Re: 世界史クラブ 番外編 (祝)南極観測50周年

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/6/17(08:41)]

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766. Re: 世界史クラブ 番外編 (祝)南極観測50周年

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/11/8(22:00)

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パピイさん、こんばんは。たかぽんです。

もーのーすごく好きな話題なので、思いきり誘われました。

〉□はじめに
〉ちょうど50年前の今日(1956年11月8日)、南極観測船「宗谷」が南極に向かって出航しました。

そうだったんですかー。。。
なぜか感慨深げな自分がいます。じーんと来ます。

〉■The Coldest Place on Earth / Tim Vicary OBW1 ISBN:0194229394
〉アムンゼンの率いるノルウエー隊とスコットに率いるイギリス隊は共に南極を目指します。
〉二人のリーダーの違いが、一方を成功に、一方を失敗に導きますというのは簡単ですが・・・。

〉3年ぶりに読み返しましたが、ノンフィクションということもあり、やさしい言葉できちんと
〉説明されていることに、あらためて感心しました。

そうですね。よくできた本だなーと思いますね。

この話題のもうちょっと長めの本ていうのは無いんでしょうかね。
読みたいなーとずっと思っているのですが。

〉■冒険家シャックルトンの物語
〉以下、3冊は英国の冒険家シャックルトンの物語です。
〉彼は南極点到達がアムンゼンによって行われたことを知り、更なる冒険として南極大陸横断を
〉計画しましたが、南極に到着前に船が氷の海に閉じ込められて身動きが取れなくなってしまいます。
〉さらに氷は船を押しつぶします。さて、全員が生きて帰るためにはどうすれば?という話です。

〉多読で初めて知った人物ですが、アポロ13号と同じような大きな感動がありました。

すごい話ですよねー。
外界と全く連絡が取れない中でどうやって・・・

〉◇ Ice Wreck / Lucille Recht Penner Random House USA ISBN:0307264084

〉◇ You Wouldn't Want to Be a Polar Explorer! / Jen Green ISBN:0531162079

どちらも未読です。
ぜひ読んでみたいと思います。

〉◇ Shipwreck at the Bottom of the World
〉     The Extraordinary True Story of Shackleton and the Endurance / Jennifer Armstrong
〉        ISBN:0375810498

言葉がちょっと難しめですけど、詳しくて面白かったですねー。
写真も多くて、私にとっては、「こういうノンフィクションが好きなんだ!」っていう本でした。

〉□あとがき
〉「宗谷」という船は、タロジロの第三次南極観測の話で名前は知ってはいましたが、2年ほど前、
〉艦船模型を同縮尺で並べて比べて見ることができ、その小ささに驚きました。

〉横浜港にある「氷川丸」ぐらいかなと、かつては思っていましたが、全長もその半分程度しかありません。
〉私にとってそれまで、南極観測船とは、ニュース映像に登場する「ふじ」と、「しらせ」でしたので…。
〉歴史の本を読むとき、物のサイズまで興味を持って読むと面白い発見があるかもしれませんね。
〉シャックルトンの船も、たった全長144フィート(約43m)で、宗谷の約半分です。

あっ。こういう視点は持ってませんでした。
そうですね、船はサイズが違うと、ずいぶん違いますもんね。

〉「宗谷」それ自身の、南極観測船以外の歴史も活躍も「それって、ほんと〜!??」と言うくらい、
〉もし、日本が有人深宇宙探査船を作ることがある(笑)なら、「宗谷」と名付けて欲し〜い!!と思うくらい、すごいです。
〉この話は長くなりますので、また別の機会にでも。

すごく興味そそられます!
お待ちしております。

〉次回は、You Wouldn’t Want to シリーズ紹介 (その3)を投稿します。
〉では〜。

私、船好き冒険好き(でも船酔い出不精…)なのです。
面白いお話をありがとうございました!


