Re: 最近読んだPB(その3)です

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/6(09:58)]

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140. Re: 最近読んだPB(その3)です

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/6/19(00:03)

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れなさん、こんにちは。

れなさんの紹介してくださるファンタジーの報告、いつも指をくわえて読んでます。私はまだまだ児童書ばっかりです。

〉1.ファンタジー系
〉ほほほほほほ。それでももちろん読んではいます。リベンジ始める前に読んでた分もあり
〉ますし、何もないなんてことはありませんよー。

やっぱりファンタジーがないと。
また、恋愛小説はけっこう好きな方ですが、「ハーレクイン」と聞くと敬遠してしまうのはなぜ?

でも途中をばっさりカットしましたが、今回これが気になります。
 
〉Richard E. Nisbett
〉"The Geography of Thought : How Asians and Westeners Think Differently … and Why"
〉48800 LV9 ★★★★

〉議論好き、比較文化論好きの皆様に捧げる、スペシャルな1冊(笑)。

…私のため…?

〉今回、「なんとかこれを読み終わってから」と思っていたら、大変な時間がかかりました。
〉アマゾンのPB新刊コーナーで何度となくおすすめされていたので、ご覧になられた方も
〉多いのでは? PBなんですが、社会心理学系の専門書です。英文そのものはそんなに難しく
〉ないですが、がんがん読めるかって言われると、私は読めませんでしたー。こういう本を
〉「24時間以内配送」にしてるアマゾンって一体………?

〉さてここに、1枚の絵があります。一番下に牛。左上には鶏、右上には草。「一緒に
〉するのはどっち?」と聞かれたら、あなたは鶏と草、どちらを選びますか?

〉え? 私はもちろん「草」です。牛と言えば草ですよね。この本によると、どうも
〉東洋人は迷うことなく「草」を選ぶらしいです。そして、西洋人は迷うことなく「鶏」
〉を………。

〉鶏? 百歩譲って馬や羊なら一緒にしてもいいけど、鶏?

〉西洋人は、物事をすべてカテゴライズしてとらえるのだそうです。だから、「家畜」
〉つながりで牛と鶏は仲間。東洋人は「つながり」で物事をとらえるので「牛は草を食べる」。

〉なんというか、意外を通り越して、「マジ?」みたいな(笑)。
〉この本は西洋人の書いた本なので、東洋人の私には結構腹立たしい部分もあったのですが、
〉著者がいちいち驚いたように報告する東洋人の考え方と、それと比較されている西洋人の
〉考え方を読むと、「ああ、そういうことだったのか」と思うことがたくさんありました。

おもしろいですね。著者がいちいち東洋的発想に驚く、というのはいただけない気がしますが。

〉今まで読んできた小説の中で、どうしてそういう考え方が出てくるのかわからなかった
〉ようなことも、なんとなく理解できるような気持ち。これ1冊を鵜呑みにするのは危険です
〉が、参考にはなりますねー。ちょっと難しいですが、おすすめです。
〉言語による思想の違いについてもちょっと書かれています。でも、この本の中では、
〉あまりメインの話にはなっていませんでした。

ますますおもしろそう。

〉ちなみに、この本を読む場合には、「辞書は標準装備」が良いでしょう(笑)。それも、
〉和英(爆)。なぜなら、この本はこうした違いのルーツを、西洋人のそれはギリシャ哲学に、
〉東洋人のそれは中国哲学に置いていて、ギリシャはともかく中国のそれは、日本人なら
〉漢字で見れば一目瞭然、っていうようなわけがわからない単語が頻出するからです。
〉中国史、中国思想史に詳しい方以外は、辞書引いちゃった方が断然お得。いえ、でも、
〉面倒くさがりの私はあんまり引きませんでした(笑)。だから、いまいちです。

中国史〜〜!
もう、これは私に読めといっているような本ではありませんか!
いや、私のために報告してくれたに違いない!
(すみません、ハイテンションになってます)

〉それにしても、読み終わって「でも、西洋人側からだけじゃやっぱりだめよねー。
〉この中で共同研究してる日本人(や中国人、韓国人)の論文も探して読まないと完全
〉には理解できないんじゃないかなー」とか思ってしまった私はやっぱり全体を見ないと
〉気が済まない東洋人? それとも、科学的根拠を求める西洋思考?

