100万語通過、おめでとうございます!

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/4/26(14:19)]

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7763. 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: 茶々猫
投稿日: 2012/8/13(23:04)

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せきけんさん、こんばんは。
ついに100万語通過、おめでとうございます!!

そういえば、せきけんさんはどうしたのかな〜って思って、掲示板をのぞいてみたら!
バッチリタイミングがあって、嬉しいです♪

〉90万語から読んだ本は、
〉"Dolphins at Daybreak" MTH #9
〉"The Giver" Lois Lowry
〉"Holes" Louis Sachar
〉の3冊です。

3冊で10万語…

Holesは現物見たことありますが、あの分厚さに恐れをなして、そっと棚に戻しました(^^ゞ
あれが苦にならずに読めるなんて、すごい!
多読がすっかり、せきけんさんの身についた証拠ですね。

〉そんなことを言っても仕方ないのですが、若い人は、何でこんなに時間が掛かるのだろうとか、色々と雑念を持つのではないかと思いますが、自分のレベルに合ったものから順々に難しいものへと読み進むのが王道ということは間違いないと思います。

そうですね〜。
でも、いろいろ回り道して、英語の学習をしてきたから、
自分の好きな本を、ただひたすら読み続けるという多読が、おもしろく感じるのかもしれませんね。
誰かに強制や監視をされるわけでもないし。
その点では、この年で多読に出会えて、良かったなと思っています。

〉本の感想は別途書きます。
〉一点だけ、書くと、The Giverは、続き物というか、次の話も読まないと気がすみませんね。これで終わりというのは、私は、納得が行っていません。

は〜い、感想楽しみにしています♪
私はまだまだMTHマラソン&GRレベル2読破を継続中です(^^)


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7764. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: せきけん
投稿日: 2012/8/15(00:46)

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茶々猫さん、こんばんは。

お祝いありがとうございます。

個人的には、キリン読みというのか、パンダ読みというのか、
手軽に読めるものと、ちょっと難しいものを混ぜて読むのがいいのではないかと思います。混ぜ具合は、本人のさじ加減だと思いますが、意識的には、易しいものを多くするようにした方が、結果的には早く、難しいものをスラスラ読めるようになるのではないかと思います。具体的な加減は、進んでいる段階にもよるし、その人の持っている色々な要素にもよるだろうと思います。

私が、多読をやってみてよかったと思うことは、易しいものから沢山という原則と、語数をカウントするというやり方です。語数を稼ごうと思ったら、難し過ぎるものでは、進みませんから、自分の手の届く範囲で、頑張ろうとしますし、手っ取り早く進み具合が分かるので、非常によい指標だと思います。語数自体にはそれほど大きな意味はないにしても、意欲を掻き立てるという点と、それが、ほぼリニアに能力のgainに結びつくという意味で、いい指標だと思います。

多読をしてみて少しだけ分かったことは、辞書、特に英和辞典ですが、に載っている意味は、ちょっと違うのではないかということです。例えば、climbという単語がありますが、普通は「登る」と解釈されていますが、climb downという言い方があります。それから、車に乗り込むときにもclimbって使いますよね。だから、日本語の登る、特に山に登るというようなイメージとは大分違うニュアンスの単語なんだろうと思います。climbは、何となく一段の段差をまたぐような動作に着目した単語なのではないかと思います。日本語の登るは、上方という方向を示していますよね。

他にも色々、違和感を感じている単語はあるのですが、頭が固くなっていて、直ぐには出てきません。その単語が使われているのを見ると、あれって思うわけです。別の例は、例えば、attorneyという単語がありますが、弁護士と訳されるけれども、何か違う気がします。attorney generalがどこかで出てきましたが、これは司法長官の意味で、attorneyが弁護士だとすると意味が通じません。だから、attorneyの意味というか語感は、弁護士ではない、むしろ法律家とか代理人に近いのではないかと想像します。

