初心者のための世界史クラブ〜 Part 11 〜 You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3)

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795. 初心者のための世界史クラブ〜 Part 11 〜 You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3)

お名前: パピイ
投稿日: 2006/11/17(23:46)

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全国のYou Wouldn’t Want toファンのみなさま、こんにちは。パピイです。
You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3) をお届けします。

■このシリーズについて
歴史上の事件や、時代を描くのに、有名人でなく、当時の一般人(You)を主人公にしているのが特徴です。
全ページカラーイラスト、人物はマンガっぽいデフォルメの強い絵で、当時の様子が実感できます。

また、読んで面白いだけでなく、読むだけではイメージがわきにくい歴史本を読む前に、このシリーズ本を
一読しておくと、とっても助かります。また、YLは3〜4程度で、巻末には専門用語のGlossaryも付いています。

現在37冊が入手可能で、いままで26冊紹介しており、今回は残りの11冊を紹介します。

■紹介 (時代順)
◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
あなたは紀元前215年の中国の貧しい農夫です。悪天候・不作・重い税のことなど心配事がたくさんあります。
数年前、中国を統一して、冷酷かつ無慈悲な秦の始皇帝が統治してから、生活が一変してきました。
焚書坑儒の際、ある学者はあなたに貴重な書物を地中に隠すよう頼みますが、見つかってしまい罰として
5年間の北方での大きな城壁を作るつらい作業を命じられます。さて、あなたの運命は?

このシリーズ初のアジア編です。世界史クラブ部長の杏樹さんは、書評に「西洋人が書いたとは思えないほど、
当時の中国を正確に表現してるのに驚きます。」と書かれています。

◇You Wouldn't Want to Be A Crusader! ISBN:0531123928
時は1096年、ところはフランス王国、あなたは由緒ある家系に生まれた若く元気なナイトです。
法王Urban2世は、Seljuk Turksを倒し聖地エルサレムを取り戻すことを決心し、フランス国内を旅行しながら、
行く先々で人々に心の奮い立つ説教を行っています。

あなたは、超お金持ちというわけでは有りませんが、小さなお城も、領地も、また大好きな狩りをするための馬も、
鷹も、猟犬も持っています。本当にそれらを残して、異教の異邦人との戦いに行きたいのですか?
この戦いに参加すると、神はあなたの7つの大罪を許してくれるんですって!
出発に先立ち、心残りがないようにするには、何をすればよいのでしょう?

◇You Wouldn't Want to Sail With Christopher Columbus! ISBN:0531160602
時は1492年、ところはスペイン南西の港町Palos、あなたは10歳の少年です。ある日町に着いた、
Christopher Columbusという名のよそ者が、Isabella女王の援助である航海を計画しているという噂を
聞きました。町の人達は非協力的でしたが、野望を抱く船長らが協力しSanta Maria号ほか2隻の船が、
あなたを乗せて出航します。さて、そこで待ち受けている苦難とは?

Columbusは「Imago Mundi」という本に書かれている「大西洋は広くない」を信じているんですって!
彼が行った4回の航海の末、手にした物は?
また、彼と一緒に航海したあなたの人生は、価値あるものだったのでしょうか?

◇You Wouldn't Want to Be Married to Henry VIII! ISBN:0750235969
あなたはヘンリー8世の統治下の英国に住む、Catherine Parr、知的で魅力的かつ敬虔な未亡人です。あなたの
父親は地位も高く、王室関係者とも親交があります。

1542年のある日、王があなたを妻に迎えたいとの知らせを聞いて、ショックと恐怖を感じます。王には前妻が
5人いましたが、全員とも亡くなっています。さて、あなたの運命は?
この時代の貴族の結婚に対する考え方から始まり、王の最初の妻との結婚から順に、過去が暴かれて行きます。

◇You Wouldn't Want to Explore With Sir Francis Drake! ISBN:0531123936
表紙をめくると、エリザベスI世の自己紹介とともに、当時の世界情勢の説明があります。
またページをめくると、男の人が「I am Francis Drake. Some say I am a pirate!」と言っています。

あなたは、若い牧師です。1577年エリザベス女王のお気に入りのFrancis Drakeが新たな航海の同乗する牧師
として任命されます。あなたは、貿易のためにエジプトのアレキサンドリアに行くものだと信じていますが、Drakeの
航海は他の目的を持っています。さて、どこに行くのでしょう?その航海が、3年も続くと知っていたら…。

◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

1588年5月、あなたは新たな司令官を得たスペイン艦隊The Spanish Armadaで英国に向かって出発します。
えっ、新しい司令官は、船も戦争も経験が無いんですって!!
出発後まもなく、嵐に遭遇します。この先、あなたにどのような運命が待ち受けているのでしょうか?

◇You Wouldn't Want to Sail on the Mayflower! ISBN:053112391X
あなたはPriscilla Mullinsです。親兄弟とともに故郷英国での宗教的迫害から逃れるため、Mayflower号で
新天地をめざします。その船には、のちにPilgrimsとして知られるようになる102名が乗っています。

The Pilgrimsとはなんでしょう。若い女性である、あなたの船上生活はどうなるのでしょう。
苦難の末にたどり着いた入植地での生活は?
えっ!Mayflower号の乗客の子孫は、いまや3千500万人もいるんですって!?

◇You Wouldn't Want to Travel With Captain Cook! ISBN:053124460
ジョージ3世統治下の英国で、あなたは16歳の少年です。英国海軍のJames Cookは親戚で、船長として尊敬
されています。あなたの両親は、Cookを説得し、あなたをタヒチへの航海に参加させます。

同行する船乗りはどんな人達でしょう?ええっ、そんな方法で人を集めるの!?
この航海の目的は、金星の太陽面通過を観測することですって!!
高級士官しか、新鮮な肉が食べられないんですって!
その特権を拒否した場合は、ムチ打ちされるんですって??

◇You Wouldn't Want to Be an 18th-Century British Convict! ISBN:0531169987
1785年、あなたは、代々続くロンドン西部の小作人の息子です。ところが、新しい法律The Enclosure Actの
成立により、職を失ってしまいます。新しい工場が労働者を集めていると聞き、ロンドンに引っ越しましたが、
同じような境遇の人々がたくさん集まってきており、職を得ることが出来ません。絶望と、飢えと、寒さに駆られ、
すりを働いてしまいますが、結局逮捕され、植民地で7年間の労働が裁判で言い渡されます。
植民地とは、オーストラリア Botany Bayで、8ヶ月の航海の末、到着します。さて、そこであなたの運命は?

◇You Wouldn't Want to Be a 19th Century Coal Miner in England! ISBN:0531169960
前回紹介しました、You Wouldn’t Want to Be a Victorian Miner!の米国版です。
タイトルと、タイトル文を引用したIntroductionでの違い以外では、Glossaryに
Bob (Common slang word for “shilling”)がひとつ加わっています。
また挿絵は同じで、文章のレイアウトに微妙はズレがあるだけです。

◇You Wouldn't Want to Be a Victorian Servant! ISBN:0531169979
あなたは120年前の英国に住む12歳の女の子です。産業革命は英国に莫大な富をもたらしましたが
すべてのひとが恩恵を受け取るわけではありません。貧しい家庭を支えるため、仕事を探すことになります。
十分な教育を受けていないあなたが選択できる仕事は限られており、家族の希望もあってservantになります。
Servantの仕事とはなんでしょう?その生活はどんなだったのでしょう?Servantにも昇進があるのですって!
男性と付き合うことさえ禁じられていますが、その中でどうやって結婚相手をさがすのでしょう?

表紙をめくるとHousekeeperが、この本らしからぬ細かな文字で、日々のスケジュールと、15項目にもおよぶ
規則と、注意事項を述べています。読むだけでも大変でした。

■あとがき
タドキスト大会の『タドキストの展示会』では、「You Wouldn't Want toファンクラブ」として参加します。
展示内容等の詳細が決まりましたら、この投稿にレスをつける形でまたお知らせします。

今回の紹介で、現在Amazon.jpで入手できる37冊全ての紹介を終わります。
最近の様子をみると、春と秋にそれぞれ4冊づつ新作が発売されていますので、
新しい作品を読んだら、また紹介しますね。(早くても来年初夏の頃になるでしょうが)

Happy Reading!


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799. お疲れ様でした

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/11/19(20:37)

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パピイさん、こんにちは。

〉全国のYou Wouldn’t Want toファンのみなさま、こんにちは。パピイです。
〉You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3) をお届けします。

すごいなあ。もう世界史クラブの部長はパピィさんに譲ったほうがいいかも。

〉現在37冊が入手可能で、いままで26冊紹介しており、今回は残りの11冊を紹介します。

すごい、すごい。
今回はイギリス史や実在の人物が多いですね。しかもなりたくないものばかり…。

〉◇You Wouldn't Want to Be A Crusader! ISBN:0531123928

〉あなたは、超お金持ちというわけでは有りませんが、小さなお城も、領地も、また大好きな狩りをするための馬も、
〉鷹も、猟犬も持っています。本当にそれらを残して、異教の異邦人との戦いに行きたいのですか?
〉この戦いに参加すると、神はあなたの7つの大罪を許してくれるんですって!
〉出発に先立ち、心残りがないようにするには、何をすればよいのでしょう?

十字軍もこのシリーズに入ると途端に情けなく見えてきますね。

〉◇You Wouldn't Want to Sail With Christopher Columbus! ISBN:0531160602

10歳でコロンブスの航海に連れて行かれるとは…。
有名人が出てきても、あくまでも主役はふつうの人、というところがいいですねえ。

〉◇You Wouldn't Want to Be Married to Henry VIII! ISBN:0750235969
〉あなたはヘンリー8世の統治下の英国に住む、Catherine Parr、知的で魅力的かつ敬虔な未亡人です。あなたの
〉父親は地位も高く、王室関係者とも親交があります。

〉1542年のある日、王があなたを妻に迎えたいとの知らせを聞いて、ショックと恐怖を感じます。王には前妻が
〉5人いましたが、全員とも亡くなっています。さて、あなたの運命は?
〉この時代の貴族の結婚に対する考え方から始まり、王の最初の妻との結婚から順に、過去が暴かれて行きます。

今回はキャサリン・パーですか。これはイヤですねえ。あの絵でどんな風に書かれてるのやら。

〉◇You Wouldn't Want to Explore With Sir Francis Drake! ISBN:0531123936

〉あなたは、若い牧師です。1577年エリザベス女王のお気に入りのFrancis Drakeが新たな航海の同乗する牧師
〉として任命されます。あなたは、貿易のためにエジプトのアレキサンドリアに行くものだと信じていますが、Drakeの
〉航海は他の目的を持っています。さて、どこに行くのでしょう?その航海が、3年も続くと知っていたら…。

フランシス・ドレイクの同行者、しかも牧師さんが主人公とは意表を衝かれますね。あまり楽しい航海ではなさそうな…。

〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
〉スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
〉エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
〉英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
〉王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

〉1588年5月、あなたは新たな司令官を得たスペイン艦隊The Spanish Armadaで英国に向かって出発します。
〉えっ、新しい司令官は、船も戦争も経験が無いんですって!!
〉出発後まもなく、嵐に遭遇します。この先、あなたにどのような運命が待ち受けているのでしょうか?

アルマダはイヤですねー。司令官が未経験者だったなんて知りませんでした。
ついでに、スペイン王は「フェリペ2世」です。英語だと全部英語つづりの英語読みになってしまうんですね。
ついでにCadizは「カディス」、Santa Cruzは「サンタ・クルス」

〉◇You Wouldn't Want to Sail on the Mayflower! ISBN:053112391X

〉The Pilgrimsとはなんでしょう。若い女性である、あなたの船上生活はどうなるのでしょう。
〉苦難の末にたどり着いた入植地での生活は?
〉えっ!Mayflower号の乗客の子孫は、いまや3千500万人もいるんですって!?

メイフラワーの航海なんてしたくありませ〜〜〜〜ん。
こういう人たちの子孫だからアメリカは…。

〉◇You Wouldn't Want to Travel With Captain Cook! ISBN:053124460
〉ジョージ3世統治下の英国で、あなたは16歳の少年です。英国海軍のJames Cookは親戚で、船長として尊敬
〉されています。あなたの両親は、Cookを説得し、あなたをタヒチへの航海に参加させます。

〉同行する船乗りはどんな人達でしょう?ええっ、そんな方法で人を集めるの!?
〉この航海の目的は、金星の太陽面通過を観測することですって!!
〉高級士官しか、新鮮な肉が食べられないんですって!
〉その特権を拒否した場合は、ムチ打ちされるんですって??

両親、ひどい…。

〉◇You Wouldn't Want to Be an 18th-Century British Convict! ISBN:0531169987

これ、まだマシな気がします。航海は大変だしオーストリアでの労働も大変でしょうけど、これまで紹介してたのが悲惨すぎて…。真面目に働けばなんとかなりそう。

〉◇You Wouldn't Want to Be a 19th Century Coal Miner in England! ISBN:0531169960
〉前回紹介しました、You Wouldn’t Want to Be a Victorian Miner!の米国版です。
〉タイトルと、タイトル文を引用したIntroductionでの違い以外では、Glossaryに
〉Bob (Common slang word for “shilling”)がひとつ加わっています。
〉また挿絵は同じで、文章のレイアウトに微妙はズレがあるだけです。

内容はほぼ同じなんですか。

〉◇You Wouldn't Want to Be a Victorian Servant! ISBN:0531169979
〉あなたは120年前の英国に住む12歳の女の子です。産業革命は英国に莫大な富をもたらしましたが
〉すべてのひとが恩恵を受け取るわけではありません。貧しい家庭を支えるため、仕事を探すことになります。
〉十分な教育を受けていないあなたが選択できる仕事は限られており、家族の希望もあってservantになります。
〉Servantの仕事とはなんでしょう?その生活はどんなだったのでしょう?Servantにも昇進があるのですって!
〉男性と付き合うことさえ禁じられていますが、その中でどうやって結婚相手をさがすのでしょう?

〉表紙をめくるとHousekeeperが、この本らしからぬ細かな文字で、日々のスケジュールと、15項目にもおよぶ
〉規則と、注意事項を述べています。読むだけでも大変でした。

おお〜〜〜、これはおもしろそう。大英帝国の黄金時代、ヴィクトリア朝の影の部分ですね。

〉■あとがき
〉タドキスト大会の『タドキストの展示会』では、「You Wouldn't Want toファンクラブ」として参加します。
〉展示内容等の詳細が決まりましたら、この投稿にレスをつける形でまたお知らせします。

私はタドキスト大会には参加できませんが、展示・報告よろしくお願いします。この際部長就任式でもしてきてください。

〉今回の紹介で、現在Amazon.jpで入手できる37冊全ての紹介を終わります。
〉最近の様子をみると、春と秋にそれぞれ4冊づつ新作が発売されていますので、
〉新しい作品を読んだら、また紹介しますね。(早くても来年初夏の頃になるでしょうが)

すごいです。入手できる全て…。
また新刊が出るのを(「しんかん」で変換したら「秦漢」がでてきた…)楽しみにしています。


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807. Re: お疲れ様でした

お名前: パピイ
投稿日: 2006/11/27(23:43)

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杏樹さん、こんにちは。
返事が遅くなってたいへん申し訳ありませんでした。

思えば、私の語数報告に杏樹さんから「シリーズでまだ読んでいないのも多いので、世界史クラブで
投稿してくれたらうれしいです」とのお言葉をいただいたのが、このシリーズ紹介を始めたきっかけでしたね。

〉〉今回の紹介で、現在Amazon.jpで入手できる37冊全ての紹介を終わります。

〉すごいです。入手できる全て…。

私は世界史が得意でも、大好きでもありませんでしたが、このシリーズは気に入っただけでなく、
私の紹介に、杏樹さんほかみなさんからの大きな反響のおかげで達成できました。

たいへんありがとうございました。
おかげで、この本に書いてある世界史だけは詳しくなりました(苦笑)

〉私はタドキスト大会には参加できませんが、展示・報告よろしくお願いします。

杏樹さんの参加がないのは、とても寂しいです。
覚えていらっしゃらないでしょうが、昨年のタドキスト大会初日の別館に移動してのランチタイムで、
私の向かい側に座ってらしたのが杏樹さんで、少しお話することが出来たんですよ。
私にとって、2回目のオフ会でしたので、たいへん印象に残っています。
またそれが、世界史クラブに投稿しようと思った理由のひとつにもなっています。

おっ、そう言えば一緒に展示をしてくれるakoさんは大会の実行委員長で話をする余裕も
無かったなあ、今年の湯煙まで(笑)

そのakoさんが、関西と英国ツアーを考えているらしいので、その時は(関西の方ね)、
お会いしたいですね。(但し、この計画は諸般の事情が許せばとの条件付で、詳細は未定です。
でもただの願望ではなさそう?!)

最後になりますが、あっという間の一年で、ここまで来ちゃいました。
来年は、また新しい切り口で世界史クラブに投稿できたらいいなあと考えています。


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800. はまってます

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/11/21(00:03)

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>パピイさん

私もはまってます。良いシリーズを教えていただいてありがとうございました。(>値段がちょいと高いのが玉に瑕)

〉■このシリーズについて
〉歴史上の事件や、時代を描くのに、有名人でなく、当時の一般人(You)を主人公にしているのが特徴です。
〉全ページカラーイラスト、人物はマンガっぽいデフォルメの強い絵で、当時の様子が実感できます。

〉また、読んで面白いだけでなく、読むだけではイメージがわきにくい歴史本を読む前に、このシリーズ本を
〉一読しておくと、とっても助かります。また、YLは3〜4程度で、巻末には専門用語のGlossaryも付いています。
→けっこう深いですよねぇ。下手な専門書読むより深いと思います。かなりキッチリ調べて書いてあると思います。

〉現在37冊が入手可能で、いままで26冊紹介しており、今回は残りの11冊を紹介します。
→わぉ! 全冊制覇なんですね。すごい!

〉◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
→未読です。いずれ東洋史にもチャレンジしてみようと思います。

〉◇You Wouldn't Want to Be A Crusader! ISBN:0531123928
→あちこちに危険がいっぱい! 生きて帰るためには賢くふるまわないと。運も必要。

〉◇You Wouldn't Want to Sail With Christopher Columbus! ISBN:0531160602
→未読。このシリーズのバイキングの話を読んだら、はじめてアメリカに渡った西洋人はバイキングだったと書いてあってビックリ! 

