Julieさん、ありがとうございます!

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/4/19(07:37)]

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2045. Julieさん、ありがとうございます!

お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/10(10:09)

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Julie、おひさしぶりです! すけさやママです。
お返事ありがとうございます。

〉杏樹さんに賛成!
〉わたしも戯曲は苦手だったんだけど、舞台や映画をみてから
〉楽しめるようになりました。

そうなんですかー。

〉たとえば、
〉「あんたなんかきらいよ」
〉「こっちこそ、お前みたいな女いやだよ」
〉「あんたなんか、短気で、単細胞で・・・」
〉「なんだと!」
〉(二人キスをする)
〉と書いてあったら、???なのですが、

わははは、このたとえ、面白い!さすがJulieさん。
しかも分かりやすい♪

〉お芝居になると、最初は喧嘩してたのに
〉だんだん役者さん同士の目と目があって、
〉恋する目になって、
〉でもクチではまだ憎まれグチをききながら
〉二人の距離が縮まって・・・となるわけです。

〉そして、その一連のシーンの中の、
〉どの台詞のあたりで二人が恋に落ちたかは、
〉演出家や役者、読者の解釈の自由です。
〉そういうところがねー、いろんなバージョンがあって、
〉謎解きみたいで楽しい。

なるほど、なるほどー。

〉シェークスピア劇入門で観るなら、アル・パチーノの映画
〉『リチャードを探せ』がいいです。
〉これは、『リチャード3世』というシェークスピアの芝居を
〉アル・パチーノが映画にすることになったという設定で、
〉舞台裏と映画のシーンが劇中劇の形で同時進行します。

〉これがねー、実にうまーく、『リチャード3世』を紹介していて、
〉歴史モノだし、人間関係入り組んでるし、
〉どうしたらお客さんにわかりやすく観てもらえるだろうと
〉アル・パチーノが悩んだり、
〉主人公はせむしでびっこの醜い悪党なんですが、
〉これをどの程度醜くするかとか、
〉イギリス英語の発音ができないと悩んで英国へ行って、
〉子どもたちの演じる『リチャード3世』を見学したりとか、
〉もー、この脚本を舞台にのせる上でのポイントが目白押しなんです!
〉解釈の分かれるところは、仲間たちと議論しあって、
〉その結果を劇中劇でみせてくれるし〜。

わあ、それは面白そうな映画ですね。
早速探してみます!
(あと、今彩の国劇場で蜷川幸雄のシェイクスピアシリーズやってるみたいなので、物色中なんです。)

〉英文科の授業でも、こういうふうに教えてくれたらいいのにねー。

そうですよねーまったく(ブツブツ・・・)。
でも、この年になって、シェイクスピアのやり直し(?)が楽しくできそうで、
とっても嬉しいっす!
ご紹介ありがとうございました!

(以前掲示板でいっぱい遊んでいただいて楽しかったなあと思い返してみると、
もう3年も経っている!時の経つのは早いですねえ・・・)


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2050. GRのハムレット

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/1/10(23:12)

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すけさやママさん、こんばんはー。Julie です。

〉わあ、それは面白そうな映画ですね。
〉早速探してみます!

アル・パチーノ自身、何度か舞台でリチャード3世を演じたことがあって、
そのときの、どう演じたらいいのだという悩みが、
ぎゅーっと結集したような映画です。
おもしろいよー。

〉(あと、今彩の国劇場で蜷川幸雄のシェイクスピアシリーズやってるみたいなので、物色中なんです。)

何年もかけて全作品をやるっていうやつですね。
わたしねー、これの『リア王』と『真夏の夜の夢』観たよー。
すんごい迫力だった。
真夏の夜の夢は、ガラスの仮面で予習ばっちりだったんだけど(爆)、
妖精の女王さまが白石加代子さんで、
能面みたいな顔(とコスチューム)で凄かった。
紅天女を演じてほしいと思っちゃった(笑)。

彩の国シェークスピア・シリーズ公式ブログ
http://blog.eplus.co.jp/shakespeare/

いや〜ん、全員男性で演じる『恋の骨折り損』なんて
おもしろそー。

〉(以前掲示板でいっぱい遊んでいただいて楽しかったなあと思い返してみると、
〉もう3年も経っている!時の経つのは早いですねえ・・・)

(わたしもいっぱい遊んでもらって楽しかった。今でもずっと
気持ちの中では、すけさやママさんと遊んでる気でいるよー)

追記:タイトルのGRのハムレットを書き忘れました(汗)