てなことで、何となく、意味体系が違うんだということが、実感として分かり始めて来たというところです。もちろん、学校の勉強でもそういうことは習うわけで、comeの使い方もそうですよね。相手の家に行くときにも、comeって使いますよね。まだ、これは、十分身についてはいないのですが、段々、語感が分かってきたところです。noの使い方は、大分慣れました。

まだ、よく分からないのは、wouldの使い方です。何か、核になる考え方があるのだろうと思うのですが、まだ、つかめていません。ものの本には、何とか用法とか色々書かれていますが、何か核になる思想があるんですよね。それが分からないと、分かった気がしないのです。それで、仕方ないので、なんだろうって思いながらいつも読んでいます。

仮定法過去完了というのは、学校で習ったわけですが、あんまり出てきませんね。なんで、had hadとか並んでいると、おやっって思って、まだ、日本語で考えてしまったりしています。これも慣れなんだろうと思うので、数百万語読めば、すんなり読めるようになる気がします。

倒置されている場合や、会話での省略など、まだまだ、十分に慣れていないので、おやっと思って、日本語に直してみたりしてしまっています。まだまだ、修行が足りないということですね。

3冊では、10万語には少し足りません。その前のときに、90万をかなり超えていたので、この3冊で9.5万ですが、100万を突破したということです。

100万語までに読んだ本の整理や、3冊の感想は、今日も書けませんでした。
週末には書けると思います。

MTHの#11を読もうと思っていたら、間違えて#12を鞄に入れていました。
途中まで読んで、riddleが4つ目のscrollだと書いてあって#12だと分かったので、#11から読み直しているところです。
Holesが何とか読めたからと言って、MTHが勉強にならなわけではないところが、面白いです。


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[♪] 7765. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/8/15(01:11)

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せきけんさん、100万語到達おめでとうございます。

> 私が、多読をやってみてよかったと思うことは、易しいものから沢山という原則と、語数をカウント
> するというやり方です。語数を稼ごうと思ったら、難し過ぎるものでは、進みませんから、自分の手
> の届く範囲で、頑張ろうとしますし、手っ取り早く進み具合が分かるので、非常によい指標だと思い
> ます。語数自体にはそれほど大きな意味はないにしても、意欲を掻き立てるという点と、それが、ほ
> ぼリニアに能力のgainに結びつくという意味で、いい指標だと思います。
→ 同感です。この指標があるので、キリン読みばっかりにもパンダ読みばっかりにもならないような気がします。

ちなみに、あまり意識していませんが仮定法過去完了は結構でてきていると思います。ただ、if ... の部分がないだけじゃないかな。多読をしていて、もう少し仮定法をちゃんとおさらいしたほうがいいかなとちょうど思い始めたところです。きっちり文法を学ぶことはプラスにはなっても、マイナスにはならないと私自身は思っています。

すぐうしろを走ってらっしゃるせきけんさんや茶々猫さんが私にはよい励みになっています。これからもよろしくお願いします。


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7768. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: せきけん
投稿日: 2012/8/19(14:55)

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ものぐさ父さん

ありがとうございます。

MTHは、それなりのスピードで読むこともできるようになってきた気がします。ただ、スピードを上げていくと理解度が落ちるので、100%英語の世界だと思い至らない内容があるという気がします。逆に言うと、日本語に直してみると分かった気がするのです。なので、そういうときは、もう一度、英語のまま読んでみて、何となくイメージできたら先に進むようにしています。

私の場合、そういうことをやっているので、読む速度が速くならないのかと思います。MTHの場合は、そういうことをやる頻度が下がってきたので、スピードが上がってきたのかもしれません。後は、分からない単語が気にならなくなってきました。諦めというか、取り敢えずは、その文の雰囲気がつかめていればいいとか、その先の文で流れが分かっていればいいやというのか、何だか考えないうちに飛ばして読んでいたりします。ただ、キーワードだったり、同じ単語が繰り返し出てくると、流石になんだということになって、自然に意味が分かる場合と、それでも分かんなくて、まずいから、辞書を調べようかという感じになります。それでも自宅の自分の机で読んでいれば調べますが、電車の中だと面倒でそのまま先に行っちゃいますね。