〉◇You Wouldn't Want to Be Married to Henry VIII! ISBN:0750235969
→OBWのヘンリー8世本も面白く読みました。この辺りの時代は事実は小説より奇なりのドラマチックな出来事が多いですよねぇ。

〉◇You Wouldn't Want to Explore With Sir Francis Drake! ISBN:0531123936
→未読。読んでみたい。

〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
→未読。これも読んでみたい。

〉◇You Wouldn't Want to Sail on the Mayflower! ISBN:053112391X
→未読。読みたい。

〉◇You Wouldn't Want to Travel With Captain Cook! ISBN:053124460
→未読。これも面白そうですねぇ。

〉◇You Wouldn't Want to Be an 18th-Century British Convict! ISBN:0531169987
→おぉ、これお読んでみたい。

〉◇You Wouldn't Want to Be a 19th Century Coal Miner in England! ISBN:0531169960

>前回紹介しました、You Wouldn’t Want to Be a Victorian Miner!の米国版です。
→私はどっちを読んだのかな? 炭鉱で働くのは事故も多いし大変ですよね。

〉◇You Wouldn't Want to Be a Victorian Servant! ISBN:0531169979
→前回の報告へのレスに感想書かせてもらいました。面白かったです。

〉■あとがき
〉タドキスト大会の『タドキストの展示会』では、「You Wouldn't Want toファンクラブ」として参加します。
〉展示内容等の詳細が決まりましたら、この投稿にレスをつける形でまたお知らせします。
→そうなんですか? 参加して「立ち読み」してきちゃいたいなぁ。(>今仕事が忙しくて)
私、去年までタドキスト大会って多読の指導している専門家の学会みたいなものかと思っていて、一タドキストが出られるものじゃないと思ってたのですよね。いずれ参加してみたいです。

〉今回の紹介で、現在Amazon.jpで入手できる37冊全ての紹介を終わります。
〉最近の様子をみると、春と秋にそれぞれ4冊づつ新作が発売されていますので、
〉新しい作品を読んだら、また紹介しますね。(早くても来年初夏の頃になるでしょうが)
→よろしくお願いします。私もサクサクこのシリーズを読み続けようと思います。

この他に私が読んだのは:
You Wouldn't Want To Be A Viking Explorer!(バイキングがアメリカまで行ったなんて・・・)
You Wouldn't To Be Greek Athlete!(オリンピックは全裸で行ってたなんて・・・)
You Wouldn't To Be An Egyptian Mummy!(腹の中から取り出した腸にも包帯まいてたなんて・・)
You Wouldn't To Be A Mammoth Hunter!(マンモス狩の時、自分の臭いを消すためにマンモスの糞を身体に塗りつけたなんて・・・)
You Wouldn't Want To Be A Medeival Knight!(騎士って「努力」でなれるもんだったのね・・)
You Wouldn'tt Want To Be In A Medeival Dungeon!(中世の牢獄はなんて不潔なんでしょう・・)
You Wouldn't To Be A Victorian Schoolchild!(姿勢矯正ギプスがあったなんて・・)
You Wouldn't To Be Ill In Tuder Times!(治療で血を抜かれるなんて・・)

「You Wouldn't Want toファンクラブ」入会希望です。よろしくお願いいたします。


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808. Re: はまってます

お名前: パピイ
投稿日: 2006/11/27(23:46)

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ウルトラQの母さん、こんにちは。
返事が遅くなってたいへん申し訳ありませんでした。

〉私もはまってます。良いシリーズを教えていただいてありがとうございました。(>値段がちょいと高いのが玉に瑕)

そう仰っていただけるとうれしいです。
私も、このシリーズを紹介してくれた、いづこさん、杏樹さんに感謝しています。

〉けっこう深いですよねぇ。下手な専門書読むより深いと思います。かなりキッチリ調べて書いてあると思います。

まったく同感です。イラストから受ける第一印象とは、全然違いますよね。
この本を読んで得た知識だけで、世界史の好きな人と話をしても、ピンポイントであれば
そうとう詳しい人と勘違いされることもあるでしょうね(多分)

〉そうなんですか? 参加して「立ち読み」してきちゃいたいなぁ。(>今仕事が忙しくて)

それは残念ですね。また別の機会にでも。

〉You Wouldn't To Be Ill In Tuder Times!(治療で血を抜かれるなんて・・)

このタイトル初めて見ました。
You Wouldn't Want to Be Sick in the 16th Century! の英国版なのでしょうか?
Tudor Timesが、16世紀かどうかもよく知らないパピイですが・・・。

〉「You Wouldn't Want toファンクラブ」入会希望です。よろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。


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810. 同じ本です

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2006/11/29(19:18)

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〉〉You Wouldn't To Be Ill In Tuder Times!(治療で血を抜かれるなんて・・)

〉このタイトル初めて見ました。
〉You Wouldn't Want to Be Sick in the 16th Century! の英国版なのでしょうか?
〉Tudor Timesが、16世紀かどうかもよく知らないパピイですが・・・。
→そうなんですよ。実は同じものです。うっかり両方買ってしまいました。(>ぐすん)

〉〉「You Wouldn't Want toファンクラブ」入会希望です。よろしくお願いいたします。

〉こちらこそ、よろしくお願いいたします。
→入会許可ありがとうございます。今はアポロ13号の話を読んでいます。また少し読みためたらご報告したいと思います。


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811. Re: 大満足

お名前: はまこ
投稿日: 2006/12/1(09:18)

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パピイさん、こんにちは。はまこです。
 
 
〉全国のYou Wouldn’t Want toファンのみなさま、こんにちは。パピイです。
〉You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3) をお届けします。
 

パピイさんが年代順に並べて紹介してくださったので、
Mammoth Hunter! と Egyptian Mummy!
を買いました。

この投稿にレスをつけるのは、その2冊を読み終わってからにしよう、
と思っていたのですが、
何と、1日に見開き2ページを読むと大満足!
になってしまうんです。
初めてです。こういうのは。
うーん、どうしてでしょうね。
と言うわけで、未だEgyptian Mummy!のBound for the Tombのあたりを
読んでます(^^;)
パピイさんがタドキスト大会に参加される前にぜひレスを!と思っていたのに。
 
 
ところで、この本は一冊一冊が本当に価値のあるものだと思うのですが、
Amazon.comの方でも書評が出てないですよね。
何でかなぁ。
例えば小学館の学習まんが、「日本の歴史」シリーズに勝るとも劣らず、
と言ったところだと思うのですが。
英語圏の大人も子どもも読まないのかしら。
少々高いけど、一冊も手が出ない、という値段でもないし。
ふーむ。
パピイさん、こんなに惚れ込んだシリーズですもの、
ぜひAmazon.comに書評を書いて〜(^^)

 
〉■あとがき
〉タドキスト大会の『タドキストの展示会』では、「You Wouldn't Want toファンクラブ」として参加します。
〉展示内容等の詳細が決まりましたら、この投稿にレスをつける形でまたお知らせします。

〉今回の紹介で、現在Amazon.jpで入手できる37冊全ての紹介を終わります。
〉最近の様子をみると、春と秋にそれぞれ4冊づつ新作が発売されていますので、
〉新しい作品を読んだら、また紹介しますね。(早くても来年初夏の頃になるでしょうが)

ありがとうございました。
少しずつ集めようかな。
私も世界史と言えば、杏樹さんの投稿をサーッと読むぐらいで、
あまり興味はなかったのですが、
このシリーズで興味が出てきました(^^)
『タドキストの展示会』で、ファンが増えるといいですね。
ではでは。
 
 
〉Happy Reading!

Happy Reading!


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[喜] 812. Re: 大満足

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2006/12/1(10:14)

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はまこさん、おひさしぶり〜 まりあ@SSSです。

  パピイさんにも、こんにちは。
〉 
〉 
〉〉全国のYou Wouldn’t Want toファンのみなさま、こんにちは。パピイです。
〉〉You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3) をお届けします。

   このシリーズ本当に楽しいですね。多くの人に知って
   貰いたくなる本です。

〉ところで、この本は一冊一冊が本当に価値のあるものだと思うのですが、
〉Amazon.comの方でも書評が出てないですよね。

   Amazonには語数を登録しなくてすむのでSSS書評より楽なのにね。
   といっても37冊書くのは大変そうなので、出しゃばって
   今アズテックと中世の騎士の巻にレビューをつけました。

   なぜか1日1冊は書くとすぐ掲載されるのですが、たくさん
   書くと掲載まで1週間くらいかかるのですよね。
   それで今はYou Wouldn't Want to Be an Aztec Sacrifice
   だけレビューがつきました。
   お知らせまで。 


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819. まりあさ〜ん☆=

お名前: はまこ
投稿日: 2006/12/4(16:34)

------------------------------

まりあさん、こんにちはー。はまこです。
タドキスト大会はいかがでしたでしょうか。
盛り上がったんでしょうね〜(^^)
今頃は心地よい疲れに浸りながら、爆睡中かな?
 
 
〉   Amazonには語数を登録しなくてすむのでSSS書評より楽なのにね。
〉   といっても37冊書くのは大変そうなので、出しゃばって
〉   今アズテックと中世の騎士の巻にレビューをつけました。
 
 
ぱらぱらっと探しましたが、アズテックの方しか見つけられませんでした(;;)
もちろん、「参考になった」(だっけ)をクリックしました(^^)v
ぶひままんのレビューでも探しましたが2Pでトン座。
眠いのでお許しを〜〜〜。
近日中に中世の騎士の方も探し出して読ませてもらいまーす。

まりあさんも、お疲れが残りませんように。
ではでは〜(^^)/~
 
 
あ、ちゃんと書けてるかなー、と見直したら、↓でまりあさんが説明して
くれてますね。。コピペし直しました。

〉   なぜか1日1冊は書くとすぐ掲載されるのですが、たくさん
〉   書くと掲載まで1週間くらいかかるのですよね。
〉   それで今はYou Wouldn't Want to Be an Aztec Sacrifice
〉   だけレビューがつきました。
〉   お知らせまで。 
 
 
えへへ。了解でっす。


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[喜] 821. Re: まりあさ〜ん☆=

お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2006/12/4(17:14)

------------------------------

はまこさん、こんにちは〜 まりあ@SSSです。

〉タドキスト大会はいかがでしたでしょうか。
〉盛り上がったんでしょうね〜(^^)

   はい、はい、それは! 
   お気に入りのリスニング音源紹介タイムに、のんたさんが
   Mother Gooseロックバージョンというのを紹介されて、
   はまこさんをご存じの方全員から、「はまこさんの実演が
   みた〜い!」という声が...

   Mother Gooseがハードロックだったりヒップホップだったり!
   ミュージシャンの名前もパロディでSpice Girlsの曲はNice
   Girlsだったり、Ricky Martinの曲はWolfy Martiniとか、
   すごく凝っている。         ↑
              3匹のこぶたが"Livin' la vida loca"の
              唄にのっているからWolfyというわけ

   来年は"あっちっちあっちっち"とジャケットをはぐると裏地
   には3匹のこぶたがプリントされている隠し芸でもしするか?
   って一瞬思ったけれど、タドキスト大会の申込者激減だったり、ひ〜
   やっぱりはまこさんを特別ゲストにお呼びするしかありません。
   来てね〜  

〉今頃は心地よい疲れに浸りながら、爆睡中かな?
   
   どぢノロですから、あらかじめメルマガの原稿を仕上げて
   おくなんて芸当はできず、「ミステリメルマガ」の原稿を
   書いて、どろなわで紹介本の書評中;;(^ ^);;

   「年寄りの疲れは後から来る」といいますので、爆睡は
   明日?それともあさって?

〉ぱらぱらっと探しましたが、アズテックの方しか見つけられませんでした(;;)
〉もちろん、「参考になった」(だっけ)をクリックしました(^^)v

   ありがとうございました。やっぱり「参考になった」票が
   多くなると注目度も上がり、読む人も増えるみたいですね。

〉まりあさんも、お疲れが残りませんように。
  
   ありがとうございます。
   Happy Reading & Dancing!


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[喜] 814. Re: 大満足

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/1(20:07)

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はまこさん、いらっしゃいませ。
パピイです。

〉パピイさんが年代順に並べて紹介してくださったので、
〉Mammoth Hunter! と Egyptian Mummy!
〉を買いました。

おおっ!
古代から順に始められたのですね。

〉この投稿にレスをつけるのは、その2冊を読み終わってからにしよう、
〉と思っていたのですが、
〉何と、1日に見開き2ページを読むと大満足!
〉になってしまうんです。
〉初めてです。こういうのは。
〉うーん、どうしてでしょうね。

私も、ちまちまと読むほうが楽しいです。
その3は、タドキスト大会の2週間前には投稿したかったので、
2日で1冊読んでいましたが、これはまれな読み方でした。

じっくり挿絵を眺め、周囲の説明文を読み、巻末の専門用語のGlossaryにも
目を通すのがこの本の楽しみ方だと思っています。

〉ところで、この本は一冊一冊が本当に価値のあるものだと思うのですが、
〉Amazon.comの方でも書評が出てないですよね。
〉何でかなぁ。

そう言えば、そうですね。
(もちろん、Amazon.co.jpの方ですよね)

〉英語圏の大人も子どもも読まないのかしら。
〉少々高いけど、一冊も手が出ない、という値段でもないし。
〉ふーむ。

このシリーズを紹介しようと思ったきっかけのひとつに、
仕事で出張したポーランドの地方都市の書店で、
翻訳本を見たことことが挙げられます。
翻訳されるぐらいだから、良い本であるんだろうと勝手に想像しました。

〉パピイさん、こんなに惚れ込んだシリーズですもの、
〉ぜひAmazon.comに書評を書いて〜(^^)

全ての本の紹介文は、そろってますから、まりあさんのレビューを参考に
すこしづつやってみましょうかね。

〉〉■あとがき
〉〉タドキスト大会の『タドキストの展示会』では、「You Wouldn't Want toファンクラブ」として参加します。
〉〉展示内容等の詳細が決まりましたら、この投稿にレスをつける形でまたお知らせします。

おっと、すっかり忘れていました。
思い出させてくれてありがとうー!

〉私も世界史と言えば、杏樹さんの投稿をサーッと読むぐらいで、
〉あまり興味はなかったのですが、
〉このシリーズで興味が出てきました(^^)

いっしょですね。
私も世界史は得意でも、好きでもなかったのですが、
このシリーズで知識が10倍(自己比)は増えましたね。
児童書など読むときにも、とっても役に立っています。

〉『タドキストの展示会』で、ファンが増えるといいですね。

たしかに、Amazonで表紙を見て、良さがわかる人はいないでしょうね。
実物を見てもらい、こんなに詳しいことまで書いてあるよと説明して
あげないとね〜。

〉Happy Reading!

ままこさんも、Happy Reading!


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[喜] 820. ファンクラブは盛り上がりましたか?

お名前: はまこ
投稿日: 2006/12/4(17:03)

------------------------------

パピイさん、こんにちは。はまこです。
タドキスト大会はどうでしたか〜?
ファンクラブは盛況だったのでしょうか。
それとも密やかに盛り上がったのでしょうか。←こっちの方が似合う気も(笑)
 

〉〉ところで、この本は一冊一冊が本当に価値のあるものだと思うのですが、
〉〉Amazon.comの方でも書評が出てないですよね。
〉〉何でかなぁ。

いいかげんな事を書いてしまいました。
.comで2冊書評がついているのを先ほど確認しました(^^)>"

〉そう言えば、そうですね。
〉(もちろん、Amazon.co.jpの方ですよね)

もちろん、Amazon.comの方です〜。
akoさんに、パピイさんもファンレターを書く準備をしている、
というような話をしていませんでしたか?
だからパピイさんもakoさんのように英語で書ける方なのかと。。
無理強いはしませんが、母語で読める人たちに、
こんな良い本があるんだよー、と紹介するのがパピイさんだったら
楽しいな、と思った訳でして。
 
 
〉このシリーズを紹介しようと思ったきっかけのひとつに、
〉仕事で出張したポーランドの地方都市の書店で、
〉翻訳本を見たことことが挙げられます。
〉翻訳されるぐらいだから、良い本であるんだろうと勝手に想像しました。

ポーランド。。どいつの隣。バルト海。ほんま海。
すみません。。風邪と寝不足で頭がボーっとしてまして。
パピイさんには気を入れてメールを書こうと思っていますのに、
散文はまこ参上ー、の事態に陥ってまいりました。
 

〉〉パピイさん、こんなに惚れ込んだシリーズですもの、
〉〉ぜひAmazon.comに書評を書いて〜(^^)

〉全ての本の紹介文は、そろってますから、まりあさんのレビューを参考に
〉すこしづつやってみましょうかね。

ぜひ〜。
Amazon.comの方もよろしくご考慮くださいませ(^^)
お嫌でしたら、.co.jpだけでも。
興味を持って、手に取る人が増えると嬉しいですね(^^)


〉いっしょですね。
〉私も世界史は得意でも、好きでもなかったのですが、
〉このシリーズで知識が10倍(自己比)は増えましたね。

おお、知識が10倍(自己比)!頼もしいお言葉。

〉児童書など読むときにも、とっても役に立っています。

今、ふと思い立ってThe Coldest Place on the Earthを読んでいます。
(その時間があれば少しでも寝ればいいのにー、と自分でツッコミつつ:笑)
この本を読んでから、You wouldn't want to be a Polar Explorerを
読むのもおもしろそうですよね。
 
 
〉〉『タドキストの展示会』で、ファンが増えるといいですね。

〉たしかに、Amazonで表紙を見て、良さがわかる人はいないでしょうね。
〉実物を見てもらい、こんなに詳しいことまで書いてあるよと説明して
〉あげないとね〜。

その様子をまた教えてくださいね(^^)


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[喜] 822. Re: ファンクラブは盛り上がりました

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/5(21:33)

------------------------------

こんにちは、はまこさん。

〉タドキスト大会はどうでしたか〜?
〉ファンクラブは盛況だったのでしょうか。
〉それとも密やかに盛り上がったのでしょうか。←こっちの方が似合う気も(笑)

大盛況でした(自己想定比)
でもとなりのロマンス本は、もっとすごかったです。
もう一方のとなり、キルトの絵本は出品者の方が欠席にもかかわらず、盛況でした。
(ここで読めば買わずに済むとい考えの人もいらしたようでが。
You Wouldn’t も目当ての本を立ち読みしようとした人がいましたが、時間切れで・・・)

〉〉そう言えば、そうですね。
〉〉(もちろん、Amazon.co.jpの方ですよね)

〉もちろん、Amazon.comの方です〜。
〉akoさんに、パピイさんもファンレターを書く準備をしている、
〉というような話をしていませんでしたか?

