Re: ブラティスラヴァ世界絵本原画展(〜8月28日まで):千葉にて

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/5(06:30)]

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1060. Re: ブラティスラヴァ世界絵本原画展(〜8月28日まで):千葉にて

お名前: のんた
投稿日: 2005/8/15(14:40)

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成雄さん、こんにちはぁ!!

〉こんにちは、成雄です。
〉あと2週間で終わってしまいますが、
〉素敵な絵本原画展に行ってきたので報告と紹介です。

すばらしい情報ありがとうございます。
原画って本当に「ナマモノ」って感じで、なんていうか、呼吸しているような、絵本になる前のみずみずしさにみちていますよねぇ。
でも、なかなか見られるチャンスはないんですよね、これが。

〉この絵本原画展は、ボローニャ国際絵本原画展に並ぶ世界規模の原画展で、
〉第19回展、2003年9-10月では、38ヶ国、311人が参加。
〉グランプリ   1名
〉金のリンゴ賞 5名 :スロヴァキアの昔話に用いられるモチーフとのこと
〉金牌      5名

〉で、グランプリに日本の出久根育(でくね いく)が受賞。
〉受賞作品は『あめふらし』
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894192462/]

 ほぉ〜〜〜!出久根氏が、とうとうグランプリを・・・・!
 彼の絵本は数冊持っています。特に梨木香歩とのペアの絵本が
大好きです。悲哀と暗さの奥に優しさとそこを渡る風を感じます。

〉日本人の歴代受賞者
〉第1回 瀬川康夫 『ふしぎなたけのこ』
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834000680/]  表紙の画像なし

瀬川氏は、日本の絵本作家の老舗というか、代表的な方ですよね。
さすが第一回!

〉第17回 中辻悦子 『よるのようちえん』
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834015394/]

 これは、ちょっと不思議な写真の世界。絵本として斬新ですよね。

〉第4部 過去の受賞者の作品から広がる絵本の世界の紹介 9人、101点+118冊
〉このパートで、
〉安野光雅の装丁した本118冊全部の実物の表紙を展示してあります。
〉これがひとつの目玉かも。

 おぉぉ、それは、すばらし〜〜〜!!!

〉酒井駒子、松本州平、田中清代、これが私のお気に入り。

 酒井駒子、私も大ファンです!!!
 どの作品をごらんになったのでしょうか?
 みていない作品がありましたら、絵本の会にお持ちしますよぉ!!
 「ロンパーちゃん」 「ぼくおかあさんのこと」
 「きつねのかみさま」「よるくま」「赤いろうそくと人魚(これは児童書挿絵)」
 田中清代さんのは、「いってかえって星から星へ」という楽しい絵本を
 持っています。これ、最後からまたひっくりかえってページをもとに戻れるお話になっているんですよ。
 
〉あと、クレイアートを写真にとって絵本にしている技法を紹介していて絵本にした実物のクレイアートもあります。
〉2人の作品を1点ずつ。そのうちの1冊ですが、これが絵本にするとなんと色が違ってしまっているんですよ!!
〉なんて残念?な印刷なんだ!!

 本当に、版によっても色がまったく違ったり、けっこうありますよね。
特に原画をみると、その差にちょっとがっかりな。
 でもまぁ、それも絵本普及の宿命か・・・?
 原画を手に入れるわけにはいかないですもんね。
 でも、日本の印刷技術は、海外の絵本作家には評判いいらしいです。
かなり、本来の色を出してくれると。

 うーーん、なんとかして、休暇をとって行くしかないなぁ・・・。
 成雄さん、詳しい情報ありがとうございました。成雄さんの丁寧な
 投稿にはいつも感謝しております。

 ではでは。


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[賛成] 1061. Re: ブラティスラヴァ世界絵本原画展(〜8月28日まで):千葉にて

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/8/15(22:48)

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成雄さん、のんたさん、こんばんは!

〉成雄さん、こんにちはぁ!!

〉〉こんにちは、成雄です。
〉〉あと2週間で終わってしまいますが、
〉〉素敵な絵本原画展に行ってきたので報告と紹介です。

〉すばらしい情報ありがとうございます。
〉原画って本当に「ナマモノ」って感じで、なんていうか、呼吸しているような、絵本になる前のみずみずしさにみちていますよねぇ。
〉でも、なかなか見られるチャンスはないんですよね、これが。

「ナマモノ」とはよく言った! と思って、横はいり・・・
ほんとにそうですよね。原画はぜひどなたも一度は見ると
いいと思うな。

〉 うーーん、なんとかして、休暇をとって行くしかないなぁ・・・。
〉 成雄さん、詳しい情報ありがとうございました。成雄さんの丁寧な
〉 投稿にはいつも感謝しております。

ぼくも行かれそうもない・・・
うまくいったら行きます。

ボローニャは20年も前から行きたい、あこがれの町です。
あ、絵本原画展を見に行きたいのです。うんべると・エーコの
いるボローニャ大学も見たいけど・・・

成雄さん、ぼくからも、いつもありがとう!


