本を読むのに必要なこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/12(07:39)]

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[質問] 7765. 本を読むのに必要なこと

お名前: 優香
投稿日: 2003/11/14(13:18)

------------------------------

唐突ですが、とってもとっても疑問なことがあって書き込んでみました。
(いえ、別にへこんでるとか落ち込んでるとかいじけてるとかじゃないです)

ええと、一部の方はご存知かと思いますが、わたしはとても本を読むのが早いです。
これは昔からの習性で、特に意図して速読しているわけでもないのですが、普通に本を読んでいても早い(らしい)です。
で、とある人に

「それで本当に理解できてるの?」

と聞かれて、思ったのですが。
理解ってなんでしょう???
本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
これって「理解している」に入りますか?

たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

この言葉がひっかかってしょうがないです。
おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
とか思いつつ。

・・・仕事に戻ります。


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7771. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2003/11/14(14:31)

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優香さん、こんにちは。sumisumiです。

〉で、とある人に

〉「それで本当に理解できてるの?」

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

これって、一般的に、なんでしょうか。普段の日本語読書も?
本によっては目次を見るだけで何を言いたい本か理解できることもありますよね?
「何を」理解するのかによってお答えは違いますよね。
私だったら、こう思う、で、 ○×をつけてみたいと思います。
一般論プラス多読的に、考えてみます。
「理解している」が○で〜す。

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

○ 理解していないとおもしろいとわからない。

  多読的に言っても、判らないところがあるのは○。全部初めから
  わかっていたら沢山読む必要もなかったりしますよね。
  また、心情的に理解できる、おもしろいっていうことがあとに残ってくるし

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。
  ○ つまらないことがわかっているから...はずれだった、っていうことですね。
    表現する言葉は「理解できない」ということもあるけれど本当は「共感できない」ですよね。
    でも、「こういう世界は私は共感できない」ことがわかって自分を知ることが出来る(^^)

  △ でも、多読的にはつまらなかった本はあまり印象に残らないですね。
    早く投げ出せばよかったなあ。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

   △ これは理解ではなく記憶力の問題かも...一度読んで全部おぼえられたらうらやましい。
     文章は理解できても内容の理解がいまいち、ってことですね。
     Oxford Factfilesなど読んでいるとそのときは「ほー、これで賢くなった」
     と思いますが、忘れる勢いもすごいです。ただしずっと知りたいと
     切望していた内容は別。あっという間に憶えます。そんなものでは?

〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

和書まで、ですか。それは重症です。

そんなときには

美味しいもの
温泉
山のすがすがしい空気
笑えること

などがオススメです。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。

え、そんなことを?本人に向かって言うんですか?
多分自分が早く読むとわからなくなってしまう人なのでしょう。
自然に読むのが速くなるときは大抵理解の深いよく集中したリラックス状態のときです。
理解できていればその人なりに必ずある程度早く読めるはずです。

でも、早く読もうと躍起になると目ばかり先に走って内容はお留守...
きっとそんな体験をしたことがあった人だったのではないでしょうか?


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7775. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: はらぺこあおむし
投稿日: 2003/11/14(14:56)

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優香さん、こんにちはー。

小学校、中学校にさかのぼり、友だちとのマンガ回し読みでは
みんなにいやがられるくらい律速だった、
昔から遅読のはらぺこあおむしです。

まず遅い。遅い上に輪をかけて気に入ったところをウシのように反芻読みする。
ゆえに、遅い、遅い!

〉「それで本当に理解できてるの?」

で、そんなに遅読の私ですが、理解、咀嚼、解釈ということになると、
申し訳ないが、はなはだ心もとない!(自爆)
ネタバレの広場を読んでいても、「えー!それはそういうことだったのか!!」
と「目からウロコ!」のことばかり!
おかげさまで、つねに私のパソコンまわりは、目から落ちたウロコでキラキラしてます。
#それはホコリだって。(自爆×2)

・・・そんなわけで、速読遅読と理解は関係ないと思うっす。ハイ。

で、そもそも理解ってなんでしょね?

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

これは「共感できた」という意味では「理解している」といえそう。

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

これは「共感できていない」ということなら「理解できていない」ということかもしれないですが、
「共感できた」=「理解している」というのがそもそもなんだか違和感。

私は息子(小1)の理解度をついつい試したくなって、
読んだ本のあらすじを聞いたり、どこが面白かったか根ほり葉ほり聞くんですけど、
これすると、読書って俄然おもしろくなくなるんだよねー。すんごくいやがります、息子。
#だったらするなよーー、自分。(自爆×3)

「あらすじが語れる」=「理解」とするのもなんだか違うよね。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

これの究極は「暗唱できる」=「理解」だね。
これもなんだかおかしい。

〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

わかるー。わかるー。> うまく言葉にならない
で、理解ってなんでしょね?

遅読の私ですが、優香さんの気持ちには共感できるなー。
でも、「理解している」ってどういうことか、ぜんぜん「理解できていない」。(自爆×4)

やっぱり、ここは究極のHappy Reading!!っつうことで。
速かろうと遅かろうと、人に何をいわれようと、
自分が楽しければいいんじゃないかなぁ?

あー、まったくお役にたてず、すいません!
Happy Reading!!(ほんと、これ、いいことばだよね!)


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7776. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: あずき http://homepage3.nifty.com/book-s/
投稿日: 2003/11/14(14:57)

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優香さん、あずきです。こんにちは。
優香さんの足元にも及ばないのですが、私も本を読むのは比較的早く、多読を
はじめたときも、理解度が足りないんじゃないかとか、理解度って何?とか考
えたことがありました。で、のこのこと出てきました。

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

上の2つ、少なくとも私としては理解している範疇に入ります。
最後のひとつは、微妙ですが、読んでいるときにそれなりに筋おさえて
楽しめていたら私は良しとしますね。きっと(^^
というより、これぐらいで私はどんどん読んじゃうと思いますし、十分楽し
しめると思います。面白くないものは面白くないと思うし。で、理解って
何か?というと、これはもう、個人的な感覚でしかないと思っています。
何より、理解なんて、日本語でさえ、その人の経験や、考え方、今までの
生き方で、全く変わってくるのです。

たとえば、なくなった人がこの世に戻ってきて、大切な人のために何かをする
話を読んだとします。実際に身近な人をなくした経験があるひとと、ない人と
では、その感じ方は全く違うと思います。でも、人それぞれに、自分の経験
や、今までの生き方、考え方で、理解しようとします。当然、理解の仕方は
変わってきますし、どこまで理解できるかも変わってくると思います。完璧
に理解するなんて無理なんです。ましてや、速度なんて、たいした問題では
ないと私は思っています。何より読書は楽しみなのだから、人それぞれ楽し
み方があってよいのです。優香さんの速度で、読んで、感じて、楽しんで、
それでいいんじゃないでしょうか。

