はらぺこあおむし さま

[掲示板: 〈過去ログ〉回覧情報 -- 最新メッセージID: 4628 // 時刻: 2024/6/2(17:23)]

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452. はらぺこあおむし さま

お名前: 白朋セミナー 中沢 賢治 http://www.h4.dion.ne.jp/~hakuho/
投稿日: 2003/3/7(01:06)

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はらぺこあおむし さま 始めまして。

第2号♯6にご応募、また、核心を突いたご質問をいただき、ありがとうございます。

〉1)中沢さんが story tellingをなさっている小学生というのは、
〉いわゆる中学の先取り学習を、つまり英語の(文法や単語の)先取り学習を
〉なさっているお子さんなのでしょうか?

先取り学習はしていません。塾の流れとしては、むしろ後追い学習のようです。
分からなくなり始めたところまで戻ります。
ですから、6年生が堂々と5年範囲の算数をやっていたりします。
というか、実際は後も先もなく、今、教室で我を忘れて
学習に入り込んでしまったという体験さえ持てれば良しとしています。

プリントを何枚消化したら帰れるとか、
そのような方法論からははるかに離れています。

生徒は今日何を学習するかを自分で決めます。
自分で問題を読んで、自分で考え、自分で答え合わせをし
自分で学習記録に今日の学習で気付いたことを書き込み、
帰って行きます。
全員そうです。まったく手がかかりません。

でも、これだけでは申し訳ないので、この1年英語に関しては
目一杯手をかけてみました。

以前は小6にはフォニクスを教えていましたが、
あれでさえも小学生用に工夫されているようでいて、
結局、表面意識で一生懸命覚えていただけで、
身体の中には入っていませんでした。

昨年4月に誰から聞いたわけでもなかったのですが、ひらめきのまま
小6生徒にORTのstage2を初めて読んで聞かせました。
以来1年間、アルファベットも文法も単語も一切やっていません。
ただ聞く、これのみです。

〉2)小学6年生のstory tellingではどのレベルからはじめていらっしゃるのでしょうか?
〉ORT 1の文字のないところからでしょうか?また子どもの食いつきはいかがでしょうか?

レベルは先ほどお話しましたが、食いつきは良いです。
ストーリーと挿絵のおかげです。
過去形も不定詞も完了も文法説明一切なく、ただ読むというのは
気分がいいものです。

〉2)中沢さんの個人的見解として、英語の取り組みは何年生からがよいと思われますか?

小学6年が良いと思います。それまでは特に4年生くらいまでは
日本語で読み聞かせをたくさんしてほしく思います。
小5〜小6あたりは日本語の本をどれだけ読破したかが
本人のアイデンティティー形成に必須だと思います。

〉Frog and Toad are Friends(テープ付)でエントリーしたいと思います。(^^;;;

〉誰もが読んだことのあるFrog and Toadでいいのか(白朋さんでもやはりお持ちでしょうか?)、

はい、持っております。

〉もしも1週間たっても名乗りが上がらなかった場合のエントリーとして、
〉心におとめ置きください。

分かりました。♯6の件は改めてお知らせします。

白朋セミナー 中沢


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455. 詳しいお話をありがとうございました。

お名前: はらぺこあおむし
投稿日: 2003/3/7(20:52)

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中沢さま

はらぺこあおむしです、こんばんは。
朝、外出前にお返事を書くつもりでおりましたが、間に合わず、投稿できませんでした。
お返事遅くなりすみません。

〉第2号♯6にご応募、また、核心を突いたご質問をいただき、ありがとうございます。

お忙しいところ、丁寧なお返事をいただきありがとうございます。
また大変個人的で些末な悩み相談をしてしまい、ご迷惑おかけしてすみません。
しかしお話を伺ううちに、心のもやもやしたものが少し晴れたような気がします。

中沢さんのお話を伺い、またうれしいことにsamatsさんのお話も伺うことができ、
ORTという教材が子どもへの読み聞かせ導入に大変適したものである、ということ、
そして、読み聞かせというやり方が双方向に楽しく、そしていつか、みのり多いものに
育つ可能性を大いに秘めているらしい、ということをあらためて確認できました。

