SSS多読通信 第18号 (2004/2/12)

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73. SSS多読通信 第18号 (2004/2/12)

お名前: くいめい
投稿日: 2004/2/12(00:54)

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      SSS多読通信 第18号 (2004/02/12)

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【1】今週の100万語通過者 (2/2-2/8)
【2】今週のお薦め本 スポーツ特集第2弾 サッカー  
【3】今週の特選投稿   
【4】編集者コーナー
【5】SSS News      2月の講演会のお知らせ
【6】編集委員コーナー
                       担当:くいめい【1〜5】
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【1】今週の100万語通過者 (2/2-2/8)
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 今週の100万語通過報告は4名でした。おめでとうございます!
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■えっちゃんさん
 リスニング力が随分付いたと思います。やさしいレベルの多読を続けたこと
で、英語の語順でスムーズに頭に入るようになってきたことと、児童書の飛ば
し読み効果で、飛ばし聞きがある程度できるようになったからだと思います。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2869]
……………………………………………………………………………………………
■Sayさん
 多読を始めて良かった点は、文章の構造を解析せずに英文を読めるように
なったということ、また辞書を引くことによる中断が避けられて、読書に集中
できるという点です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2885]
……………………………………………………………………………………………
■KANOさん
 皆さんのお陰で、今まで全く知らなかった素敵な本にたくさん出会えたこと
が、一番の喜びです。気に入った作家や本をあげたらきりが無いのですが、
Jacqueline Wilson はとても印象に残っています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2891]
……………………………………………………………………………………………
■ぐらんとさん
 「辞書を使わずわからないところは飛ばしたって本は楽しめる」「GRを読ん
だことで名作・古典に触れる機会が持てた(日本語版だったら決して読むこと
はなかったと思う)」この2つはSSS多読の一番の良さです。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2902]
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【2】今週のお薦め本  スポーツ特集 第2弾はサッカー!
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 今週はサッカーがテーマのやさしい本を集めてみました。
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■Soccer Game! (Hello Reader! Level 1) 総語数60語 YL0.3
……………………………………………………………………………………………
 子供たちがサッカーを楽しんでいる様子が1ページ1行の英文で書かれてい
ます。サッカーの基本的な言葉が一通り出てきます。 
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S101263]
……………………………………………………………………………………………
■Froggy Plays Soccer (Puffin Books) 総語数579語 YL0.7
……………………………………………………………………………………………
 かえるのFroggyはサッカーの試合にわくわくしていました。ユニフォームも
着て、「手は使わない」というルールも確認して準備OK。でもいざ試合が始ま
ると・・・。ユーモアあふれる楽しいお話です。Froggyの表情がかわいい!
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103540]
……………………………………………………………………………………………
■We Love Soccer! (Random House Pictureback) 総語数664語 YL0.8
……………………………………………………………………………………………
 6歳の女の子がサッカーチームに加わり、基本的な練習から試合の様子まで
を説明しています。サッカーとはどういうスポーツか、そしてサッカーの基本
的な用語(ユニフォームやシューズも含めて)がわかります。写真が豊富。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103537]
……………………………………………………………………………………………
■David Beckham (PGR 1) 総語数2000語 YL1.0
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 サッカー界の大スター、ベッカムについて書かれた本です。少年時代、奥さ
んのビクトリアとの出会い、日本でのベッカム人気などが読みやすい英語でま
とめられています。また"Bekkamu"のエピソードは発音について考えさせられ
ます。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103284]
……………………………………………………………………………………………
■Get Their Kicks (First Time Books) 総語数1188語  YL1.8
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 The Berenstain Bearsシリーズ。野球大好きのPapa Bearは子供たちがなぜ
サッカーに夢中になるのか理解できません。そんなとき子供時代にサッカーを
やっていたMamaが近所のサッカーチームのコーチを引き受けることに。Papaは
子供たちの練習を見学することにしました。アメリカ人のサッカーに対する気
持ちが読み取れる1冊。 
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103571]
……………………………………………………………………………………………
■Soccer Sam (Step into Reading 3) 総語数1600語 YL1.8
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 マルコはメキシコからやって来たサムのいとこ。野球もバスケも知らないし
