【理科クラブ?】MTH第8巻に、科学的な間違いが?

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/5/17(20:25)]

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1195. 【理科クラブ?】MTH第8巻に、科学的な間違いが?

お名前: fiona
投稿日: 2007/9/22(17:55)

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今晩は、fiona@理科クラブです。

(よく考えてみると、「英語」には直接関係ないし、ストーリーにも直接関係はないのですが……。(もしかしたら、雑談の掲示板の方が適切?))

Magic Tree House 第8巻で、AnnieとJackの2人はとうとう、月世界を訪れます。そこでの記述なのですが、

外をのぞくと
"The sun was shining. But the sky was ink-black!"
また、外に出てみると
"Jack stared at at the ink-black sky. A lovely blue-and-white ball glowed far away.
Earth."

表紙の絵も、太陽が(多分)斜め上から照らし、黒い空に、丸い地球(満地球(full earth))が見えているものです。

これは、ありえない!と思うのですが、どうでしょう。
月で、地球がまん丸に(full earth)で見えているときには、月の地球側(月の表側)は夜のはずなのですが……。(太陽が照っているのはおかしい)

ちなみに、表紙に描かれた地球の見え方が正しいとすると(真ん中あたりに南アメリカ大陸(多分)が、ほぼ上が北、下が南になるように見え、地球は月平線のいくらか上に見えている)、地球では北半球が冬、2人のいるのは、月の北の方であると思われます。(地球の北と同じ方向を、月の北とする)

夜も寝ないで昼寝をして考えたfionaでした。


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1196. Re: 【理科クラブ?】MTH第8巻に、科学的な間違いが?

お名前: 摂津富田
投稿日: 2007/9/24(22:45)

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fionaさん、はじめまして。
  摂津富田と申します。

MTHが手元にないので、ご指摘の点は未確認なのですが、
  地球上で空が青いのは、空気が太陽光を散乱しているためで
    空気のない月の上では日中も空は暗いままだと聞いたことがあります
  でも、挿絵の件は間違ってるのかも…
    フィクション抜きの科学絵本(LRFO)でもイラストは
      科学的に見て間違っている例を見つけたことがあります。

話をMTHにもどすと第8巻では、
  基地の中では地球上と同じ重力が働いているように感じられて
    気になっておりました。
真空と月面での引力の小さいことを、どこかで混同しているのではないかと...

エジプトの幽霊も、日本の忍者も英語を話すMTHで
  あまり野暮をいうのもどうかという声も聞こえてきそうですが、
せっかく広い知識に目を開かせてくれるMTHだからこそ、
  史実・事実の記載には慎重を期して欲しいですね。

といいつつ、批判する気持ちは毛ほどもなくて、
  MTH以外にも、突っ込みどころを見つけては喜ぶことも
    わたくしめの多読の楽しみのひとつです。

理科クラブ、盛り上がって欲しいなァ。


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1197. Re: 【理科クラブ?】MTH第8巻に、科学的な間違いが?

お名前: fiona
投稿日: 2007/9/24(23:56)

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〉fionaさん、はじめまして。
〉  摂津富田と申します。

摂津富田さん、初めまして、fionaです。
 
 
〉MTHが手元にないので、ご指摘の点は未確認なのですが、
〉  第8巻では、基地の中では地球上と同じ重力が働いているように
〉    感じられて気になっておりました。
〉真空と無重力をどこかで混同しているのではないかと...

その点は、私も、疑問に思いました。
月に着いたとたんに、体重が1/6になるので、まずそれを感じるはずです。
2人ともそれを全く感じているようすがない。少なくとも、Jackがバックパックを持ち上げようとしたら、あまりに軽いので「あれ!」と思うはずなのですが。
それに、地球と同じように歩いたり走ったりしようとすると、空中に少し浮き上がってしまって、地球のようには歩いたり走ったりはしにくいと思われます。それも感じている様子はありませんでしたね。
このあたり、SFなら基本的な事柄だと思うのですが、無視されて(または、全く知らずに)書かれているように思いました。
 
 
〉もっとも、エジプトの幽霊も日本の忍者も英語を話す
〉  MTHであまり野暮をいうのもどうかという声も聞こえますが、
〉せっかく広い知識に目を開かせてくれるMTHだからこそ、
〉  史実・事実の記載には慎重を期して欲しいですね。

英語に関しては、

日本の忍者は、博学で、英語を知っていた…と(無理に)しても、エジプトの幽霊はちょっと無理でしょうね。時代的に、英語が存在してなかったでしょうから(それとも、時代的にはそんなに古い過去へは行っていず場所だけエジプトに移動した?そして、幽霊は長く幽霊をしているうちに英語を知った?!かなり無理はあるけど…)

