横浜市立図書館の洋書について

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714. 横浜市立図書館の洋書について

お名前: ぴくりん http://pickring.cocolog-nifty.com/blog/
投稿日: 2007/8/6(23:21)

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ミグさん、こんにちは。ぴくりん%横浜市立図書館ヘビーユーザーです。

横浜市立図書館[url:http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/]には、いつもお世話になっている(僕が自分のblogで紹介している洋書の大多数が横浜市立図書館の蔵書)ので、洋書の所蔵状況などをここでご紹介致します。

1. 所蔵状況概要

横浜市立図書館は、市内の17箇所の地域図書館によって構成されていますが、その中の「中央図書館」には、図書約1万冊・雑誌142誌・新聞28紙を集めた外国語本コーナーがあり、また「中図書館」では、外国語本約8200冊が所蔵されているとのことです。また他の地域図書館でも、少数ではありますが、洋書を所蔵していることを確認しています。「平成19年度 横浜市立図書館の目標[url:http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/mokuhyou07.html]」には、「外国語本コーナーの資料の充実に努めます」と明記してあるので、今後も外国語本の蔵書は充実していくものと思われます。

参考:[url:http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/topics/190216-01.html]

2. Graded Readersについて

横浜市立図書館の横断検索サイトの検索結果によると、現時点でPenguin Readers 14冊、Oxford bookworms 125冊の他にも、洋販ラダーシリーズが85冊程度所蔵されている模様です。数えたわけではありませんが、Oxford bookwormsと洋販ラダーだけで、軽く200〜300万語くらいはいけてしまうのではないでしょうか。

3. 絵本・児童書について

Eric Carleの絵本(The very hungry caterpillar等)やCurious Georgeシリーズなど、絵本の蔵書もたくさんあります。絶版になっていると思われる絵本に出会うこともしばしばあります。児童書では、Roald Dahlの作品(Matilda等)や、Jacqueline Wilsonの作品の他にも、Saga of Darren Shan 全12巻や、A series of unfortunate events 全13巻、Deltora Quest 全8巻、The Chronicles of Narnia、 Harry Potter等、有名どころのシリーズものもたくさんあります。その他では、横断検索サイトで"Scholastic"と入力して検索すると、Scholastic社の絵本や児童書と思われる作品が150冊以上ヒットします。僕は一時期この方法でScholastic社の本を見つけては乱読していました。

4. PBについて

児童書や絵本が充実しているので、PBはあまり借りたことがないのですが、Sidney Sheldon、John Grisham、Danielle Steel、Agatha Christie等、有名作家の作品は多数所蔵されているようです。

5. サービス状況について

横浜市立図書館の蔵書は、図書館のWebサイトで横断検索および予約が可能で、どの地域図書館の蔵書であっても、最寄の地域図書館での受取が可能です。予約した図書が利用可能になったら、メールで通知してくれるサービスがあるので、予約した図書が利用可能になったら、すぐにそれを知ることができます。また、市立図書館に無い本については、図書館に備え付けの予約申込書に記入すれば、県内の図書館にも問い合わせてもらえて、蔵書があれば取り寄せてくれるとのことです。また、蔵書がない場合には、新たに購入してもらえる場合もあります(実際に何冊か洋書を蔵書に加えてもらえました)。ただし、必ず購入してもらえるとは限りませんし、購入してもらえたとしても、数か月単位で時間がかかるケースが多いように思います。また、田園都市線沿線のいくつかの駅には「返却ポスト」が設置されており、図書館に行かなくても図書の返却が可能になっています。あと、余談ですが、図書館というと、よくクーラーがガンガンに効いていて受験生の勉強や昼寝(笑)がはかどるというイメージがありますが、僕が利用している地域図書館は、あまり空調が効いていません。貸出カウンターでは扇風機がブンブン回っているところで司書さんたちが額に汗して働いています。図書館に快適な環境を求める人には不満かもしれませんが、僕は省エネや経費削減のためには大変良いことだと思っています。確かに快適性は失われますが、市民の大切な税金を無駄にしない努力がうかがえて、とても好感が持てます。

6. 総括

横浜市立図書館の洋書所蔵状況については、国際都市を標榜する横浜市(360万市民の2%(約7万人)が外国人とのこと)だけあって、他の都市の図書館と比較しても、かなり充実している部類に入るのではないかと思います。ネット検索や予約図書のメール通知サービスなどのツールも充実しており、非常に便利です。というわけで、横浜市は多読するのにとてもよい環境だと思います。横浜市在住・在勤のタドキストは幸せを感じずにはいられないでしょう(笑)。

では、Happy Reading!!


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[♪] 717. Re: 横浜市立図書館の洋書について

お名前: ミグ
投稿日: 2007/8/8(02:20)

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こんばんは、ぴくりんさん。

詳しい情報提供ありがとうございますm(_ _)m

横浜市立にこれだけ多読図書が有れば、神奈川県下の他の公立図書館も無視でき
ないでしょう♪
神奈川県内の相互貸借制度を通じた多読図書の広がりに期待します!

ORTなんかもリクエストできませんかね?


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