「〉風邪と寝不足で頭がボーっとしてまして」というわりに、
記憶がたしかなようで(笑)

〉だからパピイさんもakoさんのように英語で書ける方なのかと。。
〉無理強いはしませんが、母語で読める人たちに、
〉こんな良い本があるんだよー、と紹介するのがパピイさんだったら
〉楽しいな、と思った訳でして。

この発想、いいですね。
米国Amazonに書評をつけたと、ファンレターに書くというのも面白いかも。

〉Amazon.comの方もよろしくご考慮くださいませ(^^)
〉お嫌でしたら、.co.jpだけでも。
〉興味を持って、手に取る人が増えると嬉しいですね(^^)

日本Amazonにも、まりあさんを参考にして書評をつけますよ。
でもSSSは語数カウントがネックですね。
私の場合、1万語以下は0.1%以下の誤差になりますから、
読書記録には、適当に2,500とか3,000とか書いています。
適当というのは、いいかげんという意味ではないと思ってます(苦笑)

〉今、ふと思い立ってThe Coldest Place on the Earthを読んでいます。
〉(その時間があれば少しでも寝ればいいのにー、と自分でツッコミつつ:笑)
〉この本を読んでから、You wouldn't want to be a Polar Explorerを
〉読むのもおもしろそうですよね。

私も、「世界史クラブ 番外編 (祝)南極観測50周年」の投稿にあたり、
The Coldest Place on Earthを再読(3回目)しましたが、良かったです。

〉〉たしかに、Amazonで表紙を見て、良さがわかる人はいないでしょうね。
〉〉実物を見てもらい、こんなに詳しいことまで書いてあるよと説明して
〉〉あげないとね〜。

〉その様子をまた教えてくださいね(^^)

たくさんの方がいらっしゃいました。
私の紹介を読んだこともない人から、お目当ての書名を言ってくる人まで。
そうそう、Chip君という小学生が、中世ヨーロッパ物で面白いものありませんかと、
尋ねてきたのにはびっくりしました。
実物を見て気に入った、yukinoさんは、ブッククラブに購入希望の投稿を昨日されましたね。

はまこさんに、少しでも様子が伝わるといいですね。


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813. Re: タドキストの展示会

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/1(20:02)

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みなさん、明日はタドキスト大会ですね。
遅くなってしまいましたが、展示概要が決まりましたので、お知らせします。

◆展示スペース
SEGの机 3個(幅1.2m×奥行き0.6m)

◆展示品
・平置き(表紙が見える)の本 8冊
・akoさんのファンレター
  紹介した本全て持参しており、その他29冊はまとめて置いてあります。

◆展示品紹介リーフレット(配布用)
平置きの8冊と、ファンレターの簡単な紹介

では、みなさん楽しい時間を過ごしましょう。


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823. 遅まきながら、お疲れ様です

お名前: 柊
投稿日: 2006/12/11(17:02)

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 パピイさん、こんにちは。柊です。
 読みたいですと書きながら、ほぼ1カ月遅れというとんでもなく遅いこの投稿です。気がついていただけるでしょうか、かなり心配。
 ともあれ、お疲れ様でしたー。(こちらも別件でお疲れだったので遅れただけで、読むだけは読んでいました。あ、フォローになってない)
 あれこれ読みたいものが増えましたが、お金がどうなっていることやら。本棚も買ってしまい、蔵書が増える準備はできましたけど。

〉■紹介 (時代順)
〉◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
〉あなたは紀元前215年の中国の貧しい農夫です。悪天候・不作・重い税のことなど心配事がたくさんあります。
〉数年前、中国を統一して、冷酷かつ無慈悲な秦の始皇帝が統治してから、生活が一変してきました。
〉焚書坑儒の際、ある学者はあなたに貴重な書物を地中に隠すよう頼みますが、見つかってしまい罰として
〉5年間の北方での大きな城壁を作るつらい作業を命じられます。さて、あなたの運命は?

 杏樹さんにお勧めされて、ちょっと読んでみようかと気になっているところです。「大地の子」のとても重要なシーンで、秦の始皇帝と万里の長城についての詩も出てくるんですよ。なんだか、そういう繋がりでどんどん手を出してしまうのが、私のやり方です。

〉このシリーズ初のアジア編です。世界史クラブ部長の杏樹さんは、書評に「西洋人が書いたとは思えないほど、
〉当時の中国を正確に表現してるのに驚きます。」と書かれています。

 それを聞くと、安心して読めますね。この本どこまで正確なんだろうかと思いながら読むと、すごく気疲れしてしまって。特に、自分で書評を挙げておいて何ですが、Royal Diariesのヨーロッパ以外はその典型です。

〉◇You Wouldn't Want to Be A Crusader! ISBN:0531123928
〉時は1096年、ところはフランス王国、あなたは由緒ある家系に生まれた若く元気なナイトです。
〉法王Urban2世は、Seljuk Turksを倒し聖地エルサレムを取り戻すことを決心し、フランス国内を旅行しながら、
〉行く先々で人々に心の奮い立つ説教を行っています。

 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

〉◇You Wouldn't Want to Sail With Christopher Columbus! ISBN:0531160602
〉時は1492年、ところはスペイン南西の港町Palos、あなたは10歳の少年です。ある日町に着いた、
〉Christopher Columbusという名のよそ者が、Isabella女王の援助である航海を計画しているという噂を
〉聞きました。町の人達は非協力的でしたが、野望を抱く船長らが協力しSanta Maria号ほか2隻の船が、
〉あなたを乗せて出航します。さて、そこで待ち受けている苦難とは?

 コロンブスかあ。スペインのイサベル女王にも興味があるんですよね。例によってテューダー朝がらみなんですけど。

〉◇You Wouldn't Want to Be Married to Henry VIII! ISBN:0750235969
〉あなたはヘンリー8世の統治下の英国に住む、Catherine Parr、知的で魅力的かつ敬虔な未亡人です。あなたの
〉父親は地位も高く、王室関係者とも親交があります。

 amazon、あ、日本ですけど、書評挙げときました。こちらでは結構盛り上がっているのに、全然書評なかったですね。
 この最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンがイサベル女王の娘なので、それでイサベル女王にも興味が。

〉◇You Wouldn't Want to Explore With Sir Francis Drake! ISBN:0531123936
〉表紙をめくると、エリザベスI世の自己紹介とともに、当時の世界情勢の説明があります。
〉またページをめくると、男の人が「I am Francis Drake. Some say I am a pirate!」と言っています。

 女王陛下の海賊。私の興味のど真ん中ですね。Dead Famousにも、ありましたよ。

〉あなたは、若い牧師です。1577年エリザベス女王のお気に入りのFrancis Drakeが新たな航海の同乗する牧師
〉として任命されます。あなたは、貿易のためにエジプトのアレキサンドリアに行くものだと信じていますが、Drakeの
〉航海は他の目的を持っています。さて、どこに行くのでしょう?その航海が、3年も続くと知っていたら…。

 それは卑怯ですね。なんか、イメージが崩れてきました。

〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
〉スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
〉エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
〉英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
〉王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

 無敵艦隊(アルマダは日本の歴史書ではこう言うらしいです)かあ。またも興味のど真ん中。なんか今回、テューダー王朝関連多いですね。
 フェリペ二世、なんか聞いたことある。あ、メアリ一世の夫か。航海王子って異名があったような。
 英国教会の設立から、メアリ・ステュアートの処刑までって、40年ぐらいはかかっているはずですけど。しかもその間、イングランド女王と結婚していた時期があるでしょうに、フェリペなら。
 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

 そうそう、ギリシャ奴隷の巻にもamazonで書評つけときました。何でか、あの辺りチェックが甘くて、数分後に確認すると掲載されていたことがあるんですよね。レビュー・チェックに英語わかる人がいなくて、諦めているのかと疑ってしまいましたが。

 パピイさん、このシリーズの世界史ならお好きということでしたが、私もこんな感じで(しかもこの程度で)歴史好きを名乗っています。
 王女リーズ(今読むと、時代考証皆無。榛名しおりという人の本です)にはまってエリザベス一世に関しての本を読みあさり、気がついたらテューダー王朝大体読んだのに、エリザベス一世の即位後はさっぱりわからなかったり。まあ、日本で出ている本を読み尽くして英語に入ったので、ちょっとはまり具合が激しい気がしますけど、GLAYにはまって公式ドキュメンタリーを読みまくったのと、何も変わりません。
 陰陽師から平安時代にはまろうが、チャングムから朝鮮半島の歴史にはまろうが(母が好きなので、すっかり聞き取りがよくなってきました。服とか平安時代にかなり似てます)、なんでも、歴史好きでいいような気がします。

 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。
 このところお気に入りの柳広司の「はじまりの島」はダーウィンが探偵役なだけでなく、ガラパゴスに行ってから進化論を発表するまでの長い空白の謎まで解き、「シュンポシオン−ソクラテス最後の事件」では、ソクラテスがいずれ殺される運命にあることを悟りながら、そちらへ進むことを選ぶ過程が描かれ。
 そういうのを読んだら、本当の歴史ではどういう風に書かれているのかが気になるという、それだけなんですけどね。ただ、ジョセフィン・テイの「時の娘」という、原書が英語のはずの小説がありますが、日本語版は江戸川乱歩が絶賛して解説を付けているんですが、それは推理小説なんですよ。でも、探偵役がシリーズの他の本(翻訳なし)では普通の警察官の人なので、「この人は利害関係があるから証言が信用できない。この人は生まれていない頃のはずなので、又聞きで信用できない」と証言をより分けていく過程は、歴史読み物を名乗るものを書く人に爪のあかを煎じてのませたいぐらいです(歴史好きになってから、確実に悪口を言う回数が増えました)。
 そういった訳で、こういう感じの歴史好きになると、歴史家に嫌いな人が増えます(と他人を巻き込む)。
 ただ、雑談の方ではかなり別の種類の流れについての話が弾んでいるようですが(長くなってきて読んでいないので、誤解かもしれませんが)、こうやって歴史にはまっていくと、やはり流れを感じますね。この流れを感じたら、政治に関係ないからと無関心ではいられないことが、すぐにわかるような気がするのですけど。だって、誰もその流れからは逃れられない訳ですから。
 あ、ただの愚痴になってきてしまった。

 ともかく、お疲れ様でした。そして、amazon書評も頑張って下さいね(とさりげなく押しつける。さりげなくもない?)。ちなみに、あのレビュー英語で書いてもいいらしいですよ。スペイン語も見ましたし。
 とさらに話を広げておいて、
では、Happy Reading!
と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。


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824. 柊さーん

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/12(00:43)

------------------------------

柊さん、こんにちは。

スレッドの主さんを差し置いてレスします。

〉〉■紹介 (時代順)
〉〉◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
〉〉あなたは紀元前215年の中国の貧しい農夫です。悪天候・不作・重い税のことなど心配事がたくさんあります。
〉〉数年前、中国を統一して、冷酷かつ無慈悲な秦の始皇帝が統治してから、生活が一変してきました。
〉〉焚書坑儒の際、ある学者はあなたに貴重な書物を地中に隠すよう頼みますが、見つかってしまい罰として
〉〉5年間の北方での大きな城壁を作るつらい作業を命じられます。さて、あなたの運命は?

〉 杏樹さんにお勧めされて、ちょっと読んでみようかと気になっているところです。「大地の子」のとても重要なシーンで、秦の始皇帝と万里の長城についての詩も出てくるんですよ。なんだか、そういう繋がりでどんどん手を出してしまうのが、私のやり方です。

歴史に興味を持つと、いもづる式になります。きっかけはたいていくだらないことで、そこから派生して、増殖して広がっていきます。私だって詳しそーに偉そーに語ってることでもきっかけはマンガだったり宝塚だったり…。特に宝塚は外国の時代物が多いので、そこから調べ始めたものがかな〜りあったりして。

〉〉◇You Wouldn't Want to Be A Crusader! ISBN:0531123928
〉〉時は1096年、ところはフランス王国、あなたは由緒ある家系に生まれた若く元気なナイトです。
〉〉法王Urban2世は、Seljuk Turksを倒し聖地エルサレムを取り戻すことを決心し、フランス国内を旅行しながら、
〉〉行く先々で人々に心の奮い立つ説教を行っています。

〉 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
〉 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

悪いイメージってどこから来たんでしょうね。本来十字軍はヨーロッパにとっては聖地奪回のための聖戦で、ブッシュがアフガニスタンやイラクに攻撃を始めるときも十字軍気取りで国民を鼓舞していました。
表面の目的が「聖戦」だからこそ実態とのギャップがおもしろいんです。

〉〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
〉〉スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
〉〉エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
〉〉英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
〉〉王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

〉 無敵艦隊(アルマダは日本の歴史書ではこう言うらしいです)かあ。またも興味のど真ん中。なんか今回、テューダー王朝関連多いですね。
〉 フェリペ二世、なんか聞いたことある。あ、メアリ一世の夫か。航海王子って異名があったような。

航海王子はポルトガルのエンリケです。王位につかなかったから「王子」のままなんです。
フェリペ2世はエリザベス1世の不倶戴天の敵ですからチェックしておきましょう。

〉 英国教会の設立から、メアリ・ステュアートの処刑までって、40年ぐらいはかかっているはずですけど。しかもその間、イングランド女王と結婚していた時期があるでしょうに、フェリペなら。

メアリ1世はカトリックでした。

〉 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
〉 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

〉 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。

くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

〉と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。

一つの時代にこだわって掘り下げるのも世界史好きの特徴ですね。

それではHappy Reading in Tudor dynasty!


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825. Re: 杏樹さん〜

お名前: 柊
投稿日: 2006/12/12(16:23)

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 杏樹さん、こんにちは。柊です。
 前回の、間違いだらけでした〜。ある意味、これでも歴史好きを名乗れるという好例?

〉スレッドの主さんを差し置いてレスします。

 私も差し置かせていただきます。

〉〉〉■紹介 (時代順)
〉〉〉◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
〉〉〉あなたは紀元前215年の中国の貧しい農夫です。悪天候・不作・重い税のことなど心配事がたくさんあります。
〉〉〉数年前、中国を統一して、冷酷かつ無慈悲な秦の始皇帝が統治してから、生活が一変してきました。
〉〉〉焚書坑儒の際、ある学者はあなたに貴重な書物を地中に隠すよう頼みますが、見つかってしまい罰として
〉〉〉5年間の北方での大きな城壁を作るつらい作業を命じられます。さて、あなたの運命は?

〉〉 杏樹さんにお勧めされて、ちょっと読んでみようかと気になっているところです。「大地の子」のとても重要なシーンで、秦の始皇帝と万里の長城についての詩も出てくるんですよ。なんだか、そういう繋がりでどんどん手を出してしまうのが、私のやり方です。

〉歴史に興味を持つと、いもづる式になります。きっかけはたいていくだらないことで、そこから派生して、増殖して広がっていきます。私だって詳しそーに偉そーに語ってることでもきっかけはマンガだったり宝塚だったり…。特に宝塚は外国の時代物が多いので、そこから調べ始めたものがかな〜りあったりして。

 宝塚かなーとは思っていました。でも、やっぱりそうだということで、私だけじゃないのかとほっとしました。マンガでも、学研の人物伝記とかだと、このシリーズみたいな感じで結構当たりがありますね。まあ、はずれもありますけど。

〉〉 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
〉〉 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

〉悪いイメージってどこから来たんでしょうね。本来十字軍はヨーロッパにとっては聖地奪回のための聖戦で、ブッシュがアフガニスタンやイラクに攻撃を始めるときも十字軍気取りで国民を鼓舞していました。
〉表面の目的が「聖戦」だからこそ実態とのギャップがおもしろいんです。

 悪いイメージは多分、田中芳樹のアルスラーン戦記です。十字軍と太平洋戦争時の日本軍との一番悪いところをとったという軍が、教皇に指揮されているんですが、とにかく聖戦といってひどいことをするという話なので。
 田中芳樹の場合元が中国なので、大航海時代とか結構、その頃の中国の方がすごかったって書いてますよね。
 あとただ単に、キリスト教の善悪二つに分けてしまうのがついていけない、不信心な仏教徒なんだかアニミズムなんだかわからない信仰心のような思想のようなものがあるので。一寸の虫にも五分の魂とか、そういうのもありますし。
 日本でも、篠田真由美の小説はかなりキリスト教の善か悪かどっちかしかないみたいな感じが強いですけど、最近ブライアン・ラムレイというイギリスの人のを読んだら、ぜんっぜん気にしていなさそうだったので、生まれた国だけではないんでしょうね。

〉〉〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
〉〉〉スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
〉〉〉エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
〉〉〉英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
〉〉〉王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

〉〉 無敵艦隊(アルマダは日本の歴史書ではこう言うらしいです)かあ。またも興味のど真ん中。なんか今回、テューダー王朝関連多いですね。
〉〉 フェリペ二世、なんか聞いたことある。あ、メアリ一世の夫か。航海王子って異名があったような。

〉航海王子はポルトガルのエンリケです。王位につかなかったから「王子」のままなんです。
〉フェリペ2世はエリザベス1世の不倶戴天の敵ですからチェックしておきましょう。

 うわー、人違いでしたか。
 不倶戴天なのは、スペインなのでわかりますが。

〉〉 英国教会の設立から、メアリ・ステュアートの処刑までって、40年ぐらいはかかっているはずですけど。しかもその間、イングランド女王と結婚していた時期があるでしょうに、フェリペなら。

〉メアリ1世はカトリックでした。

 ああー、またミスがぼろぼろ。そうか、メアリ一世の時は英国教会一度なくしていた時期ですね。そうそう、エリザベス一世で復活させたんだった。
 人のミスは結構ぼろくそに言うんですけど、自分もぼろぼろ。まあ、私は歴史書出してる人じゃないってことで、勘弁して下さい。自分でも、歴史書を書いてない人のことは言いませんから。

〉〉 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
〉〉 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

 そうですよねー。ヘンリー八世とか、自分の身に降りかからなかったら笑っていられますし。まあ、このシリーズのを読むとキャサリン・パーの気分(youなので)になるので、ちょっと笑えないですけど、でも事実は小説より奇なりという状態が多いですから。
 エリザベス一世なんかは、メアリ一世がカトリックを火あぶりにしていたのの次の国王なのに、どっちでも同じ神様に祈ってるんだからいいじゃないみたいなこと言っちゃうので、好きですねー。

〉〉 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。

〉くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

 あ、akoさんもそういうはまり方なんですか? 魔女とかラスプーチンとか自称していたのは知っていますが。ノストラダムスとかジョン・ディーじゃ駄目なんでしょうか、両方、16世紀の国王に雇われてましたけど。
 ちなみに今のロシアのプーチン大統領のご先祖の名前がラスプーチンで、途中で改名したそうですよ。ラスプーチンだと迷い道なのが、プーチンだと道だけになるとか言って。もちろん、ラスプーチンという怪僧と同じ名前なのが嫌だったんでしょうけど。

〉〉と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。

〉一つの時代にこだわって掘り下げるのも世界史好きの特徴ですね。

 うっ。何かもう一ヵ所、逃亡先(この時点で何か間違っているような)を探しておきます。
 次、カトリーヌ・ド・メディシスなどと思っているんですが、フランスなだけで時代同じですね。うーん、イサベル、あ、やっぱり繋がっているし、うーん。
 マリー・アントワネットぐらいになると、人権宣言とか絡んでくるので、ちょっと笑っても面白く見てもいられなくなるんですよね。まあ、興味深くはありますが、近代憲法に繋がってくるので、身近さの種類が違ってきてしまって。ただ、マリー・アントワネット個人に関しては、どのみち、誰がなろうとこの時代のフランス王妃は非難されたんじゃないかと思うので、そっちの興味も持てない。
 うーん、じゃあもう少しさかのぼって太陽王ルイ14世。あ、これは仮面の男か。やっぱり、小説か映画から入りますねえ。

〉それではHappy Reading in Tudor dynasty!
 はい、杏樹さんもHappy Reading!

 やはり、Jean Plaidyのテューダー・シリーズ読んでから、次を考えようということで、私はもうしばらくテューダー王朝にいます。でも他にもうずうずと興味が。自宅をテューダー王朝に建てて、別荘をよそに建てようかとか、そういう方向に行ってしまいますね。うん、すっかり住んでいる気分です。
 年末に散財してしまいそうな予感がします。パピイさんって、結構罪作りな人ですねー(責任を押しつける)。
 ではー(今日は別邸に逃げる)。


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[脱帽] 826. Re: 杏樹さん〜

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/12/12(23:54)

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杏樹さん、柊さん、こんばんは!
酒井@快読100万語!です。

とにかく、あっけにとられて見ておりましたが・・・

〉〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

これ、笑った!
杏樹さんが言うとね、ははーって、土下座したくなるね、なぜか・・・

〉 ではー(今日は別邸に逃げる)。

別邸があってよかったね、柊さん!

ではね、どちらさまも、Happy reading!!


