yhiroaki さん、おめでとうございます!

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/17(14:59)]

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[喜] 6832. yhiroaki さん、おめでとうございます!

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/6/21(12:26)

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yhiroaki さん、こんにちは! Julie です。

〉 2月18日から多読に再挑戦をはじめ、今日、約4ヶ月で100万語に
〉到達しました。

到達、おめでとうございます!
100万語山の山頂からの眺めはいかがですか?(^^)

〉■まずはみなさんへのお礼から

〉 掲示板の綿々と続く過去ログや、僕への返信等の最近の書き
〉込みで
〉・読み進んでいくとどういう問題に直面するのか
〉・どんな本が面白いのか
〉・図書館やWebサイトなどの情報
〉を知ることができました。

〉 そして、掲示板の書き込みとあわせて、多読用洋書リストと
〉書評システムのおかげで、最初の多読挑戦で挫折の原因になった、
〉次にどの本を読めばいいのかわからないという悩み知らずに
〉読み進むことができました。

今の自分に合った本を、自分で探して、自分にあてがう力も
ついてきてますねー。すばらしー。
(この力は投げ技とリンクする、自立した学習者になるための力です)

〉■通過本

〉 通過本は、直前に残り130語ほどになって、次は何を読んでも
〉それが通過本になるという状態になったので、100万語までの
〉my bestである"There's a Boy in the Girl's Bathroom"に
〉敬意を表し、同じLouis SacharのMarvin Redpostシリーズ#1
〉"Kidnapped at Birth?"にしました。

〉 両親や担任の先生のMarvinへの接し方が、Marvinを子供扱い
〉せずpolitelyで、なんとも言えないやさしさを感じました。
〉こういう環境がMarvinのようなこどもを育てるのだろうなあと、
〉There's a Boy ...と同じtasteを味わうことができました。
〉 Marvin Redpostシリーズは3巻まで手元にあるので続けて
〉読みたいと思います。

Marvin くん、いいですよねー。
#2 では、とても感動しつつ、なんで○○の色が green なんだろうと
悩ましくて、ずーっとモヤモヤしていました(笑)。

〉■100万語になって

〉 さて、100万語に到達して英語力はついたのか?それは正直に
〉いって良くわかりません。

〉 英語に対する恐怖心の払拭や、返り読みをせず語順のとおり
〉理解していくことは、多読を始める前から身に付いていたと
〉思うので、どこか向上したのかを具体的に実感するまでには
〉いたっていません。

はい、英語学習に努力していた方は、それまでの業(ごう)が深いので、
unlearn に時間がかかることがあるかもしれません。(^^)

〉 多読を始めた頃は、Lv3のMTHはストレスなく読めるけれど、
〉Lv4のSecrret of Droonはところどころ読み飛ばしながら
〉なんとか読める、MatildaなどのLv5以降だと大まかな
〉ストーリーはわかるけれど細かいところは全部うっちゃる
〉という状態でした。
〉 同じレベルでも本によって変わるので、全体としての傾向
〉としてですが、各レベルに対する印象は100万語に至った今も
〉同じです。

〉 これだけinputしているのだから、そりゃ地力はついてきて
〉るでしょう、と思っているし、
〉 英語もスポーツと同じで、練習しても練習しても上手く
〉ならないんだけれど、ある時振り返るとぐっと上達してるという
〉タイプのものじゃないかと思っていて、心配はしていません。
〉 多読のように続けられる代替の学習法を知っているわけでも
〉ないし、多読には他の英語学習法と違って読書そのものの
〉楽しみもありますからね。

英語の learner じゃなくて、もう立派に英語の user ですね、
原書を読んで、読書そのものを楽しんでいる!

