。

私の、L体験この頃も、ちょっと書かせて下さいね。

私の場合、
○オーディオブック
大体LR、一部L

オーディオブックでLRというのは楽しいので続けています。
それと共にGRや時間が数十分の児童書で楽しい朗読のものは
Lだけで聞いています。
時間が短いと集中して聞けるので、意味も分かりやすくて、
分からないことによる頭の疲労もないように思います。
GRは、やっぱり他のものよりは発音がクリアで分かりやすいもの
が多いのでLで聞いています。
分からないものを長くLで聞いていると、雑音になっていって
気分が悪くなってきます。

○子供用の歌
L

チャンツやソングスなどは、一番リズム重視なので、音として頭に
残りやすいので、できるだけ聞くようにしています。
この時はひたすら音を楽しむ、音になじむ感じで聞きます。
秋男さんの映画と近い感じかな。

○映画
基本的に英語字幕、
分かりやすいもの、二度目のもの、原作を読んだものは字幕なし。

分からないと思いながら映画を見続けるのはやっぱり苦痛です。
なので、ほぼ理解ができるように英語字幕で見るか、
あるいは、ストーリーを知って、その知識で補ってみていきます。
原作を読まなかったときには30分くらいでダウンした輸入ビデオ
(当然字幕無し)が、原作を読んだら気持ちよく2時間あっという間に
見られたという経験もあります。
知識がなくて難しいのはやっぱりきついかなぁという気がします。

○知らない言語(中国語)
シャドウイング

シャドウイングずっとできなかったのですが、全然意味の知らない言語
だと、気にならないでできるようになりました。
英語でできなかったのは、やっぱりどこか、意味を考えて音だけで追えない
ところがあるからかなぁと。
中国語でのシャドウイングを続けた後で、英語のシャドウイングを試すと
結構できるようになりました。
まったく知らない言語でコツをつかんでというのは結構いいものかなと
思います。

それでは、また。


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1794. みちるさんへ

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/19(00:54)

------------------------------

 みちるさん、バナナさん、こんばんはー。横からすみません。
 しかも部分反応にて失礼いたします。
 
 
〉LRのところ、そうそうと読みました。
〉これって、やっぱりリーディングなのですよね。
〉でも、イメージがふくらんできて、二次元の世界が三次元になる
〉ような楽しさがある。
〉でも、やっぱりたくさん聞くと耳の方もそれだけ慣れているの
〉ですよね。
 
 
 音楽する人が、スコアを読みながら、いろんな人の演奏聴いて楽しむ、
 みたいな感じなんですかねー、LRって。
 なるほど、そこでそう弾くか〜、う〜む、みたいな。
 
 
〉○子供用の歌
〉L

〉チャンツやソングスなどは、一番リズム重視なので、音として頭に
〉残りやすいので、できるだけ聞くようにしています。
〉この時はひたすら音を楽しむ、音になじむ感じで聞きます。
〉秋男さんの映画と近い感じかな。
 
 
 意味はどっちでもいいと思ってるから気分悪くならずに聞けるのかな〜。
 
 
〉○映画
〉基本的に英語字幕、
〉分かりやすいもの、二度目のもの、原作を読んだものは字幕なし。

〉分からないと思いながら映画を見続けるのはやっぱり苦痛です。
〉なので、ほぼ理解ができるように英語字幕で見るか、
〉あるいは、ストーリーを知って、その知識で補ってみていきます。
〉原作を読まなかったときには30分くらいでダウンした輸入ビデオ
〉(当然字幕無し)が、原作を読んだら気持ちよく2時間あっという間に
〉見られたという経験もあります。
〉知識がなくて難しいのはやっぱりきついかなぁという気がします。
 
 
 確かに確かに。
 このごろ私は最初から字幕なしで見ますけど、わかりやすそうなものしか見てないですねー、そういえば。(笑)
 または、むかし見て あら筋がわかってるものとか。
 
 わけがわからないものでも、スポーツ中継とか、べつにわからなくてもいいものだったら、
 平気で聞けるんですけどねー。
 映画だと、内容わかりたいから、わからないとイライラするんでしょうね。
 
 
〉○知らない言語(中国語)
〉シャドウイング
 
 
 すごい!! 中国語!!
 