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827. すでに雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/13(00:46)

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柊さん、こんにちは。

世界史の話を始めると止まらなくなってきました。

〉 前回の、間違いだらけでした〜。ある意味、これでも歴史好きを名乗れるという好例?

私は細かいことにこだわるほうなので…。間違ってようがカン違いしてようが、好きな本を読んで楽しかったらいいんじゃないですか。

〉 宝塚かなーとは思っていました。でも、やっぱりそうだということで、私だけじゃないのかとほっとしました。マンガでも、学研の人物伝記とかだと、このシリーズみたいな感じで結構当たりがありますね。まあ、はずれもありますけど。

柊さんにバレてたということは………

〉〉〉 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
〉〉〉 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

〉〉悪いイメージってどこから来たんでしょうね。本来十字軍はヨーロッパにとっては聖地奪回のための聖戦で、ブッシュがアフガニスタンやイラクに攻撃を始めるときも十字軍気取りで国民を鼓舞していました。
〉〉表面の目的が「聖戦」だからこそ実態とのギャップがおもしろいんです。

〉 悪いイメージは多分、田中芳樹のアルスラーン戦記です。十字軍と太平洋戦争時の日本軍との一番悪いところをとったという軍が、教皇に指揮されているんですが、とにかく聖戦といってひどいことをするという話なので。
〉 田中芳樹の場合元が中国なので、大航海時代とか結構、その頃の中国の方がすごかったって書いてますよね。

イスラム教徒にとっては十字軍は確かに悪者です。ただ、欧米中心の史観が日本には根強く残っていますので、イスラム教徒の側より西洋史の視点で十字軍をとらえることが多いので。

〉 あとただ単に、キリスト教の善悪二つに分けてしまうのがついていけない、不信心な仏教徒なんだかアニミズムなんだかわからない信仰心のような思想のようなものがあるので。一寸の虫にも五分の魂とか、そういうのもありますし。
〉 日本でも、篠田真由美の小説はかなりキリスト教の善か悪かどっちかしかないみたいな感じが強いですけど、最近ブライアン・ラムレイというイギリスの人のを読んだら、ぜんっぜん気にしていなさそうだったので、生まれた国だけではないんでしょうね。

個人の資質もありますし、民族全体の性質もありますし…。
キリスト教徒でも「悪魔をやっつけろ!」タイプも「人類皆兄弟」タイプもいろいろあります。

〉〉航海王子はポルトガルのエンリケです。王位につかなかったから「王子」のままなんです。
〉〉フェリペ2世はエリザベス1世の不倶戴天の敵ですからチェックしておきましょう。

〉 うわー、人違いでしたか。
〉 不倶戴天なのは、スペインなのでわかりますが。

実は「七つの黄金郷(エルドラド)」というマンガでエリザベス1世とフェリペ2世を比較していたのが面白くて印象に残ってますので…。君主としても対照的だったようです。

〉〉〉 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
〉〉〉 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

〉〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

〉 そうですよねー。ヘンリー八世とか、自分の身に降りかからなかったら笑っていられますし。まあ、このシリーズのを読むとキャサリン・パーの気分(youなので)になるので、ちょっと笑えないですけど、でも事実は小説より奇なりという状態が多いですから。

ヘンリー8世なんか現代なら芸能ニュースのトップを飾るんじゃないですか。
奥さんを離婚したり殺したり、そうとうムチャクチャやってますから。

〉 エリザベス一世なんかは、メアリ一世がカトリックを火あぶりにしていたのの次の国王なのに、どっちでも同じ神様に祈ってるんだからいいじゃないみたいなこと言っちゃうので、好きですねー。

〉〉〉 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。

〉〉くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

〉 あ、akoさんもそういうはまり方なんですか? 魔女とかラスプーチンとか自称していたのは知っていますが。ノストラダムスとかジョン・ディーじゃ駄目なんでしょうか、両方、16世紀の国王に雇われてましたけど。
〉 ちなみに今のロシアのプーチン大統領のご先祖の名前がラスプーチンで、途中で改名したそうですよ。ラスプーチンだと迷い道なのが、プーチンだと道だけになるとか言って。もちろん、ラスプーチンという怪僧と同じ名前なのが嫌だったんでしょうけど。

ラスプーチンと一緒なのはイヤでしょうねえ。

〉〉〉と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。

〉〉一つの時代にこだわって掘り下げるのも世界史好きの特徴ですね。

〉 うっ。何かもう一ヵ所、逃亡先(この時点で何か間違っているような)を探しておきます。
〉 次、カトリーヌ・ド・メディシスなどと思っているんですが、フランスなだけで時代同じですね。うーん、イサベル、あ、やっぱり繋がっているし、うーん。

カトリーヌ・ド・メディシスならメアリー・スチュアートの義母ではありませんか。夫が早死にしてスコットランドに帰ってしまったからあまり関係は深くないですけど。
そちらにいくなら、いっそのことフィレンツェのメディチ家へ行ってしまったはどうでしょう。ルネサンス時代のフィレンツェもおもしろいですよ。
私はイタリアにはもともとそれほど興味はなくて、本もほとんど読んでないんですが、テレビでフィレンツェやルネサンスをテーマにした美術や歴史関連の番組をいくつか見てるうちにいろいろわかってきました。

〉 マリー・アントワネットぐらいになると、人権宣言とか絡んでくるので、ちょっと笑っても面白く見てもいられなくなるんですよね。まあ、興味深くはありますが、近代憲法に繋がってくるので、身近さの種類が違ってきてしまって。ただ、マリー・アントワネット個人に関しては、どのみち、誰がなろうとこの時代のフランス王妃は非難されたんじゃないかと思うので、そっちの興味も持てない。

マリー・アントワネットはかなりの「天然」だったみたいです。母マリア・テレジアとの往復書簡などはおもしろいそうです。マリア・テレジアが一生懸命いさめているのに「あら、私はちゃんとやってますよ」ってトンチンカンな答えだったりして。まあ18歳で王妃になったし、夫は実直なだけで面白くない人だし、ドレスや宝石に夢中になって流行を追いかけるのも無理はないかと。

で、ハプスブルクはいかがですか?
「幸福なオーストリアは結婚を」政策のおかげでヨーロッパ中に親戚がいて、系図がものすごくややこしくて、なかなか把握するのは難しいですが、マリア・テレジアあたりからお近づきになるのはいかがかと。
あとは皇后エリザベート関連の本がミュージカルの影響か、最近やたら出てます。

〉 うーん、じゃあもう少しさかのぼって太陽王ルイ14世。あ、これは仮面の男か。やっぱり、小説か映画から入りますねえ。

きっかけはそんなもんです。
ちなみに私は西大后が後見をした二人の皇帝の名前がどっちがどっちかなかなか覚えられなくてごっちゃになってましたが、中国ドラマ「西大后の紫禁城」を見たらしっかり覚えられました。

〉 やはり、Jean Plaidyのテューダー・シリーズ読んでから、次を考えようということで、私はもうしばらくテューダー王朝にいます。でも他にもうずうずと興味が。自宅をテューダー王朝に建てて、別荘をよそに建てようかとか、そういう方向に行ってしまいますね。うん、すっかり住んでいる気分です。
〉 年末に散財してしまいそうな予感がします。パピイさんって、結構罪作りな人ですねー(責任を押しつける)。
〉 ではー(今日は別邸に逃げる)。

別邸ってどこかな〜。
まあ、どこでも好きなところで楽しくお過ごしください。


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828. Re: 完全に雑談 いえ、独り言(←予告なし削除対象(笑))

お名前: ako
投稿日: 2006/12/13(15:41)

------------------------------

ちょっとーっ、杏樹さん、柊さん!
こんな楽しい投稿続けてくださって、困るじゃないですか〜〜〜〜っ(笑)

〉世界史の話を始めると止まらなくなってきました。

ワタクシにおきましても、
やめられない、とまらない、カッパえびせんどころじゃないんですから〜。
コトがコッチ方面となりますと。。。

英語です、英語、いま英語の本を読んでるんですから〜〜
100万語報告かこうと思って、部屋の整理してるんですからーーっ!
また遅れるーーーっ
どうして部屋の整理が必要になるかと言いますと…、
 「言わなくていいから、本読みなさい!!」 鞭がビシっ

ああーー、誘惑の世界史雑談、
だ・れ・で・も、い〜ちどだ〜け、け・い・け・んするのよ〜、
ゆ・う・わ・くの、甘い雑談〜。 
歌わさせないで下さいよーーっ(誰も頼んでない)

杏〉間違ってようがカン違いしてようが、好きな本を読んで楽しかったらいいんじゃないですか。

す、素晴らしい…
世界史クラブ活動を楽しむ3原則を作って、これを入れましょうー。

〉〉〉〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

これも世界史クラブ最大重要3原則〜〜〜っ!!!!!

〉ヘンリー8世なんか現代なら芸能ニュースのトップを飾るんじゃないですか。
〉奥さんを離婚したり殺したり、そうとうムチャクチャやってますから。

ここで世界史クラブ、ワイドショーのお時間です。
本日の歴史専門芸能レポーターはakoが勤めさしていただきます。

先ごろ伝えられましたところによりますと、(Sakigoroさ〜ん)
ヘンリー8世が。。。。。。。

ううう、堪忍してぇええええ、こんなことしてたら、また本を読むのが…

〉〉〉くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

ひぃぃ〜〜〜 なんと危険な呼びかけを…
(すでに頭の中は返答投稿文章と、次の投稿をどこにしようかという算段が…)

〉〉 あ、akoさんもそういうはまり方なんですか? 魔女とかラスプーチンとか自称していたのは知っていますが。ノストラダムスとかジョン・ディーじゃ駄目なんでしょうか、両方、16世紀の国王に雇われてましたけど。

マクベスの魔女たちは我が祖先でありまする。。。。
ケルトの森に帰りたい。。。(そのためには英語〜〜〜っ)
ランスロット様が私を待っているのです、、、
あの頃はよかった。。。放射能が発明される前で。。。。。(怖)

〉〉 ちなみに今のロシアのプーチン大統領のご先祖の名前がラスプーチンで、途中で改名したそうですよ。

ななななな、なんとリアルな今に関する危険なお話を! ロシアさんも、モスクワ大公の時代から変わっとらんですわ…(わくわくしてトイレ行きたくなってしまったので、また後ほど!)


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829. Re: そろそろいいのかな?

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/14(20:25)

------------------------------

柊さん、杏樹さん、酒井先生、akoさん、(登場順)こんにちは。

ちょっと出遅れただけで、私の知らない話で盛り上がっており、
酒〉とにかく、あっけにとられて見ておりましたが・・・
私も同じで、落ち着くのを待っていた、パピイです。

さて、

柊〉ともあれ、お疲れ様でしたー。

柊さん、ありがとうございます。
紹介投稿と、タドキスト大会展示が終わり一息ついているところです。

柊〉無敵艦隊(アルマダは日本の歴史書ではこう言うらしいです)かあ

強そうな名前ですね。
でも、この本の中では名前負けしていましたね。
結局、実際の戦力は、指揮官と、武器を扱う兵士の技能によることを
あらためて教えてくれました。

柊〉って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
柊〉この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

杏〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

そうか、そうだったのか。
久しぶりの、ガテン×3でした。

ところで、

杏〉間違ってようがカン違いしてようが、好きな本を読んで楽しかったらいいんじゃないですか。

a〉す、素晴らしい…
a〉世界史クラブ活動を楽しむ3原則を作って、これを入れましょうー。

あとの二つは何かな〜? akoさん。

そうそう、歴史的事実といったって、新しい発見で書き換えられることもあることだし、
黒沢明の映画「羅生門」(原作は、芥川龍之介の「藪の中」)に描かれているように、
真実って人によって違うようだしねー。

◆おまけ・・・(鬼も呆れる)来年の投稿予想

☆世界史クラブ 米国史を彩る女性たち
☆世界史クラブ 美少女表紙本
☆世界史クラブ You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その4)と、(その5)
☆世界史クラブ My Side of the Story シリーズ紹介
☆世界史クラブ 男性だってロマンス本
☆多読的文法の楽しみ(その2)

それにつけても、未刊の本や、入手未あるいは未定(つまり未読)
なのに公表していいのかー?!

いいんです!  投稿予定ではなく、予想だから。
おまけに、仮題ですから(笑)

では〜。
投稿ネタ読みで、語数稼ぎのパピイでした。


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837. Re: お楽しみはこれからです!

お名前: ako
投稿日: 2006/12/17(23:34)

------------------------------

パピイさん、akoでございます。

〉ちょっと出遅れただけで、私の知らない話で盛り上がっており、
〉酒〉とにかく、あっけにとられて見ておりましたが・・・
〉私も同じで、落ち着くのを待っていた、パピイです。

あはははは、酒井先生さえもあっけにとられる仰天クラブ活動が、
多読3原則から新しく派生しそうです。

〉紹介投稿と、タドキスト大会展示が終わり一息ついているところです。

わたくしからもお疲れ様でした。
ご紹介「その3」の投稿へのご祝辞が遅れておりましてすみませーん。
パピイパパの足の裏を踏んであげる代わりに、
年内にはねぎらいの返答投稿を…と思ってまーす。

〉杏〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

〉そうか、そうだったのか。
〉久しぶりの、ガテン×3でした。

〉ところで、
〉杏〉間違ってようがカン違いしてようが、好きな本を読んで楽しかったらいいんじゃないですか。
〉a〉す、素晴らしい…
〉a〉世界史クラブ活動を楽しむ3原則を作って、これを入れましょうー。

〉あとの二つは何かな〜? akoさん。

あらー、見落とされましたね。2つめはちゃーーんと書いてまっせー。
再録いたしますよ。

杏〉〉〉〉〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

a〉これも世界史クラブ最大重要3原則〜〜〜っ!!!!!

パピイさんが、がてん×3倍なさった通りです。
世界史好きにとって、世界史は、知的好奇心と娯楽好奇心とを兼ねてますからー。

では、これより世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクトを開始します。

2年前(?)より発足しております当世界史クラブ関連投稿各エージェントの報告によりますと、
世の中の世界史嫌いを生む最大の元凶は、
歴史、と聞いただけで、年代を暗記しなくてはならない!!とか、
有名人物・事件名を大量に覚えなければならない!!とかいう、
誤った手順を植え付けられてしまった一群の人々がいる、という調査結果が出ました。

一方、世界史好き人間の証言を集めた結果、
年代や人名暗記を意識的に好んだような人はいない(いるかもしれないけど、akoの知り合いにはいない!)ことが判明、
(ヘンリーとエドワードとチャールズだけで一体何人いるか、考えただけでゾッとしますからー。おまけに国が変わるとアンリだのシャルルだのカールだの、同一人物なのに呼び方まで変わるし〜)←高校時代さんざん騙された(笑)
まずはこの年代暗記問題解消をもって、
歴史を楽しむ3原則の1番にしたいと考えました。

その上で、さきほどの部長の名言を引きながら、
多読3原則の精神にのっとって、
世界史クラブを楽しむ3原則を練ってみたいと思います。

なお趣味の掲示板ですので、これはあくまで年末年始の道楽、余興でございます。

【以下、多読3原則→→→世界史クラブに応用】

■辞書は引かない-------------→年代暗記しない

歴史嫌いな人が年代暗記を楽しいと感じることはマレという統計的事実をふまえつつ(笑)
なおかつ年代暗記が楽しくなってきたという意外な展開を迎えた場合は
本人が楽しいと感じることを基準としていただきます〜。

■わからないところは飛ばす-----→ここ考え中です。パピイ閣下。

■つまらなければ投げる--------→つまらなければ投げる(同じじゃーん)

歴史は芸能ワイドショーみたいなもんです。史実や時代考証にはあまりこだわらず、好きな本を読んで、楽しいかどうかを最重要としましょ〜。
(ただし史実と考証にこだわること自体が楽しいという場合も多々あるので(これは絶対あるだろう)、この場合は気が済むまでこだわって頂いて、こだわりの楽しさを追及していただき、喜びの報告をして頂きましょ〜(笑))

以上のごとく、英語と世界史は非常〜〜に似ているように思います。
「わからない」「つまらない」の判断は、英語多読同様、自分が好きなように判断していただきたいですし、他の歴史好きがどんなに楽しそうに言っていることでも、
自分がつまらなければ、それはつまらないのである!(笑)
自分がわからなければ、それはわからない書き方をしている説明の方が悪いのである!(笑)
ということにして、各自が自由に自分の楽しさを見つけ、報告しあい、
自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合いましょう〜。

〉そうそう、歴史的事実といったって、新しい発見で書き換えられることもあることだし、
〉黒沢明の映画「羅生門」(原作は、芥川龍之介の「藪の中」)に描かれているように、
〉真実って人によって違うようだしねー。

ふっふっふっふっふ、さすがは明智パピ五郎君。(突如変身)
そのように歴史好きを刺激するよーな一言をさらりとご紹介いただき、
クラブ活動冥利であります。

実は、ご指摘の歴史相対性理論(俗称です、笑)については、
当クラブ活動の、歴史の真実に対する柔軟性レベル(JL)に関わる重大事と思っておりまして、
早い段階で言及いたしております。
キーワード「羅生門」にて過去ログ調査していただければ、
検索一発でございます。

…と思ったら、本当に一発で出たので、
パピイパパに検索サービス(ちょっと早いクリスマスプレゼント!)しちゃいます。
(実は洋書読むのを妨害する作戦(^m^))

[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=272]

〉◆おまけ・・・(鬼も呆れる)来年の投稿予想
〉☆世界史クラブ 男性だってロマンス本

他のはわかるとして、これも世界史なんですか〜?!
あ、そっかー! ヒストリカルロマンスですもんね。
久子さーん、Raquelさーん、大会展示の効き目がバッチリ出た〜

世界史ワイドショーの展開、楽しみだなあ〜。
(ワイドショーというより、女性週刊誌のノリですな、パピイのダンナ)

〉それにつけても、未刊の本や、入手未あるいは未定(つまり未読)
〉なのに公表していいのかー?!

〉いいんです!  投稿予定ではなく、予想だから。
〉おまけに、仮題ですから(笑)

その独り言風の文体といい、居直り方といい、
何だか誰かさんに似てきたような気がします…、危険です(汗)(笑)

〉投稿ネタ読みで、語数稼ぎのパピイでした。

日本語掲示板有効活用で英語力アップの証人がここにも!
Hooray, 世界史クラブ〜!


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[脱帽] 838. Re: お楽しみはこれからです!

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2006/12/18(00:37)

------------------------------

地上の世界史クラブのみなさん、こんばんは!
酒井@地下牢番です。

〉【以下、多読3原則→→→世界史クラブに応用】

〉■辞書は引かない-------------→年代暗記しない

〉歴史嫌いな人が年代暗記を楽しいと感じることはマレという統計的事実をふまえつつ(笑)
〉なおかつ年代暗記が楽しくなってきたという意外な展開を迎えた場合は
〉本人が楽しいと感じることを基準としていただきます〜。

〉■わからないところは飛ばす-----→ここ考え中です。パピイ閣下。

〉■つまらなければ投げる--------→つまらなければ投げる(同じじゃーん)

〉歴史は芸能ワイドショーみたいなもんです。

すばらしいです! いいなあ、この洞察!
これで、世界史クラブの地下から抜け道を通ってロマンスクラブに
つながっている理由がわかる!!