ということで、固いこと書きましたが、つまりは楽しんだものがちですよ(^^
どんどん読んで、どんどん、楽しんでくださーい。


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7780. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/11/14(15:15)

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優香さん、こんにちは。

〉ええと、一部の方はご存知かと思いますが、わたしはとても本を読むのが早いです。
〉これは昔からの習性で、特に意図して速読しているわけでもないのですが、普通に本を読んでいても早い(らしい)です。
〉で、とある人に

〉「それで本当に理解できてるの?」

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

私も(英語は読むのが遅くて、その遅さがじれったいというか、そういう気になる
ことが多いんですが、)和書は読むのかなり速いです。
でね、やっぱり、同じようなこといわれて、それならと、一回、一字一句読むように
気をつけて読んでみようと思ったことがあります。
2ページもいかないで、訳分からなくなって、頭が痛くなってやめました。
せっかく、気持ちよく固まりごとで読めていたのが、一字一句読もうと思うことで
森ではなく木に目がいってしまってという感じで、全然構成できなくなったのね。

速く読むというのは、固まりを捉えるもが上手いということで、自然に身に付いた
最適な速度というのは、一番理解度あると思うよ〜。

んー。上手くいえないのですが、
速く読むというのは、斜め読みとは違うんですよね。
でも、それを分かっていない人がいて、そういうひとには斜め読みしているように
みえて、「そんなんで分かっているの?」ということになるのだと思います。
そう思って、優香さんの速度で読まれればいいんじゃないかな〜と思うんだけど。

それでは。


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7784. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: めぐぽん http://plaza.rakuten.co.jp/meghp/
投稿日: 2003/11/14(15:37)

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優香さん、こんにちは。
めぐぽんです。

〉ええと、一部の方はご存知かと思いますが、わたしはとても本を読むのが早いです。
〉これは昔からの習性で、特に意図して速読しているわけでもないのですが、普通に本を読んでいても早い(らしい)です。
〉で、とある人に

〉「それで本当に理解できてるの?」

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

「読んで楽しむのが目的」だったら楽しければいいと思うし、
「新しい知識や情報などを仕入れるのが目的」だったら、ある程度理解したり覚えたり
しなくてはいけないと思います。
多読だと前者にあたると思うし、仕事や勉強だったら後者かな。
なんとなく読んだけど楽しかったとか、あらすじはわかったけど面白くなかったとかいうふうに、
理解したかどうかってのは「満足度」によるのかなー?と思いました。

〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。

速読ができるってことは、たくさん読めるってことで、
しかも内容を楽しめているのだから、すごーくいいことですよ!


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7785. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: アトム
投稿日: 2003/11/14(15:37)

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優香さんこんにちは、アトムです。

理解して読む、って言われるとムズカシイですね。
なんか、国語の試験みたいですね。「主人公の気持ちを述べなさい」みたいですね。

大学の先生が書いた本で、何言っているのかさっぱりわからない本がありました。
これは明らかに理解していない(笑)
というより、書いた人の日本語がなっていない。そんなの理解できない。

それ以外だったらいいのではないでしょうか。わかって読んでいるってことで。
うまく言えませんが。

私も日本語の本を読むのはわりと速いです。優香さんほどではありませんが。
あー、面白かった、って読んで、へえ〜、ためになるなあ、って読んで、二日もすると内容を忘れています。
それでいいんだと思っています。

「そんなに速くて理解して読んでるの?」なんて本人に向かっていう人は、妬いてるんですよ、たぶん。


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7789. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: tutomuoh
投稿日: 2003/11/14(17:27)

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"優香"さんは[url:kb:7765]で書きました:
〉唐突ですが、とってもとっても疑問なことがあって書き込んでみました。
〉(いえ、別にへこんでるとか落ち込んでるとかいじけてるとかじゃないです)
〉ええと、一部の方はご存知かと思いますが、わたしはとても本を読むのが早いです。
〉これは昔からの習性で、特に意図して速読しているわけでもないのですが、普通に本を読んでいても早い(らしい)です。
〉で、とある人に
〉「それで本当に理解できてるの?」
〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。
   いけない理由は無いです。
〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?
  入ります。
  理解度を統一する必要は通常無いが、もし、示されていれば、時間内又 は期間内に、何度も再読して達成させて来ました。
〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。
 理解の程度を推定する作業をした経験上、優香さんの文書を拝見して一度
 も「理解できていない」と感じていません。もの足りなさを感じる事は
 あります。万人に感じています。
〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。
 次に読む時理解が深まれば私的には合格です。むなしさは残ります。
〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。
 雑音として聞き流す訓練をさせて頂くと考えたらいかがですか。
〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」
〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。
〉・・・仕事に戻ります。
 私見ですが、本を1字1句読むのと、その時間で1冊読み終えて同じ著者の別の本を読むと、最初の本の理解度を比較した経験が無いから馬鹿げた発言を
する人がいます。この考えを堂々と主張できる良い広場です。
 それでは、Happy Reading!
 

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7791. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp/
投稿日: 2003/11/14(17:37)

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古川です。

〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

必ずしも一緒でなくてもいいんじゃないですか。

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

はいると思います。

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

読めているけど 理解できていない でしょうね。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

これは 理解できていた でしょう。

〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。

はやく読めて 読んでいるときに面白ければ いいんじゃないですか?

〉・・・仕事に戻ります。

おしごと頑張ってください!


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7792. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: チビママ
投稿日: 2003/11/14(17:54)

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 優香さん こんにちは。
  チビママです。
 もうみなさんすでに書かれているかと思いますが、本を読むってなんでしょう。
 わたしは楽しみのためです。
 だから、「ああ、面白かった」でいいと捉えています。
 現代国語の勉強じゃないのだから、「理解しているのか」なんて考えること
 ないと思います。
 そのときによって、作者の言いたいことはなんとなくわかるけど、共感できないこともあります。
 文章はいまいちだけど、すごく納得できる(日本語の本です)という場合も。
 わかわかめー、ってこともあります。(失礼、小学生バージョンでした。)

 >おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・・
 
 だめじゃないです。(キッパリ 断言)
 これからも速く読んで、いろいろ掲示板で報告してね。
 楽しみにしてますよ。
 
   


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7793. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: 海
投稿日: 2003/11/14(18:28)

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初めまして、海と申します。

速さ、と理解は同じ土俵に乗るものなのでしょうか? その方のはじめの前提からして疑問。。
速く読んで理解していることもあれば、遅く読んでも理解できないこともあるような。

速さについて
私自身は速く読めないのですが、速く読めるならばそれにこしたことはない、と思って
います。読みたい本がこんなにたくさんあるのに遅いのです。でもそれはしかたのない
こと、人それぞれと諦めています。優香さんは速く読めるのですから、どんどんご自分に
あったペースで読まれていかれるといいと思います。読速と理解は関係が無いと思います。

理解について
お楽しみの読書についての理解は、人それぞれの経験や感情、考えが反映されるものだと
思います。自分のフィルターを通した理解がその人の理解、だから理解も人それぞれ、と
考えて良いのではないでしょうか?