 
〉シャドウイングずっとできなかったのですが、全然意味の知らない言語
〉だと、気にならないでできるようになりました。
〉英語でできなかったのは、やっぱりどこか、意味を考えて音だけで追えない
〉ところがあるからかなぁと。
〉中国語でのシャドウイングを続けた後で、英語のシャドウイングを試すと
〉結構できるようになりました。
〉まったく知らない言語でコツをつかんでというのは結構いいものかなと
〉思います。
 
 
 これは素晴らしいですね!
 素晴らしい・・・

 多読でいっぱい英語が貯蔵されてるみちるさんが音を制覇すると、とてつもないことになるなぁ・・・
 (ねえ、酒井先生・・・)


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1797. 秋男さんへ。

お名前: みちる http://blog.goo.ne.jp/michiru_tsukiusagi/
投稿日: 2005/2/19(21:30)

------------------------------

秋男さん、こんばんはー。
れす、ありがとうございます。

〉 音楽する人が、スコアを読みながら、いろんな人の演奏聴いて楽しむ、
〉 みたいな感じなんですかねー、LRって。
〉 なるほど、そこでそう弾くか〜、う〜む、みたいな。

Rを読んでいるレベルと比較すると、私にとってはLは大パンダで、LRは
大キリンで読むことが多いです。
読みにくいけど読みたい本を、引っ張っていってくれる、イメージをふくらませて
くれる感じでしょうか。
方言がこんな風なのかとかね、そうそうジョークも読むと笑えないんだけど、
聞くと笑えるのがあったりするのですよね。
そうそう、日本語だとね、(日本語でもたまに朗読を聞くのですが、)藤沢周平の
「たそがれ清兵衛」はLで、中島敦の「山月記」はLRで聞きました。

〉 意味はどっちでもいいと思ってるから気分悪くならずに聞けるのかな〜。

うんうん。
意味が分かることが前提の映画や本は分からないことが気持ち悪いんですよね。
でも、リズムや雰囲気を楽しむものだと、音を聞いていても気持ちがいいの。

〉 確かに確かに。
〉 このごろ私は最初から字幕なしで見ますけど、わかりやすそうなものしか見てないですねー、そういえば。(笑)
〉 または、むかし見て あら筋がわかってるものとか。
〉 
〉 わけがわからないものでも、スポーツ中継とか、べつにわからなくてもいいものだったら、
〉 平気で聞けるんですけどねー。
〉 映画だと、内容わかりたいから、わからないとイライラするんでしょうね。

そうそう。
スポーツ中継とかだとね、見るだけでも分かって、足してくれるものだけど、
映画だと、映像とことばと両方ないと分からないし、簡単なものなら別だけど、
ことばが分からないと、やっぱりきついのよね。

〉 すごい!! 中国語!!

これね、前にはまちゃんに「フランス語でシャドウイングが分かった。」という
ようなことをいわれて、
そうかー、英語だとある程度意味が分かるから、影になれないんだ。
全然違う言語なら影になれるかなと思って、

[url:http://www.long-net.com/shop/bie/libai/biecenn.htm]

たまたま、本屋でこの本を見つけて、李白好きだから中国語で聞いてみたいなぁ
とか思って買ってみたら、複数名での朗読で一つの詩が短いから、いい感じで
聞くことができてね。あ、シャドウイングやってみようと思ったらできて、
しばらくやった後に、英語の詩などの朗読の本のCDをシャドウイングしてみたら、
ちゃんとシャドウイングできてね。
影になるのって、なかなか難しいですね。(笑)

[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895859576/sss-22]

〉 多読でいっぱい英語が貯蔵されてるみちるさんが音を制覇すると、とてつもないことになるなぁ・・・

制覇なんて、なかなかできそうにないですけどね。
ちょこっと音にも強くなりたいですね。

それでは、またね。


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1790. Re: リスニング10万語報告

お名前: macska
投稿日: 2005/2/18(08:47)

------------------------------

秋男さん、はじめまして。
秋男さんのメッセージにとても参考になる部分がありましたので感謝の気持ちで登場しました。macska(まちか)と申します。よろしくお願いします。

〉・意味がわからないところもいっぱいあります。
〉 むしろ、意味を考えないようにして聴いています。
〉 なるべく「音」として聴くようにしています。

〉・繰り返し聴いてると、わからない部分はもちろん残るものの、
〉 いやでもわかってしまうところも増えてくる。このへんがとても快感です。

私は映画をテレビの前に座ってじっくり見る時間がなかなかとれないので、ヒアリングマラソンのような映画やドラマなどの音をリピート機能で繰り返し聞いています。ほとんど流し聞きです。それがいいのか悪いのか自分でもわからないでいましたが、秋男さんの書かれている「快感」は結構感じるので、おっ、私の流し聞きも悪くないのかもと嬉しくなりました。