Black Cat というイタリアで出てるGRのシリーズで、CDつきのやつ。
すごいんだよー、役者が何人も出てきて、芝居仕立てになってるのー。
しかも言葉が音楽みたいで、retoldなのにシェークスピアのリズムなの。

アマゾンではなかなか扱ってないけど、
ネリーズさんでネット販売しています。YL2くらい。


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2053. Black Cat Publishing

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/11(07:52)

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僕が良く行く図書館に Black Cat Publishing の副読本が何十冊か揃っているので、手にとって眺めてみました。Peter Pan だけは通読しました。

西洋文学の有名作品が一通り、簡単な英語に直して収録してあります。どれも綺麗な挿し絵つきで、簡単な英語による注釈や解説がついています。欧州で英語を学んでいる中・高校生ぐらいが対象のようです。

Shakespeareも主要作品が入っています。将来Shakespeareの原書を読んでみたいと思っている人は、最初の目標を Black Cat の副読本にすると良さそうですね。

Black Cat の Shakespeare を何冊も読んで自信がついたら、杏樹さんが2049で挙げている Lamb の Tales from Shakespeare が次の目標として良いでしょうね。(いきなり Lamb に至ると言うより目標です。そのまえに準備として、19世紀の児童文学には慣れておいた方が良いです。Hawthorne の The Wonder book あたりが良いでしょう。)


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2058. Re: Black Cat Publishing

お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/11(15:36)

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Ryotasanさん、こんにちは。

〉Black Cat の Shakespeare を何冊も読んで自信がついたら、杏樹さんが2049で挙げている Lamb の Tales from Shakespeare が次の目標として良いでしょうね。(いきなり Lamb に至ると言うより目標です。そのまえに準備として、19世紀の児童文学には慣れておいた方が良いです。Hawthorne の The Wonder book あたりが良いでしょう。)

Black Cat、良さそうですね。
それとHawthorne の The Wonder bookというのが見つからないのですが、
どうやって調べたらよいでしょうか?何度もすみません。

それにしても、Ryotasanすごい博識でいらっしゃいますね。
Timeの記事ってなんだろうと思って、Ryotasanの過去記事もいろいろ見せていただきました。
そうしたら、私が最初にSaroyanを読んだきっかけが、
RyotasanのNEOさんへのお薦めを見たからだったと気がつきました!
このスレッドでもいろいろ教えていただいたし、二重にありがとうございます〜!!


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2064. Re: Black Cat Publishing

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/12(15:29)

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すけさやママさんの質問にお答えします。

〉Black Cat、良さそうですね。
〉それとHawthorne の The Wonder bookというのが見つからないのですが、
〉どうやって調べたらよいでしょうか?何度もすみません。

すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。

19世紀米国のロマンス作家 Nathaniel Hawthorne がギリシャ神話を子ども向けに脚色・翻案した本です。古典的な文章に慣れる準備に良いです。英文学を読むときに役立つギリシャ古典の知識も得られます。できればご自身で音読するか、上手な人の音読を聴くと、なお良いです。(ただし、物語と物語のあいだに繰り広げられる、語り手の大学生と子どもたちの対話は今ひとつなので、とばしても結構です。)

〉それにしても、Ryotasanすごい博識でいらっしゃいますね。
〉Timeの記事ってなんだろうと思って、Ryotasanの過去記事もいろいろ見せていただきました。

何十年も多読をしていれば誰でも知識は増えると思います。世の中には努力して達成できないこともあるし、楽しんで気長に続ければ達成できることもあります。僕のばあいは後者です。でも、知らないことは知らないと正直に言えるよう努力したいです。

〉そうしたら、私が最初にSaroyanを読んだきっかけが、
〉RyotasanのNEOさんへのお薦めを見たからだったと気がつきました!
〉このスレッドでもいろいろ教えていただいたし、二重にありがとうございます〜!!

一方通行の伝達ではなく、読書もコミュニケーションなんですね。
Have a good time.


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2066. 見つかりました!

お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/12(21:59)

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Ryotasanさん、こんばんは。

〉すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。

Scarlet LetterのHawthorneですね。
(学生時代にBlithedale Romanceの講義を受けた記憶が・・・)
こんな作品も書いてたんですね!興味深いです。

お手間をとらせて申し訳ありませんでした。
(ちゃんと自分で調べられなくてお恥ずかしいです・・・^^;)
ありがとうございました〜


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2070. Re: 見つかりました!