それだからこそ読んだあとの他の人との会話は格別。自分とは違ったフィルターでもう一度
本を楽しむことができるのですから。違った視点で自分でもなるほどと受け入れられる感想
を聞くとすごく得した気分、理解の幅が広がり嬉しくなります。

だいたい作者と読者は違う人間なのですから作者とまったく同じ理解などできるはずがない
と思うのです。作者の意図から随分と離れた深読みさえも読書の楽しみのような。極論かも
しれませんが「本当の理解」は存在しないと言いたいのですけれど、迫力不足かな。。
「腑に落ちる」というのが、この場合の「理解する」に近いように思います。

マニュアルの説明文を理解しそれに添って間違いなくやるとPCが操作できる、という場合
には「本当の理解」が存在するのでしょうけれど。

その方に「本当の理解」ってなに? とお聞きしたいような気がします。


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7794. 本を読むのに必要なことは「書を捨てて街に出よう」

お名前: 道化師
投稿日: 2003/11/14(18:48)

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優香さん、(たぶん)はじめまして。道化師です。

きっと「本を読む」と言う行為は、図式的に書くと

1.字面を眺める。
  ↓a
2.内容を把握する。
  ↓b
3.理解する。

こんな構造になっているのでしょうね。
そして、速読に関係するのは、きっと↓aの過程での問題ですね。
例え、優香さんでも、今の読速の2倍の速さで読めと言われたら、
2は得られないでしょうから。

〉ええと、一部の方はご存知かと思いますが、わたしはとても本を読むのが早いです。
〉これは昔からの習性で、特に意図して速読しているわけでもないのですが、普通に本を読んでいても早い(らしい)です。
〉で、とある人に

〉「それで本当に理解できてるの?」

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???

この質問をされた方は、↓aのスピードの問題で、
3を語ろうとしたのでしょうけれど、これは誤解だと思います。
そして、英語の多読でよく問題になるのも、↓aの過程の問題です。
(知らない単語が多すぎて、何が書いてあるのか解らないと言った事です。)

↓bの過程は、読速とはまるで関係のない作業が、
頭の中で行われているのですから。
例えば、今までの自分の経験と照らし合わせるとか、
既に知っている知識から類推するとか・・・です。

〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

だから、その本を読む目的によって、求められている段階が、
2なのか、3なのかが違うでしょうから、
必ず一緒でなければならないと言う事はないでしょう。

例えば、仕事の為にどうしても必要な資料として、
読まなければならない本ならば、2で済ませられる事が多いでしょうし、
必要に迫られる訳でもなく、自分の貴重な時間を割いて、
自分の「楽しみ」の為に読む本であれば、3まで行かなければつまらないでしょうね。

こう考えると、

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

これは「理解している」(つまり3)でしょう。

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

これは2の段階で止まっているのでしょうね。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

先程書いたように、何故この歴史書を読むのかによりますが、
小説・文学ではない「知識の吸収(情報の収集)」が主になる読書では、
次ぎに同じ知識(情報)が出て来た時に
(この例だと、登場人物の名前ですね。)
「前に読んだあの本に書いてあった人だなぁ」
程度の記憶が残れば、3の理解として良いのではないでしょうか。
(つまり、自分の中に情報のインデックス(索引)が出来れば、と言う事です。)

〉うまく言葉にならないんで、変な文章になっているかと思うのですが、「理解している」という言葉がひっかかってしまって、なんか和書も洋書も読んでいてつまんないです。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

速く読んで、当面の問題の解決に必要な情報が何処にあるのかさえ、
解っていれば、しょうがなくないですよね。

〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。

本を読んで「おもしろい」かどうかを問題にするには、
3の段階まで行く必要があると思います。
そして、3に行く↓bの過程で問題になるのは、
読む速度ではなく、読むこちら側が持っている
「経験、知識、問題意識」でしょうから、
その自分が持ってるものを如何に増やすか?が問題でしょう。
その為には、本を読む自分が、自分の生活・人生の中で
様々な経験を積んで、問題意識を養っていかなければならないのでしょうから、
読む速度を遅くしたからと言って、解決される問題では無いと思います。

だから・・・

〉・・・仕事に戻ります。

寺山修治では無いですけれど、
「書を捨てて(ついでに仕事も捨てて)街に出よう」
とするのが、より本を「楽しむ」為の唯一の方法のような気がします。


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7795. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: 寝太郎
投稿日: 2003/11/14(19:57)

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優香さん、はじめまして。寝太郎と申します。

 理解するって、難しい。
 だって、どれだけ解れば、理解したっていえるのかわからない。

 理解してもらうのって、難しい。
 だって、僕の気持ちはは、どんな言葉を使っても、伝えきれない。

 理解し合うのって、難しい。
 だって、何を考えているのかなんて、本人にしかわからない。

 ふと、口にしたその言葉が、
 相手にどう取られるか、わからない。

 言った本人だって、自分の言葉、理解してるのかな。

優香さんの投稿を読んで、思いついたことを書いてみました。
何の答えにもなってませんね。

私は、本を読んでいるときが楽しければ、
それで十分だと思います。
他に何が必要でしょうか(^_^)ニコニコ 


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7797. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: 久子
投稿日: 2003/11/14(20:24)

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こんばんは 優香さん はじめまして 久子です。

優香さんほどではないですが、日本語の本を読むのは速いといわれます。

〉「それで本当に理解できてるの?」

この質問の意図するところが良くわかりません。
理解できたもの とは 何でしょう?
内容? 作者の意図? 登場人物の心情? それとももっと別のものでしょうか?
いずれにしても、それらは読み手ごとに違っていて当然のものですから、他人が
「それは理解が足りない」と言うものではないでしょう。

私は楽しむために読書をします。(マニュアルや勉強のために本を読むのは読書と
ちょっと違うと考えています。この辺りは人それぞれでしょうけど)
ですから、楽しめたか否かが重要なので、理解なんて まったく意識していません。

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

マニュアルは理解しないと困りますね。勉強のための本もそうでしょう。
でも、娯楽のために読むときに”理解した”と意識する必要はあるのでしょうか?
それで、より楽しく読めるのでしょうか? かえってそのことに縛られて楽しさが
減ってしまうように思います。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

〉この言葉がひっかかってしょうがないです。
〉おもしろいとか、なんとなくわかっただけじゃだめなのかな・・・
〉とか思いつつ。

面白ければいいんです! どんどん楽しく読みましょう!