〉・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
〉 入ってきてしまうと思うから。

〉 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
〉 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

〉 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
〉 このへんは、多読とは違うところです。
〉 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

LRについてごく最近バナナさんに教えていただきました。なんとなく私には...と思っていました。だから秋男さんのこの報告に共感しました。

一方、意味を考えずにただ音を追うシャドウイングは実践し始めています。児童に英語を教えていますが、特に歌など子ども達は意味などわからなくても綺麗な発音で歌います。この素直さ、自然さが大切なんだと感じています。

〉・多読は続けていますが、ちょっと、やり方が変わりました。
〉 っていうのも、多読で大人向けPBが読めるようになるのに、
〉 聞いたり話したりっていうのが こども程度にもできないってのは、
〉 すごくいびつなことなんじゃないだろうかと最近悩んでたのです。

バナナさんのメッセージにもありましたが、やはり多読と聞いたり話したりは効果が異なるようですね。これは自分が学習をすすめる上でとても参考になるご意見です。ありがとうございます。

〉 それでまあ、なんというわけでもないのですが、朗読をやってみようかと。
〉 やっぱり言語は耳と舌だ、と。
〉 それで、Zack Files なんかを朗読したりしてます。
〉 なるべく速く読むようにすると、意味をごちゃごちゃと考えることも防げるし、
〉 リスニングにも効果があるような気がします。

〉 そして、あんまり難しいものは読まないことにしました。
〉 ここで「難しいもの」というのは、朗読(ひいては脳内音読)が
〉 スムーズにいかないようなものです。

現在多読中ですが、脳内音読というのを私はやってしまいます。目だけで流し読みすると筋すら追えなくなるので、どうしても脳内音読してる。それで一生懸命早く読もうとしてる。これでは速読の面では限界があるなと自覚していますが、それでも時々は脳内だけでなく声を出して音読もしています。いつもではありません。特に再読なんかのときそうしてます。私は英語を話す時に自分の口が回らないのを痛感しているので、易しい文章を読みながら声を出すのは英語用の口の体操にいいんぢゃないかと思っています。

〉 それから、気に入ったものはよく再読するようになりました。

〉 よ〜く意味を考えたい本は、立ち止まって考えずに、何回も何回も繰り返し読むのが
〉 いいかなーと思った次第です。

気に入った本は何度も読むことで、わからなかった単語も印象が深くなってきますしね。

秋男さんの報告にとても励まされました。どうもありがとうございました。


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1793. Re: リスニング10万語報告

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/19(00:18)

------------------------------

 macskaさん、はじめまして。秋男です。
 
 
〉秋男さん、はじめまして。
〉秋男さんのメッセージにとても参考になる部分がありましたので感謝の気持ちで登場しました。macska(まちか)と申します。よろしくお願いします。
 
 
 ありがとうございまーす。
 こちらこそよろしくお願いします。
 
 
〉〉・意味がわからないところもいっぱいあります。
〉〉 むしろ、意味を考えないようにして聴いています。
〉〉 なるべく「音」として聴くようにしています。

〉〉・繰り返し聴いてると、わからない部分はもちろん残るものの、
〉〉 いやでもわかってしまうところも増えてくる。このへんがとても快感です。

〉私は映画をテレビの前に座ってじっくり見る時間がなかなかとれないので、ヒアリングマラソンのような映画やドラマなどの音をリピート機能で繰り返し聞いています。ほとんど流し聞きです。それがいいのか悪いのか自分でもわからないでいましたが、秋男さんの書かれている「快感」は結構感じるので、おっ、私の流し聞きも悪くないのかもと嬉しくなりました。
 
 
 流し聞き、いいと思います!!
 (少なくとも私はそう信じています・・・)