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779. Re: 宗谷の歴史

お名前: パピイ
投稿日: 2006/11/9(22:27)

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たかぽん、こんにちは。
パピイ@パパです。

〉もーのーすごく好きな話題なので、思いきり誘われました。

おおっ、やはりいましたね、こういう話題の好きな人が。

〉〉□はじめに
〉〉ちょうど50年前の今日(1956年11月8日)、南極観測船「宗谷」が南極に向かって出航しました。

〉そうだったんですかー。。。
〉なぜか感慨深げな自分がいます。じーんと来ます。

昨晩の50周年報道のニュースを見ていて、私も同じように感じました。

〉〉■The Coldest Place on Earth / Tim Vicary OBW1 ISBN:0194229394

〉この話題のもうちょっと長めの本ていうのは無いんでしょうかね。
〉読みたいなーとずっと思っているのですが。

↑ここ、ここ! 今回再読してみて、同じことを感じました。
アムンゼンの物語は、小学生のとき伝記で読みましたが、
スコットの方の詳しい話は知りませんでしたので。

〉〉「宗谷」それ自身の、南極観測船以外の歴史も活躍も「それって、ほんと〜!??」と言うくらい、
〉〉もし、日本が有人深宇宙探査船を作ることがある(笑)なら、「宗谷」と名付けて欲し〜い!!と思うくらい、すごいです。
〉〉この話は長くなりますので、また別の機会にでも。

〉すごく興味そそられます!
〉お待ちしております。

宗谷は「最初、ソ連船として作られたんですよ」から始まり、
海軍に徴用され、太平洋戦争の最前線を奇跡的に生き延び、
戦後は引き上げ船として、19000名を運ぶ。
その後、灯台補給船で活躍後、南極観測船に改造。
観測船の業務終了後、北の海の巡視船として、約1000名の人命救助と、
思いっきり短く書いても、これだけの話があり、よけいに興味がそそられるでしょうね。

そこで、私が読んだ本 「船の科学館 資料ガイド3 南極観測船 宗谷」を紹介します。
東京・お台場の船の科学館へ行けば、300円で入手できます。

遠くて行けな〜いという方には、
日本財団図書館(電子図書館)の下記URLで同じ本が読めます。
[http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00032/mokuji.htm]

Happy Reading!


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796. 宗谷クラブ

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/11/18(16:03)

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パピイ@パパさん、こんにちは。たかぽんです。

〉〉もーのーすごく好きな話題なので、思いきり誘われました。

〉おおっ、やはりいましたね、こういう話題の好きな人が。

船もの・冒険ものは、なぜか好きですね。(実生活では船も冒険も苦手なんですが。)
ジュール・ヴェルヌ、タイタニックの話、大航海時代の話、戦艦大和、植村直己、など。

〉〉〉■The Coldest Place on Earth / Tim Vicary OBW1 ISBN:0194229394

〉〉この話題のもうちょっと長めの本ていうのは無いんでしょうかね。
〉〉読みたいなーとずっと思っているのですが。

〉↑ここ、ここ! 今回再読してみて、同じことを感じました。
〉アムンゼンの物語は、小学生のとき伝記で読みましたが、
〉スコットの方の詳しい話は知りませんでしたので。

私もそうです! 
アムンゼンの話は伝記で読んでました。彼は小さいころから寒さに耐える訓練をしていた、など。
スコットのほうは詳しく知らないんですよね。最後の最後、非常用の麻薬を使わなかった、とかしか。
とりあえず、本多勝一の『アムンセンとスコット』でも読むかな。

〉宗谷は「最初、ソ連船として作られたんですよ」から始まり、
〉海軍に徴用され、太平洋戦争の最前線を奇跡的に生き延び、
〉戦後は引き上げ船として、19000名を運ぶ。
〉その後、灯台補給船で活躍後、南極観測船に改造。
〉観測船の業務終了後、北の海の巡視船として、約1000名の人命救助と、
〉思いっきり短く書いても、これだけの話があり、よけいに興味がそそられるでしょうね。

下にご紹介の電子図書館で読ませていただきました!
いやぁ、すごいですね! なんて船なんでしょう!
ここまでいろいろあった船ってあるんでしょうか?
またもや、じーんときてしまいました。

南極観測船みたいな特殊な船は、その目的のために新しく建造されたものと思ってました。
これはぜひとも「船の科学館」に行って、拝謁願わねば、という気持ちになりました。
ものすごくたくさんの、いろいろな人の思いが籠もっていそうですね。

〉そこで、私が読んだ本 「船の科学館 資料ガイド3 南極観測船 宗谷」を紹介します。
〉東京・お台場の船の科学館へ行けば、300円で入手できます。

〉遠くて行けな〜いという方には、
〉日本財団図書館(電子図書館)の下記URLで同じ本が読めます。
〉[http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00032/mokuji.htm]

戦中戦後の、日本人の苦労と努力を垣間見る思いがして、パソコンの前で頭が下がりました。
ありきたりな言い方ですが、今の時代に足りないものが、ちょっとわかるような気がしますね、こういうものを読むと。
表現できないのですが。(わかってないじゃん…)
 
 
ありがとうございました!


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