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839. Re: 世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクト

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/18(20:05)

------------------------------

akoさん、パピイです。

〉多読3原則の精神にのっとって、
〉世界史クラブを楽しむ3原則を練ってみたいと思います。

よっ、待ってました。パチ、パチ、パチ。

〉【以下、多読3原則→→→世界史クラブに応用】

〉■辞書は引かない-------------→年代暗記しない

〉歴史嫌いな人が年代暗記を楽しいと感じることはマレという統計的事実をふまえつつ(笑)
〉なおかつ年代暗記が楽しくなってきたという意外な展開を迎えた場合は
〉本人が楽しいと感じることを基準としていただきます〜。

〉■わからないところは飛ばす-----→ここ考え中です。パピイ閣下。

〉■つまらなければ投げる--------→つまらなければ投げる(同じじゃーん)

〉歴史は芸能ワイドショーみたいなもんです。史実や時代考証にはあまりこだわらず、好きな本を読んで、楽しいかどうかを最重要としましょ〜。
〉(ただし史実と考証にこだわること自体が楽しいという場合も多々あるので(これは絶対あるだろう)、この場合は気が済むまでこだわって頂いて、こだわりの楽しさを追及していただき、喜びの報告をして頂きましょ〜(笑))

〉以上のごとく、英語と世界史は非常〜〜に似ているように思います。

akoさんが、いろいろ考えてくれてるのに、こんなこと言うのは申し訳ないのだけど、
なんかしっくりこないんです。
なんとなく、違うような・・・。(悩んでいる絵文字←描くのが苦手)

特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。
というのは、あっけにとられる話題が、十字砲火のように飛び交うこのクラブで、
身を細めてやり過ごす方法を知りたかったのです。

〉自分がつまらなければ、それはつまらないのである!(笑)
〉自分がわからなければ、それはわからない書き方をしている説明の方が悪いのである!(笑)
〉ということにして、各自が自由に自分の楽しさを見つけ、報告しあい、
〉自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合いましょう〜。

こっちの方が、よほど世界史クラブ三原則らしいのでは?
ちょっと並べて見ると、

◆自分がつまらなければ、それはつまらない(笑)

◆自分がわからなければ、それはわからない説明の方が悪い(笑)

◆自分の楽しさを見つけて報告し合い、自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合う

あっ、「年代暗記はしない」が無い!!
でも、「年代暗記がつまらなければ、それはつまらない(笑)」でいいのかな。

二番目は、原則としてはどうでしょうね。
◇自分がわからないことでも、そのうちわかる
ぐらいのほうが、辞書を引かなくても単語の意味が多読を通してわかってくるみたいで、いいのかな。
一方、多責で言い切って、最後に(笑)が付いているところが、世界史クラブ的なのかも。

三番目なんか、この掲示板全体にも言えるような、素晴らしい原則のように思えますね。

akoさん、みなさん、どうでしょうか。

ところで、

〉キーワード「羅生門」にて過去ログ調査していただければ、
〉検索一発でございます。

〉…と思ったら、本当に一発で出たので、
〉パピイパパに検索サービス(ちょっと早いクリスマスプレゼント!)しちゃいます。
〉(実は洋書読むのを妨害する作戦(^m^))

[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=272]

見ました。
う〜ん!漢字が一杯!!!
それも、A4換算5頁強。

思わず投げ出したくなる(笑)投稿文ですね。
(最近は、日本語文を投げ出して、洋書読みに走るパピイです)

最後に、

〉Hooray, 世界史クラブ〜!

↑これいいですね!
私もこれから、最後はこの文を採用します。

Hooray, 世界史クラブ〜!


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841. Re: 世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクト

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/19(00:38)

------------------------------

パピイさん、こんにちは。

akoさん、akoさんをさしおいてちょっとだけ私の考えを…。

〉akoさんが、いろいろ考えてくれてるのに、こんなこと言うのは申し訳ないのだけど、
〉なんかしっくりこないんです。
〉なんとなく、違うような・・・。(悩んでいる絵文字←描くのが苦手)

〉特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。
〉というのは、あっけにとられる話題が、十字砲火のように飛び交うこのクラブで、
〉身を細めてやり過ごす方法を知りたかったのです。

すごい例えになってしまいました。つまりわからない話題が飛び交ってどうしたらいいかわからない…ということですか?

それこそ飛ばしてたらいいんです。わからない話題でも、akoさんと柊さんと私が好きな時代や国の好みがありまして、好きな話題は何度も繰り返しますから、世界史クラブの投稿をナナメ読みしてるうちに「なんか聞いたことのある名前だな〜」「聞いたことのある出来事だな〜」というのが蓄積してきて、そのうち「ああ、これは!」とピンとくる出来事になっていく…と思います。もちろん、世界史クラブの投稿だけでなく、世界史関連の本を読んでたらそれも蓄積になっていくことでしょう。

それから「年代暗記」だけではなく、とにかく「暗記はしない」って考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
私は柊さんのレスで西太后が後見した皇帝の名前を覚えられなかったことを書きました。西太后が軍事費を使い込んで大修復した豪華離宮「頤和園」にも行って、西太后と皇帝のエピソードまで聞いてきたのにしばらくしたらその皇帝の名前を忘れました。
そのほか「覚えよう」と思って暗記を試みて、しばらく経ったら忘れてることがどれだけあるか…。結局「覚えよう」「暗記しよう」とがんばるのは無駄だと言うことがわかりました。
最近「戦国の七雄」がうろ覚えなのをちゃんと覚えておこうとしましたが、どうしても一つ、二つあやふやになってしまいます。どんな国かイメージが湧かないからだと思います。

わからない単語が出てきて辞書を引いても、数ページ後に同じ単語が出てきたら忘れてる、ということはよくあります。
歴史用語を暗記しようとしても、丸暗記では忘れます。ですから暗記をしようとするのはムダです。

それから、akoさんや柊さん相手だとあまり説明抜きにガシガシ話を進めてしまうところがあるようですので、他の人が読むことを考えて、もう少し詳しく説明を入れながら投稿していったほうがいいかなと思い直しています。・・・ますます話が長くなりますが…。でも詳しいほうがイメージが湧いてわかりやすくなるはずです。

それではHooray、世界史クラブ!


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842. Re: 世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクト

お名前: 柊
投稿日: 2006/12/19(17:56)

------------------------------

 パピイさん、こんにちは。柊です。

〉akoさん、パピイです。

〉〉多読3原則の精神にのっとって、
〉〉世界史クラブを楽しむ3原則を練ってみたいと思います。

〉よっ、待ってました。パチ、パチ、パチ。

 おおー。スタホロ会とかドドゲラ会にもあるし、そろそろあった方がかっこいいですよね。

〉〉【以下、多読3原則→→→世界史クラブに応用】
〉〉
〉〉■辞書は引かない-------------→年代暗記しない
〉〉
〉〉歴史嫌いな人が年代暗記を楽しいと感じることはマレという統計的事実をふまえつつ(笑)

 まれのようですね。最近、よく読んでいる辺りだと結構年表だけで笑える境地に達しつつあります。が、そうでない年表だと意味すらわかりづらい。
 
多分、長く続いたシリーズ物が売れると、エンサイクロペディアとか発売になるのと、似た感じだと思います。自分が好きじゃないシリーズのそれを読んでも、何のことかもわからないけど、自分が大好きなシリーズだとにやにやしてしまうという。

〉〉なおかつ年代暗記が楽しくなってきたという意外な展開を迎えた場合は
〉〉本人が楽しいと感じることを基準としていただきます〜。

 暗記まで行く人、いるんでしょうか。気づいたら覚えていたという場合はありますが。まあ、緩い方が多読らしいですね。

〉〉■わからないところは飛ばす-----→ここ考え中です。パピイ閣下。
〉〉
〉〉■つまらなければ投げる--------→つまらなければ投げる(同じじゃーん)
〉〉
〉〉歴史は芸能ワイドショーみたいなもんです。史実や時代考証にはあまりこだわらず、好きな本を読んで、楽しいかどうかを最重要としましょ〜。
〉〉(ただし史実と考証にこだわること自体が楽しいという場合も多々あるので(これは絶対あるだろう)、この場合は気が済むまでこだわって頂いて、こだわりの楽しさを追及していただき、喜びの報告をして頂きましょ〜(笑))

 楽しいですよ、こだわるの。こだわってつつきまくって、こんなマニアックで深すぎる話、誰も返事書ける人いないだろうと思ったら、杏樹さんにお返事いただいた時なんか、上には上がいるーって感激しました。
 まあ、それが結構、間違いの指摘だったりするので、私の方もかなり何というか、時代考証できていない、天につばする行為だったりするんですが。

〉〉以上のごとく、英語と世界史は非常〜〜に似ているように思います。

 その結論に関しては、全く同感です。

〉特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。
〉というのは、あっけにとられる話題が、十字砲火のように飛び交うこのクラブで、
〉身を細めてやり過ごす方法を知りたかったのです。

 パピイさん、その十字砲火ってたとえば私も入っているんでしょうが、よく見てもらうとわかるんですが、無茶苦茶初歩的なミスが多発しています。やり過ごすのはまあともかく、身を細めるようなことではないような。

〉〉自分がつまらなければ、それはつまらないのである!(笑)
〉〉自分がわからなければ、それはわからない書き方をしている説明の方が悪いのである!(笑)
〉〉ということにして、各自が自由に自分の楽しさを見つけ、報告しあい、
〉〉自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合いましょう〜。

〉こっちの方が、よほど世界史クラブ三原則らしいのでは?
〉ちょっと並べて見ると、

〉◆自分がつまらなければ、それはつまらない(笑)

 いいと思います。拍手。

〉◆自分がわからなければ、それはわからない説明の方が悪い(笑)

 これもいいと思います。最近、日本語の本にも適用した結果、かなり読書が楽しくなるということが判明しました。ので、実証済みです。しかし、パピイさんの分からない説明が何かを考えると、これもまた天につばする行いか?

〉◆自分の楽しさを見つけて報告し合い、自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合う

 あるいは、こんな角度からも見られるのかとか、もっと上がいたよとか驚く。いいと思います。

〉あっ、「年代暗記はしない」が無い!!
〉でも、「年代暗記がつまらなければ、それはつまらない(笑)」でいいのかな。

 つまらないものはつまらない、でいいんじゃないでしょうか。
 年代暗記がつまらなければ、つまらないでいいし、楽しければ、そういう楽しみ方をしている、ということで。

〉二番目は、原則としてはどうでしょうね。
〉◇自分がわからないことでも、そのうちわかる
〉ぐらいのほうが、辞書を引かなくても単語の意味が多読を通してわかってくるみたいで、いいのかな。

 どうでしょう。わからないことはわかるようになるかもしれないけど、「この人は好きじゃない」と思っていた人が、色々読んだ結果やっぱり好きじゃないということはある訳で(例・私の場合メアリ・ステュアート)、面白さがわかるかどうかっていうのは、わからないですよ。
 とかいいつつ、もう少し人生経験を重なると変わるかもとか、そういう面白さもある訳ですけど。

〉一方、多責で言い切って、最後に(笑)が付いているところが、世界史クラブ的なのかも。

〉三番目なんか、この掲示板全体にも言えるような、素晴らしい原則のように思えますね。

 ええ本当に、こんなの誰がわかるかーってことを書いてしまったと反省していたのに、結構さらに深く知っている人から返ってきたりして、何なんだろうここはと思います。しかし多分、私が言えた義理じゃないのでしょうが。

 という訳で、パピイさんのまとめた方の三原則は今のところ賛成です。もっと秀逸なのを作った人がいたら乗り替えるということで、どうでしょうか。いーかげんな賛成の仕方ですが。

 それから、ちょっと私もパピイさんに説明、弁明、解明、ん?、なんかよくわかりませんが、ちょっと書かせて下さい。
 ええ、私の場合、好きな時代とか国とかは一応答えられる(答えられるというのは、「テューダー王朝、それも16世紀です」とか「イングランドです」とかいうだけです。テューダー王朝のことなら答えられるという訳ではないです)ものの、世界史に関する知識というと、知らない時代や場所は白紙です。たまに宗教関連や文化関連でとんでもなくマイナーなことを知っていますが、普通の人が暗記していそうなことはまるで知りません。
 記憶の彼方をアウストラロピテクスなんて単語がよぎるぐらいです。四大文明あたりまでは、微かに覚えがあるんですが。

 なので、知ってる人にはわかるけど、知らない人には調べようもないような話を展開していることがよくあります(それ以前に調べる気も起きないと思いますが)。
 例を探しましたが、ちょっと見つかりません。多分、パピイさんがわからないのが全部それじゃないかという判定しかないような。
 それから、私の場合ものすごくアナロジー対応型の頭をしているので、人の名前ではなく話の内容とかで覚えていて、そんな王様他にもいたとか、あの小説のあれに似ているとかで繋がっていくので、本人以外には追跡不可です。普段の会話からして、先にジャンルを言えと家族に言われる日々。それはあまり出さないように自分で気をつけているつもりですが、出ていて余計わかりにくいのかも。

 あと、一応私、テューダー王朝に関する歴史の本は、日本語はほぼ読破しました(図書館って便利。洋書リクエストできるともっと便利)。よっぽど古かったりマイナー(専門雑誌など)だったりするのはともかく、amazonで調べてわかるぐらいのは全部読んだので、ちょっと、一般教養の域は越えています。
 それでいて暗記はしていないのであちこち忘れ、あちこち誤解し、結果、わかりにくい話をよくしていると思います。しかも、ぼけ老人のように同じ話をくり返す。

 ええ、対応策としては、第二原則(わからない説明が悪い)を適用してやって下さい。
 ちょっと、十字砲火のイメージがわかりませんが、恐ろしいものがびゅんびゅん飛んでいるところで身をかわしたいという要望ととりますと、「私の話などは、わからない方が偉い話かもわからないです」というのが一番有効そうなアドバイスですね。
 一度、ヒストリカル・ロマンス流行ってるなと思い、普通のヒストリカルはどうかと勧める投稿を二時間かけて書き、誰も読む人がいなさそうな物だと気づいて、没にした、などということもあります。
 主にそういう投稿をしているので、笑って見過ごしてやって下さい。

〉〉Hooray, 世界史クラブ〜!

〉Hooray, 世界史クラブ〜!

Hooray,世界史クラブ〜!

 山びこみたいになってきましたねー。


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846. Re: 世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクト

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/21(20:54)

------------------------------

杏樹さん、柊さん、こんにちは。

いろいろ、ご意見ありがとうございました。

まず、杏樹さんへ

〉すごい例えになってしまいました。つまりわからない話題が飛び交ってどうしたらいいかわからない…ということですか?

〉それこそ飛ばしてたらいいんです。

私の書き方が悪かったかもしれませんが、ちょっと誤解があるようですね。
多読三原則をベースとするこの掲示板では、「飛ばす」ということがよく言われますが、これは、洋書を読む場合、
わからないところにこだわって、先に進まないことをいさめるための原則ですよね。
他のこと、例えば趣味の話題だろうが、世間一般の話題だろうが、普通は、わからないことは飛ばすのが普通の
やり方で、時々それはなあに?と聞くことがあるくらいで、そのたびに聞いていたら変な奴と思われますよね。

ですから、
〉特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。
ということは、「飛ばすを、どう言換えるか」に、期待していました。

私は、少しでも興味を持つ共通点があれば、それに関することを熱く語る人が好きで、その話を聞くのも好きです。
おかげで「何でそんなこと知ってるの?」とか、その方面に詳しいと思われて「何でそんなことも知らないの?」などと、
他の人から言われることがよくあります。雑学本を愛読していると、誤解されたこともあります。

話を聞きながら、思いっきり基本的なことを質問することもありますが、熱く語る人は、解りやすく説明してくれた後、
また私の知識も気にせず、熱く語り続けてくれます(笑)
余談ですが、そういう人達って、基本的なことをわかりやすく説明するのが上手ですね。

〉それから、akoさんや柊さん相手だとあまり説明抜きにガシガシ話を進めてしまうところがあるようですので、他の人が読むことを考えて、もう少し詳しく説明を入れながら投稿していったほうがいいかなと思い直しています。

私自身は、説明抜きで進めてもらったのほうがいいですね。
なんでそんなに盛り上がっているの?と天岩戸の中の、天照大神のように、興味を引きやすいですから。

先のタドキスト大会の展示会で、となりの久子さんと、Raquelさんのロマンス本展示が盛り上がっていたので、
ちょっと顔を出し、「ロマンス本って、なんですか?」と、思いっきり基本的な質問から始めました。

そうそう、ここで基本的な質問がひとつあります。
ビクトリア朝は、ビクトリア女王の時代ですが、テューダー王朝のテューダーって誰ですか?
いっこうにその人の名前が出てきませんけど。

次に、柊さんへ

〉 パピイさん、その十字砲火ってたとえば私も入っているんでしょうが、よく見てもらうとわかるんですが、無茶苦茶初歩的なミスが多発しています。

十字砲火という言葉が浮かんだのは、柊さんの投稿からです。
世界史関連のみならず、和書の話題、それも私のまったく読まない本の二本立てでしたから。

なんでこの人、こんなレスを書いてくるのかな?と不思議がっていたのは事実です。
また、無茶苦茶初歩的なミスかどうかは、知識がない者では判断つきかねますよ。

〉 ええ本当に、こんなの誰がわかるかーってことを書いてしまったと反省していたのに

〉 主にそういう投稿をしているので、笑って見過ごしてやって下さい。

私に答えを期待していらっしゃらないのでしたら、ガンガン書いてくださいね(笑)
この読まれ率の低いと想像される、趣味の掲示板を読む人の中でも、さらに一握りの人達のためにも。

私の場合はというと、これから身をすくめずに、スルリと交わしますから(爆)

では、
Hooray, 世界史クラブ〜!


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847. Re: 世界史クラブ活動を楽しむ3原則制作プロジェクト

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/22(01:26)

------------------------------

パピイさん、こんにちは。

〉ですから、
〉〉特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。
〉ということは、「飛ばすを、どう言換えるか」に、期待していました。

結局飛ばしても、何度か出会ううちに少しずつ頭に残ってくる…ということを想定したので…。そういう覚え方って多読で言葉を覚えるのに似てると思うので、言い換えるよりもそのまま「わからないところは飛ばす」でいいと思ったんですが。
「わらかないところいは飛ばして、気になるところは質問する」…では明快さに欠けますし。

〉話を聞きながら、思いっきり基本的なことを質問することもありますが、熱く語る人は、解りやすく説明してくれた後、
〉また私の知識も気にせず、熱く語り続けてくれます(笑)
〉余談ですが、そういう人達って、基本的なことをわかりやすく説明するのが上手ですね。

〉〉それから、akoさんや柊さん相手だとあまり説明抜きにガシガシ話を進めてしまうところがあるようですので、他の人が読むことを考えて、もう少し詳しく説明を入れながら投稿していったほうがいいかなと思い直しています。

〉私自身は、説明抜きで進めてもらったのほうがいいですね。
〉なんでそんなに盛り上がっているの?と天岩戸の中の、天照大神のように、興味を引きやすいですから。

そうですか。では心置きなく好き放題に話を進めることにしましょう。でも茶々を入れたり質問したかったらいくらでも乱入してきてください。

〉そうそう、ここで基本的な質問がひとつあります。
〉ビクトリア朝は、ビクトリア女王の時代ですが、テューダー王朝のテューダーって誰ですか?
〉いっこうにその人の名前が出てきませんけど。

ひらたくいえば「姓」「苗字」です。テューダー朝の創始者ヘンリー7世はフルネームを「ヘンリー・テューダー」といいます。テューダー家が国王の地位についたのでテューダー王朝といいます。ヘンリー7世の息子がヘンリー8世、その娘がエリザベス1世です。この時代が「テューダー朝」時代。
エリザベス1世は一生独身で子どもがなかったので、次の王位はスチュアート家のジェイムズが継いでジェイムズ1世となりました。ここからスチュアート朝の時代になります。

「ビクトリア朝」は治世があまりにも長かったので、この時代をイメージするのに習慣的に使われている言葉です。王家としては「ハノーヴァー家(ハノーヴァー朝)」になります。

それでは
Hooray, 世界史クラブ!