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7801. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: トオル
投稿日: 2003/11/14(22:20)

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トオルです。

本を読むのに必要なこと?って聞かれたら、

その本を読みたいから読む。

と答えます。

自分が楽しいとか、ためになったとか
その本を読みたくなることがあれば十分です。

読んでて途中で読めなくなる本は
途中でやめればいいと思う。

楽しく読もうよ!
Happy Reading!!


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7805. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/14(23:09)

------------------------------

こんちくは、優香さん。こんちゃおと申します。

お友達(?)の何気ない一言で読書がつまらなくなっちゃったのこと、
とても切ないですよね。
みなさんおっしゃっていますが、やっぱり楽しくなくっちゃ!

その人と、どういうシチュエーションにいたのか、とか、
その人がどんな人なのか、とか、
わからないことも多いのですが、
「それで本当に理解できているの?」
と言った人の気持ちを想像してみました。

(今回は、日本語を話す人が日本語で書かれた本を読む時を想定しています)

話の筋って大切だけれど、それを作っている、言葉のひとつひとつも
すごく大切。世の中には、本当に心打たれる素晴らしい本もあるし、
頭に来るくらいくだらない本もある。
人の心を打つ本は、筋も素晴らしいけれど、それをつくっている言葉の
ひとつひとつが選ばれて、削られて、磨かれて、濾されてる。

自分がすごく大好きな本があって、話も素敵で、一語一語に重みを感じていて、
何回も何回も読んだ本、読むたびに発見があるような素晴らしい本だとして、
それを、読むのが早いお友達が、やっぱりあっという間に読んじゃったら、
ちょっぴり寂しい気持ちになるかもしれません。

私は、本を最低2回読む習慣(くだらないと感じたものは投げるけれど)が
あって、
1回目は話の筋に引き込まれて、スピードが速いのですが、
トリックとか伏線とか、もちろん内容とか、ちゃんと「理解」しているつもり。
それでも、2回目にじーっくり、一字一句読むと、また新たな発見や感動が
あったりするのです。
これって、1回目が斜め読みなのかもしれませんが。

そんな経験があると、あんまり読むのが早い人がいたら、
「本当に・・・?」
って思ってしまうかも。

話が少しずれますが、私は、とあるアメリカ人ミュージシャンが好きなんですが、
彼のファンを名乗る人が、メロディラインだけを気に入っていて、
彼の作る歌詞に無頓着だったりすると、
やっぱり頭にきちゃうし、寂しくも思う。

理解っていうより、
作者の魂を少しでも汲み取ることができたか、っていうのを
私は大切にしたい。

でもまあ、

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

には、正直、愛を感じないなぁ。
アトムさんの言うとおり、妬み僻みでしょう。

みちるさんも、森と木のお話をされていました。
本を読む時の主役は、あくまでも優香さんなんだから、
優香さんが心地よいと感じる読書法が1番いいのだと思います。

本を読めるって素晴らしい!!!
だって、世界には、字が読めない人、本が身近に無い人、
本を読む時間が無い人、読書嫌いな人がいるんです。
読書好きな私たちは、幸せだー!
本をいっぱい読もうー!楽しく読もうー!


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7806. 「わかる」と「わかった!」

お名前: バナナ
投稿日: 2003/11/14(23:22)

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バナナです。

面白そうなんで、僕の意見をば。

僕の場合、「分かる」「分かった!」の間には大きな
溝があるんですね。

「分かる」:あなたがそう考えていると理解した。(けど、僕は附におちない)
      あなたとわたしは行き方がちがうよね。残念だけど
      接点ないわね。私の考え(今までの経験から得た世界観)は変
      わらないわ。

「分かった!」:あなたがそう考えているの、っていうことを分かって、
      それは私の今まで生きてきた経験からも良く分かる。
      あるいは、私の今までの経験から作られた世界観が
      大きく変わりました。

というものなんですね。

もうちょっと分類していうと

「なじみあることで、新しい情報ではないけど、共感できる」
「なじみないことで、違う価値観や情報だけど、共感できない/受入られない」
「新しいこと、違う価値観だけど、それを知って自分が変わってしまった」

の3段階くらいに「理解した」っていうのを分けているような気がします。

下に行けば行くほどエネルギーが必要で、
そういう意味では
下に行くほど「理解した」かどうかが意味が大きくなってくるんだと
思います。

ではでは


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7808. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: ペギー双葉山
投稿日: 2003/11/14(23:53)

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優香さんこんばんは

たぶんその方は優香さんの読むスピードが理解できなかったんだと思います。
誰でも、自分の想像力を超えたものは理解できません。

初めてファクスを見た人が、
「郵便があるんだからこんなものは無意味じゃ」

鉄道を敷こうとしたところ、
「牛が乳を出さんようになるからこんなもの要らん」

と言ったのにも似ていますね。

プロジェクトXで見ましたが、
ある外国製商品を一生懸命研究して、
10分の1の価格で生産することに成功した技術者が、
日本のメーカーに売ろうとしたところ、

「そんな金額でできるわけがない」
と誰からも相手にされなかったのにも似てますね。

誰でも、理解できないものに対しては評価基準を持っていないので、
「それに意味があるの?」
のような対応になりがちですね。

ではでは

ps
今思いつきましたが、多読が理解されにくいのも
このへんに理由がありそうですね。

ではでは


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[かみなり] 7813. 反省させられました

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(00:11)

------------------------------

こんちくは、ペギーさん。

すごい意見でした。
簡潔で、わかりやすくて、意表をつかれました。
反省させられました。
人を疑うことって、
想像力の欠如だったんだ。

「ありえなーい!」
って、声高にぎゃあぎゃあ言ってる場合じゃないですね。

気をつけたいと思いました。

ではでは。


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[汗] 7816. そんな、反省しないでください

お名前: ペギー双葉山
投稿日: 2003/11/15(00:25)

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こんちゃおさん、こんばんは。ペギィです。

〉反省させられました。

 ちょっと気になったんですけど、
 何か気に障るようなこと言ってないですよね?
 もしそうだったらごめんなさいなんですが、
 大丈夫ですよね?
 ときどきうっかり失礼なことを言うときがあるんで、、、


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[喜] 7820. そんな、心配しないでください

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(00:47)

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こんちくは、ペギィさん。

やだなぁ。
素直に感動したんですよ。
心配しないでください。

自分が、こうだ!と思っていたこと、信じていたことを、
正されたりすると、ついついムッとしたり、
絶対違いますぅ〜って心の中でアッカンベェしたりするのが、
美しくないことだって知りつつも、意固地になってしまうのは、
想像力が足りなかったからなのか!
って、気持ちのいいくらいに、心に響いたのです。
(例えが素晴らしかった。
だって、山羊が云々牛が云々の人と同じになりたくないもん!)