英語もほとんど話せません。でもサッカーをやらせたら最高! サムと友達は
マルコからサッカーを習います。スポーツや友情が描かれた絵本です。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S015185]
……………………………………………………………………………………………
■Football (Oxford Factfiles Stage 2) 総語数3600語 YL2.6
……………………………………………………………………………………………
 サッカーの歴史について基本的なことが書いてありサッカー初心者にはおす
すめです。特に1ページ目で夢中になります。同シリーズのSoccerは、同じ
内容をアメリカ英語で書いてあります。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S005087]
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【3】今週の特選投稿 
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■しおさんと道化師さんの対話。
 道化師さんから「なぜそんなに英語をつきつめてやるのか」と聞かれたしお
さん。「育児がつらければつらいほど同じくらい何か激しく打ち込むものがな
ければ私の精神のバランスがとれませんでした。社会から離れてしまいそうで
恐ろしかったというのも大きいです。」「別に英語でなくてもよかったのです
が退職直前に英語で悔しいことがあったので英語を選んでしまったのです。」
そして教材を利用した修業的な勉強の後、SSSと出会います。多読2年目から
修業色が一気になくなり「多読・多聴は英語の力を育ててくれると同時に
精神的なリハビリになりました」という報告に勇気づけられる方も多いことで
しょう。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=258]
……………………………………………………………………………………………
■まこっぺさんの質問に対する回答。
 英語のスキルをいかに効率よく上げられるか?という点から最近多読を始め
た、まこっぺさん。「読書が趣味でなくても読み続けられますか?」「おもし
ろくなくなっても続けたほうが良いのでしょうか?」「話すことや聞くことが
メインで上達したい場合、多読法はそんなに向いていないのでしょうか?」と
いった質問に対しSSSの古川さんが回答しています。多読を開始しようか迷
っている方はぜひ読んでみてください。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=6443]
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【4】編集者コーナー
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 先月の「親子で楽しむ広場」の掲示板で男の子向けにはどんな本が良いのか
が話題になりました。そこで今週のおすすめ本ではスポーツ特集第2弾として
日本では野球と並んで人気の高いスポーツのサッカーをテーマに選んでみまし
た。本を選ぶにあたり何冊か読んでみて感じたことはサッカーの基本(ルール
やユニフォーム等)やおもしろさを紹介するものが多かったということです。
特にSoccer SamとGet Their Kicksの2冊はアメリカでは野球やバスケットな
どに比べるとサッカーの人気がいまひとつなんだなと感じ取れる内容で興味深
かったです。イギリスのサッカー関連の絵本はどうなのでしょう?
どなたか情報がありましたら掲示板にぜひ投稿してください。(くいめい)
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【5】SSS News
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■講演会のお知らせ <2004年2月> いずれも入場無料
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2月14日(土)13:15-14:10 福岡 福岡女学院    (予約不要)
2月15日(日)13:15-14:10 大阪 大阪YMCA会館 (予約不要)
2月21日(土)15:00-17:00 名古屋 丸善栄店    (要予約)
2月22日(日)13:30-15:30 京都 丸善河原町店   (要予約)
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html]
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【6】編集委員コーナー:本に貴賤はあるか? また、GRの効用について
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 学習者用のGRは、英語の学習のためにやむなく利用するべきもので、本来
の本ではないと思われる方もいると思います。実際、Nativeの英語の教師には
そういう意見の人が多いと聞きます。また、児童書なんて大人の読むものでは
ないという方もいるでしょう。
 この本は、自分にとって面白かった、つまらなかったという話を聞くのは、
いろいろ参考にもなるし他人にも有益だと思います。しかし、他人に対して、
そんな本を読んでは駄目とかそんな本の読み方は本当の読み方ではないという
のは、読書を楽しむSSSの掲示板にはふさわしくないと思います。
 私は、この本は高級、あの本は低級というような区別はしたくありません。
世間では「低級」と思われている本でも、自分のその時の状態によっては、
必要だったりすることもあるからです。また、さりげない言葉にも、その時の
気分によっては、ものすごく感動することもあります。
 GRの書直しものについて、原作と比べて「B級」と決めつける方もいます
が、映画でもTVドラマでも原作を大きく書き直すはよくあることで、だから
といって「B級」とはいえないと思います。原作とは別の作品として独立して
評価していいのではないでしょうか。書直しの出来が悪い場合もありますが、
非常に良く出来ていて読んでいる時に何度も涙を流してしまう作品も多数あり
ます。
 また、GRの英語は語彙制限をしているのでNativeらしさが少ないという
批判もよく聞きます。しかし、Nativeでない私は、単語制限していてもここま
での内容が書けることの方を評価したいと思います。Native特有の表現は、
確かにかっこいいけど、そういう表現は、Native English Speakerでない、
アジアの人や、ヨーロッパの人には理解してもらえないことも多いです。GR
の英語は、Nativeでない人も使う「世界共通言語」としての英語の側面が強く
そういう意味でもっと普及させたい位だと私個人は思っています。PBの英語
とGRの英語は「性格」が違うので、それに優劣をつけられるものではないと
思うのです。
 ということで、いずれにしても、Happy Reading!   (古川)
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次号の担当はまりあさんです。

  今 週 も Happy Reading!
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