ゴンブリッチはウィーン出身。 Bless my homeland forever♪

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/4/28(06:27)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1709. ゴンブリッチはウィーン出身。 Bless my homeland forever♪

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/15(23:39)

------------------------------

杏樹さん、こんばんは。たかぽんです。

〉〉世界史超初心者の私が嬉しかった本・・・

〉〉ゴンブリッチ『若い読者のための世界史』、
〉〉その英語版 "A Little History of the World" であります。

〉〉[url:http://www.amazon.co.jp/gp/product/0300108834/249-7590965-1313903?v=glance&n=52033011]

〉〉小学生高学年?ぐらい対象な感じの世界史本です。
〉〉オリジナルは、のちに高名な美術史家となるゴンブリッチが、1935年、
〉〉25才のときに書いたものです。

〉こんな本があるとは!
〉「世界史クラブ」行きですね。
〉しかも「超初心者」のお墨付き。
〉執筆経過がまたおもしろい。

そうなんです。
超初心者がおすすめするのですから間違いありません。(笑)

6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。

(翌年結婚。彼女が、この本の序文を書いているLeonie Gombrichの祖母です。
 「彼が読み聞かせてくれてよかったわ。」とゴンブリッチ夫人は述懐します。
 「だってエルンストの書いた字ったら、とっても読みにくかったんですもの。」(笑))

〉〉ゴンブリッチはその後、イギリスに拠点を移し、偉大な学者になっていきます。
〉〉(1972年にはナイトに。)
〉〉彼の代表作"The Story of Art"は、美術史関係では世界で一番売れてる本なんだそうです。
〉〉(買ってみました。分厚いが、やさしい語り口で、面白い本です。)

〉これもおもしろそ〜〜。
〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?

完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??

〉〉ええ本でした。
〉〉根性無しの私が最後まで読みきれた世界史本は、これが初めてです・・・。

〉初めて?ジーン・フリッツは?

世界史の通史の本を最後まで読んだのは初めてでした。
日本語の本も含めて・・・。
教科書も最後まで読んだことなかったです。
(っていうか、どの教科も最後まで読んだ教科書というのが無いと思う・・・)

〉チャプターのタイトルがおもしろいですね。普通の歴史の時代区分とか人命とかじゃなくて。一体何が書いてあるんだろうって思いますねー。

そうでしょう♪

世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
という姿勢につらぬかれた本ですね。
(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)

〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。

おぉ。
akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
少しでも近づくべく精進いたします!
 
ではでは!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1711. エーデルワ〜イス♪

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/7/16(00:25)

------------------------------

たかぽんさん、こんばんは。

つい歌いそうになりました。

〉6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
〉午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
〉日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
〉「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
〉その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。

すごーい、ますますおもしろーい。

〉〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?

〉完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
〉ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??

ウィーンのユダヤ人ですか。英語読みでゴンブリッチ。ふむふむ。

〉世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
〉西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
〉文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
〉いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
〉日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
〉という姿勢につらぬかれた本ですね。
〉(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)

当事者のの迫力、ってますますおもしろそー。
たかぽんは今までどんな世界史の本を読んできたのでしょう。
「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。

〉〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。

〉おぉ。
〉akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
〉少しでも近づくべく精進いたします!

でもロマンス本だし…。
また面白い本を見つけたら教えてください。
そして世界史クラブで紹介している本も読んでみてください。

Happy Reading!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1712. Re: 取り急ぎここだけ横レスごめんなすって

お名前: ako
投稿日: 2006/7/16(02:58)

------------------------------

杏樹さん、たかぽんさん、こんばんは。

このところ、どういうわけかアチコチ同時進行で…(笑)
取り急ぎの横レス、ごめんなすって。

〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。

そうです! まさにそれ! (それを別の場所で杏樹さんに書いてた途中(笑))
まさに、これ、「英語が苦手」という人で言い換えることが可能です。

英語苦手の人が、次のように思っているとしたら、どうでしょう。
「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」

世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
こういう感じだと思いますね。 
かわいそうなアタシの世界史ちゃん。。。。

追伸
〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。

うまい!