ただ、魔法がからんで来るので、2人には、自動翻訳のような魔法がかかっている(ただし、話の中では触れられていない)と解釈することはできます。
相手が何語でしゃべっても、2人には英語に聞こえる。逆に、2人の言ったことは、例えば、相手が忍者なら日本語に聞こえる(ファンタジーでは、そう言うのが出てくることもあります)。
この場合、書いてある文字は分からない(いままで読んだものでは、そう言う設定になっている)。
また、あいての口の動きを良く見ると、聞こえる言葉と口の動きが一致しません(映画の吹き替えのような感じ)。2人が注意していれば、この魔法に気がつく可能性があります(この魔法が働いているのなら)。
 
 
〉といいつつ、批判する気持ちは毛ほどもなくて、
〉  MTH以外にも、突っ込みどころを見つけては
〉    喜んでいるのも多読の楽しみのひとつです。

そうですね。とにかく、面白く読めればいいですね。
 
 
〉理科クラブ、盛り上がって欲しいなァ。

最近、理科クラブは話題もなく、活動が下火です。
何か、面白い、ネタになる本がないでしょうかね。

P.S.
返答を書いているうちに、元の書き込みを訂正して下さったようですね。
この書き込みも、もう一度書き直せば良いのですが、面倒なので、このままでごめんなさい。
太陽が出ている時に、真空なら、空は黒く見えて、それで問題ないのですが、満地球(full earth)、つまり、地球がまん丸に輝いて見えるとき、月の地球側(表側)はすべて夜のはずなのです。
太陽→月→地球、と(ほぼ)一直線に並ぶと、月から見て地球が丸く輝いて見える(月から見て、地球の太陽が照らしている部分だけが見える)のですが、月は裏側から太陽光を受けているため、月の表側(地球側)は影(夜)になってしまうのです。月の裏側へ行けば昼なのですが、ここからは地球は見えません。
月では、昼なのに、満地球が見えることはありえません。(ぎりぎり太陽が月平線にあるときは、正反対の月平線に満地球がぎりぎりみえるかもしれませんが)
(よく考えれば、地球でも、真昼に満月が見えることはないですね。地球から見て、満月と太陽は(ほぼ)正反対の方向にみえますから)
ちなみに、月で満地球が見えるとき、地球から月を見ると完全に欠けた状態(新月)です。太陽→月→地球と並んでいるので、地球からだと、月の影の部分だけが見えます。


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1198. Re: 【理科クラブ?】MTH第8巻に、科学的な間違いが?

お名前: こるも
投稿日: 2007/9/25(16:40)

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fionaさん、こんにちはー。

〉今晩は、fiona@理科クラブです。

〉(よく考えてみると、「英語」には直接関係ないし、ストーリーにも直接関係はないのですが……。(もしかしたら、雑談の掲示板の方が適切?))

ええ、いいんじゃないでしょうか。
私も雑談ばっかりだし。

〉Magic Tree House 第8巻で、AnnieとJackの2人はとうとう、月世界を訪れます。そこでの記述なのですが、

なんでしょう。
わくわく。

〉外をのぞくと
〉"The sun was shining. But the sky was ink-black!"
〉また、外に出てみると
〉"Jack stared at at the ink-black sky. A lovely blue-and-white ball glowed far away.
〉Earth."

〉表紙の絵も、太陽が(多分)斜め上から照らし、黒い空に、丸い地球(満地球(full earth))が見えているものです。

full earthって、面白い表現ですね。

〉これは、ありえない!と思うのですが、どうでしょう。
〉月で、地球がまん丸に(full earth)で見えているときには、月の地球側(月の表側)は夜のはずなのですが……。(太陽が照っているのはおかしい)

なるほどー。
よく気付かれましたねー。

〉ちなみに、表紙に描かれた地球の見え方が正しいとすると(真ん中あたりに南アメリカ大陸(多分)が、ほぼ上が北、下が南になるように見え、地球は月平線のいくらか上に見えている)、地球では北半球が冬、2人のいるのは、月の北の方であると思われます。(地球の北と同じ方向を、月の北とする)

ほほほう。
すごいですね。

〉夜も寝ないで昼寝をして考えたfionaでした。

何をしに来たのか判らないこるもでした。
ではではー。


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1199. Re: full earthは勝手に作った言葉です

お名前: fiona
投稿日: 2007/9/26(23:12)

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こるもさん、今晩は。

一つ、断っておかなくてはいけないことがあります。

"full earth"という表現は、本に出てきたのではなく、私が勝手に作った表現ですので悪しからず。
月に住むようになったら、地球を見て、"full earth"とか"half earth"とか名付けるのでは…と勝手に作ったものです。こう書いておくと、どんな状態に地球が見えているか良く分かるのではないかと思って付け加えて書いたのでした。