私は、謙虚で素直な人を素敵だと思っていて、憧れているのに、
自分が想像力の欠如故に、驕っている部分があることに気付いて、
反省させられた、という次第です。

心配をおかけしてしまってすみません。ぺこり。
ありがとうございました。もひとつ、ぺこり。


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[喜] 7830. 【喜】 よかった

お名前: ペギー双葉山
投稿日: 2003/11/15(07:04)

------------------------------

こんちゃおさん、おはちゃお
プェギーです。

安心しました。

〉自分が、こうだ!と思っていたこと、信じていたことを、
〉正されたりすると、ついついムッとしたり、
〉絶対違いますぅ〜って心の中でアッカンベェしたり

 私もそういうことありますね。
 素直になれなくて・・・
 素直になるって難しいですよね。
 
 ではでは


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7810. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/14(23:57)

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優香さん、こんばんは。じゅんじゅんです。

夕方このツリーを見てからなんとなく考えた事を書きます。
うじゃうじゃと考えていたのですが、
ここは頑張って、ややきっぱりと書いてみようと思います(笑)。

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

速く読むことと、理解することはイコールではないです。

だから優香さんの気にされている、
「速く読んでいる自分はちゃんと理解できているのか?」
これについては気にしなくていいです。

遅く読めば理解できるのか、細かく読めば理解できるのか、
そんな事も一切、関係ないです。

本は、というよりも、言葉は、かもしれませんが、
「発する者がいて、それを受けとめる者がいる」のです。
発する方で半分、受けとめる半分。そうして言葉は伝わるのです。

 余談ですが、先日、酒井先生がおっしゃっていた
 「言葉の最小単位は語ではなく、文である」は、
 こう考えている私にはとても腑に落ちるものでした。

 言葉は「想い」を伝えるもの(手段?)だと思ってます。
 そうすると最小単位が「語」じゃ、気持ちは伝わらないです。
 伝えたい気持ちが「言葉(文)」になるんです。
 だから私も「文」が最小単位だと思っています。

話しを戻します(笑)。

本を読んで感じることは「受けとめる者」の自由です。
作者の思う通りに思わなければならない、
読者みんなが同じ感想を持たなければならない、という約束はありません。
その受けとめる者の自由は、誰にも奪えるものではないのです。

ですから、本を読んで「おもしろい」「つまらない」でも
楽しめて読んでいるならば、それで良いのだと思います。

優香さんの書いた「本を読むのに必要なこと」というタイトルへの
お返事は「この本読みたいな」で良いんじゃないかな。

ややきっぱりのつもりが、やや支離滅裂になっちゃいましたが、
私はこんな風に思っています。

それでは、また東京でお会いできるの楽しみにしてます!

あ、いま、もの凄い脱線を思いついた!

以前に東京でお会いした際に、私が働いていた会社の話しをしましたよね。
転職経験ありの私は、出版社で働いていたこともありました。

なんと、優香さんは私が編集した本を読まれていたんですよね。
あの本にも、当然、編集の順番は読み応え、読者の気持ちの変化、バランスなどを
考えて作っていました。あとは読後感とかですよね。
「そのこと、優香さんは、ちゃんと理解して読んでましたか?」
なんて私は聞きません。読者の方だれにもです。
本を閉じて「あ〜、面白かった!」って思ってくれることが一番嬉しいです。
(ま、これは私は編集であって、作者ではないので脱線話なのですが)

ではでは。


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7817. 言葉の最小単位

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(00:30)

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こんちくは、じゅんじゅんさん。

言葉の最小単位のお話、興味深かったです。
私は、結構「語」にこだわって投稿しちゃったし。

私が「語」にこだわるのは、
やっぱり、
「私」「わたくし」「あたし」「わたし」「僕」「ぼく」「ボク」「俺」「オレ」
のように、主語とする単語ひとつで、受ける印象が全然違うことを
意識しているからです。

特に、詩を読む時は、ものすごく「語」を意識します。
句読点が無いことも多いですしね。

たとえば、
「何故 生まれねばならなかったか。」
っていう詩の出だしが、
「何故 生まれなければならなかったか。」
だったら、意味は一緒でも、伝わる想いや魂は、違ってくると思うのです。

じゅんじゅんさんが、
「余談」っておっしゃっているところに突っ込んじゃってすみません。


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7824. Re: 言葉の最小単位

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/15(01:27)

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こんちゃおさん、こんちくは!じゅんじゅんです。

〉言葉の最小単位のお話、興味深かったです。
〉私は、結構「語」にこだわって投稿しちゃったし。

いえいえ。
これこそ受けとめる方それぞれの自由なんです。
特にこのツリーの投稿はそうだと思います。

ゴールはなんとなく一緒だけれど、
みなさんの今までの経験などで辿る道、使う言葉が違うだけのような
気がしているのですが・・(私だけかな?)

〉私が「語」にこだわるのは、
〉やっぱり、
〉「私」「わたくし」「あたし」「わたし」「僕」「ぼく」「ボク」「俺」「オレ」
〉のように、主語とする単語ひとつで、受ける印象が全然違うことを
〉意識しているからです。

これ、私もしてます。してます。
とくに一人称代名詞はとっても気にするタイプかも。

あるいは、「彼は、君をずっとみていた」みたいな、
三人称とは違う感じも「おおうっ」と意識してしまいます。

〉特に、詩を読む時は、ものすごく「語」を意識します。
〉句読点が無いことも多いですしね。

〉たとえば、
〉「何故 生まれねばならなかったか。」
〉っていう詩の出だしが、
〉「何故 生まれなければならなかったか。」
〉だったら、意味は一緒でも、伝わる想いや魂は、違ってくると思うのです。

こちらも、分かります。分かるような気がします、かな。

えーとちょっと脱線傾向ですが、ある歌がありまして。
(パッとこれしか思いつかなかったんです・・)

彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

〉じゅんじゅんさんが、
〉「余談」っておっしゃっているところに突っ込んじゃってすみません。

いえいえ。

多分、表現が違うだけで
こんちゃおさんと私は似た感じな気がするのですが。。

私はこんちゃおさんの詩のお話しも、その「語」たちを選んだのは、
この「気持ち」を伝えるため、と思ってしまいます。
そうすると、先にあるのは「文(気持ち)」という感じです。
でも、その「語」を選んだ「思い」というのも感じています。

なにやら煙に巻くような書き方になってしまいましたが、
こんちゃおさんのお話し、興味深かったですよ〜。
(優香さんへの投稿も、ペギさんのところも、私のところも)

優香さんにはとっても災難なことでしたが、
こうやってみなさんの感じ方に触れることができて
今日は良い夢がみられそうです。(?)