 リスニングでは、「どういう意味」ではなく、「どういう単語」でもなく、
 「どういう音」かが、まず一番大事だと思うんです。
 リスニングしてるときって、えてして、どういう単語・文が言われてるかってことに
 注意が行ってしまって、こういう文に聞こえたからこういう意味だなとか考えたり、
 こういうふうに聞こえたんだけど文法的におかしいなぁとか思ったりしてるあいだに
 どんどん話が進んでて、実はよく聴いてなかったりする。
 大人の場合とくに、いろいろ考えてしまって、耳が開いてないことが多いと思います。
 それでも、何回か聴いたり、そのテキストを勉強したりしたら、その分は聞けるようになりますが、
 「初めて聴くものはわからない」という状態から脱することができません。
 初めて聴いたものは、いろいろ考えるのに忙しくて、実際のところ半分も聴いていないかも
 しれません。
 字幕を見たりテキストを見たりしながら聴いても同じことが言えます。目で字を追ってると、
 耳はけっこうふさがってるんですよね。

 まず英語の音に慣れる、慣れまくることが第一段階だと思うんですが、私も含めて
 大人は(なのか、日本人は、なのか)せっかちなもんで、意味のわからないことに
 耐えられないんですよね。不安になる。
 こんなわけのわからないことやっててなんになるんだろう、もっと効率のいい方法があるはずだ、
 てことになる。
 音が聞こえるようになる段階を飛ばして、単語の勉強、文法の勉強に走る。
 でもその方法に走ると、あらゆる単語・構文を勉強していないと、聞こえるようには
 ならないんですよね。
 勉強していない単語・文に出会うと、大いにうろたえるか、ごっそり聞き逃すことに
 なってしまう。

 音がよく聞こえるようになったあとテキストで単語などを確認していけばいい、
 という人もいますけど、私は懐疑的です。なぜかというと、「なんと言ってるか」、
 「どういう意味か」を気にして聴いてると、しっかり聞こえないんじゃないかと
 思うからです。
 うまく表現できないのですが、意味はこちらから理解しに行くものじゃなくて、
 天から降ってくるようにわかってくるものだというイメージを持ってまして、
 そういうわかりかたがいいんじゃないかと思うんです。
 他の映画をいろいろ見たり本を読んだりしてるうちに、あ、あの人が言ってたのは
 こういうことかー、と突然わかって嬉しくなる、とか。
 (私は、歩いてるときとか、髪の毛を洗ってるときに、よく思いつきます。)
 長らく見てなかった映画を久しぶりに見て、うそみたいに簡単に感じるときの
 快感というのも捨てがたいものです。
 (以前は英語字幕で確認してたりしたのですが、この、「あとでひとりでにわかる快感」
  を味わってからは、確認しないようになりました。)

 まあ、「ぜったいにテキストは見ないぞ!」とストイックにならなくてもいいとは
 思うんですけど、少なくとも、テキストでちゃんと単語を確認して勉強しなければならん
 てことはないと思います。

 というわけで、(長々と書きましたけど・・・、)まずは慣れることが大事だから、
 聞き流すだけでもいいと思ってるんですけどねー、私は。
 
 
〉〉・LRをやったことがない。字を見てしまったら、なんらかの「意味を考える」が
〉〉 入ってきてしまうと思うから。

〉〉 あえて、「分かってない自分」に戻る。(むずかしいんだけど・・・)
〉〉 音に集中する。まったく知らない言語を聴くような気持ちで聴く。

〉〉 けどまあ、聴きたいものを聴けばいいんだと思います。
〉〉 このへんは、多読とは違うところです。
〉〉 こどもはなんでも聞けるけど、なんでもは読めない。ということです。

〉LRについてごく最近バナナさんに教えていただきました。なんとなく私には...と思っていました。だから秋男さんのこの報告に共感しました。
 
 
 バナナさん、みちるさんがおっしゃってるように、LRもリーディングと思えば
 面白そうだなーと思いましたけど。まあ、Lだけでもいいですねー。
 
 
〉一方、意味を考えずにただ音を追うシャドウイングは実践し始めています。児童に英語を教えていますが、特に歌など子ども達は意味などわからなくても綺麗な発音で歌います。この素直さ、自然さが大切なんだと感じています。
 
 
 ほんと!
 子ども達がライバルです!!(笑)(いや、真剣(笑))
 
 
〉〉・多読は続けていますが、ちょっと、やり方が変わりました。
〉〉 っていうのも、多読で大人向けPBが読めるようになるのに、
〉〉 聞いたり話したりっていうのが こども程度にもできないってのは、
〉〉 すごくいびつなことなんじゃないだろうかと最近悩んでたのです。

〉バナナさんのメッセージにもありましたが、やはり多読と聞いたり話したりは効果が異なるようですね。これは自分が学習をすすめる上でとても参考になるご意見です。ありがとうございます。
 