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1062. Re: ブラティスラヴァ世界絵本原画展(〜8月28日まで):千葉にて

お名前: 成雄 http://nariosky.blog12.fc2.com/
投稿日: 2005/8/15(23:19)

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のんたさん、酒井先生、みなさん、こんばんわ。成雄です。

ちょっとだけ、補足。
酒井駒子(さかい こまこ)の絵本原画は 『赤い蝋燭(ろうそく)と人魚』 です。
10cm×10cmぐらいの小さい原画が3点。
絵本はこの原画のサイズと同じぐらいのサイズだったと思います。
でも、やっぱり原画は色の深みが違う。当たり前ですが。

日本語の絵本でしたが、1冊まるまる読んでしまいました (笑)
私はその後、彼女が「オオカミ族の少年」という日本語訳の本の挿絵を描いているのを
本屋のPOPで見つけました (笑)

出久根 育のグランプリ作品の原画は7点です。

安い価格で触れられる「絵本」ということを理解したうえで、
機会があれば、これからもいろいろな原画展を見てみたいと強く思わせる
展覧会でした。

ではでは


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1063. 行って来ました。

お名前: のんた
投稿日: 2005/8/23(17:49)

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成雄さん、みなさん、こんにちは。
休暇をとってはるばる行ってまいりました。
往復三時間かかるので、ゆっくり見るとまではいきませんでしたが、
行って大正解!!

あぁ、やっぱり原画はすごいなぁ。あの色、色、色!!!
特に出久根さんの激しいコントラストの「赤」が目をひきました。
家に帰って、うちにある「あめふらし」をもう一度みると、
その美しさが・・・・・。
 あぁ、なんてもったいないんだぁ〜〜〜。

 そして、そして、もっとも感激したのは、
私の大好きな、ビネッテ、シュレーダー
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001105764/qid=1124785618/sr=1-6/ref=sr_1_10_6/249-8324721-6614736]
の原画が展示してあったこと!!!
 思いがけなかったので本当に大感激でした!!
 私が小学生の頃、居候していた年上の従兄弟が置いていった洋書[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3314000057/qid=1124786712/sr=1-12/ref=sr_1_2_12/249-8324721-6614736]
があり、それが、私が初めて出会った洋書絵本だったのです。
 ずっと、その日本絵本にはない作風にあこがれていたのですが、
 その作家の原画を見られるなんて・・・。本当に幸せ〜〜。

 成雄さん、チケット譲ってくださったニアさん、ありがと〜〜〜〜!!

取り急ぎ、御礼まで。


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[喜] 1065. Re: 行って来ました。

お名前: 成雄 http://nariosky.blog12.fc2.com/
投稿日: 2005/8/23(23:07)

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のんたさん、みなさん、こんにちは。成雄です。

〉成雄さん、みなさん、こんにちは。
〉休暇をとってはるばる行ってまいりました。
〉往復三時間かかるので、ゆっくり見るとまではいきませんでしたが、
〉行って大正解!!

それはなによりでした (笑)
遠い所へ行って、ハズレだったらガックリきますからね。交通費だって大変だし。

〉あぁ、やっぱり原画はすごいなぁ。あの色、色、色!!!
〉特に出久根さんの激しいコントラストの「赤」が目をひきました。
〉家に帰って、うちにある「あめふらし」をもう一度みると、
〉その美しさが・・・・・。
〉 あぁ、なんてもったいないんだぁ〜〜〜。

出久根 育の描く色は深いです。ググ〜っと、吸い込まれそうです。
絵本を見てから原画を見るのが嬉しさ100倍で、逆だと悲しさに…。

〉 そして、そして、もっとも感激したのは、
〉私の大好きな、ビネッテ、シュレーダー
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001105764/qid=1124785618/sr=1-6/ref=sr_1_10_6/249-8324721-6614736]
〉の原画が展示してあったこと!!!
〉 思いがけなかったので本当に大感激でした!!
〉 私が小学生の頃、居候していた年上の従兄弟が置いていった洋書[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3314000057/qid=1124786712/sr=1-12/ref=sr_1_2_12/249-8324721-6614736]
〉があり、それが、私が初めて出会った洋書絵本だったのです。
〉 ずっと、その日本絵本にはない作風にあこがれていたのですが、
〉 その作家の原画を見られるなんて・・・。本当に幸せ〜〜。

〉 成雄さん、チケット譲ってくださったニアさん、ありがと〜〜〜〜!!

〉取り急ぎ、御礼まで。
 
そうなんですかぁ。
それはよかったですね。 

そして、
私も、もう1回この展覧会を観ることができました。
私にもチケットを譲ってくれたニアさん、ありがとうございました。

2回目は落ち着いて観れました。
酒井駒子の作品は10cm×10cmの大きさではなく、20cm×20cmぐらいありました (^_^;)
適当な報告をしてスミマセン。
最初に観たときにはそれくらい小さく感じていたのでした。
もっと丁寧にメモをとればよかったです。そのあたりは反省。

絵本の原画展を観ると、
本当に印刷と原画の色、質感の違いにはビックリします。
それでも、原画を知らないときから、絵本を読んで感動していたのですから
絵本というのはとても力強いものを持っているのだと、実感します。

いまは絵本を読みながら、「この原画が見たい!」などと、
ぜいたくな気分になりながら絵本を楽しんでいます。

のんたさん、お忙しいなか、報告していただいてありがとうございました。

ではでは


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