ではでは。


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7829. Re: 言葉の最小単位

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/15(02:17)

------------------------------

こんちくは、じゅんじゅんさん。

お返事ありがとうございました!
すごく嬉しいです。

〉ゴールはなんとなく一緒だけれど、
〉みなさんの今までの経験などで辿る道、使う言葉が違うだけのような
〉気がしているのですが・・(私だけかな?)

確かに!

こういうことって、みんなで集まっている時だったら、
そうそう、そうだよね〜、
なんて、あいづちを打ちながらわいわい話せるのだけれど、
自分の考えや意見を文章にしていくのって、結構エネルギー使うし、
ニュアンスが違ったり、表現が違ったり、
投稿する順番で受ける印象も違うし、
面白い反面、怖いですよね。

〉彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
〉そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
〉友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
〉「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

わかるわかる〜!
「誓う 決めた」の方が、決意が固い感じがするし、スカーッっと潔い!
「決めた 誓う」だと、なんか無理矢理自分を押し殺してる感じ。
言葉の順番も大事なのですね。

〉優香さんにはとっても災難なことでしたが、
〉こうやってみなさんの感じ方に触れることができて
〉今日は良い夢がみられそうです。(?)

ホント、すごく勉強になりました。
書くことで、自分の気持ちや考えを整理できたところもあるし。

じゅんじゅんさん、お付き合いくださってありがとうございました。
寝る前に、お返事を読めて良かった♪

それでは、また!


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7834. 【嬉】うふふ。

お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/11/15(09:25)

------------------------------

こんちゃおさん、おはよーございます。じゅんじゅんです。

〉〉彼がとっても好きな女の子のことを、彼の友達も好きだったのです。
〉〉そして、その事に気づいた彼は「誓う 決めた」って、
〉〉友達を応援することにするんです。ここが私にはしびれてたまらないのです。
〉〉「決めた 誓う」じゃあ、ダメなんです(笑)。

〉わかるわかる〜!
〉「誓う 決めた」の方が、決意が固い感じがするし、スカーッっと潔い!
〉「決めた 誓う」だと、なんか無理矢理自分を押し殺してる感じ。
〉言葉の順番も大事なのですね。

嬉しいー!!!!
まさにそうなんです!

私もこんちゃおさんの書かれているように感じて
このとっても素敵な彼に惚れてしまいました。(いや、歌なんですけど)

言葉って面白いですよね。
英語の本でも、こういうニュアンスが感じられたら
いま以上に楽しくなるんだろうな。

おー、でもそれって、やっぱり量が解決なんですよね〜。
この歌詞にぐぐっときたのだって、ある意味、量があってこその
感じ方のような気がしてきた。あとは出会い、かなあ。(あ、独り言です)

こんちゃおさん、ありがとうございます。
楽しかったです〜。

それではまた、どこかで〜!(笑)

ではでは。


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7814. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/11/15(00:20)

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優香さん、こんにちは。

ミもフタもない言い方をすれば、何をもって「理解した」と言えるのか、それは自分が納得すればそれでいいんじゃないでしょうか。
他人が他人の理解を計ることが出来るのは国語のテストの時だけです。

〉「それで本当に理解できてるの?」

〉と聞かれて、思ったのですが。
〉理解ってなんでしょう???
〉本を読むのと理解するの、一緒でないといけないんでしょうか。

多分そういう人は「早く読む」ことをそれこそ「理解」してないんだと思います。

私は速読を習ったことがあります。(なのに優香さんより遅い…)。そこで習得したのは単にスピードアップして読むのではなく「面で読む」ことでした。トオルさん迎撃オフの時にけんさんが優香さんに本を読ませて観察した時、優香さんは目が左右に動かない、ということを発見しました。つまりページの端から端まで一度に見えてるわけです。それができると読書速度は上がります。

初歩の速読ではまず音読を止めます。遅い人は音読の速度で読んでいる場合があるからです。無意識に口が動いている場合があるので、割り箸などをくわえたり、ガムをかみながら口が動かないようにします。そういうレベルの速さの人にとっては1行でも「一度で見わたす」ということは理解しにくいと思います。

本当に速読の上級レベルの人になると1ページや見開きが瞬間に見渡せるらしいです。そうなると驚異的な速さで読めるわけですが、そうすると理解度がどうなるのか私には見当がつきません。だからといって、そんな速さで理解できるわけがない、と決め付けるのはおかしいです。

また、1冊の本を数ページずつ何日もかかって読むより、一度に読んでしまった方がむしろ全体を把握することが出来て、内容は理解しやすいと思います。私は本は早く読めたほうがトクだと思います。

ちなみに平均的日本人の読書速度はだいたい1分400字ぐらいだそうです。映画の字幕は遅い人を考慮して300字ぐらいらしいです。私が速読開始時に測った速さは約1000字でした。最後に最大瞬間速度5000字を記録しましたが、一瞬だったので、きっと実際に本を読んでいる時はその半分ぐらいでしょう。

英語の本で言うなら、キリン読みでわからないところだらけでじゃんじゃん飛ばして読んで…それでも面白い本はあります。それだけわからなくても面白い本は面白いです。
他人が「そんなんで理解したうちに入らない」なんて言うのはそれこそ大きなお世話です。

ですから自分が楽しいかどうかだけを考えて
Happy Reading!
しましょう。


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7828. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: おーたむ
投稿日: 2003/11/15(01:47)

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こんばんは 優香さん

私は優香さんに「それで本当に理解できてるの?」と聞いた方の気持ちが少しだけわかるような気がします。

私が高校生の頃の話ですが、私は高校では本を借りている冊数の1〜3位を毎月図書便りに載せてたんです。
私は冊数が結構多くてその学校で2番目でした。1番目は私の今でも仲のいい友達だったんです。
その友達は毎月私の1.5〜2倍ぐらい借りていました。