 
 え〜、もちろん多読も、聞いたり話したりに効果があると思うんですけど・・・
 ・・・なんというか、音が聞こえたとして、その意味がわかるためには、
 いろいろ映像を見るとか、聴くとか、英会話の体験をするといった、
 英語の知識をたくわえる経験が必要で、そのひとつとして読書ってものが
 あるんだと思います。
 だから、好きだったらどんどん本を読んでいって、PBもどんどん読めばいいと
 思うんですけど、ただ、英語をほんとに聞いたり話したりするには
 意味を考えず音を受け取る練習が別に必要であるということと、
 本を読むということは、意味へのこだわりがあまり強くなるとリスニングなどに
 マイナスに働く可能性もあるかもしれないなー、と、ちょっと感じるようになった
 というだけで・・・
 まだまだ研究段階であります。
 
 
〉〉 それでまあ、なんというわけでもないのですが、朗読をやってみようかと。
〉〉 やっぱり言語は耳と舌だ、と。
〉〉 それで、Zack Files なんかを朗読したりしてます。
〉〉 なるべく速く読むようにすると、意味をごちゃごちゃと考えることも防げるし、
〉〉 リスニングにも効果があるような気がします。

〉〉 そして、あんまり難しいものは読まないことにしました。
〉〉 ここで「難しいもの」というのは、朗読(ひいては脳内音読)が
〉〉 スムーズにいかないようなものです。

〉現在多読中ですが、脳内音読というのを私はやってしまいます。目だけで流し読みすると筋すら追えなくなるので、どうしても脳内音読してる。それで一生懸命早く読もうとしてる。これでは速読の面では限界があるなと自覚していますが、それでも時々は脳内だけでなく声を出して音読もしています。いつもではありません。特に再読なんかのときそうしてます。私は英語を話す時に自分の口が回らないのを痛感しているので、易しい文章を読みながら声を出すのは英語用の口の体操にいいんぢゃないかと思っています。
 
 
 大いにいいんぢゃないかと思います。(笑)
 
 
〉〉 それから、気に入ったものはよく再読するようになりました。

〉〉 よ〜く意味を考えたい本は、立ち止まって考えずに、何回も何回も繰り返し読むのが
〉〉 いいかなーと思った次第です。

〉気に入った本は何度も読むことで、わからなかった単語も印象が深くなってきますしね。
 
 
 そうですねー。
 この単語ああだろうかこうだろうかとウンウン類推するんでなくて、
 何回も見てるうちに、あ、こういうことかなー、と察しがつくのが楽しいですねー。
 
 
〉秋男さんの報告にとても励まされました。どうもありがとうございました。
 
 
 こちらこそ、リスポンスありがとうございました。


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1795. Re: 本の話で乱入ゴメン。

お名前: 職人
投稿日: 2005/2/19(11:42)

------------------------------

皆さん こんにちは。

職人です。
秋男さんが書かれた本のことでどうしても話がしたくて、音の広場のスレッドなのに書き込んでしまいます。

〉 The Message of a Master という1万語ぐらいの本は、ふた月で24回読みました。
〉 よ〜く意味を考えたい本は、立ち止まって考えずに、何回も何回も繰り返し読むのが
〉 いいかなーと思った次第です。

この本のことです。
実は1ヶ月前にひょんなことから邦訳を読んだのですが、雷に打たれたような気がして、時を忘れてぐっーと読んでいました。
いつか英語で読もうと思っている本です。

この本の中でどうしても分からないことがあるのですが、夢は人に話さないほうがいいという件があると思います。
ここ秋男さんならどう思われますか?
私は必ずどっちか選べと問われたならば、話したほうがいいのではないかと自分の経験上思うのです。
本音は、「どっちだっていいじゃん」なんですが、なぜ話さないほうがいいのと言われているのかが、心の中で消化できずにいるのです。
大した問題じゃないのですが、どうなんだろうと気になっています。
同じ本(としてしまいますが)を読まれた方に出会ったので、お伺いします。

私も英語の本を手に入れたら、それは多分繰り返し繰り返し読むことになると思います。


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1796. The Message of a Master・・・

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/19(18:23)

------------------------------

 職人さん、こんにちは。秋男です。
 
 
 The Message of a Master...
 