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855. Re: テューダー朝 やっとわかりました

お名前: パピイ
投稿日: 2006/12/24(17:39)

------------------------------

杏樹さん、こんにちは。

〉ひらたくいえば「姓」「苗字」です。テューダー朝の創始者ヘンリー7世はフルネームを「ヘンリー・テューダー」といいます。テューダー家が国王の地位についたのでテューダー王朝といいます。

なるほど、姓だったのですね。

〉「ビクトリア朝」は治世があまりにも長かったので、この時代をイメージするのに習慣的に使われている言葉です。王家としては「ハノーヴァー家(ハノーヴァー朝)」になります。

ビクトリア朝は、そういうわけで呼ばれていたのですね。

杏樹さんの説明は、とてもわかりやすいです。
ありがとうございました。

Hooray, 世界史クラブ!

またひとつ知識の増えた、パピイでした。


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878. Re: 3原則制作プロジェクト まだまだ継続中〜

お名前: ako
投稿日: 2006/12/29(01:03)

------------------------------

パピイさん、素手でトイレ掃除、ひ〜、水が冷たい!っのakoでっす。

〉〉多読3原則の精神にのっとって、
〉〉世界史クラブを楽しむ3原則を練ってみたいと思います。

〉よっ、待ってました。パチ、パチ、パチ。

(クレヨンしんちゃんの声で)いやー、それほどでも(笑)
(返答として微妙に外れている点も、クレヨンしんちゃん)

〉〉【以下、多読3原則→→→世界史クラブに応用】
〉〉■辞書は引かない-------------→年代暗記しない
〉〉■わからないところは飛ばす-----→ここ考え中です。パピイ閣下。
〉〉■つまらなければ投げる--------→つまらなければ投げる(同じじゃーん)

〉akoさんが、いろいろ考えてくれてるのに、こんなこと言うのは申し訳ないのだけど、
〉なんかしっくりこないんです。
〉なんとなく、違うような・・・。(悩んでいる絵文字←描くのが苦手)

悩んでいる絵文字。。。。はて、どうしたらええんか…。

よく見るのはこれ→(><)、ですが、悩むとは違いますなぁ。
ちょと待って、、、こんなんどう?→(´△`)≡33 ←ため息の空気の絵付き
または、 ) ゜O゜(   ←ムンク風(笑) うまくいかないですが(笑)

ちょっとーっ、My Dear Fellow,
こんなことしてる暇ないざんすー、この年末に〜

はっ。絵文字に気を取られて、投稿文へのご返答を忘れておりました!
改めてまして引用を。

〉なんかしっくりこないんです。
〉なんとなく、違うような・・・。(悩んでいる絵文字←描くのが苦手)

げげーーーーーーーーーーーーーっ!
ぶいぶい(`з´)←文句の顔ね(笑)

〉特に、「わからないところは飛ばす」に一番期待していたものですから。

ううーむ、実はここを考えてて、
わからないところは、歴史上、起きなかったことにする!とか、
勝手なことを考えている最中に、
第二の趣味、洋楽カラオケ投稿が登場、すっかり世界史のことなど忘れておりまして(爆)

実は今、おもいだしたんだけど(笑)、以下は決行したいですね。
「You Wouldn'tファンクラブ通信」、次の活動予定です。
新年お祝いを兼ねてイギリスに写メールです!
大会当日の本の展示部分だけは、akoのほうで撮影してありますから、
ファンクラブ日本支部長から、送信文をかいてくださいませね。
お正月の大人の宿題♪

〉というのは、あっけにとられる話題が、十字砲火のように飛び交うこのクラブで、
〉身を細めてやり過ごす方法を知りたかったのです。

ははは、それこそ、多読本来の「飛ばす」でしょう。
趣味人のディープなやり取りは、ここは十字軍の戦場じゃないんですから(笑)、
十字砲火ではなく、打ち上げ花火とでも思っておけばよいかと思いますが(笑)。
柊さんと杏樹さんに怒られてしまいそう…

発言者も、厳密な正確さなどに責任ない場で主観的な印象を書けるからこそ、
安心して書いているわけですし、
読むほうも気楽に、関心を持てそうなところをつまんで読み、
気になるところだけ投稿で質問すればいいという、
極楽のような環境だと思えばよいのです。
今回は、「チューダー」の謎も無事に解けたようですし(笑)

〉〉自分がつまらなければ、それはつまらないのである!(笑)
〉〉自分がわからなければ、それはわからない書き方をしている説明の方が悪いのである!(笑)
〉〉ということにして、各自が自由に自分の楽しさを見つけ、報告しあい、
〉〉自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合いましょう〜。

〉こっちの方が、よほど世界史クラブ三原則らしいのでは?

おおー、太字項目にした甲斐がありました。
しかし書いたあとに、かなり倣岸不遜な表現だと思いました。
やはり人口に膾炙するには、多読3原則の適度な斬新さ、適度な口当たりのよさ、そのバランスに洗練されたものを感じます。

〉◆自分がつまらなければ、それはつまらない(笑)
〉◆自分がわからなければ、それはわからない説明の方が悪い(笑)
〉◆自分の楽しさを見つけて報告し合い、自分とは違う楽しみ方をしている人を知って、共に喜び合う
〉あっ、「年代暗記はしない」が無い!!

わたしとしては、「年代暗記はしない」は最重要項目です!!!

〉でも、「年代暗記がつまらなければ、それはつまらない(笑)」でいいのかな。
〉二番目は、原則としてはどうでしょうね。

そうなんですよ、原則っていうのとは少し違いますね。
原則風に、短く言い切る表現ってのは、意外に難しいですね〜
多読3原則の洗練度に、改めて脱帽マークです。

〉◇自分がわからないことでも、そのうちわかる
〉ぐらいのほうが、辞書を引かなくても単語の意味が多読を通してわかってくるみたいで、いいのかな。
〉一方、多責で言い切って、最後に(笑)が付いているところが、世界史クラブ的なのかも。
〉三番目なんか、この掲示板全体にも言えるような、素晴らしい原則のように思えますね。
〉akoさん、みなさん、どうでしょうか。

まあ、こっちのほうは、文が長くてもたつくので、3原則にするのは無理があると思います。
趣味を楽しむ道楽(さきほど柊さんの投稿を読んだので)の精神ってことでいいんではないでしょうか。
2番・3番の原則は、冬休みの宿題!(半分ヤケクソ(笑))

〉〉パピイパパに検索サービス(ちょっと早いクリスマスプレゼント!)しちゃいます。
〉〉(実は洋書読むのを妨害する作戦(^m^))

〉見ました。
〉う〜ん!漢字が一杯!!!
〉それも、A4換算5頁強。
〉思わず投げ出したくなる(笑)投稿文ですね。

キ〜〜〜〜〜っ(笑) そうやって投げればいい、っていうことを、
我が投稿を投げて頂いて、身をもってご提示申し上げたんザマスーーー!
我が屍を踏んで行かれよ、の精神なんでゴザイマスーー!

〉(最近は、日本語文を投げ出して、洋書読みに走るパピイです)

さすがです、支部長。書くほうもよろしくね。

〉最後に、
〉〉Hooray, 世界史クラブ〜!
〉↑これいいですね!
〉私もこれから、最後はこの文を採用します。

やたーーーーーーーっ、歴史に残るフレーズができたので、
3原則制作は後回し〜♪

Hooray, 世界史クラブ〜!


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900. Re: 3原則制作は後回し〜♪

お名前: パピイ
投稿日: 2007/1/14(20:23)

------------------------------

〉パピイさん、素手でトイレ掃除、ひ〜、水が冷たい!っのakoでっす。

akoさん、駅のホームでページをめくる手が冷たい!っのパピイでっす。

(ここを考えていてレスが遅くなったパピイ@パパでした
------もちろんたくさん有る理由の中のひとつですよ。
英語で書けばa reason で済むのに)

〉実は今、おもいだしたんだけど(笑)、以下は決行したいですね。
〉「You Wouldn'tファンクラブ通信」、次の活動予定です。
〉新年お祝いを兼ねてイギリスに写メールです!
〉大会当日の本の展示部分だけは、akoのほうで撮影してありますから、
〉ファンクラブ日本支部長から、送信文をかいてくださいませね。
〉お正月の大人の宿題♪

わたしは忘れていません(笑)
でも、原稿を考えるにあたって、ひとつ悩んでいることがあるのです。

というのはね、展示会でファンレターを読んだどなたかが、「返信メールがやさしい英語で
書いてあるところをみると、ファンレターを書いたのは子供だと思っているんだろうね」と
仰っていました。

となると、写メールを添付して送ると、私たち二人の写真を見てDavid Salariayaさんが
ビックリするかも。
うーん、と言うところで原稿を考え中です。
下書きできたらメールするからね♪

Hooray, 世界史クラブ〜!


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902. Re: では先にYouWouldntファンクラブ活動

お名前: ako
投稿日: 2007/1/16(01:03)

------------------------------

パピイさん、松の内は終わってしまいましたが、ギリギリということであけましておめでとうございます。

〉〉パピイさん、素手でトイレ掃除、ひ〜、水が冷たい!っのakoでっす。
〉akoさん、駅のホームでページをめくる手が冷たい!っのパピイでっす。

〉(ここを考えていてレスが遅くなったパピイ@パパでした

(爆)

え〜(汗)、英語多読が優先ですから、日本語返答が遅いかどうかといったことは気にいたしませんので、心配無用なんです。

た…、ただ…、一行目の名乗り部分の前置き考えるのが理由で、…という人は初めてです…、、、、○|‾|_ (←「まいりました」という意味です。決して、「呆れました」という意味ではありません(笑))

〉------もちろんたくさん有る理由の中のひとつですよ。
〉英語で書けばa reason で済むのに)

わかっておりますとも。多読的文法も道楽精神でございますね。

〉〉「You Wouldn'tファンクラブ通信」、次の活動予定です。

〉わたしは忘れていません(笑)

待ってましたーっ、さすがは日本支部長。

〉でも、原稿を考えるにあたって、ひとつ悩んでいることがあるのです。

おおっ、世界史クラブお悩み相談、臨時窓口開設(笑)
急場しのぎカウンセラー担当します。

〉というのはね、展示会でファンレターを読んだどなたかが、「返信メールがやさしい英語で
〉書いてあるところをみると、ファンレターを書いたのは子供だと思っているんだろうね」と
〉仰っていました。

ぎゃ〜〜〜〜はっはははははは!!!!!あーはははは!!
ひーひー(←あまりに可笑しくてひきつっている笑い) 
バンバン(笑い過ぎで床を叩いている音。明石家さんまがよくやるやつ)

あの〜(笑)、パピイさん、聞いて聞いて。ひーひー(←まだ笑ってる)
ファンレター書いたのが子供って話、もしかしてそれ書いた人って…、
アタシなんですけどーーーっ!?
一応むかし成人式も出ました〜っ 着物着て千歳アメも持ちましたーっ(それは七五三)

いえね、それが何と奇遇なことに、他の場所でですが、はまこさんが、
英語書くのも「こども式」ということを書いておられまして、
それが証明されたかも〜〜!と思って小躍りしてしまいました。
まったくSSSというのは、どこまでヒトを幼児化してくれるところでありましょう。

〉となると、写メールを添付して送ると、私たち二人の写真を見てDavid Salariayaさんが
〉ビックリするかも。
〉うーん、と言うところで原稿を考え中です。

お悩みとは、そういうことだったのですか。
よし!  そんなことでお悩みになる必要はありませんわ、支部長。
わたしがいい作戦を考えます。

まず第一案:
今回メール送信するお写真は、展示した本の部分だけとしましょう。
そして写真は、本の展示部分だけなので、文章のほうで、
会場全体はとても広く、たくさんの人に見ていただいて好評だった、ことを書き加えて頂く、と。
会場の人間はどなたも撮影してませんから、たくさんの人が見たという事は、
文章で書くしかないですので、支部長の英語だのみです!!

第二案:(本命?)
予定通り、本の展示写真とファンクラブ員2名の写真を送り、この2名は「親子」とする。(たぶん通用するかと、爆)
で、この日本人の一般人親子(父と少女←ヌケヌケと)を、次の新作の一般人主人公にしてもらう〜〜!
無名の日本人親子が樺太あたりを漂流し、ロシア沿岸から異文化を…という筋書きでロシア史ものを作成しては、という提案につなげるとか。
もちろんウソつき通すのはよくないので、将来、表敬訪問する際には、年齢なども含めた真実をお知らせすることをサプライズの楽しみとして。

あるいはファンレター書いたのはこの人です、いったい何歳でしょう〜、というクイズを出す。その際、極東の東洋人の年齢を西洋人の貴方が当てるのは凄いことなんです、と書いて、やる気になっていただく。
この作戦には、隠された真の目的があります。Davidさんが、日本への返信を何歳の相手を想定して英語を書いたのか、密かに探るのです。うっしっし。
うーん、楽しみになってきました〜。

〉下書きできたらメールするからね♪

あいあいさー!

いや〜、しっかし嬉しいですねぇー。
自分では気がつかなかった視点からの感想を言ってくださった方がいらしたとは!
どこのどなたか存じませんが、この場で御礼申し上げねば!
ありがとうございました。

タドキスト大会で展示を出した甲斐がありましたね。
感無量、ウルルン大会記です。

Hooray, 世界史クラブ〜!


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872. 世界史の熱冷めやらず。。。

お名前: 柊
投稿日: 2006/12/28(18:18)

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 こんにちは。柊です。
 ちょっと遅ればせながらですが、パソコンがいかれている(前触れなしに電源が切れます。怖いです。今もそのパソコンなので、びくびくしています)間にも世界史熱が冷めやらず、遅いかなと思いながらもちょっと語りたくなってきました。って、思いきりはた迷惑な酔っぱらいにそっくりですね。
 
 ええ、まずはパピイさんへ。
 和書ということは、田中芳樹と篠田真由美でしょうか? それとも、以前どこかで書いた柳広司でしょうか? 心当たりが多くて、それもどうかと思いますが。
 まあ、どちらにしても、歴史にこだわった上に架空の歴史を作り上げて歴史小説を書いてみたり、歴史的人物の人生と絡む推理小説を書いたりしている人なので、かなりの歴史マニアだと思います。なので、非常に惹かれます。

 amazonで時代小説など見ていても、新撰組を読んでいる人は、誰が書いたものだろうと新撰組を読みあさるようですし、そういう類の読み方をする人がいる、ということではないかと思います。
 ミグさんがたまにしている大人読みの話なども、私は何も考えずに興味ある時代と人について読みあさった結果、ほぼ実践しているだろうと思います。
 特にアン・ブーリンのように、書く人によって魔女から聖女までイメージの違う人は、この人はこう書く、この人はこうかと、そういう読み比べが楽しいので。

 杏樹さんへ。
 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つなので、同じ著者の「薫風のフィレンツェ」も興味はあったのですが、最近読むのが面倒でパスする本が多いので、読んでないです。

 しかし、絵心がないのを自認(というかむしろ自負?)しているのですが、ある日ぼけっと見ていたTV番組でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画像を見て(CGを駆使したもので、実際に修復したものではなかったのですが)、この人はすごいと衝撃を感じたので、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家、それに何とはなしにイタリアやスペインの言葉の響きには惹かれるものがあります。
 三雲岳斗の「レオナルド・ダ・ヴィンチの事件簿」という感じのシリーズにもはまっていますし。しかし今のところ、当時の知識人であれば誰でも良かったのかなという感じがいまいち、柳広司の衝撃に及びませんが。
 それから、篠田真由美の本でイタリアを舞台にしていたり、イタリア美術が出てくるものが多いので、そっちからも興味があります。
 ただ、今のところとっかかりがないので、これについてという何かを見つけたら、そのあとはまっしぐらかなと。

 マリア・テレジアには結構興味があります。マリー・アントワネットの伝記を読んでいたら、マリア・テレジア10歳の肖像画というのが載っていて、今まで見た肖像画の中で一番の美人だし、ものすごく賢そうだと思いました。もっとも、即位後は普通のおばさんで、あまり威厳もなく、こんな感じで大国を統治していたというのは、なかなかすごい人だと思いますが。
 それに、ハプスブルク家のように沢山の王家と婚姻関係にあり、何ヵ国も支配して、なおかつかなり長い間途絶えずに続いた家というのも、珍しいと思って、歴史好きとしてはやはり、どこかで行き当たる家なのだろうなと思います。
 実際、スペインのイサベル一世の子どもの代で二重に婚姻関係を結んでいるので、そのあとのスペインには絶対に関係してきますし。

 akoさんへ。
 未だに、どの時代が得意なのかわかりませんが、どうも魔女系に詳しいようですね。世界史の裏に魔法使いが暗躍するファンタジーも好きなので、魔女関係で面白そうな本、そのうち教えて下さいね(和書でも何語でもいいです!)。

 最後に酒井先生へ。
 えー、酒井先生に「あっけにとられて」なんて言われる日が来ようとは、思ってもいませんでした。かなり、英語以外でもふかーく掘り下げる人だなあと、失礼ながら、観察しているつもりでいたので、その人に言われたからにはもう、こっちの道(どっちの道?)に進むしかないと、覚悟を決めました。
 どっちの道かはわかりませんが、というか、分野的にもかなりかけ離れたあちこちで色々掘り下げたいものがどっさりありますが、とにかく、興味の赴くままに突き進もうと思います。

 やろうやろうと思っていたスペイン語にしろ、ハングルにしろ、多読とそれで培った英語関係の経験のおかげで、思ったより楽に、そして忍耐力不要でできそうだと思っているので、多読に出会えたおかげで、目標が案外近いかもしれない、そして、案外楽しく進めるかもしれないという気になりました。
 という訳で、ご存じかもしれませんが、京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」より、大好きな台詞を贈ります。ちょっと、多読に似ているかもと思いまして。まあ、この台詞を言っている榎木津は結構破天荒なので、こうまではっきりきつい言い方はしなくてもと思いますけど。

 ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
 道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。

 いいなあ、道楽。という気になります。ので、道楽の道に進もうと思います。
 Hooray,世界史クラブ〜!

 英語停滞中と言っている間も、結局日本語で世界史の本を読んでいました。かなり重症です。

 あ、酒井先生に追伸です。どの程度需要があるものやらわからないのですが(できるほどに歴史にはまっている人がどの程度の人数いるかというと、少なそうなので)、私の経験だと、一人の人にはまってその人について書いてある本を読みあさると、かなりドーピングに近い方法でペーパーバックが読めるようになるようです。大人読みですね。その代わり、それ以外はもっとYLが下でも全然わからなかったりしますけど。
 歴史で百万語の場合、ミステリとは違う、一人の人についてだけ読んでいくという方法があるのではと思います。とっくにお気づきかもしれませんが、歴史で百万語の時は是非、これもやりたいなーと、やってほしいなーではなく、私がやりたいだけですが。


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885. 【追加終了版】Re: わたしもです。想いは熱く、一生モノです

お名前: ako
投稿日: 2007/1/7(00:27)

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柊さん、akoです!