私は本が好きで読む速さもそんなに遅いほうではなかったのですが、毎月その冊数を読むのは
結構読むの大変だったんです。テストもあるし、部活もあるし、塾もあるし。
友達は塾も行ってなかったし、習い事も違うし、部活も私のように毎日あるわけではないのですが、
それでも私の2倍近くの本を読んでるのって府に落ちなかったんですね。
私はつまらないと投げ出した本も借りた本の冊数に入ってたため、思わず本当に読んでるんだろうかと疑ってしまったことがあります。
けっして本気で疑ったわけでもないし、本人に言ったわけでもなく、「そんなに読めていいな〜」ってのが本音だったんですけどね。
今になれば全く同じ本を読んでるわけでもないし、それぞれ生活が違うんだから
仕方ないんですけど一度も抜けなかったのがちょっと悔しかったようです。

なのでちょっと話が違ってしまいましたが、優香さんに聞いた方も決して他意はなくて、
純粋に不思議だったのではないでしょうか?
私が友達は半分ぐらい読んでないんじゃないかと思ってしまったように。
できっと正直な人だったために聞いちゃっただけじゃないかなあと思います。

理解についてですが、それは人それぞれだと思います。
理解って難しい言葉だなあと思います。
他の方のを読んでるといろいろ納得できてなぜか私がすっきりしてしまいました。

私はいつもだいたい一度目はあらすじを追っているだけのことが多いみたいで
再読すると新たな発見がた〜っくさんあります(笑)
理解できてないんだな〜っと思うのはこんなときです。
仕事関係の本を読むときはそのせいで困りますが(爆)

私は本を読むのに必要なことは、その本を読みたいと思うことだけだと思います。(トオルさんが言ってますが。)
本当に読みたけりゃ他のこと削ってでも読みますしね。
私が高校生の頃は授業中にこっそり読んだり(笑)、5分10分の休み時間や睡眠時間を削ってでも読んでました。

優香さんがこれからも楽しく本を読んでいけることを願ってます。
的外れなこと言ってたらごめんなさい。
では Happy Reading〜!!


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7848. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: ぽんた
投稿日: 2003/11/15(16:34)

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優香さん、おーたむさん、こんにちわ
私は読速が気が遠くなるくらい遅くて(和書でも洋書でも)
以前脳内音読の話が出たとき人にはいろんな読み方が
あるんだなっておもしろく思いました
で、友達にものすごい読書家がいるので(和書のみ)
「ちょっと立ち入ったこと聞くけどいったいどういった読み方してるん?」
って聞いてみました
友達はいきなり何聞くの?って驚いてましたけど
(普通こんなこと面と向かって聞かないもんね)
字面を追ってはいるけど立ち止まるのはキーワードや
素敵な言い回しくらいであとはさらさらーって流れるように
読むから読むのも相当速いって人に言われるって言ってました
「字面を追うだけって、そんなことできるの?うらやましい」が私の感想
実際新聞(日本語の)とかでやってみたけどわたしにはちょっと無理?
いや訓練すれば多少はなんとかなるかも・・・(苦笑)の世界でした
でその後「じゃああなたはどんな読み方してるん?」って聞きかえされ
読んでるときは頭で音がしてるし勝手に映像が流れてるという話をすると
「なにそれー信じられない!なんでそんなめんどくさい読み方するの?」
というのが彼女の感想でした(そこまで言わんでも・・・)
彼女にはそういう読み方の方が理解できないらしい
本の読み方って教えられたわけじゃないし
他の人がどんな読み方してるかなんてここの掲示板にきて
初めて知ったくらいだし(それまでは皆自分と同じ読み方してると
思ってた)
お友達も「えっそんなことできるの?」って素朴な疑問が
ぽろっとでただけじゃないかな?
お友達も他の人が皆自分と同じ読み方をしてると信じてるのかもしれない
人によって違うのにね

最近児童書を読んでてすごく楽しいんだけど
単語とかフレーズとか頭に残ってない
読み終わっても楽しい感じとかずんと来る感じとか
そういったイメージしか残らないけどこれでいいのかなって
ある人に相談したんですがその人は「私もそうだけど
単語とかフレーズを覚える為に読んでるわけじゃないでしょ
その本の世界を疑似体験して読み終わった後あー面白かったって感じられれば
それでいいんじゃない?本ってそういうもんじゃない?」
って言われて楽になりました そうですよね?


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7847. 「読書速度と理解」について思い出したこと(自分語りです)

お名前: marigold http://www.marigoldgarden.net/
投稿日: 2003/11/15(16:10)

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>「それで本当に理解できてるの?」

優香さんの投稿を読んで、小学生のときのある出来事を思い出しました。
この場合は和書ですけれど。

小学校3年の頃、私が図書室で本を読んでいたときのことです。
私は本に夢中で気が付かなかったのですが、いつのまにか同級生5人くらいが私を取り囲んでいました。
そして「おまえ、本を読んでるふりをしてるけど、本当は読んでないだろ」と口々に言い立てるのでした。
彼らがいったい何を言っているのか最初はさっぱりわかりませんでした。

そのうち他の子も騒ぎを聞きつけてやってきました。
で、最初の子らがみんなに向けて
「こいつはページをめくるのが早すぎる。絶対読んでないに決まっている」
「読んだふりしてるだけだよ。ずるい」と【告発】したのでした。

その直前まで私は「ムーミンパパ海へ行く」の世界に没頭していたので、
読書の邪魔をされて非常に不愉快でした。

私の親は「本を読む奴は、怠け者かサヨク」という思想の持ち主なので、
私が家で本を読むとすごくいやがり、読みかけの本を取り上げて押入れに隠したりするのです。
図書館で本を借りて帰ると「勉強しないで、くだらない本を読むな」
と言って怒るのでした。マチルダの両親みたいでした。
私にとって学校の図書室で本を読む時間は貴重でしたので早く読む癖がついたみたいです。

「あんたたちの読み方が遅すぎるんでしょ。私はちゃんと読んでるわよ」
と言いたかったのですが、うまく自己主張できませんでした。

そのあと他の子も交えて「こいつは読んでない」「ちゃんと読んでる」論争をやってましたが、私は面倒になったので放置して「ムーミンパパ海へ行く」の続きを読みました。

その子達はわざわざ私の【罪】を先生に言いつけに行ったのですがその後どうなったか全然覚えていません。
あの子達が何故他人の読書速度にケチをつけたがったのか、いまだにわかりません。
せっかく図書室にいるのだから人のことを構わずに好きな本を読めばいいのに。

なんか、こういう人はタイピング速度の速い人を見ても
「キーボードを見ないでしかも両手を使ってるなんて。しかもこんなスピードで。こんなんで入力できてるはずがない。本当は入力できてないでしょ」と言いかねないです。