〉 なので、定点観測としては、上達を実感していないというだけ
〉なんですけれど。

〉■定型表現へのひっかかり

〉 70万万語の報告(めざせ100万語!の23858)の時に、
〉 最近、読んでいて、"I wonder 〜"や"Why don't you/we 〜"
〉などにひっかかりを感じます。
〉 例えば"Why don't you 〜"ほうでは、この文は直訳したら
〉「どうしてあなたは〜しないのか」になるけれど、むしろ
〉「〜しない?」くらいの意味なんだという昔の知識が浮かんで
〉きます。

〉 ということを書いて夜行猫さん、Q4さんからコメントをいただき
〉ました。100万語まできて、夜行猫さんのコメントに近いのかな?
〉少しひっかかり感は薄れてきました。ああまた例のやつね、くらい。
〉 ひっかかっても、ひっかかることそのものをあまり気にせず読み
〉進んでいけばいいのかなと今は思っています。

お、いいですねー。
unlearn が進んできてるじゃないですか!(^^)

〉 前のほうで上達を実感できないと報告していますが、100万語まで
〉の期間で、ここに挙げたような定型表現へのひっかかりを、
〉これまで気にしたことがなかったのに急に気になるようになって、
〉その後、全く意識しなくなったわけではないけれど少し気にならなく
〉なってきた、というのは面白いことだなと感じました。

英語が英語のままスッと入ってくる感覚ですね!
それに比べると、多読前の読書は、超高速分析を頭の中でしていて、
それが無意識にできるくらい訓練してたので、
変換してるのに気付かなかった???

〉 レベル2の1冊"The Very Worst Monster"が特にお気に入りです。
〉怪物の一家に赤ちゃんが生まれ、お父さん、お母さんがこの子は
〉世界で一番おそろしい怪物になるに違いない!と叫ぶのを聞いて、
〉何歳か年上のお姉ちゃんが寂しいような複雑な気持ちになる、
〉という、よくあるプロットなのですが、イラストもよくて完成度が
〉高いと思いました。

綺麗な絵ですねー! メモメモ。
今度、上野の国際こども図書館に行ったら、探してみます。
ご紹介、ありがとうございました。

〉 Captain UnderpantsはgrossでおなじみのBionic Booger Boyの
〉2冊を読みました。このシリーズは初めてだったのですが、
〉GeorgeとHaroldの描くマンガそのもの、といった趣の本ですね。
〉僕はまじめ路線のほうが楽しめるので、是非とも読みたいと思う
〉シリーズではありませんが、2冊目を読む頃には馴染みつつある
〉のが自分でおかしかったです。

え! はじめてなのに、最後の巻からお読みになった??(^^;;;;
(いえ、読書は人それぞれなので、なんでもアリです…)

3冊目を読む頃には、もっと馴染むと思いますよー(笑)。
そして通勤電車の中で、パタパタしている変なおじさんを増やしましょう〜(爆)。

〉Number the Stars (YL3.8)

〉 1ヶ所気になったのは、本書のメッセージの1つに「勇敢に
〉振舞うには真実を知りすぎないことだ」ということが描かれて
〉いること。知らなければ怖いもの無しに振る舞えるけれど、
〉真実を知ってしまうと恐怖に身がすくんでしまう、というもの。
〉 それはある種の真実なのかもしれないけれど、情報公開こそ
〉人間が近年生み出したものの中で一番重要な価値観では
〉なかったのかと違和感を覚えました。

なるほど〜。
このくだり、私も読んだときにピンとこなかったなあ。
今から考えると、自分の意志で情報をシビアに取捨選択する目という
ことなのかもしれないなあと(勝手に)思いました。
公開された情報には、プロパガンダや、
その情報をあえて公開した意図がからんでいるかもしれないし。

話は横にそれますが(爆)、
この本に出てくるユダヤ教の「すぎこしの祭り」について、
簡単な本をご紹介します。
食べ物などが写真で見れるので、どこかでみかけたら読んでみてください。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004017

〉■これから
〉 レベル3,4とレベル0〜2を半々くらいの冊数で読んでいこうと
〉思っています。

はい、やさしい本は、じ〜っくり unlearn に効いてきます。
知ってた意味とちがーうなんてことに気付くのは
レベル0〜2を読んでいるときが多いです。
難しめを読んでるときは、つい、難しげな単語に目がいって、
この単語さえわかればわかるのにーって気分になりがちで(爆)、
せっかくやさしい単語がちょっと違う使い方ででてきていても
目に馴染んでキッパリ飛ばしちゃいますから(爆X2)。

やさしい本は、あとになると読めなくなってくるので、
1冊読み終わるのがうれしい、楽しい、といううちに
たくさん読んでくださいね〜。

では、2周目もパンケーキを食べながら Happy Reading♪


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6843. Re: yhiroaki さん、おめでとうございます!

