SSS多読通信 第68号

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230. SSS多読通信 第68号

お名前: minami
投稿日: 2005/2/12(10:47)

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        SSS多読通信 第68号 (2004/02/10)

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【1】今週の100万語通過報告者  (1/31-2/6)
【2】今週のお薦め本  「作家 Gordon Korman 特集」
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム   「誰にでもできるSSSの多読」  (古川)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記    「So Many Books, So Little Time」
                          編集:minami
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【1】今週の100万語通過報告者  (1/31-2/6)
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 今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
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■shouさん
多読推薦セットを主に読んでの100万語通過です。英語を見るだけで拒否
反応を示していたのが、会社で英語の資料を読むようになりました。目標は
もっと上で「山の麓に来て見上げると非常に高い山があり、まだその山頂が
見えていない」感じだそうです。机の上にスラスラ読みたい本を積み、多読
の励みにしています。「じっくり落ち着いて多読を継続したいと思います」
と200万語に向けてスタートを切りました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4816]
……………………………………………………………………………………………
■憂顔の旅人さん
通勤の電車で読む習慣がついて目標の1年以内で100万語到達したそうです。
「飽きっぽい自分がよくここまで、と感慨にふけってみたり。」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4821]
……………………………………………………………………………………………
■U.G.L.Y.さん
Frog and Toadから始めて絵本の面白さを発見してのスタートでした。Step
into Readingなどの絵本だけでなく、Harry PotterやDarren Shanを苦労
して読んで100万語通過しました。大変でも読みたい本ってありますよね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4824]

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【2】今週のお薦め本  「作家 Gordon Korman 特集」
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今週は児童書・ヤングアダルト小説の作家 Gordon Korman をご紹介します。
1963年生まれで現在41才の Gordon Korman は、14才から本を出版し続け、
既に50冊を超える著作があります。抱腹絶倒のお笑いものから、スポーツ物、
シリアスな冒険ものまでジャンルは様々。物語の展開の面白さには脱帽です。
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■The Sixth-Grade Nickname Game        YL3.8  24,000語
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あだ名付けの達人の小学6年生の仲良しコンビが、新入生の女の子の登場で
友情もあだ名付けの特技も大ピンチ! 冗談が巻き起こす騒動と彼女を巡る
競い合いが笑えます。多読の応援文(?)が78-9頁に出てきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003812]
……………………………………………………………………………………………
■No More Dead Dogs               YL4.1 37,663語
……………………………………………………………………………………………
「名作に出てくる犬はなぜ必ず死ぬのか?」と読書感想文で本をこきおろした
高校生。先生に怒られて罰としてその「名作」を上演する演劇部に参加させら
れる。ラストまでハプニングの連続、登場人物が個性豊かで、大いに楽しめる。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005341]
……………………………………………………………………………………………
■Everest: The Contest            YL4.5  24,184語
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エベレスト登頂最年少記録を狙う企画に少年少女が集まり、熾烈な訓練と選抜
が始まる。登頂はまさに命をかけた戦いだった。 Everest 三部作の第1作。
第2作で登頂が開始され、そして第3作へと波乱の連続でジェットコースター
みたいに最後まで一気に読んでしまうはず。登山用語はとばして下さいね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008748]
……………………………………………………………………………………………
■Son of the Mob                YL5.2 52,200語
……………………………………………………………………………………………
主役はマフィアの大ボスの息子。普通の高校生でいたくても環境が許さない。
恋をした相手がFBI捜査官の娘ときたらなおさらだ。孤軍奮闘ぶりがめちゃく
ちゃ可笑しいロマンチックコメディ。翻訳あり。続編は Hollywood Hustle。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005280]
……………………………………………………………………………………………
■This Can't Be Happening at Macdonald Hall   YL4.5  22,592語
……………………………………………………………………………………………
Gordon Kormanが12才の時に課題で書いた処女作で、中学生と思えぬ力作。
いたずらが過ぎて全寮制学校で部屋を別にされた親友2人が元に戻れるよう
あらゆる策を講じるが、これが隣の女子寄宿舎学校も巻き込んでの大騒動と
なる。四半世紀たっても色あせない面白さ。明らかに彼の代表作で10冊近く
の人気シリーズになったのに、カナダでしか入手できないのが残念。
[url:http://www.amazon.ca/exec/obidos/ASIN/0439974291]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003605]

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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■小牧市図書館に多読用図書が!       sumisumiさん
小牧市図書館に多読用図書が沢山入ったとsumisumiさんからクチコミ情報
です。「多読用読み物一覧」がトップページにリンクされ、『今日から読み
ます英語100万語』と『親子で始める英語100万語』も紹介されています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=t&id=27]
……………………………………………………………………………………………
■リスニング5万語報告           バナナさん
読みながら聞く「LR」は60ミチル(=万語)まで行っているバナナさん、
GR (=graded readers)を5万語リスニングして、文字変換や翻訳をしないで
聞けるようになったと効果を感じたそうです。テープの選び方も紹介。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1750]
……………………………………………………………………………………………
■GRが・・・(>_<)             saaさん
最近100万語通過したsaaさんは、GRを高校の宿題で読まされて以来、嫌い
になってしまったそうです。それは残念! 皆さんのお勧めのGR紹介です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=t&id=645]
……………………………………………………………………………………………
■何を読んだらよいのか?誰か教えてください  petitさん
楽しく読めていたのに、進まなくなったらどうしますか? 返事が集まって
います。アドバイスを参考に Happy Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=t&id=20561]
……………………………………………………………………………………………
■【報告】2月5日池袋絵本の会        sunsunさん
第2回目の池袋絵本の会で、参加者の皆さんが持ち寄って紹介・読み聞かせ
をした絵本についても報告されています。お勧めの絵本情報がいいですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=6226]
……………………………………………………………………………………………
■ばんざ〜い!! 200万語通過しました      じぷたさん
おめでとうございます。うれしさあふれる報告には、児童書についての貴重
な経験談が書かれています。Magic Tree Houseで壁を感じた方にお勧め。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=4937]