私に読めるかどうかが一番の懸念ですが、この本を読んで思うところをぐちゃぐちゃ書いてみたくなるかも…。

それでは面白い本の紹介、ありがとうございました。


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143. 実はそうです(笑)

お名前: れな
投稿日: 2004/6/19(22:44)

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杏樹さん、こんばんは。れなです。
レスありがとうございました。

〉れなさんの紹介してくださるファンタジーの報告、いつも指をくわえて読んでます。
私はまだまだ児童書ばっかりです。

ええとー、私からすると、児童書の方が難しいですー。
大人向けの本の方がいろんな意味で読みやすい気がします。なんだか、少ない言葉ですべてを
理解しようとすると、言葉を意識し過ぎちゃう感じ。だから、児童書を何冊も続けて読む
ことはしてないですー。PBだったら、そのまま続けて何冊も(?)読むんですけどね。


〉また、恋愛小説はけっこう好きな方ですが、「ハーレクイン」と聞くと敬遠してしまうのはなぜ?

ハーレクインを敬遠してしまう理由は、私としては

1.表紙が恥ずかしい
2.誰がどう見ても「ハーレクイン読んでるな」とわかる装丁が嫌
3.ハーレクインの男性像が私にはあんまり魅力的じゃない

あたりがあげられます。いえ、以前はそれでも結構読んでた(笑)んですけどね。
最近は文庫で色々出るようになったので、そっちで読んでることが多いです。
洋書読みになって、冊数は激減してるんですけどねー。時間が足りないから。


〉今回これが気になります。
〉 
〉〉Richard E. Nisbett
〉〉"The Geography of Thought : How Asians and Westeners Think Differently … and Why"
〉〉48800  LV9  ★★★★
〉〉議論好き、比較文化論好きの皆様に捧げる、スペシャルな1冊(笑)。

〉…私のため…?

ふふっ、そうです。この本を読んでるとき、杏樹さんをはじめとする何人かの方の
お名前(お顔は存じ上げないのでお名前の字面)が私の心をよぎったのでございます(笑)。
良かったー、気付いていただけて(爆)。

そうですね、杏樹さんなら楽勝かも。ピンインの名前が漢字で思い浮かぶだけでも楽さが
全然違うと思います。後は心理学系の専門用語ですが、そちらもその手の本を読んでる方なら
大丈夫かと。私は大学時代には結構たくさん(心理学の方。中国語は1年で挫折)読んでい
ましたが、最近はあんまりでしたので、まあ、中くらいのわからなさ(?)でしたねー。

ということで、ぜひお試しください。

で、どういう風に応用するか、なんですが、例えば、ル・グィン。
以前から「東洋思想が入っている」と聞いていましたが、もともと東洋人の私には、どこから
どこまでが東洋で、どこからがそうでないのかがわかりませんでした。
でも、この本の考え方に従うなら、ゲド戦記は最初の「エアの創造」からすでに東洋思想
なんですね。

 ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ
 飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに

どちらかを選ぶのではなく、2つの概念が争うのではなく、両方あってこそ、という考え方。
これって、西洋にもあるのかと思っていましたが、どうもそうではないらしいんですね。
私は自分で書いてても嘘じゃないかと思っちゃいますけど、当の西洋人がそう言ってるって
ことは、実際にあまりされない考え方なのでしょう。

という感じで、なかなか新鮮でした。ものすごくたくさん参考文献リストがついていました
ので(でも、日本語の文献のローマ字表記がものすごくいいかげんなのがちょっと嫌)、
そのうちもっと追いかけてみたいと思います。


〉私に読めるかどうかが一番の懸念ですが、この本を読んで思うところをぐちゃぐちゃ
書いてみたくなるかも…。

あんまり細部にこだわらなければ読めると思いますよー。大丈夫。
読みにくい部分もありますが、まあ、そこはそれということで(笑)。

ではでは、楽しい読書を。

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151. ・・・うそ・・・

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/6/22(00:36)

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れなさん、こんにちは。

〉〉れなさんの紹介してくださるファンタジーの報告、いつも指をくわえて読んでます。
〉私はまだまだ児童書ばっかりです。

〉ええとー、私からすると、児童書の方が難しいですー。
〉大人向けの本の方がいろんな意味で読みやすい気がします。なんだか、少ない言葉ですべてを
〉理解しようとすると、言葉を意識し過ぎちゃう感じ。だから、児童書を何冊も続けて読む
〉ことはしてないですー。PBだったら、そのまま続けて何冊も(?)読むんですけどね。

やっぱり児童書の方が難しい、ということがあるんですね。

〉〉〉Richard E. Nisbett
〉〉〉"The Geography of Thought : How Asians and Westeners Think Differently … and Why"
〉〉〉48800 LV9 ★★★★
〉〉〉議論好き、比較文化論好きの皆様に捧げる、スペシャルな1冊(笑)。

〉〉…私のため…?