大掃除やらなんやらで追われてますが、ぜひ頂いた部分にご返答したいと思っています。
年明けまして落ち着きましたら(親戚づきあいが多いモンで(笑))、
ゆっくりといたしますね!

昨夜は新庄剛志の若い頃からのストーリーをテレビでやってたのを見て、
少し前に、柊さんと新庄の話で盛り上がったのを思い出しておりました。
番組の中でも「(野球を)楽しむ」っていうことを語ってて、
多読で英語を楽しむ精神と同じものを感じました。
日ハムの他の選手たちまでオシャレになったという話も素晴らしいと思いました。

ほーんとにあの屈託のない明るさが好きなんです。
「とにかく来た球を打てばいい」っていう単純明快な野村監督の一言で、
スランプから抜け出た阪神時代の新庄のエピソード、
大笑いしつつ、
これも多読のHappy Readingの精神と同じだな〜と思いながら聞いてました。

世界史への熱が冷めない柊さん、わたしも声を大にして言います。
渋い顔も理屈もいらない。好きなものは好きなんだーーっ!
(↑道を楽しむに関する深い言葉ご紹介いただき、ありがとうございました)

来年もまた楽しんでまいりましょうね〜!

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(ここから下が、1月6日(土)記載です)

柊さん、明けましておめでとうございます。
ご挨拶遅れました、akoです。
今年もどうぞよろしくお願いします。

〉世界史熱が冷めやらず、遅いかなと思いながらもちょっと語りたくなってきました。って、思いきりはた迷惑な酔っぱらいにそっくりですね。

ははは、柊さんが、はた迷惑な酔っ払いなら、
akoなど、女ほらふき男爵かも(笑)

先にパピイさん宛に書かれた部分なんですが、非常に共感しましたので、
賛同の一言だけお伝えしますね。

〉 特にアン・ブーリンのように、書く人によって魔女から聖女までイメージの違う人は、この人はこう書く、この人はこうかと、そういう読み比べが楽しいので。

それ、とーーーってもわかります。
歴史上の人物って、ある程度、イメージが固定している人が多いですが、
実態はかなり違うということもありますよね。
「怪僧」イメージで有名なラスプーチンも、ほんとは違う、という説を言ってる人もいました〜。

あと杏樹さん宛の部分もなんですが、これ、柊さん理解に必須部分なので、是非。

〉 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つ

そうだったのですか〜〜。

英語をやりたい人の動機もいろいろですが、
世界史好きの動機も様々だから、こういうお話は、貴重です。

新春雑談ついでに、ワタクシの経緯をちょっとばかし聞いていただけます?

わたしが世界史好きになったのは、直接は高校時代の世界史の先生に惚れ込んだからです。
もちろん授業がめちゃくちゃ面白かったからなんですが、
当時すでに熟年で、他の女子生徒が「なんであんなオッサン」と言われましたが、
「どうして皆にはマコト様の値打ちがわからないの!?」と意味不明なことをワメいてて、クラスでも有名でした。
(先生の御氏名が「○○まこと」という名だったため、いつもマコト様とお呼びしていた)
世界史授業がある日は熱愛状態、
マコト様の知っていることは何でも知りたい、
マコト様と同じ世界で生きるのだ!と祈念して同じ大学の史学科へ進むという。。。

好きとなったら全身全霊なモンで(笑)
受験勉強さえも、世界史だけは愛を成就するための至福の時間でした…
おかげで英語学習時間は最小限でしたが(爆)

おっと、長話になってしまいました。
柊さんには、世界史に限らず、さらに洋書和書に限らず自由自在に語っていただきたいな〜。
だって凄く面白いもの〜〜、柊さんの本の話!

もちろん、柊さんご自身の読書時間確保が一番大事で、
掲示板を書くことに責任を感じてしまわれると大変なので、
ほんとに書きたい・発信したい、という気持ちが起きた時に自由自在に、
という意味です。

それと、今までもいろいろ読ませて頂いて私自身の見聞も広がりますが、
多読報告の掲示板で柊さんが皆さんに書かれる励ましの言葉も、
思いやりがあって読んでて気持ち良いですし、
柊さんご自身が、掲示板もご自身の「Happy Reading」の「Happy」の一要素だ、
と書かれていたことなど、共感一杯です。

「本を読む+友人と語る」の両方で読書の印象も深まるし、
本の内容が友人の人柄、人物像と一緒になって、
ずっと記憶に残りますしねーー。

お正月気分ですっかり雑談してしまいました。

〉 akoさんへ。
〉 未だに、どの時代が得意なのかわかりませんが、どうも魔女系に詳しいようですね。世界史の裏に魔法使いが暗躍するファンタジーも好きなので、魔女関係で面白そうな本、そのうち教えて下さいね(和書でも何語でもいいです!)。

実は、時代として好き、ってのは、あまりないんです。
いつの時代が好き、という好み方ではなく、
場所から来る関心のほうが強いです。
身近な知り合いを当たっても、誰も行ったことない土地とか、
大陸の真ん中へんあたりって一番わからない〜、…とかいった単純な動機で(笑)。
あと、異文化が接する境界領域になる場所も興味津々です。
異界との接点、なんて書くと雰囲気出るかしらー。

子供時代にベルバラを読んで、マリー・アントワネットなどの特定の人物から入り込んで歴史に関心を持っていくという経過はもちろn踏襲しました。
なので今回話題の「You Wouldnt」シリーズは、楽しさ満載で興奮しますね〜。

ただ、もっともワクワクするのは、
ある一つのテーマから、いろんな時代や場所を横断するようなことが好きなんです。
世界をまたにかける気分を味わう、という単純明快なワクワク感が良いんです。
子供の頃に一番もえたジャンルが海洋冒険もので、
十五少年漂流記、ロビンソンクルーソー、宝島…などです。
タイトルを書いているだけで、ワクワク、ゾクゾクなんです〜。

一つテーマ例をあげると、
例えば、欧州の魔女裁判、魔女狩りなど好きですが、
これは、魔女狩りという出来事に限らず、ジャンヌダルク、異端審問、魔女狩り、セイラム事件、ナチズム、ホロコースト、赤狩り、スターリン、そして急に飛びますが現代コドモ世界のイジメまで、
起きた出来事の内部に通底する共通点を考えながら、
いろんな時代の出来事に触れていくのが楽しいです。
(そのぶん、個々の出来事の詳細に弱いのが難点。人名、年代など忘れてしまうし)

この例の場合だと、
変わり者を警戒して排除する、っていうところに焦点をあてて、
集団の狂気、群れの心理、管理と支配、正義と抑圧という面から見ていくと、
いろんな時代に、人間がしてきたことにはどんな傾向があるか…、みたいなことを考えるってわけです。

過去の出来事について読んでいる時でも、
現代なら、今の自分の周囲の環境なら、
どんなことに該当するだろう、とすぐに並行して考えるのが、
わたしの世界史の楽しみです。
集団で浮いた時の自分のことを含めて考えたりすると、尚リアルです〜(笑+怖)

それとか、たとえば文明や帝国といった巨大なものから、国家やカルト教団まで、
組織が崩壊するのは、外圧よりも、
内部対立による自滅が大きい、といったことがよく言われますが、
そういったことも、イジメから異端審問に至る問題とつながってるんじゃないか〜とか、
そういうことを勝手に結びつけて考えながら世界史本を読むのが実に面白くて、
ワクワクします。

新庄のようなイケメンの目立ちたがり男は、嫌う人も多いでしょうが、
そういう人物への、出る杭を打つような社会心理から起きる出来事も、
世界史のいろいろな場面で遭遇できる、と思ってるんです。
歴史って、人間のすることだから。
そういうの、小説にもなったりしてますよね。
フィクションをあまり読んだことないんで、わからないんですが。。。。
将来の自分の読書課題なんです。

魔女関係で本の紹介を、ということなので、和書でよければ…
ファンタジー作品じゃなくて申し訳ないです。
でも、こういうのを読んだあとにファンタジーを読む、という読み方をしてもらえたら嬉しいです。
柊さんなら、きっと楽しさが深まること、保証します。

『魔女狩りの社会史』
『魔女とキリスト教』
『聖堂騎士団』
『アラブが見た十字軍』
『大地母神の時代』

あと、魔女という場合、映画ですがぜひ…
『主婦マリーのしたこと』 
フランス映画だったかな、ちょっと忘れてしまった。すみません。
主人公がフランス人なので、そういうウロ覚え記憶です。

ああー、柊さんもビックリの長〜い投稿かいちゃった(笑)
新春雑談ってことでお許しを〜〜!

〉 京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」より、大好きな台詞を贈ります。
〉 ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
〉 道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。

新春にふさわしい、洞察深い言葉のご紹介、
ありがとうございました。
道を、楽しむ、ですね。

〉 いいなあ、道楽。という気になります。ので、道楽の道に進もうと思います。

よいですわぁ〜、道楽の世界史! 
わたしもますます、ピノコ語で世界史を語れるようになりたいですわのよ。
今年も明朗快活にまいりましょう〜

ではさっそく明朗快活に!

Hooray、世界史クラブ〜!


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895. Re: akoさーん,また長文です

お名前: 柊
投稿日: 2007/1/7(22:58)

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 akoさん、あけましておめでとうございます。柊です。
 昨年末は、いきなり電源の落ちるパソコンにびくびくしていましたが、無事買い替えも終了。後は私の慣れ親しんだ日本語入力ソフトさえ届けば、乗り換え完了です。変な言葉ばっかり使うので、覚えさせるのが大変ですが。

〉昨夜は新庄剛志の若い頃からのストーリーをテレビでやってたのを見て、
〉少し前に、柊さんと新庄の話で盛り上がったのを思い出しておりました。
〉番組の中でも「(野球を)楽しむ」っていうことを語ってて、
〉多読で英語を楽しむ精神と同じものを感じました。
〉日ハムの他の選手たちまでオシャレになったという話も素晴らしいと思いました。

 ああ、そういえばそんな話もしましたね。森本が頑張っていますが、今シーズンはどうなるかな。まあ、こちら北海道は相変わらずすごい騒ぎです。優勝賞金の一部を道に寄付したり、チームも地域のチームになろうという気が相当ありますしね。

〉先にパピイさん宛に書かれた部分なんですが、非常に共感しましたので、
〉賛同の一言だけお伝えしますね。

〉〉 特にアン・ブーリンのように、書く人によって魔女から聖女までイメージの違う人は、この人はこう書く、この人はこうかと、そういう読み比べが楽しいので。

〉それ、とーーーってもわかります。
〉歴史上の人物って、ある程度、イメージが固定している人が多いですが、
〉実態はかなり違うということもありますよね。
〉「怪僧」イメージで有名なラスプーチンも、ほんとは違う、という説を言ってる人もいました〜。

 そうですね。彼は彼で頑張って治療していただけという話なら、聞きましたよ。サリカ法に批准した結果、皇女たちに皇位継承権がなくなったというのを知って、やっとなぜ皇太子が病弱なのがそれほど問題なのかがわかりました。
 それに、ラスプーチンの場合まだ新しいので政治的にも関係してきたり、悪評の熱が冷めきらずに冷静な検証ができていないとかも、あるんじゃないですか? いえ、ロシア詳しくないですけど、ちょっと思いつき。
 今の体制と絡んでくると、検証は相当難しいですから。

〉あと杏樹さん宛の部分もなんですが、これ、柊さん理解に必須部分なので、是非。

〉〉 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つ

〉そうだったのですか〜〜。

〉英語をやりたい人の動機もいろいろですが、
〉世界史好きの動機も様々だから、こういうお話は、貴重です。

〉新春雑談ついでに、ワタクシの経緯をちょっとばかし聞いていただけます?

 はいはーい。新春じゃなくても聞いちゃいます。

〉わたしが世界史好きになったのは、直接は高校時代の世界史の先生に惚れ込んだからです。
〉もちろん授業がめちゃくちゃ面白かったからなんですが、
〉当時すでに熟年で、他の女子生徒が「なんであんなオッサン」と言われましたが、
〉「どうして皆にはマコト様の値打ちがわからないの!?」と意味不明なことをワメいてて、クラスでも有名でした。
〉(先生の御氏名が「○○まこと」という名だったため、いつもマコト様とお呼びしていた)
〉世界史授業がある日は熱愛状態、
〉マコト様の知っていることは何でも知りたい、
〉マコト様と同じ世界で生きるのだ!と祈念して同じ大学の史学科へ進むという。。。

 祈念ですか。すごいですね。例によって、すごいと思っているという以上の説明ができません。が、非常に感心しているということはお伝えしたいんですが。

〉柊さんには、世界史に限らず、さらに洋書和書に限らず自由自在に語っていただきたいな〜。
〉だって凄く面白いもの〜〜、柊さんの本の話!

 そう言っていただけると、語りすぎて大変なことになりますが、嬉しいです♪

〉〉 akoさんへ。
〉〉 未だに、どの時代が得意なのかわかりませんが、どうも魔女系に詳しいようですね。世界史の裏に魔法使いが暗躍するファンタジーも好きなので、魔女関係で面白そうな本、そのうち教えて下さいね(和書でも何語でもいいです!)。

〉実は、時代として好き、ってのは、あまりないんです。
〉いつの時代が好き、という好み方ではなく、
〉場所から来る関心のほうが強いです。
〉身近な知り合いを当たっても、誰も行ったことない土地とか、
〉大陸の真ん中へんあたりって一番わからない〜、…とかいった単純な動機で(笑)。
〉あと、異文化が接する境界領域になる場所も興味津々です。
〉異界との接点、なんて書くと雰囲気出るかしらー。

 出ますね。異世界と異界は違いますからね。
 私の場合は、もろに時代で掘り下げて行きますけど、たまに、ドラマを見てその気になります。今、チャングムにはまっています。
 異文化の接点というと、やはり柳広司がおすすめですが(特に「聖フランシスコ・ザビエルの首」とか「はじまりの島」とか)、チャングムを見ていると「日本的」なはずのもの(平安時代とか、お公家さんとかが特に似ている)がどんどん出てくるんですよね。チャングムのお父さんが仙人に予言されて、謎の予言が漢字一文字ずつ三つあって、その読み解き方も漢字がわかれば納得しますし、第一、知恵がありそうだといって持って行った先がお坊さんですから。

〉ただ、もっともワクワクするのは、
〉ある一つのテーマから、いろんな時代や場所を横断するようなことが好きなんです。
〉世界をまたにかける気分を味わう、という単純明快なワクワク感が良いんです。

 おお、テーマ別。これまた、歴史好きにはたまりませんね。

〉一つテーマ例をあげると、
〉例えば、欧州の魔女裁判、魔女狩りなど好きですが、
〉これは、魔女狩りという出来事に限らず、ジャンヌダルク、異端審問、魔女狩り、セイラム事件、ナチズム、ホロコースト、赤狩り、スターリン、そして急に飛びますが現代コドモ世界のイジメまで、
〉起きた出来事の内部に通底する共通点を考えながら、
〉いろんな時代の出来事に触れていくのが楽しいです。
〉(そのぶん、個々の出来事の詳細に弱いのが難点。人名、年代など忘れてしまうし)

 詳細に弱いのは私も同じです。数字とか名前とかどんどん忘れるので、信憑性がなくなります。

〉この例の場合だと、
〉変わり者を警戒して排除する、っていうところに焦点をあてて、
〉集団の狂気、群れの心理、管理と支配、正義と抑圧という面から見ていくと、
〉いろんな時代に、人間がしてきたことにはどんな傾向があるか…、みたいなことを考えるってわけです。

 マイクル・シャーマーという人も魔女狩りに興味を持って調べていましたね。「なぜ人はえせ科学を信じるのか」という挑発的なタイトルの本でしたが、中身は案外温厚でした。面白いです。ええと、「Why people believe weird things」で著者名がMichael Shermerですね。日本語で読みましたけど。
 この人もまた、現代の出来事で魔女狩りと共通するものを挙げていましたね。共通点としては、立証責任が訴えられた側にあること。これは、騒動が大きくなるにつれ「あいつは魔女だ」と言うだけで訴え終了、後は訴えられた側が無実を証明できなければ有罪決定、という点ですね。刑事ドラマでよく見る「お前が犯人じゃないなら、どういうことか説明してみろ!(テーブルを叩く)」というシーンがそういう感じかなと。
 一応現代の法治国家だと、有罪を立証できなければ無罪になるんですが。ええ、疑わしきは罰せずの原則ですね。つまり、訴える側に立証責任が生じるという。
 それともう一つ、騒ぎが一段落してくると、魔女だと訴えた側が逆に名誉毀損で訴えられるという点もシャーマーさんは言ってました(知り合いみたいな言い方ですね)。アメリカなので、そういう訴えて訴え返されての例がどっさり載っていました。

〉過去の出来事について読んでいる時でも、
〉現代なら、今の自分の周囲の環境なら、
〉どんなことに該当するだろう、とすぐに並行して考えるのが、
〉わたしの世界史の楽しみです。
〉集団で浮いた時の自分のことを含めて考えたりすると、尚リアルです〜(笑+怖)

 現代で想像したり、自分がこの時代にいたらどうするかとか考えますよね。もし、今の知識全部持っていたらとかも。「講談碑夜十郎」って時代劇、見ませんでしたか? ちょうどそういう話でしたが。
 あと、最近は戦争もので、現代の若者がタイム・スリップする話が結構ありますよね。この間ちらっと新聞で見たのなんか、現代のアメリカのコメディアンが、特攻隊員になってしまうというのがありました。

〉それとか、たとえば文明や帝国といった巨大なものから、国家やカルト教団まで、
〉組織が崩壊するのは、外圧よりも、
〉内部対立による自滅が大きい、といったことがよく言われますが、
〉そういったことも、イジメから異端審問に至る問題とつながってるんじゃないか〜とか、
〉そういうことを勝手に結びつけて考えながら世界史本を読むのが実に面白くて、
〉ワクワクします。

 その辺りはよくわかりませんが、自分で理論を作ってしまうのが楽しいのは私もです。怪しげな仮説がどっさりあります。推理小説でも、何度もどんでん返しがあるとスリルもそうですけど、仮説がどんどん出てくるのが楽しい♪

〉新庄のようなイケメンの目立ちたがり男は、嫌う人も多いでしょうが、
〉そういう人物への、出る杭を打つような社会心理から起きる出来事も、
〉世界史のいろいろな場面で遭遇できる、と思ってるんです。
〉歴史って、人間のすることだから。
〉そういうの、小説にもなったりしてますよね。
〉フィクションをあまり読んだことないんで、わからないんですが。。。。
〉将来の自分の読書課題なんです。

 出る杭が打たれる話というと、とっさには思いつきませんが、一代で出世する歴史小説とかはおおむねそうじゃないかと思いますね。でも、そこで味方がどんどんできるのがカリスマというものでしょうか。新庄も、球団の人がよく許可したなと言われていましたね。
 日本の歴史小説ほとんど読みませんが(時代物というか、捕物帳は読む)、大岡越前もドラマでよくちくちくいじめられていましたね。どうも、町奉行になれるような家の出じゃなかったらしくて。もっとも、あまり家柄が良くても、町奉行になれないんですけど。

〉魔女関係で本の紹介を、ということなので、和書でよければ…
〉ファンタジー作品じゃなくて申し訳ないです。
〉でも、こういうのを読んだあとにファンタジーを読む、という読み方をしてもらえたら嬉しいです。
〉柊さんなら、きっと楽しさが深まること、保証します。

 はい、確かにタイトル・リスト受け取りました。
 魔女の実際とキリスト教という感じでしょうか。図書館ででも探してみますね。

〉あと、魔女という場合、映画ですがぜひ…
〉『主婦マリーのしたこと』 
〉フランス映画だったかな、ちょっと忘れてしまった。すみません。
〉主人公がフランス人なので、そういうウロ覚え記憶です。

 これはレンタルビデオ屋ですね(あくまで買わない)。

〉〉 いいなあ、道楽。という気になります。ので、道楽の道に進もうと思います。

〉よいですわぁ〜、道楽の世界史! 
〉わたしもますます、ピノコ語で世界史を語れるようになりたいですわのよ。
〉今年も明朗快活にまいりましょう〜

 快活、道楽。世界史クラブ三原則にどうでしょうね?