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/13(10:57)

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すけさやママさん、おはようございます。

〉〉すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。

〉Scarlet LetterのHawthorneですね。
〉(学生時代にBlithedale Romanceの講義を受けた記憶が・・・)
〉こんな作品も書いてたんですね!興味深いです。

そうです。代表作の The Scarlet Letter も、エマソンたちが参加していた実験農場での体験をもとにした The Blithedale Romance も僕は傑作だと思いますが、読書経験が相当に豊富な人でないと面白くは読めないと思います。内容も文章も、Hamletなみに難しいし、Shakespeareよりも大人の心理が重視されていると思います。

いきなり最高峰、というやりかたが文学の授業ではしばしば行なわれます。頻繁に上演される戯曲なら劇場やビデオで鑑賞できるからそれが入り口にもなり得ますが、読者への道案内としては不親切ですね。

ちなみに Wonder Book は Henry James が子どもの時に愛読したそうです。内容はファンタジーです。怪物の描写や、ペガサスの飛ぶ場面などが素晴らしいです。


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2057. Re: GRのハムレット

お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/11(15:35)

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Julieさん、こんにちは!

〉何年もかけて全作品をやるっていうやつですね。
〉わたしねー、これの『リア王』と『真夏の夜の夢』観たよー。
〉すんごい迫力だった。
〉真夏の夜の夢は、ガラスの仮面で予習ばっちりだったんだけど(爆)、
〉妖精の女王さまが白石加代子さんで、
〉能面みたいな顔(とコスチューム)で凄かった。
〉紅天女を演じてほしいと思っちゃった(笑)。

おおー、既に2つもご覧になってるんですね!

〉彩の国シェークスピア・シリーズ公式ブログ
〉http://blog.eplus.co.jp/shakespeare/

ブログもあるんだ・・・後でチェックしてみます〜

〉Black Cat というイタリアで出てるGRのシリーズで、CDつきのやつ。
〉すごいんだよー、役者が何人も出てきて、芝居仕立てになってるのー。
〉しかも言葉が音楽みたいで、retoldなのにシェークスピアのリズムなの。

〉アマゾンではなかなか扱ってないけど、
〉ネリーズさんでネット販売しています。YL2くらい。

わあ、楽しめそうですねー!!
YL2でCD付きなら多聴にも使えるかも?
(実は多聴やシャドーイングも挫折気味の私でした・・・^^;)
Ryorasanさんもお薦めのことですし、これは是非試してみなければ!

もう一つ、

〉多読して文学へ手が届くようになった頃に
〉大学で文学を学ぶと楽しそうだなあと本気で思います。

これ、最近ほんとうーーーーにそう思います!!!
大学に入る前、遅くとも学生時代に多読をしていれば、
講義も面白く聴けただろうに・・・と悔しくてたまりません!
(若い人たちにも教えてあげなきゃ、と思います)

とはいえ、これから大学に行くのは無理にしても、長い人生、今からでも自分で勉強しなおしたら
楽しいでしょうね。
多読は読書で楽しく英語を見につける方法というだけでなく、
文学の世界へ興味を持つきっかけになり得るなーと思います。

では〜


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2060. Re: GRのハムレット

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/1/11(18:58)

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すけさやママさん、こんばんはー!

〉わあ、楽しめそうですねー!!
〉YL2でCD付きなら多聴にも使えるかも?
〉(実は多聴やシャドーイングも挫折気味の私でした・・・^^;)
〉Ryorasanさんもお薦めのことですし、これは是非試してみなければ!

ネリーズさんのサイトのこれですよー。
http://www.nellies.jp/store/show_book.php?show_book=yes&isbn=8853000139

〉もう一つ、

〉〉多読して文学へ手が届くようになった頃に
〉〉大学で文学を学ぶと楽しそうだなあと本気で思います。

〉これ、最近ほんとうーーーーにそう思います!!!
〉大学に入る前、遅くとも学生時代に多読をしていれば、
〉講義も面白く聴けただろうに・・・と悔しくてたまりません!
〉(若い人たちにも教えてあげなきゃ、と思います)

うん、うん。大学3、4年になる前に、
文学に手が届くくらいまで多読していれば、
すごーーーーく面白いだろうなと思います!

〉とはいえ、これから大学に行くのは無理にしても、長い人生、今からでも自分で勉強しなおしたら
〉楽しいでしょうね。
〉多読は読書で楽しく英語を見につける方法というだけでなく、
〉文学の世界へ興味を持つきっかけになり得るなーと思います。

多読で文学♪
そういう意味でも、このスレッド、すごく興味深かったです。
ありがとうございました!


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