ということで、100万語読んだら、分からなくても飛ばすことに慣れた気がします。

それでかどうか分かりませんが、仮定法過去完了も読み飛ばしているのかもしれません。特に、ifがない場合は、実際にあったことなのか、なかったことなのか、文脈で判断して読んでいるので、表現として気にならなければ、素通りしてしまう可能性も高いです。

逆に、すっ飛ばして誤読し過ぎないように(多少の誤読はやむを得ないですね)、時制には多少注意を払って読んだ方がいいかもしれません。

私も、誤読を避ける意味では、文法は便利なツールという気がします。

これからもよろしくお願い致します。


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7771. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: ものぐさ父さん http://monogusa103.jimdo.com/
投稿日: 2012/8/19(18:28)

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"せきけん"さんは[url:kb:7768]で書きました:

〉ということで、100万語読んだら、分からなくても飛ばすことに慣れた気がします。
→ そこは私も一緒かな。すごく実感があるというほどではありませんが。

 
〉それでかどうか分かりませんが、仮定法過去完了も読み飛ばしているのかもしれません。特に、ifがない場合は、実際にあったことなのか、なかったことなのか、文脈で判断して読んでいるので、表現として気にならなければ、素通りしてしまう可能性も高いです。

〉逆に、すっ飛ばして誤読し過ぎないように(多少の誤読はやむを得ないですね)、時制には多少注意を払って読んだ方がいいかもしれません。
→ コメントしてからつい調べてしまいました。一番よく使われるのは should + have + 過去分詞じゃないかと思います。
 ・should have 過去分詞「〜するべきだったのに」
 ・shouldn't have 過去分詞「〜するべきではなかった」

 
〉これからもよろしくお願い致します。
→ こちらこそ、よろしくお願いいたします。


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7770. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: せきけん
投稿日: 2012/8/19(17:22)

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茶々猫さん、みなさん、こんにちは。

さて、感想です。

ちゃんと調べてみたら、MTH#9は、前回報告済みでしたので、
90万語から100万語まで2冊になってしまいました。
90万語のときに、MTHは、#10まで読み終わっていたのですが、
MTH#9のカウントを忘れていて、実は、92万弱まで進んでいたのです。
"Chew on this"が5万語超えていたので、
10万語刻みだとちょっと合わなくなってきている感じです。

私は書評システムでカウントしているのですが、csvに落として、
Excelでカウントし直したら、1000語合わなくなって、原因不明です。
初期の頃、書評システムに登録されていないものが幾つかあって、
色々混乱したので、どこか辻褄が合わなくなっているようですが、
大した数字でないので、無視します。

100万語までに68冊読んで、101万語ぐらいです。
今日までに、あとMTH#11,#12も読み全部で70冊で、102万語になりましたが、
70冊の集計を取ったら以下のようでした。

YL      冊数     語数
1.0-1.9    7   55,948
2.0-2.9   18  131,521
3.0-3.9   27  286,998
4.0-4.9   10  270,538
5.0-5.9    3  125,340
6.0-6.9    3   89,686
7.0-7.9    2   61,308

レベル3〜4を中心に読んできた感じですね。まだまだ、このレベルは、
もっと読む必要があると感じます。

さて、結局二冊で8.5万語で、時間はかかりますが、
5万語の本は読めるようになってきた感じです。

The Giverに関しては、近未来小説なのかもしれませんが、
共同体の規制が厳しくて自由がない世界のようでもあり、
近未来の超管理社会は、その世界に逆戻りするということなのかもしれません。
不自由さに気付いていないという点では同じですが、
大きな違いは、敵や自然の脅威、苦しみから解放されているかいないかですね。
もちろん、これは大変に大きな違いです。

12歳になると、共同体の成員として職責が与えられて職業訓練が始まるのですが、
その発表がクリスマスの日にあります。
そのクリスマスの日が、同世代全員の誕生日なので、
これは、数え年と同じことです。
12歳が元服で、成年式と言ってもいいと思いますが、
これは、未開とは言わなくても、そういう古い共同体社会、
世界宗教があって、小さな共同体を超えた神様がいる世界以前の世界と非常に似通っていると思います。
作者のLoise Lowryは、それも意識して、この物語のプロットを作ったのではないかと思います。

そして、結末がどうしても納得できない、これで終わりという感じです。
やはりどうしても続編を読まずにはいられません。

ちょと時間がないので、Holesについては、また書きます。

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7772. Re: 100万語通過、おめでとうございます!