ついでに、季節等の推測はこうです。
full earth時、丸いfull earthの中心地点が、地球では太陽が真上から照っている地点。これが赤道上なら、地球では春分か秋分。これが北回帰線上なら(北半球は)夏至。南回帰線上なら(北半球は)冬至です。

地球から見た時の、満月の中心地点となる月面上の地点にいる場合、地球は真上に見えます。
そこから、満月で言えば中心から端の方へ動いていくと、月は丸いため、見える地球は月平線へだんだん近づいて行きます(地球の見える高度で、満月での中心点からどれくらい離れているか、大まかな距離が推測できます)。
その際、地球の真北と同じ方向へ動いていくと、地球は南が下になるように月平線の南へ近づいていくように見えると考えられます。(ただし、南北は地球の南北と同じ方向とする)
(もし、この動くのが東なら、地球は、西が下になるように、西へ沈んでいくように見えるはずです。動く方向によって、見える地球の下になる部分(地球の東西南北)は変化します。)

ただ、地球の南北の方向が、常に月面上での同じ方向ではなく、地球の季節等によって変化してしまうのが面倒です。
月面上の同じ場所でみていても、地球の自転軸が公転面に対して垂直から23.4度ほど傾いているため、季節によって地球が右や左に首を振って見えるはずです。それに、地球の公転軌道面と月の公転軌道面とは一致していず、5度ほどずれているので、それも計算にいれなくてはいけません。……ややこしい!!

月に人が住むようになったら、月の学校では、月の見え方ではなく「地球の見え方」を勉強するのでしょうかね。(こんなのが入試問題にでたら難しそう)

と、未来の月での理科教育に思いをはせたfionaでした。


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1200. Re: すばらしい!

お名前: こるも
投稿日: 2007/9/27(13:40)

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fionaさん、こんにちはー。

〉"full earth"という表現は、本に出てきたのではなく、私が勝手に作った表現ですので悪しからず。

full earthがfionaさんの造語だったとは!!!
お釈迦様でも気が付かなかった!
すばらしい〜!

〉月に住むようになったら、地球を見て、"full earth"とか"half earth"とか名付けるのでは…と勝手に作ったものです。こう書いておくと、どんな状態に地球が見えているか良く分かるのではないかと思って付け加えて書いたのでした。

ええ、よお〜くわかりますです。

〉ついでに、季節等の推測はこうです。
〉full earth時、丸いfull earthの中心地点が、地球では太陽が真上から照っている地点。これが赤道上なら、地球では春分か秋分。これが北回帰線上なら(北半球は)夏至。南回帰線上なら(北半球は)冬至です。

〉地球から見た時の、満月の中心地点となる月面上の地点にいる場合、地球は真上に見えます。
〉そこから、満月で言えば中心から端の方へ動いていくと、月は丸いため、見える地球は月平線へだんだん近づいて行きます(地球の見える高度で、満月での中心点からどれくらい離れているか、大まかな距離が推測できます)。
〉その際、地球の真北と同じ方向へ動いていくと、地球は南が下になるように月平線の南へ近づいていくように見えると考えられます。(ただし、南北は地球の南北と同じ方向とする)
〉(もし、この動くのが東なら、地球は、西が下になるように、西へ沈んでいくように見えるはずです。動く方向によって、見える地球の下になる部分(地球の東西南北)は変化します。)

〉ただ、地球の南北の方向が、常に月面上での同じ方向ではなく、地球の季節等によって変化してしまうのが面倒です。
〉月面上の同じ場所でみていても、地球の自転軸が公転面に対して垂直から23.4度ほど傾いているため、季節によって地球が右や左に首を振って見えるはずです。それに、地球の公転軌道面と月の公転軌道面とは一致していず、5度ほどずれているので、それも計算にいれなくてはいけません。……ややこしい!!

うぬぬぬー。
この茶々を入れる余地のない論理展開。
(よくわかっていないだけだったりして)

fionaさん、部長やりませんか?(弱気)
部長持ち回りって、いいかも〜。

〉月に人が住むようになったら、月の学校では、月の見え方ではなく「地球の見え方」を勉強するのでしょうかね。(こんなのが入試問題にでたら難しそう)

〉と、未来の月での理科教育に思いをはせたfionaでした。

おお、未来の理科教育まで論じるとは。
ただ者ではありませんな?

何しに出てきたんだろう私・・・

あ、そのうち理科クラブ企画だします。
みんなで盛り上げよう、理科クラブ!


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1203. Re: MTH 第12巻にも間違い?