ところで「ムーミン」シリーズを大人になってから英語版で読みました。
「小学生のときムーミンシリーズを読めてたつもりだけど、ぜんぜんわかってなかったじゃない」と思いました。
でも小学生のときは、それなりに没頭して夢中になって、モランの孤独さに寒々として鳥肌が立ってたくらいですから、まったく理解してなかったわけではないと思います。
年齢と人生経験の度合いによって読み取れるものが違うということもありますし。


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7849. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: れな
投稿日: 2003/11/15(17:23)

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優香さん、こんにちは。はじめまして、でしょうか。れなと申します。
このスレッド、とっても興味深いお話が展開されていますね。ご本人は大変かと
思いますが、ありがとうございます。

さて、優香さんの疑問ですが、これって、(他の人から見ると)めちゃくちゃ本を
読むのが速い人間は、誰もが一度は通る道かなって思ってます。私も日本語なら本を
読むのはかなり速い方なので、これまでに何度かそういう経験をしたことがあります。
一番最近だとちょうど1年くらい前。それは、人から言われたのではなくて、
ある作家さんのエッセイを読んでいたらそういうことが書かれていて、「うーん、
やっぱり一字一句ちゃんと読まないとダメ?」と思ってしまったからでした。まあ、
その時はちょっと文庫で試してみたら気が狂いそうになって、即、カバンに入れてあった
PBに移って事なきを得たんですけれど(爆)。

と、そんなふうに今でも時々迷うことがある私ですが、基本的には、もともと読むのが
速い人がその人にとっての通常ペースで読むのと、ゆっくりの人が通常ペースで読むのと
では、理解度に差はないと思っています。より深い理解とかはまた別の問題。それは、
速度ではなく読み方の姿勢の問題です。で、速度と理解度については、割とわかりやすい
例があります。

 例1:テストの時、自分だけすごくはやく終わって暇になってしまう(もしくは残りを爆眠する)

     つまりこれが、私たち読むのが速い人間と普通の人々との速度差です。
     点が取れるとれないは別問題として、問題を読んで、設問の内容を理解して、
     答えを出すわけですから、テストが早く終わったからといって「理解して
     ないんじゃないか」と言う人はいないでしょう。いえ、0点だったら
     話は別ですけど(笑)。
     私は、考える問題が入っている場合でも制限時間の半分、そのまま書ける
     問題なら3分の1くらいの時間で終わります。よく、余った時間で考えすぎて
     間違った答えを書いてましたが。


 例2:映画やゲームの字幕が遅くていらいらする

     あと、笑うところでタイミングが人より早い、とか(笑)。
     私は映画の字幕の遅さにはいつもいらいらさせられますし、(映像にあまり
     熱心でないので飽きる)ゲームの表示速度は最速です。しかもそれを
     ばしばし飛ばしまくります。同じ血が流れているとは思えないほど本を読むのが
     のろいうちの弟など、脇で見ていて「それじゃ何言われてるのかわからなくて
     つまらなくない?」と……。奴は映画も「字幕で見るとそれだけで手一杯に
     なって楽しめないから吹き替えで見る」とほざきます。ええっ? さっきの
     町でおばさんが「北のほこらに怪物が」って言ってたじゃん。字幕なんて
     読むのは一瞬だしー。
     ええ、まあ、そういうことですねー。

この例のようなことと1冊の本を読むこととは違う、という反論も出そうですが、それは、
ある種の屁理屈じゃないかなー、と思います。だって、元々の処理速度がこんなに違うん
ですよ? 本を読んだってずっと速いのは当たり前。理解してないなんてとんでもないです。
むしろ、速く読める分、沢山の本を読んでいて、より広い幅で理解できているかもしれない
じゃないですか。だから、心配することなんか本当はないんです。

それから、速度とは別に読書の姿勢の問題。これは完全に個人の自由だと思うし、私も優香さんと
同じタイプの読み方をしてると思うのですが、「本を読むとき、どこまで求めるか」という
問題なのかなって思います。面白い、つまらない、共感できる、共感できない、そのレベルで
本を読んでいくか、もっと深いレベルでの実感を得るために読んでいくか、という感じ。
ゆっくりじっくり読む人は、限られた時間で限られた本を読むことになります。だから、ある意味
その1冊に求めるものが多くなるかもしれません。そして、読みながら考えることも多いでしょう。
そうやって初めて「理解した」と思うのかもしれない。でも私は、正直言って普通の本にそこまでは
求めません。その時面白ければ十分だし、共感できればラッキー。そして、本当に気に入った本
だったら、速度は速いまま、何度でも読みます。理解とかそういうことではなくて、単に「読みたい」
から(笑)。

本の価値は読者1人1人が決めるものです。読み方だって同じことだと思います。
面白かった面白くなかっただけで片づけてしまう本もあるし、「あそこがすごく良かったな」って
何度も思い出す本もある。速く読んでも遅く読んでもそれは同じです。そして、そんなふうに
判断できるってことは、本の内容を理解してるってことだと私は思っています。理解してなかったら
面白いもつまらないもありません。わからない、だけです。

好きなだけ速く沢山読んで、自分にとって楽しい読書をしましょう。どうでもいい本はどうでも
いいんだし、覚えておく必要なんかありません。大丈夫、必要なことだったら覚えてますよー(笑)。

でも、あんまり速いと、「本代のためだけに働く」ことになりかねないんですよね。

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[喜] 7973. みなさんありがと〜ございます

お名前: 優香
投稿日: 2003/11/19(19:08)

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ども、優香です。

へこんでるとか落ち込んでるとかいじけてるとかじゃないですが相変わらずへたれています。

皆さんの書き込みをいっしょうけんめい読んで、とりあえず自分のなかで消化中。。。っていったらカッコいい?

ちょいオフラインでへこむことが立て続けてたところに、今回の【謎】だったので、だいぶへたれてますが、まあそのうち復活することでしょう。
好きこそもののなんとやらといいますし、皆さんのアドバイスにのっかって、気楽に読めるように戻りたいと思います。

でもまだへたれ中。。。
夜寝ようとしてるときとか、つい考えちゃったり(笑)
つ〜か、問題発言してきた本人と同居してるから(ようするに母親)わすれようったって忘れられないんですけどね。

そして、ストレスの発散のため、AmazonでPOKEMON Reader を大人買いしてしまったわたし。。。
(なんか全然平気な気がしてきた)

時間の都合上まとめてお返事になっちゃいましたが、ご意見くださった皆さん、ほんと〜にありがとうございましたっ


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