お名前: せきけん
投稿日: 2012/8/19(20:37)

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茶々猫さん、ものぐさ父さん、みなさん、こんばんは。

多分、ものぐさ父さんは、ブログをやっていて、そこに感想を書き溜めているので、きれいに揃った形で、紹介できるのかと思います。
私はブログをやっていなくて、ここの書評検索システムに500文字の感想が書けるので、そこにメモを書いています。しかし、それは、自分のメモなので、ネタばれになる内容を沢山書いてあることもあり、そのまま公開できません。そこで、なるべくネタばれにならないように考えて、ここに感想を書いてるのですが、手数を掛けておらず、皆様に分かり易いようにできていません。どちらかといえば短くて分からないというより、長くて冗長、脱線が多い上に、unformatということで、読みにくい、分かりにくいものになっていますね。

書評システムに書くのは、誰もコメントしていないような本を読めるようになったらと思っています。

さて、また、前置きが長く済みません。

Louis Sacharの"Holes"は、とても面白かったですし、なるほどと思わせられました。最後は、ちょっとSacaharらしいと言えばそうですし、移民の国アメリカだから、こうなるのかという感じで、なんとも言い難かったです。

出だしの"There is no lake at Camp Green Lake."というところだけで、村上春樹のユーモアや様々なmetapherというか、洒落た比喩に満ちた文体を思い起こさせますし、この一行から、物語の謎が始まっていて、Stanley Yelnatsという主人公の名前にも、これでもかという程のストーリーが詰まっていて、面白いというか感心するというか、思わずニヤリとしてしまったりするわけです。

だから、一旦その面白さに引き込まれてしまうと、ずんずん読み進んでいくことになると思います。私は、これを、旅行に行く飛行機の中で半分ぐらい読みました。本当は、もっと現地でのことを心配して、ガイドブックやらを読んだりしなければならなかったのですが、ずっとこれを読んでいました。旅行先は英語圏ではなかったので、現地語の予習とか、現地での行程が余り決まっていない家族旅行だったので、細かいコース、段取りとか考えなければならなかったにもかかわらずです。流石に、現地に着いてからは、旅行に専念したので、帰りの飛行機まで、読み進みませんでしたが。

昔、自分で掘った穴を、後から埋め戻させる刑罰があったという話をドストエルスキーか何かで読んだ気がします。そうすると、その仕事の無意味さに、精神的に参ってしまうという話です。そんな話も下敷きにしているのか、穴掘りが罪を犯した少年たちの矯正手段となっているという話です。但し、ここでは、埋め戻しまではさせません。

注意して見ていなかったのですが、表紙をめくったところにNew York Timesなどのコメントが載っているところに、黄色いトカゲが描かれていました。この黄色いトカゲもとても印象的に書かれています。本当にこんなトカゲがいるのでしょうか。それから、NYTのコメントの"A Smart jigsaw puzzle of a novel."というのは、全くその通りだと思います。黄色いトカゲもそのピースの一つだし、主人公の名前もそうでしょう。もちろん、Camp Grenn Lakeもです。

本当にこんな湖があったのだろうか。そんなことをついつい考えながら、どんどん引き込まれて行くストーリーです。飛行機の中で、辞書も引かずに読めたので、それほど単語としては難しくないかと思います。長いことは長いのですが、数ページで一章になっていて、50章あっても、読み易いです。

調べたら、確かに、Texasには、毒トカゲがいるようですね。

振り返ってみると、こんな話あるのだろうかという話なのです。しかし、面白さとか、謎掛けのうまさとか、表現の巧みさとか、そういう力で、不自然に思わずに、納得させられて読んでしまいます。そういう意味では、凄い筆力だと思います。


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