「じゃぁうちはいつからはじめようか」という答えにはまだ至っておりませんが、
焦燥感にかられて飛びつくようなことはしないですみそうです。

〉昨年4月に誰から聞いたわけでもなかったのですが、ひらめきのまま
〉小6生徒にORTのstage2を初めて読んで聞かせました。
〉以来1年間、アルファベットも文法も単語も一切やっていません。
〉ただ聞く、これのみです。

〉レベルは先ほどお話しましたが、食いつきは良いです。
〉ストーリーと挿絵のおかげです。
〉過去形も不定詞も完了も文法説明一切なく、ただ読むというのは
〉気分がいいものです。

先生も楽しく、また生徒も楽しく。理想的ですね。
わたしが子どもの頃にそんな方法がほしかったとつくづく思います。

〉〉2)中沢さんの個人的見解として、英語の取り組みは何年生からがよいと思われますか?
〉小学6年が良いと思います。それまでは特に4年生くらいまでは
〉日本語で読み聞かせをたくさんしてほしく思います。
〉小5〜小6あたりは日本語の本をどれだけ読破したかが
〉本人のアイデンティティー形成に必須だと思います。

日本語の読み聞かせをたくさん、というところ、非常に賛同します。
かねがねそう思っておりました。
しかし、「4年生まで」というのにはいささか驚きです。
2年生くらいまででいいかと思っておりました!
うーー、あと4年ですかーー。いや、たったの4年ですね。(ふぅ〜)
わかりました、読み聞かせ、限られた期間、せいいっぱい楽しむようにします。

中沢さんのお考えになる「取り組み時は6年生」という時期についてですが、
知的興味にもあふれ、アイデンティティーも形成されてきつつある、
そういう年頃の子どもが、家以外のところで家族以外の人と、
絵本を通じて英語にふれるというのは、
きっとすばらしい経験なのでしょうね。なるほどと思いました。

さて、我が家に振り返ってみてですが、一点気になるのは、6年生になっていきなり母親に英語の絵本を
読み聞かされていやがらないのかな、というところが気になっております。

6年生の男の子というのがどれくらい親との距離を置きたがるのかわからないので(6歳児はまだべったりです)
なんとも想像もつきません。
誘惑も多い家の中で、普段はガミガミうるさい母さんに、いきなり英語の絵本を読み聞か「される(笑)」ことへの
反撥はないのかな?と。

「えーーぃ、ぐずぐず言っているくらいなら、さっさとやってみればいいやん?」と、
別のわたしがささやいています。(^^;;
無駄話を長々と書いてしまいました。すみません。

いずれにせよ、「読み聞かせがいいよ」という真理は変わらないでようですね。
タイミングは結局のところ、やはり、親の気持ち次第という気がしてきました。

あとは努々教え込もうとせず、自らも楽しむことでしょうか。
#なんだー、日本語の本の読み聞かせといっしょか。(笑)

〉〉もしも1週間たっても名乗りが上がらなかった場合のエントリーとして、
〉〉心におとめ置きください。
〉分かりました。♯6の件は改めてお知らせします。

質問とエントリーと2つの話題でなんだかややこしくしてしまいました。
ごめんなさい。連絡お待ちしています。

みなさん、ぜひ、エントリーしてくださいねっ!
#ってこれだけ話を大きくしたら、手を挙げにくいかしら・・・(^^;;;;;

それでは。
Happy Reading!!


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467. いろいろとまた、お話しましょう

お名前: 白朋セミナー 中沢 賢治 http://www.h4.dion.ne.jp/~hakuho/
投稿日: 2003/3/10(13:25)

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〉はらぺこあおむし さま

日一日気候が和らいでいます。
なんて書きだしにすると、まるで手紙ですね。
キャンペーン第2号♯6の5冊をお送りいたします。
宛先をhakuho@f7.dion.ne.jpまでお願いします。

〉しかし、「4年生まで」というのにはいささか驚きです。
〉2年生くらいまででいいかと思っておりました!
〉うーー、あと4年ですかーー。いや、たったの4年ですね。(ふぅ〜)