世界史嫌いを生む元凶となる罪深〜〜い世界史本ってのは、
まさにその形容の通りですな。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1717. Re: はるばるお運びかたじけのうござんす

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/16(10:38)

------------------------------

akoさん、こんにちは。たかぽんです。

〉このところ、どういうわけかアチコチ同時進行で…(笑)
〉取り急ぎの横レス、ごめんなすって。

お忙しいですねー。(笑)
なんだか呼びつけたみたいで申し訳ないです。ありがとうございます。
それにしても雑誌に手を染めるとは、もはやカタギじゃあございませんね、ダンナ。(笑)
大カルタ大会が1位なんですねぇ。なるほど。法でもって権力に制限を
加えるという発想の源になるものですからねぇ。日本でも憲法改正とか言うてますけど、
政府が憲法を決めるんじゃなくて、国民が憲法を決めて政府の権力を制限するという
根本のところがいまいち感じられないですなぁ。マグナ・カルタを思い出さねばなりませんなぁ。

〉〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。

〉そうです! まさにそれ! (それを別の場所で杏樹さんに書いてた途中(笑))
〉まさに、これ、「英語が苦手」という人で言い換えることが可能です。

〉英語苦手の人が、次のように思っているとしたら、どうでしょう。
〉「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」

〉世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
〉こういう感じだと思いますね。 
〉かわいそうなアタシの世界史ちゃん。。。。

まさにその通りですね。
世界史のこと、そういうふうに思ってました。単語を暗記する科目だと。。。

まずは読んで(見て・聞いて)楽しむものなんですよね、世界史も。
あたりめぇのことなんですが、やーっとわかってきました。
アンラーンはたいへんだなぁ。。。

〉追伸
〉〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。

〉うまい!

〉世界史嫌いを生む元凶となる罪深〜〜い世界史本ってのは、
〉まさにその形容の通りですな。

ほんとにねぇ。
そういう本も、ある程度知ってる人には、整理になって良いと思うんですけどねー。
でも、教科書がいきなりあれでは、げんなりしてしまいますわね。
もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。
それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1720. Re: いやー、しばらくでござった

お名前: ako
投稿日: 2006/7/17(12:05)

------------------------------

たかぽんのダンナ、しばらくでございやした。

〉それにしても雑誌に手を染めるとは、もはやカタギじゃあございませんね、ダンナ。(笑)

ここ、メチャメチャ、うけたー 
いやはや、実のところシャバじゃぁ、まだまだMarvinやらStanleyやらZackやらといったガキどもに世話になってしのいでましてねぇ(笑)
楽しいモンですわ、幼稚園児や小学生に囲まれるってのは。

〉大カルタ大会が1位なんですねぇ。なるほど。

でかいカルタに審議中の法案を書いて、左右に分かれた議員が百人一首カルタ取り方式で決めるそうですな。うそです。

>法でもって権力に制限を
〉加えるという発想の源になるものですからねぇ。日本でも憲法改正とか言うてますけど、
〉政府が憲法を決めるんじゃなくて、国民が憲法を決めて政府の権力を制限するという
〉根本のところがいまいち感じられないですなぁ。マグナ・カルタを思い出さねばなりませんなぁ。

実にフォッサマグナですなぁ。。。(雰囲気雰囲気^^)

〉〉「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」
〉〉世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
〉〉こういう感じだと思いますね。 

〉まさにその通りですね。
〉世界史のこと、そういうふうに思ってました。単語を暗記する科目だと。。。

〉まずは読んで(見て・聞いて)楽しむものなんですよね、世界史も。
〉あたりめぇのことなんですが、やーっとわかってきました。
〉アンラーンはたいへんだなぁ。。。

いや〜〜、あっしの場合はそれが英語だったんですわー、ご同輩(笑)

おかげで2年ばかり、幼児の皆さんのパシリをさせて頂きましてね、
幼稚園のトイレ掃除などしてすっかり性根を入れ換えたわけでやすが、
おかげで口のききかたまで影響うけてしまいやした(笑)
最近やっと小学校に出入りさせてもらうようになりましてね、
今度は、英語をしゃべるジャイアンのパシリみたいなモンですわ。ははははは!

〉〉〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じ

〉そういう本も、ある程度知ってる人には、整理になって良いと思うんですけどねー。
〉でも、教科書がいきなりあれでは、げんなりしてしまいますわね。

いや、もう、まったくそのとおり!