お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2007/6/23(00:31)

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Julieさん、こんにちは。

 祝福のコメント、ありがとうございます。

 100万語山の山頂からの眺めは・・・、上を向いて次の山を一歩
一歩登っていこう、ですね。駄目?いや、一応、これまでの総括が
あの報告だったので、気持ちはもう次の山です。

 僕は英語学習に努力してきた自覚はないんですよ。中学卒業する
までは英語の成績もよかったですが、高校に入って沈没しました。
高3の夏休みに受験対策にせめてシケ単でもやろうと思い立って
10個目くらいで挫折したのを覚えています。

 大学は訳本だよりでしたね。学校の前の文房具屋でコピーでき
ないように薄い青い字で印刷して売っていたのを泣く泣く購入した
のを覚えています。

 社会人になってから、散発的にTOEIC受けたり、英会話学校に
いったりもしましたが、英会話学校も英語に触れるのはそこに
居るときだけですからねえ。

 超高速分析から英語が英語のままスッと入ってくる感覚に
変わったのかも、僕自身はよくわからないのです。英語を理解する
感覚が変わった、という感覚はまだありません。
 いまも超高速分析なのかもしれないし、もう(あるいは多読を
始める時点から)、英語のまま理解しているのかもしれない。

 英語力向上が実感できないというかたへのアドバイスとして、
「超高速分析してるのかもしれないですね」というのを掲示板で
みかけることがあって、ということは即ち超高速分析していると
いくら多読を続けても英語力がつかないという文脈になるので、
恐怖に思ったりもします。

 ただ、昔、それこそ高校生の頃、英文和訳で、英文の単語を
1つ1つ辞書で調べて英単語の下に書いて、この単語訳をどう繋げ
たら和訳になるのだろうと、まるでパズルでも解くようにして
取り組んでいた、あの感じと今は全く違います。(そんなことは
他のひとは元々してないのかもしれないですが)

 まあ、でも、あんまりぐだぐだ考えずに前に進んで行こうと
思っています。

 "The Very Worst Monster"は、そう、イラストがいいのです。
完成度が高い。
 Captain UnderpantsをBionic Booger Boyから読んだのは、
その巻だけ図書館にあったからです。例えばDarren Shanを途中の
巻から読もうとは思いませんが、きっとCaptain Underpantsは
順番じゃなくてもOKなんだろうと思って気にせず読みました。
前の巻を読んでないこと自体は全く問題なかったです。
 こういうのもありだとは思うのですが、僕はまじめ路線なので
読書の楽しみを感じるタイプではなかったです。いや、ぱたぱた
しましたけどね!

 Number the Starsの「知りすぎないほうが勇敢に振舞える」
ことについて、
〉なるほど〜。
〉このくだり、私も読んだときにピンとこなかったなあ。
〉今から考えると、自分の意志で情報をシビアに取捨選択する目という
〉ことなのかもしれないなあと(勝手に)思いました。
〉公開された情報には、プロパガンダや、
〉その情報をあえて公開した意図がからんでいるかもしれないし。

 僕は取捨選択の目を育てるのには情報公開が前提だと思うのです。
10歳の少女にそれを求めるつもりはないので、物語の展開上は
あの状況はやむをえないと思うのですが、作者が「知りすぎない
ほうが勇敢に振舞える」ことを、この本のmessageとして伝えよう
としているような書きっぷりに僕は感じて、そのことに違和感を
覚えました。
 なんだか、自爆テロの実行犯を生み出す土壌のような冷たい
ものを感じたのでした。作者に意図を聞いてみるのもいいかも
しれないですね。

 ユダヤ教には興味があるので、「すぎこしの祭り」についての
本の紹介、ありがとうございます。これは買わないとどこかで
みかけることはなさそうですね。


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