Re: Save it till the morning after 〜

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1344. Re: Save it till the morning after 〜

お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2003/7/28(20:42)

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みちるさん、返事が遅くなってごめん。

〉関係ないですが、タブッキとか、バリッコとか、カルヴィーノとか
〉あ、ペソアも好きなのですよね。
〉この辺はオシツオサレツさんもお好きなのかな?と思ったりしている
〉のですが?

え〜、もうあまりにもズバッときましたね(笑)。
ですが、まあいきなりジョゼ・サラマーゴでも『リカルド・レイス』ときて
しかもイタリア好き、なら想像つきますよね。あまりにもわかりやすい私。ほほほ。

イタリア旅行から帰ってすぐに読んだのが須賀敦子さんで、それからタブッキ、
ペソア、サラマーゴ(←これは若干おまけ)とくるわけです。

タブッキはものすごく好きな作家です。
1冊読み始めるとずるずると読み出してしまって抜けられなくなる再読危険作家。
須賀さんが亡くなられたのであの独特の翻訳が読めないのが残念。
須賀さんの後に訳された方は、なんかやりにくそうな感じでね。
初期の作品と最新刊が邦訳がないままなので、読んでみたいのですが、
全然状況が語られないまま物語が始まり、あっけなく終わる感じの短編が多いので、
かなり実力つかないとダメだな〜。

カルヴィーノも好きです。邦訳が出ている半分も読んでないけど。
『冬の夜一人の旅人が』『まっぷたつの子爵』『見えない都市』どれも好きです。
『まっぷたつの子爵』で、最後にヒロインが本の中から走り出てくるような感じのするところが
とてもエレガントで好きでね。

ペソアも当時熱に浮かされたように英語版を買ってしまったな〜。
ベルナルド・ソアレスの手記も英語でちょっと読みました。
(あっ、これがあったのを今まで忘れてたわ)。
ただ、孤独な男の手記なので、読む気がなかなかおこりません。
「うじうじと、ほんまにええかげんにせーよ」とつい思ってしまう。
でもリスボンの夜明けを描写したところを探さないと
買った意味がないわ。

バリッコはこの3人ほどではないですが、いちおう『絹』を辞書首っ引きで
読んでみたりしたので(邦訳が出て後の答え合わせはさんざんって感じでしたが)、
愛着あります。
「ショーグン」レベルの日本理解で最初は「?」なのに、話が思わぬ仕方で終わって
余韻のすばらしい小説でした。
『City』 はみちるさんが好きそうな感じだと思うのですが、どうでしょう?
私はツンドクになっとりますが。

〉〉「読書の喜びは底なし沼」と私の好きな小説にあります。

〉なんという小説ですか?

A.S Byattの『抱擁』(Possession)
今みちるさんのサイトみましたが、やっぱり読んでるね〜。
私のオールタイムベスト10入り間違いなし本。
読書の楽しみは遡及的であり、底なし沼のように、とかなんとかってあったと思います。
この本、イギリス好きの人にお勧めしたら、その方は「ヴォークリューズの泉」にも
あの二組がジェットを買った街にも行ったことがあるそうで、
ものすごく感激してらっしゃったので、こちらはニンマリ。
でもこういうことを聞くとイギリスにも行きたくなるね〜。
朗読カセットもほしいのですが、神棚行き(すぐに読めない超キリン本)が増えすぎで困る〜。

〉ABCって知りません・・・。どんなんだろう?

Duran Duran と同時期ぐらいに出てきたイギリスのエレクトロ・ポップ・グループ、
ちょっとホワイト・ファンクっぽかった。
The Look of Love が最大のヒット曲だったと思います。

〉う〜ん。Simon見て欲しかったです〜。
〉9月にNHKBS2でやるみたいです。多分10日のよう。

うれし〜。

〉私も「Save a prayer」一番大好きなんです!!一緒だ〜、うれしいなぁ。
〉Live Aidsなつかしいですね。

ちょっと歌詞を取り寄せて読んでみたのですが、
こんなこと歌ってたのね〜
(って正確には意味がよくわからないところあるけど)

〉24時間?ライブとかもありましたよね。
〉眠い目をこすりこすり見ていたな〜と覚えています。

たしかウェンブリーアリーナの空にカメラがパンしてって、
ずっとSave a prayerのシーケンサーとキーボードのあのリフが流れているんです。

は〜、All About オシツオサレツでした。

そうそう、プルーストを読んでいて須賀敦子好きなら、ナタリア・ギンズブルグの
『ある家族の会話』おすすめです。

そでではまた。


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1347. Re: Save it till the morning after 〜

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/7/29(18:47)

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オシツオサレツさん、こんにちは。
なんだか多読とまったく関係ない話題を引っ張っちゃってごめんね。

〉え〜、もうあまりにもズバッときましたね(笑)。
〉ですが、まあいきなりジョゼ・サラマーゴでも『リカルド・レイス』ときて
〉しかもイタリア好き、なら想像つきますよね。あまりにもわかりやすい私。ほほほ。

やっぱり。(笑)

タブッキは、その世界にはまりこみたくなりますよね。
白水社Uブックスのは全部買ったのだけど、単行本までは手がでません。
本当に須賀さんの訳が読めなくなったのが残念ですね。
カルヴィーノは、やっぱり「レ・コスミコミケ」が大好きですね。
スケールが大きくて。
ペソアは詩集しか読んでいないのですがとても大好きで、中でもカエイロが
好きなの。日本だと三冊くらいしかでていないみたいですが、英語だと
結構でているのかな。気になる。
バリッコは、さすがに文章が音楽的でうっとりしちゃいます。
「City」はわたしもつんどくなの。読むのがもったいなくて。
バリッコではまったのは「海の上のピアニスト」
本を読んで大泣きして、映画を見て大泣きしてしまいました。
服がびしょびしょになっていて、自分でもちょっとびっくりしました。(爆)

イタリア文学っていいですよね。肌にすっとなじむ感じ。

〉A.S Byattの『抱擁』(Possession)
〉今みちるさんのサイトみましたが、やっぱり読んでるね〜。
〉私のオールタイムベスト10入り間違いなし本。

読んでるじゃんねぇ。分からなかったのが残念。
これいいですよね。オールタイムベスト10入りって分かります。
舞台になった場所もいってみたいですよね。
いつかは、原作をと、本屋に行く度に手にとってなでてみるのだけど。

〉〉9月にNHKBS2でやるみたいです。多分10日のよう。

〉うれし〜。

正確にわかったらまたお知らせしますね。

〉そうそう、プルーストを読んでいて須賀敦子好きなら、ナタリア・ギンズブルグの
〉『ある家族の会話』おすすめです。

これもつんどくです。。おすすめなら早めに読んでみようかな。
須賀敦子さんはほんとに大好きで全集も買いました。
翻訳も少しずつ集めているの。
ギンズブルグは、一番須賀さんの文章に影響を与えた方のようなので、須賀訳の
三冊とも読んでみたいなと思っています。

それでは、またね。


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