〉もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。

教科書っていう立場の本も、制約が多くて気の毒な立場ではありますなぁ。
検定に逆らうのもおまんま食い上げ覚悟でっせ。

〉それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。

いやー、まさにそこですな。
条文に書いたモンを出さないと変えられない、という。
イギリスの慣習法ってのはたいしたもんですなー。ま、それはそれでアチラさんには別の問題もあるらしいっすけどね。
(一応、イギリスでシメた(笑))


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1721. Re: 固めの盃。

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/17(22:28)

------------------------------

割れへんがな。。

ako兄、おつとめご苦労さんでございやした。

ずずずいーっと、てめえ勝手に飛ばさせていただきやす。

〉実にフォッサマグナですなぁ。。。(雰囲気雰囲気^^)

恥ずかしながら、あっしはその昔、これをフォッサ「マグマ」だと思っておりやして、
あのあたりの地中ではグラグラ煮えたぎっており、いつか発作的にドカーンときて、
東西日本は別々の島になるものと信じておりやした。

〉おかげで2年ばかり、幼児の皆さんのパシリをさせて頂きましてね、
〉幼稚園のトイレ掃除などしてすっかり性根を入れ換えたわけでやすが、
〉おかげで口のききかたまで影響うけてしまいやした(笑)
〉最近やっと小学校に出入りさせてもらうようになりましてね、
〉今度は、英語をしゃべるジャイアンのパシリみたいなモンですわ。ははははは!

兄ぃはスネオですかい?

郷に入れ歯ポリで洗え。
As Romans do.
あ、ワシントンの入れ歯ネタはナルホド!でしたわ。なんか口元おかしいと思ってた。

〉〉もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。

〉教科書っていう立場の本も、制約が多くて気の毒な立場ではありますなぁ。
〉検定に逆らうのもおまんま食い上げ覚悟でっせ。

とか言うて、「最近の教科書はカラーなのかー!」と感動して、思わず買ってしまいやした。。。
煮るなり焼くなりしてくんな、兄ぃ!

〉〉それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。

〉いやー、まさにそこですな。
〉条文に書いたモンを出さないと変えられない、という。
〉イギリスの慣習法ってのはたいしたもんですなー。ま、それはそれでアチラさんには別の問題もあるらしいっすけどね。
〉(一応、イギリスでシメた(笑))

いろいろあるんでしょうねぇ。(知らないからごまかす。。)

また出入り(出入り?)のときはよろしく頼んますぜ!
ドロン!


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1716. パルナス パルナス パルナ〜ス♪

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/16(09:58)

------------------------------

単なる連想です。たしか日曜の朝だったような・・・。

杏樹さんこんにちは。たかぽんです。

〉つい歌いそうになりました。

でしょー。
サウンド・オブ・ミュージックは、つい歌いそうになる歌の宝庫ですねー。
あ、CD、早くお返しせねばなりません・・・。

〉〉6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
〉〉午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
〉〉日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
〉〉「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
〉〉その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。

〉すごーい、ますますおもしろーい。

6、7章って結構な量なので、毎週6週間つきあって聞いた彼女も偉いですね・・。
でも楽しい思い出のようです。

〉〉〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?

〉〉完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
〉〉ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??

〉ウィーンのユダヤ人ですか。英語読みでゴンブリッチ。ふむふむ。

そうそう。パリのアメリカ人のようなもの。(違う!)

〉〉世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
〉〉西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
〉〉文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
〉〉いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
〉〉日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉〉人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
〉〉という姿勢につらぬかれた本ですね。
〉〉(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)

〉当事者のの迫力、ってますますおもしろそー。
〉たかぽんは今までどんな世界史の本を読んできたのでしょう。
〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。

そうですね。まったくそうだと思います。間違ったイメージを持ってます・・・。

世界史っていうと、どうしても学校で習う世界史のイメージが強くて、
出来事と年号と人名と地名をとにかく憶えるものだという・・・。
それも、英語読みだとこうだけどラテン語読みだとこうだとか・・・。
そして、いちばんわずらわしいのは、なになに○世というやつです。
「ヘンリー8世6人の妻」はさすがに憶えましたが。(笑)

学校時代から抜けきらなくて、世界史をやるとなると、どうしても
通史的なものを目指してしまいます。全部できてなんぼやと・・・。
そうすると、いきなりたくさん読めないので、選択する本が、いきおい
教科書的なものになってしまいます。そりゃ事項羅列的になりますわね・・・。

その点、このゴンブリッチの本は、通史ではありますが、
網羅的ということをハナから目指してないので、羅列的にならず、
ひとつの物語として読めるので、とっても心地よいです。
("The Story of Art"の方もそういう感じ。)

〉〉〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。

〉〉おぉ。
〉〉akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
〉〉少しでも近づくべく精進いたします!

〉でもロマンス本だし…。
〉また面白い本を見つけたら教えてください。
〉そして世界史クラブで紹介している本も読んでみてください。

はーい。
全体がなんとなく頭に入ったので、世界史クラブ本から興味あるとこ選んで
読ませていただこうと思います♪ 
ありがとうございます。

〉Happy Reading!

杏樹様も!


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.