 
〉この本のことです。
〉実は1ヶ月前にひょんなことから邦訳を読んだのですが、雷に打たれたような気がして、時を忘れてぐっーと読んでいました。
〉いつか英語で読もうと思っている本です。
 
 
 雷に打たれたような、っていうの、よくわかります。
 (ひょんなことから、っていうのも、なぜかよくわかる気がする。。。)
 
 
 英語でも、ぜひぜひ。
 
 
〉この本の中でどうしても分からないことがあるのですが、夢は人に話さないほうがいいという件があると思います。
〉ここ秋男さんならどう思われますか?
〉私は必ずどっちか選べと問われたならば、話したほうがいいのではないかと自分の経験上思うのです。
〉本音は、「どっちだっていいじゃん」なんですが、なぜ話さないほうがいいのと言われているのかが、心の中で消化できずにいるのです。
〉大した問題じゃないのですが、どうなんだろうと気になっています。
〉同じ本(としてしまいますが)を読まれた方に出会ったので、お伺いします。
 
 
 ほんと、これはまさに核心的な・・・
 
 
 わたしは「the Artist's Way」っていう本も座右の書として読んでまして、
 この本と「the Message of a Master」との相乗作用(?)で、何かをつかもうと
 もくろんでいるところなんですが、この the Artist's Way でも、自分の夢を
 不用意に他人に明かさないほうがいいってことが書いてあって、そちらの理由は
 なんとなく納得できています。

 どういうことかというと・・・

 誰でも、すごくやりたいことがあるんだけど、子どもじみてるとか、周りから
 どう見られるかとか、いろいろな理由をつけて自分で抑圧してしまってることが
 とても多い。ちょっとでも飛び出すことがすごく怖いので、何かをやってみて
 満足するよりも、欲求不満にはなるけれど何もせず、安定することの方を選びがち。

 人間っていうのはほんとにいろんな方法で自分自身の足を引っ張るもんだと。
 その方法のひとつが、わざわざ批判されに行く、というもの。

 何かをすごくやりたいと思っている。でも、何かをやるというのはすごく不安。
 そもそもその「何か」が、正しい目的なのかどうかよくわからない。っていうときに、
 アドバイスや励ましを受けたいために人に相談するっていうのは良いんだけど、
 自分を止めてもらうために人にしゃべってしまう、ってことが案外多い。

 たとえば、ピアノを弾けるようになりたいなーと思ってたとします。すると、
 いろんな声が胸中を去来します。こんなトシで始めたってダメだよとか、
 根気がないからどうせ続かないよとか、高いピアノ買って続かなかったらもったいないとか、
 月謝だってバカにならないとか、近所に恥ずかしいとか、そもそも家族の面倒を
 見なければいけないのにピアノなんて何をノンキなとか。非常に居心地の悪い気持ちに
 なってくるわけです。

 (どうせやるならいいピアノを買わないといけないし、そうなると高いし・・・
  調律も定期的にしてもらわないといけない。発表会とかのつきあいもあるなあ。
  ちゃんと弾けるようになるには毎日数時間は練習しなければならないだろう。
  好きな曲をてきとうに弾くんでなく、先生に教わるとおりにテクニックを
  しっかりと丁寧にやっていかなくちゃ・・・

  というふうに、自分でハードルをどんどん高くしていってしまう。
  わざわざ挫折しやすくしてしまう。
  まずは中古の安い電子ピアノでも買って(もらって or 借りて)きて、
  好きなときにてきとうに、音を鳴らして遊んでみればいいだけなのに。)

 やりたい気持ちと抑える気持ちとの葛藤に決着をつけたくなる。そのときに、
 やりたい気持ちのほうを勝たせるんでなくて、抑える気持ちのほうを勝たせる
 ような行動に出る人がけっこう多い。
 身近な人に、「ピアノ弾いてみたいと思ってるんだけど〜」とかポロッと言ってしまう。
 「ピアノなんか弾けてどうするの?」、「今からじゃ大してうまくならないんじゃない?」、
 「そんな時間あるの?」と、半分予想してたような wet blankets が返ってくる。
 それを聞いて半ば安心し、そうよねえ、ピアノなんて悠長な趣味よね〜と、
 さみしいけれど、何も変えなくていいという安堵感を得て葛藤は終わる・・・。
 
 
 The Message of a Master では確か、夢を言ってしまうと、せっかくの貴重な
 夢実現エネルギーが抜けてしまう、みたいな表現をしてましたね。
 オーブンで焼いてる途中のケーキを突っつきすぎて蒸気が抜けてしまうみたいに。
 the Artist's Way で言ってるのと同じ趣旨なのかなーと思ってるんですが、
 どうなんでしょう。