お名前: fiona
投稿日: 2007/9/30(02:21)

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こるもさん、今晩は。

今日は、MTH11巻を終了し、第12巻へ突入。

途中まで読んで、引っかかりました。

2人は、北極へ行くことになるのですが、まだ、早春のようで、空は"dark gray"。

途中で、こんな文章が、
"The snowdrifts looked like giant white sculptures as the sun slipped behind the frozen hills.Then a full orange moon rose in the sky."
これは、太陽が沈んで、月が昇った、と言う事ですよね。

北極点あたりでは、ありえないですし、北緯80°くらいでも多分ないと思います。

北極点では、真上が地軸上(北極星)で、そこを中心として天球は回転します。星や太陽、月は、地平線から同じ高さのところを平行に動いてみえるはずです。1日の内に、太陽が昇ったり沈んだりするのが見えるはずがない。(月も同じ)

北緯80°なら、真上から10°ずれたところが天球の回転の中心になるので、天体は、地平線と10°の角度を持った円上を動くことになります。
計算上、春分の約35〜40日前くらいになると、最も高くなるときには、太陽が地平線上にやっと顔を出すようになると考えられます。
ただ、この場合、満月は、太陽の動く(ほぼ)円上で、太陽とは180°逆の位置にあるので、地平線の下の一番低い位置。顔を出していた太陽が沈んでも入れ替わりにすぐ見えるとは思えません。
また、月は、地平線と10°の角度を持つ円上を動くので、rose(rise)と言う表現でいいのかな?どちらかと言うと、地平線上をすべるような感じで動くと思うのですが…。こう言うのでも「rise」なのでしょうか?

太陽が沈むと、入れ替わりに反対の空に満月が見えるというのは、私達の住む温帯での感覚で、北極点近くでは違っています。

ただ、北緯70°くらいになると、この本の表現でもかろうじてセーフかも。

できれば、話の中に、我々の住む温帯と、北極点近くでは天体の動きの違うことを、さり気なく盛り込んで欲しいのですけれどね。
作者は、理科には弱いのかなあ……。

理科系&SF好きのため、こういうのに変にうるさいfionaでした。


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1206. Re: MTH 第12巻にも間違い?

お名前: こるも
投稿日: 2007/10/1(10:39)

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fionaさん、こんにちは。

〉途中で、こんな文章が、
〉"The snowdrifts looked like giant white sculptures as the sun slipped behind the frozen hills.Then a full orange moon rose in the sky."
〉これは、太陽が沈んで、月が昇った、と言う事ですよね。

〉北極点あたりでは、ありえないですし、北緯80°くらいでも多分ないと思います。

〉北極点では、真上が地軸上(北極星)で、そこを中心として天球は回転します。星や太陽、月は、地平線から同じ高さのところを平行に動いてみえるはずです。1日の内に、太陽が昇ったり沈んだりするのが見えるはずがない。(月も同じ)

〉北緯80°なら、真上から10°ずれたところが天球の回転の中心になるので、天体は、地平線と10°の角度を持った円上を動くことになります。
〉計算上、春分の約35〜40日前くらいになると、最も高くなるときには、太陽が地平線上にやっと顔を出すようになると考えられます。
〉ただ、この場合、満月は、太陽の動く(ほぼ)円上で、太陽とは180°逆の位置にあるので、地平線の下の一番低い位置。顔を出していた太陽が沈んでも入れ替わりにすぐ見えるとは思えません。
〉また、月は、地平線と10°の角度を持つ円上を動くので、rose(rise)と言う表現でいいのかな?どちらかと言うと、地平線上をすべるような感じで動くと思うのですが…。こう言うのでも「rise」なのでしょうか?

fionaさんは、かなり理科系の話に敏感な方だとお見受けしました。
わたしはMTHは4巻までしか読んでいないのですが、きっと自分では気付かなかったと思います。
でも、「日が昇る」のはあれっと思うかもしれませんね。

〉太陽が沈むと、入れ替わりに反対の空に満月が見えるというのは、私達の住む温帯での感覚で、北極点近くでは違っています。

〉ただ、北緯70°くらいになると、この本の表現でもかろうじてセーフかも。

〉できれば、話の中に、我々の住む温帯と、北極点近くでは天体の動きの違うことを、さり気なく盛り込んで欲しいのですけれどね。
〉作者は、理科には弱いのかなあ……。

極北地域には行ったことがないのですが、南半球(ニュージーランド)には行きました。
オリオン座が逆さまに見えるのが面白かったです。
しばらく逆さまなのに気付かなくて「なんか変だなあ」と思っていました。

ケニア&ケアンズでは、さそり座が真上にありました。
知識として知っていても、実際に目にすると楽しいですね。

〉理科系&SF好きのため、こういうのに変にうるさいfionaでした。

やはり、なるべく事実には忠実であって欲しいですね。
子供のためにも。

ではでは。


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