〉ふふっ、そうです。この本を読んでるとき、杏樹さんをはじめとする何人かの方の
〉お名前(お顔は存じ上げないのでお名前の字面)が私の心をよぎったのでございます(笑)。
〉良かったー、気付いていただけて(爆)。

えーっ!まさか…ギャグのつもりだったのに…。本当に?
最近ケイジバニストから脱出しようとして、できるだけカキコミしないように気をつけているので、読んだだけで済まそうとしてました。でもどうしてもレスをつけたくなってしまったのです。

〉そうですね、杏樹さんなら楽勝かも。ピンインの名前が漢字で思い浮かぶだけでも楽さが
〉全然違うと思います。後は心理学系の専門用語ですが、そちらもその手の本を読んでる方なら
〉大丈夫かと。私は大学時代には結構たくさん(心理学の方。中国語は1年で挫折)読んでい
〉ましたが、最近はあんまりでしたので、まあ、中くらいのわからなさ(?)でしたねー。
〉ということで、ぜひお試しください。

現代中国語のピンインなら調べようと思えばできそうです。Jean Fritzみたいにピンイン表記が確立していない時代に中国に行った体験を書いている人の表記は調べるのが大変ですけど。
でも中国語を習ったことがあるという人はけっこういるんですね。多読までする人はまだ少ないですけれど。

〉で、どういう風に応用するか、なんですが、例えば、ル・グィン。
〉以前から「東洋思想が入っている」と聞いていましたが、もともと東洋人の私には、どこから
〉どこまでが東洋で、どこからがそうでないのかがわかりませんでした。
〉でも、この本の考え方に従うなら、ゲド戦記は最初の「エアの創造」からすでに東洋思想
〉なんですね。

〉 ことばは沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそあるものなれ
〉 飛翔せるタカの、虚空にこそ輝ける如くに

〉どちらかを選ぶのではなく、2つの概念が争うのではなく、両方あってこそ、という考え方。
〉これって、西洋にもあるのかと思っていましたが、どうもそうではないらしいんですね。
〉私は自分で書いてても嘘じゃないかと思っちゃいますけど、当の西洋人がそう言ってるって
〉ことは、実際にあまりされない考え方なのでしょう。

へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。
西洋人には全くそういう考えがないんですか。確かにファンタジーには絶対悪があって、それを滅ぼすという方向のものが多いですし、ディズニーもどれもこれも「勧善懲悪」で終わってしまいます。
それに対して中国には陰陽思想がありますね。またバリ舞踊には魔女ランダと聖獣バロンの戦いの踊りがありますが、これは決着がつかないのです。
しかもル・グインに東洋思想が入っているとは。

〉という感じで、なかなか新鮮でした。ものすごくたくさん参考文献リストがついていました
〉ので(でも、日本語の文献のローマ字表記がものすごくいいかげんなのがちょっと嫌)、
〉そのうちもっと追いかけてみたいと思います。

〉〉私に読めるかどうかが一番の懸念ですが、この本を読んで思うところをぐちゃぐちゃ
〉書いてみたくなるかも…。

〉あんまり細部にこだわらなければ読めると思いますよー。大丈夫。
〉読みにくい部分もありますが、まあ、そこはそれということで(笑)。

ますます読まなければいけない気になってきました。では「近いうちに読む本」の候補にしておきます。

それでは…。


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153. うちの母は

お名前: れな
投稿日: 2004/6/22(21:05)

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杏樹さん、こんばんは。

〉えーっ!まさか…ギャグのつもりだったのに…。本当に?
〉最近ケイジバニストから脱出しようとして、できるだけカキコミしないように気を
つけているので、読んだだけで済まそうとしてました。でもどうしてもレスをつけたく
なってしまったのです。

すみませんお呼び立てして(笑)。
いえ、半分くらいは冗談です。でも、頭をよぎったのは事実(爆)。

〉でも中国語を習ったことがあるという人はけっこういるんですね。
多読までする人はまだ少ないですけれど。

私は第2外国語として1年だけやって挫折です(笑)が、うちの母は公民館サークルで
ずっとやっていて、そのサークルがつぶれてしまった後もNHKのラジオ講座だけは
聞き続けてます。今の韓国語ブームみたいな感じで中国語が流行ったときがありました
よね。母はその落とし子みたいなものです。でも、多読をすすめてみたら、「漢字だと
見るだけで結局わかっちゃうから別にいらない」と言われました。
まあ、目が弱くて日本語の本だって読みたいのに読める数が限られちゃう人なので、
強くすすめるのもどうかなー、と思ってその後は黙ってます。

