Re: 2周年&370万語報告

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/14(17:31)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

684. Re: 2周年&370万語報告

お名前: 栄泉
投稿日: 2004/2/22(01:57)

------------------------------

ぷぷさん、始めまして。栄泉です。
2年で370万語読まれたということで、私が今1年で270万語ですので、
ぷぷさんの状況が参考になったのと、成る程と思う点があったので、投稿さ
せていただきました。

〉最初の100万語は4ヶ月と3週間、次の100万語は7ヶ月弱
〉その次はやっぱり7ヶ月くらいかかったかな・・・
〉だんだん延びてきているし、今回はたぶん8ヶ月くらいかかるかな・・・ 
〉けして読むのが遅くなってきているというのではなく(笑)
〉無理して読むことがなくなってきたのだと思います。
〉最初の100万語はちょっとキツかったです。日常生活に支障がありました。

この点は実に重要だと思うのです。多読はその名の通り、沢山読むことですが、
生活のリズムを崩して頑張っても良い結果は得られないという思いを最近特に
強く持っています。

多読が普及し始めたのは、たかだかこの1,2年なのですから、何百万語読め
ばどうなるという因果関係はまだはっきりしていないのが現状でしょう。ただ、
多く読むほど新しい境地が開けてくることは、タドキストなら誰でもが体で感
じとっていると思うんですね。

ということは、多読は長く続けることが大きなポイントになります。長く続け
るには、生活の一部にする必要があります。人によって差はあるでしょうが、
適性なペースというものがあるでしょう。例えば、1年で300万語以上とい
ったペースは長くは続けられないのでは?無理な生活はせいぜい1年半か2年
が限界でしょう。私の場合1年で300万語までは行ってませんが、それでも
今ちょっと疲れを感じているところです。

ぷぷさんの、自分の生活に合わせたペース調整は実にまっとうだと思うのです。

〉今は日本語の本も読むし(ずいぶん減ったけど)、気が向いたら英語のものも
〉読みます。ただの専業主婦で仕事で必要とかでは全然なく、留学の予定も
〉ないし、ぼんやりと趣味と憧れで読んでいる私には、このくらいがちょうどいいのだと思います。

そうです。その調子!

〉え、もちろん経済的だからすごいのではなく、2年前からいつか読もうと飾っていた
〉本がとうとう読めたことがすごい。ライラのシリーズは児童書ですが、書評でも
〉レベルが7,8,9とバラバラになっている。とにかく簡単なPBよりはよっぽど
〉難しいとは皆が認める本なわけです。これまでも何度か覗いてみたことがあ
〉ったの
〉ですが、いつも1ページ目でめまいがして、そのまま本棚にお帰りいただい
〉てました。それが350万語近くのときに覗いてみたら、そのままずうーと
〉読めてしまった。
〉あとは一気読み! とはいかず、なんせ長く難しい本なので、1冊一ヶ月く
〉らいかかって読みました。それでも途中で止めようと思わなかったです。

〉それで、私は分析的なことは苦手なのですが、今回感じたのは、確実に英語
〉読書のための「持久力」がついたことです。そもそもSSSの前は、レベル
〉3のGRを10分読むと眠くなっていました。ところが今回ライラの3巻を
〉読んでいて、ふと気がつくと2時間以上たっていた。しかも私はそれを1時
〉間くらいにしか感じてなくて、おかげでその日は銀行に行くはずだったのが
〉行けなくなってしまいました。

こういう、何百万語読んだら英語力がどうなったという検証(自覚といっても
いい)は大切だと思うのです。それが多読の目的だからです。
多読の要注意点は楽しむことがいつのまにか目的になってしまいがちなことで
すが、楽しむことはあくまで手段だと思うのです。

〉あと、やはり数字をあげたほうがわかりやすいでしょうか。子どもを生んで
〉しばらくして、全然勉強しないままに受けたトーイックでは、300点代後
〉半でした。SSSに出会うまでそれから2年くらいはあったので、SSSを
〉始めた時点での点数というわけにはいかないのですが、ちょこっとラジオ英
〉会話をかじったり通信教育をしてみたり、まったく効果が上がるほどのこと
〉はしていない自信があります。
〉また、SSSを初めてからは、これ以外の英語の勉強はなにもしていませ
〉ん。
〉それでもこんなところまでくることができました。

私も本当に多読だけでよいのかどうか考えをめぐらしていますが、これは簡単
に結論は出ないと思っています。

〉あああ、この方法を、あーーーんなに暇だった学生のころに知っていればなあ!

まったくですね。酒井先生がなぜもっと早くSSS3原則に到達できなかった
のかと悔しがっておられたのを思い出しました。
多読歴2年ということは、先頭集団のお一人だと思います。あとに続く我々の
ためにも今後とも宜しくお願いします。
どうもお邪魔しました。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[喜] 695. Re: 栄泉さん、ありがとうございます。

お名前: ぷぷ
投稿日: 2004/2/22(12:03)

------------------------------

栄泉さん、ありがとうございます。

そう、確かに私はこのHPができてすぐくらいからここに書き込ませて
いただいていて、そういう意味では先頭集団です。
でもその後、読む量からするととんでもない人達がたくさんでてきたので
その部分ではゆっくり組でしょうか。
そんな私の書き込みでも参考になったと言っていただけるのは
とても嬉しいです。

おっしゃるとおり、ペースも含めて、どの本を読むのかといったことも、
かなりの部分が最終的には個々人にまかされているのが、SSSの特徴
だと思います。その人なりに、レベルの低い本をたくさん読むか、早く
から難しい本を読むか、どちらがいいのかも人それぞれだし。

栄泉さんのペースも私からみると頑張りすぎです。疲れたと感じられる
なら、少しお休みしたり、ほかの趣味を楽しんでみたりすることが
必要な時期なのかもしれませんね。多読は山登りにたとえられることも
多いですが、山の天気だって影響するし(仕事が忙しいとか)、
自分なりのペースを自分でつかむ必要がありますよね。なんといっても
長く続けないことには効果もないのだし。

あと、効果といっても、多読の効果を客観的に計る方法がまだはっきり
していません。私がライラの本を読んだことも、一般的な意味では
全然ちゃんと読んでません。わからないところはどんどん飛ばしている
のですから。そんなこともまだまだこれから。自分なりに他の勉強法と
組み合わせたり、工夫の余地はたくさんあると思います。

また、必要な英語力のタイプも、ひとそれぞれなのでしょう。
仕事で必要なのか、英語を手段として他の勉強をしたいのか、英語圏で
生活したいのか、海外のメールフレンドが欲しいのか。

多読は英語の勉強の「核」になり得ると思うのですが、それをどう展開
するのか、それはその人の事情によるのでしょう。

なんだかとりとめのないレスになりましたが、
栄泉さんも、どうぞ自分なりに Happy Reading!


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.