 ただ、the Artist's Way では、人に言うことが全部いけないってわけじゃなくて、
 ほんとに有効な励ましやアドバイスを人から受けることもあるので、それが期待
 できる場合には人に言ってもいいと。
 ただ、いま言ったように、人間てのは新しい一歩を怖れる性質が非常に強くて、
 無意識に、自分の夢をつぶしてくれる人をわざわざ選んで夢を言ってしまうところ
 がある(一種のマゾ)ので気をつけないといけないと。そして、自分の夢を押し
 殺してる人は、他人の夢も抑圧しようとしてしまうところがあるので、それにも
 気をつけないといけないと。
 (ピアノを弾きたいと思ってたのにあきらめた人は、他の人がピアノ弾きたいなんて
  言いだしたらピピッと反応して、濡れ毛布モードに入りやすいかもしれません。
  「子どものときに始めないと無理よ」などと、自分があきらめた理由を持ち出して。)
 それは家族でも親でもきょうだいでも親友でも、どこにでもその危険はある。
 そう考えると、夢を言うリスクのほうが高いのかな〜とも思ったり・・・。
 
 
 あ〜、けっきょく the Artist's Way の話ばっかりしてしまった・・・。
 The Message of a Master で言ってる趣旨は、正直まだよくわかりません・・・。
 
 
〉私も英語の本を手に入れたら、それは多分繰り返し繰り返し読むことになると思います。
 
 
 ほんとに、奥が深すぎて、100回ぐらい読むだろうなーって感じです。
 そのぐらい魅力がある本ですね。

 (はたしていつか理解できるようになるのだろうかぁ という気はしますが・・・)
 
 
 では〜


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1798. Re: The Message of a Master・・・

お名前: 職人
投稿日: 2005/2/20(11:21)

------------------------------

秋男さんへ

お返事ありがとうございました。
書いてくださったことをもう何度も何度も読み返しています。
そう言えば、以前何かで自分が求めている答えをくれる相手を選び話しをするということを聞いたことがあります。
お話してくださったことが心根にすとんと落ちました。ありがとうございます。
実は、秋男さんの紹介でthe Artist's Wayにも非常に興味を持っていたので、いつの日かこの2冊で秋男さんとお話できることを楽しみにしております。

〉人間てのは新しい一歩を怖れる性質が非常に強くて、
強烈な一言ですが、知っているのと知らないで過ごすのとでは雲泥の差ですね。
あの1冊からこうやって世界が広がるってすばらしいな。
本当にどうもありがとうございました。

職人


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[喜] 1800. Re: The Message of a Master・・・

お名前: マリコ@SSS
投稿日: 2005/2/20(20:52)

------------------------------

職人さん、秋男さん、こんばんは。マリコ@「おひさしぶ〜り〜ね」です。
 
〉 The Message of a Master...
〉 
〉 
〉〉この本のことです。
〉〉実は1ヶ月前にひょんなことから邦訳を読んだのですが、雷に打たれたような気がして、時を忘れてぐっーと読んでいました。
〉〉いつか英語で読もうと思っている本です。
〉 
〉 
〉 雷に打たれたような、っていうの、よくわかります。
〉 (ひょんなことから、っていうのも、なぜかよくわかる気がする。。。)

職人さん、雷に打たれたようなっていうの、よくわかります。
 
〉 英語でも、ぜひぜひ。

日本語の訳者が間に介在していないだけ、雷の程度が強いかもしれません。
 
〉〉この本の中でどうしても分からないことがあるのですが、夢は人に話さないほうがいいという件があると思います。
〉〉ここ秋男さんならどう思われますか?
〉〉私は必ずどっちか選べと問われたならば、話したほうがいいのではないかと自分の経験上思うのです。
〉〉本音は、「どっちだっていいじゃん」なんですが、なぜ話さないほうがいいのと言われているのかが、心の中で消化できずにいるのです。

〉 ほんと、これはまさに核心的な・・・
〉 
〉 
〉 わたしは「the Artist's Way」っていう本も座右の書として読んでまして、
〉 この本と「the Message of a Master」との相乗作用(?)で、何かをつかもうと
〉 もくろんでいるところなんですが、この the Artist's Way でも、自分の夢を
〉 不用意に他人に明かさないほうがいいってことが書いてあって、そちらの理由は
〉 なんとなく納得できています。