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【4】SSS コラム   「誰にでもできるSSSの多読」  (古川)
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 先日、数学者で大道芸人でもあるピーターフランクルさんとお話する機会
がありました。(週刊朝日:2005年2月11日号)
 ピーターさんに、どうやって日本語を覚えたかを聞いたところ「新聞を読
んで覚えた」と言っていました。最初、200語程度の単語のみ覚えて、後
は、分かっている単語のみを新聞で拾い読みして、そうこうしているうちに、
日本語をマスターしたとのことでした。
 語学の獲得が速い人は、かなり初期の段階から、新聞のような難しい素材
でも「飛ばし読み多読」が可能で、「飛ばし読み多読」をしているうちに外
国語をものにしてしまうのでしょう。
 でも、普通の人が日本に住んでいる環境で、英語を学んでいる初期の段階
で、英字新聞の「飛ばし読み多読」に挑戦しても、たいていの場合すぐ挫折
してしまうのではないでしょうか?
 今までの外国語学習法は、どれもこれも非常に忍耐力があるか、あるいは、
「飛ばし読み多読」がとてもスムーズにできてしまう人達のためのものであ
ったような気がします。
 SSSの段階的多読は非常にやさしい本から始めるので、飛ばし読みで新
聞が読めないごく普通の人でも続けることができます。一部の語学エリート
だけでなく、ごく普通の人達が、日本で英語の本を楽しめるようになるには、
段階的な多読が一番良いのではないでしょうか?

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【5】SSS ニュース
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■掲示板ユーザ登録について
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いままで全掲示板からユーザ登録が可能でしたが、「SSS掲示板・総合案内」
からのみユーザ登録画面が表示されるよう、変更になりました。
これに伴い、ユーザ登録の案内が詳しくなり、初めての方にも分かりやすく
なりました。投稿したいけどユーザ登録の仕方が分からない…と困っていた
方は、ぜひご覧ください

SSS掲示板・総合案内
[url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/index001.html]
……………………………………………………………………………………………
■第3回上野国際子ども図書館ツアーオフ     2月12日(土)
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東京・上野の図書館へ行って楽しい絵本を読もうという企画です。
図書館では自由行動です。あらかじめ読みたい絵本を蔵書検索して、司書の
方に探してもらうこともできます。(幹事:Julieさん)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=6098]
……………………………………………………………………………………………
■いたばしボローニャ子ども絵本館ツアーオフ   2月16日(水)
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日にちが16日(水)に変更になりました。平日の昼間のオフです。昨年の秋、
オープンした世界80か国の約2万冊の絵本がある全国でも類を見ない絵本
館です。絵本の大好きな方はぜひご参加下さい。(幹事:s-barbaさん)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=6220]
……………………………………………………………………………………………
■『多読ブックガイド』  資料提供募集
……………………………………………………………………………………………
SSSが中心となって、多読用洋書をほぼ網羅するガイドブックを作ります。
レベル0からレベル5以上まで、各レベル1000冊以上の本の語数と一言
コメント、また、レベルごとに特選本を紹介するので協力者を求めています。
特に、何かのシリーズをコンプリートされている方は、コメント・解説をお
願いしたいので、ぜひご協力下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=193]

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【6】編集後記    「So Many Books, So Little Time」  (minami)
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 本好きとして興味深い本を最近見つけました。雑誌編集者で書評家でもある
Sara Nelson という人が書いた _So Many Books, So Little Time_ です。
[url:http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0425198197/sss-22]
 本を巡る彼女の人生の断片には共感することがいっぱい。軽妙な文体で肩肘
張らずに、本と人についてこんなに多く語ることがあるのかと感心するくらい。
本がなくては生きていけない著者のような人と、なくてもちゃ〜んとやってる
人(彼女の夫)が対比は思わず笑ってしまいますが、暖かい視線がいいのです。
本好きならそうよね〜と思うことばかり。本もいろいろなら、人もいろいろ。
 恋に浮かされたように、読み終わるまで離れられなくなる本があると言うの
はなるほど!と思いました。ハリー・ポッターにたくさんの子供達が夢中にな
りましたよね。そして、私にとっては Gordon Korman がそういう作家です。
ハチャメチャでもパワフルで元気な少年や少女に会えるとびっきり楽しい本を
書く作家です。いや〜〜この作家の本でどれくらい睡眠時間を削ってしまった
か、どれくらいお腹が痛くなるほど笑わせてくれたことか、、、というわけで、
私にとって最高の「彼」Gordon Kormanを今回は紹介させてもらいました。
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次号の担当は ポロン さんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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