うちの母は

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/6(08:13)]

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153. うちの母は

お名前: れな
投稿日: 2004/6/22(21:05)

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杏樹さん、こんばんは。

〉えーっ!まさか…ギャグのつもりだったのに…。本当に?
〉最近ケイジバニストから脱出しようとして、できるだけカキコミしないように気を
つけているので、読んだだけで済まそうとしてました。でもどうしてもレスをつけたく
なってしまったのです。

すみませんお呼び立てして(笑)。
いえ、半分くらいは冗談です。でも、頭をよぎったのは事実(爆)。

〉でも中国語を習ったことがあるという人はけっこういるんですね。
多読までする人はまだ少ないですけれど。

私は第2外国語として1年だけやって挫折です(笑)が、うちの母は公民館サークルで
ずっとやっていて、そのサークルがつぶれてしまった後もNHKのラジオ講座だけは
聞き続けてます。今の韓国語ブームみたいな感じで中国語が流行ったときがありました
よね。母はその落とし子みたいなものです。でも、多読をすすめてみたら、「漢字だと
見るだけで結局わかっちゃうから別にいらない」と言われました。
まあ、目が弱くて日本語の本だって読みたいのに読める数が限られちゃう人なので、
強くすすめるのもどうかなー、と思ってその後は黙ってます。

〉へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。
〉西洋人には全くそういう考えがないんですか。確かにファンタジーには絶対悪があって、
それを滅ぼすという方向のものが多いですし、ディズニーもどれもこれも「勧善懲悪」
で終わってしまいます。
〉それに対して中国には陰陽思想がありますね。またバリ舞踊には魔女ランダと聖獣
バロンの戦いの踊りがありますが、これは決着がつかないのです。
〉しかもル・グインに東洋思想が入っているとは。

全くない、のかどうかはわからないんですが、基本は「白か黒か」らしいです。
ル・グィンに東洋思想が、っていうのはその筋では割と有名な話だったような。
言われてみるとなるほどと思います。「指輪」や「ナルニア」と較べると、その差は
明らかですよね。いえ、でも私は「指輪」派なんですが(笑)。

〉ますます読まなければいけない気になってきました。では「近いうちに読む本」
の候補にしておきます。

はいー。ぜひ読んでみてくださいね。
では、楽しい読書を。

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160. 両方

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/6/23(23:18)

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れなさん、こんにちは。

〉全くない、のかどうかはわからないんですが、基本は「白か黒か」らしいです。
〉ル・グィンに東洋思想が、っていうのはその筋では割と有名な話だったような。
〉言われてみるとなるほどと思います。「指輪」や「ナルニア」と較べると、その差は
〉明らかですよね。いえ、でも私は「指輪」派なんですが(笑)。

「指輪」派と「ゲド」派って分かれるんですか?私はどっちも好きですけど…。
両方好き、両方いい、という言うのがすでに東洋思想だったりして。
「指輪」と「ナルニア」なら「指輪」を取りますが…。
全くの異世界物語が好きなんです。
指輪物語も絶対悪が設定してありますが、単純に「やっつける」じゃない物語になっているのがいいと思います。なにしろ「やっつける」というより「小さい人」ホビットが小さな指輪を「捨てに行く」んですから。
そういえば、中山星香の書くファンタジーもトールキンの影響を受けていますが、「人間は光と闇の両方でできている」ことになっています。やはりそれも日本人だからでしょうかね。

それでは…。


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163. どちらも、は東洋人

お名前: れな
投稿日: 2004/6/24(21:35)

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杏樹さん、こんばんは。

アザラシ男のところでも、ためになる蘊蓄ありがとうございました。
とりあえず、こっちにお返事(笑)。

〉「指輪」派と「ゲド」派って分かれるんですか?私はどっちも好きですけど…。


ファンタジーとして素晴らしいのは認めるし、両方好きだけど、でも、どっちかと
言えば「指輪」、とか、どっちかと言えば「ゲド」とか、そういうレベルの話です(笑)。
そんなにあちこちで聞く話ではなくて、私の周りや、私の職場の先輩(英文科卒。
その筋の友人多し)の周りではそうだった、という感じのことなんですが。
でも、「ゲド(の方)が好き」と言う人が好む本の系列と、「指輪(の方)が好き」
と言う人が好む本の系列って、明らかに少し違って、それぞれの派内では
共通項があるんです。あ、どんな本? とまでは聞かないでくださいー。
あんまり覚えてないから(笑)。

〉両方好き、両方いい、という言うのがすでに東洋思想だったりして。

そうらしいです。そう書いてありました(笑)。

〉「指輪」と「ナルニア」なら「指輪」を取りますが…。
〉全くの異世界物語が好きなんです。

これはお仲間ですよね。当然、「ハリポタ」よりは「指輪」や「ゲド」。
最初から次元が違うと思ってる私は昔からのファンタジーファン(笑)。


〉指輪物語も絶対悪が設定してありますが、単純に「やっつける」じゃない物語になっているの
がいいと思います。なにしろ「やっつける」というより「小さい人」ホビットが小さな指輪を
「捨てに行く」んですから。

ええ。でもやっぱりあれは西洋人の書いたお話だなって思います。
大好きですけど、そう思います。

〉そういえば、中山星香の書くファンタジーもトールキンの影響を受けていますが、
「人間は光と闇の両方でできている」ことになっています。やはりそれも日本人だからでしょうかね。

ええとー、これは多分、元ネタがどこかにあるんだと、私はずっと思ってました。
追求したことはないですが、中山星香がこう書いたときに、別に新鮮にも思わなかったので、
知識として持っていたんだなと(笑)。で、それは、西洋系のファンタジーのどれか
なのだろうと思ってたんですねー。ちょっと思い出してみます。

あ、中山星香、私はすごくすごく古くからのファンです(笑)。
「はい、どうぞ」を雑誌上で読んだことがあるくらい。ああ、歳がばれるー。

ではでは。

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