〉へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。
〉西洋人には全くそういう考えがないんですか。確かにファンタジーには絶対悪があって、
それを滅ぼすという方向のものが多いですし、ディズニーもどれもこれも「勧善懲悪」
で終わってしまいます。
〉それに対して中国には陰陽思想がありますね。またバリ舞踊には魔女ランダと聖獣
バロンの戦いの踊りがありますが、これは決着がつかないのです。
〉しかもル・グインに東洋思想が入っているとは。

全くない、のかどうかはわからないんですが、基本は「白か黒か」らしいです。
ル・グィンに東洋思想が、っていうのはその筋では割と有名な話だったような。
言われてみるとなるほどと思います。「指輪」や「ナルニア」と較べると、その差は
明らかですよね。いえ、でも私は「指輪」派なんですが(笑)。

〉ますます読まなければいけない気になってきました。では「近いうちに読む本」
の候補にしておきます。

はいー。ぜひ読んでみてくださいね。
では、楽しい読書を。

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160. 両方

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/6/23(23:18)

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れなさん、こんにちは。

〉全くない、のかどうかはわからないんですが、基本は「白か黒か」らしいです。
〉ル・グィンに東洋思想が、っていうのはその筋では割と有名な話だったような。
〉言われてみるとなるほどと思います。「指輪」や「ナルニア」と較べると、その差は
〉明らかですよね。いえ、でも私は「指輪」派なんですが(笑)。

「指輪」派と「ゲド」派って分かれるんですか?私はどっちも好きですけど…。
両方好き、両方いい、という言うのがすでに東洋思想だったりして。
「指輪」と「ナルニア」なら「指輪」を取りますが…。
全くの異世界物語が好きなんです。
指輪物語も絶対悪が設定してありますが、単純に「やっつける」じゃない物語になっているのがいいと思います。なにしろ「やっつける」というより「小さい人」ホビットが小さな指輪を「捨てに行く」んですから。
そういえば、中山星香の書くファンタジーもトールキンの影響を受けていますが、「人間は光と闇の両方でできている」ことになっています。やはりそれも日本人だからでしょうかね。

それでは…。


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163. どちらも、は東洋人

お名前: れな
投稿日: 2004/6/24(21:35)

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杏樹さん、こんばんは。

アザラシ男のところでも、ためになる蘊蓄ありがとうございました。
とりあえず、こっちにお返事(笑)。

〉「指輪」派と「ゲド」派って分かれるんですか?私はどっちも好きですけど…。


ファンタジーとして素晴らしいのは認めるし、両方好きだけど、でも、どっちかと
言えば「指輪」、とか、どっちかと言えば「ゲド」とか、そういうレベルの話です(笑)。
そんなにあちこちで聞く話ではなくて、私の周りや、私の職場の先輩(英文科卒。
その筋の友人多し)の周りではそうだった、という感じのことなんですが。
でも、「ゲド(の方)が好き」と言う人が好む本の系列と、「指輪(の方)が好き」
と言う人が好む本の系列って、明らかに少し違って、それぞれの派内では
共通項があるんです。あ、どんな本? とまでは聞かないでくださいー。
あんまり覚えてないから(笑)。

〉両方好き、両方いい、という言うのがすでに東洋思想だったりして。

そうらしいです。そう書いてありました(笑)。

〉「指輪」と「ナルニア」なら「指輪」を取りますが…。
〉全くの異世界物語が好きなんです。

これはお仲間ですよね。当然、「ハリポタ」よりは「指輪」や「ゲド」。
最初から次元が違うと思ってる私は昔からのファンタジーファン(笑)。


〉指輪物語も絶対悪が設定してありますが、単純に「やっつける」じゃない物語になっているの
がいいと思います。なにしろ「やっつける」というより「小さい人」ホビットが小さな指輪を
「捨てに行く」んですから。

ええ。でもやっぱりあれは西洋人の書いたお話だなって思います。
大好きですけど、そう思います。

〉そういえば、中山星香の書くファンタジーもトールキンの影響を受けていますが、
「人間は光と闇の両方でできている」ことになっています。やはりそれも日本人だからでしょうかね。

ええとー、これは多分、元ネタがどこかにあるんだと、私はずっと思ってました。
追求したことはないですが、中山星香がこう書いたときに、別に新鮮にも思わなかったので、
知識として持っていたんだなと(笑)。で、それは、西洋系のファンタジーのどれか
なのだろうと思ってたんですねー。ちょっと思い出してみます。

あ、中山星香、私はすごくすごく古くからのファンです(笑)。
「はい、どうぞ」を雑誌上で読んだことがあるくらい。ああ、歳がばれるー。

ではでは。

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