〉 どういうことかというと・・・

〉 誰でも、すごくやりたいことがあるんだけど、子どもじみてるとか、周りから
〉 どう見られるかとか、いろいろな理由をつけて自分で抑圧してしまってることが
〉 とても多い。ちょっとでも飛び出すことがすごく怖いので、何かをやってみて
〉 満足するよりも、欲求不満にはなるけれど何もせず、安定することの方を選びがち。

〉 人間っていうのはほんとにいろんな方法で自分自身の足を引っ張るもんだと。
〉 その方法のひとつが、わざわざ批判されに行く、というもの。

〉 何かをすごくやりたいと思っている。でも、何かをやるというのはすごく不安。
〉 そもそもその「何か」が、正しい目的なのかどうかよくわからない。っていうときに、
〉 アドバイスや励ましを受けたいために人に相談するっていうのは良いんだけど、
〉 自分を止めてもらうために人にしゃべってしまう、ってことが案外多い。

夢を語る人は、自分を止めてもらおうと思って話すことはあまりないんじゃないかと思います。
「いいアイディアだね」とか「実現するといいね」と肯定的な言葉を期待して話すんだと思いますが、
それでも、多くは「そんなむちゃなことはしないほうがいいね」とか「こういう問題がでてくるんじゃない?」
なんてネガティブな反応をする人のほうがおおいような気がします。
そんなこと言われると、夢実現への気持ちがしぼんじゃいますよね。

いっしょに夢を語れる人を持つのが一番いいんじゃないかしら。
夢を見続ければ実現すると思います。
実現しなかった夢なんて一つもないもん・・・と自分では思っているけれど、実現しなかった夢はすっかり記憶の外に追いやられてしまっているだけかもしれません。


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1803. Re: The Message of a Master・・・

お名前: 秋男
投稿日: 2005/2/22(01:22)

------------------------------

 マリコさん、こんばんはー。秋男です。

〉夢を語る人は、自分を止めてもらおうと思って話すことはあまりないんじゃないかと思います。
〉「いいアイディアだね」とか「実現するといいね」と肯定的な言葉を期待して話すんだと思いますが、
〉それでも、多くは「そんなむちゃなことはしないほうがいいね」とか「こういう問題がでてくるんじゃない?」
〉なんてネガティブな反応をする人のほうがおおいような気がします。
〉そんなこと言われると、夢実現への気持ちがしぼんじゃいますよね。

 そうですねー。
 でも、そうやってネガティブな反応をする人のほうがおおい気がするし、
 そんなこと言われると夢実現への気持ちがしぼんじゃうのがわかっているのに、
 なぜ人は夢を語ってしまうのだろう。やっぱりほんとは止めてほしいんじゃないかな、と・・・

〉いっしょに夢を語れる人を持つのが一番いいんじゃないかしら。

 そうですね。それ大事ですね。
 モチベーションの高いトレーニング・パートナーと組むことが重要だと、
 シュワルツェネッガーも言ってました。
 (一人のパートナーと長く続けたことはないとも言ってましたが・・・)

〉夢を見続ければ実現すると思います。
〉実現しなかった夢なんて一つもないもん・・・と自分では思っているけれど、
〉実現しなかった夢はすっかり記憶の外に追いやられてしまっているだけかもしれません。

 けっこうあるかもしれませんよ〜。子どものとき欲しかったけど買えなかったもの、
 したかったけど「ダメ!」と言われてあきらめたこと、失敗したままになってること・・・。
 思い出すと腹立たしくなったり、にがにがしかったり、恥ずかしかったり、泣きたくなったりすること。
 そんな感情になるのは「大人らしくなくてカッコ悪い」と思ってしまって、ついつい、
 あんなこと別に何てことなかったと平気を装ったり、そもそも思い出さなかったりする。
 でも、実はしっかりと、心の底では引っかかってる・・・

 私は最近ふと、小学校2年生ぐらいのときの、すーっかり忘れてたある失敗を思い出しまして、
 そのことを思ったらもう悲しくて悲しくてしかたがない気持ちになったので驚きました。
 で、よく考えたら、それは容易に再チャレンジ可能だということに気づきまして、
 ここ四半世紀以上考えもしてなかったことを始めて、いま進行中です。
 それが何なのかは恥ずかしくて言えません。少なくとも実現するまでは。(笑)
 
 
 
 ではではまた〜。


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