〉ではさっそく明朗快活に!

〉Hooray、世界史クラブ〜!

Hoorray, 世界史クラブ〜!


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886. Re: 世界史の熱冷めやらず。。。

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/1/1(23:24)

------------------------------

柊さん、あけましておめでとうございます。今年も世界史クラブをよろしくお願いします。

〉 杏樹さんへ。
〉 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つなので、同じ著者の「薫風のフィレンツェ」も興味はあったのですが、最近読むのが面倒でパスする本が多いので、読んでないです。

「王女リーズ」ですか。別人のような名前…。

〉 しかし、絵心がないのを自認(というかむしろ自負?)しているのですが、ある日ぼけっと見ていたTV番組でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画像を見て(CGを駆使したもので、実際に修復したものではなかったのですが)、この人はすごいと衝撃を感じたので、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家、それに何とはなしにイタリアやスペインの言葉の響きには惹かれるものがあります。
〉 三雲岳斗の「レオナルド・ダ・ヴィンチの事件簿」という感じのシリーズにもはまっていますし。しかし今のところ、当時の知識人であれば誰でも良かったのかなという感じがいまいち、柳広司の衝撃に及びませんが。
〉 それから、篠田真由美の本でイタリアを舞台にしていたり、イタリア美術が出てくるものが多いので、そっちからも興味があります。
〉 ただ、今のところとっかかりがないので、これについてという何かを見つけたら、そのあとはまっしぐらかなと。

私もイタリアにはそれほど興味がなくて、ほとんど本も読んでません。ルネサンス周辺で細切れ知識がチラチラありますが、それはほとんどテレビで見たものです。「世界ふしぎ発見」とか「世界遺産」とか、あと特番でいろいろ。「最後の晩餐」修復関係の番組も見た覚えがあります。
最近は「ダ・ヴィンチ・コード」便乗番組がいくつかありました。そういった番組を見てるうちにバラバラに覚えた事柄がだんだんつながっていって…という感じです。

〉 マリア・テレジアには結構興味があります。マリー・アントワネットの伝記を読んでいたら、マリア・テレジア10歳の肖像画というのが載っていて、今まで見た肖像画の中で一番の美人だし、ものすごく賢そうだと思いました。もっとも、即位後は普通のおばさんで、あまり威厳もなく、こんな感じで大国を統治していたというのは、なかなかすごい人だと思いますが。

12〜13歳のではありませんか。利発そうな美少女ですね。昨年「マリア・テレジアとハプスブルク展」という展覧会があって、おもしろかったです。しかしその美少女が35歳になるとすっかり「おばさん」なのには驚きましたが、35歳の肖像と60歳の肖像があまり変わってないというのが不思議。
貫禄があって肝っ玉母さんみたいです。
若くして父親が死に、プロイセンから横槍を入れられながらもハプスブルク家を継承し、戦争を戦い抜き、子どもをたくさん産んで育てて…すごい人です。しかも夫は初恋の憧れの人で、結婚前のラブラブの手紙まで展示してありました。

〉 それに、ハプスブルク家のように沢山の王家と婚姻関係にあり、何ヵ国も支配して、なおかつかなり長い間途絶えずに続いた家というのも、珍しいと思って、歴史好きとしてはやはり、どこかで行き当たる家なのだろうなと思います。
〉 実際、スペインのイサベル一世の子どもの代で二重に婚姻関係を結んでいるので、そのあとのスペインには絶対に関係してきますし。

ハプスブルクは思い切りややこしいです。系図を見るとこんがらがって何がどうつながっているのやら。婚姻関係で、うまい具合に相手国の跡継ぎがいなくなってハプスブルク家の末裔が即位して…という偶然が重なって、ヨーロッパのあちこちに領地が出来て。スペインの王位もそれで獲得しましたし。

ジャンルでレベル縦断と言えば、私の中国語はそれに近いかもしれません。中国語は児童書がどれもこれも読めなくて、なんであんなに読みにくいのかと思いました。それで子ども向けの歴史・古典の本を読んでみたらこれがおもしろい。しかも中国には子ども向けの歴史・古典の本がたくさんある!ということで、児童書はあきらめて子ども向けの歴史の本で多読を続けました。

〉 ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
〉 道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。

いいですね。「道楽」。ホント、渋い顔をして歩かないといけないと思ってる人がどれだけ多いか…。

Hooray,世界史クラブ!


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887. Re: 杏樹さん。。。

お名前: 柊
投稿日: 2007/1/2(23:25)

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 杏樹さん、あけましておめでとうございます。柊です。

〉柊さん、あけましておめでとうございます。今年も世界史クラブをよろしくお願いします。

 こちらこそ、よろしくお願いします。特に、ぼろぼろとこぼれる初歩的なミス。

〉〉 杏樹さんへ。
〉〉 「王女リーズ」でエリザベス一世にはまり、英語の歴史書を読もうと思ったのが英語の勉強の動機の重要な一つなので、同じ著者の「薫風のフィレンツェ」も興味はあったのですが、最近読むのが面倒でパスする本が多いので、読んでないです。

〉「王女リーズ」ですか。別人のような名前…。

 お話の中身も、別人のよーです。かいつまむと、美女な姉にいじめられ、自信を持てずにいたリーズが、護衛官のセシルに励まされ、というような感じでしょうか。つまり、生涯の恋人があのウィリアム・セシルだったという。
 ただ、この方の場合、エリザベス一世という女王がいた、という以外の部分は史実ではないので、世界史のテストでこれ書いたらバッテン付けられますよと、あとがきで書いているので、まあいいかなと。

〉〉 しかし、絵心がないのを自認(というかむしろ自負?)しているのですが、ある日ぼけっと見ていたTV番組でレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復画像を見て(CGを駆使したもので、実際に修復したものではなかったのですが)、この人はすごいと衝撃を感じたので、レオナルド・ダ・ヴィンチやメディチ家、それに何とはなしにイタリアやスペインの言葉の響きには惹かれるものがあります。

〉私もイタリアにはそれほど興味がなくて、ほとんど本も読んでません。ルネサンス周辺で細切れ知識がチラチラありますが、それはほとんどテレビで見たものです。「世界ふしぎ発見」とか「世界遺産」とか、あと特番でいろいろ。「最後の晩餐」修復関係の番組も見た覚えがあります。
〉最近は「ダ・ヴィンチ・コード」便乗番組がいくつかありました。そういった番組を見てるうちにバラバラに覚えた事柄がだんだんつながっていって…という感じです。

 トリノの聖骸布についての番組をやっているのは、ちらっと見ました。あまり感じが良くなかったので、さっさと局を替えましたが、結構、流行りらしくて多いですね。
 そういえば、「ダ・ヴィンチ・コード」が何かも知らないんですね。まあ、いっかと思って放っておいてますが。

〉〉 マリア・テレジアには結構興味があります。マリー・アントワネットの伝記を読んでいたら、マリア・テレジア10歳の肖像画というのが載っていて、今まで見た肖像画の中で一番の美人だし、ものすごく賢そうだと思いました。もっとも、即位後は普通のおばさんで、あまり威厳もなく、こんな感じで大国を統治していたというのは、なかなかすごい人だと思いますが。

〉12〜13歳のではありませんか。利発そうな美少女ですね。昨年「マリア・テレジアとハプスブルク展」という展覧会があって、おもしろかったです。しかしその美少女が35歳になるとすっかり「おばさん」なのには驚きましたが、35歳の肖像と60歳の肖像があまり変わってないというのが不思議。
〉貫禄があって肝っ玉母さんみたいです。
〉若くして父親が死に、プロイセンから横槍を入れられながらもハプスブルク家を継承し、戦争を戦い抜き、子どもをたくさん産んで育てて…すごい人です。しかも夫は初恋の憧れの人で、結婚前のラブラブの手紙まで展示してありました。

 う、新年初ぼろです。今年もお見捨てなく〜。
 戴冠後の絵は見ましたが、35と60が同じに見えるって、確かにすごいですね。しかもあの時代、ハプスブルク家の相続人に生まれながら、恋愛結婚したというのもすごい。

〉〉 それに、ハプスブルク家のように沢山の王家と婚姻関係にあり、何ヵ国も支配して、なおかつかなり長い間途絶えずに続いた家というのも、珍しいと思って、歴史好きとしてはやはり、どこかで行き当たる家なのだろうなと思います。
〉〉 実際、スペインのイサベル一世の子どもの代で二重に婚姻関係を結んでいるので、そのあとのスペインには絶対に関係してきますし。

〉ハプスブルクは思い切りややこしいです。系図を見るとこんがらがって何がどうつながっているのやら。婚姻関係で、うまい具合に相手国の跡継ぎがいなくなってハプスブルク家の末裔が即位して…という偶然が重なって、ヨーロッパのあちこちに領地が出来て。スペインの王位もそれで獲得しましたし。

 戦争は他の家に任せて、ハプスブルク家は結婚せよとかなんとか、そういうやつですね。末裔も含めてしまうと、もう、たどりようがなさそうな気がします。ハプスブルクを名乗っているところだけ追いかけようかと思ったり。ただ、系図がはっきり残っているのってやっぱり王家とかなので、遺伝病ではやたらによく出てきますね。
 「仮面の男」の王太后の名前がアンヌ・ドートッリシュで、最近覚えたのが「ドートリッシュ」はフランス語でオーストリア人という意味というので、この頃オーストリア人ということは、ハプスブルクかなあとか、きりがなさそうですね。

〉ジャンルでレベル縦断と言えば、私の中国語はそれに近いかもしれません。中国語は児童書がどれもこれも読めなくて、なんであんなに読みにくいのかと思いました。それで子ども向けの歴史・古典の本を読んでみたらこれがおもしろい。しかも中国には子ども向けの歴史・古典の本がたくさんある!ということで、児童書はあきらめて子ども向けの歴史の本で多読を続けました。

 興味があると、いくらでも読めますよね。

〉〉 ー道楽を嘗めていますね。道楽というのは道を楽しむと書くのです。世の中には道は渋い顔をしていないと歩けないと思っている愚か者が多いが、それは大いなる間違いです
〉〉 道を楽しんで歩くことができない無能な者が云い訳がましくそう云うことを云うのだと、無能探偵は明朗快活に云った。

〉いいですね。「道楽」。ホント、渋い顔をして歩かないといけないと思ってる人がどれだけ多いか…。

 無能探偵が云ったというところがいいですよね。榎木津は別に、探偵として無能かと言うとそうでもないですけど。
 それにこの本、日本の仏教と儒教の歴史についての話が謎に絡んでくる上、林羅山がどうしたこうしたとか、世界史ではなく日本史ですが、非常に楽しい本です。林羅山の名前も知りませんでしたが、書庫が丸ごと焼けたショックで死んでしまったというのは、親近感があります。
 あ、パピイさん、もし見てたら、流してくださいね。

〉Hooray,世界史クラブ!

 Hooray,世界史クラブ!

 正月になり、A happy new yearの最初のAの謎がやっと解けました。これは、多読的文法の楽しみでしょうね。
 しかし、メリー・クリスマスとセットで言われることが多いし、正月にあまり深い意味がなさそうですね、あちらは。あちらがどちらか、これから探究に行ってきます。


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888. 柊さん

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/1/3(23:49)

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柊さん、こんにちは。

雑談してるといつまでもレスをつけたくなります。

〉 こちらこそ、よろしくお願いします。特に、ぼろぼろとこぼれる初歩的なミス。

実は私もそんなに細かいことまで知ってるわけじゃないんです。書く時に調べた、ということが多いです。たくさんのことを知ってるというより、調べ方とか本の探し方とかを知ってる、といったほうがいいかもしれません。歴史学科にいた名残は、「裏を取る」態度が身に染み付いたことでしょうか。…なんて偉そうにいいますが、テキトーに書いて間違ってた、と言うこともありますので…。

〉〉「王女リーズ」ですか。別人のような名前…。

〉 お話の中身も、別人のよーです。かいつまむと、美女な姉にいじめられ、自信を持てずにいたリーズが、護衛官のセシルに励まされ、というような感じでしょうか。つまり、生涯の恋人があのウィリアム・セシルだったという。
〉 ただ、この方の場合、エリザベス一世という女王がいた、という以外の部分は史実ではないので、世界史のテストでこれ書いたらバッテン付けられますよと、あとがきで書いているので、まあいいかなと。

そういうフィクション、ありますね。あとがきに書いてあるだけ親切かも…。

〉 トリノの聖骸布についての番組をやっているのは、ちらっと見ました。あまり感じが良くなかったので、さっさと局を替えましたが、結構、流行りらしくて多いですね。

トリノの聖骸布は前に布の鑑定で12世紀ごろのものだと判定されたから明らかに「ニセモノ」なんですが、それを覆す説を唱えているのが面白かったです。しかもご丁寧にどうやって身体のあとがついたか検証までして。なんとでも言えるもんだなーと感心しました。

〉 そういえば、「ダ・ヴィンチ・コード」が何かも知らないんですね。まあ、いっかと思って放っておいてますが。

ま、ほっておいてもいいんですが…。
これはダン・ブラウンの書いたサスペンス小説です。ヨーロッパに伝わっているキリスト教に関するトンデモ話やいろいろな伝説をつなぎ合わせてスリリングな物語を作ってあるものです。ダ・ヴィンチの絵がそのキーワードになるんです。
ハラハラドキドキの連続で読み出したら止められないスピード感がありますからヒットしたんでしょう。いずれ原書で読んでみたいと思ってましたが、職場で日本語訳が回ってて、みんな読んだからどう?と置いて行かれたので誘惑に負けて読みました。そうしたらわざわざ原書で味わうほどのこともなかったからまあいいか、と思いました。

〉〉12〜13歳のではありませんか。利発そうな美少女ですね。昨年「マリア・テレジアとハプスブルク展」という展覧会があって、おもしろかったです。しかしその美少女が35歳になるとすっかり「おばさん」なのには驚きましたが、35歳の肖像と60歳の肖像があまり変わってないというのが不思議。
〉〉貫禄があって肝っ玉母さんみたいです。
〉〉若くして父親が死に、プロイセンから横槍を入れられながらもハプスブルク家を継承し、戦争を戦い抜き、子どもをたくさん産んで育てて…すごい人です。しかも夫は初恋の憧れの人で、結婚前のラブラブの手紙まで展示してありました。

〉 う、新年初ぼろです。今年もお見捨てなく〜。
〉 戴冠後の絵は見ましたが、35と60が同じに見えるって、確かにすごいですね。しかもあの時代、ハプスブルク家の相続人に生まれながら、恋愛結婚したというのもすごい。

私は展覧会で見たばかりなので覚えてたんで…。

〉 戦争は他の家に任せて、ハプスブルク家は結婚せよとかなんとか、そういうやつですね。末裔も含めてしまうと、もう、たどりようがなさそうな気がします。ハプスブルクを名乗っているところだけ追いかけようかと思ったり。ただ、系図がはっきり残っているのってやっぱり王家とかなので、遺伝病ではやたらによく出てきますね。
〉 「仮面の男」の王太后の名前がアンヌ・ドートッリシュで、最近覚えたのが「ドートリッシュ」はフランス語でオーストリア人という意味というので、この頃オーストリア人ということは、ハプスブルクかなあとか、きりがなさそうですね。

アンヌ・ドートリッシュはスペイン・ハプスブルク家です。さっき系図を見たらフェリペ2世の孫でした。「ド・オートリッシュ」が縮まって「ドートリッシュ」になります。「ド」は英語のofに当たり、「アンヌ・ドートリッシュ」は「オーストリアのアンヌ」という意味になります。
実はマリー・アントワネットのフルネームの最後にも「オートリッシュ」がついています。

〉 正月になり、A happy new yearの最初のAの謎がやっと解けました。これは、多読的文法の楽しみでしょうね。
〉 しかし、メリー・クリスマスとセットで言われることが多いし、正月にあまり深い意味がなさそうですね、あちらは。あちらがどちらか、これから探究に行ってきます。

Aの謎なんて考えたことがありませんでした。
文法を全く気にしないので、時々は気にしたほうがいいかと思うぐらいです。
欧米ではクリスマスは「顕現日」つまりキリスト誕生の12月25日から12日目の1月6日まで続きます。この日は「三王礼拝」が行われた日とされています。聖書には三人の博士が星に導かれてキリストを探しあてたと書かれていますが、ヨーロッパの伝説ではどこかで「三人の王」が礼拝をしに来た、にすり替わってしまったらしいです。三人の王がキリストを見出したので「顕現日」らしいです。

それではHooray 世界史クラブ!


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910. いまさらですが〜 You Wouldn’t Want to

お名前: 柊
投稿日: 2007/2/3(15:41)

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 パピイさん、今更な上、ものすごく細かくて、書こうかどうしようか迷いながら来たんですが。間違いを発見しました。世界史クラブ(勝手に)テューダー朝担当員の柊です。

〉◇You Wouldn't Want to Be Married to Henry VIII! ISBN:0750235969
〉あなたはヘンリー8世の統治下の英国に住む、Catherine Parr、知的で魅力的かつ敬虔な未亡人です。あなたの
〉父親は地位も高く、王室関係者とも親交があります。

〉1542年のある日、王があなたを妻に迎えたいとの知らせを聞いて、ショックと恐怖を感じます。王には前妻が
〉5人いましたが、全員とも亡くなっています。さて、あなたの運命は?
〉この時代の貴族の結婚に対する考え方から始まり、王の最初の妻との結婚から順に、過去が暴かれて行きます。

 5人のうち、4番目のアン・オブ・クレーブスはまだ生きていました。この本を持っているので確認したら、本でも死んでいることになっていましたが、実はアン・オブ・クレーブスは6人の王妃の中で一番最後まで生きていた人なんです。キャサリン・パーより10年近く後に死んでいます。
 多読通信で改めて見て初めて気づきました。
 Oxford Bookworms LibraryのHenry VIII and his six wivesでは、ヘンリー8世の死後も生きていたことが明記されていましたが。

 多分、こういうのを蛇足というのでしょう。ただ、気になりだすと気になってしまって。失礼しましたー。


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