10歳になるまで日本語を読み聞かせてあげてください。
その価値は5年、10年後に分かります。
小学校2年生くらいで手を抜くと、後で借りを返すことになります。
子供が英語を読む暇があったら日本語を、
あれ、これは英語の多読の掲示板なのに、とんでもないことを言っていますね。

〉6年生になっていきなり母親に英語の絵本を
〉読み聞かされていやがらないのかな、というところが気になっております。

男の子だったらかなり嫌がりますね。
嫌がらなかったら、ちょっと困る。
英語は、子供はその辺で遊ばせておいて、親が楽しむに限ります。
親のhappy readingが自然と子供に「おすそ分け」です。

白朋セミナー 中沢


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468. またいろいろ聞かせてください。キャンペーンの件、住所送りました。

お名前: はらぺこあおむし
投稿日: 2003/3/10(22:14)

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中沢さま

〉日一日気候が和らいでいます。
〉なんて書きだしにすると、まるで手紙ですね。

まだしみるように冷たい風の合間に、やわらかい日差しが春の訪れを告げています。
ミシンのはずむ音が息子の入学が間近であることを実感させてくれる今日この頃です。
・・・なーーんて、お手紙調で書き出してみました、はらぺこあおむしです。

そういえば、e-メールの普及で、手紙も久しく書かなくなりましたね。

〉キャンペーン第2号♯6の5冊をお送りいたします。
〉宛先をhakuho@f7.dion.ne.jpまでお願いします。

ありがとうございます。
大騒ぎしてしまって、他の方のエントリーを妨げてしまったようです。すみません。
でも、Hangry ・・他5冊も本が読めるので、とても嬉しいです。
メールを送りましたのでどうぞよろしくお願いします。

〉〉しかし、「4年生まで」というのにはいささか驚きです。
〉〉2年生くらいまででいいかと思っておりました!
〉〉うーー、あと4年ですかーー。いや、たったの4年ですね。(ふぅ〜)
〉10歳になるまで日本語を読み聞かせてあげてください。
〉その価値は5年、10年後に分かります。
〉小学校2年生くらいで手を抜くと、後で借りを返すことになります。
〉子供が英語を読む暇があったら日本語を、
〉あれ、これは英語の多読の掲示板なのに、とんでもないことを言っていますね。

いや、私は両手をあげて賛同します。

それに、この多読の掲示板に投稿されているみなさんは、私ごときが言うのもなんですが、
「日本語の本を読み聞かせること、読ませること」を言わずもがなの前提にした上で、
「そして、さらに、英語でも」と考えていらっしゃるのではないか、と思います。

しかし、2年生で、手を抜くと・・・ですか。くわばらくわばら。

えーーー、ここで白状します。
読み聞かせ、良いこととは分かっていても、6年もやっていますと、
さすがに最近はだらけてしまい、ついつい、おざなりに読んだり、
おやすみすることも多くなっておりました。
しかし、中沢さんのお話を伺ってから、気分一新頑張る気になってきました。
(親子で今を一生懸命楽しもう、ってことですね。)
良いお話をどうもありがとうございました。

〉〉6年生になっていきなり母親に英語の絵本を
〉〉読み聞かされていやがらないのかな、というところが気になっております。
〉男の子だったらかなり嫌がりますね。
〉嫌がらなかったら、ちょっと困る。

ですよね〜。(笑)
シモのケも生えかかった息子にすりすり寄ってこられて、
「ご本読んで〜」っていわれても、私もこまっちゃいます。(^^;;
・・・ぉっと、下世話ですみません。<(_ _)>

〉英語は、子供はその辺で遊ばせておいて、親が楽しむに限ります。
〉親のhappy readingが自然と子供に「おすそ分け」です。

うーーーん、まいりました。教材とかメソッド云々の以前の大真理だと思います。
でも、言われてみると大真理ですけど、
親がタドキストなら、どこのお家でも無意識に実践できていることですよね。

息子は「おかーさんの読んでいるえーごの本」はいつか自分も読めるものだと当然のように思っているようです。
「おかーさんの聞いているえーごのニュース」もいつか自分も当然わかるようになると思っているようです。
(本当はおかーさんもよく分かっていないんですけど・・・笑)

と、最後は親バカ発言で。

いろいろためになるお話、ありがとうございました。

Happy Reading!!


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